JP2001319334A - 光ディスク装置、光ディスクのアクセス方法及び光ディスク - Google Patents

光ディスク装置、光ディスクのアクセス方法及び光ディスク

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JP2001319334A JP2000143409A JP2000143409A JP2001319334A JP 2001319334 A JP2001319334 A JP 2001319334A JP 2000143409 A JP2000143409 A JP 2000143409A JP 2000143409 A JP2000143409 A JP 2000143409A JP 2001319334 A JP2001319334 A JP 2001319334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ディスク装置、光ディスクの
アクセス方法及び光ディスクに関し、例えばミニディス
ク(MD)、コンパクトディスク(CD)、ディジタル
ビデオレコーダ(DVR)等と、これらの記録再生装置
に適用して、従来に比して一段と有効に著作権者の利益
を保護することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、著作権に関する情報SAの各
ビット列b0〜b3を異なる2進数系列M1〜M4によ
りそれぞれ擾乱して複数系統の信号を生成し、この複数
系統の信号をさらに擾乱して1系統の駆動信号OUTを
生成してレーザービームを変調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置、
光ディスクのアクセス方法及び光ディスクに関し、例え
ばミニディスク(MD)、コンパクトディスク(C
D)、ディジタルビデオレコーダ(DVR)等と、これ
らの記録再生装置に適用することができる。本発明は、
著作権に関する情報の各ビット列を異なる2進数系列に
よりそれぞれ擾乱して複数系統の信号を生成し、この複
数系統の信号をさらに擾乱して1系統の駆動信号を生成
してレーザービームを変調することにより、従来に比し
て一段と有効に著作権者の利益を保護することができる
ようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置であるミニディス
ク装置においては、種々のコンテンツより音質の劣化を
防止して簡易に音楽をコピーできることにより、近年、
急速に普及するようになされている。すなわちミニディ
スク装置においては、インターネットにより配信される
音楽情報をミニディスクに記録して試聴することもで
き、また友人等から借りたコンパクトディスクの音楽を
ミニディスクに記録して試聴することもできる。さらに
他のミニディスクから音楽をコピーすることもできる。
【0003】しかしながらこのような音質の劣化を防止
した簡易なコピーにおいては、ユーザの利便性を大きく
高める反面、音楽を創作した著作権者の利益を損なう恐
れもある。このため例えばRIAA(Recording Indust
ry Association of America)、SDMI(Secure Digi
tal Music Initiative )、CPTWG(Copy Protecti
on Technical Working Group )等の団体、フォーラム
において、著作権者の利益の保護を目的として種々の手
法が検討されるようになされている。
【0004】このような手法の1つの方法として、記録
媒体に固有の著作権保護情報により音楽情報を暗号化し
て記録する方法が提案されている。すなわちこの方法に
よれば、音楽情報を別の記録媒体にコピーした場合に
は、記録媒体で著作権保護情報が異なることにより暗号
化を解除することが困難になり、これにより無制限のコ
ピーを防止して著作権者の利益を保護しようとするもの
である。
【0005】このような著作権保護情報の記録方式につ
いては、ユーザーがアクセス困難なセクタを設け、この
セクタに著作権保護情報を記録する方法、ピット列によ
る主のデータの記録に対して反射膜を部分的に除去して
バーコード状にこの種の情報を記録する方法(国際公開
番号WO97/14144号)等が提案されるようにな
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこれらの方法
においては、著作権者の利益を有効に保護する点で実用
上未だ不十分な問題がある。
【0007】すなわちユーザーがアクセス困難なセクタ
に著作権保護情報を記録する方法にあっては、比較的簡
易に著作権保護情報を記録することができる反面、その
分著作権保護情報がコピーされ易い問題がある。
【0008】また反射膜の部分的な除去によりバーコー
ド状にこの種の情報を記録する方法は、顕微鏡等により
観察によりこの種の情報の記録を目視により確認して複
製でき、いわゆる海賊版を完全に防止できない問題があ
る。なお反射膜の除去に代えて、光ディスクの表面に部
分的に不透明膜を作成することにより、同様にしてこの
種の情報を記録する方法も考えられるが、この場合も反
射膜を部分的に除去する場合と同様の問題がある。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して一段と有効に著作権者の利益を保護す
ることができる光ディスク装置、光ディスクのアクセス
方法及び光ディスクを提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、光ディスク装置に適用し
て、著作権に関する情報のビット数に対応する系列によ
り、著作権に関する情報の伝送速度に比して早い伝送速
度により2進数系列を発生させる複数の2進数系列発生
手段と、これらの2進数系列を対応する著作権に関する
情報のビットと演算して複数の演算結果を出力する複数
の演算手段と、所定の切り換え信号に応じた複数の演算
結果の選択的な出力により駆動信号を出力する選択手段
と、駆動信号によりレーザービームを変調する変調手段
とを備えるようにする。
【0011】また請求項8の発明においては、光ディス
クのアクセス方法に適用して、著作権に関する情報の各
ビット列を、著作権に関する情報の伝送速度に比して早
い伝送速度による異なる2進数系列によりそれぞれ擾乱
して複数系統の信号を生成し、複数系統の信号を擾乱し
て1系統の駆動信号を生成し、1系統の駆動信号により
レーザービームを変調する。
【0012】また請求項9の発明においては、光ディス
クに適用して、著作権に関する情報の1ビットが、情報
記録面の周方向に分散されて記録する。
【0013】また請求項15の発明においては、光ディ
スク装置に適用して、再生信号の同期パターンを基準に
して複数の2進数系列を発生する2進数系列発生手段
と、それぞれ2進数系列を基準にして再生信号をサンプ
リングして複数のサンプリング結果を出力する複数のサ
ンプリング手段と、それぞれサンプリング結果を積分し
て複数の積分結果を出力する複数の積分手段と、それぞ
れ積分結果を判定して著作権に関する情報の対応するビ
ット列を復号する判定手段とを備えるようにする。
