JP2003032644A - 有料放送課金システム及び有料放送課金方法 - Google Patents

有料放送課金システム及び有料放送課金方法

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JP2003032644A
JP2003032644A JP2001220277A JP2001220277A JP2003032644A JP 2003032644 A JP2003032644 A JP 2003032644A JP 2001220277 A JP2001220277 A JP 2001220277A JP 2001220277 A JP2001220277 A JP 2001220277A JP 2003032644 A JP2003032644 A JP 2003032644A
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JP2001220277A
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Inventor
Masami Yamashita
雅美 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送などの放送システムにおいて、
送信システムの契約情報や視聴情報の管理/運用などの
処理負荷を軽減し、有料放送番組の決済処理の簡略化及
び迅速化を行うようにする有料放送課金システム及び有
料放送課金方式を提供することである。 【解決手段】 放送番組の視聴履歴情報を管理する管理
手段を備えた送信装置と、放送番組の視聴履歴情報を記
録し、読み出すことが可能なメモリ媒体と、メモリ媒体
に対して前記視聴履歴情報の読み出し/書き込みを行う
手段を備えた受信装置と、メモリ媒体に記録されている
視聴履歴情報に基づいて決済処理を行うことができる情
報機器とからなる放送システムにおいて、前記受信装置
は、前記メモリ媒体に対して自装置内に蓄積されている
視聴履歴情報の書き込みを行い、前記情報機器は、前記
メモリ媒体に書き込まれた前記視聴履歴情報を読み出
し、該視聴履歴情報に基づいて該メモリ媒体との間で決
済処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料放送課金シス
テム及び有料放送課金方式に関する。詳しくは、有料放
送番組の購入や料金決済をICカード等のメモリ媒体を
介して行うことができる有料放送課金システム及び有料
放送課金方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、有料放送番組を視聴
する場合は、見たいと思う放送番組を契約して視聴する
放送番組を選択した時にスクランブルが解除され、受信
機などに蓄積された課金情報を電話回線などを使って情
報センターに送って後日まとめて料金精算を行う方式
や、視聴したい放送番組の視聴契約を予め行い、送信シ
ステム側でこの視聴契約に基づいて個別にスクランブル
が解除されるような信号を送出して視聴可能とする方法
等がある。
【0003】例えば、図2に示すようなデジタル放送の
送受信システムを例に説明する。図2の送受信システム
は、送信システム100Aと、受信装置200Aが電話
回線などのネットワークを介して接続されている。
【0004】送信システム100Aは、送信システムの
視聴情報の制御に関する部分の構成を主に示したブロッ
ク図であり、エンコーダ111Aと、多重化部112A
と、スクランブラ113Aと、番組制御部114Aと、
スクランブル制御部115Aと、関連情報送出部116
Aと、顧客情報管理部120Aとを具備している。
【0005】番組制御部114Aからの制御信号に応じ
て放送番組のビデオ信号やオーディオ信号をデジタル符
号化(圧縮)して多重化部112に送るエンコーダ11
1Aと、複数のエンコーダ111Aからの出力、スクラ
ンブル制御部115Aの個別情報、関連情報送出部11
6Aからの番組情報を時分割多重してスクランブラ11
3へ送る多重化部112Aと、関連情報送出部116A
からのスクランブル鍵により多重化部112Aからの出
力にスクランブルを施すスクランブラ113Aと、放送
番組に応じてエンコーダ111Aに制御信号を送った
り、関連情報送出部116Aに放送番組を特定する番組
番号を提供する番組制御部114Aと、顧客管理部12
0Aから視聴者の個別の視聴情報/契約情報を多重化部
112Aに送り、受信装置200Aのそれぞれに固有の
個別鍵に基づいて生成されるワーク鍵を関連情報送出部
116Aに送るスクランブル制御部115Aと、番組制
御部114Aからの放送番組の番組番号に基づいて視聴
者の契約した放送番組に付随する番組情報を多重化部1
12Aに送ると共に、スクランブル制御部115Aから
のワーク鍵により視聴者の契約した放送番組にスクラン
ブルを施すためのスクランブル鍵を生成してスクランブ
ラ113Aに送る関連情報送出部116Aと、電話回線
などから送られてくる各受信装置200Aからの個別の
視聴情報/契約情報を受信して管理するスクランブル制
御部115Aに送る顧客情報管理部120Aとを具備し
ている。
【0006】受信装置200Aは、受信復号部210A
と、セキュリティモジュール220Aとを具備してお
り、受信復号部210Aは、送信システム100Aから
のデジタル放送信号(複数のエンコーダ111Aの出力
を多重化した)を、番組情報/個別情報などの制御情報
とビデオ信号/オーディオ信号/データのデジタル信号
に分離して、制御情報をセキュリティモジュール220
Aに送り、ビデオ信号/オーディオ信号のデジタル信号
をデスクランブラ212Aに送るデマルチプレクサ21
1Aと、番組・個別情報解析部221Aからの視聴制御
情報(デスクランブルキー)を用いてデマルチプレクサ
211Aからのデジタル信号のスクランブル解除を行っ
てデコーダ213Aに送るデスクランブラ212Aと、
デスクランブラ212Aでスクランブル解除された出力
からビデオ信号/オーディオ信号を再生してモニタなど
へ送出するデコーダ213Aと、視聴情報記憶部223
Aから視聴履歴や契約情報を取り出して送信システム1
00Aに送る通信部(モデム)214Aとを具備してい
る。
【0007】セキュリティモジュール220Aは、デマ
ルチプレクサ211Aから送られてくる番組情報や個別
情報を解読し、番組情報や個別情報を契約情報記憶部2
22Aに記憶されている情報と照合する。そして、正常
に照合された場合、ワーク鍵で復号した番組情報を視聴
制御情報(デスクランブルキー)をデスクランブラ21
2Aに送り出し、個別情報の時は契約情報記憶部222
Aが有する個別鍵で個別情報を復号して契約情報記憶部
222Aに記憶する、又、放送番組の視聴情報を視聴情
報記憶部223Aへ送る番組・個別情報解析部221A
と、受信装置固有の個別鍵を有し、番組情報や個別情報
の記憶/照合を行う契約情報記憶部222Aと、番組・
個別情報解析部221Aからの視聴情報を記録して通信
部214Aを介して送信システム100Aへ送る視聴情
報記憶部223Aとを具備している。
【0008】このような送信システム100Aと受信装
置200Aからなる送受信システムにおいて、有料放送
番組を視聴する場合について説明する。
【0009】まず、所望の有料放送番組を視聴する視聴
