JP2001319447A - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents

磁気ディスクカートリッジ

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JP2001319447A
JP2001319447A JP2000136709A JP2000136709A JP2001319447A JP 2001319447 A JP2001319447 A JP 2001319447A JP 2000136709 A JP2000136709 A JP 2000136709A JP 2000136709 A JP2000136709 A JP 2000136709A JP 2001319447 A JP2001319447 A JP 2001319447A
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magnetic disk
cartridge
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corners
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Kengo Oishi
健吾 大石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジを積み重ねたときの横滑りを防
止した超薄型でかつ記録容量の大きい小型磁気ディスク
カートリッジを提供する。 【解決手段】 カートリッジケースを、ベースプレート
と、このベースプレートの四隅のコーナー部27を露出
させた態様でベースプレートの上下面に被着された一対
のカバーケース3,4とによってカートリッジケース1
A,1Bを構成するとともに、四隅のコーナー部27の
上下面の一方27bを凸部とし、他方27aに、磁気デ
ィスクカートリッジが複数積み重ねられたときに隣接す
るカートリッジの上記凸部に係合する凹部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状の磁気ディ
スクメディアを偏平なカートリッジケース内に収容し
た、薄型でかつ記録容量の大きい磁気ディスクカートリ
ッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フレキシブルなポリエステル
シート等からなる円盤状ベースの両面に磁性体層を備え
て回転駆動されながら磁気ヘッドにより上記磁性体層に
磁気記録がなされる磁気ディスクメディア(いわゆるフ
ロッピー(登録商標)・ディスク)を扁平ケース内に収
容した磁気ディスクカートリッジが提供され、その取扱
いの容易性、低コストといった利点から、主としてコン
ピュータ用の記録媒体として用いられている。
【0003】また、上記ケースには、磁気記録再生のた
めの磁気ヘッドが磁気ディスクメディアの片面または両
面に外部から接触もしくは近接するため出し入れされる
磁気ヘッド挿入用の窓部が設けられ、さらに不使用時に
おける塵埃等の侵入を防止するために、上記窓部を開放
する開位置と、窓部を閉止する閉位置との間で摺動可能
シャッター部材が装着されている。
【0004】ところで、上記のような磁気ディスクカー
トリッジを使用するコンピュータの小型化が進み、ノー
トブック型パソコンが普及し、特に小型のものではその
大きさの制約から外部記憶装置として磁気ディスクカー
トリッジ用のディスクドライブ装置を内蔵せず、外付け
方式としたものが販売されるようになっている。この外
付け方式の採用は、小型パソコンの携帯性といった観点
では優れているが、例えば、小型パソコンの持運び先で
磁気ディスクカートリッジが使えないため、大量のデー
タの記録再生が行なえないといった問題や、データを複
数の磁気ディスクカートリッジに記録することができな
いといった問題を生じさせている。
【0005】これらの点から、小型のパソコンには、外
部インターフェースおよび増設メモリ対応として、PC
カードが装着されるPCカードスロット(PCMCIA仕様準
拠)を備えたものがある。そこで、このPCカードスロ
ットを利用して磁気ディスクカートリッジを使用した外
部記憶装置を構成することが提案されている。
【0006】上記PCカードスロットに装着し得るPC
