JP2001318556A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2001318556A
JP2001318556A JP2000135582A JP2000135582A JP2001318556A JP 2001318556 A JP2001318556 A JP 2001318556A JP 2000135582 A JP2000135582 A JP 2000135582A JP 2000135582 A JP2000135582 A JP 2000135582A JP 2001318556 A JP2001318556 A JP 2001318556A
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fixing
pressure
gear
unit
rotating
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JP2000135582A
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Yuzuru Tsurumi
譲 鶴見
Takeshi Niimura
健 新村
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Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送手段のローラ対に挟まって定着装置内に
滞留した記録媒体を除去する際の該ローラ対に対する負
荷を軽減でき、上記記録媒体を破くことなく除去するこ
とができる定着装置及びこの定着装置を備える画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 レバー16が回動されることによって、
バネ15によって付勢される加圧ローラ11を付勢力に
抗して圧接解除方向に移動させ定着フィルムユニット1
2と加圧ローラ11とを離間若しくは圧接解除すること
により、駆動手段から加圧ローラ11と上記搬送手段1
9とへの回転駆動力が遮断されるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着像を担持す
る記録媒体を定着体及び加圧体によって形成されるニッ
プで挟持搬送して加熱及び加圧することにより上記未定
着像を上記記録媒体に定着させる定着装置及びこの定着
装置を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真画像形成装置について図
8に基づき説明する。図8は、従来の画像形成装置の一
例であるレーザービームプリンタ100の概略構成を示
す断面図である。
【0003】かかるレーザービームプリンタ100にあ
っては、分離パット103に対向する給紙ローラ102
が、給紙口101より挿入された記録媒体たる記録用紙
を1枚ずつ用紙搬送方向下流側に送り出す。次いで、搬
送コロ105と対向する搬送ローラ104が、給紙ロー
ラ102より送り出された用紙を転写ローラ109に向
けて搬送する。
【0004】一方、感光ドラム107及び現像装置(図
示せず)を有するプロセスカートリッジ106が、光学
書さ込み手段119から照射されるレーザ光により感光
ドラム107上に形成された潜像に現像剤を付与するこ
とで該潜像を可視画像とする。そして、該可視画像は、
転写ローラ109によって搬送ローラ104によって搬
送された用紙上に未定着状態で転写される。
【0005】上記可視画像が転写された用紙は、定着装
置である定着器ユニット118に搬送され、定着体たる
定着フィルム112bを介して加熱手段たるヒータ11
2aに加圧体たる加圧ローラ110が圧接されて形成さ
れるニップ部114にて熱及び圧力を付与されて上記未
定着の可視画像が用紙上に定着され、排出口120より
レーザービームプリンタ外へ排出される。
【0006】定着器ユニット118は、定着フィルム1
12b及びヒータ112aを有する定着フィルムユニッ
ト112が、加圧ローラ110が定着フィルム112b
を介してヒータ112aに圧接されて、加圧ローラ11
0に圧接されるようになっている。又、ユーザーがレー
ザービームプリンタの外装カバー(図示せず)を開け、
解除手段たるレバー116を圧解除方向に動作すること
により、定着フィルム112b及びヒータ112aを有
する定着フィルムユニット112と、定着フィルムユニ
ット112を加圧ローラ110に向けて付勢する付勢手
段たる付勢部材115とが離間して定着フィルムユニッ
ト112と加圧ローラ110との圧接が解除され、又、
レバー116を付勢方向に動作することによって定着フ
ィルムユニット112と付勢部材115とが近づき定着
フィルムユニット112と加圧ローラ110とが圧接さ
れ定着可能な状態になる。
【0007】或いは、図9に示すような画像形成装置に
おいては、定着フィルムユニット112と加圧ローラ1
10が圧接を解除せずに、図10に示すように、駆動手
段によって回転駆動するギアを有する振り子部123を
回転させることで該ギアを加圧ローラ110のための駆
動ギア121と離間させ、駆動モータ等の駆動手段のト
ルクを受けることなく加圧ローラ110を回転させるこ
とができるようにして定着装置内でジャムしている用紙
を排出口120方向へ引っ張り出すことが可能になる。
そして、振り子部123を降ろすことで駆動手段から加
圧ローラ110への駆動伝達が可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成の従来の
レーザービームプリンタ100にあっては、例えば排出
