JP2001317883A - 開放循環冷却水系の処理方法 - Google Patents

開放循環冷却水系の処理方法

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JP2001317883A
JP2001317883A JP2000135181A JP2000135181A JP2001317883A JP 2001317883 A JP2001317883 A JP 2001317883A JP 2000135181 A JP2000135181 A JP 2000135181A JP 2000135181 A JP2000135181 A JP 2000135181A JP 2001317883 A JP2001317883 A JP 2001317883A
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circulating cooling
water
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water system
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JP2000135181A
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Muneyoshi Sebe
宗義 瀬部
Mamoru Ito
護 伊東
Hidenori Komata
英則 小俣
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Aquas Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給水の無駄を防止でき、水使用量を節約で
き、循環冷却水の水質の安定を図ることができる開放循
環冷却水系の処理方法を提供する。 【解決手段】 開放循環冷却水系19から循環冷却水Aの
一部を取り出し、取り出した循環冷却水を濾過器41を用
いて濾過した後、もとの開放循環冷却水系19に戻す。濾
過器41の逆洗は、目詰まりの予測時または目詰まりが生
じた時であり、かつ、循環冷却水Aの電気伝導率があら
かじめ設定した値以上になった時に行い、逆洗用水は循
環冷却水Aを用い、逆洗排水は開放循環冷却水系19の系
外へ排出し、この開放循環冷却水系19外に排出した逆洗
排水に対応して該設定値より低い電気伝導率の補給水B
を補給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、循環冷却水に所定
の処理を施すことによって、循環冷却水中に含まれる不
純物等を除去し、循環冷却水の過度な濃縮を防止する開
放循環冷却水系の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】開放循環冷却水系においては、例えば、
冷凍機の凝縮器等における熱交換により加熱された循環
冷却水を冷却塔において外気と直接接触させ、循環冷却
水の一部を蒸発させるとともに水の蒸発潜熱によって水
温を下げ、再び循環冷却水として凝縮器等に循環させる
ようにしている。
【0003】該循環冷却水は、外気と直接接触するた
め、外気中の汚染物質や土砂、粉塵等が循環冷却水中に
混入して水質を悪化させ、また、循環冷却水の一部が蒸
発して循環冷却水中の不純物が濃縮することにより、循
環冷却水配管、凝縮器等が腐蝕したり、スケール、スラ
イムが付着して熱交換効率が低下してしまうという問題
がある。
【0004】この問題を解消するために、従来、循環冷
却水中に腐食抑制剤やスケール防止剤、スライムコント
ロール剤等の薬剤を注入するとともに、循環冷却水の電
気伝導率が設定値以上になると、循環冷却水の一部を補
給水と入れ替えて循環冷却水の過度な濃縮を防止した
り、循環冷却水の一部を濾過器で濾過することにより、
循環冷却水中の土砂、粉塵等を除去していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
循環冷却水濃縮防止方法は、循環冷却水の電気伝導率が