カードの仕様は、PCMCIAタイプIIで厚みが5.0mmであ
り、この厚みの中に磁気ディスクカートリッジとディス
クドライブ装置を構成しようとするものであるから、設
計上磁気ディスクカートリッジとしての厚みは約2mm程
度の超薄型に構成する必要がある。
【0007】ところで、上記のような薄型磁気ディスク
カートリッジを構成する場合でも、記録媒体として要求
される記録容量は大きく、高密度記録化して最大限の記
録容量を確保しようとすると、その転送レートを高める
点から磁気ディスクメディアを高速で回転駆動する必要
がある。
【0008】また、大容量小型磁気ディスクカートリッ
ジとして要求される特性としては、次のようなものがあ
る。
【0009】先ず、ドライブ装置への着脱操作時や搬送
時等の取り扱い時におけるカートリッジケースの変形を
抑制し、動作信頼性を確保するための強度を有するこ
と。高速回転に伴いドライブ装置内は温度が上昇し、こ
れに対する剛性および寸法精度等を維持し得る耐熱性を
有すること。専用ケースに収納されずに単独搬送される
頻度が高まり、これに応じて落下時の衝撃が直接作用し
た際にも変形、破損が生起しないような耐久強度を有す
ること。ドロップアウトなどの原因となる塵埃が外部か
ら侵入するのを防止するとともに、落下衝撃等を受けた
際に内部で塵埃が発生しないよう、防塵および発塵防止
並びに除塵機能を有すること。構成部品が小型化する
が、安定した動作を確保するための寸法精度、機能安定
性を確保するとともに、小型部品でも組み立てやすい構
造で、生産性が確保できること。ドライブ装置に挿入す
る際の負荷を低減するために、カートリッジケースの表
面が平滑で滑り易いこと等が要求される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような点を考慮
して、磁気ディスクカートリッジの基本的な構造の設計
を行う必要があるが、特に、カートリッジケースの強度
を確保しつつ内部に磁気ディスクメディアを回転自在に
収容する空間を確保することが重要な課題となる。つま
り、従来の磁気ディスクカートリッジのカートリッジケ
ースのように分割構造の上下シェルを蓋合わせ状に接合
するものでは、カートリッジケースの厚み方向の規制が
厳しいことから結果として扁平ケースの肉厚が薄くな
り、機械的強度が低下する。このケース部分の強度不足
は、ドライブ装置への装填または取り出し動作時や、ド
ライブ装置外での取り扱い時に変形等を招き、磁気ディ
スクメディアがケース内面と擦れたりして記録再生特性
に影響を与え、信頼性の低下原因となる。しかも記録再
生用磁気ヘッドの磁気ディスクメディアに対するアクセ
ス移動が、狭いスペース内で良好に行なえるようにする
必要がある。
【0011】このような超薄型磁気ディスクカートリッ
ジにおけるカートリッジケースの強度を確保するため
に、プラスチック製のベースプレートと、このベースプ
レートの上下面に被着された一対の金属板製カバーケー
スによってカートリッジケースを構成することも提案さ
れている。このようなカバーケースは、一般に薄い金属
板の絞り加工によって形成さるが、絞り加工では、完全
な平坦性が得難く、平坦性不良が原因で、カートリッジ
のドライブ装置への挿入時に、ドライブ装置とカバーケ
ースとの摺接により動作不良が生じるおそれがある。
【0012】一方、ユーザー側からは、システムの使い
勝手を良好にするために、カートリッジ同士を積み重ね
ることが多くあるが、ドライブ装置に挿入する際の負荷
を低減するためにカートリッジケースの表面が滑り易い
構成になっていると、特に金属面同士やプラスチック面
同士が接触している場合では、積み重ねられたカートリ
ッジが崩れて、時には机の上から床に落下させる危険性
がある。大容量ディスクカートリッジでは、内蔵ディス
クメディア保護の観点から、このような落下による衝撃
は避けなければならない。
【0013】上述の事情に鑑み、本発明の第1の目的
は、カートリッジケースの強度を確保しつつ、ドライブ
装置と金属製カバーケースとの摺接を回避した超薄型で
かつ記録容量の大きい小型磁気ディスクカートリッジを
提供することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、カートリッジを積
み重ねたときの横滑りを防止した超薄型でかつ記録容量