者は、受信装置200Aを購入し、視聴契約情報(視聴
希望番組=購入する番組等)を電話回線(郵送や電話/
FAX/インターネットなど)などを介して、放送局
側、即ち、送信システム100Aに送る。
【0010】送信システム100A側では、顧客情報管
理部120Aで電話回線などから送られてくる各受信装
置200Aからの個別の視聴情報/契約情報を受信する
と、これらの情報を記録/管理して、必要に応じて適宜
スクランブル制御部115Aに送る。
【0011】送出する放送番組は、まず、番組制御部1
14Aが放送番組に応じた制御信号をエンコーダ111
Aに送ると共に、放送番組を特定する番組番号を関連情
報送出部116Aに送る。そして、エンコーダ111A
により番組制御部114Aからの制御信号に応じて放送
番組のビデオ信号/オーディオ信号/データをデジタル
符号化(圧縮)して多重化部112に送る。
【0012】一方、スクランブル制御部115Aは、顧
客管理部120Aから視聴者の個別の視聴情報/契約情
報を取り出して多重化部112Aに送り、受信装置20
0Aのそれぞれに固有の個別鍵に基づいて生成されるワ
ーク鍵を関連情報送出部116Aに送り、関連情報送出
部116Aによって番組制御部114Aからの放送番組
の番組番号に基づいて視聴者が契約した放送番組に付随
する番組情報を多重化部112Aに送る。又、関連情報
送出部116Aは、スクランブル制御部115Aからの
ワーク鍵により視聴者が契約した放送番組にスクランブ
ルを施すためのスクランブル鍵を生成してスクランブラ
113Aに送る。
【0013】多重化部112Aは、複数のエンコーダ1
11Aからの出力、スクランブル制御部115Aからの
個別情報、関連情報送出部116Aからの番組情報を時
分割多重したデジタル信号としてスクランブラ113へ
送る。スクランブラ113Aでは、関連情報送出部11
6Aからのスクランブル鍵により多重化部112Aから
の出力にスクランブルを施して伝送路に送出する。
【0014】視聴者側の受信装置200Aでは、送信シ
ステム100Aからのデジタル放送信号を受信すると、
受信復号部210Aのデマルチプレクサ211Aにより
送信システム100Aからのデジタル放送信号を、番組
情報や個別情報などの制御情報とビデオ信号/オーディ
オ信号/データのデジタル信号とに分離して、制御情報
をセキュリティモジュール220Aに送り、ビデオ信号
/オーディオ信号のデジタル信号をデスクランブラ21
2に送る。
【0015】セキュリティモジュール220Aの番組・
個別情報解析部221Aでは、デマルチプレクサ211
Aから送られてくる番組情報や個別情報を解読し、解読
した番組情報や個別情報を契約情報記憶部222Aに記
憶されている情報と照合する。そして、正常に照合され
た場合、デジタル信号のスクランブルを解除するための
視聴制御情報(デスクランブルキー)をデスクランブラ
212Aに送出する。また、個別情報である時は契約情
報記憶部222Aが有する個別鍵で個別情報を復号して
契約情報記憶部222Aへ送る。
【0016】契約情報記憶部222Aでは、放送番組の
視聴情報を視聴情報記憶部223Aへ送る受信装置固有
の個別鍵を有し、番組情報や個別情報の記憶/照合を行
い、その結果を番組・個別情報解析部221Aへ返送す
る。視聴情報記憶部223Aは、番組・個別情報解析部
221Aからの視聴情報を記録して、記録した視聴情報
などを適宜、通信部214Aを介して送信システム10
0Aへ送出する。
【0017】デスクランブラ212Aでは、番組・個別
情報解析部221Aからの視聴制御情報(デスクランブ
ルキー)を用いてデマルチプレクサ211Aからのデジ
タル信号のスクランブル解除を行い、デコーダ213A
に送る。デコーダ213Aでは、デスクランブラ212
Aでスクランブル解除された出力からビデオ信号/オー
ディオ信号を再生してモニタなどへ送出することにより
放送番組の視聴ができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
放送システムでは、送信システムの顧客管理部(図3参
照)により多数の視聴者からの契約情報や視聴情報を処
理し、契約情報が確実に受信装置で登録(記憶)されて
いるかを管理する必要がある。即ち、まず契約をしたい
という視聴者からの要求があり、次にこの視聴者と個別
の契約をその都度行って、契約情報/視聴情報を管理
し、多数の受信装置からアップリンクされる視聴情報を
受信してその内容に応じて課金処理を行う必要がある。
そして、課金額が決定したら、銀行引き落としなどで視
聴者から料金を徴収することになるが、この時、銀行へ
の手数料支払いが発生し、また、残高不足に伴う契約中
止や残高復活による契約再開等の処理に対する負担が生
じ、又、これらの処理に係るコストも大きいという問題
がある。
【0019】従って、デジタル放送などの放送システム
において、送信システムの契約情報や視聴情報の管理/
運用などの処理負荷を軽減し、有料放送の決済処理の簡
略化及び迅速化を行うようにすることに解決しなければ
ならない課題を有する。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る有料放送課金システム及び有料放送課
金方式は次のような構成にすることである。
【0021】(1)放送番組の視聴履歴情報を管理する
管理手段を備えた送信装置と、放送番組の視聴履歴情報
を記録し、読み出すことが可能なメモリ媒体と、前記メ
モリ媒体に対して前記視聴履歴情報の読み出し/書き込
みを行う手段を備えた受信装置と、前記メモリ媒体に記
録されている視聴履歴情報に基づいて決済処理を行うこ
とができる情報機器と、からなる放送システムにおい
て、前記受信装置は、前記メモリ媒体に対して自装置内
に蓄積されている視聴履歴情報の書き込みを行い、前記
情報機器は、前記メモリ媒体に書き込まれた前記視聴履
歴情報を読み出し、該視聴履歴情報に基づいて該メモリ
媒体との間で決済処理を行うことを特徴とする有料放送
課金システム。 (2)前記メモリ媒体は、電子マネーを記録して決済で
きることを特徴とする(1)に記載の有料放送課金シス
テム。 (3)前記メモリ媒体は、非接触型ICカードであるこ
とを特徴とする(1)に記載の有料放送課金システム。 (4)前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁気記憶
媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使用した
ものであることを特徴とする(1)に記載の有料放送課
金システム。
【0022】(5)放送番組を視聴可能とする為の視聴
度数を管理する管理手段を備えた送信装置と、放送番組
を視聴可能とする為の視聴度数を記録し、読み出すこと
が可能なメモリ媒体と、前記メモリ媒体に対して前記視
聴度数の読み出し/書き込みを行う手段を備えた受信装
置と、からなる放送システムにおいて、前記受信装置
は、前記メモリ媒体に記録してある視聴度数を読み出し
て放送番組を視聴可能とすることを特徴とする有料放送
課金システム。 (6)前記メモリ媒体は、前記視聴度数が予め記録され
ている媒体であることを特徴とする(5)に記載の有料
放送課金システム。 (7)前記メモリ媒体は、電子マネーを記録して決済で
きることを特徴とする(5)に記載の有料放送課金シス
