JP2001317604A - ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ - Google Patents

ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ

Info

Publication number
JP2001317604A
JP2001317604A JP2000132325A JP2000132325A JP2001317604A JP 2001317604 A JP2001317604 A JP 2001317604A JP 2000132325 A JP2000132325 A JP 2000132325A JP 2000132325 A JP2000132325 A JP 2000132325A JP 2001317604 A JP2001317604 A JP 2001317604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide device
slider
double slide
motor
linear scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000132325A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Horikoshi
康夫 堀越
Koji Furukawa
幸治 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000132325A priority Critical patent/JP2001317604A/ja
Publication of JP2001317604A publication Critical patent/JP2001317604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトかつ発塵を徹底的に防止したダブ
ルスライド機構、及び高速化、高精度化の制御技術を提
供し、安価で信頼性の高いカラーフィルタ製造装置と製
造されたカラーフィルタをも提供する。 【解決手段】 同一線上を往復移動する少なくとも2個
のスライダ203,204を備え、モータ211と、モ
ータ211の回転を直線移動に変換するボールネジ20
5と、スライダ203,204の位置を検出する位置検
出器であるリニアスケール215とを具備し、指令によ
り各々のスライダ203,204を指定位置に位置決め
するダブルスライド装置であって、各々のスライダ20
3,204がそれぞれ往復移動するために共通のガイド
レール202をガイドとして有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の第一の利用分野は、
同一直線上を往復移動するスライダを少なくとも2個持
ち、外部からの指令により、各々のスライダを独立に移
動し位置決めする機構を必要とする加工機や測定機の製
造技術、制御技術に関するものである。本発明の第二の
利用分野は、カラーテレビ、パーソナルコンピュータ等
に使用されるカラー液晶ディスプレイのカラーフィルタ
を、インクジェット記録技術を利用して製造する製造装
置の製造技術、制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同一直線上を往復移動し、なおか
つ位置決めするスライダを少なくとも2個構成するに
は、各々のスライダが、ガイドレールと、モータと、モ
ータの回転を直線移動に変換するボールネジと、前記ス
ライダの位置を検出する位置検出器とをそれぞれ具備
し、指令により各々のスライダを指定位置に移動・位置
決めする機構が必要であった。そして、その各々のスラ
イド装置を突合わせる等の手段が必要であった。次に、
具体的な従来例について説明する。
【0003】[従来例1]図9は、従来の直線往復移動
・位置決めスライド装置の一例の構成を示す。図9にお
いて、101はベース板であり、直線往復移動のための
ガイドレール102がベース板101に固定され、ガイ
ド軸受を介してスライダ103が搭載されている。ボー
ルネジ104は、ベース板101に固定された支持部品
107内に設けられたボールベアリング105とボール
ベアリング106とで回転自在に支持されてガイドレー
ル102と平行にセットされ、軸受ナットがスライダ1
03に固定されている。モータ108は、支持部品10
9を介してベース板101に固定され、該モータの回転
軸の一方が、カップリング110を介してボールネジ1
04の軸端に固定される。そして、他方がロータリエン
コーダ111の軸端に固定されている。また、ベース板