の大きい小型磁気ディスクカートリッジを提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、扁平なカート
リッジケース内に円盤状の磁気ディスクメディアが回転
可能に収容されてなる磁気ディスクカートリッジにおい
て、上記カートリッジケースが、ベースプレートと、こ
のベースプレートの四隅部を露出させた態様でベースプ
レートの上下面に被着された一対のカバーケースとを備
え、上記ベースプレートの露出した四隅部の上下面の少
なくとも一方の少なくとも一部が、上記カバーケースの
面から突出する凸部を形成していることを特徴とするも
のである。
【0016】本発明の一つの態様によれば、上記ベース
プレートの露出した四隅部の上下面の双方に、上記カバ
ーケースの面から突出する凸部が形成される。これら四
隅部の上下面は良好な摺動性を得るために、潤滑剤混入
やマット処理等の表面処理が施されていることが好まし
い。また、上記凸部は、カバーケースの面から0.1〜
0.25mm程度突出していればよく、カバーケースの
変形を考慮して、ベースプレートの四隅部に隣接する部
位のカバーケースの面から0.2〜0.5mm程度突出
する高さを有することが好ましい。
【0017】本発明の他の態様によれば、上記ベースプ
レートの露出した四隅部の上下面の一方に上記凸部が形
成され、上記四隅部の上下面の他方に、上記磁気ディス
クカートリッジが複数積み重ねられたときに隣接する磁
気ディスクカートリッジの上記凸部に係合する凹部が形
成される。
【0018】上記凸部は、ベースプレートの露出した四
隅部全体によって構成されていても、あるいは四隅部に
部分的に形成されていてもよく、凸部の形状は、三角
錐、円錐等の錐体形状や柱体形状とすることができ、上
記凹部はこれらの凸部を受容し得る形状にすればよい。
これら凸部は、カバーケースの面から0.1〜0.3m
m程度突出する高さに設定されるのが好ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、カートリッジケース
が、ベースプレートと、このベースプレートの上下面に
それぞれ被着されたカバーケースとを備えていることに
より、扁平ケースとして必要な強度が確保でき、薄型で
あっても反り等の変形がなく寸法精度が維持でき、磁気
ディスクカートリッジとしての使用態様に必要な特性が
得られて信頼性が確保でき、しかも良好な組付け性が得
られる。
【0020】そして、上下のカバーケースが上記ベース
プレートの四隅部を露出させた態様でベースプレートに
被着されているため、この露出四隅部にカバーケースの
面から突出する凸部を容易に設けることができる。
【0021】そして、上記ベースプレートの露出した四
隅部の上下面の双方に、カバーケースの面から突出する
凸部が形成した場合は、ドライブ装置と金属製カバーケ
ースとの摺接を回避することができる。
【0022】また、上記ベースプレートの露出した四隅
部の上下面の一方に上記凸部が形成され、上記四隅部の
上下面の他方に、磁気ディスクカートリッジが複数積み
重ねられたときに隣接するカートリッジの上記凸部に係
合する凹部が形成されることにより、カートリッジを積
み重ねたときの横滑りを防止することができるととも
に、このカートリッジが正しい上下方向をもってドライ
ブ装置に挿入される場合にのみ上記凸部の通過を許容す
るカートリッジ挿入口をドライブ装置側に設けておくこ
とにより、ドライブ装置に対する表裏反対な状態でのカ
ートリッジの誤挿入が上記カートリッジ挿入口の縁部に
よって阻止されるという利点もある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。
【0024】図1〜図3は、本発明による磁気ディスク
カートリッジの第1の実施の形態を示し、図1は、磁気
ヘッド挿入用窓がシャッター部材によって閉止された状
態を示す上面側から見た斜視図である。また、図2は、
その磁気ヘッド挿入用窓が開いた状態を下面側から見た
斜視図、図3はこの磁気ディスクカートリッジの分解斜
視図である。なお、構造を明確にするため、図面のおけ
る各部の厚み等は実際の寸法とは異なる比率で示してあ
る。
【0025】磁気ディスクカートリッジ1は、扁平なカ
ートリッジケースC内に回転自在に収容された円盤状の
磁気ディスクメディア10(図3参照)を備えている。
カートリッジケースCは、中心部材のベースプレート2
