JPH11503587A

JPH11503587A - 遠隔および局地のサービスの提供を統合するインタラクティブスマートカードシステム

Info

Publication number: JPH11503587A
Application number: JP8531148A
Authority: JP
Inventors: ネミロフスキー，フランク; シーモリス，ジョン
Original assignee: スマートティーヴィーカンパニー
Priority date: 1995-04-10
Filing date: 1996-04-10
Publication date: 1999-03-26
Also published as: US5880769A; EP0958557A1; CA2218067A1; WO1996032702A1; CA2218067C; AU5449796A

Abstract

(57)【要約】本発明は、遠隔サービス取引の効率を向上させる方法および装置にを含む。本発明にれば、スマートカード(10)は、テレビチャンネルから情報を受信する光学部材(24)および遠隔サービスのプロバイダとリアルタイムの双方向通信を行うモデム(42)を備えている。システムのセキュリティーを維持するために、カードに供給されるデータは暗号化されていてもよい。本発明はまた、遠隔金融サービス、自動注文請求によるニアビデオオンデマンド、自動注文請求によるペイパービュー、予約ＴＶ、ホームショッピング、リアルタイム市場研究、世論調査、電子ゲームおよび電子宝くじのようなスマートカードの用途を含む。

Description

【発明の詳細な説明】遠隔および局地のサービスの提供を統合するインタラクティブスマートカードシステム発明の属する技術分野本発明は、持ち運びできる情報および通信システムに関し、より詳しくは、手持ち式の携帯用電子装置と様々な局地および遠隔のサービスとの間の通信に関するものである。従来の技術今日、消費者は、ケーブルテレビ、財産取引およびホームショッピングカタログのような途方に暮れるほど多様な商品およびサービスに直面している。現在、消費者は各々の個別のサービスに別々にアクセスしなければならない。例えば、ペイパービュー方式の映画を注文するには、現在、ある装置、しばしば電話によりケーブルテレビのオペレータに連絡を取り、別の装置、ＡＴＭまたはコンピュータにより銀行に連絡を取る必要がある。異なる装置の中には商品およびサービスをばらばらにする他の多くの例があり、このことは、消費者を混乱させ、効率を悪化させている。消費者の立場から見た問題点とは別に、現在の技術は、効率的なデータの収集および同様の機能を提供していない。例えば、現在の世論調査は典型的に電話により行われている。これには、お金と時間がかかり、人々がこの調査に参加するのを思いとどまらせてしまうかもしれない。他のデータ収集の実施にも、同様な欠点がある。その上、現在の情報技術にも限界がある。ケーブルテレビのチャンネルにおける現行のインフラストラクチャにもかかわらず、テレビ産業はまだ、マルチメディア用途において人気が高まっているインタラクティブ仕様の種類のものを消費者に提供しなければならない。したがって、現行の通信インフラストラクチャによりテレビをリアルタイムのインタラクティブ仕様にする装置が必要とされている。以下に記載するように、本発明は、商品、サービスおよび他の情報プロバイダーへの様々なインターフェースを手持ち式の携帯用装置内に統合することにより、現在の技術が有する本質的に異なる問題を解決するものである。本発明は、テレビのネットワークまたは他の提供源用のリアルタイムのインタラクティブ性を提供し、消費者にとって都合のよいことである。本発明のこれらと他の利点は、以下の記載から明らかになる。本発明の概要本発明は、遠隔サービスの取引の効率を高める方法および装置を包含する。本発明によれば、スマートカードは、例えばテレビのような表示装置からのデータであって、表示装置により提供される光のスペクトルで符号化されているデータを受信する光センサを備えている。光センサは、中央演算処理装置（ＣＰＵ）およびランダムアクセス記憶装置（ＲＡＭ）に接続されている。