JP2001320026A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001320026A
JP2001320026A JP2000139534A JP2000139534A JP2001320026A JP 2001320026 A JP2001320026 A JP 2001320026A JP 2000139534 A JP2000139534 A JP 2000139534A JP 2000139534 A JP2000139534 A JP 2000139534A JP 2001320026 A JP2001320026 A JP 2001320026A
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metal layer
opening
lower electrode
layer
insulating film
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JP2000139534A
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Shinji Nishiura
信二 西浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体膜厚の精密な制御を行い、高精度な容
量値のMIM型容量素子の製造することを可能にする。 【解決手段】 下部電極30における下部配線部30b
上の層間絶縁膜層4に形成したスルーホール6内に金属
プラグ層7を形成する。次に、下部電極30における下
部電極部30a上の層間絶縁膜層4を選択的にエッチン
グして容量部開口9を形成する。次に、全面にTEOS
(誘電体)膜10を形成した後、TEOS膜10を選択
的にエッチングして金属プラグ層7表面を露出させ、逆
スパッタエッチングせずに上部電極用金属層13を堆積
し、選択的にエッチングして上部電極13′および下部
電極引き出し用上部配線13″を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に係り、特に金属−絶縁膜−金属(MI
M)構造の容量素子を集積化した半導体装置およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の移動体通信機器の小
型化が進む中で、周波数シンセサイザ(以下、PLLと
称す)と電圧制御発振器(以下、VCOと称す)などの
外付けモジュールの1チップ化が急速に進んでいる。V
COをPLL半導体チップに内蔵化するためには、VC
Oを回路構成する容量素子の寄生容量および寄生抵抗を
極めて小さくする必要がある。
【0003】従来、一般に用いられている容量素子とし
ては、金属あるいは導電性多結晶Siなどの電極とSi
基板との間に、薄いSiO2膜などを挟んだMOS型容
量、あるいは2層の導電性多結晶Si間に薄いSiO2
膜などを挟んだ2層ポリシリコン型などがある。これら
の素子は、電極の一方あるいは双方が半導体基板中の不
純物拡散層あるいは導電性の多結晶Siを用いているた
めに電気抵抗が高いこと、また電極とSi基板との距離
が素子分離膜厚程度しかないため寄生容量が大きく、さ
らにSi基板中の空乏層が印加電界強度によって変化す
るため、寄生容量値が電圧に対して一定でないなどの問
題があった。このような観点から、上下電極が低抵抗な
金属膜により構成され、上層配線を電極に用いることに
よってSi基板からも距離を隔てて形成することが可能
なことから、寄生抵抗および寄生容量を極めて小さくす
ることができる金属−絶縁膜−金属(以下、MIMと称
す)型容量素子が注目されている。
【0004】ここで、従来のMIM型容量素子構造とそ
の製造方法を、図6(a)〜(d)に示す工程図を参照
しながら説明する。
【0005】まず、図6(a)に示すように、Si基板
51表面に形成した絶縁膜52上に金属層からなる下部
電極53を形成し、これら全面に層間絶縁膜54を堆積
する。次にフォトレジストをマスクにして、容量部の層
間絶縁膜54をエッチング除去して容量部開口55を形
成する。
【0006】次に、図6(b)に示すように、容量部開
口55に露出した下部電極53および層間絶縁膜54上