口120に障害物が置かれた場合、用紙は外に排出する
ことができず、定着装置の中で滞留(以下、ジャムとい
う)を起こしてしまう場合がある。かかる場合、ユーザ
ーは用紙の先端をつまみ、上述の圧解除動作により定着
フィルムユニット112と加圧ローラ110との圧接が
解除され、ジャムした用紙をユーザが機外に引さ出すこ
とが可能である。しかし、ジャムした用紙の先端が定着
装置のニップ部114を出た直後にあり、その下流側に
配設される排紙ローラや排紙コロ対等の搬送手段130
に挟まっていない場合は、引き出すことが容易である
が、排紙ローラ対に挟まった場合は、ローラ側が駆動伝
達ギア列で係合されているため、駆動モータが回転して
いない時はかなりのトルクをかけないと排紙ローラは回
転しない。そのために、ジャムした用紙を引き出す際に
コロ側にあるばね等の付勢部材に対しコロ圧をなくす方
向にコロを移動させてローラとコロの圧接を解除させて
いる。この動作は、用紙を引き出す動作で発生していて
ユーザーが意識して圧接を解除させていないため、不用
意な力がかかり、時にはコロが付勢部材からの外れ、コ
ロの軸の変形、ばねの変形等が起き、ジャムした用紙を
装置内から除去(以下、ジャム処理という)するための
操作もやりにくい。
【0009】又、図9及び図10で示すように駆動手段
から加圧ローラへの駆動を解除して、ジャムした用紙を
引き出す際には、定着フィルムユニットと加圧ローラと
の圧接部に用紙が噛んでいるために薄紙等のやぶれ易い
紙がジャムした場合に、用紙が定着装置内に残ってしま
い取り除くことができない状態が起こりやすい。
【0010】そこで、本発明は、搬送手段のローラ対に
挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際の
該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破
くことなく目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転可能に配設される定着体及び加圧
体と、定着体を加熱する加熱手段と、定着体又は加圧体
を回転駆動する駆動手段と、定着体又は加圧体を加圧体
又は定着体に向けて付勢する付勢手段とを備え、未定着
像を担持する記録媒体を定着体及び加圧体によって形成
されるニップで挟持搬送して加熱及び加圧することによ
り上記未定着像を上記記録媒体に定着させる定着装置で
あって、付勢手段によって付勢される定着体又は加圧体
を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧
体を離間若しくは圧接解除させる解除手段と、ニップ位
置に対して記録媒体の搬送方向下流側に配設されニップ
通過後の記録媒体を搬送方向下流に向けて挟持搬送可能
な互いに圧接回転する一対の回転体である搬送手段とを
備える定着装置において、駆動手段からの回転駆動力を
定着体又は加圧体と搬送手段とに伝達状態又は遮断状態
のいずれかの状態に切り換え可能な伝達手段を備え、該
伝達手段の遮断状態への切り換えは、解除手段による離
間若しくは圧接解除によりなされるという第一の発明に
よって達成される。
【0012】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、駆動手段は加圧体を回転駆動し、付勢手
段は加圧体を定着体に向けて付勢するよう構成されてい
るという第二の発明によっても達成される。
【0013】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、伝達手段は、駆動手段
によって回転駆動される定着体又は加圧体の軸線方向の
一端部の軸線上に係止される第一歯車と、該第一歯車に
噛合し駆動手段の回転駆動力を上記定着体又は上記加圧
体に伝達可能な第二歯車と、上記第一歯車に噛合し駆動
手段からの回転駆動力を搬送手段に伝達可能な第三歯車
とを有し、解除手段による離間若しくは圧接解除により
上記第一歯車が上記第二歯車及び上記第三歯車と離間可
能であるという第三の発明によっても達成される。
【0014】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、駆動手段によ
って回転駆動される定着体又は加圧体は、軸線方向端部
に設けられる軸部を有し、解除手段は、装置本体に回動
軸を有する回動自在な回動部材を備え、該回動部材は、
一端が上記定着体又は上記加圧体の軸部を支持し該回動
部材が回動されることにより離間若しくは圧接解除が可
能であるという第四の発明によっても達成される。
【0015】更に、本出願によれば、上記目的は、第四
の発明において、回動部材は、定着体又は加圧体の軸部
に係合する軸受部材と、該回動部材を回動させるための
把持部とを備えるという第五の発明によっても達成され
る。
【0016】又、本出願によれば、上記目的は、第四の
発明又は第五の発明において、定着体を保持する保持部
材を備え、回動部材は、回動方向の直角方向に可撓性を
有し解除手段による離間若しくは圧接解除の状態時に上
記保持部材と係合可能になっているという第六の発明に
よっても達成される。
【0017】更に、本出願によれば、上記目的は、画像
情報に応じた画像を記録媒体に記録する画像形成装置で
あって、第一の発明の定着装置を備えるという第七の発
明によっても達成される。
【0018】又、本出願によれば、上記目的は、第七の
発明において、駆動手段は加圧体を回転駆動し、付勢手
段は加圧体を定着体に向けて付勢するよう構成されてい
るという第八の発明によっても達成される。
【0019】更に、本出願によれば、上記目的は、第七
の発明又は第八の発明において、伝達手段は、駆動手段
