JP2001319056A - 決済方法、情報処理方法、オフライン情報処理装置、記録媒体及び決済システム - Google Patents

決済方法、情報処理方法、オフライン情報処理装置、記録媒体及び決済システム

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JP2001319056A
JP2001319056A JP2000133707A JP2000133707A JP2001319056A JP 2001319056 A JP2001319056 A JP 2001319056A JP 2000133707 A JP2000133707 A JP 2000133707A JP 2000133707 A JP2000133707 A JP 2000133707A JP 2001319056 A JP2001319056 A JP 2001319056A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報保持装置に保持された価値情報をオフライ
ンで消費し得るようにすることができなかった。 【解決手段】価値情報のオフラインでの消費履歴を当該
価値情報を保持する情報保持装置に記録しておき、当該
消費履歴を、情報保持装置を決済システムとオンライン
接続された情報処理端末で使用したときに読み出し、当
該消費履歴に基づいて決済処理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は決済方法、情報処理
方法、オフライン情報処理装置、記録媒体及び決済シス
テムに関し、例えば有料のディジタル放送番組を限定的
に視聴できるようになされたディジタル放送限定受信シ
ステムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカード等に電子マネーを格納
し、これを消費しながら物品の購入やサービスの享受を
受けられるようになされた電子マネーシステムが実用化
されつつある。
【0003】かかる電子マネーシステムは、各店舗に設
置された専用の端末装置を管理センタとオンライン接続
し、各端末装置によって行われた電子マネーによる代金
の支払いを管理センタにおいて一括管理するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる電子マ
ネーシステムにおいては、上述のように各端末装置が管
理センタとオンライン接続されていることが前提となっ
ており、電子マネーによる代金の支払いをオフラインで
行えない問題があった。
【0005】従ってかかる電子マネーシステムにおい
て、オフラインでの電子マネーによる代金支払いを行い
得るようにすることができれば、各端末装置を管理セン
タにオンライン接続するための手間を省略してシステム
全体としての構成を簡易化できるものと考えられる。
【0006】またこのようにすることができれば、例え
ば一般家庭における有料放送の視聴などに対する代金の
支払いにも電子マネーを利用することができることか
ら、かかるシステムの有用性をより一層向上させ得るも
のと考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、システム全体の構成を簡易化し得る決済方法、情報
処理方法、オフライン情報処理装置、記録媒体及び決済
システムを提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、決済方法において、所定の決済処
理を行う決済システムと、決済システムと通信可能な入
金装置と、決済システムと通信可能な情報処理端末と、
決済システムと決済に関する情報の授受を行わないオフ
ライン情報処理装置とを有し、入金装置と可搬型の情報
保持装置とを通信可能な状態とし、情報保持装置に価値
情報を充填する第1のステップと、価値情報の消費に際
し、オフライン情報処理装置と情報保持装置とを通信可
能な状態とし、価値情報の消費の履歴を表す履歴情報を
情報保持装置に書き込むと共に、情報保持装置に保持さ
れた価値情報を消費する第2のステップと、決済システ
ムに接続される情報処理端末と情報保持装置とを通信可
能な状態とし、履歴情報を情報保持装置から情報処理端
末に送信する第3のステップと、情報処理端末から決済
システムに履歴情報を送信し、履歴情報に基づいて価値
情報の消費に関する決済処理を行う第4のステップとを
設けるようにした。この結果この決済方法によれば、価
値情報の利用(消費)をオフラインで行い得るようにす
ることができる。
【0009】また本発明においは、決済システムと決済
に関する情報の授受を行わないオフライン情報処理装置
における情報処理方法において、可搬型の情報保持装置
に保持された価値情報の消費に際して、情報保持装置と
通信することにより価値情報の消費の履歴を表す履歴情
報を保持装置に送信する第1のステップと、情報保持装
置に保持された価値情報を消費する第2のステップとを
設けるようにした。この結果この情報処理方法によれ
ば、価値情報の利用(消費)をオフラインで行い得るよ
うにすることができる。
【0010】さらに本発明においては、決済システムと
決済に関する情報の授受を行わないオフライン情報処理
装置において、価値情報の消費の履歴を表す履歴情報を
情報保持装置に送信する手段と、保持装置に保持された
価値情報を消費するための手段とを設けるようにした。
この結果オフライン情報処理装置によれば、価値情報の
利用(消費)をオフラインで行い得るようにすることが
できる。
【0011】さらに本発明においては、決済システムと
決済に関する情報の授受を行わないオフライン情報処理
装置における情報処理手順のプログラムが記録された記
録媒体において、情報処理手順は、可搬型の情報保持装
置に保持された価値情報の消費に際して、情報保持装置
と通信することにより価値情報の消費の履歴を表す履歴
情報を保持装置に送信する第1のステップと、情報保持
装置に保持された価値情報を消費する第2のステップと
を有するようにした。この結果この記録媒体に記録され
たプログラムによれば、価値情報の利用(消費)をオフ
ラインで行い得るようにすることができる。
【0012】さらに本発明においては、情報処理装置に
おいて、所定の情報保持媒体に保持された価値情報のオ
フラインで行われた消費の履歴を表す利用履歴情報を、
当該情報保持媒体から読み出す読出し手段と、当該利用
履歴情報を、価値情報を管理する管理側に送信する送信
手段とを設けるようにした。この結果この情報処理装置
によれば、価値情報の利用(消費)をオフラインで行い
得るようにすることができる。
【0013】さらに本発明においては、情報処理方法に
おいて、所定の情報保持媒体に保持された価値情報のオ
フラインで行われた消費の履歴を表す利用履歴情報を、
当該情報保持媒体から読み出す第1のステップと、当該
利用履歴情報を、価値情報を管理する管理側に送信する
第2のステップとを設けるようにした。この結果この情
報処理方法によれば、価値情報の利用(消費)をオフラ
インで行い得るようにすることができる。
【0014】さらに本発明においては、記録媒体におい
て、所定の情報保持媒体に保持された価値情報のオフラ
インで行われた消費の履歴を表す利用履歴情報を、当該
情報保持媒体から読み出す第1のステップと、当該利用