テム。 (8)前記メモリ媒体は、非接触型ICカードであるこ
とを特徴とする(5)に記載の有料放送課金システム。 (9)前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁気記憶
媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使用した
ものであることを特徴とする(5)に記載の有料放送課
金システム。
【0023】(10)放送番組を視聴可能とする為の視
聴度数及び放送番組の視聴履歴情報を管理する管理手段
を備えた送信装置と、放送番組を視聴可能とする為の視
聴度数及び放送番組の視聴履歴情報を記録し、読み出す
ことが可能なメモリ媒体と、前記メモリ媒体に対して前
記視聴履歴情報の読み出し/書き込みを行う手段を備え
た受信装置と、前記管理手段から視聴度数を取得して前
記メモリ媒体に書き込む手段と前記メモリ媒体に記録さ
れている視聴履歴情報を読み出して送出する手段とを具
備した情報機器と、からなる放送システムにおいて、前
記情報機器は、前記送信装置の管理手段から視聴度数を
取得して前記メモリ媒体に書き込みを行うと共に、該メ
モリ媒体に視聴履歴情報が書き込まれている場合には該
視聴履歴情報を読み出して前記送信装置に送出し、前記
受信装置は、前記メモリ媒体に記録された視聴度数を読
み出して放送番組を視聴可能とすると共に、自装置内に
視聴履歴情報がある場合には該メモリ媒体に該視聴履歴
情報の書き込みを行い、前記送信装置の管理手段は、前
記情報機器からの視聴履歴情報に基づいて該送信装置か
ら送出した放送番組に応じた料金分配処理を行うことを
特徴とする有料放送課金システム。 (11)前記情報機器は、前記メモリ媒体との間で視聴
度数に応じた決済処理を行う機能を備えていることを特
徴とする(10)に記載の有料放送課金システム。 (12)前記メモリ媒体は、電子マネーを記録して決済
できることを特徴とする(10)に記載の有料放送課金
システム。 (13)前記メモリ媒体は、非接触型ICカードである
ことを特徴とする(10)に記載の有料放送課金システ
ム。 (14)前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁気記
憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使用し
たものであることを特徴とする(10)に記載の有料放
送課金システム。
【0024】(15)視聴者が視聴すべき放送番組に関
連した制御情報を含む放送を放送供給側から送信し、視
聴者側受信機において、前記放送を受信し、該受信した
前記放送番組を視聴可能にするか否かを制御するセキュ
リティモジュールを備える有料放送システムにおいて、
前記視聴者側受信機のセキュリティモジュールに蓄積さ
れている放送番組の視聴履歴をメモリ媒体へ記録し、前
記視聴履歴が記録されたメモリ媒体を所定の場所に設置
された情報機器と接続して前記受信した放送番組に対す
る視聴料の支払いを行うことを特徴とする有料放送課金
方式。 (16)前記メモリ媒体は、非接触型ICカードである
ことを特徴とする(15)に記載の有料放送課金方式。 (17)前記情報機器は、前記放送供給側に通信回線を
介して接続できるようにし、前記メモリ媒体と接続した
ときに該通信回線を介して前記放送供給側と通信して支
払いの課金処理を行うことを特徴とする(15)に記載
の有料放送課金方式。 (18)前記情報機器は、店舗内に設置されている機器
若しくは駅構内に設置されている機器を含むことを特徴
とする(15)に記載の有料放送課金方式。 (19)前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁気記
憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使用し
たものであることを特徴とする(15)に記載の有料放
送課金方式。 (20)前記視聴料の支払いは、電子マネーで行うこと
を特徴とする(15)に記載の有料放送課金方式。 (21)前記視聴料の支払いは、前記メモリ媒体に内蔵
されている電子マネーで行うことを特徴とする(15)
に記載の有料放送課金方式。
【0025】(22)視聴者が視聴すべき放送番組に関
連した制御情報を含む放送を放送供給側から送信し、視
聴者側受信機において、前記放送を受信し、該受信した
前記放送番組を視聴可能にするか否かを制御するセキュ
リティモジュールを備える有料放送システムにおいて、
所定の場所に設置されている情報機器にメモリ媒体を接
続して該メモリ媒体に放送番組の視聴を制御する視聴可
能度数を記録し、前記視聴者側受信機のセキュリティモ
ジュールは、前記メモリ媒体に記録してある視聴可能度
数を読み出して該視聴可能度数分だけ放送番組を視聴で
きるようにしたことを特徴とする有料放送課金方式。 (23)前記メモリ媒体は、非接触型ICカードである
ことを特徴とする(22)に記載の有料放送課金方式。 (24)前記情報機器は、前記放送供給側に通信回線を
介して接続できるようにし、前記メモリ媒体と接続した
ときに該通信回線を介して前記放送供給側と通信して視
聴可能度数の課金処理を行うことを特徴とする(22)
に記載の有料放送課金方式。 (25)前記情報機器は、店舗内に設置されている機器
若しくは駅構内に設置されている機器を含むことを特徴
とする(22)に記載の有料放送課金方式。 (26)前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁気記
憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使用し
たものであることを特徴とする(22)に記載の有料放
送課金方式。 (27)前記メモリ媒体へ視聴可能度数を書き込む際の
支払いは、電子マネーで行うことを特徴とする(22)
に記載の有料放送課金方式。 (28)前記視聴度数にみあう料金の支払いは、前記メ
モリ媒体に内蔵されている電子マネーで行うことを特徴
とする(22)に記載の有料放送課金方式。
【0026】(29)視聴者が視聴すべき放送番組に関
連した制御情報を含む放送を放送供給側から送信し、視
聴者側受信機において、前記放送を受信し、該受信した
前記放送番組を視聴可能にするか否かを制御するセキュ
リティモジュールを備える有料放送システムにおいて、
所定の場所に設置されている情報機器にメモリ媒体を接
続して該メモリ媒体に放送番組の視聴を制御する視聴可
能度数を記録し、前記視聴者側受信機のセキュリティモ
ジュールは、前記メモリ媒体は記録してある視聴可能度
数を読み出して、該視聴可能度数分だけ放送番組を視聴
できるようにすると共に、自己に蓄積されている放送番
組の視聴履歴情報を該メモリ媒体に記録するようにし、
前記視聴履歴情報が記録されたメモリ媒体を前記情報機
器に接続したときに、該メモリ媒体に記録されている視
聴履歴情報に基づいて番組供給者側に視聴料を分配する
視聴料分配処理を行うことを特徴とする有料放送課金方
式。 (30)前記メモリ媒体は、非接触型ICカードである
ことを特徴とする(29)に記載の有料放送課金方式。 (31)前記情報機器は、前記放送供給側に通信回線を
介して接続できるようにし、前記メモリ媒体と接続した
ときに該通信回線を介して前記放送供給側と通信して視
聴可能度数の課金処理及び前記視聴料分配処理を行うこ