101の中央付近には穴(不図示)があり、外部からバ
キューム吸引するための継手とチューブ(共に不図示)
が接続されている。
【0004】以上のように構成された直線往復移動機構
について、以下にその動作について説明する。まず、外
部より指定位置に移動させる指令信号をモータ108に
入力することにより、モータの出力軸が回転し、カップ
リング110を介してボールネジ104が回転する。そ
の結果、ボールネジの軸受ナットに固定されたスライダ
103がガイドレール102上を移動する。一方、モー
タ108に連結され従属回転するロータリエンコーダ1
11から出力される電気信号により算出される回転回数
及び角度を、外部の指令元にフィードバックする。この
ことにより、指定位置との偏差を監視し偏差をなくすよ
う制御を行い、スライダを指定位置に正確に位置決めす
る。
【0005】以上のように構成された直線往復移動装置
を2セット突合わせて2個の独立したスライド装置を構
成し、ダブルスライド装置とした。
【0006】[従来例2]ボールネジとモータ軸を一体
にした装置が公開されている(特開平6−276708
号公報)。本公報によると、高速移動や位置決め精度向
上の目的のために次のような手段が取られている。すな
わち、従来例2のボールネジ一体駆動装置は、ボールネ
ジの両端部が軸受で構成された支持部を有する。前記ボ
ールネジの両支持部の間の片側にモータ回転子を設け、
このモータ回転子に対応する位置にモータ固定子を配し
てモータ本体部を構成する。前記モータの固定子が前記
ボールネジ支持部と締結され、前記両端支持部のボール
ネジ延長上に回転検出器を装着し、モータの回転子を支
持する支持部とボールネジを支持する支持部を共用にし
ている。さらに、前記モータ回転子は、円筒状の磁性材
料からなるスリープの外側にマグネットを装着し、前記
スリーブの内径がボールネジの軸外径に締結された構成
を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
従来例1では、以下のような問題点を有していた。従来
例1のような機構及び手段によるダブルスライド装置
は、スライダのストロークに比較して大きなスペースを
取るため、コンパクト性に欠けること。そして、第1の
スライダは、その機構である第1のガイドレールのスト
ローク範囲内でしか移動出来ず、第2のスライダはその
機構である第2のガイドレールのストローク範囲内でし
か移動出来ないこと。すなわち、第1のスライダが第2
のガイドレールのストローク範囲へ(又は第2のスライ
ダが第1のガイドレールのストローク範囲へ)移動する
ことは出来ないということ。また、ボールネジ近辺やガ
イド軸近辺にバキューム吸引機構を設けて吸引しても、
開口部が大きいためにボールネジやガイド軸からの発塵
を充分に吸引することが出来ず、スライダ近辺から5μ
m以下の発塵がパーティクルカウンタ測定値で数千個を
示し、発塵を防止することが不充分であった。
【0008】また、高速でスライダを頻繁に移動させる
と、摩擦熱のためにボールネジの温度が上昇し、スライ
ダの位置決め精度が悪くなることは明らかであった。そ
れがあまりにも顕著であるので本発明者等は、ロータリ
エンコーダの代わりにスライダにリニアスケールを取付
けて、スライダの正確な位置を指令元にフィードバック
するように変更した。その結果、スライドテーブルの位
置決め精度は向上したが、位置決めまでの時間がストロ
ークにより大きく影響を受け、ロータリエンコーダのフ
ィードバック制御の時間に比べると2〜10倍の位置決
め時間が掛かってしまった。
【0009】また、従来例2では、テーブルを高速で移
動し位置決めをさせようとすると、摩擦熱のためにボー
ルネジの温度が上昇して熱膨張で伸びると予測される。
その結果、テーブル位置が変化するため、ボールネジ延
長上に装着した回転検出器の検出カウントは同じでもテ
ーブルの位置決め精度が悪くなることが予測される。
【0010】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その第1の目的は、非常にコンパクトな
ダブルスライド機構を提供することである。第2の目的
は、発塵を徹底的に防止し、スライダが停止時は勿論、
移動する時でも発塵しないクリーンなダブルスライド機
構を提供することである。第3の目的は、スライダを長
ストローク移動させ位置決めさせる時の、高速化かつ高
精度化の制御技術の提供である。第4の目的は、ダブル
スライド機構を使用した、安価で信頼性の高いカラーフ
ィルタを製造する製造装置を提供することである。さら
に、第5の目的は、上記の製造装置により製造されたカ
ラーフィルタを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のダブルスライド装置