履歴情報を、価値情報を管理する管理側に送信する第2
のステップとを有する処理を行うためのプログラムを記
録するようにした。この結果この記録媒体に記録された
プログラムによれば、価値情報の利用(消費)をオフラ
インで行い得るようにすることができる。
【0015】さらに本発明においては、決済方法におい
て、価値情報のオフラインで行われた消費の履歴を表す
履歴情報を情報処理端末から受信するステップと、受信
した履歴情報に基づいてオフラインで行われた消費に関
する決済処理を行うステップとを設けるようにした。こ
の結果この決済方法によれば、価値情報の利用(消費)
をオフラインで行い得るようにすることができる。
【0016】さらに本発明においては、価値情報のオフ
ラインで行われた消費の履歴を表す履歴情報を情報処理
端末から受信する手段と、受信した履歴情報に基づいて
オフラインで行われた消費に関する決済処理を行う手段
とを設けるようにした。この結果この決済システムによ
れば、価値情報の利用(消費)をオフラインで行い得る
ようにすることができる。
【0017】さらに本発明においては、記録媒体におい
て、価値情報のオフラインで行われた消費の履歴を表す
履歴情報を情報処理端末から受信するステップと、受信
した履歴情報に基づいてオフラインで行われた消費に関
する決済処理を行うステップとを有する処理を行うため
のプログラムを記録するようにした。この結果この記録
媒体に記録されたプログラムによれば価値情報の利用
(消費)をオフラインで行い得るようにすることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0019】(1)本発明を適用したディジタル放送限
定受信システムの全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用したディジ
タル放送限定受信システムを示し、カード発行業者2が
設置した電子マネー管理部3と、通信衛星4を介してテ
レビジョン番組を放送する放送局5と、当該テレビジョ
ン番組の受信処理を行うテレビジョン放送受信装置(I
RD:Integrated Receiver Decoder )6(61 〜6
n )と、カード発行業者2と契約した各店舗にそれぞれ
設置された複数の店舗端末装置7(71 〜7n )と、カ
ード発行業者2が設置する複数の入金装置8(81 〜8
n )とから構成されている。
【0020】放送局5においては、複数チャンネル分の
テレビジョン番組の番組データ(ビデオデータ及び音声
データ)をそれぞれ個別にMPEG(Moving Picture E
xpertsGroup )方式で圧縮符号化してこれらを多重化し
た後、得られた多重化データに対して誤り訂正処理やQ
PSK(Quadrature Phase Shift Keying )変調処理等
の所定の信号処理を施し、かくして得られたテレビジョ
ン放送信号S1を通信衛星4を介して放送する。この際
放送局5は、有料のテレビジョン番組(以下、これを単
に有料番組と呼ぶ)については、圧縮符号化処理された
その番組の番組データに暗号化処理を施すことによりス
クランブルをかける。
【0021】またカード発行業者2は、所定金額の電子
マネーが格納されたIC(Integrated Circuit)カード
9(91 〜9n )を発行し、これをコンビニエンススト
アや、自動販売機等を通じて販売する。そしてディジタ
ル放送受信装置6のユーザは、このICカード9を購入
し、当該ICカード9をディジタル放送受信装置6に装
填するようにする。
【0022】このときディジタル放送受信装置6は、装
填されたICカード9に格納されている電子マネーを消
費しながら当該電子マネーの残額に応じた時間分だけ有
料番組のスクランブルを解除する。従ってユーザは、こ
の時間分だけ所望する有料番組を視聴することができ
る。
【0023】またこの間ディジタル放送受信装置6は、
その有料番組の視聴料として、所定時間ごとに、対応す
る金額分の電子マネーをICカード9から引き出すと共
にこれを表す取引ログ(Log)をICカード9に記録
する。
【0024】そしてこのようにICカード9に記録され
た取引ログは、この後ユーザがカード発行業者2と契約
した店舗において買い物の代金をICカード9を用いて
支払うときに、その決済処理を行う店舗端末装置7によ
りICカード9から読み出され、このときの買い物の取
引ログと共に店舗端末装置7に保持される。
【0025】そして電子マネー管理部3は、これら店舗
端末装置7に保持された各ICカード9の取引ログを例
えば1日に1回の割合でまとめて取り込み、これらをデ
ータベース化して保持する。また電子マネー管理部3
は、これら保持した取引ログに基づいて例えば1カ月に
1回の割合で決済処理を行い、当該処理結果に応じた金
額を放送局や各店舗の口座に振り込む。
【0026】このようにしてこのディジタル放送限定受
信システム1においては、ディジタル放送受信装置6の
ユーザが有料番組をプリペイド方式で視聴することがで
き、また放送局5がその代金をカード発行業者2を介し
て徴収することができるようになされている。
【0027】なおICカード9に対しては入金装置8を
介して所望金額分の電子マネーを追加入金することがで
き、これによりユーザがICカード9を繰り返し使用す
ることができるようになされている。
【0028】(2)各装置の具体構成 (2−1)電子マネー管理部3及びICカード9の具体
構成 ここで電子マネー管理部3は、図2に示すように、セキ
ュリティサーバ10、電子マネーサーバ11、発行デー
タサーバ12、発行装置13、総合サーバ14及びアク
セスサーバ15が第1のLAN(Local Area Network)
16に接続されることにより構成されている。またアク
セスサーバ15は、第2のLAN17を介して各店舗端
末装置7及び各入金端末装置8と接続されている。
【0029】この場合セキュリティサーバ10は、総合
サーバ14が他のサーバ(セキュリティサーバ10、電
子マネーサーバ11、発行データサーバ13、発行装置
12及びアクセスサーバ15)、各店舗端末装置7又は
各入金端末装置8と通信する際に、送受信されるデータ
の暗号化又は解読化や、通信先の認証等の処理を行う。
【0030】また総合サーバ14は、各店舗端末装置7
や各入金端末装置8から第2のLAN17を介して転送
される各ICカード9の取引ログなどの利用履歴に関す
る情報をセキュリティサーバ10を介して取り込み、こ
れをデータベース化して保持する。
【0031】電子マネーサーバ11は、総合サーバ14
が保持するかかるデータベースに基づいて例えば1カ月
に1回の割合で決済処理を行い、当該処理結果に基づい
て放送局5や各店舗に対してそれぞれ対応する金額の振
り込み処理を行う。さらに発行サーバ13は、発行装置
12により発行された各ICカード9のカード番号や有
効性をデータベース化して保持する。
【0032】一方、発行装置12により発行されるIC
カード9には、図3に示すように、その内部にCPU
(Central Processing Unit )20と、各種プログラム
が格納されたROM(Read Only Memory)21と、各種
データが格納されたRAM(Random Access Memory)2
2と、CPU20が外部機器と通信を行う際のインター