設定値以上になると、補給水ラインに設置された自動ブ
ロー装置の自動弁が開いて冷却塔水槽内に補給水を供給
し、冷却塔水槽内の水位を上昇させて冷却塔水槽内に設
けられたオーバーフロー管から循環冷却水を溢流させて
系外に排出する方法が採られてきた。
【0006】この方法では、補給水の供給部とオーバー
フロー管とが同じ冷却塔水槽内に設けられているため、
供給されたばかりの補給水、すなわち電気伝導率が低く
かつ温度の比較的低い補給水の一部がオーバーフロー管
から排出されてしまい、使用水量が増大してしまうとと
もに冷熱を無駄に捨ててしまうという問題を有してい
る。
【0007】上記問題を解決する手段として、循環冷却
水ブローラインに自動弁を設け、循環冷却水の電気伝導
率が設定値以上になった場合に自動弁が開いて循環冷却
水を強制的に排出し、それに見合った量の補給水が補給
されることで循環冷却水の濃縮を防止する方法もある
が、循環冷却水ブローラインに自動弁を設けると、循環
冷却水中に存在する土砂等の異物の影響で自動弁が正常
に作動しなくなるという問題が生じる。
【0008】一方、循環冷却水を濾過するための濾過器
としては、砂を濾材とする砂濾過器が一般的であり、開
放循環冷却水系から循環冷却水の一部を取り出し、この
取り出した循環冷却水を濾過器で濾過したのち濾過した
循環冷却水を前記開放循環冷却水系に戻すことにより、
循環冷却水の濾過を行っていた。近年、プラスチック濾
材を用いた上向流濾過器を用いて循環冷却水を濾過する
方法も採られているが、何れの濾過器であっても、一定
量以上の濾滓を捕集した後に、濾滓を濾過器外に排出す
るための逆洗が必要であり、この逆洗は、濾過器前後の
循環冷却水の圧力差が設定値以上になったとき、或い
は、タイマー等により規定した日時に、循環冷却水を逆
洗用水として行っていた。
【0009】前記循環冷却水の濾過方法は、前記循環冷
却水の濃縮防止方法と併用されるのが一般的であり、こ
の場合、濾過器の逆洗のタイミングによっては、濃縮防
止方法により希釈されたばかりのフレッシュな電気伝導
率が低い循環冷却水が逆洗により系外に排出されてしま
うことがあり、使用水量が増大してしまう問題がある。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、補給水の無駄を防止でき、水使用量を節約でき、
循環冷却水の水質の安定を図ることができる開放循環冷
却水系の処理方法を提供することを目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の開放循環
冷却水系の処理方法は、開放循環冷却水系から循環冷却
水の一部を取り出し、取り出した循環冷却水を濾過器を
用いて濾過した後、前記開放循環冷却水系に戻す開放循
環冷却水系の処理方法において、前記濾過器の逆洗を、
目詰まりが予測される時または目詰まりが生じた時であ
り、かつ、前記循環冷却水の電気伝導率があらかじめ設
定した値以上になった時に行い、逆洗用水は前記循環冷
却水を用い、逆洗排水は前記開放循環冷却水系の系外へ
排出し、この開放循環冷却水系外に排出した逆洗排水に
対応して該設定値よりも低い電気伝導率の水を補給する
ものである。
【0012】そして、濾過器の逆洗を、目詰まりが予測
される時または目詰まりが生じた時であり、かつ、循環
冷却水の電気伝導率があらかじめ設定した値以上になっ
た時に行うため、電気伝導率が設定値より低い循環冷却
水が逆洗用水として開放循環冷却水系外に排出されるこ
とがない。
【0013】請求項2記載の開放循環冷却水系の処理方
法は、請求項1記載の開放循環冷却水系の処理方法にお
いて、目詰まりが予測される時は、タイマーで設定され
る逆洗時間であるものである。
【0014】そして、タイマーで設定した逆洗時間であ
り、かつ、循環冷却水の電気伝導率があらかじめ設定し
た値以上になった時に濾過器の逆洗を行うため、電気伝
導率が設定値より低い循環冷却水が逆洗用水として開放
循環冷却水系外に排出されることがない。
【0015】請求項3記載の開放循環冷却水系の処理方
法は、請求項1記載の開放循環冷却水系の処理方法にお
いて、目詰まりが生じた時は、濾過器の出入り口の差圧
