JP2001322043A - 工作機械の主軸制御装置及び方法 - Google Patents

工作機械の主軸制御装置及び方法

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JP2001322043A
JP2001322043A JP2000140807A JP2000140807A JP2001322043A JP 2001322043 A JP2001322043 A JP 2001322043A JP 2000140807 A JP2000140807 A JP 2000140807A JP 2000140807 A JP2000140807 A JP 2000140807A JP 2001322043 A JP2001322043 A JP 2001322043A
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利一 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速回転動作から高精度な位置決め動作まで、
一つの主軸でまかなうことを可能とする工作機械の主軸
制御装置を提供する。 【解決手段】工作機械の主軸の回転を制御するための工
作機械の主軸制御装置において、主軸を回転させるため
の3相モータ30と、3相モータ30の相を検出するた
めのホールセンサ31と、3相モータ30の回転角度を
検出するためのエンコーダ4と、3相モータを駆動する
ためのPWMアンプ33と、3相モータを駆動するため
のリニアアンプ34と、主軸の駆動回転速度に応じて、
3相モータがPWMアンプにより駆動される状態と、リ
ニアアンプにより駆動される状態とを切り替えるための
切り替え回路37とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸制
御に関し、特に通常の研削加工やフライカットのための
高速回転動作、極微細な回転位置決めのための割り出し
動作を同一主軸駆動に基づき行う工作機械の主軸制御装
置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の研削加工やフライカットの
ための高速回転動作、微細な回転位置決めのための割り
出し動作を同一主軸駆動に基づき行う工作機械の主軸制
御装置として、特開昭59−166440号公報に開示
されている装置が知られており、この構成を図4に示
す。
【0003】図4は、主軸とC軸に別個に駆動モータを
備え、クラッチの切替えで軸制御を行う機能を有する回
路のブロック図である。すなわち、ワーク301はチャ
ック302により把持されて主軸303の先端に固着さ
れ、主軸303は電磁クラッチ304を介して主軸モー
タ305に連結されている。また、主軸303には歯車
306が取付けられ、歯車307、歯車312、クラッ
チ308、歯車309,310などでC軸モータ311
に連結され、C軸位置検出器318からの位置帰還によ
る位置サーボがなされる。
【0004】工具台314がワーク301に対してX軸
方向とZ軸方向に移動可能であり、NC(数値制御)装
置321からの指令で図示しない駆動手段により駆動さ
れる。NC装置321は主軸制御回路324に主軸定位
置停止指令ORCMを出力するので、主軸制御回路32
4は主軸303を定位置(原点)に位置決めし、原点復
帰完了信号ORDENが機械制御部323と主軸位置制
御部325に出力さる。
【0005】機械制御部323は原点復帰完了信号OR
DENにより電磁クラッチ304を動作させ、主軸モー
タ305とクラッチ308間を切離すと共に、クラッチ
308は噛合い、C軸モータ311が主軸303を回転
させ、位置決め後ミリング加工が行われる。
【0006】以後、ミリング加工すべき位置に応じた位
置指令PがNC装置321から出力される毎にC軸モー
タ311を回転し位置決めミリング加工が行われる。
【0007】さらに操作盤322から旋盤加工信号LM
Sが発生すると、NC装置321は主軸位置制御部32
5に原点位置指令を出力し、主軸位置制御部325はC
軸モータ311を回転させ、主軸303を原点に位置決
めし、原点復帰完了信号ORDENaが機械制御部32
3に与えられる。これにより、クラッチ308の噛合い
を切離すとともに、電磁クラッチ304をオンにし主軸
制御回路324により主軸モータ305を駆動し、主軸
303を指令速度Vcで回転させ旋盤加工を行わせる。