フェース回路として機能するカード通信部23とが設け
られ、これらがデータバス24を介して相互に接続され
ている。
【0033】この場合CPU20は、外部機器との通信
によりRAM22に格納すべきデータが与えられると、
当該データをカード通信部23を介して取り込み、これ
をデータバス24を介してRAM22内の指定された記
憶領域内に格納する。
【0034】またCPU20は、外部機器との通信によ
りデータの読出し命令が与えられると、指定されたデー
タをRAM22から読み出し、これをデータバス24及
びカード通信部23を順次介して外部機器に出力する。
【0035】このようにしてICカード9においては、
外部からの制御によって必要なデータをRAM22に読
み書きすることができるようになされている。
【0036】ここで実際上、ICカード9のRAM22
には、図4(A)に示すように、ディレクトリの上位情
報であるICカード番号D11、ファイル及びディレク
トリの定義情報D12、ファイルへのアクセスキーD1
3等からなる管理情報D10と、図4(B)に示すよう
に、ディレクトリ構造の下位情報である電子マネー情報
D20とが格納される。ICカード番号D11は、発行
装置12(図2)がICカード9を発行する際に付与す
るそのICカード9に固有の識別番号である。
【0037】また電子マネー情報D20としては、電子
マネーの残額を表す残額データD21と、ICカード9
の利用履歴を表す過去16回分の取引ログのデータでな
る取引ログデータD22となどがあり、これらがそれぞ
れ対応するファイルに書き込まれる。
【0038】この場合取引ログデータD22は、図5
(A)に示すように、例えば12の項目からなる32
〔byte〕のデータであり、利用時の通信をICカード9
で特定するための通信特定情報D221 と、入金又は消
費等のそのときの電子マネーの利用形態を表すログタイ
プ情報D222 と、当該ICカード9を利用した日時を
表す利用日時情報D223 と、当該ICカード9を利用
した各ディジタル放送受信装置6、各店舗端末装置7又
は各入金端末装置8に予め付与された固有の識別番号で
なるターミナル番号情報D224 と、当該利用履歴にお
ける取引(利用)金額を表す取引金額情報D225 と、
ICカード9の利用時における通信データの暗号化キー
のバージョンを表すキーバージョン情報D226 と、取
引(利用)後のICカード9内の電子マネー残額を表す
利用後残額データD227 と、当該取引(利用)時の店
舗端末装置7又は入金端末装置8とICカード9との通
信において店舗端末装置7又は入金端末装置8が当該通
信を特定するための通信特定情報D228 と、上述のキ
ーバージョン情報D226 で指定されたキーを用いて表
現されたサイン情報D229 となどからなる。
【0039】そしてICカード9のRAM22には、そ
のICカード9を利用するごとにこの取引ログデータD
22が対応する記憶領域内に過去16分だけサイクリッ
クに書き込まれる。そしてこれらがカード発行業者2と
契約する店舗において当該ICカード9を用いて買い物
等をするときや、ICカード9に電子マネーを追加入金
するときに店舗端末装置7又は入金端末装置8により読
み出され、そのときの買い物又は入金の取引ログデータ
D22と共に当該店舗端末装置7又は入金端末装置8に
保持される。
【0040】なお店舗端末装置7及び入金端末装置8に
おいては、これら取引ログデータD22を保持する際
に、そのとき使用されたICカード9を特定するための
図5(B)に示すようなカード特定データD22Aを各
取引ログデータD22にそれぞれ付加する。
【0041】このカード特定データD22Aは、このと
き利用されたICカード9のICカード番号D22A1
と、その取引ログデータD22をICカード9に書き込
んだのがその店舗端末装置7又は入金端末装置8である
か否かを表す取引ターミナルフラグD22A2 と、取引
ログデータD22を店舗端末装置7や入金端末装置8が
保持する際の通信データの暗号化キーのバージョンを表
すキーバージョン情報D22A3 と、キーバージョン情
報D22A3 で指定されたキーを用いて表現されたサイ
ン情報D22A4 とから構成されるものである。
【0042】またICカード9を使用する際に、当該各
ICカード9に蓄積されている過去16回分の取引ログ
データD22が毎回店舗端末装置7又は入金端末装置8
に保持されることにより、同一の店舗端末装置7又は入
金端末装置8に対して同一のICカード9を複数回使用
すると、当該店舗端末装置7又は入金端末装置8に同一
の取引ログデータD22が保持される場合が生じるが、
この場合店舗端末装置7又は入金端末装置8は取引ログ
データD22の通信特定情報D221 に基づいて同じ取
引ログデータD22を放棄する。
【0043】これにより1つの店舗端末装置7や入金端
末装置8には、ICカード9が使用されたときにそのI
Cカード7から読み取られた過去15回使用分の取引ロ
グデータD22と、当該使用時に生成された取引ログデ
ータD22とが重複することなく保持される。
【0044】さらにこの状態においては、複数の店舗端
末装置7や入金端末装置8に各ICカード9の同じ取引
ログデータD22が保持されていることになるが、これ
ら各店舗端末装置7又は入金端末装置8に分散して記憶
された同じ取引ログデータD22のうち、取引ログデー
タD22が生成された取引時(ICカードの利用時)に
使用された店舗端末装置7又は入金端末装置8に保持さ
れている取引ログデータD22については、当該取引ロ
グデータD22と共に保持されるカード特定データD2
2Aの取引ターミナルフラグD22A2 が立っている。
このため電子マネーサーバ11による決済処理時には、
これら取引ターミナルフラグD22A2 が立っている取
引ログデータD22のみが使用される。
【0045】実際上、電子マネーサーバ11において
は、1日に1回の割合で図6に示す利用履歴データ収集
及び決済処理手順RT1をステップSP0において開始
し、続くステップSP1において各店舗端末装置7又は
入金端末装置8に保持された各取引ログデータD22及
びカード特定データD22A(以下、1組の取引ログデ
ータD22及びこれに対応するカード特定データD22
Aをまとめて利用履歴データと呼ぶ)を第2のLAN1
7(図2)、アクセスサーバ15、第1のLAN16及
びセキュリティサーバ10を順次介してまとめて取り込
み、これらを総合サーバ14に与えて保持させる。
【0046】続いて電子マネーサーバ11は、ステップ
SP2に進み、1カ月に1回の頻度で行う決済時となっ
たか否かを判断する。そして電子マネーサーバ11は、
このステップSP2において否定結果を得るとステップ
SP8に進んでこの利用履歴データ収集処理手順RT1
を終了し、これに対してステップSP2において肯定結
果を得ると、ステップSP3に進んで総合サーバ14に
保持されている利用履歴データのうち、カード特定デー
タD22A(図5(B))の取引ターミナルフラグD2
2A2 が立っている利用履歴データを分別ログデータと
して分別する。
【0047】そして電子マネーサーバ11は、続くステ
ップSP4において、分別ログデータと他の利用履歴デ
ータとを比較し、この後ステップSP5に進んで他の利
用履歴データが分別ログデータと一致するか否かを判断
