JP2001319422A - データスライス回路 - Google Patents

データスライス回路

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JP2001319422A JP2000136727A JP2000136727A JP2001319422A JP 2001319422 A JP2001319422 A JP 2001319422A JP 2000136727 A JP2000136727 A JP 2000136727A JP 2000136727 A JP2000136727 A JP 2000136727A JP 2001319422 A JP2001319422 A JP 2001319422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないチャージポンプ電流で、入力信号のエ
ンベロープの急激なレベル変動に追従することのできる
データスライス回路を提供する。 【解決手段】 データ列信号をスライスレベルと比較
し、2値化信号を出力する比較手段と、比較手段が出力
する2値化信号に基づいて、チャージポンプ電流を流入
出するチャージポンプ回路と、それぞれ容量が異なる複
数のコンデンサと、複数のコンデンサのうちのいずれか
がチャージポンプ回路に充放電されるように切り替える
制御手段と、制御手段により切り替えられているコンデ
ンサの端子電圧をスライスレベルとして比較手段に帰還
させる帰還手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データスライス回
路に関し、特に、直流成分が一定になるように変調され
たディジタルデータが記録された光ディスクから読み取
った信号を2値化するものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声データや動画像データを圧縮
符号化して記録する媒体として、CD−ROM(Compac
t Disc - Read Only Memory)やDVD(Digital Versa
tile Disc)等に代表される光ディスクが開発され、普
及してきている。
【0003】このような各種光ディスクに記録されたデ
ータは、光学式ピックアップにより読み取られ、この読
み取られたデータはヘッドアンプに供給されて電流信号
から広帯域の電圧信号、いわゆるRF(Radio Frequenc
y)信号に変換され、データスライス回路に供給されて
いる。そしてデータスライス回路は、RF信号を所定の
スライスレベルでレベルスライスすることにより2値化
し、ディジタルデータに変換する。
【0004】一般に、光ディスクから読み出したRF信
号は、再生ビットストリームのDSV(Digital Sum Va
lue)が“0”となるように変調されており、スペクト
ラム成分内の直流成分、及び低周波成分が少ないという
特徴を持っている。このようなRF信号を2値化信号、
すなわちディジタル信号に変換する際には、再生ビット
ストリームのDSVが“0”であるという特性を利用し
て、2値化信号の“1”、及び“0”のそれぞれの発生
頻度が等しくなるようにスライスレベルを生成し、デー
タスライスを行なう。
【0005】図4は、従来のデータスライス回路を示す
図である。図4に示されるように、従来のデータスライ
ス回路は、RF信号入力端子21と、RF信号入力端子
21に入力されたRF信号をスライスレベルでレベルス
ライスし、2値化信号を出力するコンパレータ22と、
コンパレータ22が出力した2値化信号の出力端子であ
るデータ出力端子23と、コンパレータ22が出力した
2値化信号が“1”のときチャージポンプ電流を流出
し、“0”のときチャージポンプ電流を流入するチャー
ジポンプ回路24と、チャージポンプ回路24により充
放電されるコンデンサ25と、コンデンサ25の端子電
圧をローパスフィルタ27に送る帰還路26と、帰還路
26を通って入力されたコンデンサ25の端子電圧から
高周波数成分を除去し、スライスレベルとしてコンパレ
ータ22に出力するローパスフィルタ27とから構成さ
れている。
【0006】以下に従来のデータスライス回路の動作に
ついて説明する。RF信号入力端子21から入力された
RF信号は、コンパレータ22の一方の比較入力に入力
され、スライスレベルはコンパレータ22の他方の比較
入力が入力される。コンパレータ22は、RF信号をス
ライスレベルでレベルスライスし、2値化信号を出力す
る。この2値化信号は、チャージポンプ回路24に入力
される。チャージポンプ回路24は、2値化信号が