【0008】また、別の従来例として図5に示す回路構
成も知られている。この図は、主軸の駆動システムの構
成回路図を示し、図5(a)はその詳細図、図5(b)
は概略図である。
【0009】図5において、1は数値制御装置、2は主
軸制御装置、3はビルトイン(built−in)主軸
を回転する誘導電動機(以下、単に「ビルトイン主軸」
という)、4は位置検出器、13は停止状態判別回路1
6からの停止中信号の有無により信号の電圧レベルを切
換えるために操作するレベル切換スイッチ、14は信号
の電圧レベルを調整するためのレベル調整器、16は入
力する位置指令信号10から主軸の停止状態を判別する
停止状態判別回路、23は停止状態判別回路16からの
停止中信号が与えられているときの速度指令信号ωrp
を使い分ける、すなわち通常の高速回転動作および超低
速の主軸制御移動モードの速度指令信号ωrcにおける
電圧信号と、主軸制御停止モード(極微細な位置調整)
の速度指令信号ωrpにおける信号電圧が同一レベルで
あっても、それらは指令の物理的意味が違うことであ
り、速度演算のレンジをレベル調整器14のゲインに符
合して調整し演算するところのディジタル速度制御器で
ある。
【0010】次に動作について説明する。主軸制御停止
モードになると、停止状態判別回路16は速度指令信号
ωrpである位置指令信号10を監視し、周期的にサン
プリングされる位置指令信号10が前回と今回が変化し
ていないならば、停止中信号10pをレベル切換スイッ
チ16と主軸制御装置2へ送る。
【0011】その停止中信号10pに従い位置偏差10
d(位置指令信号10−帰還位置信号1b)に演算増幅
器12でポジション・ループ・ゲインKpを乗じた値
を、停止中信号10pが出ていない通常の高速回転動作
および主軸制御移動モードのときはレベル切換スイッチ
13が図1での実線で示す状態でそのままディジタル/
アナログ変換器15へ出力するが、停止中信号10pが
出ている主軸制御停止モードの場合はレベル切換スイッ
チ13の接片が点線で示すように下の接点に接続し、レ
ベル調整器14を介してレベルを上げてディジタル/ア
ナログ変換器15へ出力される。
【0012】この場合、主軸制御装置2においても同様
にして停止中信号10pがディジタル速度制御器23と
速度演算器25に与えられ、ここでの制御演算のレンジ
が切換えられ、数値制御装置1のディジタル/アナログ
変換器15からの速度指令信号ωrpのレベルに符合さ
せる。例えば、機械角1/1000度を検出し得る高分
解能を有する位置検出器例えばオプチカル・エンコーダ
(optical encoder)を使用した場合、ポジションルー
プゲインKpの値にもよるが、Kp=40(1/se
c)で主軸速度指令信号ωrpの最大値を100rpm
とした場合における位置偏差「指令位置と帰還位置との
偏差」パルスの1パルス当りの主軸制御移動モードでの
速度指令信号ωrpは(1)式で表される。
【0013】 ωrp min(v)=[1×40(1/sec)×10(v)]/[1 00rpm×(1/60)×360000(p/rev)] =0.67(milli volt) …(1) ただし、ωrp minは速度指令電圧の最小値、
(v)はボルト、(p/rev)は1回転毎のパルス数
である。上記速度指令電圧の最小値ωrpminを受け
取るためには、主軸制御装置2側は、A/D分解能を1
0(volt)/0.67(milli volt)=
14925以上に上げる必要が出て来る。同時に1ミリ
ボルト以下の信号なのでノイズの影響も大きくなり、停
止精度が悪くなる。
【0014】そこで、レベル調整器14の値を10倍と
しておけば、(1)式における最小速度(位置)指令信
号ωrp minは6.7ミリボルトとすることが出来
る。このようにして、通常の高速回転動作および超低速
の主軸制御移動モードの主軸移動時の制御はレベル調整
器を通さない手段で行うが、微細な位置決めを要する主
軸制御停止モードにおいては微小な制御信号電圧の制御
演算が必要となるから、主軸制御停止モードであるとい
う停止中の信号を検出してそれを基に、制御演算の回路
構成領域での信号電圧レベルを例えば1桁以上上昇さ
せ、雑音などの妨害を回避しながらかつ機器の利得調整
(分解能)を容易にし、主軸制御停止モードでの精度の
信頼性を上げている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】近年の高速高精度自由
曲面金型加工機械の主軸に要求される仕様として、高速