と、このベースプレート2の上下に被着された略平面形
状の上カバーケース3および下カバーケース4とによっ
て構成されている。磁気ディスクメディア10は、フレ
キシブルなポリエステルシート等からなる円盤状のベー
スの両面に磁性体層が施されたもので、中心部にセンタ
ーコア11が固着一体化されている。
【0026】カートリッジケースCの下面にはドライブ
装置の駆動モータと上記センタコア11とのチャッキン
グを可能とするセンタコア孔7が設けられ、このセンタ
コア孔7に回転駆動センタコア11の底部が臨むように
磁気ディスクメディア10がカートリッジケースC内に
収容されている。
【0027】また、カートリッジケースCのドライブ装
置に対する挿入方向(図1の矢印D)に対して前端部に
は、記録再生用磁気ヘッドがアクセス可能な窓部8が形
成されている。窓部8は、ベースプレート2および上下
カバーケース3,4の前端面から中心部に向かって矩形
状に切り欠かれた態様で上下に貫通して開口しており
(図2参照)、この窓部8を開閉するシャッター部材5
が上下カバーケース3,4の内側に、左右方向に摺動可
能に内蔵されている。
【0028】上記のような窓部8の構造により、記録再
生用磁気ヘッドは上下に大きく開閉することなくカート
リッジケースCの前端面側から窓部8内に挿入可能で、
しかも内蔵型シャッター部材5の採用で、このシャッタ
ー部材5が小型化による強度不足で外れるのが防止さ
れ、落下などに対しても強くなり、組み立て性も良好と
なる。
【0029】次に、各部品の構造を図3に基づいて具体
的に説明する。
【0030】先ず、ベースプレート2は、例えばアクリ
ロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS樹
脂)またはPOM樹脂などのような合成樹脂から形成さ
れて略長方形の平板状をなし、上面の中央部には磁気デ
ィスクメディア10を収納するための円形凹部21が形
成され、この凹部21の底板の中心部にセンタコア孔7
が開口している。また、凹部21の底板の前側部分は略
矩形状に除去されて、シャッター部材5の後述する下面
板部52が移動自在に挿入される空間22が形成され、
ベースプレート2の前端部分は中央部が前後方向に除去
されて上下に貫通した窓部8が開口している。そして、
ベースプレート2の窓部8の一方側(図3の右側)の前
壁の前面は、他方側(図3の左側)の前壁の前面よりも
後退してバネ収納部23が形成され、この部分に後述の
シャッターバネ6が配置される。また、バネ収納部23
と反対側(図3の左側)の前壁の窓部8に臨む前方角部
24は斜めに削られて、シャッター部材5の閉移動時に
シャッター部材5を案内する構造となって、シャッター
部材5が確実に閉じるように、また干渉によってベース
プレート2が削れないようになっている。なお、上記空
間22は、ベースプレート2の厚み方向に余裕がある場
合には底面側からの薄い凹溝状に形成してもよい。
【0031】さらに、ベースプレート2の四隅のコーナ
ー部25は、これらの部分に対応する上下カバーケース
3,4の四隅部分が切り欠かれていることによって、図
1および図2に示すように露出している。そして、ベー
スプレート2の四隅の露出コーナー部25の上面25a
および下面面25bは、上カバーケース3の上面および
下カバーケース4の下面からそれぞれaおよびbだけ突
出するように上下方向に厚く形成されている。なお、上
記a,b寸法は0.15〜0.5mm程度に設定され
る。
【0032】このようにベースプレート2のコーナー部
25,27が外部に露出することによって、落下時の衝
撃等が作用した際に、コーナー部25で衝撃の吸収を可
能とするとともに、各コーナー部25,27に、上下方
向に貫通する孔26(貫通せず中間程度の深さの穴でも
よい)が設けられていることによって、落下時の衝撃に
対してさらに大きな緩衝作用を得るようにしている。こ
のベースプレート2は、磁気ディスクメディア10の記
録再生に支障がない程度の変形を許容する強度を具備し
ている。
【0033】ベースプレート2の前部両側のコーナー部
25,25の側面には、このベースプレート2を上下に
貫通する切欠き部15がそれぞれ形成され、この切欠き
部15は、ドライブ装置に装填されたときの位置決め用
に供される。なお、本実施の形態の場合、一方の前部コ