ＣＰＵおよびＲＡＭ並びに読取り専用記憶装置（ＲＯＭ）がモデムに接続されている。操作の際に、スマートカードは、テレビより放出される光から遠隔サービスプロバイダーに関する情報を受信し、ユーザからの入力を受信する。テレビとユーザの入力から受け取った情報に基づいて、モデムには、遠隔サービスプロバイダーが自動取引を行う電話番号が供給される。システムのセキュリティーを維持するために、カードに供給されるデータは、暗号化されていてもよい。本発明はまた、スマートカードの特定の用途も包含する。これらのサービスの例としては、遠隔財産サービス、自動注文請求によるニアビデオオンデマンド、自動注文請求によるペイパービュー、予約ＴＶ、ホームショッピング、リアルタイムの市場研究および世論調査並びに電子ゲームと電子宝くじが挙げられる。図面の簡単な説明図１は、本発明のスマートカードとテレビと遠隔サービスプロバイダーとの間の通信用インターフェイスのブロック図である。図２は、本発明のスマートカードとサービスプロバイダーとの間の可能性のあるインターフェイスの１つの実施の形態を示している。図３は、本発明のスマートカードの一方の側を示している。図４は、本発明のスマートカード内に配置されるエレクトロニクスのブロック図である。図５は、本発明のスマートカードの別の実施の形態を示している。図６ａは、ＶＣＲ遠隔操作装置中に挿入されたスマートカードを示している。図６ｂは、図６ａに示した実施の形態の側面図である。発明の実施の形態本発明は、スマートカードを使用することにより消費者に様々なサービスを提供する装置および方法を開示する。以下の記載において、本発明を完全に理解するために、スマートカードの形状および様々なインターフェースのような多くの特定な詳細を記載する。しかしながら、これらの特定の詳細以外に本発明を実施してもよいことが当業者には明白である。他の例において、本発明を不必要に不明瞭にしないように、よく知られた回路、構造等は詳細には記載していない。システムの概要図１は、本発明のスマートカード10に対する通信用インターフェースを示している。図示したように、以下に詳細に記載されるモデムを含むスマートカード10 は、電話線のような双方向通信媒質によって遠隔サービス16と通信する。遠隔サービス16は、デジタル通信を支えるどのような種類のサービスからなっていてもよく、特定の遠隔サービスが以下により詳細に記載される。スマートカード10と遠隔サービス16との間の双方向通信リンクに加えて、スマートカード10は、情報がヘッド側15により提供される信号12へのＶＥＩＬプロトコルにより符号化されている、テレビ画面13を通して放出される光14からの情報を受信することができる。ＶＥＩＬインターフェースは、「テレビ信号起動インタラクティブスマートカード」と題し、ここに引用される同時係属出願ＰＣＴ／ＵＳ９５／００７５９により詳しく記載されている。ヘッド側15を備えたインターフェースと遠隔サービスプロバイダー16とを組み合わせた結果、以下に詳しく記載するように、機能性が著しく向上する。図２は、スマートカード10とサービスプロバイダー16との間の可能性のあるインターフェースの１つの実施の形態を示している。図示したように、スマートカード10は、コードアセンブリ20を通して標準ＲＩ１１電話ジャック18またはセルラーフォンデータポートにより電話線に接続されている。次いで、コードアセンブリ20は、ＰＣＭＣＩＡ型ミニコネクタ22によりスマートカード10に接続されている。別の実施の形態において、スマートカード10は、スマートカード10上の差込みスライドコネクタによりコードアセンブリ20に接続されていてもよい。電話線10にスマートカード10を接続する機構が他にも多くあるのが理解されよう。さらに別の実施の形態において、スマートカード10は、人口衛星またはセルラーネットワークのような他の通信のいずれかにより無線電話方式を支える無線インターフェース（図示せず）を備えている。図３は、スマートカード10の一方の側を示している。図示したように、カードは、表示装置から光を受信する光学素子24、ＩＳＯ7816インターフェース26、ホログラム28、ボタン30および32、並びにＬＣＤ画面34を備えている。