に誘電体膜56を堆積する。
【0007】次に、図6(c)に示すように、フォトレ
ジストをマスクにして、下部電極を引き出すための開口
57を、誘電体膜56と層間絶縁膜54をエッチング除
去して形成する。
【0008】最後に、図6(d)に示すように、全面を
逆スパッタエッチングし、続いて金属層を全面に堆積す
る。次にフォトレジストをマスクにこの金属層をエッチ
ングして、容量素子の上部電極58aと下部電極引き出
し上部配線58bを形成することによって、MIM型容
量素子が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
MIM型容量素子の製造方法では、特開平8−3068
62号公報などに記載されているように、静電容量値が
精度良く得られず、耐電圧特性のばらつきが大きく、歩
留まりが低い。さらには容量素子の信頼性を保証できな
いなどの重大な問題があった。
【0010】これらの問題は、上部電極用金属層を堆積
する際の逆スパッタエッチングに起因している。
【0011】逆スパッタエッチングとは、上部電極用金
属層を堆積する際に、開口57を通して金属層からなる
下部電極53との電気接続を良好にするため、堆積前に
金属層からなる下部電極53の表面酸化膜層を、Arな
どの不活性ガスプラズマ中で生成されるイオン粒子の衝
突作用によって除去する方法である。
【0012】従来の製造方法では、この逆スパッタエッ
チングによって開口57中の下部電極表面酸化膜を除去
する際、誘電体膜56もエッチングされ、堆積時より膜
厚が減少し、ばらつきが増大してしまう。このため、誘
電体膜56の膜厚で決定されるMIM型容量素子の静電
容量値を、高精度に制御することは極めて困難であっ
た。
【0013】さらに、特に減少が大きく膜厚が薄い部分
の存在によってMIM型容量素子の破壊耐圧が低下する
ため、不良品の発生頻度が大きかった。これらは、MI
M型容量素子の誘電体膜が薄くなり、面積が大きくなる
ほど顕著となる。
【0014】以上のように従来の技術では、高精度で大
きな静電容量値を持つMIM型容量素子を安定して実現
することが難しいという問題を有していた。
【0015】本発明の目的は、前記従来技術における問
題点を解決するものであり、MIM型容量素子におい
て、誘電体膜厚を精密に制御することが可能で、高精度
な静電容量値および高信頼性を容易に実現し得る素子構
造、およびその製造方法を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、MIM型容量素子において、下部電極
引き出し配線部を、層間絶縁膜に設けられた開口に下部
電極と上部配線を接続するこれら両金属層とは異なる別
の金属層を配設した構造とするものである。
【0017】具体的には請求項1記載の本発明に係る半
導体装置は、半導体基板上に、第1の絶縁膜を介して設
けられた第1の金属層からなる下部電極部と、この下部
電極部上に誘電体膜を介して設けられた第2の金属層か
らなる上部電極とによって構成される容量領域と、前記
第1の金属層上に設けられた第2の絶縁膜に形成された
第1の開口において、前記第1の金属層からなる下部配
線部と接続する第2の金属層からなる下部電極引き出し
用上部配線によって構成される下部電極引き出し配線領
域とを備えた半導体装置おいて、前記下部電極引き出し
配線領域における前記第1の開口内に、前記下部配線部
と前記下部電極引き出し用上部配線を接続する第3の金
属層を設けたことを特徴とする。
【0018】請求項2記載の本発明に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上の
全面に、第1の金属層を堆積した後、選択的にエッチン
グすることにより下部電極部および下部配線部を形成す
る第1の工程と、前記下部電極部,下部配線部および第
1の絶縁膜上の全面に第2の絶縁膜を形成した後、選択
的にエッチングすることにより前記下部配線部の表面に
到達する第1の開口を形成する第2の工程と、前記第1
の開口に第3の金属層を埋め込む第3の工程と、前記第
2の絶縁膜を選択的にエッチングすることにより前記下
部電極部の表面に到達する第2の開口を形成する第4の
工程と、前記第2の開口内の下部電極部および第1の開
口に埋め込まれた第3の金属層表面を含む全面に誘電体
膜を形成する第5の工程と、前記誘電体膜を選択的にエ
