JP2003042620A - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JP2003042620A
JP2003042620A JP2001227856A JP2001227856A JP2003042620A JP 2003042620 A JP2003042620 A JP 2003042620A JP 2001227856 A JP2001227856 A JP 2001227856A JP 2001227856 A JP2001227856 A JP 2001227856A JP 2003042620 A JP2003042620 A JP 2003042620A
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water
ice making
circuit
ice
water supply
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JP2001227856A
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Mitsuyoshi Nakamura
光良 中村
Minoru Tanaka
稔 田中
Masatsugu Kawada
将嗣 川田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷機内に雑菌が繁殖するのを防止する製氷
機を提供する。 【解決手段】 製氷部2に製氷用水を供給する供給タン
ク13を有する水供給回路14と、この水供給回路14
の供給タンク13に供給される水を浄化する浄水器17
を有する給水回路12と、前記製氷部2を冷却する冷凍
回路16とを備えた製氷機IMにおいて、前記浄水器1
7をバイパスするバイパス回路19aを前記給水回路中
12に設け、前記浄水器17に通じる回路と前記バイパ
ス回路19aとに切り換える三方弁19を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製氷用水中の雑
菌の繁殖を抑えた製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製氷機は、製氷部に製氷用水を
供給する水供給回路と、製氷部を冷却する冷凍回路とを
備え、前記製氷部で製氷された氷を貯氷庫に貯えるよう
にしている。製氷部は、逆セル方式や流下方式やオーガ
式など様々な方式がある。製氷方式によって氷の形態、
氷の使用方法が異なるが、いずれの方式でも、製氷用に
供給する水は、飲用に適した水を使う。
【0003】近年、原水の汚染が激しいため、浄水場に
て様々な処理が施され、最終的に多量の塩素が投入さ
れ、水道水として供給される。
【0004】前記のように、水道水には、多量の塩素が
含まれているので、水道水をそのまま氷とすると、塩素
臭がし、味覚的にまずい氷が生成してしまう。
【0005】特開平10−238916号公報に示され
るように、オーガ式製氷機においては、製氷用の水供給
回路に浄水器を付けて、水道水中の塩素分を除去し、塩
素臭の無い氷を作ることが行われている。しかし、この
方法では、製氷機に水を溜めたまま、長時間放置してお
くと、塩素分が無いので、水に殺菌効果が無く、製氷機
内で雑菌が繁殖してしまう問題が発生した。
【0006】そこで、特開平11−138148号公報
に示される浄水装置においては、原水を浄水した後に、
塩素発生装置を用いて塩素を発生させ、水の殺菌機能を
向上させることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製氷に
使用する水を上記のように、原水を浄化した後に、塩素
発生装置を用いて塩素を発生させる、という浄水方法を
用いると、製氷機の構造が複雑になり、大型化してしま
う問題があった。
【0008】この発明は上記の問題を解決するもので、
製氷部に製氷用水を供給する給水回路内に雑菌が繁殖し
ないようにした製氷機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
製氷部に製氷用水を供給する供給タンクを有する水供給
回路と、この水供給回路の供給タンクに供給される水を
浄化する浄水器を有する給水回路と、前記製氷部を冷却
する冷凍回路とを備えた製氷機において、前記浄水器を
バイパスするバイパス回路を前記給水回路中に設け、前
記浄水器に通じる回路と前記バイパス回路とに切り換え
る切り換え弁を設けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、前記切り換え弁