スマートカード10は、ＬＣＤ画面34に様々なメニューを示しており、スマートカード10のユーザは、メニューの選択枝を選んだり、ボタン30および32によりスマートカード 10に他の入力を行ったりしてもよい。多くの他の種類のユーザインターフェースも可能である。以下、より詳しく記載するように、ＩＳＯ7816インターフェース26により、スマートカード10を他の装置と共に使用することができる。一例として、スマートカードを、ＩＳＯ7816インターフェース26と互換性のあるＡＴＭのカードとして使用してもよい。図４は、スマートカード10内に配置されたエレクトロニクスのブロック図である。外部供給源からのデータがデジタルデータに変換される。図示したように、モデム42およびＩＳＯ7816インターフェース26が多重化装置46に接続されている。多重化装置は、連続データを万能非同期受信機送信機（ＵＡＲＴ）47に供給する。好ましい実施の形態において、モデム42は、ベル300のような標準モデムプロトコルと互換性があり、オートダイアルを支援する。次いでＵＡＲＴ47は、並列データを母線72に供給する。母線72は、中央演算処理装置（ＣＰＵ）48およびスタティックランダムアクセス記憶装置52に接続されている。ＶＥＩＬ受信機40 も母線72に接続されている。母線72に接続された送受信機74は、アンテナ76により受信された可視光よりも小さい周波数の電磁波をデジタルデータに変換する。外部データが、ＲＯＭ50およびＥＥＰＲＯＭ54内のプログラムにしたがってＣＰＵ48により処理されるＳＲＡＭ52に供給される。ボタンサブシステム62がボタン30および32に接続され、これにより、ユーザが外部データに基づいて選択を行うことができ、他の入力をスマートカード10に供給する。情報は、ＬＣＤ34によりユーザに提供される。ＬＣＤ34は、ＬＣＤドライバ58に接続され、ＬＣＤドライバ58は、母線72に接続されたＬＣＤフレームバッファ60に接続されている。まだ図４を参照する。スマートカード10は、電力を電子部材に供給する電力サブシステム70を備えている。ある実施の形態によれば、電力サブシステム70は再充電不可能な電源を備えており、別の実施の形態においては、電力サブシステム 70は、再充電可能な電源と再充電不可能な電源の組合せおよび電源論理に関連したソーラーパネルを備えている。ここでも図４を参照する。オシレータ66および時計64が適切な時間を維持する。図５は、本発明のスマートカードの別の実施の形態を示している。電子スリーブ80がスマートカード84を受け取るスロット82を規定する。電子スリーブ80は、電池86と、表示装置から光を受信する光学素子と、ＬＣＤ90並びにボタン92および94を備えたユーザインターフェースとを備えている。これらの部材は電子スリーブ80内にあるので、図に示されたスマートカード84はこれらの部材を備える必要はない。スマートカード84は、図示したように、ＩＳＯ7816接点98により電子スリーブ80とインターフェースで連結している。ＶＥＩＬ符号化前述したように、スマートカード10は、光が放送プログラム内で符号化されているテレビの表示装置13から光を受信する。本発明によれば、ＶＥＩＬデータは、どのような種類のパケットプロトコルに従って発信されてもよい。好ましい実施の形態において、パケットプロトコルは、各々のパケット内に５のフィールドを有するパケットからなる。フィールドは、汎用パケット識別フィールド、所有者識別フィールド、暗号許可キー、パケット識別フィールドおよびパケットデータを備えている。パケット識別フィールドは、データフィード内のデータの種類に関する情報を供給する。例えば、パケット識別フィールドは、データがクーポン、フリークエントフライヤーマイルまたは映画のスケジュールに関連することを示してもよい。パケット識別フィールドはまた、機会の「一般的」クラスを定義するのに使用してもよい。このようなクラスは、発信されるべき説明的情報の量を制限するように機能できる。本発明によれば、ＶＥＩＬデータは暗号化されていてもよい。