ッチングすることによって前記第1の開口に埋め込まれ
た前記第3の金属層表面を露出させる第3の開口を形成
する第6の工程と、前記誘電体膜および前記第3の開口
内の全面に第2の金属層を、逆スパッタエッチングせず
に堆積した後、選択的にエッチングすることによって上
部電極および下部電極引き出し用上部配線を形成する第
7の工程とを少なくとも備えていることを特徴とする。
【0019】請求項3記載の本発明に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上の
全面に、第1の金属層を堆積した後、選択的にエッチン
グすることにより下部電極部および下部配線部を形成す
る第1の工程と、前記下部電極部,下部配線部および第
1の絶縁膜上の全面に、第2の絶縁膜を形成した後、選
択的にエッチングすることにより前記下部配線部の表面
に到達する第1の開口を形成する第2の工程と、前記第
2の絶縁膜および第1の開口内に第3の金属層に続いて
第4の金属層を形成する第3の工程と、前記第4の金属
層をエッチバックして前記第1の開口に埋め込む第4の
工程と、前記第3の金属層と前記第2の絶縁膜を選択的
にエッチングすることにより前記下部電極部の表面に到
達する第2の開口を形成する第5の工程と、前記第2の
開口内の下部電極部表面と前記第3の金属層表面と前記
第1の開口に埋め込まれた第4の金属層表面を含む全面
に誘電体膜を形成する第6の工程と、前記誘電体膜を選
択的にエッチングすることによって前記第2の開口を前
記誘電体膜で覆うとともに前記第3の金属層表面と前記
第1の開口に埋め込まれた前記第4の金属層表面を露出
させる第7の工程と、前記第3の金属層および前記第4
の金属層表面の全面に第2の金属層を、逆スパッタエッ
チングせずに堆積した後、選択的に前記第2の金属層と
前記第3の金属層をエッチングすることによって上部電
極および下部電極引き出し用上部配線を形成する第8の
工程とを少なくとも備えていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1(a)〜(d),図2(a)〜(c)
は本発明の第1実施形態に係わるMIM型容量素子の製
造方法の一連の工程、およびMIM型容量素子の構成を
説明するための断面図である。
【0022】まず、図1(a)に示す工程で、シリコン
基板1上に、膜厚が1000nm程度のSiO2膜2
(第1の絶縁膜)を形成した後、続けて全面に下部電極
用金属層3(第1の金属層)を形成する。下部電極用金
属層3は、膜厚が約50nmのTi層3a、膜厚が約6
00nmのAlCu層3b、膜厚が約30nmのTiN
層3cを連続でスパッタして形成し、膜厚は約680n
mである。
【0023】次に、下部電極用金属層3の所定領域上に
レジスト膜(図示せず)を形成し、このレジスト膜をマ
スクとして下部電極用金属層30をリアクティブイオン
エッチング(RIE)し、続いてレジストを除去するこ
とにより、下部電極用金属層3に下部電極部30aおよ
び下部電極引き出し用の下部配線部30bからなる下部
電極30を構成する。
【0024】なお、図示していないが、同時に集積回路
中の素子電極あるいは相互配線の一部が一括して形成さ
れる。
【0025】次に、図1(b)に示す工程で、層間絶縁
膜層4(第2の絶縁膜)および下部配線部30bの引き
出し用のスルーホール6(第1の開口)の形成を行う。
まず、TEOSと酸素の混合ガスを用いた温度400℃
程度のプラズマCVD法により約300nmの厚さのT
EOS膜を成長し、続いてArガスを用いたスパッタに
よってTEOS膜をエッチバックする。再度、前記のプ
ラズマCVD法により約2200nmの厚さのTEOS
膜を成長し、続いて約1.5μmの厚さのレジストを塗
布する。次いで、CHF3,CF4,Ar,O2の混合ガ
スを用いたRFエッチングによって、レジストをエッチ
バック、かつTEOS膜を平坦化して層間絶縁膜層4を
形成する。層間絶縁膜層4の膜厚は下部電極30上で約
1μmである。
【0026】第1実施形態においては、集積回路中の素
子電極,配線により生じる段差を平坦化する層間絶縁膜
層の形成方法の一例を示したが、他にCMP法などを用
いて層間絶縁膜層を形成してもよい。
【0027】次に、下部配線部30bの引き出し用のス