“1”のときチャージポンプ電流を流出してコンデンサ
25を充電し、“0”のときチャージポンプ電流を流入
してコンデンサ25を放電させる。これにより帰還路2
6を通る端子電圧が変動し、ローパスフィルタ27を介
してコンパレータ22に帰還されるスライスレベルが変
動する。
【0007】図5は、従来のデータスライス回路におけ
る、RF信号と、スライスレベルと、2値化信号との関
係を示す図である。ここで、RF信号は高倍速で再生さ
れているものとする。図5に示されるように、従来のデ
ータスライス回路は、RF信号のエンベロープのレベル
が急激に下がったときには、スライスレベルを下げよう
としている。しかし、RF信号は高倍速で再生されてい
るため、RF信号の周波数が高くなり、RF信号のレベ
ル変動が速くなっているので、マスターディスクの露出
や、現像における製造誤差、ディスク表面のキズや汚れ
等のディフェクトによって起こるRF信号のエンベロー
プの急激なレベル変動に対して、スライスレベルを追従
させることができず、2値化信号欠落区間が発生してい
る。
【0008】そこで、従来のデータスライス回路は、チ
ャージポンプ電流を大きくすることで、RF信号が高倍
速で再生されているときでも、入力信号のエンベロープ
の急激なレベル変動に対してスライスレベルを追従させ
ることができるようにして、2値化信号が欠落するのを
防いでいた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チャージポン
プ電流を大きくすれば、チャージポンプ回路の規模が大
きくなり、消費電力が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた
ものであり、少ないチャージポンプ電流で、入力信号の
エンベロープの急激なレベル変動に追従することのでき
るデータスライス回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
データスライス回路は、再生ビットストリームのDSV
(Digital Sum Value)が“0”となるように変調され
たデータ列信号を、自ら生成するスライスレベルと比較
して2値化信号に変換するデータスライス回路におい
て、上記データ列信号を上記スライスレベルと比較し、
2値化信号を出力する比較手段と、上記比較手段が出力
する2値化信号に基づいて、チャージポンプ電流を流入
出するチャージポンプ回路と、それぞれ容量が異なる複
数のコンデンサと、上記複数のコンデンサのうちのいず
れかが上記チャージポンプ回路によって充放電されるよ
うに切り替える制御手段と、上記制御手段により切り替
えられているコンデンサの端子電圧を上記スライスレベ
ルとして上記比較手段に帰還させる帰還手段とを備える
ものである。
【0011】本発明の請求項2に係るデータスライス回
路は、請求項1に記載のデータスライス回路において、
上記制御手段が、上記データ列信号のエンベロープに基
づいて、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記
チャージポンプ回路によって充放電されるように切り替
えるものとしたものである。
【0012】本発明の請求項3に係るデータスライス回
路は、請求項1に記載のデータスライス回路において、
上記制御手段が、上記データ列信号の再生速度に基づい
て、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記チャ
ージポンプ回路によって充放電されるように切り替える
ものとしたものである。
【0013】本発明の請求項4に係るデータスライス回
路は、請求項1に記載のデータスライス回路において、
上記コンデンサの数が、2つであるものとしたものであ
る。
【0014】本発明の請求項5に係るデータスライス回
路は、請求項1に記載のデータスライス回路において、
上記複数のコンデンサが、それぞれ高抵抗で並列接続さ
れるものとしたものである。
【0015】本発明の請求項6に係るデータスライス回
路は、請求項1に記載のデータスライス回路において、
上記チャージポンプ回路が、そのチャージポンプ電流の
流入出量が切り替え可能なものであり、上記制御手段
が、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記チャ
ージポンプ回路によって充放電されるように切り替える
際に、該チャージポンプ回路のチャージポンプ電流の流
入出量を切り替えるものとしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1によるデータスライス回路を示す図であ