する。
【0048】ここでこのステップSP5において否定結
果を得ることは、店舗端末装置7又は入金端末装置8の
いずれかにおいてICカード9の使用時に生成された取
引ログデータD22が失われたことを意味し、このとき
電子マネーサーバ11は、ステップSP6に進んで分別
ログデータと一致しない他の利用履歴データを分別ログ
データとした後、ステップSP7に進む。これにより失
われた取引ログデータD22については、他の店舗端末
装置7又は入金端末装置8においてICカード9の利用
時に当該ICカード9から読み出された取引ログデータ
D22が代用される。
【0049】これに対してステップSP5において肯定
結果を得ることは、いずれの店舗端末装置7又は入金端
末装置8においても取引ログデータD22が失わていな
いことを意味し、このとき電子マネーサーバ11は、ス
テップSP7に進む。
【0050】そして電子マネーサーバ11は、このステ
ップSP7において決済処理を実行し、続くステップS
P8においてこの決済結果に応じた額のお金を放送局5
や各店舗の口座に振り込み、この後ステップSP9に進
んでこの利用履歴データ収集及び決済処理手順RT1を
終了する。
【0051】このようにして電子マネー管理部3におい
ては、全体としてICカード9の発行や、電子マネーの
管理及び決済等を総合的に行い得るようになされてい
る。
【0052】(2−2)ディジタル放送受信装置6の構
成 ディジタル放送受信装置6においては、図7に示すよう
な構成を有し、パラボナアンテナ30のLNB(Low No
ise Block downconverter )31から供給されるテレビ
ジョン放送信号S1の受信信号でなるIF信号S10を
フロントエンド31に入力する。
【0053】フロントエンド31は、CPU32の制御
のもとに、受信するIF信号S10の周波数を選択し、
選択した周波数帯域のIF信号S10に対してQPSK
復調処理及びエラー訂正処理を順次施し、得られたディ
ジタル多重化信号S11をデマルチプレクサ33に送出
する。
【0054】デマルチプレクサ33は、CPU32の制
御のもとに、供給されるディジタル多重化信号S11の
中からユーザにより指定されたテレビジョン番組の番組
データを分離する。
【0055】またデマルチプレクサ33は、このテレビ
ジョン番組が有料番組である場合(すなわちそのテレビ
ジョン番組の番組データが暗号化されている場合)に
は、ICカード9のRAM22(図3)に予め格納され
ている暗号解読用のキー及び解読プログラムをカードイ
ンターフェース部34を介して読み出し、これらを利用
して当該番組データの暗号を解く。
【0056】さらにデマルチプレクサ33は、かくして
得られた番組データのうちのディジタルビデオ信号S1
2VをMPEGビデオデコーダ35に送出し、ディジタ
ルオーディオ信号S12AをMPEGオーディオデコー
ダ36に送出する一方、これらディジタルビデオ信号S
12V及びディジタルオーディオ信号S12AをIEE
E(Institute of Electrical and Electronic Enginee
rs)1394インターフェース部37に送出する。
【0057】MPEGビデオデコーダ35は、供給され
るMPEG方式で圧縮符号化されたディジタルビデオ信
号S12VをDRAM(Dynamic Random Access Memor
y)構成のメモリ35Aを用いてデコード処理し、得ら
れたアナログビデオ信号S13VをNTSC(National
Television System Committee)エンコーダ38に送出
する。
【0058】NTSCエンコーダ38は、供給されるア
ナログビデオ信号S13VをNTSC方式の輝度信号
(Y)S14Y、クロマ信号(C)S14C及びコンポ
ジット信号S14CONに変換し、これらを図示しない
アナログ映像出力端子を介してアナログテレビジョン受
像機やアナログビデオテープレコーダ等の当該アナログ
映像出力端子と接続された外部のアナログAV(Audio
Video )機器40に出力する。
【0059】またMPEGオーディオデコーダ36は、
供給されるMPEG方式で圧縮符号化されたディジタル
オーディオ信号S12AをDRAM構成のメモリ36A
を用いてデコード処理し、得られたディジタルオーディ
オ信号S13Aをディジタル/アナログ変換器39に送
出する。
【0060】ディジタル/アナログ変換器39は、供給
されるディジタルオーディオ信号S13Aをディジタル
/アナログ変換処理し、得られた左(L)及び右(R)
の各チャンネルのアナログオーディオ信号S15L、S
15Rを図示しないアナログ音声出力端子を介してアナ
ログAV機器40に出力する。
【0061】他方、IEEE1394インターフェース
部37は、デマルチプレクサ33から供給されるディジ
タルビデオ信号S12V及びディジタルオーディオ信号
S12AをIEEE1394規格に応じたフォーマット
で図示しないディジタル出力端子を介して光磁気ディス
ク装置(MD:Mini Disc )や、ディジタルビデオテー
プレコーダ、ハードディスクレコーダ及び又はディジタ
ルテレビジョン受像機等の当該ディジタル出力端子と接
続された外部のディジタルAV機器41に出力する。
【0062】このようにしてディジタル放送受信装置6
においては、ユーザにより指定されたテレビジョン番組
の映像音声をアナログ信号又はディジタル信号として出
力することができ、これによりユーザが所望するテレビ
ジョン番組を視聴し得るようになされている。
【0063】ここでこのようなディジタル放送受信装置
6(61 〜6n )の受信処理は、フラッシュメモリ42
に格納されたプログラムに基づき、RAM43をワーク
メモリとして、CPU32の制御のもとに図8に示す受
信処理手順RT2に従って行われる。
【0064】実際上CPU32は、ユーザにより操作パ
ネル44が操作されて1つのチャンネルが指定される
と、この受信処理手順RT2をステップSP10におい
て開始し、続くステップSP11において、フロントエ
ンド31を制御して指定されたチャンネルを選局させる
一方、このときデマルチプレクサ33から与えられるそ
のチャンネルのテレビジョン番組にスクランブルがかけ
られているか否かの情報に基づいて、当該指定されたチ
ャンネルで放送されているテレビジョン番組が有料番組
であるか否かを判断する。
【0065】そしてCPU32は、このステップSP1
1において否定結果を得るとステップSP12に進んで
デマルチプレクサ33等を制御することによりそのテレ
ビジョン番組の受信処理を行わせた後ステップSP11
に戻り、これに対して肯定結果を得るとステップSP1
3に進んで、カードインターフェース部34と通信する
ことによりICカード9が装填されているか否かを判断
する。
【0066】そしてCPU32は、このステップSP1
3において否定結果を得ると、ステップSP14に進ん
で、図示しないインジケータを点滅させたり、当該ディ
ジタル放送受信装置6と接続されたテレビジョン受像機
等のディスプレイに警告画面を表示させたり、又は当該
テレビジョン受像機等のスピーカから警告音を放出させ
ることにより、ユーザに対してICカード9の装填を要
求し、この後ステップSP11に戻る。
【0067】これに対してCPU32は、ステップSP