があらかじめ設定した値以上になった時であるものであ
る。
【0016】そして、濾過器の出入り口の差圧があらか
じめ設定した値以上になった時であり、かつ、循環冷却
水の電気伝導率があらかじめ設定した値以上になった時
に濾過器の逆洗を行うため、電気伝導率が設定値より低
い循環冷却水が逆洗用水として開放循環冷却水系外に排
出されることがない。
【0017】請求項4記載の開放循環冷却水系の処理方
法は、請求項1ないし3のいずれかに記載の開放循環冷
却水系の処理方法において、目詰まりが予測される時ま
たは目詰まりが生じた時でなく、かつ、循環冷却水の電
気伝導率があらかじめ設定した値以上になった時には、
該設定値よりも低い電気伝導率の水を補給して、開放循
環冷却水系の循環冷却水を溢流させ、開放循環冷却水系
の電気伝導率を下げるものである。
【0018】そして、循環冷却水の電気伝導率があらか
じめ設定した値より大きくなることが防止可能であり、
循環冷却水の水質が安定する。
【0019】請求項5記載の開放循環冷却水系の処理方
法は、請求項4記載の開放循環冷却水系の処理方法にお
いて、濾過器の逆洗を行っている時には、循環冷却水の
電気伝導率があらかじめ設定した値以上であっても、該
設定値よりも低い電気伝導率の水を補給して開放循環冷
却水系の循環冷却水を溢流させることはなく、該開放循
環冷却水系外に排出した逆洗排水に対応して水を補給す
るものである。
【0020】そして、濾過器の逆洗と開放循環冷却水系
の循環冷却水の溢流とが同時に起こることを防止可能で
あり、循環冷却水の溢流の回数が減少する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態であ
る開放循環冷却水系の処理方法を用いる処理装置の構成
を図1を参照して説明する。
【0022】図1において、1は冷却塔本体で、この冷
却塔本体1は、下部に循環冷却水Aを貯留する水貯留部
2が形成されている。また、この冷却塔本体1の上部に
は送風機3が取り付けられており、この送風機3の下方
位置には散水ノズル4が水平方向に配設され、この散水
ノズル4の下方位置には気液接触のための充填材5が装
着されている。
【0023】そして、冷凍機11の凝縮器12で冷媒と熱交
換して高温(例えば37℃)となった循環冷却水Aは、
冷却塔本体1の散水ノズル4から充填材5に向けて散水
されると、外気入口13から取り入れられた外気と接触
し、その循環冷却水Aの一部が蒸発し、この蒸発潜熱が
他の循環冷却水Aから奪われる。その結果、循環冷却水
Aは冷却され、同時に濃縮されて電気伝導率が上昇す
る。蒸発蒸気と混合した外気は、送風機3にて外気出口
14から送り出される。
【0024】この低温(例えば32℃)となった循環冷
却水Aは、冷却塔本体1の水貯留部2に一旦貯留され、
その後、循環ポンプ15にて循環冷却水流路16を流れる。
なお、冷却塔本体1、循環ポンプ15、循環冷却水流路16
等にて開放循環冷却水系19が構成されており、この開放
循環冷却水系19を循環冷却水Aが循環している。
【0025】また、冷却塔本体1には、循環冷却水Aの
電気伝導率があらかじめ設定した設定値以上になったか
否かを検知する電気伝導率検知手段20が設けられてお
り、この電気伝導率検知手段20は水貯留部2内に位置し
ている。そして、この電気伝導率検知手段20は、開放循
環冷却水系19内の循環冷却水Aの電気伝導率が設定値以
上になると、伝導率高信号を制御手段21に向けて送信す
る。
【0026】さらに、冷却塔本体1には、ボールタップ
25等にて構成された補給水補給手段26が設けられてい
る。この補給水補給手段26は、水貯留部2内の循環冷却
水Aの水位が所定値より低くなったときに、水貯留部2
内に電気伝導率が設定値より低くかつ温度の比較的低い
補給水Bを補給水ライン27から補給するものである。
【0027】また、冷却塔本体1には、補給水ライン27
に設置された図示しない自動弁等を有する自動ブロー装
置31が設けられている。そして、この自動ブロー装置31
は、電気伝導率検知手段20からの伝導率高信号に基づい
て開放循環冷却水系19に電気伝導率が設定値より低い水