ルーホール6を形成する領域を開口してレジスト膜5を
形成し、このレジスト膜5をマスクにCHF3,CF4
Ar,N2の混合ガスを用いて層間絶縁膜層4とTiN層
3cをエッチングし、スルーホール6を形成する。第1
実施形態では、スルーホール6は一辺が0.6μm程度
の正方形で、かつ複数個を形成する。
【0028】なお、図示していないが、同時に集積回路
中の素子電極あるいは相互配線の一部と接続するスルー
ホールが一括して形成される。
【0029】次に、図1(c)に示す工程で、スルーホ
ール6内への金属プラグ層7(第3の金属層)の形成を
行う。
【0030】まず、レジスト膜5を除去する。次に、A
rガスを用いた逆スパッタ法によりスルーホール6底部
の下部電極用金属層3の表面をエッチングし、続いて層
間絶縁膜層4上およびスルーホール6内に、膜厚が約3
0nmのTi層7aと膜厚が約100nmのTiN層7
bを堆積する。この際、スルーホール6底部の下部電極
用金属層3の表面の酸化を防止するため、逆スパッタお
よびTi層/TiN層のスパッタは、同一装置で真空を
破ることなく連続して行う。
【0031】次に、WF6ガスを用いたプラズマCVD
法によって、層間絶縁膜層4上およびスルーホール6内
のTiN層7b上に膜厚が約700nmのタングステン
層7cを堆積する。
【0032】次に、SF6ガスを用いたRFエッチング
によりタングステン層7cをエッチバックし、次いでC
2ガスを用いたRFエッチングによりTiN層7bお
よびTi層7aをエッチバックすることによって、スル
ーホール6にTi層7a,TiN層7b,タングステン
層7cで構成される金属プラグ層7を形成する。
【0033】ここで、Ti層7aは下部電極用金属層3
との電気接続を良好にし、TiN層7bはタングステン
を均一に成長させるとともにWF6ガスによる下部電極
用金属層3の腐食を防止する効果を有する。
【0034】次に、図1(d)に示す工程で、MIM型
容量を形成する領域(下部電極部30a部分)を開口し
たレジスト膜8をマスクに、CHF3,CF4,Ar,N2
の混合ガスを用いて層間絶縁膜層4をRFエッチング
し、容量部開口9(第2の開口)を形成する。このエッ
チングにおいて、層間絶縁膜層4(本実施形態ではTE
OS膜)のエッチング速度が、下部電極用金属層3のT
iN層3cのそれに比べ充分大きくなるようエッチング
条件を設定した。
【0035】このように、容量部開口9底部に緻密なT
iN層3cを残すことにより、下部電極表面の平坦度の
悪化を抑制することができ、MIM型容量素子の破壊耐
圧の低下、および信頼性の低下を防ぐことができる。
【0036】なお、第1実施形態ではRFエッチングに
よって容量部開口9を形成したが、BHFなどを用いた
ウェットエッチングで形成してもよい。
【0037】次に、図2(a)に示す工程で、まずレジ
スト膜8を除去し、続いてNH4,DMF,TMAFの
混合水溶液中で洗浄した後、TEOSと酸素の混合ガス
を用いた温度400℃程度のプラズマCVD法により約
60nmの厚さのTEOS膜(誘電体膜)10を全面に
成長する。
【0038】第1実施形態は、MIM型容量素子の誘電
膜形成の一例であるが、プラズマTEOS膜の他に、プ
ラズマ酸化膜,プラズマSi34膜などを用いてもよ
い。
【0039】次に、図2(b)に示す工程で、下部電極
引き出しコンタクトホール12(第3の開口)の形成を
行う。
【0040】金属プラグ層7を含む所定の領域を開口し
たレジスト膜11を形成し、このレジスト膜11をマス
クにCHF3,CF4,Ar,N2の混合ガスを用いてTE
OS膜10をRFエッチングし、下部電極引き出しコン
タクトホール12を形成するとともに、金属プラグ層7
上部を露出させる。
【0041】最後に、図2(c)に示す工程で、上部電
極13′、および下部電極引き出し用上部配線13″
(共に第2の金属層)の形成を行う。
【0042】すなわち、まず、レジスト膜11を除去
し、続いてNH4,DMF,TMAFの混合水溶液中で
洗浄する。
【0043】次に、上部電極用金属層13(第2の金属
層)としてTi層13a/AlCu層13b/TiN層
13cを連続スパッタ法にて、それぞれ約30nm/約
2000nm/約50nmの厚さに堆積する。ただし、
上部電極用金属層スパッタ前に逆スパッタエッチングは
実施しない。