によって回転駆動される定着体又は加圧体の軸線方向の
一端部の軸線上に係止される第一歯車と、該第一歯車に
噛合し駆動手段の回転駆動力を上記定着体又は上記加圧
体に伝達可能な第二歯車と、上記第一歯車に噛合し駆動
手段からの回転駆動力を搬送手段に伝達可能な第三歯車
とを有し、解除手段による離間若しくは圧接解除により
上記第一歯車が上記第二歯車及び上記第三歯車と離間可
能であるという第九の発明によっても達成される。
【0020】又、本出願によれば、上記目的は、第七の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、駆動手段によ
って回転駆動される定着体又は加圧体は、軸線方向端部
に設けられる軸部を有し、解除手段は、装置本体に回動
軸を有する回動自在な回動部材を備え、該回動部材は、
一端が上記定着体又は上記加圧体の軸部を支持し該回動
部材が回動されることにより離間若しくは圧接解除が可
能であるという第十の発明によっても達成される。
【0021】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
の発明において、回動部材は、定着体又は加圧体の軸部
に係合する軸受部材と、該回動部材を回動させるための
把持部とを備えるという第十一の発明によっても達成さ
れる。
【0022】又、本出願によれば、上記目的は、第十の
発明又は第十一の発明において、定着体を保持する保持
部材を備え、回動部材は、回動方向の直角方向に可撓性
を有し解除手段による離間若しくは圧接解除の状態時に
上記保持部材と係合可能になっているという第十二の発
明によっても達成される。
【0023】即ち、本出願にかかる第一の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段
とへの回転駆動力を遮断する。
【0024】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される加圧体を
付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体
とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段
が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断する。
【0025】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、第一歯車が第二歯車及び第三歯車と離間
し、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断する。
【0026】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、回動部材の回動によって、付勢手段によって付勢さ
れる定着体又は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に
移動させ定着体と加圧体とを離間若しくは圧接解除する
ことにより、伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧
体と搬送手段とへの回転駆動力を遮断する。
【0027】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、把持部を把持されて回動部材が回動されることによ
って、付勢手段によって付勢される定着体又は加圧体を
付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体
とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段
が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断する。
【0028】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段
とへの回転駆動力を遮断すると共に、解除手段による離
間若しくは圧接解除の状態が維持される。
【0029】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段
とへの回転駆動力を遮断する。
【0030】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される加圧体を
付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体
とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段
が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断する。
【0031】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、第一歯車が第二歯車及び第三歯車と離間
し、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断する。
【0032】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、回動部材の回動によって、付勢手段によって付勢さ
れる定着体又は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に
移動させ定着体と加圧体とを離間若しくは圧接解除する
ことにより、伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧
体と搬送手段とへの回転駆動力を遮断する。
【0033】更に、本出願にかかる第十一の発明にあっ
ては、把持部を把持されて回動部材が回動されることに
よって、付勢手段によって付勢される定着体又は加圧体
を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧
体とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段
が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断する。
【0034】又、本出願にかかる第十二の発明にあって
は、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段
とへの回転駆動力を遮断すると共に、解除手段による離
間若しくは圧接解除の状態が維持される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0036】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0037】図1は、本発明の第一の実施形態に係る画
像形成装置の一例たる電子写真方式を採用するレーザー
ビームプリンタの概略構成を示す側面断面図である。
【0038】かかるレーザービームプリンタ1にあって
は、給紙口2に挿入された記録媒体たる用紙の束を、分
離パット4と対向した給紙ローラ3によって1枚ずつ用
紙搬送方向下流側へ送り出し、搬送コロ6と搬送コロ6
に対向する搬送ローラ5との間に用紙が送り込まれ、搬
送ローラ5の回転によって転写ローラ9へと搬送する。
【0039】一方、感光ドラム8は、外周面を帯電体
(図示せず)により帯電され、光学書き込み手段10よ
り照射されるレーザー光により露光され潜像が形成され
る。該潜像を担持する感光ドラム8に、プロセスカート
リッジ7に具備される現像装置(図示せず)が現像剤で
あるトナーを付与することで該潜像が可視画像として現
像される。次いで、転写ローラ9は、感光ドラム8外周
面のトナーによる可視画像を、搬送ローラ5より搬送さ
れた用紙に転写させ、未定着状態で用紙上に担持させ
る。
【0040】定着装置たる定着器ユニット30は、未定
着状態の可視画像を担持する用紙に熱及び圧力を付与す
ることで上記可視画像を上記用紙上に定着させる。
【0041】定着器ユニット30によって定着処理を施
された用紙は、排紙ロ20より機外へ排出される。
【0042】次に、定着器ユニット30について詳しく
説明する。
【0043】定着器ユニット30は、定着フィルムユニ
ット12と、加圧体たる加圧ローラ11とを備えてい
る。
【0044】定着フィルムユニット12は、定着体たる
定着フィルム12bと、加熱手段たるヒータ12aとを
備え、加圧ローラ11が定着フィルム12bを介してヒ
ータ12aに圧接され、定着フィルム12b及び加圧ロ
ーラ11によって挟持搬送される用紙をヒータ12aが
定着フィルム12bを介して加熱するようになってい
る。
【0045】又、定着器ユニット30は、定着フィルム
ユニット12と加圧ローラ11を外部から遮断するため
の保持手段たるカバーフレーム17を備えている。
【0046】図1、図2、図3(a)に示すように、加
圧ローラ11の軸線方向両端の軸部の軸受部材13が配
置され、軸受部材13には付勢部材たるバネ15の一端
が係合され、バネ15の他端が本体に突き当たってバネ
15の付勢力によって加圧ローラ11を定着フィルムユ
ニット12に圧接させている。
【0047】軸受部材13は、バネ15の付勢力で例え
ば組み立て時の加圧ローラ11の保持をするための腕形
状13b,13cを有している。
【0048】図3(b)に示すように、本体に回動可能
に取り付けられたレバー16は、レバー16の力点部を
図中時計周りの方向に回転させることにより加圧ローラ
11の軸受部材13の頭部13a部を押し下げ加圧ロー
ラ11を圧接解除方向に移動させるようになっている。
【0049】カバーフレーム17は、図3に示すよう
に、長手方向両端部の面に突起部18が形成されてい
る。
【0050】レバー16は、力点部16aを回動方向に
対して直角方向にたわむことが可能であり、図3(b)
に示すように、圧接解除時に、カバーフレーム17に形
成される突起部18に係合可能となっている。図4にレ
バー16の圧接解除時の定着器ユニット30の斜視図を
示す。図4に示すように、レバー16は、カバーフレー
ム17の突起部18に係合する部分以外は板厚を薄くす
ることによってたわむことを可能になっている。
【0051】本実施形態では、加圧ローラ11を定着フ
ィルムユニット12から離間させることで、図5に示す
ように、加圧ローラの一方の端部に係止される第一歯車
たる駆動伝達ギア21が、モータ等の駆動手段(図示せ
ず)からの回転駆動力が伝達される第二歯車たるギア2
3と、排紙ローラ等の搬送手段19へ回転駆動力を伝達
するための第三歯車たるギア22とから離間するように
なっている。
【0052】よって、本実施形態によれば、レバー16
が把持部を把持されて回動されることによって、バネ1
5によって付勢される加圧ローラ11を付勢力に抗して
圧接解除方向に移動させ定着フィルムユニット12と加
圧ローラ11とを離間若しくは圧接解除することによ
り、伝達手段が、駆動伝達ギア21が搬送手段19や駆
動手段のための駆動伝達ギア列と離間し、該駆動手段か
ら加圧ローラ11と上記搬送手段19とへの回転駆動力
を遮断すると共に、レバー16による離間若しくは圧接
解除の状態が維持されるので、搬送手段19のローラ対
に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際