13において肯定結果を得ると、ステップSP15に進
んでカードインターフェース部34を制御することによ
り、装填されたICカード9のRAM22(図3)から
当該RAM22に格納されている管理情報D10及び電
子マネー情報D20(図4)などの各種情報を読み出さ
せ、この後ステップSP16に進んでこれら読み出した
管理情報D10及び電子マネー情報D20などに基づい
て当該ICカード9が正規のものであるか否かを判断す
る。
【0068】そしてCPU32は、このステップSP1
6において否定結果を得るとステップSP17に進ん
で、かかる図示しないインジケータを点滅させたり、当
該ディジタル放送受信装置6と接続されたテレビジョン
受像機等のディスプレイに警告画面を表示させたり、又
は当該テレビジョン受像機等のスピーカから警告音を放
出させることにより、そのICカード9が不正なもので
あることをユーザに通知した後ステップSP11に戻
る。
【0069】これに対してCPU32は、ステップSP
16において肯定結果を得るとステップSP18に進ん
で、ステップSP15においてICカード9から読み出
した電子マネー情報D20のうちの残額データD21
(図4(B))に基づいて、当該ICカード9に入金さ
れている電子マネーの残額が、ユーザが指定した有料番
組を視聴するのに必要な所定の単位金額以上あるか否か
を判断する。
【0070】そしてCPU32は、このステップSP1
8において否定結果を得るとステップSP19に進ん
で、かかる図示しないインジケータを点滅させたり、当
該ディジタル放送受信装置6と接続されたテレビジョン
受像機等のディスプレイに警告画面を表示させたり、又
は当該テレビジョン受像機等のスピーカから警告音を放
出させることにより、電子マネーの残額がないことをユ
ーザに通知した後、ステップSP11に戻る。
【0071】これに対してCPU32は、ステップSP
18において肯定結果を得るとステップSP20に進ん
で、カードインターフェース部34(図7)を介してI
Cカード9から上述した所定の単位金額分の電子マネー
を引き出すと共に、このときの取引ログデータD22を
ICカード9のRAM22(図3)に書き込む。
【0072】またCPU32は、この後ステップSP2
1に進んでデマルチプレクサ33等を制御することによ
り、そのチャンネルで放送されているテレビジョン番組
の番組データの解読処理を行わせた後ステップSP11
に戻る。
【0073】そしてCPU32は、この後ユーザが操作
パネル44を操作してそのテレビジョン番組の視聴を中
止し、又はICカード9に格納されている電子マネーの
残額がかかる所定単位金額未満となるまで所定時間の周
期でステップSP11〜SP21を繰り返す。
【0074】このようにしてこのディジタル放送受信装
置6においては、ICカード9に格納されている電子マ
ネーの残額に応じた時間分だけ有料番組にかけられたス
クランブルを解除するようになされている。
【0075】なお図8に示す受信処理手順RT1のステ
ップSP11〜SP21は、放送局5が認める周期で処
理される。従ってこの周期以下の時間では料金を支払う
ことなく、その有料番組を試しで視聴することができる
ようになされている。
【0076】(2−3)店舗端末装置7の構成 一方、各店舗端末装置7においては、図9に示すよう
に、CPU50と、ROM、RAM及びハードディスク
装置等からなる記憶部51と、電子マネー管理部3と通
信を行う際の認証処理を行う相互認証部52と、タイマ
53と、ICカード9との間で通信を行うカード通信部
54と、液晶パネル等からなる表示部55と、各種操作
ボタンが配設された操作部56と、電子マネー管理部3
との通信時にインターフェースとして機能する通信部5
7とから構成されている。
【0077】かかる店舗端末装置7において、CPU5
0は、図10に示すICカード決済処理手順RT3に従
ってICカードによる買い物等の決済の処理を実行する
ようになされている。
【0078】すなわちCPU50は、カード通信部54
とICカード9が通信できる状態において、その店舗の
店員により操作部56が操作されて取引開始操作命令が
入力されると、カード決済処理手順RT3をステップS
P30において開始し、続くステップSP31において
カード通信部54を介してそのICカード9から管理情
報D10及び電子マネー情報D20(図4(A)及び
(B))を読み出す。
【0079】そしてCPU50は、このとき得られた電
子マネー情報D20に含まれる各取引ログデータD22
に対してそれぞれカード特定データD22Aを生成し、
これら取引ログデータD22及び対応するカード特定デ
ータD22Aからなる各利用履歴データを記憶部51に
格納する。この際CPU50は、上述のように既に記憶
部51に同一の利用履歴データが格納されている場合に
は、当該利用履歴データを破棄する。
【0080】またCPU50は、この後操作部56を介
してそのとき買い物等の代金(利用金額)が入力される
と、ステップSP32に進んで、ステップSP31にお
いてICカード9から読み出した電子マネー情報D20
の残高データD21(図4(B))に基づいて当該IC
カード9のRAM22(図3)に格納されいてる電子マ
ネーの残高がそのときの利用金額よりも多いか否かを判
断する。
【0081】そしてCPU50は、このステップSP3
2において否定結果を得ると、ステップSP33に進ん
で電子マネーの残高が足りない旨を表示部55に表示さ
せた後ステップSP36に進んでこのカード決済処理手
順RTR3を終了する。
【0082】これに対してCPU50は、ステップSP
32において肯定結果を得ると、ステップSP34に進
んでこのときの取引を表す取引ログデータD22(図5
(A))と、取引ターミナルフラグD22A2 が立った
カード特定データD22A(図5(B))とを生成し、
これらをその店舗端末装置7における記憶部51に格納
する。
【0083】さらにCPU50は、続くステップSP3
5において、この取引ログデータD22をICカード9
のRAM22に格納する一方、当該RAM22に格納さ
れている電子マネーの残額を表す残額データD21(図
4(B))の値を、元の残額からこのときの利用金額を
差し引いた値に更新し、この後ステップSP36に進ん
でこのカード決済処理手順RT3を終了する。
【0084】このようにして店舗端末装置7において
は、ユーザがICカード9を用いて買い物等を行ったと
きの決済を実行すると共に、そのときの取引ログデータ
D22及びカード特定データD22Aを保持するように
なされている。
【0085】(2−4)入金端末装置8の構成 入金端末装置8においては、図11に示すように、CP
U60と、ROM、RAM及びハードディスク装置等か
らなる記憶部61と、電子マネー管理部3と通信を行う
際の認証処理を行う相互認証部62と、現金投入を受け
付ける現金投入部63と、利用の控えであるレシートを
掃出するレシート掃出部64と、ICカード9と通信を
行うカード通信部65と、液晶パネル等からなる表示部
66と、ユーザが必要な情報を入力するための操作部6
7と、電子マネー管理部3との通信時にインターフェー
スとして機能する通信部68とから構成されている。
【0086】そしてこの入金端末装置8では、CPU6
0の制御のもとに、図12に示す電子マネー入金処理手