ーナー部25の角部が斜めに切欠かれて誤挿入防止部1
6となっている。
【0034】上下カバーケース3,4は、プレス加工さ
れたステンレス鋼板等の高強度材料で形成され、上カバ
ーケース3と下カバーケース4とは略対称形状をなし、
四隅の角部が矩形状に除去され、前部中央に平面矩形状
の窓部8が開口し、前後左右の縁部が略直角に折り曲げ
られて、それぞれ前壁部31,41、両側壁部32,4
2、後壁部33,43を構成している。窓部8に関し一
方側(図1および図3の左側、図2の右側)の前壁部3
1,41は高さが低く形成されて、上下カバーケース
3,4がベースプレート2に被着されたときに、上下前
壁部31,41間にスリット18(図1参照)が形成さ
れるようになっている。そして、ドライブ側のシャッタ
ー開閉部材がこのスリット18に挿入され、かつスリッ
ト18に沿って移動し得るように構成されている。窓部
8に関し反対側(図1および図3の右側、図2の左側)
の前壁部31,41、すなわち上記バネ収納部23の前
方に位置する部分の端部側には切欠きが形成され、上下
カバーケース3,4の前壁部31,41が合わさった状
態で矩形状のバネ挿入口19(図1および図2参照)が
形成されて、シャッターバネ6の装着用に使用される。
【0035】上カバーケース3の中央部分の上面には、
ラベル貼付部となる凹部35が形成されて段差構造とな
っており、上カバーケース3に所定の強度を付与してい
る。凹部35底面は下方に突出しており、この凹部35
は、組み立て状態において、ベースプレート2の厚み方
向の中心に位置する磁気ディスクメディア10の上下の
クリアランスが略均等となるように、ベースプレート2
の底板の厚みに応じて磁気ディスクメディア10の上方
空間のクリヤランスを減少させるもので、これにより、
磁気ディスクメディア10の回転安定性を向上させるこ
とができる。
【0036】また、この凹部35は、その周縁部が外側
に開くように斜めに形成され、これにより、組立て時に
おいて上カバーケース同士が互いに嵌着してしまうのを
防止できるとともに、動作時におけるドライブ装置内で
の引っ掛かりを防止することができる。下カバーケース
4の中央部分にはセンタコア孔7が開口されている。
【0037】上記ベースプレート2に対して上下カバー
ケース3,4を組み付けた際には、その前部部分におい
て、ベースプレート2の上下表面と上下カバーケース
3,4の内面との間に、シャッター部材5が摺動可能な
薄い空間が左右方向に延びて形成されるように寸法が設
定されている。
【0038】このように、シャッター部材5が上下カバ
ーケース3,4の内側に収容されていることにより、シ
ャッター部材5の小型化による強度不足でシャッター部
材5が外れるのが防止され、落下に対しても強くなり、
組立て性も良好になる。
【0039】ベースプレート2と上下カバーケース3,
4との組付けにおける固着方法は、上下カバーケース
3,4の接触部を相互にスポット溶接、接着、カシメ等
で接合するか、あるいは、ベースプレート2に対して上
下カバーケース3,4をかしめ、接着等で固着すること
によって行なわれる。
【0040】シャッター部材5は、ベースプレート2と
上下カバーケース3,4との間に、および下面側ではベ
ースプレート2に開口した移動空間22に挿入されて左
右の開閉方向に摺動自在に装着される。このシャッター
部材5は金属製で、例えばステンレス鋼板もしくはアル
ミニウム板から断面略コ字状に形成されたもので、上面
板部51と下面板部52とが前端の連結部53によって
連結され、連結部53の高さはベースプレート2の前部
厚みと略一致している。そして、連結部53から上面板
部51および下面板部52に亘って略矩形状に切り欠か
れてシャッター窓部54が形成される。このシャッター
窓部54は、カートリッジケースCの窓部8とほぼ一致
する大きさで開作動時にこれと連通される。このシャッ
ター窓部54はシャッター部材5の中心より偏った位置
に設けられ、連結部53とともにカートリッジケースC
の窓部8を閉止する閉止領域がシャッター窓部54に隣
接して形成されている。
【0041】上記シャッター窓部54の閉止領域側の前
端内面には、シャッター部材5の連結部53から折り曲
げられたバネ受け用突起55が設けられ、その背部に開
閉方向にコイルバネによるシャッターバネ6が縮装され
て、シャッター部材5は閉方向に付勢される。また、図