【0044】次に、上部電極用金属層13上の所定領域
上にレジスト膜(図示せず)を形成し、このレジスト膜
をマスクとして上部電極用金属層13をRIE法で加工
し、その後、レジスト膜を除去して上部電極13′、お
よび下部電極引き出し用上部配線13″を形成する。以
上のようにして本実施形態のMIM型容量素子が完成す
る。
【0045】第1実施形態に係わる製造工程における最
大の特徴は、この図2(b),(c)に示す工程におけ
る処理方法にある。これを、図3に示す下部電極引き出
しコンタクトホール部の拡大図を用いて説明する。
【0046】図2(b)に示すTEOS膜10のRFエ
ッチングでは層間絶縁膜層4に対するエッチング選択比
が小さいため、下部電極引き出しコンタクトホール12
内の層間絶縁膜層4がエッチングされ金属プラグ層7が
0.2μm程度突出し、金属プラグ層7と下部電極引き
出し用上部配線13″との接触面積が約2倍に増大す
る。また、タングステンは安定な金属であるため、図1
(c)において金属プラグ層7を形成した後、図1
(d),図2(a),図2(b)の工程を経ても、タン
グステン層7c表面に酸化膜などの電気抵抗を増大させ
る層は殆ど形成されない。これらの理由から上部電極用
金属層13のスパッタ工程から逆スパッタエッチングを
削除しても、下部電極引き出し用上部配線13″と下部
配線部30b間のコンタクト抵抗を、0.6μm×0.
6μmのサイズのコンタクト1個当たりで約500mΩ
と、逆スパッタエッチングを受けたタングステンプラグ
で接続される配線間のコンタクト抵抗に比べて約20%
小さいコンタクト抵抗を実現できた。
【0047】このように、第1実施形態におけるMIM
型容量素子の製造方法では、TEOS膜10を堆積した
後、逆スパッタエッチングを行うことなく上部電極を形
成することができるため、TEOS膜10の膜厚は堆積
後の工程で変化することはなく、従来技術において生じ
ていた膜減りの問題を解決することができる。しかも、
上述したように下部電極引き出し用上部配線13″と下
部配線部30b間のコンタクト抵抗は、集積回路中で用
いられる他の配線間コンタクト抵抗より低減できる。
【0048】したがって、第1実施形態の製造方法にて
形成したMIM型容量素子では、TEOS膜10の膜厚
ばらつきが大幅に低減されていることから、高精度に静
電容量値を制御することが可能であり、また耐圧特性も
格段に向上させることができ、信頼性も大幅に向上でき
る。このため、さらにTEOS膜10の薄膜化が可能と
なり、単位面積当たりの静電容量値を大きくすることが
でき、集積回路中の占有面積を減少させることができ
る。
【0049】前記第1実施形態では、スルーホール6へ
の金属プラグ層7の埋め込みと上部電極用金属層13の
形成方法の一例を説明したが、本発明の第2実施形態に
おいては、第1実施形態とは異なる多層配線形成技術を
用いたMIM型容量素子の製造方法を説明する。
【0050】図4(a)〜(d),図5(a)〜(c)
は本発明の第2実施形態に係わるMIM型容量素子の製
造方法の一連の工程、およびMIM型容量素子の構成を
説明するための断面図である。
【0051】まず、図4(a)に示す工程で、シリコン
基板31上に、膜厚が1000nm程度のSiO2膜3
2(第1の絶縁膜)を形成した後、続けて全面に下部電
極用金属層33(第1の金属層)を形成する。下部電極
用金属層33は、膜厚が約50nmのTi層33a、膜
厚が約600nmのAlCu層33b、膜厚が約30n
mのTiN層33cを連続でスパッタして形成し、膜厚
は約680nmである。
【0052】次に、下部電極用金属層33の所定領域上
にレジスト膜(図示せず)を形成し、このレジスト膜を
マスクとして下部電極用金属層33をリアクティブイオ
ンエッチング(RIE)し、続いてレジストを除去する
ことにより、下部電極用金属層33に下部電極部330
aおよび下部電極引き出し用の下部配線部330bから
なる下部電極330を構成する。なお、図示していない
が、同時に集積回路中の素子電極あるいは相互配線の一
部が一括して形成される。
【0053】次に、図4(b)に示す工程で、層間絶縁
膜層34(第2の絶縁膜)および下部配線部330bの
引き出し用のスルーホール36(第1の開口)の形成を
行う。
【0054】まず、TEOSと酸素の混合ガスを用いた