は、同一直線上を往復移動するスライダを少なくとも2
個備え、モータと、該モータの回転を直線移動に変換す
るボールネジと、前記スライダの位置を検出する位置検
出器とを具備し、指令により、各々の前記スライダを指
定位置に位置決めするダブルスライド装置であって、各
々の前記スライダがそれぞれ往復移動するために共通の
ガイドレールをガイドとして有することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2に記載のダブルスライド
装置は、前記ダブルスライド装置において、前記位置検
出器は、ロータリエンコーダとリニアスケールであり、
前記ロータリエンコーダによる位置フィードバックと前
記リニアスケールによる位置フィードバックとを指令に
より切り替える選択手段を有することが出来る。
【0013】本発明の請求項3に記載のダブルスライド
装置は、同一直線上を往復移動するスライダを少なくと
も2個備え、モータと、該モータの回転を直線移動に変
換するボールネジと、前記スライダの位置を検出する位
置検出器とを具備し、指令により、各々の前記スライダ
を指定位置に位置決めするダブルスライド装置であっ
て、前記位置検出器は、ロータリエンコーダとリニアス
ケールであり、前記ロータリエンコーダによる位置フィ
ードバック方式(方式1)と前記リニアスケールによる
位置フィードバック方式(方式2)とを指令により切り
替える選択手段を有することを特徴とする。方式1の構
成としては、駆動軸にタコジェネレータとロータリエン
コーダを設けても良いし、タコジェネレータは付けずに
ロータリエンコーダの出力を速度制御と位置制御に使用
しても良い。方式2の構成としては、位置制御にリニア
スケールの出力を使用し、速度制御にタコジェネレータ
の出力でもロータリエンコーダの出力でも良い。
【0014】本発明の請求項4に記載のダブルスライド
装置は、前記ダブルスライド装置において、前記ロータ
リエンコーダによる位置フィードバックでは、前記ロー
タリエンコーダの出力を位置制御と速度制御に使用する
方式とし、前記リニアスケールによる位置フィードバッ
クでは、前記リニアスケールの出力を位置制御に、前記
ロータリエンコーダの出力を速度制御にそれぞれ使用す
る方式とし、指令により、前記した2方式を前記選択手
段により切り替えることが出来る。
【0015】本発明の請求項5に記載のダブルスライド
装置は、前記ダブルスライド装置において、前記ロータ
リエンコーダによる位置フィードバックから前記リニア
スケールによる位置フィードバックへ前記選択手段によ
り切り替える際、前記リニアスケールによる位置フィー
ドバック制御への切り替えが可能な範囲か否かを前記ス
ライダに付けられた範囲センサにより確認されることが
出来る。
【0016】本発明の請求項6に記載のダブルスライド
装置は、前記ダブルスライド装置において、少なくとも
前記スライダ、前記モータ、前記ボールネジ、及び前記
位置検出器からなる前記ダブルスライド装置の機構をカ
バーで囲み、前記スライダと該カバーとの間にボールベ
アリングを備え、該カバーで囲まれた空間の大気をバキ
ューム吸引する機構を有することが出来る。
【0017】本発明の請求項7に記載のカラーフィルタ
製造装置は、レッド(以下、Rという)、ブルー(以
下、Bという)、グリーン(以下、Gという)3色のイ
ンクジェットをそれぞれ生じさせる少なくとも2組の描
画ヘッドと、前記インクジェットによる描画によってカ
ラーフィルタが形成される基板を搭載して移動する移動
手段と、前記基板と前記描画ヘッドとを位置合せする位
置合せ手段とを具備するカラーフィルタ製造装置におい
て、前記位置合せ手段は、前記描画ヘッドを位置決めす
るための機構を備え、該機構に請求項6に記載のダブル
スライド装置を有することが出来る。
【0018】さらに、請求項7に記載のカラーフィルタ
製造装置を用いてカラーフィルタを製造することが出来
る。
【0019】
【作用】請求項1に記載のダブルスライド装置は、2個
のスライダが共通のガイドレールをガイドにして往復移
動する構成を有しているため、第1のスライダが第2の
ガイドレールのストローク範囲へ(又は第2のスライダ
が第1のガイドレールのストローク範囲へ)移動するこ
とが可能となる。従って、ほぼ1個分のスライド装置の
スペースで2個以上のスライダを往復移動させることが
可能となり、コンパクト性に優れたダブルスライド装置
とすることが出来る。
【0020】請求項2に記載のダブルスライド装置で
は、少なくとも2個のスライダが共通のガイドレールを
ガイドにして往復移動する構成を有しているため、第1
のスライダが第2のガイドレールのストローク範囲へ
(又は第2のスライダが第1のガイドレールのストロー
ク範囲へ)移動することが可能となる。しかも、ロータ