示していないが、上面板部51および下面板部52の少
なくとも一方にはガイド爪部が切り起こされ、ベースプ
レート2に左右方向に延びて設けられたガイド溝に係合
され、組立時の外れ防止などに役立っている。また、シ
ャッター部材5の上面板部51および下面板部52には
補強用リブ56が形成され、開作動時の変形防止が行わ
れる。この補強用リブ56は外側に向けて突出する突起
状とし、上下面板部51,52の先端が上下カバーケー
ス3,4に接触摺動することによる摩耗粉などの発生を
抑えるとともに、摺動時の摩擦抵抗を軽減して開閉動作
の安定性を確保する作用も有する。
【0042】また、前記シャッター部材5によって底面
のセンタコア孔7をも開閉する構造にしてもよい。この
場合には、シャッター部材5の下面板部52をセンタコ
ア孔7の部分にまで延長し、閉作動時に下面板部52の
延長部でセンタコア孔7を閉じ、開作動に応じてセンタ
コア孔7を開くように形成される。
【0043】上記磁気ディスクメディア10の上下に
は、PETシート表面に滑り加工(テフロン(登録商
標)加工)が施されたプラスチックシート等による保護
シート12が介装される。この保護シート12は、窓部
8に相当する部分が半径方向に除去されて略C字状をな
し、かつ窓部8と反対側部分に開口12aが形成され
て、この部分にクリーニング部材13が磁気ディスクメ
ディア10側から上カバーケース3の内面およびベース
プレート2の底面に固着され、このクリーニング部材1
3の固着によって同時に保護シート12が固定される。
クリーニング部材13は、磁気ディスクメディア10に
面する側に起毛が施され、磁気ディスクメディア10の
表面に接してその表面の塵埃を除去する。クリーニング
部材13の反対面には粘着剤が施されている。
【0044】この磁気ディスクカートリッジ1の組立て
に際しては、先ず、ベースプレート2の円形凹部21お
よび上カバーケース3の下面に、予め保護シート12を
クリーニング部材13の固着によって固定し、ベースプ
レート2の円形凹部21に磁気ディスクメディア10を
セットした後、シャッター部材5を前方から装着する。
続いて、このベースプレート2に対して上方から上カバ
ーケース3を下方から下カバーケース4をそれぞれ嵌合
保持させて一体とする。これにより、ベースプレート2
の円形凹部21の上面が上カバーケース3で覆われ、上
カバーケース3の底面と円形凹部21の上面とによって
画成される扁平空間が、磁気ディスクメディア10の収
納空間となり、磁気ディスクメディア10が回転可能に
収納される。その後、上下カバーケース3,4の前壁部
のバネ挿入口19からコイル状のシャッターバネ6を撓
ませながら内部のバネ収納部23に挿入し、その先端部
をシャッター部材5のバネ受け突起55に当接させ、後
端部を縮めながら収納部23内に押し込んで組み立てを
終了する。なお、バネ挿入口19の開口形状により、組
み付けられたシャッターバネ6が抜けないようになって
いる。
【0045】以上が本発明の第1の実施の構成である
が、本実施の形態によれば、図1および図2から明らか
なように、ベースプレート2の露出した四隅のコーナー
部25の上面25aおよび下面25bが、上カバーケー
ス3の上面および下カバーケース4の下面からそれぞれ
aおよびbだけ突出するように上下方向に厚く形成され
ているので、ドライブ装置に対する挿入・取出しに際し
て金属製カバーケース3,4との摺接を回避することが
できる。
【0046】なお、上記ベースプレート2の露出した四
隅のコーナー部25に対しては、潤滑剤添加やマット処
理等の表面処理を施すとさらに効果的である。
【0047】図4は、本発明による磁気ディスクカート
リッジの第2の実施の形態を概略的に示す斜視図であ
る。
【0048】本実施の形態も、その四隅のコーナー部2
7の形状を除き、上述した第1の実施の形態と同様の構
成を有するので、重複する説明は省略するが、本実施の
形態では、ベースプレート2の露出した四隅のコーナー
部27の下面27bが、第1の実施の形態と同様に、下
カバーケース4の下面からt だけ突出する凸部とな
っているものの、コーナー部27の上面27aは、上カ
バーケース3の上面よりもt だけ低い凹部となって
おり(t,t=0.1〜0.3mm)、かつ図4に
示すように2枚のカートリッジ1A,1Bを積み重ねた
とき、上方のカートリッジ1Aのコーナー部27の凸部