が、三方弁であることを特徴とするものである。
【0011】請求項1、2に記載の発明には、次のよう
な作用がある給水回路内に切り換え弁を設け、浄水器を
通る回路からバイパス回路を通るように切り換え弁を切
り換えて、一定の間隔で一定時間、塩素分を含んだ原水
を水供給回路に供給することによって、製氷機内に雑菌
が繁殖することを防ぐ作用がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施例を示
すオーガ式製氷機の縦断側面図である。
【0013】オーガ式製氷機IMは、断熱箱体で形成さ
れた貯氷庫ICを備え、この貯氷庫内に製氷された氷を
貯氷するので、単に製氷機として用いられる他、自動販
売機等にも搭載される。
【0014】尚、オーガ式製氷機IMは、製氷工程と、
この製氷工程によって作られた氷が、貯氷庫IC内に所
定量蓄えられたときに製氷を停止する貯氷工程とを交互
に繰り返し行っている。
【0015】オーガ式製氷機IMは、製氷するための冷
却器1を備える製氷部2と、この製氷部の冷却器1と共
に冷凍サイクルを構成する空冷凝縮器3及び水冷凝縮器
4と、圧縮機5と、膨張弁6、デハイドレータ7とを冷
媒配管8にて接続して構成している。
【0016】製氷部2には、内部にオーガ2Aの収めら
れたエバシリンダー2Bの周りを冷却機1を構成する冷
却パイプが巻回されている。
【0017】尚、空冷凝縮器3は圧縮機5を冷却するオ
イルクーラ9の放熱器を構成し、ファン10によって凝
縮作用を行うようにしている。また、水冷凝縮器4は二
重管を螺旋状に巻回したもので、内側の管に冷媒が流
れ、外側の管に冷却水が流れるものである。更に、圧縮
機5にはこの圧縮機の温度で作動するオーバーロードリ
レー(図示せず)を内臓した電装ボックス5Aが側面に
設けられている。
【0018】圧縮機5の吐出側は第1吐出冷媒管8Aで
空冷凝縮器3に接続され圧縮機5内のオイルクーラ9を
介して第2吐出冷媒管8Bで再度空冷凝縮器3に接続さ
れている。第2吐出冷媒管8Bは水冷凝縮器4に接続さ
れデハイドレータ7と膨張弁6とを介して製氷部2の冷
却器1に接続されている。冷却器1の出口側は圧縮機5
の吸込側に吸込冷媒管8Cで接続されている。
【0019】11は水道管(図示せず)に接続された水
回路で、この水回路は給水回路12と、この給水回路か
ら給水される供給タンク13を有し、製氷部2の冷却器
1に製氷用水を供給する水供給回路14と、この水供給
回路の途中の製氷部2から排水する排水回路15と、水
冷凝縮器4を構成する二重管の外側の管に流す冷却回路
16とで構成されている。
【0020】給水回路12には水道水を浄化する図示し
ないフィルタを有する浄水器17と給水電磁弁18と三
方弁19が設けられており、三方弁19から浄水器17
に通じる回路17aと浄水器17をバイパスするバイパ
ス回路19aとが設けられている。前記浄水器17は貯
氷庫IC内に配置されている。
【0021】水供給回路14の供給タンク13は製氷部
2の冷却器1と略同じ高さに配置され、供給タンク13
には液面調整用のオーバーフロー管20が設けられてい
る。
【0022】排水回路15には排水電磁弁21が設けら
れ、この排水回路の下端がオーバーフロー管20に接続
されている。
【0023】冷却回路16は給水回路12の浄水器17
の手前で分岐して設けられ、水冷凝縮器4の冷却水の流
量を節水弁22で調整されている。冷却回路16の下端
にはオーバーフロー管20が接続され、排水を1箇所か
ら排水できるようにしている。
【0024】上記給水電磁弁18、排水電磁弁21等の
開閉は制御装置(図示せず)により行われる。
【0025】このように構成されたオーガ式製氷機にお
いて、製氷運転時の動作を説明する。まず、オーガ式製
氷機IMに通電すると、排水回路15の排水電磁弁21
を開弁し、供給タンク、エバシリンダー内の水を排水す
る。オーガ式製氷機IM内の水を抜いたあと、排水電磁
弁21を閉弁する。供給タンク13内は空であるので、
給水電磁弁18を開弁し、供給タンク13内には外部水
道から給水回路12を介して製氷水が供給される。この
給水回路12の給水電磁弁18の手前には浄水器17が
設けられ、供給タンク13に供給される水道水を浄化し
ている。
【0026】供給タンク13内に水が供給されると、製
氷部2内にも水が同様に入って溜まり、水位スイッチ2
3が上位位置での満水を検知し、圧縮機5が起動して製
氷運転が開始される。製氷部2内の製氷水は冷却器1で
冷却されて凍結し、オーガ2Aによって掻き取られてフ
レーク状の氷となって上方に送られ圧縮されて貯氷庫I
C内に貯氷される。
【0027】製氷運転が連続的に行われると、供給タン
ク13内の製氷水が減少して水位スイッチ23で下位位