リエンコーダによるスライダ位置フィードバック方式
(方式1)とリニアスケールによるスライダ位置フィー
ドバック方式(方式2)を、指令により選択手段にて切
り替えることにより、方式1では高速送り、方式2では
高精度位置決めという制御が可能になる。従来のロータ
リエンコーダによる位置制御スライド装置に比べ、1/
10以下の高精度位置決めが可能であり、また従来のリ
ニアスケールだけの位置制御スライド装置に比べ、1/
2〜1/8の時間で位置決めが可能である。すなわち、
ほぼ1個分のスライド装置のスペースで2個以上のスラ
イダを高速・高精度に位置決めさせることが可能であ
り、コンパクト性に優れた高速・高精度なダブルスライ
ド装置とすることが出来る。
【0021】請求項3に記載のダブルスライド装置で
は、ロータリエンコーダによるスライダ位置フィードバ
ック方式(方式1)とリニアスケールによるスライダ位
置フィードバック方式(方式2)を、指令により選択手
段にて切り替えることにより、方式1では高速送り、方
式2では高精度位置決めという制御が可能になる。本発
明者等が確認したところによれば、位置決めまでの時間
はストロークにより大きく影響を受けるが、リニアスケ
ールだけの位置フィードバック制御の時間に比べると1
/8〜1/2の時間で位置決めが可能である。
【0022】請求項4に記載のダブルスライド装置で
は、ロータリエンコーダによるスライダ位置フィードバ
ック方式(方式1)とリニアスケールによるスライダ位
置フィードバック方式(方式2)を、指令により切り替
えることにより、方式1では高速送り、方式2では高精
度位置決めという制御が可能になる。本発明者等が確認
したところによれば、位置決めまでの時間は請求項3に
記載のダブルスライド装置と大差が無かった。請求項3
に記載のダブルスライド装置との違いは速度制御にタコ
ジェネレータを使用せずロータリエンコーダの出力をF
/V変換して速度制御に使用することに限定している点
であり、タコジェネレータの設置スペースや配線が不要
となる。また、コンパクト性については、請求項1に記
載のダブルスライド装置と同等とすることが出来る。
【0023】請求項5に記載のダブルスライド装置は、
ロータリエンコーダによる位置フィードバックからリニ
アスケールによる位置フィードバックへ選択手段により
切り替える際、リニアスケールによる位置フィードバッ
ク制御への切り替えが可能な範囲か否かをスライダに付
けられた範囲センサにより確認されることにより、少な
くとも2個のスライダの暴走回避策を有するダブルスラ
イド装置とすることが出来る。
【0024】請求項6に記載のダブルスライド装置は、
前記ダブルスライド装置の中で最も好ましい構成とする
ことが可能であり、少なくとも2個のスライダが共通の
ガイドレールをガイドにして往復移動する構成を有して
いるため、第1のスライダが第2のガイドレールのスト
ローク範囲へ(又は第2のスライダが第1のガイドレー
ルのストローク範囲へ)移動することが可能となる。し
かも、ロータリエンコーダによるスライダ位置フィード
バック方式(方式1)とリニアスケールによるスライダ
位置フィードバック方式(方式2)を、指令により切り
替えることにより、方式1では高速送り、方式2では高
精度位置決めという制御が可能になる。さらに、少なく
とも2個のスライダが共通のガイドレールをガイドにし
て往復移動する構成を有さない場合も含めて、該装置を
構成するダブルスライド機構をカバーで囲んだことによ
り開口部が狭くなり、該カバーで囲まれた空間の大気を
バキューム吸引することにより、ボールネジや軸受ナッ
ト、往復移動用ガイドレールやガイド軸受等からの発塵
をすべて吸引出来、該カバー内から外部への発塵を防止
出来る。しかも、吸引穴をモータ近くに設けることでモ
ータ発熱によるスライダ移動精度の悪化を防止出来る。
また、前記スライダと該カバーとの間にボールベアリン
グを具備したことにより、カバーが自重で垂れ下がって
も直接スライダに接触せずボールベアリングで支持する
ためにコロガリ接触となり、発塵の減少、カバーの耐久
性を格段に向上させることが出来る。パーティクルカウ
ンタでカバーの開口部からの発塵量の測定を行ったとこ
ろ、粒子径0.5μm以上の発塵量がゼロであった。ま
た、カバーでモータも含めて囲んだため、数時間連続し
て稼動させるとモータの発熱によりスライダの移動精度
が2μm悪化したが、バキューム吸引穴をモータの近く
に開けることにより、移動精度の悪化は0.5μm以下
にすることが出来た。
【0025】請求項7に記載のカラーフィルタ製造装置
は、上記したダブルスライド装置を描画ヘッドを位置決
めするための機構に備え、コンパクト性に優れ、高速・
高精度等の上記した各種の特徴を有するカラーフィルタ
製造装置とすることが出来る。