の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を
破くことなく除去することができる。
【0053】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0054】図6(a),(b)は、本実施形態にかか
る画像形成装置の一例たるレーザービームプリンタに備
えられた定着装置における定着フィルムユニット12と
加圧ローラ11の圧接解除及び駆動解除の動作を説明す
るための図である。
【0055】本実施形態にかかる定着装置は、図6
(a)に示すような状態で、定着フィルムユニット12
と加圧ローラ11とが圧接している。
【0056】本実施形態では、レバー16の力点付近に
弾性を有するロック機構16cが配設され、ロック機構
16cとカバーフレーム17に形成された突起部18と
が係合することにより、定着フィルムユニット12と加
圧ローラ11との圧接を解除した状態を維持するように
なっている。即ち、図6(b)に示すような状態で、レ
バー16のロック機構16cがカバーフレーム17の突
起部18に係合し、レバー16の圧接解除後の位置を維
持するようになっている。
【0057】本実施形態では、レバー16による圧接解
除と同時に加圧ローラ11の軸上に係止された駆動伝達
ギア21が、搬送手段19や駆動手段(図示せず)のた
めの駆動伝達ギア列から離間し駆動解除されることとな
る。
【0058】よって、本実施形態によれば、レバー16
が把持部を把持されて回動されることによって、バネ1
5によって付勢される加圧ローラ11を付勢力に抗して
圧接解除方向に移動させ定着フィルムユニット12と加
圧ローラ11とを離間若しくは圧接解除することによ
り、伝達手段が、駆動伝達ギア21が搬送手段19や駆
動手段のための駆動伝達ギア列と離間し、該駆動手段か
ら加圧ローラ11と上記搬送手段19とへの回転駆動力
を遮断すると共に、レバー16による離間若しくは圧接
解除の状態が維持されるので、搬送手段19のローラ対
に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際
の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を
破くことなく除去することができる。
【0059】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0060】図7(a),(b)は、本実施形態にかか
る画像形成装置の一例たるレーザービームプリンタに備
えられた定着装置における定着フィルムユニット12と
加圧ローラ11の圧接解除及び駆動解除の動作を説明す
るための図であり、図7(c)は、図7(b)に示す状
態の定着装置の外観斜視図である。
【0061】本実施形態にかかる定着装置は、図7
(a),(c)に示すような状態で、定着フィルムユニ
ット12と加圧ローラ11が圧接している。
【0062】本実施形態では、レバー16が本体に回動
中心14部で回動自在に支持され、加圧ローラ11の両
端の軸受部材13がオーバーハング部13dを有し、レ
バー16がオーバーハング部13dと軸受け頭部13a
部の間に通されており、本体に突起14aが設置されて
いる。即ち、図7(b)に示すような状態で、定着フィ
ルムユニット12と加圧ローラ11の圧接が解除された
状態である。
【0063】本実施形態では、レバー16が回動中心1
4を中心として回動し、レバー16の回動によって軸受
部材13が圧接を解除する方向に連動して移動し、レバ
ー16が本体の突起14aに引っかかり係合して、定着
フィルムユニット12と加圧ローラ11との圧接解除が
なされるとともに、加圧ローラ11の軸上に係止された
駆動伝達ギア21が、搬送手段19や駆動手段(図示せ
ず)のための駆動伝達ギア列から離間し駆動解除される
こととなる。
【0064】よって、本実施形態によれば、レバー16
が把持部を把持されて回動されることによって、バネ1
5によって付勢される加圧ローラ11を付勢力に抗して
圧接解除方向に移動させ定着フィルムユニット12と加
圧ローラ11とを離間若しくは圧接解除することによ
り、伝達手段が、駆動伝達ギア21が搬送手段19や駆
動手段のための駆動伝達ギア列と離間し、該駆動手段か
ら加圧ローラ11と上記搬送手段19とへの回転駆動力
を遮断すると共に、レバー16による離間若しくは圧接
解除の状態が維持されるので、搬送手段19のローラ対
に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際
の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を
破くことなく除去することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、解除手段が、付勢手段によって付勢
される定着体又は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向
に移動させ定着体と加圧体とを離間若しくは圧接解除す
ることにより、伝達手段が、駆動手段から定着体又は加
圧体と搬送手段とへの回転駆動力を遮断するので、搬送
手段のローラ対に挟まって定着装置内に滞留した記録媒
体を除去する際の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、
上記記録媒体を破くことなく除去することができる。
【0066】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
解除手段が、付勢手段によって付勢される加圧体を付勢