る。図1に示されるように、本実施の形態1によるデー
タスライス回路は、光ディスク等から再生されるRF信
号を入力するRF信号入力端子1と、RF信号入力端子
1に入力されたRF信号をスライスレベルでレベルスラ
イスし、2値化信号を出力するコンパレータ2と、コン
パレータ2が出力した2値化信号の出力端子であるデー
タ出力端子3と、コンパレータ2が出力した2値化信号
が“1”のときチャージポンプ電流を流出し、“0”の
ときチャージポンプ電流を流入するチャージポンプ回路
4と、RF信号のエンベロープを検出して、エンベロー
プが所定のレベルよりも高いときにENV信号を出力す
るENV検出部5と、RF信号の再生速度が現在何倍速
であるかを示す再生速度情報を入力する再生速度情報入
力端子6と、再生速度情報入力端子6から入力される再
生速度情報、及びENV検出部5が出力するENV信号
に基づいて、制御信号を出力する制御部7と、チャージ
ポンプ回路4により充放電される第1のコンデンサ8
と、チャージポンプ回路4により充放電される,第1の
コンデンサ8よりも容量が小さい第2のコンデンサ9
と、制御部7が制御信号を出力していないときには第1
のコンデンサ8を選択し、制御部7が制御信号を出力し
ているときには第2のコンデンサ9を選択するスイッチ
10と、第1のコンデンサ8と第2のコンデンサ9とを
並列に接続する高抵抗11と、スイッチ10に選択され
ているコンデンサの端子電圧をローパスフィルタ13に
送る帰還路12と、帰還路12を通って入力された端子
電圧から高周波数成分を除去し、スライスレベルとして
コンパレータ2に出力するローパスフィルタ13とから
構成されている。
【0017】ここで、制御部7は、RF信号入力端子1
から入力されるRF信号の再生速度を1倍速から16倍
速までとすると、1倍速では制御信号は出力することは
なく、16倍速では常に制御信号を出力し、1倍速より
速く16倍速より遅い場合には、ENV検出部5が出力
するENV信号が出力されていないときと、ENV信号
が出力されてから所定の期間が経過するまでの間とに制
御信号を出力するものとする。
【0018】以下に本実施の形態1によるデータスライ
ス回路の動作について説明する。RF信号入力端子1か
ら入力されたRF信号は、コンパレータ2の一方の比較
入力に入力され、スライスレベルはコンパレータ2の他
方の比較入力が入力される。コンパレータ2は、RF信
号をスライスレベルでレベルスライスし、2値化信号を
出力する。この2値化信号は、チャージポンプ回路4に
入力される。
【0019】一方、制御部7は、ENV信号と再生速度
情報とに基づいて、制御信号を出力する。スイッチ10
は、制御部7が制御信号を出力していないときには第1
のコンデンサ8を選択し、制御信号を出力しているとき
には第2のコンデンサ9を選択する。
【0020】そして、チャージポンプ回路4は、2値化
信号が“1”のときチャージポンプ電流を流出してスイ
ッチ10が選択しているコンデンサを充電し、“0”の
ときチャージポンプ電流を流入してスイッチ10が選択
しているコンデンサを放電させる。これにより、帰還路
12を通る端子電圧が変動し、ローパスフィルタ13を
介してコンパレータ2に帰還されるスライスレベルが変
動する。
【0021】図2は、本発明の実施の形態1によるデー
タスライス回路における、RF信号と、スライスレベル
と、2値化信号と、制御信号と、ENV信号との関係を
示す図である。ここで、RF信号は1倍速より速く16
倍速より遅い速度で再生されているものとする。
【0022】図2に示されるように、ENV検出部5
が、RF信号のエンベロープが所定のレベルよりも低く
なったのを検出し、ENV信号を立ち下げたときに、制
御部7は制御信号を立ち上げている。これによりスイッ
チ10は、その選択するコンデンサを第1のコンデンサ
8から第2のコンデンサ9に切り替えている。そして、
第2のコンデンサ9は、その容量が小さいため急速に放
電されるので、スライスレベルはRF信号のエンベロー
プのレベル変動に略追従している。
【0023】また、ENV検出部5が、RF信号のエン
ベロープが所定のレベルよりも高くなったのを検出し、
ENV信号を立ち上げてから所定の期間が経過した後
に、制御部7は制御信号を立ち下げている。これにより
スイッチ10は、その選択するコンデンサを第2のコン
デンサ9から第1のコンデンサ8に切り替えている。そ
して、ENV信号が立ち上げられてから制御信号が立ち
下げられるまでの所定の期間で、第2のコンデンサ9が