【0014】請求項1の構成によれば、著作権に関する
情報のビット数に対応する系列により、著作権に関する
情報の伝送速度に比して早い伝送速度により2進数系列
を発生させる複数の2進数系列発生手段と、これらの2
進数系列を対応する著作権に関する情報のビットと演算
して複数の演算結果を出力する複数の演算手段と、所定
の切り換え信号に応じた複数の演算結果の選択的な出力
により駆動信号を出力する選択手段と、駆動信号により
レーザービームを変調する変調手段とを備えることによ
り、著作権に関する情報の1ビットは、他のビットと擾
乱されて、また2進数系列により擾乱されて記録される
ことになる。これにより著作権に関する情報を発見困難
に記録することができ、これにより従来に比して一段と
有効に著作権者の利益を保護することができる。
【0015】また請求項8の構成によれば、著作権に関
する情報の各ビット列を、著作権に関する情報の伝送速
度に比して早い伝送速度による異なる2進数系列により
それぞれ擾乱して複数系統の信号を生成し、複数系統の
信号を擾乱して1系統の駆動信号を生成し、1系統の駆
動信号によりレーザービームを変調することにより、著
作権に関する情報の1ビットは、他のビットと擾乱され
て、また2進数系列により擾乱されて記録されることに
なる。これにより著作権に関する情報を発見困難に記録
することができ、これにより従来に比して一段と有効に
著作権者の利益を保護することができる。
【0016】また請求項9の構成によれば、著作権に関
する情報の1ビットが、情報記録面の周方向に分散され
て記録されていることにより、著作権の情報の記録を発
見困難とすることができ、その分従来に比して一段と有
効に著作権者の利益を保護することができる。
【0017】また請求項15の構成によれば、再生信号
の同期パターンを基準にして複数の2進数系列を発生す
る2進数系列発生手段と、それぞれ2進数系列を基準に
して再生信号をサンプリングして複数のサンプリング結
果を出力する複数のサンプリング手段と、それぞれサン
プリング結果を積分して複数の積分結果を出力する複数
の積分手段と、それぞれ積分結果を判定して著作権に関
する情報の対応するビット列を復号する判定手段とを備
えることにより、著作権に関する情報の1ビットを他の
ビット、2進数系列により擾乱して発見困難に記録して
も、確実に著作権の情報を再生することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0019】(1)実施の形態の構成 図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスク製造工程
を示す工程図である。この実施の形態では、この光ディ
スク製造工程1により2種類の著作権保護情報SA及び
SBを記録したミニディスク2を製造する。
【0020】ここでこれら2種類の著作権保護情報SA
及びSBは、組み合わせて使用して、ミニディスク2に
記録するオーディオデータ等を暗号化し、またミニディ
スク2に記録したオーディオデータ等の暗号化の解除に
使用される情報である。著作権保護情報SA及びSB
は、例えばミニディスクに固有のID情報、製造工場に
係る情報、製造年月日またはコピー可/不可を制御する
情報等を振り分けてそれぞれ構成される。
【0021】ミニディスク2は、図3に示すように、情
報記録面が同心円状に分割され、内周側の領域が著作権
情報記録領域3に、外周側領域がユーザデータ記録領域
4に割り当てられる。ミニディスク2は、この著作権情
報記録領域3にこれら2種類の著作権保護情報SA及び
SBが記録され、ユーザデータ記録領域4にオーディオ
データ等を記録できるように構成される。さらにこの著
作権情報記録領域3において、ミニディスク2は、ピッ
ト列により著作権保護情報SAが繰り返し記録され、こ
の著作権保護情報SAの記録にオーバーラップして、記
録膜の変化によりバーコード状に著作権保護情報SBが
記録される。なおミニディスク2は、ユーザデータ記録
領域4については通常のミニディスクと同様にアドレス
情報によりレーザービームのガイド溝であるグルーブが
蛇行するように形成され、またリードインエリア等が作
成されるようになされている。
【0022】このためこの光ディスク製造工程1におい
て、信号源6は、4ビットパラレルにより著作権保護情
報SAをカッティングマシーン7に繰り返し供給する。
【0023】カッティングマシーン7は、この著作権保
護情報SA等により記録用レーザービームを変調してデ
ィスク原盤8に照射し、またこれに代えて所定の位置情
報により記録用レーザービームを変調してディスク原盤
8に照射する。これによりカッティングマシーン7は、
ディスク原盤8を露光し、ピット列により著作権保護情
報SAを記録し、さらにグルーブ、リードインエリア等
を記録するようになされている。
【0024】光ディスク製造工程1において、続く現像
工程9は、このようにカッティングマシーン7により露
光されたディスク原盤8を現像し、露光軌跡にピット
列、グルーブに対応する微細な凹凸を形成する。
【0025】続くメッキ工程10は、このディスク原盤
8をメッキ処理し、これによりマザーディスク12を作
成する。光ディスク製造工程1は、このマザーディスク
12よりスタンパーを作成し、射出成形工程13は、こ
のスタンパーを射出成形機に取り付けて射出成形するこ
とにより、マザーディスク12に形成された微細な凹凸
を複写してなるディスク基板14を量産する。
【0026】続く記録膜生成工程15は、スパッタリン
グ等の手法によりこのディスク基板14に光磁気膜によ
る記録膜を作成する。
【0027】信号源16は、著作権保護情報SBをバー
コード書き込み装置17に出力し、バーコード書き込み
装置17は、この著作権保護情報SBによりディスク基
板14の記録膜を変化させてバーコード状に著作権保護
情報SBを記録する。ここでバーコード書き込み装置1
7は、記録膜を作成してなるミニディスク2を装着して
回転駆動しながら、先の著作権保護情報SAを記録した
領域に、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・
ガーネット)レーザ等による高出力のレーザービームを
著作権保護情報SBにより変調して、かつミニディスク
2の回転に同期して照射することにより、記録膜の反射
率を部分的に変換させてバーコード状に著作権保護情報
SBを記録する。なお、このような記録膜の変化により
バーコード状に著作権保護情報SBを記録する場合にあ
っては、YAGレーザに代えて、炭酸ガスレーザ、高出
力半導体レーザ等を使用することもできる。
【0028】光磁気ディスク製造工程1は、続く保護膜
作成工程18により記録膜上に保護膜を作成し、これに
よりミニディスク2が完成するようになされている。
【0029】図4は、カッティングマシーン7を示すブ
ロック図である。カッティングマシーン7は、著作権保
護情報SAをピット列によりディスク原盤8に記録し、
またディスク原盤8にグルーブ、リードインエリア等を
記録する。
【0030】すなわちカッティングマシーン7におい
て、スピンドルモータ20は、スピンドルサーボ回路2
1の制御によりディスク原盤8を所定の回転速度で回転