力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体とを
離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段が、駆
動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回転駆動
力を遮断するので、搬送手段のローラ対に挟まって定着
装置内に滞留した記録媒体を除去する際の該ローラ対に
対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破くことなく除
去することができる。
【0067】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、第一歯車が第二歯車及び第三歯車と離間
し、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断するので、搬送手段のローラ対に挟まっ
て定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際の該ロー
ラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破くこと
なく除去することができる。
【0068】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
回動部材の回動によって、付勢手段によって付勢される
定着体又は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動
させ定着体と加圧体とを離間若しくは圧接解除すること
により、伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と
搬送手段とへの回転駆動力を遮断するので、搬送手段の
ローラ対に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除
去する際の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記
録媒体を破くことなく除去することができる。
【0069】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、把持部を把持されて回動部材が回動されることによ
って、付勢手段によって付勢される定着体又は加圧体を
付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体
とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段
が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断するので、搬送手段のローラ対に挟まっ
て定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際の該ロー
ラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破くこと
なく除去することができる。
【0070】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又は加
圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と
加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達
手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへ
の回転駆動力を遮断すると共に、解除手段による離間若
しくは圧接解除の状態が維持されるので、搬送手段のロ
ーラ対に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除去
する際の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録
媒体を破くことなく除去することができる。
【0071】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段
とへの回転駆動力を遮断するので、搬送手段のローラ対
に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際
の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を
破くことなく除去することができる。
【0072】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
解除手段が、付勢手段によって付勢される加圧体を付勢
力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体とを
離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段が、駆
動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回転駆動
力を遮断するので、搬送手段のローラ対に挟まって定着
装置内に滞留した記録媒体を除去する際の該ローラ対に
対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破くことなく除
去することができる。
【0073】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、第一歯車が第二歯車及び第三歯車と離間