急速に充電されて、スライスレベルはRF信号のエンベ
ロープのレベル変動に略追従している。また、スイッチ
10がコンデンサの切り替えを行なう際に、スライスレ
ベルの急激な変化は生じていない。
【0024】このように本実施の形態1によるデータス
ライス回路は、RF信号のエンベロープ、及びRF信号
の再生速度に基づいて、第1のコンデンサと第2のコン
デンサとを切り替えるようにしたので、少ないチャージ
ポンプ電流で、入力信号のエンベロープの急激なレベル
変動に追従することができる。
【0025】また、第1のコンデンサと第2のコンデン
サとを高抵抗で並列接続したので、コンデンサを切り替
える際に起こるスライスレベルの急激な変化を防ぐこと
ができる。なお、上記実施の形態1によるデータスライ
ス回路は、互いに容量の異なる2つのコンデンサを切り
替えるものとしたが、それぞれの容量が異なる3つ以上
のコンデンサを切り替えるものとしてもよい。
【0026】また、上記実施の形態1によるデータスラ
イス回路においても、チャージポンプ回路のチャージポ
ンプ電流を大きくすれば、スライスレベルの入力信号へ
の追従性が高くなることは言うまでもなく、さらに、チ
ャージポンプ回路を、例えば、図3に示されるような、
チャージポンプ電流の流入出量が切り替え可能なものと
し、制御部が、コンデンサを容量の小さいものに切り替
える際にチャージポンプ電流が大きくなるように切り替
えるようにしてもよい。
【0027】また、上記実施の形態1では、RF信号
は、光ディスクから読み取られたものとしたが、これに
限られるものではなく、再生ビットストリームのDSV
が“0”となるように変調されたデータであればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
データスライス回路よれば、再生ビットストリームのD
SV(Digital Sum Value)が“0”となるように変調
されたデータ列信号を、自ら生成するスライスレベルと
比較して2値化信号に変換するデータスライス回路にお
いて、上記データ列信号を上記スライスレベルと比較
し、2値化信号を出力する比較手段と、上記比較手段が
出力する2値化信号に基づいて、チャージポンプ電流を
流入出するチャージポンプ回路と、それぞれ容量が異な
る複数のコンデンサと、上記複数のコンデンサのうちの
いずれかが上記チャージポンプ回路によって充放電され
るように切り替える制御手段と、上記制御手段により切
り替えられているコンデンサの端子電圧を上記スライス
レベルとして上記比較手段に帰還させる帰還手段とを備
えたので、少ないチャージポンプ電流で、入力信号のエ
ンベロープの急激なレベル変動に追従することができる
という効果がある。
【0029】本発明の請求項2に係るデータスライス回
路によれば、請求項1に記載のデータスライス回路にお
いて、上記制御手段が、上記データ列信号のエンベロー
プに基づいて、上記複数のコンデンサのうちのいずれか
が上記チャージポンプ回路によって充放電されるように
切り替えるものとしたので、少ないチャージポンプ電流
で、入力信号のエンベロープの急激なレベル変動に追従
することができるという効果がある。
【0030】本発明の請求項3に係るデータスライス回
路によれば、請求項1に記載のデータスライス回路にお
いて、上記制御手段が、上記データ列信号の再生速度に
基づいて、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上
記チャージポンプ回路によって充放電されるように切り
替えるものとしたので、少ないチャージポンプ電流で、
入力信号のエンベロープの急激なレベル変動に追従する
ことができるという効果がある。
【0031】本発明の請求項4に係るデータスライス回
路によれば、請求項1に記載のデータスライス回路にお
いて、上記コンデンサの数が、2つであるものとしたの
で、少ないチャージポンプ電流で、入力信号のエンベロ
ープの急激なレベル変動に追従することができるという
効果がある。
【0032】本発明の請求項5に係るデータスライス回
路によれば、請求項1に記載のデータスライス回路にお
いて、上記複数のコンデンサが、それぞれ高抵抗で並列
接続されるものとしたので、コンデンサを切り替える際
に起こるスライスレベルの急激な変化を防ぐことができ
るという効果がある。
【0033】本発明の請求項6に係るデータスライス回
路によれば、請求項1に記載のデータスライス回路にお
いて、上記チャージポンプ回路が、そのチャージポンプ
電流の流入出量が切り替え可能なものであり、上記制御