好ましいデータ暗号化方法としては、ＤＥＳおよびＲＳＡベースの公用キー符号化、およびより詳しくは、ＲＣ５型符号化が挙げられる。また、ＶＥＩＬデータは、圧縮されていても、ハミングまたはゴッパ符号にしたがって、誤り検出または補正が行われていてもよい。 1994年１月19日に出願された、「ＣＯＭ−カード」と題する同時係属出願である米国特許出願第08/183,525号に記載されているように、スマートカード10は、ＵＰＣ符号の形態でクーポンを受信することができる。バーコードは、製造業者標識、ファミリーコードおよびほとんどのクーポンに使用されているであろうバリューコードを含んでいる。製造業者標識およびファミリーコードは、製造業者のサブセットのＲＯＭ50内に記憶されているであろう製造業者に特異的なデータを含んでいる。次いで、このデータを使用して、バーコードのデータから製造業者の名前、製品名および製品の大きさを自動的に抽出してもよい。バリューコードは、広く用いられており、クーポンの履行値を抽出するのに使用してもよい。用途図１−５に示した装置には、以下に限定されるものではないが、遠隔財産サービス、安全な自動支払媒質、自動注文請求によるニアビデオオンデマンド、自動注文請求によるペイパービュー、予約ＴＶ、ホームショッピング、小売りサービス、カタログ、旅行サービス、リアルタイムの市場研究、世論調査、電子ゲームおよび電子宝くじ等を含む様々な用途がある。本明細書は、これらの用途ついてここに記載する。財産サービス用途スマートカード10は、様々な財産サービス用途を実施することができる。スマートカード10を特定のユーザに発行する場合、スマートカード10内のＥＥＰＲＯＭ記憶装置54は、遠隔財産サービスのための多数の口座情報を記憶する。多数の口座情報としては、金融団体、アクセス情報、口座数、口座種類および取引種類が挙げられる。本発明によれば、複数の財産制度のための複数の口座を１枚のカードに記憶させてもよい。さらに、財産情報および口座情報は、図１および４に示した電話のインターフェースにより自動的に更新または変更されてもよい。ユーザは、図３に示したように、ボタン30および32で入力をスマートカード10 に供給することにより、財産取引を開始する。ユーザは、ＬＣＤ34上の適切な図形アイコンを選択することにより、収支照会のような特定の財産取引を請求する。一度取引が選択されたら、ＬＣＤ34は、ユーザにボタン30を押して取引を行うように指示する。さらに、スマートカード10は、トーンを発生させてユーザに指示してもよい。ユーザからの請求を受信した後、ＲＯＭ50またはＥＥＰＲＯＭ54内に予め記憶された情報および所定の通信プロトコルが、モデム42または適切な媒質により、金融団体に自動的に接触する無線インターフェースに供給される。次いで、スマートカード10および金融団体は、データを交換して、完全に自動化された取引を行う。取引が完了したときに、スマートカード10のＬＣＤ34が取引結果の一覧を表示する。セキュリティーを向上させるために、取引の処理には、スマートカード10上のボタン30または32を用いて、スマートカード10のユーザがＰＩＮコードを入力する必要があるかもしれない。このＰＩＮコードは、取引を行う前に、金融団体により許可される。ニアビデオオンデマンドおよびペイパービュー用途前述したように、スマートカード10は、テレビの表示装置13に光学的に接続され、テレビ信号により符号化された情報を受信する。したがって、テレビサービスのプロバイダーは、ペイパービューまたはオンデマンドに基づいて得られるプログラムおよび映画に関連するテレビのチャンネル情報を提供してもよい。「テレビ信号起動インタラクティブスマートカード」と題する関連出願ＰＣＴ／ＵＳ９５／００７５９により詳しく記載されているように、次いで、ユーザはこの情報をＶＥＩＬインターフェースによりダウンロードしてもよい。一度この情報がスマートカード10に送信されたら、ユーザは、ＬＣＤ34上の図形メニューにより駆動されるインターフェースを用いて利用可能なプログラミングを選択してもよい。次いで、ユーザは、プログラミングが提供される物理的位置を選択する。このような物理的位置は、スマートカード10内に記憶された口座住所に対応するいかなる位置または注文を行うのに用いられる電話番号に対応する位置を含んでもよい。