回転においては5000RPM〜20000RPMが要
求され、精度においては0.1μrad以下が要求され
ている。この両方を満足できるエンコーダは、応答周波
数がMHz以上になる必要があるが、このようなエンコ
ーダは存在しない。
【0016】図3のような2個のモータをクラッチ操作
で使い分ける方法は、装置自体が複雑で且つクラッチの
バックラッシュ等があり、高精度な加工装置には向いて
いない。また、図4のような方法でも、高速応答の位置
検出器がないため、高速高精度には対応できない。例え
ば、従来例で示したように、ポジションループゲインK
p=40(1/sec)で主軸速度指令信号ωrpの最
大値を5000rpmとした場合における位置偏差(指
令位置と帰還位置との偏差)パルスの1パルス当りの主
軸制御移動モードでの速度指令信号ωrpは(2)式で
表される。
【0017】 ωrp min(v)=[1×40(1/sec)×10(v)]/[5 000rpm×(1/60)×360000(p/rev)] =0.013(milli volt) …(2) 主軸の回転数を100rpmから5000rpmにした
だけで、速度指令信号が0.013mVとなってしま
い、ノイズの影響を受けないレベルに持っていくだけ
で、少なくとも1000倍にする必要がある。このこと
は、位置ループと速度ループのゲインを上げることにな
り、主軸のサーボによる発振につながり、高精度の位置
決めができない。
【0018】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、高速回転動作から高精
度な位置決め動作まで、一つの主軸でまかなうことを可
能とする工作機械の主軸制御装置及び方法を提供するこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる工作機械の主軸
制御装置は、工作機械の主軸の回転を制御するための工
作機械の主軸制御装置において、前記主軸を回転させる
ための3相モータと、該3相モータの相を検出するため
のホールセンサと、前記3相モータの回転角度を検出す
るためのエンコーダと、前記3相モータを駆動するため
のPWMアンプと、前記3相モータを駆動するためのリ
ニアアンプと、前記主軸の駆動回転速度に応じて、前記
3相モータが前記PWMアンプにより駆動される状態
と、前記リニアアンプにより駆動される状態とを切り替
えるための切り替え手段とを具備することを特徴として
いる。
【0020】また、この発明に係わる工作機械の主軸制
御装置において、前記主軸を高速回転させる場合には、
前記ホールセンサと前記PWMアンプを用いて前記3相
モータを駆動し、前記主軸を低速回転させる場合、ある
いは前記主軸の回転割り出しを行なう場合には、前記エ
ンコーダと前記リニアアンプを用いて前記3相モータを
駆動することを特徴としている。
【0021】また、本発明に係わる工作機械の主軸制御
方法は、工作機械の主軸の回転を制御するための工作機
械の主軸制御方法において、前記主軸の駆動回転速度に
応じて、前記主軸を回転させる3相モータをPWMアン
プにより駆動する状態と、リニアアンプにより駆動する
状態とを切り替えることを特徴としている。
【0022】また、この発明に係わる工作機械の主軸制
御方法において、前記主軸を高速回転させる場合には、
前記3相モータの相を検出するためのホールセンサと前
記PWMアンプを用いて前記3相モータを駆動し、前記
主軸を低速回転させる場合、あるいは前記主軸の回転割
り出しを行なう場合には、前記3相モータの回転角度を
検出するためのエンコーダと前記リニアアンプを用いて
前記3相モータを駆動することを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について説明する。
【0024】まず、本実施形態の主軸制御装置は、エン
コーダとホールセンサーを備えた3相モータを駆動する
のに、PWMアンプとリニアアンプを切り替えて使用可
能な切り替え手段を設けている。
【0025】主軸を高速回転する場合は、NCユニット
からの高回転速度指令に対し、主軸制御CPUはホール
センサの信号をF/V変換した信号をフィードバック
し、その信号と速度指令との差のPI制御を行って、P
WMアンプで3相モータを駆動する。また、主軸を低速
回転及び位置決め(割り出し)に使用する場合は、NC
ユニットからの低回転速度指令または位置指令に対し、
主軸制御CPUはエンコーダの信号をフィードバック