手段が、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記
チャージポンプ回路によって充放電されるように切り替
える際に、該チャージポンプ回路のチャージポンプ電流
の流入出量を切り替えるものとしたので、入力信号のエ
ンベロープの急激なレベル変動に、より速く追従するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデータスライス回
路を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるデータスライス回
路における、RF信号と、スライスレベルと、2値化信
号と、制御信号と、ENV信号との関係を示す図であ
る。
【図3】チャージポンプ電流の流入出量が切り替え可能
なチャージポンプ回路を示す図である。
【図4】従来のデータスライス回路を示す図である。
【図5】従来のデータスライス回路における、RF信号
と、スライスレベルと、2値化信号との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,21 RF信号入力端子 2,22 コンパレータ 3,23 データ出力端子 4,24 チャージポンプ回路 5 ENV検出部 6 再生速度情報入力端子 7 制御部 8 第1のコンデンサ 9 第2のコンデンサ 10 スイッチ 11 高抵抗 12,26 帰還路 13,27 ローパスフィルタ 25 コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生ビットストリームのDSV(Digita
    l Sum Value)が“0”となるように変調されたデータ
    列信号を、自ら生成するスライスレベルと比較して2値
    化信号に変換するデータスライス回路において、 上記データ列信号を上記スライスレベルと比較し、2値
    化信号を出力する比較手段と、 上記比較手段が出力する2値化信号に基づいて、チャー
    ジポンプ電流を流入出するチャージポンプ回路と、 それぞれ容量が異なる複数のコンデンサと、 上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記チャージ
    ポンプ回路によって充放電されるように切り替える制御
    手段と、 上記制御手段により切り替えられているコンデンサの端
    子電圧を上記スライスレベルとして上記比較手段に帰還
    させる帰還手段とを備える、 ことを特徴とするデータスライス回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータスライス回路に
    おいて、 上記制御手段は、上記データ列信号のエンベロープに基
    づいて、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記
    チャージポンプ回路によって充放電されるように切り替
    える、 ことを特徴とするデータスライス回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータスライス回路に
    おいて、 上記制御手段は、上記データ列信号の再生速度に基づい
    て、上記複数のコンデンサのうちのいずれかが上記チャ
    ージポンプ回路によって充放電されるように切り替え
    る、 ことを特徴とするデータスライス回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータスライス回路に
    おいて、 上記コンデンサの数は、2つである、 ことを特徴とするデータスライス回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデータスライス回路に
    おいて、 上記複数のコンデンサは、それぞれ高抵抗で並列接続さ
    れる、 ことを特徴とするデータスライス回路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデータスライス回路に
    おいて、 上記チャージポンプ回路は、そのチャージポンプ電流の
    流入出量が切り替え可能なものであり、 上記制御手段は、上記複数のコンデンサのうちのいずれ
    かが上記チャージポンプ回路によって充放電されるよう
    に切り替える際に、該チャージポンプ回路のチャージポ
    ンプ電流の流入出量を切り替える、 ことを特徴とするデータスライス回路。
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