駆動し、底部に保持したFG信号発生器より、ディスク
原盤8が所定の角度だけ回転する毎に信号レベルが立ち
上がるFG信号FGを出力する。スピンドルサーボ回路
21は、このFG信号FGを基準にしてディスク原盤8
が所定の回転速度により回転するように、スピンドルモ
ータ20の動作を制御する。
【0031】レーザー光源23は、例えばガスレーザ等
によって構成され、記録用レーザービームL1を光変調
器24に向けて出射する。
【0032】光変調器24は、電気音響光学素子(Acou
stic Optical Modulator)等によって構成され、記録用
レーザービームL1を駆動信号SDにより変調してレー
ザービームL2を出射する。この変調において、光変調
器24は、中央処理ユニット22の制御により動作を切
り換え、著作権保護情報SA、リードインエリアの作成
に必要な情報等を記録している期間の間は、駆動信号S
Dに応じたオンオフ制御によりレーザービームL1を変
調するのに対し、グルーブを記録する期間の間は、駆動
信号SDに応じて出射方向を変化させてレーザービーム
L1を変調する。
【0033】ミラー25は、レーザービームL2の光路
を折り曲げて、ディスク原盤8に向けて射出する。対物
レンズ26は、このミラー25の反射光をディスク原盤
8の記録面上に集光する。ミラー25および対物レンズ
26は、図示しないスレッド機構により、ディスク原盤
8の回転に同期して半径方向に順次移動するようになさ
れている。これによりカッティングマシーン7では、レ
ーザービームL2の集光位置をディスク原盤8の外周方
向に順次変位させ、ディスク原盤8上に螺旋状にトラッ
クを形成する。さらに著作権情報記録領域3において
は、このトラック上に駆動信号SDに応じたピット列を
作成して著作権保護情報SAを記録し、また同様にし
て、リードインエリア等を記録する。またユーザデータ
記録領域4においては、駆動信号SDに応じたグルーブ
の蛇行によりアドレス情報を記録する。
【0034】このため変調回路27は、信号源6から著
作権保護情報SA(b0〜b4)を受け、この著作権保
護情報SAを変調して変調信号OUTを出力する。
【0035】アドレスフォーマット信号発生回路28
は、リードインエリア、ユーザデータ記録領域4に必要
なアドレス情報、フォーマット情報等を発生し、これら
よりグルーブの蛇行に応じて信号レベルが変化するウォ
ウブル信号等を生成して出力する。
【0036】データセレクタ29は、中央処理ユニット
22の制御により、変調回路27より出力される変調信
号OUT、アドレスフォーマット信号発生回路28の出
力信号を選択して駆動信号SDを出力する。中央処理ユ
ニット22は、このカッティングマシーン7の動作を制
御する制御回路を構成し、ミラー25、対物レンズ26
を駆動するスレッド機構のモニタによりレーザービーム
L2の照射位置を検出し、この検出結果によりデータセ
レクタ29、光変調器24等の動作を切り換え制御す
る。
【0037】図1は、変調回路27を示すブロック図で
あり、図5は、この変調回路の動作の説明に供する信号
波形図である。変調回路27は、FG信号FGを基準に
して著作権保護情報SAを処理することにより、著作権
保護情報SAを変調して変調信号OUTを生成する。こ
こでPLL回路41は、FG信号FGを基準にして動作
することにより、ディスク原盤8の回転に同期したチャ
ンネルクロックCK(図5(A))を生成して変調回路
27の各部に供給する。
【0038】タイミングジェネレータ(TG)42は、
チャンネルクロックCKをカウントすることにより、所
定の時間間隔でM系列発生回路45A〜45Dを初期化
する初期化パルスSYを発生する。またタイミングジェ
ネレータ42は、この初期化パルスSYに同期した同期
パターン選択信号STを生成して出力する。なおここで
この実施の形態において、初期化パルスSYは、チャン
ネルクロックCKに同期して、1クロック幅により立ち
上がるように生成される(図5(B))。また同期パタ
ーン選択信号STは、初期化パルスSYの立ち上がりの
タイミングより5クロック幅で立ち上がるように生成さ
れる(図5(C))。
【0039】ここで変調回路27においては、チャンネ
ルクロックCKに比して格段的に遅いビットレートによ
り著作権保護情報SAが入力されるようになされてい
る。
【0040】同期パターン発生回路43は、初期化パル
スSYの立ち上がりを基準にして、所定の同期パターン
DYを生成して出力する。なおこの実施の形態におい
て、同期パターンDYは、図5(D)に示すように、初
期化パルスSYの立ち上がりより5クロック周期の期間
において、論理値が「11011」となるように設定さ
れる。
【0041】M系列発生回路45A〜45Dは、初期化
パルスSYにより初期化され、チャンネルクロックCK
単位で変化するM系列M1〜M4を出力する(図5
(E)〜(H))。ここでM系列M1〜M4は、ランダ
ムに論理値が変化し、かつ論理1と論理0との発生確率
が等確率であるデータ列であり、この実施の形態では、
チャンネルクロックCKに同期して変化する点を除い
て、互いに関連性の無い変化を呈する(いわゆる無相関
である)M系列M1〜M4が適用される。
【0042】これによりM系列発生回路45A〜45D
は、著作権に関する情報である著作権保護情報SAのビ
ット数に対応する系列により、著作権に関する情報の伝
送速度に比して早い伝送速度により2進数系列を発生さ
せる複数の2進数系列発生手段を構成し、同期パターン
を基準にして、2進数系列を繰り返し出力する。
【0043】演算回路(X)46A〜46Dは、イクス
クルーシブオア回路により構成され、それぞれM系列信
号M1〜M4と著作権保護情報SAの各ビットb0〜b
3とをイクスクルーシブオア演算して演算結果を出力す
る。これにより変調回路27は、著作権保護情報SAの
1ビットをM系列信号M1〜M4により擾乱させる。ま
たこのときいわゆる無相関のM系列信号M1〜M4を適
用することにより、各ビットb0〜b3の論理値が同一
の場合でも、演算結果においては異なるようにし、各ビ
ットb0〜b3を復号する際に、それぞれM系列信号M
1〜M4により処理して、他のビットb0〜b3の演算
結果によっては影響を受けないようになされている。こ
れにより演算回路46A〜46Dは、M系列発生回路4
5A〜45Dによる2進数系列を対応する著作権保護情
報SAのビットと演算して複数の演算結果を出力する複
数の演算手段を構成し、この実施の形態では、同一の著
作権保護情報を繰り返し、2進数系列と演算して演算結
果を出力する。
【0044】乱数発生回路47は、2ビットの乱数(値
0、1、2、3の何れかの値を取る乱数)Rをチャンネ
ルクロックCK単位で発生し、データセレクタ48に出
力する(図5(I))。データセレクタ48は、この2
ビットの乱数Rの値に応じて、演算回路46A〜46D
の演算結果を選択出力する。すなわち乱数発生回路47
の出力が値0の場合、第1の演算回路46Aの出力を選
択するのに対し、乱数発生回路47の出力が値1、2又
は3の場合、それぞれ演算回路46B、46C、46D
の出力を選択する。
【0045】これにより変調回路27は、対応するM系