順RT4に従ってICカード9に電子マネーを追加入金
することができるようになされている。
【0087】すなわちCPU60は、図示しないカード
装填口にICカード9が装填されると共に操作部67が
操作されて入金開始命令が入力されると、この電子マネ
ー入金処理手順RT4をステップSP40において開始
し、続くステップSP41においてICカード9から管
理情報D10及び電子マネー情報D20を読み出す。
【0088】そしてCPU60は、このとき得られた電
子マネー情報D20に含まれる各取引ログデータD22
に対してそれぞれカード特定データD22Aを生成し、
これら取引ログデータD22及び対応するカード特定デ
ータD22Aからなる各利用履歴データを記憶部61に
格納する。この際CPU60は、上述のように既に記憶
部61に同一の利用履歴データが格納されている場合に
は、当該利用履歴データを破棄する。
【0089】続いてCPU60は、ステップSP42に
進んで現金投入部63を制御することにより投入蓋(図
示せず)を開けさせ、この後ステップSP43に進んで
ユーザが現金投入部63内に現金を投入するのを待ち受
ける。そしてCPU60は、やがてユーザが現金を現金
投入部63に投入すると、ステップSP44に進んで現
金投入部63を制御して投入された現金の金額を計数さ
せ、計数結果を表示部66に表示させる。
【0090】さらにCPU60は、この状態においてユ
ーザにより操作部67が操作されて計数結果が正しいと
の入力が与えられると、ステップSP45に進んでこの
ときの取引を表す取引ログデータD23(図5(A))
と、取引ターミナルフラグD22A2 が立ったカード特
定データD22A(図5(B))とを生成し、これらを
当該店舗端末装置7における記憶部61に格納する。
【0091】さらにCPU60は、続くステップSP4
6において、この取引ログデータD22をICカード9
のRAM22に格納する一方、当該RAM22に格納さ
れている電子マネーの残額を表す残額データD21(図
4(B))の値を、元の残額からこのときの入金額を加
えた値に更新し、この後ステップSP47に進んでこの
電子マネー入金処理手順RT4を終了する。
【0092】このようにして入金端末装置8において
は、ユーザの操作に応じてICカード9に対する電子マ
ネーの入金処理を実行すると共に、そのときの取引ログ
データD22及びカード特定データD22Aを保持する
ようになされている。
【0093】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、ディジタル放送受信装置6は、装
填されたICカード9から所定周期で電子マネーを消費
しながら有料番組に対する受信処理を行い、このときの
取引ログデータD22を順次ICカード9に格納する。
【0094】そしてこのICカード9に格納された取引
ログデータ22は、この後このICカード9がサービス
業者2と契約した店舗において使用されたときに店舗端
末装置7により読み出され、最終的に電子マネー管理部
3に収集される。そして電子マネー管理部3は、このよ
うにして収集した取引ログデータD22に基づいて決済
処理を行い、決済結果に基づく金額を放送局5や各店舗
7の口座に振り込む。
【0095】従ってこのディジタル放送限定受信システ
ム1によれば、ディジタル放送受信装置6のユーザは、
電子マネーをオフラインで使用することができ、その分
ディジタル放送受信装置6を電子マネー管理部3にオン
ライン接続する手間を省略することができる。
【0096】またこのディジタル放送限定受信システム
1によれば、放送局5がディジタル限定放送のための顧
客管理システム等を必要とせず、ユーザから有料番組の
視聴履歴に応じた額の視聴料を確実に徴収することがで
きるため、システム全体としての構成を簡易化すること
ができる。
【0097】以上の構成によれば、ディジタル放送受信
装置6がICカード9から所定周期で電子マネーを消費
しながら有料番組に対する受信処理を行い、このときの
取引ログデータD22を順次ICカード9に格納する一
方、当該取引ログデータ22を店舗端末装置7により読
み出し、これを電子マネー管理部3に収集して、当該収
集した取引ログデータD22に基づいて決済処理を行う
ようにしたことにより、放送局5側ではディジタル限定
放送のための顧客管理システム等を必要とせずにユーザ
から有料番組の視聴履歴に応じた額の視聴料を確実に徴
収することができ、ユーザ側では、ディジタル放送受信
装置6を電子マネー管理部3にオンライン接続すること
なく所望する有料番組をプリペイド方式で視聴すること
ができ、かくしてシステム全体としての構成を簡易化さ
せながら電子マネーシステムの有用性を格段的に向上さ
せ得るディジタル放送限定受信システムを実現できる。
【0098】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明をディジタル
放送限定受信システム1に適用するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、これ以外にもオ
フラインの店舗端末装置を用いた商品の購入など、決済
システムと決済に関する情報の授受を行う機能をもたな
いオフラインの情報処理装置を使用して価値を消費する
この他種々のシステムに広く適用することができる。
【0099】また上述の実施の形態においては、電子マ
ネーによる購入対象が物品である場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、情報の受信や、情報の使用
及び又はサービスの享受などに対する決済に対しても本
発明を広く適用することができる。
【0100】さらに上述の実施の形態においては、価値
情報(電子マネー)を1つの事業者(カード発行業者
2)についてのみ使用できるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、複数の事業者に対して
共通に使用できるようにしても良く、このようにするこ
とによってオフラインで行われた電子マネーの利用履歴
のデータ(取引ログデータD22)の収集率を向上させ
ることができる。
【0101】さらに上述の実施の形態においては、オフ
ラインで行われた電子マネーの利用履歴のデータ(取引
ログデータD22)を物品の購入時である電子マネーの
消費時にICカード9から読み出すようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、電子マネーの消
費とは異なる他の取引に付随してオフラインで行われた
電子マネーの利用履歴のデータを収集するようにしても
良い。実際上、これは、例えばICカード9に身分証明
証や、電車などの乗車券としての機能を搭載し、これら
機能の利用時にオフラインで行われた電子マネーの利用
履歴のデータをICカード9から読み出すようにするこ
とにより実現することができる。
【0102】さらに上述の実施の形態においては、IC
カード9に格納する価値情報として電子マネーを適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、これ以外の例えばポイントやチケットなどの経済
的価値を有するこの他種々の価値情報を広く適用するこ
とができる。
【0103】さらに上述の実施の形態においては、電子