【0026】さらに、請求項7に記載のカラーフィルタ
製造装置を用いてカラーフィルタを製造することが出来
る。
【0027】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を用い
て詳細に説明する。 [ダブルスライド装置の実施例]図1は、本実施例のダ
ブルスライド装置の平面図を示す。図1において、20
1はベース板であり、直線往復移動のためのガイドレー
ル202がベース板201に固定され、ガイド軸受を介
してスライダ203,204が搭載されている。ボール
ネジ205は、ベース板201に固定された支持部品2
06内に設けられたボールベアリング207と、支持部
品208内に設けられたボールベアリング209とで回
転自在に支持されている。そして、ガイドレール202
と平行にセットされ、軸受ナット210がスライダ20
3,204に固定されている。ボールベアリング207
は、スラスト負荷荷重も支承可能なアンギュラ組合わせ
ベアリングである。モータ211は、支持部品212を
介してベース板201に固定され、該モニタの回転軸の
一方が、カップリング213を介してボールネジ205
の軸端に固定される。そして、他方がロータリエンコー
ダ214の軸端に固定されている。また、スライダ20
3,204には位置検出器であるリニアスケール215
が固定されている。
【0028】図2は、本実施例のダブルスライド装置の
正面断面図である。図2において、図1と同一の符号
は、図1と同様の構成要素を示す。ダブルスライド装置
の機構をカバー216で囲み、スライダ204にスペー
サ217を介してスライドテーブル218を固定する。
カバー216には、スペーサ217が往復移動可能なよ
うに細長い溝が設けてある。
【0029】また、ベース板201にはバキューム吸引
穴220があり、外部からバキューム吸引するための継
手221とチューブ222が接続され、カバー216で
囲まれた空間の大気をバキューム吸引する機構を構成し
ている。また、スライダ204には、ボールベアリング
223を設けて、カバー216が直接スライダ204に
接触しないように構成されている。
【0030】図3は、本実施例のダブルスライド装置の
側面断面図であり、スライダ203とその駆動系の部分
を示している。図3において、図1及び図2と同一の符
号は、図1及び図2と同様の構成要素を示す。スライダ
203にもスライダ204と同様に、スぺーサ217を
介してスライドテーブル219を固定し、ボールベアリ
ング223を具備し、カバー216がスライダ203に
直接接触しないように構成されている。
【0031】図4は、ボールベアリング223の構造を
示す図である。図4において、図1及び図2と同一の符
号は、図1及び図2と同様の構成要素を示す。スライダ
203に固定された支持部224に軸受本体225をは
め、リング226をその周囲に設けて、カバー216の
自重によるたわみをコロガリ接触で支持する。
【0032】図5は、本実施例のダブルスライド装置の
外観図である。図5において、図1及び図2と同一の符
号は、図1及び図2と同様の構成要素を示す。カバー2
16には細長い溝があり、スライドテーブル218,2
19が直線往復移動可能である。
【0033】図6は、スライダの位置決め制御方式を示
す図である。位置フィードバックをロータリエンコーダ
信号にするかリニアスケール信号にするかの選択手段に
外部指令によるスイッチ切り替えを使用している。
【0034】図6(a)は、ロータリエンコーダフィー
ドバックの場合を示す図である。ロータリエンコーダの
出力信号を位置情報としてカウントし、位置制御ループ
で指令値に位置決めする。また、同出力信号をF/V変
換(周波数/電圧変換)して、速度制御に使用する。
【0035】図6(b)は、リニアスケールフィードバ
ックの場合を示す図である。リニアスケールの出力信号
を位置情報としてカウントし、位置制御ループで指令値
に位置決めする。また、ロータリエンコーダの出力信号
をF/V変換(周波数/電圧変換)して、速度制御に使
用する。
【0036】両方式で、可動ストロークが異なるので、
それぞれのストローク範囲を制限したオーバートラベル
スイッチも同時に切り替えている。また、リニアスケー
ルに切り替える際は、リニアスケールフィードバック制
御への切り替えが可能な範囲か否かを、スライダに付け
た範囲センサを見て確認している(暴走回避策)。ま
た、制御パラメータが両方式で異なるため、切り替え時
にそれぞれの制御用パラメータをドライバに転送してい
る。
【0037】ロータリエンコーダフィードバックの場合
は、フィードバックパルスが粗いため、指令周波数が同
じでも、リニアスケールフィードバックの場合に対して
高速な送り制御が可能となる。一方、リニアスケールフ