列M1〜M4を基準にした復号により他の演算結果によ
っては影響を受けないようにした状態で、演算回路46
A〜46Dによる演算結果を1系統に纏めてさらに擾乱
するようになされている。これによりデータセレクタ4
8は、乱数による切り換え信号に応じた複数の演算結果
の選択的な出力により駆動信号SDを出力する選択手段
を構成する。
【0046】データセレクタ49は、同期パターン選択
信号STを基準にして、同期パターン発生回路43から
出力される同期パターンDY、データセレクタ48の出
力を選択出力する。これにより変調回路27は、初期化
パルスSYが立ち上がった後の5クロック周期の期間の
間、論理「11011」の同期パターンが現れた後、デ
ータセレクタ48の出力が選択されて出力されるように
なされている(図5(J))。
【0047】これによりディスク原盤8においては、著
作権情報記録領域3にこの変調回路27の出力信号OU
Tに応じたピットPが作成されるようになされている
(図5(K))。なおこの図5において、図5(L)〜
(N))は、初期化パルスSYを基準にして異なる周期
における出力信号OUT、ピットPの生成を示す図であ
る。この実施の形態では、乱数Rにより4系統の乗算結
果を1系統に纏めて擾乱することにより、この図5
(L)〜(N))により示すように、ディスク原盤8に
記録されるピット列においては、著作権保護情報SAの
論理値が同一の場合でも異なる変化を呈するようにな
る。これによりこの実施の形態では、著作権保護情報S
Aを発見、解析困難とするようになされている。
【0048】変調回路27は、同期パターン選択信号S
Tの発生周期、著作権保護情報SAのバイト数の選定に
より、ミニディスク2の内外周で、精度良く同期パター
ンによるピットが重なり合うように設定される(図3
(B))。すなわちミニディスク2の回転中心より見
て、ミニディスク2の情報記録面を所定の角間隔により
分割し、この分割した領域の先頭側より所定の範囲に同
期パターンが記録される。かくしてバーコードによる著
作権保護情報SBの記録により、ミニディスク2は、著
作権情報記録領域3においては、正しくトラッキング制
御することが困難になる。
【0049】これらによりミニディスク2は、著作権に
関する情報の1ビットが、情報記録面の周方向に分散さ
れて記録されるようになされている。
【0050】図6は、このようにして作成されたミニデ
ィスク2を記録再生する光ディスク装置を示すブロック
図である。この光ディスク装置61において、スピンド
ルモータ62は、サーボ回路65の制御によりこのミニ
ディスク2を所定の回転速度で回転駆動する。
【0051】光ピックアップ63は、ミニディスク2の
半径方向に可動できるように所定のスレッド機構により
保持される。光ピックアップ63は、ミニディスク2に
レーザービームを照射し、その戻り光を受光して受光結
果を出力する。また記録時、光ピックアップ63は、再
生時の光量より記録時の光量にレーザービームの光量を
間欠的に立ち上げて変調磁界を印加し、これによりいわ
ゆるパルストレイン方により種々の情報を熱磁気記録す
る。
【0052】マトリクスアンプ(MA)64は、光ピッ
クアップ63の出力信号を信号処理することにより、グ
ルーブの蛇行に応じて信号レベルが変化するウォウブル
信号、トラッキングエラー量に応じて信号レベルが変化
するトラッキングエラー信号TK、フォーカスエラー量
に応じて信号レベルが変化するフォーカスエラー信号F
S、磁気カー効果の利用によりミニディスク2からの戻
り光の偏光面に応じて信号レベルが変化する再生信号M
O、ミニディスク2における記録膜の変化、ピット列に
応じて信号レベルが変化する再生信号HFを生成して出
力する。
【0053】サーボ回路65は、これらトラッキングエ
ラー信号TK、フォーカスエラー信号FSにより光ピッ
クアップ63をトラッキング制御、フォーカス制御す
る。またサーボ回路65は、ウォウブル信号より生成さ
れるクロックが所定周波数になるようにスピンドルモー
タ62の回転速度を制御する。さらにウォウブル信号よ
りアドレス情報を取得し、中央処理ユニット(CPU)
66の制御により、光ピックアップ63を所定位置にシ
ークさせる。
【0054】アナログディジタル変換回路(AD)67
は、上述したチャンネルクロックCKに比して充分に短
い周期により再生信号HFを順次アナログディジタル変
換処理し、8ビットのディジタル再生信号DXを出力す
る。第2復号回路68は、著作権情報記録領域3より得
られるこのディジタル再生信号DXを処理することによ
り著作権保護情報SAを復号して出力する。
【0055】中央処理ユニット66は、この光ディスク
装置61の動作を制御する制御回路を構成し、図示しな
いミニディスク検出機構を介してミニディスク2の装填
が検出されると、通常のミニディスク装置と同様に、サ
ーボ回路65の制御により光ピックアップ63をリード
インエリアにシークさせ、ミニディスク2のアクセスに
必要なTOCデータ等を取得する。さらに続いて著作権
情報記録領域3に光ピックアップ63をシークさせ、第
2復号回路68より著作権保護情報SAを取得する。な
おこのとき中央処理ユニット66は、この著作権情報記
録領域3においては、バーコードにより著作権保護情報
SBが記録され、トラッキング制御困難なことにより、
トラッキング制御の動作を中止してフォーカス制御だけ
の状態によるアクセスをサーボ回路65に指示する。
【0056】このようにして第2復号回路68より著作
権保護情報SAを取得する際に、中央処理ユニット66
は、併せてディジタル再生信号DXを処理することによ
り、著作権保護情報SBを再生する。すなわち中央処理
ユニット66は、ディジタル再生信号DXを所定のしき
い値により判定して2値化し、この2値化結果より著作
権保護情報SBの記録に供したクロックを再生する。さ
らに中央処理ユニット66は、このクロックを基準にし
て2値化結果を順次ラッチして再生データを生成する。
中央処理ユニット66は、この再生データを記録時の処
理に対応して必要に応じて誤り訂正処理等することによ
り、バーコードにより記録した著作権保護情報SBを再
生する。
【0057】これにより中央処理ユニット66は、ユー
ザーによりミニディスク2の再生が指示された場合に
は、これら2つの著作権保護情報SA、SBにより暗号
化の解除に必要な情報を生成して再生系を駆動するのに
対し、ミニディスク2への記録が指示された場合、同様
にして暗号化の処理に必要な情報を生成して記録系を駆
動する。
【0058】このようにして中央処理ユニット66の制
御により動作する再生系において、復号回路69は、通
常のミニディスク装置における復号回路と同様に、再生
信号MOを処理してクロックを再生し、さらにこのクロ
ックを基準にして再生信号MOをEFM(Eight to Fou
rteen Modulation)復調して再生データを出力する。
【0059】暗号化解除回路79は、著作権保護情報S
A、SBを基準にしてこの再生データの暗号化を解除し
て出力する。誤り訂正回路(ECC:Error Correcting
Code)71は、この暗号化解除回路79の出力データを
誤り訂正処理して出力する。なおこのような誤りは、例