マネーを保持する可搬型の情報保持装置としてICカー
ド9を適用するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば通常のキャッシュカードやク
レジットカードのような樹脂材等からなるカード状基板
に磁気テープが貼着されたタイプのものなども適用する
ことができ、要は、電子マネーなどの価値情報と、取引
ログデータD22のようなその情報保持装置の利用履歴
(価値情報の消費履歴)とを保持できるようなものであ
るのならば、情報保持装置としては、この他種々のもの
を広く適用することができる。
【0104】さらに上述の実施の形態においては、決済
システムとしての電子マネー管理部3を図2のように構
成すると共に、当該決済システムと通信可能な入金装置
を図11のように構成し、決済システムと通信可能な情
報処理端末としての店舗端末装置を図9のように構成す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0105】さらに上述の実施の形態においては、IC
カード9に電子マネーの財布としての機能しか搭載しな
いようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えばデビットカードや、クレジットカード、身
分証明証及び又は電車やバスなどの乗車券としての機能
を搭載するようにしても良い。このようにすることによ
って、当該ICカード9の利用率を向上させることがで
き、その分ICカード9に格納されているオフラインで
使用された取引ログデータD22をより収集し易くする
ことができる。
【0106】さらに上述の実施の形態においては、ディ
ジタル放送受信装置6において、ユーザが有料番組を視
聴する際に時間単位で課金(電子マネーを消費)するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、有料番組単位で課金するようにしても良い。
【0107】さらに上述の実施の形態においては、IC
カード9として、データの読み書きを接触して行う接触
型のものを適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、非接触型のものを適用するよう
にしても良い。
【0108】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、決済方法
において、所定の決済処理を行う決済システムと、決済
システムと通信可能な入金装置と、決済システムと通信
可能な情報処理端末と、決済システムと決済に関する情
報の授受を行わないオフライン情報処理装置とを有し、
入金装置と可搬型の情報保持装置とを通信可能な状態と
し、情報保持装置に価値情報を充填する第1のステップ
と、価値情報の消費に際し、オフライン情報処理装置と
情報保持装置とを通信可能な状態とし、価値情報の消費
の履歴を表す履歴情報を情報保持装置に書き込むと共
に、情報保持装置に保持された価値情報を消費する第2
のステップと、決済システムに接続される情報処理端末
と情報保持装置とを通信可能な状態とし、履歴情報を情
報保持装置から情報処理端末に送信する第3のステップ
と、情報処理端末から決済システムに履歴情報を送信
し、履歴情報に基づいて価値情報の消費に関する決済処
理を行う第4のステップとを設けるようにしたことによ
り、価値情報の利用(消費)をオフラインで行い得るよ
うにすることができ、かくしてシステム全体の構成を簡
易化し得る決済方法を実現できる。
【0109】また本発明においは、決済システムと決済
に関する情報の授受を行わないオフライン情報処理装置
及び当該オフライン情報処理装置における情報処理方法
並びに情報処理手順のプログラムが記録された記録媒体
において、可搬型の情報保持装置に保持された価値情報
の消費に際して、情報保持装置と通信することにより価
値情報の消費の履歴を表す履歴情報を保持装置に送信
し、情報保持装置に保持された価値情報を消費するよう
にしたことにより、価値情報の利用(消費)をオフライ
ンで行い得るようにすることができ、かくしてシステム
全体の構成を簡易化し得る情報処理方法を実現できる。
【0110】さらに本発明においては、情報処理装置及
び方法並びに情報処理手順のプログラムに記録された記
録媒体において、所定の情報保持媒体に保持された価値
情報のオフラインで行われた消費の履歴を表す利用履歴
情報を、当該情報保持媒体から読み出し、当該利用履歴
情報を、価値情報を管理する管理側に送信するようにし
たことにより、価値情報の利用(消費)をオフラインで
行い得るようにすることができ、かくしてシステム全体
の構成を簡易化し得る情報処理装置及び方法並びに記録
媒体を実現できる。
【0111】さらに本発明においては、決済システム及
び方法並びに決済手順のプログラムが記録された記録媒
体において、価値情報のオフラインで行われた消費の履
歴を表す履歴情報を情報処理端末から受信し、受信した
履歴情報に基づいてオフラインで行われた消費に関する
決済処理を行うようにしたことにより、価値情報の利用
(消費)をオフラインで行い得るようにすることがで
き、かくしてシステム全体の構成を簡易化し得る決済シ
ステム及び方法並びに記録媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるディジタル放送限定受信シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】電子マネー管理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ICカードの構成を示すブロック図である。
【図4】ICカードのRAMに格納されるデータの説明
に供する概念図である。
【図5】取引ログデータ及びカード特定データの説明に
供する概念図である。
【図6】利用履歴データ収集及び決済処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】ディジタル放送受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図8】受信処理手順を示すフローチャートである。
【図9】店舗端末装置の構成を示すブロック図である。
【図10】カード決済処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】入金端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】電子マネー入金処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1……ディジタル放送限定受信システム、2……サービ
ス業者、3……電子マネー管理部、5……放送局、6
(61 〜6n )……ディジタル放送受信装置、7(71
〜7n )……店舗端末装置、8(81 〜8n )……入金
端末装置、9(91 〜9n )……ICカード、D21…
…残額データ、D22……取引ログデータ、RT1……
利用履歴データ収集及び決済処理手順、RT2……受信
処理手順、RT3……カード決済処理手順、RT4……