置が検知されると、再び給水電磁弁18が開弁され、供
給タンク13には給水回路12を通って製氷水が供給さ
れる。同様に製氷が継続して行われる。
【0028】貯氷庫IC内の氷が満氷になると、検知装
置(図示せず)で検知して冷凍回路が停止して、製氷を
停止する。貯氷庫IC内の氷が減ると、検知装置が氷の
減少したことを検知し、冷凍回路が作動して、製氷が再
開される。
【0029】製氷用の水は、浄水器17を通過すること
で、水道水中に含まれる塩素分などが除去されている。
このような塩素分の抜けた水は、雑菌の繁殖に対して抵
抗力が無く、製氷機中に長時間水を溜めたままにしてお
くと、雑菌が繁殖してしまう。そこで、閉店などで長期
間製氷機を使用しない場合には、冷凍回路が停止してか
ら三方弁19を切り換えし、バイパス回路19aから水
を通すことで、塩素分が除去されていない水を製氷機中
に流し込み、製氷機中を殺菌する。なお、三方弁19の
切り換えは、手動で行っても良いし、自動で行っても良
い。手動で行う場合は、例えば一週間に一回程度、任意
の時間、バイパス回路19a側に切り換え、塩素分の除
去されていない水を製氷機内に流通させて、製氷機IM
内の殺菌を行う。自動で行う場合は、一週間に一回、2
〜3時間程度、定期的にバイパス回路19aを開くよう
に制御し、塩素分の除去されていない水を製氷機IMに
流通させて、殺菌を行うようにしている。
【0030】殺菌を行なった後、製氷を開始する場合、
三方弁19をバイパス回路19aから浄水器17に通じ
る回路17aに切り換えた後、排水電磁弁21が開い
て、供給タンクと製氷部内の塩素分を含んだ水を排水し
ながら、浄水器17で塩素分を除去した水と入れ換え
る。排水電磁弁21は例えば2分間ほど開いた後閉弁
し、冷凍回路が始動し、製氷を開始する。
【0031】以上、図面に基づいて説明したが、本発明
に使用する製氷機は、逆セル式、流下式でもよく、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】上記の発明において、給水回路内に切り
換え弁を設け、浄水器を通る回路からバイパス回路を通
るように切り換え弁を切り換えて、一定の間隔で一定時
間、塩素分を含んだ水を水供給回路に供給することによ
って、水供給回路内に雑菌が繁殖することを防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すオーガ式製氷機の縦
断側面図である。
【符号の説明】
IM オーガ式製氷機 IC 貯氷庫 2 製氷部 2A オーガ 2B エバシリンダー 11 水供給回路 12 給水回路 13 供給タンク 14 水供給回路 15 排水回路 16 冷却回路 17 浄水器 17a 浄水器に通じる回路 18 給水電磁弁 19 三方弁 19a バイパス回路 21 排水電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田 将嗣 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D024 AA02 AB11 BA02 BB01 BC01 CA13 CA15 DB06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷部に製氷用水を供給する供給タンク
    を有する水供給回路と、この水供給回路の供給タンクに
    供給される水を浄化する浄水器を有する給水回路と、前
    記製氷部を冷却する冷凍回路とを備えた製氷機におい
    て、前記浄水器をバイパスするバイパス回路を前記給水
    回路中に設け、前記浄水器に通じる回路と前記バイパス
    回路とに切り換える切り換え弁を設けたことを特徴とす
    る製氷機。
  2. 【請求項2】 前記切り換え弁は、三方弁であることを
    特徴とする請求項1記載の製氷機。
JP2001227856A 2001-07-27 2001-07-27 オーガ式製氷機 Pending JP2003042620A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047629A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Chuo Univ 氷の気泡含有率の高いオゾン氷、該オゾン氷の製造方法及び製造装置
JP2012116517A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置

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Effective date: 20051226