温度400℃程度のプラズマCVD法により約300n
mの厚さのTEOS膜を成長し、続いてArガスを用い
たスパッタによってTEOS膜をエッチバックする。再
度、前記のプラズマCVD法により約2200nmの厚
さのTEOS膜を成長し、続いて約1.5μmの厚さの
レジストを塗布する。次いで、CHF3,CF4,Ar,
2の混合ガスを用いたRFエッチングによって、レジ
ストをエッチバック、かつTEOS膜を平坦化して層間
絶縁膜層34を形成する。層間絶縁膜層34の膜厚は下
部電極330上で約1μmである。
【0055】第2実施形態では、集積回路中の素子電
極,配線にて生じる段差を平坦化する層間絶縁膜層の形
成方法の一例を示したが、他にCMP法などを用いて層
間絶縁膜層を形成してもよい。
【0056】次に、下部配線部330bの引き出し用の
スルーホール36を形成する領域を開口したレジスト膜
35を形成し、このレジスト膜35をマスクにCH
3,CF4,Ar,N2の混合ガスを用いて層間絶縁膜層
34とTiN層33cをエッチングし、スルーホール3
6を形成する。本実施形態では、スルーホール36は一
辺が0.6μm程度の正方形で、かつ複数個を形成す
る。なお、図示していないが、同時に集積回路中の素子
電極あるいは相互配線の一部と接続するスルーホールが
一括して形成される。
【0057】ここまでは、前記第1実施形態と同じ工程
で構成される。
【0058】次に、図4(c)に示す工程で、まず、レ
ジスト膜35を除去する。次に、Arガスを用いた逆ス
パッタ法によりスルーホール36底部の下部配線部33
0bの表面をエッチングし、続いて層間絶縁膜層34上
およびスルーホール36内に、Ti層37a(膜厚が約
30nm)/TiN層37b(膜厚が約100nm)(第
3の金属層)を堆積する。この際、スルーホール36底
部の下部配線部330bの表面の酸化を防止するため、
逆スパッタおよびTi層37a/TiN層37bのスパ
ッタは、同一装置で真空を破ることなく連続して行う。
次に、WF6ガスを用いたプラズマCVD法によって、
層間絶縁膜層34上およびスルーホール36内のTiN
層37b上に膜厚が約700nmのタングステン層37
cを堆積する。次に、SF6ガスを用いたRFエッチン
グによりタングステン層37cをエッチバックし、層間
絶縁膜層34上にはTi層37a,TiN層37bを残
して、スルーホール36内にタングステン層37cを埋
め込む。
【0059】次に、図4(d)に示す工程で、MIM型
容量を形成する領域(下部電極部330a部分)を開口
したレジスト膜38をマスクに、Cl2ガスを用いたR
FエッチングによりTi層37a,TiN層37bをエ
ッチングし、続いてCHF3,CF4,Ar,N2の混合ガ
スを用いて層間絶縁膜層34をRFエッチングし、容量
部開口39(第2の開口)を形成する。このエッチング
において、層間絶縁膜層34(本実施形態ではTEOS
膜)のエッチング速度が、下部電極部330aのTiN
層33cのエッチング速度に比べ、充分大きくなるよう
エッチング条件を設定した。
【0060】このように、容量部開口39底部に緻密な
TiN層33cを残すことで、下部電極部330a表面
の平坦度の悪化を抑制することができ、MIM型容量素
子の破壊耐圧の低下、信頼性の低下を防ぐことができ
る。
【0061】次に、図5(a)に示す工程で、まずレジ
スト膜38を除去し、続いてNH4,DMF,TMAF
の混合水溶液中で洗浄した後、TEOSと酸素の混合ガ
スを用いた温度400℃程度のプラズマCVD法により
約60nmの厚さのTEOS膜(誘電体膜)40を全面
に成長する。
【0062】第2実施形態は、MIM型容量素子の誘電
膜形成の一例であるが、プラズマTEOS膜の他に、プ
ラズマ酸化膜,プラズマSi34膜などを用いてもよ
い。
【0063】次に、図5(b)に示す工程で、容量部開
口39を含む所定の領域にレジスト膜41を形成し、こ
のレジスト膜41をマスクにCHF3,CF4,Ar,N2
の混合ガスを用いてTEOS膜40をRFエッチング
し、タングステン層37c上部を露出させる。このエッ
チングおいてタングステン層37c領域以外の層間絶縁
膜層上には、Ti層37a,TiN層37bが残され
る。
【0064】最後に、図5(c)に示す工程では、まず
レジスト膜41を除去し、続いてNH4,DMF,TM
AFの混合水溶液中で洗浄する。次に、上部電極用金属