し、その信号と指令との差のPIまたはPID制御を行
って、リニアアンプで3相モータを駆動する。
【0026】このように、高回転動作用と低回転及び割
り出し動作用で、アンプと制御方式を切り替えるように
したことで、0.01μrad以下の超高精度な位置決
めから5000rpm以上の高速回転まで1つの主軸で
済むため、さまざまな加工品に対応できる。
【0027】以下、本実施形態について具体的に説明す
る。
【0028】図1は本発明の一実施形態における回路構
成を表すブロック図である。
【0029】図1において、30は3相モータ、4は3
相モータ30の位置を検出するためのエンコーダ、31
は3相モータ30の相の切り替えを検出するホールセン
サ、39はエンコーダ4の位置をカウントするための位
置カウンタ、32はモータ30の速度を検出するための
F/V変換器、33はモータ30をPWM駆動するため
のPWMアンプ、34はモータ30を駆動するためのリ
ニアアンプ、35はPWMアンプ33に指令電圧を与え
るためのD/A、36はリニアアンプ34に指令電圧を
与えるためのD/A変換器、37はPWMアンプ33と
リニアアンプ34を切り替えるためのアンプ切り替え回
路、38は主軸を制御するための主軸制御CPU、40
は主軸を制御するための主軸制御ユニット、41は主軸
制御ユニット40に対して速度または位置指令を発する
NCユニットである。
【0030】図2は、主軸の機械的な角度(3相モータ
30の機械的角度)とU、V、Wの各相のコイル電流
と、ホールセンサ信号と、エンコーダのZ相の関係を示
す図である。1回転(0°〜360°)の機械角に対し
て、U、V、Wの各ホール素子は電気角で4回転するよ
うに配置されているとすると、機械角90°で電気角3
60°に対応する。また、エンコーダのZ相は機械角1
80°で信号状態が変化するものとする。U、V、Wの
各相はそれぞれ電気角で60°ずつずれている。
【0031】また、エンコーダのZ相の立ちあがりとホ
ールセンサのU相の立ちあがりの間のエンコーダ位置カ
ウンタをEoffset[pluse]とする。ここで、エン
コーダのカウンタ値θi[pluse]と3相モータの
U、V、Wに対する電流Iu、Iv、Iwの関係は、 Iu=Imax*sin((θi/(Np/4)−IN
T(θi/(Np/4))+Eoffset/(Np/4))
*90°) Iv=Imax*sin((θi/(Np/4)−IN
T(θi/(Np/4))+Eoffset/(Np/4))
*90°−60°) Iw=Imax*sin((θi/(Np/4)−IN
T(θi/(Np/4))+Eoffset(Np/4))*
90°−120°) となる。Imaxは各相に流す電流の最大値[A]、N
pは主軸一回転当たりのカウンタのパルス数[plus
e/rev]である。上記式より、エンコーダカウンタ
値を読み込み、モータを回転させることができる。
【0032】次に制御方法について説明する。
【0033】高速回転動作時の制御方法は、図3(a)
に示すように3相モータ30とPWMアンプ33を繋ぐ
ようにアンプ切り替えスイッチ42を設定する。ホール
センサ31の信号をPWMアンプ33にフィードバック
して、3相モータ30の3本の動力線に流す電流をコン
トロールする。また、ホールセンサ31の信号をF/V
変換器32を通して、速度に比例した関数に変換する。
その関数とNCユニット41から指令される高回転速度
指令との差にPI制御計算43を行い、D/A変換器3
5を通してPWMアンプ33の指令電圧とする。F/V
変換器32の出力は最大でも±10Vであり、最高回転
数が20000rpm(333.3rps)の場合はノ
イズレベルが5mV程度であるため、最低検知可能回転
数は約10rpm(=20000*0.005/1
0)、すなわち0.1667rpsである。しかし、F
/V変換器32への入力をみると、1秒当たり機械角6
0°しか回転しないので、ホールセンサの信号を精度良
くF/V変換できない。そのため、最低数百rpm程度
回転しなければ精度良くF/V変換ができない。
【0034】そこで、低回転速度指令または位置指令が
NCユニット41から来た場合は、図3(b)に示す制
御方法に切り替える。アンプ切り替えスイッチ42をリ
ニアアンプ側に倒し、エンコーダの信号から得られる位
置カウンタ39から位置を読み込み、低回転速度指令の
場合は演算回路44でS演算を行い、位置指令の場合は
そのまま位置を返す。そして、指令との差をとり、低回
転速度指令の場合はPI制御計算を行い、位置指令の場