である補給水Bを補給水ライン27から供給し、水貯留部
2に貯留された循環冷却水を溢流させるものである。
【0028】さらに、冷却塔本体1には、オーバーフロ
ー管33等にて構成されたオーバーフロー式の循環冷却水
排出手段34が設けられている。この循環冷却水排出手段
34は、自動ブロー装置31による補給水Bの供給等によ
り、水貯留部2内の循環冷却水Aの水位が所定値より高
くなったときに、水貯留部2内の循環冷却水Aをオーバ
ーフローにより開放循環冷却水系19外に強制的に溢流に
より排出する。なお、この循環冷却水排出手段34のオー
バーフロー管33の流入口部の近傍位置に自動ブロー装置
31の補給水供給部が位置している場合には、補給水Bの
ショートパス、すなわち、供給された補給水Bがそのま
まオーバーフロー管33から排出されるという現象が起こ
りやすい。
【0029】一方、開放循環冷却水系19には、濾過器と
しての砂濾過器41が接続されており、この砂濾過器41
は、一の状態では開放循環冷却水系19から循環冷却水A
を取り出し、この取り出した循環冷却水Aの全部を濾過
し、この濾過した循環冷却水Aをもとの開放循環冷却水
系19に戻し、他の状態では逆洗状態となって取り出した
循環冷却水Aの全部を逆洗用水として開放循環冷却水系
19外に排出する。
【0030】すなわち、この砂濾過器41は、例えば、砂
を用いた濾材42を通して固体粒子を分離するもので、通
常状態時には、循環流路43を使用することにより、水貯
留部2内の循環冷却水Aの一部を濾過用ポンプ44で取り
出し、この取り出した循環冷却水Aを濾過して水貯留部
2に戻す。なお、この循環流路43の途中には、第1の開
閉弁45、第2の開閉弁46が設けられている。
【0031】また、この砂濾過器41は、逆洗状態時に
は、逆洗流路48を使用することにより、水貯留部2から
取り出した循環冷却水Aの逆流により、循環冷却水Aを
捕集濾滓Cとともに開放循環冷却水系19外に排出する。
この逆洗流路48の途中には第3の開閉弁49、第4の開閉
弁50が設けられている。
【0032】そして、これらの第1ないし第4の開閉弁
45,46,49,50にてバルブ装置51が構成されており、こ
のバルブ装置51は、制御手段21の制御により、循環流路
43と逆洗流路48との切り換えを行い、その結果、砂濾過
器41は通常状態および逆洗状態のいずれかの状態に切り
換えられる。
【0033】一方、制御手段21には、あらかじめ設定さ
れた逆洗時間である所定時刻になると、すなわち、砂濾
過器41の目詰まりが予測される時になると、逆洗開始信
号を送信するタイマ手段としてのタイマー55が接続され
ており、このタイマー55は、砂濾過器41の逆洗間隔を設
定するものである。なお、この所定時刻は、砂濾過器41
の性能等に応じて設定される日時であり、例えば、一日
一回だけ逆洗を行う場合は一日のうちの所定時刻、例え
ば午前9時である。また、タイマー55により設定する逆
洗間隔は、砂濾過器41の濾過前後の循環冷却水Aの圧力
差が設定値以上となる間隔より小さく設定する。
【0034】そして、制御手段21は、このタイマー55か
らの逆洗開始信号を受信した場合、電気伝導率検知手段
20からの伝導率高信号を受信するまでは砂濾過器41を逆
洗状態にせず、伝導率高信号を受信したときに砂濾過器
41を所定時間だけ逆洗状態にする。すなわち、砂濾過器
41は、所定時刻になってもすぐには逆洗を行わず、循環
冷却水の電気伝導率が設定値以上になるのを待つ。
【0035】なお、冷却塔本体1には、薬剤供給手段56
が設けられており、この薬剤供給手段56は、薬剤、すな
わち例えばスケール防止剤、殺藻剤等を開放循環冷却水
系19に供給する。この薬剤供給手段56は、例えば、自動
ブロー装置31による補給水Bの供給に応じて動作し、こ
の自動ブロー装置31にて供給される補給水Bの水量に対
して一定の比率に設定された所定量の薬剤を供給する。
【0036】次に、開放循環冷却水系の処理装置の動作
を説明する。
【0037】冷凍機11の運転時に、循環ポンプ15の駆動
により循環冷却水Aが開放循環冷却水系19を循環し、こ
の循環する循環冷却水Aは冷却塔本体1にて冷却され