選択が行われた後、モデム42、または無線インターフェースは自動的に適切なサービスプロバイダーと交信し、所定の通信プロトコルにより、ユーザの口座への借方記入を含む取引が自動的に完了する。サービスプロバイダーの電話番号は、情報が受信されるチャンネルに基づいて、スマートカード10内に記憶されていてもよい。あるいは、サービスプロバイダーの電話番号が、この情報内に提供されていてもよい。一度取引が認可されると、プログラム時間およびチャンネルに関連する情報がスマートカード10に送信され、ユーザのためにＬＣＤ34上に表示される。前述したように、セキュリティは、スマートカード10上のボタン30または32を使用して、ユーザがＰＩＮコードを入力する必要があることにより、向上させることができる。このＰＩＮコードは、プログラムの選択が行われる前に、ニアビデオオンデマンドまたはペイパービューシステムにより許可される。予約テレビおよびクーポンテレビ図１に示されたインターフェースを用いて、「バーチャルショッピング」、金融サービス、娯楽プログラムおよび教育プログラムのような他のサービスを提供してもよい。「バーチャルショッピング」は様々な用途を含んでいる。例えば、仮想ツアーにおいて、スーパーマーケットのポインティングアウトキーを用いて、テレビの表示装置13により、全国的に宣伝された商品を分かるようにしてもよい。これらの商品の各々は、製品の代表者により紹介され、発表され、ＶＥＩＬインターフェースによりユーザに提供されてもよいペーパーレスクーポンを含む宣伝へと続いても差し支えない。スマートカード10をクーポンと共に使用することの記載に関しては、「テレビ信号起動インタラクティブスマートカード」と題する関連出願ＰＣＴ／ＵＳ９５／００７５９を参照のこと。本発明はまた、予約テレビも提供する。プログラムのカタログがテレビに表示され、ユーザはこのカタログをスマートカード10のＶＥＩＬインターフェースを用いてダウンロードして、どのプログラムを見るのか選択してもよい。一度プログラムが選択されると、ＬＣＤ34がユーザに、モデム42または無線インターフェースを用いて自動的に適切なテレビのネットワークに接触できることを指示する。プログラムは、適切な時間に放送され、スマートカード10は、プログラムが開始する前の所定の時間で、音声のトーンおよび視覚の表示によりユーザに思い出させるようにプログラムされていてもよい。予約テレビに加えて、スマートカード10は、ユーザに広告／プロモーション、金融、およびプログラムのインセンティブを思い出させてもよい。ホームショッピング用途本発明のスマートカード10をホームショッピングに関連させて用いてもよい。ホームショッピングのネットワークは、販売する商品を放送し、この商品に関する情報は、図に示したように、ＶＥＩＬインターフェースによりダウンロードされてもよい。商品に関する情報の例としては、ホームショッピングプログラムのアクセス情報、商品名、商品の説明書、商品の価格および商品の広告とプログラム提供の再放送時間が挙げられる。ユーザが商品を購入しようと思った場合、ユーザは商品情報をＶＥＩＬインターフェースによりスマートカード10にダウンロードしてもよい。次いで、ＬＣＤ 34が商品情報を表示し、ユーザは、商品を購入するつもりか否かを選択するように指示される。ユーザが商品を購入することを決めた場合、ＬＣＤ34はユーザにモデム42または無線インターフェースを作動させるように指示する。次いで、スマートカード10は、アクセス情報を用いて、ホームショッピングプログラムの自動サービスコンピュータに自動的にダイアルし、所定の通信プロトコルを用いて注文を行う。請求は、送付先のカード保持者の請求先住所を用いて、ユーザの口座に自動的に送られる。取引が完了した後、価格および送付時間を含む、注文の状況に関する情報がＬＣＤ34上に表示されてもよい。セキュリティを追加するためには、取引の過程に、スマートカード10上のボタン30または32を用いて、ユーザにＰＩＮコードを入力させることを必要としてもよい。このＰＩＮコードは、取引を行う前に、許可される。