とを特徴とする(29)に記載の有料放送課金方式。 (32)前記情報機器は、店舗内に設置されている機器
若しくは駅構内に設置されている機器を含むことを特徴
とする(29)に記載の有料放送課金方式。 (33)前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁気記
憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使用し
たものであることを特徴とする(29)に記載の有料放
送課金方式。 (34)前記視聴可能度数にみあう料金の支払いは、電
子マネーで行うことを特徴とする(29)に記載の有料
放送課金方式。 (35)前記視聴度数にみあう料金の支払いは、前記メ
モリ媒体に内蔵されている電子マネーで行うことを特徴
とする(29)に記載の有料放送課金方式。
【0027】このような有料放送課金システム及び有料
放送課金方式により、ICカードなどのメモリ媒体に視
聴度数(視聴可能度数/時間)や視聴履歴情報(視聴ロ
グ)のデータを記録し、受信装置及び情報機器がメモリ
媒体に記録されたデータを読み出し、このデータに基づ
いて有料放送番組の視聴制御及び決済処理を行うことが
できるので、従来必要であった視聴契約を不要となり、
受信装置に電話線などを接続しなくとも容易にPPV
(Pay Per View)による放送番組有料視聴
を実現することができる。
【0028】送信システムにおいては、視聴契約が存在
しないため、膨大な視聴契約処理や個別情報による視聴
制御を行わなくて良いので個別情報伝送の為のシステム
が不要となる。また、視聴度数や視聴履歴情報が記録さ
れたICカードなどのメモリ媒体を電子マネーなどによ
る決済と結びつけて、1枚のICカード(=メモリ媒
体)に実装することにより、ICカード1枚で放送番組
の視聴制御及び有料放送の決済処理が可能になり、銀行
引き落とし不能による一時的な契約停止や復帰の手続き
が不要となる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る有料放送課金
システム及び有料放送課金方式の実施の形態を図面を参
照して説明する。
【0030】図1は、デジタル放送における有料放送課
金システムの概要図であり、送信システム100と、受
信装置200と、メモリ媒体300と、情報端末機器4
00と、電子マネーシステム600とから構成され、送
信システム100と受信装置200は有線、無線、衛星
などにより放送番組の送受信が行われ、情報端末機器4
00は、送信システム100や電子マネーシステム50
0とネットワーク500を介して接続されている。
【0031】送信システム100は、視聴情報の制御に
関する部分の構成を主に示してあり、エンコーダ111
と、多重化部112と、スクランブラ113と、番組制
御部114と、スクランブル制御部115と、関連情報
送出部116と、顧客情報管理部120とを具備してい
る。
【0032】番組制御部114からの制御信号に応じて
放送番組のビデオ信号やオーディオ信号をデジタル符号
化(圧縮)して多重化部112に送るエンコーダ111
と、複数のエンコーダ111からの出力、スクランブル
制御部115の個別情報、関連情報送出部116からの
番組情報を時分割多重してスクランブラ113へ送る多
重化部112と、関連情報送出部116からのスクラン
ブル鍵により多重化部112からの出力にスクランブル
を施すスクランブラ113と、放送番組に応じてエンコ
ーダ111に制御信号を送ったり、関連情報送出部11
6に放送番組を特定する番組番号を提供する番組制御部
114と、顧客管理部120から視聴者の個別の視聴情
報/契約情報を多重化部112に送り、受信装置200
のそれぞれに固有の個別鍵に基づいて生成されるワーク
鍵を関連情報送出部116に送るスクランブル制御部1
15と、番組制御部114からの放送番組の番組番号に
基づいて視聴者の契約した放送番組に付随する番組情報
を多重化部112に送ると共に、スクランブル制御部1
15からのワーク鍵により視聴者の契約した放送番組に
スクランブルを施すためのスクランブル鍵を生成してス
クランブラ113に送る関連情報送出部116と、電話
回線などから送られてくる各受信装置200からの個別
の視聴情報/契約情報を受信・管理してスクランブル制
御部115に送る顧客情報管理部120とを具備してい
る。
【0033】受信装置200は、受信復号部210と、
セキュリティモジュール220とを備えおり、更に、具
体的な構成を図2を参照しながら説明する。
【0034】受信復号部210は、送信システム100
からのデジタル放送信号(複数のエンコーダ111の出
力を多重化した信号)を番組情報や個別情報などの制御
情報とビデオ信号/オーディオ信号/データのデジタル
信号とに分離して、制御情報をセキュリティモジュール
220に送り、ビデオ信号/オーディオ信号のデジタル
信号をデスクランブラ212に送るデマルチプレクサ2
11と、番組・個別情報解析部221からの視聴制御情
報(デスクランブルキー)を用いてデマルチプレクサ2
11からのデジタル信号のスクランブル解除を行ってデ
コーダ213に送るデスクランブラ212と、デスクラ
ンブラ212でスクランブル解除された出力からビデオ
信号/オーディオ信号を再生してモニタなどへ送出する
デコーダ213と、視聴情報記憶部223から視聴履歴
や契約情報を取り出して送信システム100に送る通信
部(モデム)214とを具備している。
【0035】セキュリティモジュール220は、デマル
チプレクサ211から送られてくる番組情報や個別情報
を解読し、番組情報の場合は契約情報記憶部222に記
憶されている情報と照合して正常に照合された場合、リ
ード/ライト部224によりICカード(メモリ媒体)
300から読み出した視聴権データに基づいて視聴制御
情報(デスクランブルキー)を生成してデスクランブラ
212に送り出し、個別情報である時は契約情報記憶部
222が有する個別鍵で個別情報を復号して契約情報記
憶部222へ記憶する、又、放送番組の視聴履歴を視聴
情報記録部223に送る番組・個別情報解析部221
と、受信装置固有の個別鍵を有し、番組情報や個別情報
の記憶/照合を行う契約情報記憶部222と、番組・個
別情報解析部221からの視聴情報を記録して通信部2
14を介して送信システム100へ送る視聴情報記憶部
223と、メモリ媒体300との間で放送番組の視聴可
能度数/時間や視聴情報記録部223からの視聴履歴
(ログ)を読み出したり、書き込んだりするリード/ラ
イト部224とを具備している。
【0036】メモリ媒体300は、電子マネーデータ、
視聴権データ(視聴可能度数/視聴可能時間データ)、
視聴ログデータ等をデジタルデータとして読み出し/書
き込み(記録)できる機能を備え、受信装置200のセ
キュリティモジュール220にアクセスして視聴権/番
組購入依頼/視聴ログ等のデータの授受を行い、PC
(パーソナルコンピュータ)やキオスク端末などの情報
端末機器400を介して電子マネーによる料金決済を行
うことが可能であり、例えば、非接触型ICカードであ
る。メモリ媒体は、ICメモリ、磁気記憶媒体、光記憶
媒体、光磁気記憶媒体、その他データを記録できる媒体
であればその種類は問わない。また、その形体は、カー
ド型でなくてもよいことは云うまでもなく、受信装置2