る。この冷却時において、循環冷却水Aは濃縮し、この
循環冷却水Aの電気伝導率が上昇する。
【0038】そして、この循環冷却水Aの電気伝導率
が、設定値以上になると、電気伝導率検知手段20は、伝
導率高信号を制御手段21に向けて送信する。制御手段21
は、この伝導率高信号を受信すると、自動ブロー装置31
の自動弁を開いて、所定量の補給水Bを供給する。
【0039】そして、この補給水Bの供給に基づいて水
貯留部2内の循環冷却水Aの水位が上昇し、循環冷却水
Aが循環冷却水排出手段34からの溢流により開放循環冷
却水系19外に排出される。この結果、開放循環冷却水系
19内の循環冷却水Aが薄められ、電気伝導率が低下す
る。
【0040】ここで、制御手段21は、例えば一日に25
回、電気伝導率検知手段20からの伝導率高信号を受信し
たとする。しかし、この場合、自動ブロー装置31による
補給水Bの供給は、一日に24回行われる。
【0041】すなわち、制御手段21は、例えば一日一回
だけ送られてくるタイマー55からの逆洗開始信号を受信
した場合、直ちに砂濾過器41を逆洗状態にはせず、次の
電気伝導率検知手段20からの伝導率高信号を待つ。
【0042】そして、制御手段21は、待っていた伝導率
高信号を受信したときは、その伝導率高信号は無視し、
自動ブロー装置31による補給水Bの供給を行わない一方
で、制御手段21は、バルブ装置51を制御して、第3の開
閉弁49および第4の開閉弁50を開状態にしかつ第1の開
閉弁45および第2の開閉弁46を閉状態にして、砂濾過器
41を通常状態から所定時間だけ逆洗状態にする。
【0043】砂濾過器41が逆洗状態になると、水貯留部
1から取り出された循環冷却水Aの逆流により、この循
環冷却水Aの一部が逆洗用水となって捕集濾滓Cととも
に開放循環冷却水系19外に排出される。
【0044】そして、この循環冷却水Aの排出に対応し
て、水貯留部2内の循環冷却水Aの水位が所定値より低
くなると、補給水補給手段26にて排出した水量に対応し
て補給水Bが補給される。この結果、開放循環冷却水系
19内の循環冷却水Aが薄められ、電気伝導率が低下し、
冷凍機11の凝縮器12の冷却管内面等にスケールが付着す
ることが防止される。
【0045】このように、図1に示す開放循環冷却水系
の処理装置では、砂濾過器41の逆洗を、目詰まりが予測
される時でありかつ循環冷却水Aの電気伝導率があらか
じめ設定した値以上になった時に行い、逆洗用水は循環
冷却水Aを用い、逆洗排水は開放循環冷却水系19の系外
へ排出し、この開放循環冷却水系19外に排出した逆洗排
水に対応して補給水補給手段26で電気伝導率が設定値よ
り低くかつ温度の比較的低い補給水Bを補給して、開放
循環冷却水系19内の循環冷却水Aの電気伝導率を設定値
より低い値に保つ。
【0046】また、目詰まりが予測される時でなくかつ
循環冷却水Aの電気伝導率があらかじめ設定した値以上
になった時には、砂濾過器41の逆洗を行うことなく、自
動ブロー装置31で電気伝導率が設定値より低くかつ温度
の比較的低い補給水Bを補給して、開放循環冷却水系19
の循環冷却水Aを溢流させ、開放循環冷却水系19内の循
環冷却水Aの電気伝導率を下げて、開放循環冷却水系19
内の循環冷却水Aの電気伝導率を設定値より低い値に保
つ。なお、砂濾過器41の逆洗を行っている時には、循環
冷却水Aの電気伝導率があらかじめ設定した値以上であ
っても、自動ブロー装置31は作動せず、開放循環冷却水
系19の循環冷却水Aが溢流することがない。
【0047】したがって、このような開放循環冷却水系
の処理方法によれば、タイマー55で設定した逆洗時間で
あり、かつ、循環冷却水Aの電気伝導率があらかじめ設
定した値以上になった時に砂濾過器41の逆洗を行うた
め、電気伝導率が設定値より低い循環冷却水Aが逆洗用
水として開放循環冷却水系19外に排出されることがな
く、補給水Bの無駄を防止でき、水使用量を節約でき、
循環冷却水Aの水質の安定を図ることができる。
【0048】すなわち、開放循環冷却水系の処理装置の
制御手段21は、タイマー55からの逆洗開始信号を受信し
た場合に、伝導率高信号を受信するまでは砂濾過器41を