えばミニディスク2上のディフェクト等に起因して生じ
るものである。これにより光ディスク装置61では、著
作権保護情報SA、SBを基準にしたミニディスク2に
固有の暗号化の処理より記録したオーディオデータ等を
再生して出力するようになされている。
【0060】これに対して記録系において、誤り訂正回
路(ECC:Error Correcting Code)72は、順次入力
される入力データに誤り訂正符号を付加して出力し、続
く暗号化回路73は、著作権保護情報SA、SBを基準
にしてこの誤り訂正回路72の出力データを暗号化して
出力する。変調回路74は、この暗号化回路73の出力
データをEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調
して変調信号を生成し、この変調信号により光ピックア
ップ63の変調コイルを駆動する。これにより光ディス
ク装置61は、著作権保護情報SA、SBを基準にした
ミニディスク2に固有の暗号化の処理よりオーディオデ
ータ等を暗号化して記録するようになされている。
【0061】図7は、ディジタル再生信号DXから著作
権保護情報SAを復号する第2復号回路を示すブロック
図である。この第2復号回路68において、PLL回路
81は、ディジタル再生信号DXを基準にして記録時に
生成したチャンネルクロックCKを再生して各部に出力
する。
【0062】同期検出回路82は、このチャンネルクロ
ックCKを基準にしたディジタル再生信号DXの識別に
より同期パターンを検出し、この検出結果より記録時の
初期化パルスSYを再生する。
【0063】M系列発生回路83A〜83Dは、この初
期化パルスSY、チャンネルクロックCKを基準にし
て、それぞれ記録時に生成したM系列M1〜M4を出力
する。
【0064】乗算回路(X)84A〜84Dは、それぞ
れM系列信号M1〜M4とディジタル再生信号DXを乗
算して乗算結果を出力する。なおここで乗算回路(X)
84A〜84Dは、M系列信号M1〜M4の論理値に応
じてディジタル再生信号DXの極性を反転することによ
り、この乗算の処理を実行する。
【0065】ここで著作権情報記録領域3のアクセスに
おいては、トラッキング制御困難なことにより、ディジ
タル再生信号DXにおいては、複数トラックを蛇行する
ように走査して得られると考えられる。これによりディ
ジタル再生信号DXにおいては、複数トラックに記録さ
れた変調回路27の出力信号がさらに擾乱された形式に
より再生されることになる。これに対して著作権保護情
報SAにおいては、変調回路27の出力信号OUTにお
いて、対応するM系列M1〜M4を基準にした復号によ
り他の演算結果によっては影響を受けないようにした状
態で、4系統の演算結果を乱数Rにより擾乱して1系統
に纏められて生成されている。これによりディジタル再
生信号DXにおいては、各トラックの割り当てられた変
調回路27の出力信号OUTがさらにミニディスク2の
走査、バーコードによる擾乱を受けて再生されているこ
とになり、結局、対応するM系列M1〜M4を基準にし
た復号によってのみ正しく再生することができる。
【0066】これにより積分回路85A〜85Dは、乗
算回路84A〜84Dより出力される乗算結果をそれぞ
れ初期化パルスSYを基準にして積分することにより、
著作権保護情報SAの対応するビットb0〜b3の論理
値に応じた値の積分結果を出力する。判定回路86A〜
86Dは、それぞれ積分回路85A〜85Dより出力さ
れる積分結果を初期化パルスSYを基準にして2値識別
することにより、著作権保護情報SAの各ビットb0〜
b3を復号して出力する。
【0067】これらにより光ディスク装置61では、光
ピックアップ63、マトリクスアンプ64が、再生信号
を生成する再生信号生成手段を構成するのに対し、PL
L回路81、同期検出回路82、M系列発生回路83A
〜83Bが、再生信号の同期パターンを基準にして複数
の2進数系列を発生する2進数系列発生手段を構成する
ようになされている。また乗算回路84A〜84Dが、
それぞれ2進数系列を基準にして再生信号をサンプリン
グして複数のサンプリング結果を出力する複数のサンプ
リング手段を構成し、積分回路85A〜85Dが、それ
ぞれサンプリング結果を積分して複数の積分結果を出力
する複数の積分手段を構成し、判定回路86A〜86D
が、それぞれ積分結果を判定して著作権保護情報の対応
するビット列を復号する判定手段を構成するようになさ
れている。
【0068】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、ミニディスク2の製造工程では
(図2)、カッティングマシーン7によりディスク原盤
8を露光して現像することにより、ディスク原盤8にミ
ニディスク2に作成する微細な凹凸が作成され、メッキ
工程10等を経てこの微細な凹凸を転写してなるミニデ
ィスク2のディスク基板14が作成され、このディスク
基板14に記録膜、保護膜を作成してミニディスク2が
作成される。
【0069】このようにして作成されるミニディスク2
は(図3及び図4)、リードインエリア、ユーザーデー
タ記録領域4等においては、アドレスフォーマット信号
発生回路28の出力信号により駆動信号SDが作成さ
れ、この駆動信号SDにより光変調器24で記録用レー
ザービームL1が変調されてディスク原盤8が露光され
ることにより、従来のミニディスク2と同様に作成され
る。これに対してミニディスク2の内周側の著作権情報
記録領域3においては、著作権に関する情報である著作
権保護情報SAが変調回路27で変調されて生成された
駆動信号SDにより記録用レーザービームL1がオンオ
フ変調され、これによりこの著作権情報記録領域3にピ
ット列により著作権保護情報SAが記録される。
【0070】この著作権保護情報SAは(図1及び図
5)、4ビットパラレルにより変調回路27に入力さ
れ、ここで著作権保護情報SAに比して伝送速度が早
く、かつ互いに異なる各ビットに対応する4系統のM系
列M1〜M4がM系列発生回路45A〜45Dで生成さ
れ、各M系列M1〜M4と対応する各ビットb0〜b3
とが演算回路46A〜46Dにより演算処理される。こ
れにより著作権保護情報SAは、それぞれ2進数系列で
あるM系列M1〜M4により擾乱されて、発見困難とさ
れる。
【0071】さらに著作権保護情報SAは、これら演算
回路46A〜46Dの演算結果がデータセレクタ48に
より乱数Rを基準にして選択出力され、これによりさら
に擾乱されて1系統による駆動信号に変換され、さらに
一段と発見困難とされる。
【0072】著作権保護情報SAは、このデータセレク
タ48の出力信号にデータセレクタ49により同期パタ
ーンDYが介挿され、これにより再生時、この同期パタ
ーンDYを基準にしてM系列M1〜M4を生成できるよ
うになされ、さらに生成したM系列M1〜M4を基準に
した復号により各ビットb0〜b3を再生することがで
きるようになされる。
【0073】すなわちM系列M1〜M4においては、互
いに無関係で、かつ論理1と論理0とが等確率により発
生することにより、他のM系列M1〜M4により擾乱し
た信号を所望のM系列により復号し、この復号結果を長
期間により見た場合、論理1及び論理0に対応する信号