00や情報端末機器400とのデータ授受は、装置に直
接着脱するような接触型であっても、装置の近傍に近づ
けるだけでよい非接触型であってもよい。
【0037】尚、電子マネーデータが記録されたメモリ
媒体と、視聴権データ/視聴ログデータとが記録された
メモリ媒体とが別のカード(メモリ媒体)で利用できる
ような形態としてもよい。また、メモリ媒体には電子マ
ネー以外のデータが記録されていてもよい。又、所定の
回数/時間だけ放送番組を視聴することができる視聴権
データを記録したプリペイドカードのような形態でもよ
い。
【0038】PC(パーソナルコンピュータ)やキオス
ク端末などの情報端末機器400は、メモリ媒体300
に電子マネーデータ、視聴権データ、視聴ログデータ等
のデジタルデータの書き込みや読み出しを行う機能を備
え、ネットワーク500を介して送信システム100の
番組視聴管理部120にアクセスして視聴権データ、番
組購入依頼データの授受を行うと共に、電子マネーシス
テム600と接続して電子マネーの書き込み/読み出し
(決済処理の仲介)などを行う。
【0039】電子マネーシステム600は、送信システ
ム100の番組視聴管理部120とオンラインなどによ
り接続され、視聴権データ、番組購入依頼、視聴ログな
どの情報を参照し、ネットワーク500で接続された情
報端末機器400を介してメモリ媒体300の情報を読
み取って照合し、決済処理を行う。例えば、銀行や証券
会社、クレジット会社などの決済システムや決済代行シ
ステム等である。
【0040】このような送信システム100、受信装置
200、情報端末機器400、電子マネーシステム60
0などにより構成される有料放送課金システムにおい
て、有料放送番組を視聴する場合について説明する。
【0041】まず、視聴者は、電子マネー、視聴権デー
タ、視聴ログデータの読み出し/書き込みが可能なIC
カード(メモリ媒体)300を所有している場合、情報
端末機器にICカード(メモリ媒体)300をセットす
ると、情報端末機器はネットワークを介して送信システ
ム100へ視聴権データ(視聴可能度数や視聴可能時間
のデータ)の購入依頼を行うと共に、この視聴権データ
に相当する金額情報を電子マネーシステム600に送
る。
【0042】電子マネーシステム600は、送信システ
ム100(の番組視聴管理部120)からの金額情報を
受信すると、視聴権データに応じた金額の電子マネーの
出金要求を情報端末機器に行う。情報端末機器は、出金
要求を受けるとICカード(メモリ媒体)300から視
聴権データに相当する金額の電子マネー(データ)を読
み出して電子マネーシステム600に送信する。ICカ
ード(メモリ媒体)300からは読み出した金額に相当
する電子マネーが減算される。そして、電子マネーシス
テム600が情報端末機器からの電子マネー(データ)
を受け取ると決済処理を行い、決済完了の信号を情報端
末機器へ返送する。
【0043】情報端末機器は、電子マネーシステム60
0からの決済完了の信号を受け取ると、送信システム1
00に視聴権データの送出要求を行い、送信システム1
00がこの送出要求を受けると、番組視聴管理部120
により購入依頼に従った視聴権データ(視聴可能度数や
視聴可能時間のデータ)を情報端末機器に送信する。情
報端末機器は送信システム100からの視聴権データを
受信するとICカード(メモリ媒体)300に書き込み
(記録)を行う。視聴者の料金精算(決済処理)はこの
時点で完了となる。
【0044】尚、電子マネーではなく、クレジットカー
ドによる決済や口座振替を行うようにすることも可能で
あり、また、プリペイドカードによる支払いを行うよう
にすることもできる。又、情報端末機器は、コンビニエ
ンスストアなどに設置するようにしてもよいし、PC
(パーソナルコンピュータ)を利用して行うことができ
るようにしてもよい。
【0045】続いて、視聴者が所望の有料放送を視聴す
る場合、視聴権データが記録されたICカード(メモリ
媒体)300を受信装置200へセットする。非接触型
のICカード(メモリ媒体)300の場合は受信装置2
00(のリード/ライト部224)の近傍に近づけるだ
けでよい。
【0046】受信装置200は、セキュリティモジュー
ル220のリード/ライト部224によりICカード
(メモリ媒体)300に記録されいている視聴権データ
を読み出して記録する。この時、ICカード(メモリ媒
体)300に記録されていた視聴権データは消去する。
また、視聴情報記録部223に視聴ログが記録されてい
る場合は、視聴ログをICカード(メモリ媒体)300
へ転送する。
【0047】そして、送信システム100からのデジタ
ル放送信号を受信すると、受信復号部210のデマルチ
プレクサ211により送信システム100からのデジタ
ル放送信号を、番組情報や個別情報などの制御情報とビ
デオ信号/オーディオ信号/データのデジタル信号とに
分離して、制御情報をセキュリティモジュール220に
送り、ビデオ信号/オーディオ信号のデジタル信号をデ
スクランブラ212に送る。
【0048】一方、セキュリティモジュール220の番
組・個別情報解析部221では、デマルチプレクサ21
1から送られてくる番組情報や個別情報を解読し、解読
した番組情報/個別情報を契約情報記憶部222へ送
り、契約情報記憶部222では、番組情報と契約情報の
照合を行い、正常に照合された場合、リード/ライト部
224によりICカード(メモリ媒体)300から読み
出した視聴権データに基づいて視聴制御情報(デスクラ
ンブルキー)を生成してデスクランブラ212に送出す
る。又、個別情報である時は契約情報記憶部222が有
する受信装置200固有の個別鍵で個別情報を復号して
記憶する。
【0049】デスクランブラ212では、番組・個別情
報解析部221からの視聴制御情報(デスクランブルキ
ー)を用いてデマルチプレクサ211からのデジタル信
号のスクランブル解除を行い、デコーダ213に送る。
デコーダ213では、デスクランブラ212でスクラン
ブル解除された出力からビデオ信号/オーディオ信号を
再生してモニタなどへ送出することにより放送番組の視
聴ができる。
【0050】放送番組の視聴を行う度に、ICカード
(メモリ媒体)300から読み出した視聴権データに基
づいた視聴可能な回数又は時間などが減算され、視聴情
報記録部223に記録され、所定の回数や時間が経過す
ると視聴不可能となる。そして、再び視聴権データを購
入、即ちICカード(メモリ媒体)300に記録し、受
信装置200がこの視聴権データに従い放送番組の視聴
を可能とするプロセスを繰り返す。
【0051】一方、受信装置200のセキュリティモジ
ュール220内の視聴情報記録部223に記録された視
聴ログは、ICカード(メモリ媒体)300に転送さ
れ、次回の視聴権購入時に情報端末機器400を介して
送信システム100(の番組視聴管理部120)へ転送
される。送信システム100の番組視聴管理部120で
は、情報端末機器400からの視聴ログに基づいて、放
送番組に対する料金分配処理を行い、視聴割合に応じた
料金を各放送番組供給事業者に分配する。
【0052】尚、ICカード(メモリ媒体)300と受
信装置200及び情報端末機器400との間で行われる
電子マネー/視聴ログ/視聴権データなどのデータ転送
は、相互認証を行い、メッセージを暗号化するためその
都度作成される暗号鍵であるセッションキー(sess