層42(第2の金属層)としてAlCu層42a/Ti
N層42bを連続スパッタ法で、それぞれ約2000n
m/約30nmの厚さに堆積する。ただし、上部電極用
金属層スパッタ前に逆スパッタエッチングは実施しな
い。次に、上部電極用金属層42上の所定領域上にレジ
スト膜(図示せず)を形成し、このレジスト膜をマスク
として上部電極用金属層42およびTi層37a,Ti
N層37bをRIE法で加工し、その後レジスト膜を除
去して上部電極42′および下部電極引き出し用上部配
線42″を形成する。以上のようにして第2実施形態の
MIM型容量素子が完成する。
【0065】第2実施形態は、第1実施形態でパーティ
クルが発生し易いTi層7a,TiN層7bの全面のエ
ッチッング工程を削除し、また、金属プラグ層を構成す
るTi層37a,TiN層37bにて上部金属配線層の
下部金属層を兼用して工程削減を図った多層配線技術を
用いたMIM型容量素子の製造方法である。
【0066】MIM型容量の製造方法を上述のように構
成することにより、第1実施形態と同様に、TEOS膜
40を堆積した後、逆スパッタエッチング無しで上部電
極を形成できるため、TEOS膜40の膜厚は堆積後の
工程で変化することはなく、従来技術で生じていた膜減
りの問題を解決することができる。下部電極引き出し用
上部配線42″と下部配線部330b間のコンタクト抵
抗は、第1実施形態に比べて金属プラグの突出がないた
め、他の配線間のコンタクト抵抗と同程度の抵抗値にと
どまる。
【0067】このように、第2実施形態の半導体装置の
製造方法では、第1実施形態と同様、高精度、高信頼性
のMIM型容量素子をさらに歩留まりよく、安価に製造
することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体装置およびその製造方法によれば、薄く膜厚均一性の
良い誘電体膜の形成が可能となり、高精度で高い耐圧特
性を有し、かつ単位面積当たり大きな静電容量値を持つ
MIM型容量素子を実現することができる。このため、
高性能で高信頼性の半導体集積回路を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる半導体装置の製
造方法の工程順および半導体素子の構成を説明するため
の断面図
【図2】図1に続く第1実施形態に係わる半導体装置の
製造方法の工程順および半導体素子の構成を説明するた
めの断面図
【図3】第1実施形態に係わるMIM型容量素子の下部
電極引き出し部の拡大図
【図4】本発明の第2実施形態に係わる半導体装置の製
造方法の工程順および半導体装置の構成を説明するため
の断面図
【図5】図4に続く本発明の第2実施形態に係わる半導
体装置の製造方法の工程順および半導体装置の構成を説
明するための断面図
【図6】従来のMIM型容量素子の製造方法の一例を示
す工程順およびMIM型容量素子の構成を説明するため
の断面図
【符号の説明】
1,31 シリコン基板 2,32 SiO2膜 3,33 下部電極用金属層 3a,33a Ti層 3b,33b AlCu層 3c,33c TiN層 4,34 層間絶縁膜層 5,35 レジスト膜 6,36 スルーホール 7,37 金属プラグ層 7a,37a Ti層 7b,37b TiN層 7c,37c タングステン層 8,38 レジスト膜 9,39 容量部開口 10,40 TEOS膜 11,41 レジスト膜 12 コンタクトホール 13,42 上部電極用金属層 13a Ti層 13b,42a AlCu層 13c,42b TiN層 13′,42′ 上部電極 13″,42″ 下部電極引き出し用上部配線 30,330 下部電極 30a,330a 下部電極部 30b,330b 下部配線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH09 HH18 HH33 JJ18 JJ19 JJ33 KK09 KK18 KK33 MM08 MM12 MM13 NN06 NN15 PP15 QQ08 QQ09 QQ11 QQ13 QQ19 QQ23 QQ24 QQ31 QQ35 QQ37 QQ48 QQ92 QQ94 RR01 RR04 RR06 SS04 SS15 VV10 XX01 XX09 XX31 XX35 5F038 AC02 AC05 AC15 AC18 EZ01 EZ11 EZ14 EZ15 EZ20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、 第1の絶縁膜を介して設けられた第1の金属層からなる
