JP2001319909A - 液処理装置及び液処理方法 - Google Patents
液処理装置及び液処理方法Info
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Abstract
となく洗浄することのできる基板の洗浄装置を提供す
る。 【解決手段】 純水等の洗浄液を基板表面中心部に供給
しつつ、基板周縁に薬液を噴射することにより、噴射さ
れた薬液や薄膜の溶解物の基板表面上への飛散を抑え
る。また、基板を回転させて周縁を洗浄する際、基板の
回転数を変化させることにより、基板を保持している保
持部分の押圧力を弱めて、基板保持部分の位置をずら
し、基板周縁全体を洗浄できる。
Description
処理方法に関する。
は、ウェハ等の基板に対し薄膜を形成するプロセスが含
まれる。例えば、金属配線を有する半導体ウェハの製造
には、PVD等でシード層を形成した後、メッキ処理に
より金属薄膜を形成するプロセスが含まれる。
縁の薄膜が除去されずに存在すると、搬送時にキャリア
との接触により薄膜が剥がれて飛散して、パーティクル
を発生し、キャリア及びデバイスを汚染することがあ
る。
セスでは、CuがSi及びSiO2に対して強い影響力
を持つため、これらの問題が重要となる。メッキ処理直
後のウェハには、図7に示すように、Cuシード膜7
2、Cuメッキ膜71が周縁73に存在し、これらの不
用な膜が剥離すると、キャリア等がCuで汚染されるこ
とになる。
イスの汚染は、デバイスの高密度化が進む中では、デバ
イスの歩留まりの低下につながる。そのため、基板の周
縁を洗浄(エッチング)して、周縁の薄膜を除去する必
要がある。
ば、レジスト膜を塗布した基板の周縁にレジスト溶剤を
噴射して基板周縁の不用な膜を除去する方法が知られて
いる。この方法は、基板表面の上方から、ノズル等で周
縁にレジスト溶剤を噴射して洗浄処理を行うものであ
る。
方法は、溶剤によるレジスト膜の除去に関する方法であ
り、除去には化学反応が必要な、金属薄膜の形成された
メッキ処理基板周縁の洗浄には単純には適用できない。
また、この方法をメッキ処理基板周縁の洗浄に用いた場
合には、噴射された洗浄液や薄膜の溶解物が、基板表面
上に飛散し、デバイス作成領域に悪影響を与えるという
問題があった。
デバイスへ悪影響を及ぼすことなく洗浄することのでき
る基板の液処理装置を提供することにある。また、本発
明の他の目的は、半導体基板の周縁を、デバイスへ悪影
響を及ぼすことなく洗浄することのできる、メッキ処理
装置に適用可能な半導体基板の液処理装置を提供するこ
とにある。
解決するための液処理装置は、被処理体を保持し、か
つ、該被処理体を該被処理体の平面上で回転可能な被処
理体保持手段と、前記被処理体保持手段が前記被処理体
を保持し、回転させた状態で、前記被処理体の中心部に
第1の処理液を供給する第1の処理液供給手段と、前記
第1の処理液供給手段が前記被処理体の中心部に前記第
1の処理液を供給している状態で、第2の処理液を前記
被処理体の周縁に供給する第2の処理液供給手段とを備
えたことを特徴とする。
の施された領域に悪影響を与えない、不活性な、純水等
の処理液を被処理体の表面中心部に噴射しつつ、被処理
体周縁に処理液を噴射するので、噴射された処理液や薄
膜の溶解物が、被処理体の中心部へ飛散することを抑え
つつ、被処理体板周縁の洗浄を行うことができる。
液は純水であり、かつ、前記第2の洗浄液は過酸化水素
水と酸系溶液の混合液であることが望ましい。
表面には悪影響を与えずに、基板周縁の金属薄膜を除去
することができる。
液供給手段は、前記被処理体の周縁に対し、前記被処理
体の平面に対して鋭角的に処理液を供給することが望ま
しい。
液供給手段は、前記被処理体の周縁に対し、前記被処理
体の平面上で前記被処理体の平面の接線方向に対して0
〜90°の角度で処理液を供給することが望ましい。
ら半径方向外側に延びた複数の管と、前記被処理体表面
に処理液を供給する、前記管の上側に等間隔に配設され
た複数の穴とから構成される第3の処理液供給手段を備
えることを特徴とする。
の表面全体に対し処理液が噴出され、被処理体の表面全