データ収集用途市場研究および世論調査図１−５に示した本発明を用いて、効率的にデータを収集してもよい。市場研究および世論調査の質問事項が、図１に示したようなＶＥＩＬインターフェースによりテレビに放送されてもよい。調査または研究は、選択された地域に送られてもまたは全国的に行われてもよい。この用途の例として、カードのユーザには、ＬＣＤ34またはテレビの表示装置13上の質問リストが与えられ、答えを選択するように要求される。次いで、スマートカード10は、カードの保持者に、遠隔コンピュータシステムに自動的に接続するモデム42または無線インターフェースを作動させるように指示する。次いで、質問事項に対するカードの保持者の応答が、モデム42または無線インターフェースにより遠隔コンピュータシステムに自動的に送信される。カード保持者の応答に加えて、カード保持者に関連する情報を遠隔コンピュータシステムに送信しても差し支えない。この情報の例としては、カード保持者の年齢、性別、地理的位置および他の人口統計データが挙げられる。スマートカード10内に記憶された連続番号を用いて、１人のカード保持者からの重複する応答を除去しても差し支えない。クーポンの符号化本発明のスマートカード10を用いて販売場所での情報を収集してもよい。「テレビ信号起動インタラクティブスマートカード」と題する関連出願ＰＣＴ／ＵＳ９５／００７５９に記載されているように、本発明のスマートカード10は、ＶＥＩＬインターフェースによりクーポンを受信してもよく、クーポンは、クーポンに関連するＵＰＣコードを走査することによって販売場所で精算されてもよい。ＵＰＣコードは、ＬＣＤ34上に表示される。クーポンを配布することに加えて、製造業者および他の関係者は、クーポンの精算に関連するデータを収集する必要がある。現在、そのような情報は典型的に、クーポン精算所により集められている。このクーポン精算所は、セキュリティに問題があり、比較的効率が悪い。スマートカード10は、精算所に対して効率的で安全な代替案を提供する。カード保持者に関する機密データは、ＵＰＣコードの延長分野内に符号化されている。第三者の小売人、精算所、および精算センターにより機密データが許可無く使用されるのを防ぐために、この情報は暗号化されている。以下の分野が延長ＵＰＣコード内に定義されている：１）ＮＳＣコード；２）１桁の製造業者番号のシステム文字；３）オファーコード：５桁の要素；４）クーポンの失効日：クーポンの失効する４桁の月／年；および５）世帯確認：８桁の要素。好ましい実施の形態において、５桁のオファーコードおよび８桁の世帯確認が、暗号化された機密および所有測定データを含んでいる。これは、最小の十進数で13桁または同等の二進数で43桁の測定データを提供する。データは、ＤＥＳ型暗号技術を用いて暗号化され、次いで、クーポンの精算のために、ＬＣＤ34上に動的に表示される。販売場所で伝達される正確な情報は、制限無く、カード保持者に関連する以下の種類のデータ：年齢、性別、地理的データおよびサイコグラフデータを含む種類のクーポンに基づいて求めてもよい。次いで、適切な解読キーを得た者がデータを分析してもよい。さらに、クーポンを精算するときにこの測定を行う精算の前に、クーポンの発行者、例えば、クーポンが符号化されるテレビ番組をバーコードデータに動的に加えても差し支えない。ＶＣＲ用途スマートカード10を用いて、ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲの）をプログラムしてもよい。ＶＥＩＬインターフェースにより番組の日にちと時間の情報を提供し、同時にショーのプロモーションをユーザに放送してもよい。ユーザがそのショーをテープに記録したい場合には、ユーザは、スマートカード10の適当なキー30または32を押すことにより、番組の情報をダウンロードしてもよい。一度番組情報がスマートカード10に記憶されると、この情報はＶＣＲに供給されてもよい。図６ａは、スマートカード10を受容するスロットを備えた、ＶＣＲのリモコン100中に挿入されたスマートカード10を示しており、図６ｂは、図６ａに示した実施の形態の側面図である。