逆洗状態にせず、伝導率高信号を受信したときに砂濾過
器41を所定時間だけ逆洗状態にするので、従来とは異な
り自動ブロー装置31により希釈されたばかりの電気伝導
率が設定値より低い循環冷却水Aが逆洗用水として開放
循環冷却水系19外に排出されることがなく、従来に比べ
て、補給水Bの無駄を防止でき、水使用量を節約でき、
また、補給水Bの冷熱の無駄も防止でき、しかも、循環
冷却水Aの水質の安定を図ることができる。
【0049】また、自動ブロー装置31の補給水供給部と
循環冷却水排出手段34のオーバーフロー管33の流入口部
との距離が短いと、補給水Bのショートパスが起こりや
すいが、逆洗時(例えば一日一回)には、自動ブロー装
置31による補給水Bの供給は行われず、水位低下に基づ
く補給水補給手段26による補給が行われる。このため、
補給水Bのショートパスは発生せず、従来に比べて、水
使用量を節約できる。さらに、補給水Bの節約により、
補給水Bの量に応じて供給される薬剤の無駄も防止でき
る。
【0050】なお、上記図1の開放循環冷却水系の処理
装置による開放循環冷却水系の処理方法は、所定時刻に
なると逆洗開始信号を送信するタイマー55を用いて、こ
のタイマー55が逆洗時間帯を示しかつ循環冷却水Aの電
気伝導率が設定値以上になったときに砂濾過器41を逆洗
状態にする方法、すなわち、砂濾過器41の逆洗を目詰ま
りが予測される時でありかつ記循環冷却水Aの電気伝導
率があらかじめ設定した値以上になった時に行い、逆洗
用水は循環冷却水Aを用い、逆洗排水は開放循環冷却水
系19の系外へ排出し、この開放循環冷却水系19外に排出
した逆洗排水に対応して該設定値より低い電気伝導率の
水を補給する方法として説明したが、例えば、図2に示
す開放循環冷却水系の処理装置による開放循環冷却水系
の処理方法でもよい。
【0051】この開放循環冷却水系の処理方法は、図1
のタイマー55の代わりに、圧力差検知手段55aを用い
て、砂濾過器41等の濾過器前後の循環冷却水Aの圧力差
が設定値以上になりかつ循環冷却水Aの電気伝導率が設
定値以上になったときに、砂濾過器41を逆洗状態にする
方法、すなわち、砂濾過器41の逆洗を目詰まりが生じた
時つまり砂濾過器41等の濾過器の出入り口の差圧があら
かじめ設定した値以上になった時でありかつ循環冷却水
Aの電気伝導率があらかじめ設定した値以上になった時
に行い、逆洗用水は循環冷却水Aを用い、逆洗排水は開
放循環冷却水系19の系外へ排出し、この開放循環冷却水
系19外に排出した逆洗排水に対応して該設定値より低い
電気伝導率の水を補給する方法である。
【0052】なお、この図2に示す開放循環冷却水系の
処理装置による開放循環冷却水系の処理方法において
も、目詰まりが生じた時でなくかつ循環冷却水Aの電気
伝導率があらかじめ設定した値以上になった時には、設
定値よりも低い電気伝導率の水である補給水Bを補給し
て開放循環冷却水系19の循環冷却水Aを溢流させ、開放
循環冷却水系19の電気伝導率を下げる。
【0053】また、砂濾過器41等の濾過器の逆洗を行っ
ている時には、循環冷却水Aの電気伝導率があらかじめ
設定した値以上であっても、設定値よりも低い電気伝導
率の水である補給水Bを補給して開放循環冷却水系19の
循環冷却水Aを溢流させることはなく、開放循環冷却水
系19外に排出した逆洗排水に対応して補給水Bを補給す
る。
【0054】さらに、この図2に示す圧力差検知手段55
aは、通常状態にある砂濾過器41の上下流位置、つまり
濾過前後の循環冷却水Aの圧力差が設定値以上になった
か否かを検知するものであり、圧力差検知手段55aは、
濾過前後の循環冷却水Aの圧力差が設定値以上になる
と、制御手段21aに向けて逆洗開始信号を送信する。そ
して、制御手段21aは、圧力差検知手段55aからの逆洗開
始信号を受信した場合、電気伝導率検知手段からの伝導
率高信号を受信するまでは砂濾過器41を逆洗状態にせ
ず、伝導率高信号を受信したときに砂濾過器41を所定時
間だけ逆洗状態にする。
【0055】したがって、この図2に示す開放循環冷却
水系の処理装置による開放循環冷却水系の処理方法で
も、自動ブロー装置31により希釈されたばかりの電気伝