ion key)を共有し、データ送信側がセッション
キーでデータを暗号化し、データ受信側がこのセッショ
ンキーでデータを復号することにより外部から容易にデ
ータの盗用ができないようにする。安全性を確保できれ
ばこれ以外の方法でもよいことは勿論である。
【0053】次に、視聴ログに基づいて視聴料金を後払
いする方法について説明する。尚、システムの構成や各
装置などの機能などは前述の図1で説明したものと同様
なものについては省略する。
【0054】受信装置200のセキュリティモジュール
220に放送番組を所定時間或いは所定回数の視聴でき
るように視聴権データ(視聴可能度数や視聴可能時間の
データ)を設定しておく。
【0055】設定の方法は、情報端末機器400にIC
カード(メモリ媒体)300をセットし、ネットワーク
を介して送信システム100へ視聴権データ(視聴可能
度数や視聴可能時間のデータ)の送出要求を行い、送信
システム100がこの送出要求を受けると、番組視聴管
理部120から放送番組を所定時間或いは所定回数の視
聴できるような視聴権データを情報端末機器400に送
信する。そして、情報端末機器400が送信システム1
00からの視聴権データをICカード(メモリ媒体)3
00に書き込み(記録して)、視聴権データが記録され
たICカード(メモリ媒体)300を受信装置200へ
セットする。非接触型のICカード(メモリ媒体)30
0の場合は受信装置200(のリード/ライト部22
4)の近傍に近づけるだけでよい。そして、受信装置2
00のセキュリティモジュール220内のリード/ライ
ト部224がICカード(メモリ媒体)300に記録さ
れいている視聴権データを読み出して記録することによ
り予め所定時間或いは所定回数の放送番組が視聴できる
ように視聴権データ(視聴可能度数や視聴可能時間のデ
ータ)が設定される。また、送信システム100から送
出するデジタル放送信号に視聴権データを含ませ、受信
装置200でこの視聴権データを抽出して設定するよう
にしてもよいし、ネットワークから通信部(モデム)を
介して視聴権データを受信して設定することも可能であ
り、これ以外の方法でもよい。
【0056】そして、前述と同様に送信システム100
からのデジタル放送信号を受信すると、受信復号部21
0のデマルチプレクサ211により送信システム100
からのデジタル放送信号を、番組情報や個別情報などの
制御情報とビデオ信号/オーディオ信号/データのデジ
タル信号とに分離して、制御情報をセキュリティモジュ
ール220に送り、ビデオ信号/オーディオ信号のデジ
タル信号をデスクランブラ212に送る。
【0057】一方、セキュリティモジュール220の番
組・個別情報解析部221では、デマルチプレクサ21
1から送られてくる番組情報や個別情報を解読し、解読
した番組情報/個別情報を契約情報記憶部222へ送
り、契約情報記憶部222では、番組情報と契約情報の
照合を行い、正常に照合された場合、予め設定した視聴
権データに基づいて視聴制御情報(デスクランブルキ
ー)を生成してデスクランブラ212に送り、この視聴
制御情報(デスクランブルキー)を用いてデマルチプレ
クサ211からのデジタル信号のスクランブル解除を行
い、デコーダ213でスクランブル解除された出力から
ビデオ信号/オーディオ信号を再生してモニタなどへ送
出することにより放送番組の視聴ができる。そして、放
送番組の視聴を行う度に、予め設定した視聴権データに
基づいた視聴可能な回数又は時間などが減算され、視聴
情報記録部223に視聴ログとして記録され、所定の回
数や時間が経過すると視聴不可能とする。そして、適宜
ICカード(メモリ媒体)300を受信装置200にセ
ットする(非接触型の場合は受信装置200の近傍に近
づける)と、受信装置200がセキュリティモジュール
220内の視聴情報記録部223に記録された視聴ログ
をICカード(メモリ媒体)300に転送し、ICカー
ド(メモリ媒体)300に視聴ログが記録される。
【0058】そして、情報端末機器400に視聴ログが
記録されたICカード(メモリ媒体)300をセットす
ると、情報端末機器400はネットワークを介して送信
システム100(の番組視聴管理部120)へ視聴ログ
を送信する。送信システム100では、番組視聴管理部
120によって受信した視聴ログに基づいて、視聴権デ
ータに相当する金額情報を算出し、電子マネーシステム
600に通知する。一方で視聴ログに基づいて放送番組
に対する料金分配処理を行い、視聴割合に応じた料金を
各放送番組供給事業者に分配する。
【0059】電子マネーシステム600は、送信システ
ム100(の番組視聴管理部120)から金額情報を受
信すると、視聴権データに応じた金額の電子マネーの出
金要求を情報端末機器400に行う。情報端末機器40
0は、出金要求を受けるとICカード(メモリ媒体)3
00から視聴権データに相当する金額の電子マネー(デ
ータ)を読み出して電子マネーシステム600に送信す
る。ICカード(メモリ媒体)300からは読み出した
金額に相当する電子マネーが減算される。そして、電子
マネーシステム600が情報端末機器400からの電子
マネー(データ)を受け取ると決済処理を行い、決済完
了の信号を情報端末機器400へ返送する。
【0060】情報端末機器400は、電子マネーシステ
ム600からの決済完了の信号を受け取ると、ICカー
ド(メモリ媒体)300内に記録されている視聴ログを
消去する。視聴者に対しての決済処理は、この時点で完
了となる。そして、視聴ログが消去されたICカード
(メモリ媒体)300を適宜受信装置200にセットす
る(非接触型の場合は受信装置200の近傍に近づけ
る)と、受信装置200(のリード・ライト部)がIC
カード(メモリ媒体)300の情報(データ)を読み取
り、視聴情報記録部223の当該する視聴ログを消去す
る。そして、新たな視聴権データを設定することで再び
所望の放送番組の視聴が可能になる。
【0061】尚、前述と同様にICカード(メモリ媒
体)300と受信装置200及び情報端末機器400と
の間で行われる電子マネー/視聴ログ/視聴権データな
どのデータ転送は、相互認証を行い、メッセージを暗号
化するためその都度作成される暗号鍵であるセッション
キー(session key)を共有し、データ送信
側がセッションキーでデータを暗号化し、データ受信側
がこのセッションキーでデータを復号することにより外
部から容易にデータの盗用ができないようにする。安全
性を確保できればこれ以外の方法でもよいことは勿論で
ある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したようなメモリ媒体(ICカ
ードなど)を媒介とした有料放送番組の課金システム及
び方法により、ICカードなどのメモリ媒体に視聴度数
(視聴可能度数/時間)や視聴履歴情報(視聴ログ)の
データを記録し、受信装置及び情報機器がメモリ媒体に
記録されたデータを読み出し、このデータに基づいて有
料放送番組の視聴制御や決済処理を行うことによって、
従来必要であった視聴契約が不要となり、受信装置に電
話線などを接続しなくとも容易にPPV(PayPer
View)による有料放送番組の視聴を実現すること
ができるので、視聴契約手続きが簡略化され利便性が向
上する。又、視聴度数を予め記録したプリペイドカード
として販売することも可能となる。