体を十分に洗浄することが可能となる。
は、前記中心から半径方向外側に向かって、該穴の径が
増大するように前記管に配設されていることが好まし
い。
体を保持し、かつ、該被処理体を該被処理体の平面上で
回転可能な被処理体保持手段と、前記被処理体保持手段
が前記被処理体を保持し、回転させた状態で、前記被処
理体の中心部に第1の処理液を供給する第1の処理液供
給手段と、前記第1の処理手段が前記被処理体の中心部
に前記第1の処理液を供給している状態で、第2の処理
液を前記被処理体の周縁に供給する第2の処理液供給手
段とを備えた液処理装置を用いた液処理方法であって、
前記被処理体保持手段が被処理体を保持し、第1の回転
速度で被処理体を回転させた状態で、該被処理体の周縁
を処理し、その後、第1の回転速度とは異なる第2の回
転速度で該被処理体を回転させ、前記被処理体保持手段
が該被処理体を保持している位置をずらして該被処理体
周縁の処理を行うことを特徴とする。
周縁を液処理を行う際、被処理体の回転数を変化させる
ことにより、被処理体を保持している保持部分の押圧力
を弱めて、被処理体の保持部分の位置をずらし、被処理
体の保持部分の液処理を行うことができる。
基板の洗浄装置を含むメッキ処理装置について、以下図
面を参照して説明する。
半導体基板の洗浄装置を含むメッキ処理装置11の全体
構成を示す図であり、図1は3次元立体図、図2は平面
図、図3は側面図である。図に示すように、このメッキ
処理装置11は、カセットステーション21と、処理ス
テーション22とから構成される。
ェハカセット単位で装置11に供給されるウェハをカセ
ット23aからメッキ処理装置11に搬入し、または、
メッキ処理後のウェハをメッキ処理装置11からカセッ
ト23bに搬出する。
戴置台24が設けられ、メッキ処理されるウェハを収納
したウェハカセット23aが外部から供給される。ま
た、戴置台24では、メッキ処理されたウェハが搬出用
のカセット23bに収納される。
第1搬送機構25によって行われる。第1搬送機構25
は、戴置台24上に複数戴置されたウェハカセット23
にアクセス可能なように、x軸方向に移動可能であり、
かつ、z軸方向に昇降可能である。また、処理ステーシ
ョン22から戴置台24へウェハを搬送できるように、
z軸を中心として回転可能である。
ステーション22には、清浄空気のダウンフローによっ
て内部の雰囲気は清浄に保たれている。
つメッキ処理を行うメッキ処理ユニット26およびメッ
キ処理後の洗浄と乾燥を行う洗浄乾燥ユニット27を、
それぞれ複数台、所定の位置に備える。
形成されたウェハにメッキ処理が施され、例えば、ウェ
ハ上にCu薄膜が形成される。また、洗浄乾燥ユニット
27では、後述するように、メッキ処理されたウェハの
表面、裏面および周縁を薬液、純水等の洗浄液で洗浄
(エッチング)され、洗浄後、N2パージ下でウェハを
高速回転させて、ウェハの乾燥が行われる。
うに中心部に第2搬送機構29が設けられ、その周りに
は各処理ユニットが放射状に配置されている。また、図
1、図3に示すように、処理ステーションは上下2段で
構成されている。処理ステーション22の上段および下
段は、それぞれ、第2搬送機構29を中心として放射状
に配置された4つの処理ユニットから構成されており、
処理ステーション22は8つのユニットを有している。
つのメッキ処理ユニット26、上段に2つの洗浄乾燥ユ
ニット27と2つのエクストラユニット28が配置され
た装置構成を示す。
は第2搬送機構29によって行われる。第2搬送機構2
9は、第1搬送機構25によりカセットステーション2
1から搬入されて、処理ステーション22内の戴置部3
0に戴置されたウェハを受け取り、下段のメッキ処理ユ
ニット26のいずれかに搬送する。メッキ処理が終了
後、さらに、洗浄乾燥ユニット27に送る。最後に、第
2搬送機構29は、メッキ処理ユニット26および洗浄
乾燥ユニット27を経たウェハを戴置部30に送り、第
1搬送機構25がこれを受け取ってカセット23に収納
する。また、ここで、戴置部30を介さず、第1搬送機
構が直接洗浄乾燥ユニットからウェハを受け取ることも
できる。