導率が設定値より低い循環冷却水Aが逆洗用水として開
放循環冷却水系19外に排出されることがなく、従来に比
べて、補給水Bの無駄を防止でき、水使用量を節約で
き、循環冷却水Aの水質の安定を図ることができる等、
上述の図1に示す開放循環冷却水系の処理装置による開
放循環冷却水系の処理方法と同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0056】一方、いずれの実施の形態でも、濾過器
は、砂濾過器41であるとして説明したが、砂濾過器41に
は限定されず、他の構造の濾過器を用いることもでき
る。例えば、他の構造の濾過器として、プラスチック濾
材を用いた上向流濾過器や、逆洗状態時に開放循環冷却
水系19から取り出した循環冷却水Aの一部のみを逆洗用
水として開放循環冷却水系19外に排出し、残りの循環冷
却水Aは濾過して開放循環冷却水系19に戻す構成の濾過
器でもよい。
【0057】また、砂濾過器41は、開放循環冷却水系19
の水貯留部2内の循環冷却水Aを取り出し、再びこの水
貯留部2に戻す構成として説明したが、例えば、開放循
環冷却水系19の循環冷却水流路16の途中から循環冷却水
Aを取り出してこの循環冷却水流路16の途中に戻す構
成、或いは、開放循環冷却水系19の循環冷却水流路16か
ら循環冷却水Aを取り出して水貯留部2に戻す構成等、
開放循環冷却水系19の途中であれば、適宜の場所から取
り出し適宜の場所に戻す構成とすることができる。
【0058】さらに、電気伝導率検知手段20についても
同様、水貯留部2内に設けた構成には限定されず、開放
循環冷却水系19の途中であれば、適宜の場所に設けても
よい。
【0059】
【実施例】上述の図1の開放循環冷却水系の処理装置を
用いて実験を行った。その結果を表1に示す。
【0060】
【表1】 比較例(従来例)では、循環冷却水の濃縮防止は、電気
伝導率検知手段からの伝導率高信号であるブロー開始信
号(設定値=150mS/m)を受信するだびに、常に
自動ブロー装置で補給水を強制補給した。濾過器の逆洗
は、循環冷却水の電気伝導率の値とは無関係に、一日一
回タイマーで決まった時間に逆洗を開始した。
【0061】一方、実施例では、循環冷却水の濃縮防止
は、逆洗する場合を除いて、電気伝導率検知手段からの
伝導率高信号であるブロー開始信号(設定値=150m
S/m)を受信するたびに、自動ブロー装置で補給水を
強制補給した。また、濾過器の逆洗は、一日一回、タイ
マーからの逆洗開始信号を受信しかつ電気伝導率検知手
段からの伝導率高信号であるブロー開始信号(設定値=
150mS/m)を受信した際に、逆洗を開始した。
【0062】なお、比較例および実施例のいずれについ
ても、冷却塔本体の保有水量は9m3、開放循環冷却水
系の循環水量は500m3/h、冷凍能力は500冷凍
トン(500×13.9MJ/h)、1日の運転時間は
24時間、濾過器1回の逆洗時間は10分、濾過器1回
の逆洗水量は3m3、実施期間36日である。
【0063】そして、この表1の実験結果をみると、実
施例と比較例とでは、ブロー量に1日平均0.35m3
の差が出た。実施例は節水効果があることが分かる。ま
た、実施例では、最低電気伝導率も比較例より高く、循
環冷却水の水質が安定しているため、薬剤濃度の維持が
容易であり、例えば、腐食防止薬品の濃度低下による腐
食の危険性が低減されている。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、濾過器の
逆洗を、目詰まりが予測される時または目詰まりが生じ
た時であり、かつ、循環冷却水の電気伝導率があらかじ
め設定した値以上になった時に行うため、電気伝導率が
設定値より低い循環冷却水が逆洗用水として開放循環冷
却水系外に排出されることがなく、補給水の無駄を防止
でき、水使用量を節約でき、循環冷却水の水質の安定を
図ることができる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、タイマーで
設定した逆洗時間であり、かつ、循環冷却水の電気伝導
率があらかじめ設定した値以上になった時に濾過器の逆
洗を行うため、電気伝導率が設定値より低い循環冷却水