電子マネー入金処理手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 410 G06F 17/60 410C 5C064 410E 9A001 432 432Z 510 510 G06K 17/00 G06K 17/00 L R 19/00 G07G 1/12 321P G07G 1/12 321 1/14 1/14 H04N 7/173 630 // H04N 7/173 630 G06K 19/00 Q U Fターム(参考) 3E042 CC02 EA01 5B035 AA13 BB09 BC02 CA29 5B049 BB11 BB32 BB46 CC09 CC34 CC39 EE21 GG01 GG04 5B055 BB10 CB09 CB10 CC16 EE02 KK01 KK05 5B058 KA11 KA12 KA31 YA06 5C064 BA01 BB01 BC01 BC20 9A001 BB04 CZ02 JJ27 JJ66 KK45 KK62

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の決済処理を行う決済システムと、上
    記決済システムと通信可能な入金装置と、上記決済シス
    テムと通信可能な情報処理端末と、上記決済システムと
    決済に関する情報の授受を行わないオフライン情報処理
    装置とを有し、 上記入金装置と可搬型の情報保持装置とを通信可能な状
    態とし、上記情報保持装置に価値情報を充填する第1の
    ステップと、 上記価値情報の消費に際し、上記オフライン情報処理装
    置と上記情報保持装置とを通信可能な状態とし、上記価
    値情報の消費の履歴を表す履歴情報を上記情報保持装置
    に書き込むと共に、上記情報保持装置に保持された上記
    価値情報を消費する第2のステップと、 上記決済システムに接続される情報処理端末と上記情報
    保持装置とを通信可能な状態とし、上記履歴情報を上記
    情報保持装置から上記情報処理端末に送信する第3のス
    テップと、 上記情報処理端末から上記決済システムに上記履歴情報
    を送信し、上記履歴情報に基づいて上記価値情報の消費
    に関する上記決済処理を行う第4のステップとを具える
    ことを特徴とする決済方法。
  2. 【請求項2】上記3のステップは、上記価値情報の消費
    とは異なる他の取引に付随して行われることを特徴とす
    る請求項1に記載の決済方法。
  3. 【請求項3】上記価値情報は、複数の事業者に対して共
    通に利用可能であることを特徴とする請求項1に記載の
    決済方法。
  4. 【請求項4】上記情報保持装置は、乗車券、デビットカ
    ード、クレジットカード及び身分証明書としての機能の
    いずれか1以上をさらに有することを特徴とする請求項
    1に記載の決済方法。
  5. 【請求項5】上記価値情報は、物品の購入、情報の受
    信、情報の使用及び又はサービスの享受により消費され
    ることを特徴とする請求項1に記載の決済方法。
  6. 【請求項6】決済システムと決済に関する情報の授受を
    行わないオフライン情報処理装置における情報処理方法
    において、 可搬型の情報保持装置に保持された価値情報の消費に際
    して、上記情報保持装置と通信することにより上記価値
    情報の消費の履歴を表す履歴情報を上記保持装置に送信
    する第1のステップと、 上記情報保持装置に保持された価値情報を消費する第2
    のステップとを具えることを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】決済システムと決済に関する情報の授受を
    行わないオフライン情報処理装置において、 価値情報の消費の履歴を表す履歴情報を情報保持装置に
    送信する手段と、 上記保持装置に保持された価値情報を消費するための手
    段とを具えることを特徴とするオフライン情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】決済システムと決済に関する情報の授受を
    行わないオフライン情報処理装置における情報処理手順
    のプログラムが記録された記録媒体において、 上記情報処理手順は、 可搬型の情報保持装置に保持された価値情報の消費に際
    して、上記情報保持装置と通信することにより上記価値
    情報の消費の履歴を表す履歴情報を上記保持装置に送信
    する第1のステップと、 上記情報保持装置に保持された価値情報を消費する第2
    のステップとを有することを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】所定の情報保持媒体に保持された価値情報
    のオフラインで行われた消費の履歴を表す利用履歴情報
    を、当該情報保持媒体から読み出す読出し手段と、 当該利用履歴情報を、上記価値情報を管理する管理側に
    送信する送信手段とを具えることを特徴とする情報処理
    装置。
  10. 【請求項10】所定の情報保持媒体に保持された価値情
    報のオフラインで行われた消費の履歴を表す利用履歴情
    報を、当該情報保持媒体から読み出す第1のステップ
    と、 当該利用履歴情報を、上記価値情報を管理する管理側に
    送信する第2のステップとを具えることを特徴とする情
    報処理方法。
  11. 【請求項11】所定の情報保持媒体に保持された価値情
    報のオフラインで行われた消費の履歴を表す利用履歴情
    報を、当該情報保持媒体から読み出す第1のステップ
    と、 当該利用履歴情報を、上記価値情報を管理する管理側に
    送信する第2のステップとを有する処理を行うためのプ
    ログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】価値情報のオフラインで行われた消費の
    履歴を表す履歴情報を情報処理端末から受信する第1の
    ステップと、 上記受信した履歴情報に基づいて上記オフラインで行わ
    れた消費に関する決済処理を行う第2のステップとを具
    えることを特徴とする決済方法。
  13. 【請求項13】さらに、 上記価値情報を発行する発行ステップと、 上記価値情報に対応する対価を取得する対価取得ステッ
    プとを、上記第1のステップの前及び又は上記第2のス
    テップの後に有することを特徴とする請求項12に記載
    の決済方法。
  14. 【請求項14】価値情報のオフラインで行われた消費の
    履歴を表す履歴情報を情報処理端末から受信する手段
    と、 上記受信した履歴情報に基づいて上記オフラインで行わ
    れた消費に関する決済処理を行う手段とを具えることを
    特徴とする決済システム。
  15. 【請求項15】価値情報のオフラインで行われた消費の
    履歴を表す履歴情報を情報処理端末から受信するステッ
    プと、 上記受信した履歴情報に基づいて上記オフラインで行わ
    れた消費に関する決済処理を行うステップとを有する処
    理を行うためのプログラムが記録されたことを特徴とす
    る記録媒体。
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