ある処理ステーション22内の各処理ユニットにアクセ
ス可能なように、z軸を中心として回転可能であり、か
つ、z軸方向に昇降可能である。
備え、一本は戴置部30からメッキ処理ユニット26へ
のウェハの搬送、一本はメッキ処理ユニット26から洗
浄乾燥ユニット27へのウェハの搬送、一本は洗浄乾燥
ユニット27から戴置部30への搬送専用として、パー
ティクル、薬液等による汚染を最小限としている。
処理ユニット26、上段に2つの洗浄乾燥ユニット27
と2つのエクストラユニット28が配置された装置構成
としたが、他にエクストラユニット28を活用した装置
構成も可能である。例えば、下段に4つのメッキ処理ユ
ニット26、上段に1つのメッキ処理ユニット26と3
つの洗浄乾燥ユニット27とした構成も可能である。
処理ユニット26、洗浄乾燥ユニット27と組み合わせ
可能な他の処理ユニット、例えば、メッキ処理後のアニ
ーリングを行うアニーリングユニットとすることも可能
である。
浄装置について説明する。図4は本実施形態の洗浄装置
の構成を示す。本実施形態の洗浄装置は、両側にゲート
バルブ416を備えた、第2搬送機構29の出入口41
7が形成された方形のハウジング401内に、上面が開
口した略円筒形状のカップ402が設けられている。こ
のカップ402は、制御部418により制御されるカッ
プ駆動部403により上下に駆動可能である。
理プログラム等を記憶しているROM等から構成され、
洗浄装置全体の動きを制御するものである。以下、制御
部418の働きについては、全体を理解しやすいももと
するため、説明を省く。
動体404が配置されている。この回転駆動体404は
ハウジング401外に設けられている中空モータ405
の駆動によって所定の回転数で回転する。この回転駆動
体404の上に、所定の間隔を隔てて回転テーブル40
6がこの回転駆動体404に固定されている。
内部には、第2シャフト408が形成されている。この
第2シャフト408の上には裏面洗浄ノズル409が固
定されており、ウェハWが保持部材に保持された場合
に、ウェハWと回転テーブル406の間に存在する。
は、第2シャフト408に固定された部分を中心として
4本の棒状体が十字状に回転テーブル406の周縁まで
伸びた構造を有する。棒状体の内部は中空であり、第2
シャフト408の内部を通る管410と連通している。
この管410を通って洗浄液が、裏面洗浄ノズル409
の棒状体の上方に開いた穴51から上方に供給される。
ト408の間の空間にはガス流路411が形成されてお
り、不活性ガス、例えば窒素ガスが吹き出されるように
なっている。吹き出された不活性ガスは、回転テーブル
406の表面に沿って回転テーブル406の周縁部へと
流れる。したがって、この回転テーブル406は、ガス
拡散板としての機能も併せ持っている。
ハWに対して洗浄処理を行っている間は、回転テーブル
406の下面中心から外方へと吹き出され、回転テーブ
ル406周縁部、即ちウェハWの周縁部から外方へと排
気されているので、ウェハWの裏面へのパーティクル等
の侵入を防止することができる。したがって、ウェハW
の裏面の汚染を防止することができる。カップ402と
回転駆動体404の間の空間には、排気口412が設け
られ、排気及び洗浄液等の廃液を含んだ排気が流れる。
52が支持部材53により回転テーブル406の周縁部
にそれぞれ120度の角度で等間隔に取り付けられてい
る(図5)。図6に示すように、この保持部材52は、
上側の保持部54と下側の付勢部55とが一体となった
構成を有している。保持部54には上端に段差が形成さ
れ、この段差によりウェハWを保持する。保持部54は
支持部材53の上端部に設定された回動支点56で支持
部材53と結合されている。保持部材52はこの回動支
点56を中心として回動可能である。付勢部55の重量
は保持部54よりも大きく設定されており、これによ
り、付勢部55は保持部材52の重錘として働く。
回転するので、ウェハWを安定して保持する必要があ
る。このため、保持部材52はウェハWを保持部54の
段差だけでなく、付勢部55による付勢によってウェハ
Wの周縁部を保持する構造となっている。