が、下方のカートリッジ1Bのコーナー部27の凹部に
受容されるように構成されている。なお、コーナー部2
7の上面27aを凸部に、下面27bを凹部としてもよ
い。
【0049】本実施の形態によれば、カートリッジ1
A,1Bを積み重ねたときの横滑りを防止することがで
きるとともに、カートリッジ1Aまたは1Bが正しい上
下方向をもってドライブ装置に挿入される場合にのみ上
記凸部の通過を許容するカートリッジ挿入口をドライブ
装置側に設けておくことにより、ドライブ装置に対する
表裏反対な状態でのカートリッジの誤挿入が上記カート
リッジ挿入口の縁部によって阻止されるという利点もあ
る。
【0050】次の図5は、本発明による磁気ディスクカ
ートリッジの第3の実施の形態を概略的に示す部分的斜
視図である。
【0051】本実施の形態では、ベースプレート2の露
出した四隅のコーナー部28の上下面28a,28b
が、上カバーケース3の上面および下カバーケース4の
下面と略面一となっているが、その上面28aに凸部と
して例えば図示のような截頭円錐状の突起28cが突設
され、下面28bに突起28cを受容する凹部としての
穴28dが形成され、2枚のカートリッジ1A,1Bを
積み重ねたとき、上方のカートリッジ1Aのコーナー部
28の下面28bの穴28dに、下方のカートリッジ1
Bのコーナー部28の上面28aの突起28cが受容さ
れるように構成されている。なお、コーナー部28の上
面28aに穴28dを、下面に突起28cを形成しても
よい。
【0052】さらに図6は、本発明による磁気ディスク
カートリッジの第4の実施の形態を概略的に示す部分的
斜視図である。
【0053】本実施の形態では、ベースプレート2の露
出した四隅のコーナー部29の上面29aが上カバーケ
ース3の上面と略面一に形成されているとともに、上カ
バーケース3との境界部に突条29cが上面29aを囲
むようにL字状に突設され、コーナー部29の下面29
bには、上記L字状の突条29cに囲まれた上面領域2
9aに対応する凸部29dが形成されている。
【0054】上記第3および第4の実施の形態によって
も、第2の実施の形態と同様の効果を有すること明らか
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ディスクカートリッジの第1
の実施の形態において、磁気ヘッド挿入用窓がシャッタ
ー部材によって閉止された状態を示す上面側から見た斜
視図
【図2】図1の磁気ディスクカートリッジにおいてその
磁気ヘッド挿入用窓が開いた状態を示す下面側から見た
斜視図
【図3】図1および図2に示す磁気ディスクカートリッ
ジの分解斜視図
【図4】本発明による磁気ディスクカートリッジの第2
の実施の形態を概略的に示す斜視図
【図5】本発明による磁気ディスクカートリッジの第3
の実施の形態を概略的に示す部分的斜視図
【図6】本発明による磁気ディスクカートリッジの第4
の実施の形態を概略的に示す部分的斜視図
【符号の説明】
C カートリッジケース P 位置決めピン 1 磁気ディスクカートリッジ 2 ベースプレート 3 上カバーケース 4 下カバーケース 5 シャッター部材 6 シャッターバネ 7 センタコア孔 8 磁気ヘッド挿入用窓部 10 磁気ディスクメディア 11 センタコア 12 保護シート 13 クリーニング部材 15 切欠き部 21 円形凹部 23 バネ収納部 25,27,28,29 露出コーナー部 35 凹部 51 シャッター部材の上面板部 52 シャッター部材の上面板部 53 シャッター部材の連結部 54 シャッター窓部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平なカートリッジケース内に円盤状の
    磁気ディスクメディアが回転可能に収容されてなる磁気
    ディスクカートリッジにおいて、 前記カートリッジケースが、ベースプレートと、該ベー
    スプレートの四隅部を露出させた態様で該ベースプレー
    トの上下面に被着された一対のカバーケースとを備え、 前記ベースプレートの露出した四隅部の上下面の少なく
    とも一方の少なくとも一部が、前記カバーケースの面か
    ら突出する凸部を形成していることを特徴とする磁気デ
    ィスクカートリッジ。
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