が逆洗用水として開放循環冷却水系外に排出されること
がなく、補給水の無駄を防止でき、水使用量を節約で
き、循環冷却水の水質の安定を図ることができる。
【0066】請求項3記載の発明によれば、濾過器の出
入り口の差圧があらかじめ設定した値以上になった時で
あり、かつ、循環冷却水の電気伝導率があらかじめ設定
した値以上になった時に濾過器の逆洗を行うため、電気
伝導率が設定値より低い循環冷却水が逆洗用水として開
放循環冷却水系外に排出されることがなく、補給水の無
駄を防止でき、水使用量を節約でき、循環冷却水の水質
の安定を図ることができる。
【0067】請求項4記載の発明によれば、循環冷却水
の電気伝導率があらかじめ設定した値より大きくなるこ
とを防止でき、循環冷却水の水質のより一層の安定を図
ることができる。
【0068】請求項5記載の発明によれば、濾過器の逆
洗と開放循環冷却水系の循環冷却水の溢流とが同時に起
こることを防止でき、循環冷却水の溢流の回数を減らす
ことで水使用量をより一層節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の開放循環冷却水系の処
理方法を用いる開放循環冷却水系の処理装置を示す概要
図である。
【図2】本発明の他の実施の形態の開放循環冷却水系の
処理方法を用いる開放循環冷却水系の処理装置を示す概
要図である。
【符号の説明】
19 開放循環冷却水系 41 濾過器としての砂濾過器 55 タイマー A 循環冷却水 B 設定値よりも低い電気伝導率の水である補給水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小俣 英則 東京都目黒区洗足二丁目22番6号 アクア ス株式会社内 Fターム(参考) 4D064 AA40 DD01 DD09 DD14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放循環冷却水系から循環冷却水の一部
    を取り出し、取り出した循環冷却水を濾過器を用いて濾
    過した後、前記開放循環冷却水系に戻す開放循環冷却水
    系の処理方法において、 前記濾過器の逆洗を、目詰まりが予測される時または目
    詰まりが生じた時であり、かつ、前記循環冷却水の電気
    伝導率があらかじめ設定した値以上になった時に行い、
    逆洗用水は前記循環冷却水を用い、逆洗排水は前記開放
    循環冷却水系の系外へ排出し、この開放循環冷却水系外
    に排出した逆洗排水に対応して該設定値よりも低い電気
    伝導率の水を補給することを特徴とする開放循環冷却水
    系の処理方法。
  2. 【請求項2】 目詰まりが予測される時は、タイマーで
    設定される逆洗時間であることを特徴とする請求項1記
    載の開放循環冷却水系の処理方法。
  3. 【請求項3】 目詰まりが生じた時は、濾過器の出入り
    口の差圧があらかじめ設定した値以上になった時である
    ことを特徴とする請求項1記載の開放循環冷却水系の処
    理方法。
  4. 【請求項4】 目詰まりが予測される時または目詰まり
    が生じた時でなく、かつ、循環冷却水の電気伝導率があ
    らかじめ設定した値以上になった時には、該設定値より
    も低い電気伝導率の水を補給して、開放循環冷却水系の
    循環冷却水を溢流させ、開放循環冷却水系の電気伝導率
    を下げることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の開放循環冷却水系の処理方法。
  5. 【請求項5】 濾過器の逆洗を行っている時には、循環
    冷却水の電気伝導率があらかじめ設定した値以上であっ
    ても、該設定値よりも低い電気伝導率の水を補給して開
    放循環冷却水系の循環冷却水を溢流させることはなく、
    該開放循環冷却水系外に排出した逆洗排水に対応して水
    を補給することを特徴とする請求項4に記載の開放循環
    冷却水系の処理方法。
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