レベルの平均値に収束する。これに対して対応するM系
列M1により復号して同様に判定した場合、正しい論理
レベルを判定することができる。
【0074】これによりこの実施の形態では、著作権に
関する情報の各ビット列を異なる2進数系列によりそれ
ぞれ擾乱して複数系統の信号を生成すると共に、この複
数系統の信号をさらに擾乱して1系統の駆動信号を生成
してレーザービームを変調することにより、不規則なピ
ット列の配置により著作権保護情報SAを記録して、著
作権の保護情報を発見困難とするようになされている。
【0075】さらにこのようにして4系統を擾乱して1
系統に纏めて記録することにより、著作権保護情報SA
の1ビットを1つのトラックの比較的長い距離に分散し
て記録するようになされている。
【0076】このようにして著作権保護情報SAを記録
するにつき、著作権保護情報SAは、少なくとも著作権
情報記録領域3においては(図3)、円周方向にほぼ同
一位置に同期パターンを記録するように、またこの同期
パターンを基準にして、2進数系列が繰り返されること
により、さらに著作権保護情報SAが繰り返されて記録
される。これにより何れのトラックを走査する場合で
も、著作権保護情報SAの各バイトは、ミニディスク2
のトラック全集に分散されて記録されていることにな
る。
【0077】これによりミニディスク2では、トラッキ
ング制御しない状態で再生して、複数トラックを斜めに
横切るように再生用のレーザービームが走査する場合で
も、連続する再生信号においては、時系列により順次、
著作権保護情報SAの各バイトの再生信号として再生さ
れる。
【0078】カッティングマシーン7では、このように
して著作権保護情報SAの記録に使用される擾乱用の信
号のうち、M系列信号M1〜M4については、ディスク
原盤8の回転に同期してリセットされるのに対し、乱数
Rについては、何らリセットされることなく生成され
る。これによりミニディスク2では、内外周で同一の著
作権保護情報SAを記録する場合でも、各トラックで異
なるピット列により著作権保護情報SAが記録され、こ
れによりさらに一段と著作権保護情報SAを発見困難と
することができる。
【0079】さらに内外周で同一の著作権保護情報SA
を記録する場合に、複数トラックを斜めに横切るように
再生用のレーザービームが走査しても連続する再生信号
においては、順次、著作権保護情報SAの各バイトの再
生信号を得られるように設定し、異なるM系列による復
号には影響を与えないようにして対応するM系列M1に
より復号して判定した場合には正しい論理レベルを判定
することができることにより、このように各トラックで
異なるピット列により著作権保護情報SAを記録してト
ラッキング制御しないようにしても、正しく著作権保護
情報SAを再生することが可能となる。
【0080】さらにこのような著作権保護情報SAが記
録した上に、さらにバーコードにより第2の著作権保護
情報SBを記録して、著作権保護情報SAについて再生
信号が一時途絶える場合でも、確実に著作権保護情報S
Aを再生することが可能となる。
【0081】かくするにつき光ディスク製造工程1では
(図2)、このような著作権保護情報SAによる微細な
凹凸が作成されてなるディスク基板14に記録膜が作成
された後、第2の著作権保護情報SBにより変調された
記録用レーザービームが著作権保護情報SAを記録した
領域に照射され、これにより著作権保護情報SAに重ね
てバーコードによる著作権保護情報SBが記録される。
【0082】これによりミニディスク2は、この著作権
保護情報SBの記録によっても、著作権保護情報SAを
発見困難とすることができる。またこの著作権保護情報
SBがバーコード状に記録されることにより、トラッキ
ング制御困難とすることができる。これにより著作権保
護情報SAの解析を目的として著作権情報記録領域3を
アクセスする場合に、ピット列に対応する再生信号を取
得困難とすることができ、これによってもさらに一段と
著作権保護情報SAを発見、解析困難とすることができ
る。
【0083】ミニディスク2においては、これによりこ
のようにして記録された2つの著作権保護情報SA、S
Bによる暗号化の処理により、違法コピーを排除するこ
とが可能となる。
【0084】すなわちミニディスク2においては(図
6)、光ディスク装置61において、トラッキング制御
しない状態で、光ピックアップ63より得られる戻り光
の受光結果をマトリクスアンプ64により処理してピッ
ト列、バーコードに応じて信号レベルが変化する再生信
号HFが検出され、この再生信号HFが高いサンプリン
グレートによるディジタル再生信号DXに変換されて第
2復号回路68で処理されることにより、ピット列によ
り記録された著作権保護情報SAが再生される。また中
央処理ユニット66におけるディジタル再生信号DXの
処理によりバーコードによる著作権保護情報SBが再生
される。
【0085】これによりミニディスク2では、これら著
作権保護情報SA、SBに基づいて入力データが暗号化
されて記録され、またこれら著作権保護情報SA、SB
に基づいて再生データの暗号化が解除される。ここで例
えばこれら著作権保護情報SA、SBを正しく再生困難
な場合、このような暗号化によるデータの正しい記録再
生が困難なことにより、光ディスク装置61において
は、正しく著作権保護情報SA、SBが記録されたミニ
ディスクについてだけ、所望のデータを正しく記録再生
することが可能となる。これによりこの実施の形態で
は、いわゆる海賊版によるミニディスクの市場価値を著
しく低下させて、海賊版によるミニディスクを市場より
排除することができる。
【0086】かくするにつき、このような前提である著
作権保護情報SA、SBについては、上述したように発
見困難であることにより、特に著作権保護情報SAにつ
いてはトラッキング制御困難であることにより、このよ
うな著作権保護情報SA、SB自体についてもコピー困
難、解析困難とすることができ、これにより著作権保護
情報SA、SBをもコピーしてなる海賊版についても有
効に排除することができる。
【0087】かくするにつき第2復号回路68におい
て、ディジタル再生信号DXは、同期パターンを基準に
してM系列発生回路83A〜83Dにより記録時と同一
のM系列M1〜M4が作成され、これらとそれぞれ乗算
されることにより、記録時と同一の2進数系列によりサ
ンプリングされ、このサンプリング結果がそれぞれ積分
回路85A〜85Bにより積分される。これによりディ
ジタル再生信号DXは、それぞれ著作権保護情報SAの
各ビットb0〜b3の論理値に対応し、他のビットb0
〜b3の論理値に無関係の積分結果が得られ、この積分
結果の判定により各ビットb0〜b3の論理値が復号さ
れる。
【0088】これにより光ディスク装置61では、バー
コードを重ねて記録している場合でも、さらには隣接す
るトラックで異なるパターンとなるように、さらには複
数系列を擾乱して1系統の駆動信号を生成する等により
極めて発見困難、複製困難に著作権保護情報SAを記録
した場合でも、確実に著作権保護情報SAを再生するこ
とができる。
【0089】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、著作権に関する情報の各ビット列