【0063】一方、送信システムでは、視聴契約が存在
しないため、膨大な視聴契約処理や個別情報による視聴
制御を行わなくて良いので個別情報伝送の為のシステム
が不要となり、視聴契約に基づいた管理/運用の手間や
コストが大幅に削減される。また、視聴度数や視聴履歴
情報が記録されたICカードなどのメモリ媒体を電子マ
ネーなどによる決済と結びつけて、1枚のICカード
(=メモリ媒体)に実装することにより、ICカード1
枚で放送番組の視聴制御及び有料放送の決済処理が可能
となり、支払いを迅速に行うことができるようになり、
送信システム側(放送局・放送番組供給者)においても
銀行引き落とし不能による一時的な契約停止や復帰の手
続きが不要となるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル放送の有料放送課金シス
テムの構成を略示的に示した説明図である。
【図2】本発明に係るデジタル放送の有料放送課金シス
テムにおける受信機の構成を略示的に示したブロック図
である。
【図3】従来のデジタル放送の有料放送課金システムを
略示的に示した概要図である。
【図4】従来のデジタル放送の有料放送課金システムに
おける受信装置の構成を略示的に示したブロック図であ
る。
【符号の説明】
100;送信システム、111;エンコーダ、112;
多重化部、113;スクランブラ、114;番組制御
部、115;スクランブル制御部、116;関連情報送
出部、120;番組視聴管理部、200;受信装置、2
10;受信復号部、211;デマルチプレクサ、21
2;デスクランブラ、213;デコーダ、214;通信
部(モデム)、220;セキュリティモジュール、22
1;番組・個別情報解析部、222;契約情報記憶部、
223;視聴情報記憶部、224;リード/ライト部、
300;メモリ媒体、400;情報端末機器、500;
ネットワーク、600;電子マネーシステム、100
A;送信システム、111A;エンコーダ、112A;
多重化部、113A;スクランブラ、114A;番組制
御部、115A;スクランブル制御部、116A;関連
情報送出部、120A;顧客情報管理部、200A;受
信装置、210A;受信復号部、211A;デマルチプ
レクサ、212A;デスクランブラ、213A;デコー
ダ、214A;通信部(モデム)、220A;セキュリ
ティモジュール、221A;番組・個別情報解析部、2
22A;契約情報記憶部、223A;視聴情報記憶部

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送番組の視聴履歴情報を管理する管理手
    段を備えた送信装置と、 放送番組の視聴履歴情報を記録し、読み出すことが可能
    なメモリ媒体と、 前記メモリ媒体に対して前記視聴履歴情報の読み出し/
    書き込みを行う手段を備えた受信装置と、 前記メモリ媒体に記録されている視聴履歴情報に基づい
    て決済処理を行うことができる情報機器と、からなる放
    送システムにおいて、 前記受信装置は、前記メモリ媒体に対して自装置内に蓄
    積されている視聴履歴情報の書き込みを行い、 前記情報機器は、前記メモリ媒体に書き込まれた前記視
    聴履歴情報を読み出し、該視聴履歴情報に基づいて該メ
    モリ媒体との間で決済処理を行うことを特徴とする有料
    放送課金システム。
  2. 【請求項2】前記メモリ媒体は、電子マネーを記録して
    決済できることを特徴とする請求項1に記載の有料放送
    課金システム。
  3. 【請求項3】前記メモリ媒体は、非接触型ICカードで
    あることを特徴とする請求項1に記載の有料放送課金シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁
    気記憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使
    用したものであることを特徴とする請求項1に記載の有
    料放送課金システム。
  5. 【請求項5】放送番組を視聴可能とする為の視聴度数を
    管理する管理手段を備えた送信装置と、 放送番組を視聴可能とする為の視聴度数を記録し、読み
    出すことが可能なメモリ媒体と、 前記メモリ媒体に対して前記視聴度数の読み出し/書き
    込みを行う手段を備えた受信装置と、からなる放送シス
    テムにおいて、 前記受信装置は、前記メモリ媒体に記録してある視聴度
    数を読み出して放送番組を視聴可能とすることを特徴と
    する有料放送課金システム。
  6. 【請求項6】前記メモリ媒体は、前記視聴度数が予め記
    録されている媒体であることを特徴とする請求項5に記
    載の有料放送課金システム。
  7. 【請求項7】前記メモリ媒体は、電子マネーを記録して
    決済できることを特徴とする請求項5に記載の有料放送
    課金システム。
  8. 【請求項8】前記メモリ媒体は、非接触型ICカードで
    あることを特徴とする請求項5に記載の有料放送課金シ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、磁
    気記憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを使
    用したものであることを特徴とする請求項5に記載の有
    料放送課金システム。
  10. 【請求項10】放送番組を視聴可能とする為の視聴度数
    及び放送番組の視聴履歴情報を管理する管理手段を備え
    た送信装置と、 放送番組を視聴可能とする為の視聴度数及び放送番組の
    視聴履歴情報を記録し、読み出すことが可能なメモリ媒
    体と、 前記メモリ媒体に対して前記視聴履歴情報の読み出し/
    書き込みを行う手段を備えた受信装置と、 前記管理手段から視聴度数を取得して前記メモリ媒体に
    書き込む手段と前記メモリ媒体に記録されている視聴履
    歴情報を読み出して送出する手段とを具備した情報機器
    と、からなる放送システムにおいて、 前記情報機器は、前記送信装置の管理手段から視聴度数
    を取得して前記メモリ媒体に書き込みを行うと共に、該
    メモリ媒体に視聴履歴情報が書き込まれている場合には
    該視聴履歴情報を読み出して前記送信装置に送出し、 前記受信装置は、前記メモリ媒体に記録された視聴度数
    を読み出して放送番組を視聴可能とすると共に、自装置
    内に視聴履歴情報がある場合には該メモリ媒体に該視聴
    履歴情報の書き込みを行い、 前記送信装置の管理手段は、前記情報機器からの視聴履
    歴情報に基づいて該送信装置から送出した放送番組に応
    じた料金分配処理を行うことを特徴とする有料放送課金
    システム。
  11. 【請求項11】前記情報機器は、前記メモリ媒体との間
    で視聴度数に応じた決済処理を行う機能を備えているこ
    とを特徴とする請求項10に記載の有料放送課金システ
    ム。
  12. 【請求項12】前記メモリ媒体は、電子マネーを記録し
    て決済できることを特徴とする請求項10に記載の有料
    放送課金システム。
  13. 【請求項13】前記メモリ媒体は、非接触型ICカード
    であることを特徴とする請求項10に記載の有料放送課