で保持部材52に戴置され、その保持部54に保持され
る。そして、回転テーブル406が回転すると、付勢部
55に作用する遠心力によって、付勢部55はさらに外
方へと移動しようとし、その結果、保持部材52の保持
部54側は回転テーブル406の中心側へと押され、さ
らにウェハWは強固に保持されることになる。また、保
持部材52の保持部54は、図に示すように、前面から
見た場合凸状に形成されていて、ウェハWを保持部54
の段差で、点接触により保持している。
ズル414とエッジ洗浄ノズル415が備えられてい
る。主洗浄ノズル414は、第1洗浄液槽419につな
がっており、第1洗浄液槽に貯蔵された純水を所定の供
給速度でノズル先から吐出する。また、主洗浄ノズル4
14は、回転テーブル406にウェハWが戴置された場
合に、そのノズル先端がウェハWの中心部に来るように
備えられ、第2搬送機構29によるウェハWの搬送を妨
げないように可動な構成となっている。
420につながっており、第2洗浄液槽420に貯蔵さ
れた洗浄液を所定の供給速度でノズル先端から噴出す
る。ここで、第2洗浄液槽420に貯蔵された洗浄液
は、フッ酸、塩酸、硫酸等の無機酸または有機酸等の酸
系薬液と過酸化水素水(H2O2)の混合液、例えば、
希フッ酸とH2O2の混合液である。この実施形態で
は、フッ酸:H2O2:H2O=1:1:23の混合液
を用いる。
にはCuシード層L1およびその上にメッキ処理により
形成されたCu層L2が存在する。エッジ洗浄ノズル4
15は、主洗浄ノズル414からウェハW表面上に純水
が供給されている状態で、このウェハW周縁に洗浄液を
噴射してウェハW周縁の洗浄(エッチング)を行う。
と同様に可動である。本実施形態では、エッジ洗浄ノズ
ル415は、ウェハWのエッジから2cm、ウェハWの
上方1cmに配置される。また、エッジ洗浄ノズル41
5は、ウェハW平面に対して鋭角、例えば、30°の角
度で備えられ、かつ、ウェハW平面上で、ウェハWの半
径方向に対して0〜90°、例えば、45°で備えられ
ている。
ことにより、ウェハW表面のデバイス作成領域への洗浄
液や薄膜の溶解物の飛散を抑えながら、ウェハW周縁に
所望の洗浄幅、例えば、2mm前後の洗浄幅を得ること
ができる。
以上のように構成されており、図8を参照して、その洗
浄シーケンスについて説明する。第2搬送機構29によ
って、メッキ処理ユニットから取り出されたウェハW
は、ハウジング401の出入口417から洗浄乾燥ユニ
ット27内に搬送され、回転テーブル406の周縁部に
配置されている保持部材52上に載置され、第2搬送機
構29は出入口417からハウジング401外に退避す
る。この時カップ402は、最下降位置にある。
タ405によって回転駆動体404が回転し、それに伴
って回転テーブル406が回転し、保持部材52によっ
て保持されているウェハWも回転する。このとき、カッ
プ402はカップ駆動部403により最も高い位置40
2’まで上昇し、洗浄液等がユニット内に飛散しないよ
うにしている。
数(200〜300rpm)に達した後、ウェハWの裏
面及び周縁の洗浄が行われる。ウェハW裏面及び周縁の
洗浄では、まず、主洗浄ノズル414から純水が供給さ
れる。続いて、ウェハW表面上に純水が十分に供給され
た状態に達した後、エッジ洗浄ノズル415から洗浄液
が供給される。周縁の洗浄は所定時間(約30秒)行わ
れ、エッジ洗浄ノズル415からの洗浄液の供給が止ま
った後に、主洗浄ノズル414からの純水の供給が止ま
り終了する。
52により保持されているために、エッジ洗浄ノズル4
15により十分に洗浄されないウェハW周縁部分を洗浄
することもできる。
は、回転テーブル406の回転数ω1を急激にω1より
低い回転数ω2に変えることにより行われる。ウェハW
周縁の洗浄を所定時間行った後、回転テーブル406の
回転数をω1からω2に低下させる。回転数の低下に従
い、保持部材52の保持部54のウェハWに対する押圧
力は低下し、保持部材52の保持するウェハWの保持部
分91は、ウェハWの回転方向とは逆の方向の位置9
1’にずれる。ここで、再び回転テーブルの回転数をω
1まで戻してウェハW周縁の洗浄を行うことにより、ウ