合はPID制御計算を行なって、D/A変換器36を通
してリニアアンプ34の指令電圧とする。
【0035】このように、高回転速度動作の場合と、低
回転速度動作及び割り出し動作の場合とで、ホールセン
サとPWMアンプによる制御方法と、エンコーダとリニ
アンプによる制御方法とを切り替えることにより、高速
回転から割り出しまで容易に制御可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主軸を高回転速度動作させる場合と、低回転速度動作及
び割り出し動作させる場合とで、ホールセンサとPWM
アンプによる制御方法と、エンコーダとリニアンプによ
る制御方法とを切り替える切り替え器を備えたことによ
り、非常に高精度な割り出し動作から高速な回転動作ま
で1つのモータで出来るようになるので、種々の加工対
象物に対して1台の加工装置で対応することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の回路構成図である。
【図2】3相モータの機械角と電気角と各相の電流と相
信号とエンコーダのZ相との関係を示す図である。
【図3】一実施形態の制御構成図である。
【図4】従来例の回路構成図である。
【図5】別な従来例の回路構成図である。
【符号の説明】
2 主軸制御装置 4 位置検出器 5 PWMアンプ 6 位置カウンタ 7 主軸制御ユニット 8 数値制御装置 30 3相モータ 31 ホールセンサ 32 F/V変換器 34 リニアアンプ 37 アンプ切り替え手段 43 PID制御器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸の回転を制御するための
    工作機械の主軸制御装置において、 前記主軸を回転させるための3相モータと、 該3相モータの相を検出するためのホールセンサと、 前記3相モータの回転角度を検出するためのエンコーダ
    と、 前記3相モータを駆動するためのPWMアンプと、 前記3相モータを駆動するためのリニアアンプと、 前記主軸の駆動回転速度に応じて、前記3相モータが前
    記PWMアンプにより駆動される状態と、前記リニアア
    ンプにより駆動される状態とを切り替えるための切り替
    え手段とを具備することを特徴とする工作機械の主軸制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記主軸を高速回転させる場合には、前
    記ホールセンサと前記PWMアンプを用いて前記3相モ
    ータを駆動し、前記主軸を低速回転させる場合、あるい
    は前記主軸の回転割り出しを行なう場合には、前記エン
    コーダと前記リニアアンプを用いて前記3相モータを駆
    動することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の主
    軸制御装置。
  3. 【請求項3】 工作機械の主軸の回転を制御するための
    工作機械の主軸制御方法において、 前記主軸の駆動回転速度に応じて、前記主軸を回転させ
    る3相モータをPWMアンプにより駆動する状態と、リ
    ニアアンプにより駆動する状態とを切り替えることを特
    徴とする工作機械の主軸制御方法。
  4. 【請求項4】 前記主軸を高速回転させる場合には、前
    記3相モータの相を検出するためのホールセンサと前記
    PWMアンプを用いて前記3相モータを駆動し、前記主
    軸を低速回転させる場合、あるいは前記主軸の回転割り
    出しを行なう場合には、前記3相モータの回転角度を検
    出するためのエンコーダと前記リニアアンプを用いて前
    記3相モータを駆動することを特徴とする請求項3に記
    載の工作機械の主軸制御方法。
JP2000140807A 2000-05-12 2000-05-12 工作機械の主軸制御装置及び方法 Withdrawn JP2001322043A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101190498B (zh) * 2006-11-29 2010-12-22 津田驹工业株式会社 机床用旋转转位装置的驱动电机的驱动控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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