を、著作権に関する情報の伝送速度に比して早い伝送速
度による異なる2進数系列によりそれぞれ擾乱して複数
系統の信号を生成し、この複数系統の信号をさらに擾乱
して1系統の駆動信号を生成してレーザービームを変調
することにより、著作権に関する情報を発見困難に記録
することができ、これにより従来に比して一段と有効に
著作権者の利益を保護することができる。
【0090】このとき駆動信号に所定周期で同期パター
ンを介挿することにより、再生時、この同期パターンを
基準にして2進数系列を生成して、このようにして記録
された著作権に関する情報を確実に再生することができ
る。
【0091】またこの同期パターンを基準にして、2進
数系列を繰り返し出力することによっても、例えばバー
コード等を重ねて記録してトラッキング制御困難とした
場合でも、著作権に関する情報を確実に再生することが
できる。
【0092】さらに乱数により擾乱して複数系統の信号
より1系統の駆動信号を生成することにより、トラッキ
ング制御困難としても再生できるように著作権に関する
情報を記録した場合でも、各トラックで異なるパターン
により著作権に関する情報を記録することができ、これ
により著作権に関する情報を発見困難、コピー困難に記
録して、従来に比して一段と有効に著作権者の利益を保
護することができる。
【0093】またこのようにして記録した著作権に関す
る情報を再生する際に、記録時に対応する2進数系列を
生成して再生信号と演算し、その演算結果を積分するこ
とにより、このようにして解析困難、コピー困難に記録
した著作権に関する情報を確実に再生することができ
る。
【0094】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、4ビットパラレルに
よる著作権保護情報を記録する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、種々のビット数による場合に広
く適用することができる。
【0095】また上述の実施の形態においては、バーコ
ードを重ねて記録する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、バーコードによる著作権保護情報の記録
を省略する場合にも広く適用することができる。また誤
り訂正符号等の採用により、著作権保護情報SAの繰り
返しの記録も省略して、著作権情報記録領域の面積を少
なくするようにしてもよい。またこれに反して、バーコ
ードによる著作権保護情報SBの記録を省略しても、デ
ィフェクトを故意に作成する等によりトラッキング制御
困難とすることも考えられる。
【0096】また上述の実施の形態においては、ピット
列により著作権保護情報SAを記録する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、マーク列により記録す
る場合等にも広く適用することができる。
【0097】また上述の実施の形態においては、変調回
路27で生成した駆動信号により直接レーザービームを
変調する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、変調回路27の出力信号をさらに位相変調等してレ
ーザービームを変調するようにしてもよい。このように
すれば再生側のPLL回路の設計を容易とすることがで
きる。
【0098】また上述の実施の形態においては、同期パ
ターンを放射状に配置する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、同期パターンを半径方向にランダム
な位置に配置するようにしてもよい。
【0099】また上述の実施の形態においては、乱数に
より擾乱して1系統の駆動信号を生成する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、単に乱数により複数
系統の信号を選択出力する場合には、駆動信号において
論理0と論理1との比率が一定しない場合も考えられる
ことにより、駆動信号を監視して直流レベル補正用のビ
ットを介挿するようにしてもよい。
【0100】また上述の実施の形態においては、著作権
に関する情報として、ミニディスクに固有のID情報、
製造工場に係る情報、製造年月日またはコピー可/不可
を制御する情報等を振り分けて構成する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、単に暗号化処理に必要
な鍵情報を記録する場合等、著作権に関する種々の情報
を記録する場合に広く適用することができる。
【0101】また上述の実施の形態においては、著作権
に関する情報により入力データを暗号化して記録し、ま
た暗号化を解除して再生する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、再生専用の光ディスクについても
適用することができる。
【0102】また上述の実施の形態においては、著作権
に関する情報により暗号化処理する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、著作権に関する情報により
アクセスを停止する場合等にも広く適用することができ
る。
【0103】また上述の実施の形態においては、本発明
をミニディスクと、関連する装置に適用する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、同様の光磁気ディ
スクであるMOに適用する場合、さらにはピット列によ
りデータを記録するコンパクトディスク、ディジタルビ
デオディスク等の種々の光ディスク、相変化型の光ディ
スク、光ディスク装置に広く適用することができる。
【0104】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、著作権に
関する情報の各ビット列を異なる2進数系列によりそれ
ぞれ擾乱して複数系統の信号を生成し、この複数系統の
信号をさらに擾乱して1系統の駆動信号を生成してレー
ザービームを変調することにより、従来に比して一段と
有効に著作権者の利益を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカッティングマシー
ンに適用される変調回路を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るミニディスクの製造
工程を示す工程図である。
【図3】図2のミニディスクの製造工程により製造され
るミニディスクを示す略線図である。
【図4】図2の製造工程に適用されるカッティングマシ
ーンを示すブロック図である。
【図5】図1の変調回路の動作の説明に供する信号波形
図である。
【図6】図3のミニディスクを記録再生する光ディスク
装置を示すブロック図である。
【図7】図6の光ディスク装置の第2復号回路を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1……光ディスク製造工程、2……ミニディスク、3…
…著作権情報記録領域、7……カッティングマシーン、
8……ディスク原盤、27……変調回路、41、81…