し、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断するので、搬送手段のローラ対に挟まっ
て定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際の該ロー
ラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破くこと
なく除去することができる。
【0074】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
回動部材の回動によって、付勢手段によって付勢される
定着体又は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動
させ定着体と加圧体とを離間若しくは圧接解除すること
により、伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と
搬送手段とへの回転駆動力を遮断するので、搬送手段の
ローラ対に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を除
去する際の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記記
録媒体を破くことなく除去することができる。
【0075】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、把持部を把持されて回動部材が回動されることによ
って、付勢手段によって付勢される定着体又は加圧体を
付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着体と加圧体
とを離間若しくは圧接解除することにより、伝達手段
が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段とへの回
転駆動力を遮断するので、搬送手段のローラ対に挟まっ
て定着装置内に滞留した記録媒体を除去する際の該ロー
ラ対に対する負荷を軽減でき、上記記録媒体を破くこと
なく除去することができる。
【0076】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、解除手段が、付勢手段によって付勢される定着体又
は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定着
体と加圧体とを離間若しくは圧接解除することにより、
伝達手段が、駆動手段から定着体又は加圧体と搬送手段
とへの回転駆動力を遮断すると共に、解除手段による離
間若しくは圧接解除の状態が維持されるので、搬送手段
のローラ対に挟まって定着装置内に滞留した記録媒体を
除去する際の該ローラ対に対する負荷を軽減でき、上記
記録媒体を破くことなく除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的斜視図である。
【図3】図2の定着装置における定着体及び加圧体の圧
接解除及び駆動解除を説明するための図である。
【図4】図3(b)に示す状態の定着装置の外観斜視図
である。
【図5】図2の定着装置に備えられる伝達手段による定
着体及び加圧体の駆動解除動作を説明するための図であ
る。
【図6】本発明の第二の実施形態における定着装置にお
ける定着体及び加圧体の圧接解除及び駆動解除を説明す
るための図である。
【図7】本発明の第三の実施形態における定着装置にお
ける定着体及び加圧体の圧接解除及び駆動解除を説明す
るための図である。
【図8】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式的断
面図である。
【図9】他の従来の画像形成装置の概略構成を示す模式
的断面図である。
【図10】図9の画像形成装置に備えれらる定着装置に
おける定着体及び加圧体の駆動解除動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 レーザービームプリンタ(画像形成装置) 11 加圧ローラ(加圧体) 12 定着フィルムユニット 12a ヒータ(加熱手段) 12b 定着フィルム(定着体) 13 軸受部材 14 回動中心 15 バネ(付勢手段) 16 レバー(解除手段、回動部材) 17 カバーフレーム(保持部材) 19 搬送手段 21 駆動伝達ギア(第一歯車) 22 ギア(第二歯車) 23 ギア(第三歯車) 30 定着器ユニット(定着装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA29 AA37 BB01 BB28 BB35 BB37 CA39 CA40 2H071 CA01 CA05 DA12 DA24 DA26 3J103 AA02 CA66 FA16 GA02 GA57 GA58

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接回転可能に配設される定着体
    及び加圧体と、定着体を加熱する加熱手段と、定着体又
    は加圧体を回転駆動する駆動手段と、定着体又は加圧体
    を加圧体又は定着体に向けて付勢する付勢手段とを備
    え、未定着像を担持する記録媒体を定着体及び加圧体に
    よって形成されるニップで挟持搬送して加熱及び加圧す
    ることにより上記未定着像を上記記録媒体に定着させる
    定着装置であって、付勢手段によって付勢される定着体
    又は加圧体を付勢力に抗して圧接解除方向に移動させ定
    着体と加圧体を離間若しくは圧接解除させる解除手段
    と、ニップ位置に対して記録媒体の搬送方向下流側に配