ェハWの保持部材52に保持されていた部分も洗浄する
ことができる。
転数としたまま、ウェハWの両面の純水による洗浄が行
われる。ウェハWの純水洗浄は、ウェハW上方の主洗浄
ノズル414、及び、下方の裏面洗浄ノズル409の穴
51から純水が供給されて、所定時間(約40秒)行わ
れる。
乾燥が行われる。このスピン乾燥では、回転テーブル4
06の回転数は所定の回転数(2000〜3000rp
m)まで上げられ、同時に、ウェハW上方の主洗浄ノズ
ル414及び下方の裏面洗浄ノズル409の穴51から
N2が供給されて、所定時間(約10秒)行われる。こ
のとき、カップ402は下降位置にあり、第2搬送機構
29によるウェハWの搬送を妨げないようしている。
送機構29によって、ハウジング401の出入口417
から洗浄乾燥ユニット27の外に搬送される。
回転テーブル上に保持されるとしたが、3つ以上の保持
部材によりウェハWを保持する構成も可能である。
5より噴出される洗浄液は、希フッ酸とH2O2の混合
液としたが、希フッ酸とH2O2をそれぞれ別々に貯蔵
した槽から供給して、エッジ洗浄ノズル415直前で混
合する構成としてもよい。
々に変更可能であり、エッジ洗浄ノズルのウェハW平面
に対する角度、ウェハWの半径方向に対する角度を最適
化して、ウェハWの洗浄幅を所望の値に制御することが
できる。
たが、主洗浄ノズル414からの純水の供給速度、エッ
ジ洗浄ノズル415からの洗浄液の供給速度を変更する
ことも可能であり、これに基づいてエッジ洗浄ノズル4
15の配置を設定して、所望の洗浄幅を得るよう制御す
ることもできる。
ノズル415は1カ所に配置される構成であるが、エッ
ジ洗浄ノズル415を複数個設けてウェハWの周縁を洗
浄する構成も可能である。
ノズル409の構成を変えることにより、より効果的な
基板の洗浄が可能となる。
方向外側に延びる4本の棒状体から構成され、この棒状
体の上側に設けられた7個の穴51からウェハW裏面に
洗浄液、純水を供給するものである。そして、図5に示
すように、この穴51は中心部に1個、そして各棒状体
に中心部から等間隔に3個並んだ構成となっており、全
て同一の径を有している。
ハWの中心部と端部では、面積当たりの洗浄液量が異な
る。例えば、ウェハWの半径により3つの等しい領域に
分けた場合、各領域の面積比は、中心部:中間部:端部
=1:3:5であり、各領域当たりの洗浄液量は異なる
ことになる。
洗浄液量の違いは、穴の径を中心部から端部にかけて増
大させることにより調整される。例えば、上記のよう
に、3つの領域に分けた場合には、各領域にある穴の総
面積の比が中心部:中間部:端部=1:3:5となるよ
う調整して、ウェハW面内の、各領域にあたる洗浄液量
が等しくなるようすることができる。
に、ウェハWの中心部と端部では、供給される液量で洗
浄される面積が異なる。このため、ウェハWの回転の角
速度に対して穴の径を変えて調整することもできる。例
えば、上記と同様にウェハWの面を3つの領域に分けた
場合、各領域の角速度の比は中心部:中間部:端部=
1:2:3であるので、各領域にある穴の総面積の比が
中心部:中間部:端部=1:2:3となるよう調整し
て、ウェハW面内の、各領域にあたる洗浄液量が等しく
なるようすることができる。
つノズル洗浄が行われるので、上記2つのアプローチの
組み合わせが好ましい。このとき、ウェハWの面を3つ
に分けた場合には、各領域にある穴の総面積の比の最適
値は、中心部:中間部:端部=1:2.5:4である。
径から3つの領域に分けて、ノズル穴の設定を行った
が、領域を4つに分けるなどして、さらに詳細にノズル
穴の設定を行うこともできる。
個ずつとしたが、任意に設定することが可能である。ま
た、棒状体の本数は4本としたが、6本等、任意に設定
することができる。
けられた領域に対して孔の数を振り分けるようにするこ
ともできる。例えば、3つの領域に分けた場合、各領域
に供給する液量の比を1:2.5:4とするが、これに
合わせて穴の数を配置する。棒状体の本数に関わらず、
各領域ごとに配置する数の比が最適値となればよい。つ
まり、穴の数の比を、中心部:中間部:端部=1:2.