    金システム。
  14. 【請求項14】前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、
    磁気記憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを
    使用したものであることを特徴とする請求項10に記載
    の有料放送課金システム。
  15. 【請求項15】視聴者が視聴すべき放送番組に関連した
    制御情報を含む放送を放送供給側から送信し、視聴者側
    受信機において、前記放送を受信し、該受信した前記放
    送番組を視聴可能にするか否かを制御するセキュリティ
    モジュールを備える有料放送システムにおいて、 前記視聴者側受信機のセキュリティモジュールに蓄積さ
    れている放送番組の視聴履歴をメモリ媒体へ記録し、 前記視聴履歴が記録されたメモリ媒体を所定の場所に設
    置された情報機器と接続して前記受信した放送番組に対
    する視聴料の支払いを行うことを特徴とする有料放送課
    金方式。
  16. 【請求項16】前記メモリ媒体は、非接触型ICカード
    であること を特徴とする請求項15に記載の有料放送課金方式。
  17. 【請求項17】前記情報機器は、前記放送供給側に通信
    回線を介して接続できるようにし、前記メモリ媒体と接
    続したときに該通信回線を介して前記放送供給側と通信
    して支払いの課金処理を行うことを特徴とする請求項1
    5に記載の有料放送課金方式。
  18. 【請求項18】前記情報機器は、店舗内に設置されてい
    る機器若しくは駅構内に設置されている機器を含むこと
    を特徴とする請求項15に記載の有料放送課金方式。
  19. 【請求項19】前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、
    磁気記憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを
    使用したものであることを特徴とする請求項15に記載
    の有料放送課金方式。
  20. 【請求項20】前記視聴料の支払いは、電子マネーで行
    うことを特徴とする請求項15に記載の有料放送課金方
    式。
  21. 【請求項21】前記視聴料の支払いは、前記メモリ媒体
    に内蔵されている電子マネーで行うことを特徴とする請
    求項15に記載の有料放送課金方式。
  22. 【請求項22】視聴者が視聴すべき放送番組に関連した
    制御情報を含む放送を放送供給側から送信し、視聴者側
    受信機において、前記放送を受信し、該受信した前記放
    送番組を視聴可能にするか否かを制御するセキュリティ
    モジュールを備える有料放送システムにおいて、 所定の場所に設置されている情報機器にメモリ媒体を接
    続して該メモリ媒体に放送番組の視聴を制御する視聴可
    能度数を記録し、 前記視聴者側受信機のセキュリティモジュールは、前記
    メモリ媒体に記録してある視聴可能度数を読み出して該
    視聴可能度数分だけ放送番組を視聴できるようにしたこ
    とを特徴とする有料放送課金方式。
  23. 【請求項23】前記メモリ媒体は、非接触型ICカード
    であることを特徴とする請求項22に記載の有料放送課
    金方式。
  24. 【請求項24】前記情報機器は、前記放送供給側に通信
    回線を介して接続できるようにし、前記メモリ媒体と接
    続したときに該通信回線を介して前記放送供給側と通信
    して視聴可能度数の課金処理を行うことを特徴とする請
    求項22に記載の有料放送課金方式。
  25. 【請求項25】前記情報機器は、店舗内に設置されてい
    る機器若しくは駅構内に設置されている機器を含むこと
    を特徴とする請求項22に記載の有料放送課金方式。
  26. 【請求項26】前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、
    磁気記憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを
    使用したものであることを特徴とする請求項22に記載
    の有料放送課金方式。
  27. 【請求項27】前記メモリ媒体へ視聴可能度数を書き込
    む際の支払いは、電子マネーで行うことを特徴とする請
    求項22に記載の有料放送課金方式。
  28. 【請求項28】前記視聴度数にみあう料金の支払いは、
    前記メモリ媒体に内蔵されている電子マネーで行うこと
    を特徴とする請求項22に記載の有料放送課金方式。
  29. 【請求項29】視聴者が視聴すべき放送番組に関連した
    制御情報を含む放送を放送供給側から送信し、視聴者側
    受信機において、前記放送を受信し、該受信した前記放
    送番組を視聴可能にするか否かを制御するセキュリティ
    モジュールを備える有料放送システムにおいて、 所定の場所に設置されている情報機器にメモリ媒体を接
    続して該メモリ媒体に放送番組の視聴を制御する視聴可
    能度数を記録し、 前記視聴者側受信機のセキュリティモジュールは、前記
    メモリ媒体は記録してある視聴可能度数を読み出して、
    該視聴可能度数分だけ放送番組を視聴できるようにする
    と共に、自己に蓄積されている放送番組の視聴履歴情報
    を該メモリ媒体に記録するようにし、 前記視聴履歴情報が記録されたメモリ媒体を前記情報機
    器に接続したときに、該メモリ媒体に記録されている視
    聴履歴情報に基づいて番組供給者側に視聴料を分配する
    視聴料分配処理を行うことを特徴とする有料放送課金方
    式。
  30. 【請求項30】前記メモリ媒体は、非接触型ICカード
    であることを特徴とする請求項29に記載の有料放送課
    金方式。
  31. 【請求項31】前記情報機器は、前記放送供給側に通信
    回線を介して接続できるようにし、前記メモリ媒体と接
    続したときに該通信回線を介して前記放送供給側と通信
    して視聴可能度数の課金処理及び前記視聴料分配処理を
    行うことを特徴とする請求項29に記載の有料放送課金
    方式。
  32. 【請求項32】前記情報機器は、店舗内に設置されてい
    る機器若しくは駅構内に設置されている機器を含むこと
    を特徴とする請求項29に記載の有料放送課金方式。
  33. 【請求項33】前記メモリ媒体は、ICメモリの他に、
    磁気記憶媒体、光記憶媒体、光磁気記憶媒体の何れかを
    使用したものであることを特徴とする請求項29に記載
    の有料放送課金方式。
  34. 【請求項34】前記視聴可能度数にみあう料金の支払い
    は、電子マネーで行うことを特徴とする請求項29に記
    載の有料放送課金方式。
  35. 【請求項35】前記視聴度数にみあう料金の支払いは、
    前記メモリ媒体に内蔵されている電子マネーで行うこと
    を特徴とする請求項29に記載の有料放送課金方式。
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