    設されニップ通過後の記録媒体を搬送方向下流に向けて
    挟持搬送可能な互いに圧接回転する一対の回転体である
    搬送手段とを備える定着装置において、駆動手段からの
    回転駆動力を定着体又は加圧体と搬送手段とに伝達状態
    又は遮断状態のいずれかの状態に切り換え可能な伝達手
    段を備え、該伝達手段の遮断状態への切り換えは、解除
    手段による離間若しくは圧接解除によりなされることを
    特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段は加圧体を回転駆動し、付勢手
    段は加圧体を定着体に向けて付勢するよう構成されてい
    ることとする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 伝達手段は、駆動手段によって回転駆動
    される定着体又は加圧体の軸線方向の一端部の軸線上に
    係止される第一歯車と、該第一歯車に噛合し駆動手段の
    回転駆動力を上記定着体又は上記加圧体に伝達可能な第
    二歯車と、上記第一歯車に噛合し駆動手段からの回転駆
    動力を搬送手段に伝達可能な第三歯車とを有し、解除手
    段による離間若しくは圧接解除により上記第一歯車が上
    記第二歯車及び上記第三歯車と離間可能であることとす
    る請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 駆動手段によって回転駆動される定着体
    又は加圧体は、軸線方向端部に設けられる軸部を有し、
    解除手段は、装置本体に回動軸を有する回動自在な回動
    部材を備え、該回動部材は、一端が上記定着体又は上記
    加圧体の軸部を支持し該回動部材が回動されることによ
    り離間若しくは圧接解除が可能であることとする請求項
    1乃至請求項3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 回動部材は、定着体又は加圧体の軸部に
    係合する軸受部材と、該回動部材を回動させるための把
    持部とを備えることとする請求項4に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 定着体を保持する保持部材を備え、回動
    部材は、回動方向の直角方向に可撓性を有し解除手段に
    よる離間若しくは圧接解除の状態時に上記保持部材と係
    合可能になっていることとする請求項4又は請求項5に
    記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 画像情報に応じた画像を記録媒体に記録
    する画像形成装置であって、請求項1に記載の定着装置
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 駆動手段は加圧体を回転駆動し、付勢手
    段は加圧体を定着体に向けて付勢するよう構成されてい
    ることとする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 伝達手段は、駆動手段によって回転駆動
    される定着体又は加圧体の軸線方向の一端部の軸線上に
    係止される第一歯車と、該第一歯車に噛合し駆動手段の
    回転駆動力を上記定着体又は上記加圧体に伝達可能な第
    二歯車と、上記第一歯車に噛合し駆動手段からの回転駆
    動力を搬送手段に伝達可能な第三歯車とを有し、解除手
    段による離間若しくは圧接解除により上記第一歯車が上
    記第二歯車及び上記第三歯車と離間可能であることとす
    る請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 駆動手段によって回転駆動される定着
    体又は加圧体は、軸線方向端部に設けられる軸部を有
    し、解除手段は、装置本体に回動軸を有する回動自在な
    回動部材を備え、該回動部材は、一端が上記定着体又は
    上記加圧体の軸部を支持し該回動部材が回動されること
    により離間若しくは圧接解除が可能であることとする請
    求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 回動部材は、定着体又は加圧体の軸部
    に係合する軸受部材と、該回動部材を回動させるための
    把持部とを備えることとする請求項10に記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 定着体を保持する保持部材を備え、回
    動部材は、回動方向の直角方向に可撓性を有し解除手段
    による離間若しくは圧接解除の状態時に上記保持部材と
    係合可能になっていることとする請求項10又は請求項
    11に記載の画像形成装置。
JP2000135582A 2000-05-09 2000-05-09 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 Withdrawn JP2001318556A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126734A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2018136473A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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