5:4とすればよい。よって棒状体1本に配置する穴の
数は異なるようにしてもよい。従って、裏面洗浄ノズル
409は、棒状体だけでなく、円盤に穴を配置した構成
であってもよい。
を液処理する場合について説明したが、本発明の液処理
装置は、被処理体として半導体ウェハ以外に、LCD用
のガラス基板等の処理にも適用することが可能である。
基板の周縁を、デバイスへ悪影響を及ぼすことなく洗浄
することのできる、液処理装置が提供される。また、本
発明により、特に、メッキ処理された半導体ウェハ周縁
の洗浄装置が提供され、ウェハ周縁から剥離するパーテ
ィクルの発生を抑え、キャリア等の汚染を防ぐことがで
きる。
体構成を示す概略3次元立体図である。
示す概略平面図である。
示す概略側面図である。
図である。
図である。
図及び正面図である。
図である。
図である。
スを示す図である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】被処理体を保持し、かつ、該被処理体を該
被処理体の平面上で回転可能な被処理体保持手段と、 前記被処理体保持手段が前記被処理体を保持し、回転さ
せた状態で、前記被処理体の中心部に第1の処理液を供
給する第1の処理液供給手段と、 前記第1の処理液供給手段が前記被処理体の中心部に前
記第1の処理液を供給している状態で、第2の処理液を
前記被処理体の周縁に供給する第2の処理液供給手段と
を備えたことを特徴とする液処理装置。 - 【請求項2】前記第1の処理液は純水であり、かつ、前
記第2の処理液は過酸化水素水と酸系溶液の混合液であ
ることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。 - 【請求項3】前記第2の処理液供給手段は、前記被処理
体の周縁に対し、前記被処理体の平面に対して鋭角的に
処理液を供給することを特徴とする請求項1に記載の液
処理装置。 - 【請求項4】前記第2の処理液供給手段は、前記被処理
体の周縁に対し、前記被処理体の平面上で前記被処理体
の平面の接線方向に対して0〜90°の角度で処理液を
供給することを特徴とする請求項1に記載の液処理装
置。 - 【請求項5】前記液処理装置は、 中心を有し、該中心から半径方向外側に延びた複数の管
と、 前記被処理体表面に処理液を供給する、前記管の上側に
等間隔に配設された複数の穴とから構成される第3の処
理液供給手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4
項に記載の液処理装置。 - 【請求項6】前記複数の穴は、前記中心から半径方向外
側に向かって、該穴の径が増大するように前記管に配設
されていることを特徴とする請求項5に記載の液処理装
置。 - 【請求項7】被処理体を保持し、かつ、該被処理体を該
被処理体の平面上で回転可能な被処理体保持手段と、 前記被処理体保持手段が前記被処理体を保持し、回転さ
せた状態で、前記被処理体の中心部に第1の処理液を供
給する第1の処理液供給手段と、 前記第1の処理手段が前記被処理体の中心部に前記第1
の処理液を供給している状態で、第2の処理液を前記被
処理体の周縁に供給する第2の処理液供給手段とを備え
た液処理装置を用いた液処理方法であって、 前記被処理体保持手段が被処理体を保持し、第1の回転
速度で被処理体を回転させた状態で、該被処理体の周縁
を処理し、 その後、第1の回転速度とは異なる第2の回転速度で該
被処理体を回転させ、前記被処理体保持手段が該被処理
体を保持している位置をずらして該被処理体周縁の処理
を行うことを特徴とする液処理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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