スマートカード10は、ＶＣＲのリモコン 10 0により番組情報をＶＣＲに提供する。標準的な赤外線インターフェースを用いて、視聴者が入力する必要なく、またはメニューを表示するテレビの画像を必要とせずに、ＶＣＲが自動的にプログラムされる。リアルタイムインタラクティブ用途図１に示したインターフェースは、リアルタイムのインタラクティブ用途を指示することが理解されよう。例えば、テレビの表示装置13にゲームショーが表示され、ショーに関連する情報がスマートカード10にダウンロードされてもよい。視聴者は、スマートカード10に入力することによりゲームを行ってもよい。このスマートカード10は、次いで、適切な番号をダイアルして、ユーザの入力をゲームのサーバに供給する。好ましい実施の形態に関して、並びに図１−６ｂを参照して、本発明を記載したが、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、当業者は様々な変更を行ってもよいことが理解されよう。例えば、テレビの表示装置から光を受信する代わりに、スマートカードは、コンピュータネットワーク上でデータを受信するコンピュータスクリーンに光学的に接続されていてもよい。多くの他の変更も可能である。したがって、本発明は、以下の請求の範囲の点から、判断すべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．遠隔サービスを提供する装置であって、表示装置からデータを受信する光センサ、中央演算処理装置（ＣＰＵ）、該ＣＰＵおよび前記光センサに接続された、前記データを記憶するメモリ、および前記ＣＰＵに接続された、遠隔サービスのプロバイダと通信するモデムからなり、前記データが前記表示装置からの光内で符号化されていることを特徴とする装置。２．前記装置が一体型装置からなることを特徴とする請求の範囲１記載の装置。３．前記一体型装置がクレジットカードと実質的に同一の大きさであることを特徴とする請求の範囲２記載の装置。４．ＬＣＤ表示装置を備えていることを特徴とする請求の範囲１記載の装置。５．前記メモリに入力を行う複数のボタンを備えていることを特徴とする請求の範囲１記載の装置。６．遠隔サービスを提供する方法であって、テレビのチャンネルに取引源に関連するデジタルデータを提供し、該デジタルデータを電子装置内で受信し、該デジタルデータから電話番号を抽出し、該電話番号をモデムに供給し、前記取引源との取引を行う各工程からなることを特徴とする方法。７．前記電子装置がスマートカードからなることを特徴とする請求の範囲６記載の方。８．前記電話番号をモデムに供給する工程が、ユーザが前記スマートカードに入力を行った後に行われることを特徴とする請求の範囲７記載の方法。９．前記取引がユーザの口座への借方記入を含み、前記方法が、該ユーザの口座に自動的に借方記入を行う工程を含むことを特徴とする請求の範囲６記載の方法。 10．前記取引がペイパービューテレビ放送に関連することを特徴とする請求の範囲６記載の方法。 11．前記取引が前記取引源からの商品の購入に関連することを特徴とする請求の範囲６記載の方法。 12．プログラム可能装置にプログラムする方法であって、テレビチャンネルにデジタルデータを提供し、該デジタルデータを電子装置内で受信して、該データを前記プログラム可能装置に送信して、該プログラム可能装置を前記データに従ってプログラムする各工程からなることを特徴とする方法。 13．前記デジタルデータがテレビショーの日にちと時間の情報からなり、前記プログラム可能装置がビデオカセットレコーダからなることを特徴とする請求の範囲12記載の方法。 14．信号をヒトに供給する方法であって、テレビチャンネルにデジタルデータを提供し、該デジタルデータを電子装置内で受信し、前記デジタルデータに従って、所定の時間で信号を発生させる各工程からなることを特徴とする方法。 15．前記デジタルデータが、テレビショーの日にちと時間の情報からなることを特徴とする請求の範囲14記載の方法。 16．前記電子装置がスマートカードからなることを特徴とする請求の範囲14記載の方法。 17．前記信号が音声信号からなることを特徴とする請求の範囲14記載の方法。