…PLL回路、43……同期パターン発生回路、45A
〜45D、83A〜83D……M系列発生回路、46A
〜46D……演算回路、47……乱数発生回路、29、
48、49……データセレクタ、61……光ディスク装
置、66……中央処理ユニット、68……第2復号回
路、82……同期検出回路、84A〜84D……乗算回
路、85A〜85D……積分回路、86A〜86D……
判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC06 CC06 DE17 DE50 GK17 5D066 DA02 DA12 DA16 5D090 AA01 BB04 CC03 DD01 FF24 GG17 HH02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体にレーザービームを照
    射して著作権に関する情報を記録する光ディスク装置に
    おいて、 前記著作権に関する情報のビット数に対応する系列によ
    り、前記著作権に関する情報の伝送速度に比して早い伝
    送速度により2進数系列を発生させる複数の2進数系列
    発生手段と、 前記2進数系列を対応する前記著作権に関する情報のビ
    ットと演算して複数の演算結果を出力する複数の演算手
    段と、 所定の切り換え信号に応じた前記複数の演算結果の選択
    的な出力により駆動信号を出力する選択手段と、 前記駆動信号により前記レーザービームを変調する変調
    手段とを備えることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記2進数系列は、 M系列であることを特徴とする請求項1に記載の光ディ
    スク装置。
  3. 【請求項3】前記駆動信号に所定周期で同期パターンが
    介挿されたことを特徴とする請求項1に記載の光ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】前記2進数系列発生手段は、 前記同期パターンを基準にして、前記2進数系列を繰り
    返して出力することを特徴とする請求項3に記載の光デ
    ィスク装置。
  5. 【請求項5】前記レーザービームの照射により前記著作
    権に関する情報をピット列により記録することを特徴と
    する請求項1に記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】前記2進数系列発生手段は、 少なくとも前記ディスク状記録媒体の所定の範囲では、
    前記ディスク状記録媒体の回転周期で同一の2進数系列
    を繰り返し発生し、 前記演算手段は、 少なくとも前記所定の範囲では、同一の前記著作権に関
    する情報を繰り返して前記2進数系列と乗算して前記演
    算結果を出力し、 前記選択手段は、 少なくとも前記所定の範囲では、前記2進数系列の繰り
    返し及び又は前記同一の前記著作権に関する情報の繰り
    返しに対して、異なる記録パターンを形成するように前
    記複数の演算結果を選択的に出力することを特徴とする
    請求項1に記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】前記切り換え信号が乱数信号であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】ディスク状記録媒体にレーザービームを照
    射して著作権に関する情報を記録する光ディスクのアク
    セス方法において、 前記著作権に関する情報の各ビット列を、前記著作権に
    関する情報の伝送速度に比して早い伝送速度による異な
    る2進数系列によりそれぞれ擾乱して複数系統の信号を
    生成し、 前記複数系統の信号を擾乱して1系統の駆動信号を生成
    し、 前記1系統の駆動信号により前記レーザービームを変調
    することを特徴とする光ディスク記録方法。
  9. 【請求項9】著作権に関する情報が記録されてなる光デ
    ィスクであって、 前記著作権に関する情報の1ビットが、情報記録面の周
    方向に分散されて記録されたことを特徴とする光ディス
    ク。
  10. 【請求項10】前記著作権に関する情報が、 所定の駆動信号により変調されたレーザービームの照射
    により記録され、 前記駆動信号が、 前記複数系統の演算信号を擾乱して生成された1系統の
    信号であり、 前記複数系統の演算信号が、 前記著作権に関する情報の各ビット列を、前記著作権に
    関する情報の伝送速度に比して早い伝送速度による異な
    る2進数系列によりそれぞれ擾乱して生成されたことを
    特徴とする請求項9に記載の光ディスク。
  11. 【請求項11】前記2進数系列が、 M系列であることを特徴とする請求項10に記載の光デ
    ィスク。
  12. 【請求項12】放射状に広がるバーコードの記録により
    前記著作権に関する情報に関連する情報が記録されたこ
    とを特徴とする請求項10に記載の光ディスク。
  13. 【請求項13】前記著作権に関する情報に関連する情報
    が、 光ディスク毎に異なる光ディスクに固有の情報であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の光ディスク。
  14. 【請求項14】前記著作権に関する情報を記録した領域
    に、前記著作権に関する情報に関連する情報が記録され
    たことを特徴とする請求項12に記載の光ディスク。
  15. 【請求項15】光ディスクに記録された著作権に関する
    情報を基準にして暗号化の処理を実行する光ディスク装
    置において、 前記光ディスクにレーザービームを照射して戻り光を受
    光し、前記戻り光の受光結果より再生信号を生成する再
    生信号生成手段と、 前記再生信号の同期パターンを基準にして複数の2進数
    系列を発生する2進数系列発生手段と、 それぞれ前記2進数系列を基準にして前記再生信号をサ
    ンプリングして複数のサンプリング結果を出力する複数
    のサンプリング手段と、 それぞれ前記サンプリング結果を積分して複数の積分結
    果を出力する複数の積分手段と、 それぞれ前記積分結果を判定して前記著作権に関する情
    報の対応するビット列を復号する判定手段とを備えるこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  16. 【請求項16】前記2進数系列が、 M系列であることを特徴とする請求項15に記載の光デ
    ィスク装置。
  17. 【請求項17】前記著作権に関する情報により、前記光
    ディスクに記録されたデータの暗号化を解除することを
    特徴とする請求項15に記載の光ディスク装置。
  18. 【請求項18】前記著作権に関する情報により、所望の
    データを暗号化して前記光ディスクに記録することを特
    徴とする請求項15に記載の光ディスク装置。
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