    下部電極部と、この下部電極部上に誘電体膜を介して設
    けられた第2の金属層からなる上部電極とによって構成
    される容量領域と、 前記第1の金属層上に設けられた第2の絶縁膜に形成さ
    れた第1の開口において、前記第1の金属層からなる下
    部配線部と接続する第2の金属層からなる下部電極引き
    出し用上部配線によって構成される下部電極引き出し配
    線領域とを備えた半導体装置おいて、 前記下部電極引き出し配線領域における前記第1の開口
    内に、前記下部配線部と前記下部電極引き出し用上部配
    線を接続する第3の金属層を設けたことを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上
    の全面に、第1の金属層を堆積した後、選択的にエッチ
    ングすることにより下部電極部および下部配線部を形成
    する第1の工程と、 前記下部電極部,下部配線部および第1の絶縁膜上の全
    面に第2の絶縁膜を形成した後、選択的にエッチングす
    ることにより前記下部配線部の表面に到達する第1の開
    口を形成する第2の工程と、 前記第1の開口に第3の金属層を埋め込む第3の工程
    と、 前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングすることにより
    前記下部電極部の表面に到達する第2の開口を形成する
    第4の工程と、 前記第2の開口内の下部電極部および第1の開口に埋め
    込まれた第3の金属層表面を含む全面に誘電体膜を形成
    する第5の工程と、 前記誘電体膜を選択的にエッチングすることによって前
    記第1の開口に埋め込まれた前記第3の金属層表面を露
    出させる第3の開口を形成する第6の工程と、 前記誘電体膜および前記第3の開口内の全面に第2の金
    属層を、逆スパッタエッチングせずに堆積した後、選択
    的にエッチングすることによって上部電極および下部電
    極引き出し用上部配線を形成する第7の工程とを少なく
    とも備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上
    の全面に、第1の金属層を堆積した後、選択的にエッチ
    ングすることにより下部電極部および下部配線部を形成
    する第1の工程と、 前記下部電極部,下部配線部および第1の絶縁膜上の全
    面に、第2の絶縁膜を形成した後、選択的にエッチング
    することにより前記下部配線部の表面に到達する第1の
    開口を形成する第2の工程と、 前記第2の絶縁膜および第1の開口内に第3の金属層に
    続いて第4の金属層を形成する第3の工程と、 前記第4の金属層をエッチバックして前記第1の開口に
    埋め込む第4の工程と、 前記第3の金属層と前記第2の絶縁膜を選択的にエッチ
    ングすることにより前記下部電極部の表面に到達する第
    2の開口を形成する第5の工程と、 前記第2の開口内の下部電極部表面と前記第3の金属層
    表面と前記第1の開口に埋め込まれた第4の金属層表面
    を含む全面に誘電体膜を形成する第6の工程と、 前記誘電体膜を選択的にエッチングすることによって前
    記第2の開口を前記誘電体膜で覆うとともに前記第3の
    金属層表面と前記第1の開口に埋め込まれた前記第4の
    金属層表面を露出させる第7の工程と、 前記第3の金属層および前記第4の金属層表面の全面に
    第2の金属層を、逆スパッタエッチングせずに堆積した
    後、選択的に前記第2の金属層と前記第3の金属層をエ
    ッチングすることによって上部電極および下部電極引き
    出し用上部配線を形成する第8の工程とを少なくとも備
    えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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