ィードバックの場合は、フィードバックパルスが細かい
ため、ロータリエンコーダフィードバックの場合に対し
て高精度な位置決め制御が可能となる。本制御方式は、
両方式それぞれのメリットを生かすような切り替えを行
ない、高速動作と高精度位置決め動作を機器構成を変え
ることなく、共に満足させている。
【0038】以上のように構成されたダブルスライド装
置について、図1〜図5を用いて以下にその動作を説明
する。なお、ここではスライダ203について説明する
が、スライダ204についても同様である。
【0039】まず、外部より指定位置に移動させる指令
信号をモータ211に入力することにより、モータの出
力軸が回転し、カップリング213を介してボールネジ
205が回転する。その結果、ボールネジの軸受ナット
210に固定されたスライダ203がガイドレール20
2上を移動する。スライダ203の位置検出器による機
構としては、2方式を設けている。方式1は、モータ2
11に連結され従属回転するロータリエンコーダ214
からの出力信号により位置検出する方式である(図6
(a))。そして、方式2は、スライダ203に固定さ
れたリニアスケール215からの出力信号により位置検
出する方式である(図6(b))。
【0040】上記した2方式の切り替えについて、次に
示す。スライダ203の指定位置移動が外部から指令さ
れると、その指定位置がリニアスケール215の計測エ
リアかどうかを現在位置から判断する。そして、スライ
ダ203をリニアスケールの計測範囲内に移動させるま
では、方式1で位置フィードバックするようにドライバ
に指令する。
【0041】方式1は、ロータリエンコーダからのフィ
ードバックパルスが粗いため高速送り制御が可能であ
る。リニアスケールの計測範囲内に移動後は、方式2で
位置フィードバックするようにドライバに指令する。方
式2は、リニアスケールからのフィードバックパルスが
細かいため高精度な位置決め制御が可能である。
【0042】また、リニアスケールは計測範囲が長くな
るに従い高額になるが、本実施例の位置フィードバック
切り替え方式は、高精度位置決めが必要なエリアだけの
短かいリニアスケールを付ければ良いため、比較的低額
で構成することが出来る。
【0043】[カラーフィルタ製造装置の実施例]図7
は、カラーフィルタ製造装置の全体図である。図7にお
いて、301は装置搭載用の本体定盤、302は定盤3
01を支持し、外部振動を遮断するための除振台、30
3は定盤301上に設けられた大ストローク移動を行う
基板の移動手段であるXYステージである。304は
R、B、Gの3色のインクジェットヘッドからなるイン
クジェットヘッドユニット、305はカラーフィルタを
形成する基板、306は基板305のX,Y,θ方向の
アライメントをとるためのアライメント検出用光学系で
ある。また、307は基板305のZ方向位置を検出す
るためのZ検出用光学系、308はインクジェットヘッ
ドユニット304が吐出するインクの基板305上への
着弾位置を検出するための着弾位置検出用光学系、30
9はインクジェットヘッドユニット304のθ方向の回
転位置や走査方向(Y方向)に直交する方向(X方向)
の位置等を調整するための基板と描画ヘッドとを位置合
せする位置合せ手段であるヘッド位置調整ユニットであ
る。そして、310は測長用のレーザ、311は測長用
の平面ミラー、312はインクジェットヘッドのインク
吐出ノズル面を払拭するためのクリーニングユニットで
ある。さらに、313はインクジェットヘッドのインク
吐出ノズル面のインクの乾燥を防止するためのキャップ
ユニット、314はクリーニングユニット312を洗浄
するための洗浄ユニット、315はクリーニングユニッ
ト312及びキャップユニット313をインクジェット
ヘッドユニット304の下まで移動する駆動系である。
【0044】図8は、図7のカラーフィルタ製造装置の
ヘッド位置調整ユニット309を示す図である。図8に
おいて、図1及び図2と同一の符号は、図1及び図2と
同様の構成要素を示す。
【0045】ダブルスライド装置401の可動部と、ス
ライダユニット402の可動部とをスライドテーブル2
18で連結し、スライドテーブル218は、角度回転機
構403と描画ヘッド404とを支持している。ヘッド
位置調整ユニットとは、描画ヘッドを位置調整及び位置
決めする機構で、ダブルスライド装置401、スライダ
ユニット402、スライドテーブル218及び角度回転
機構403で構成される。スライダユニット402は、
ベース板405にガイドレール202を、ダブルスライ
ド装置401の可動方向と平行に、かつ同じ高さになる
ように取付け、スライダ406を搭載する。407は細
長い溝が形成されたカバーで、スライダ406はスペー
サ217を介してスライドテーブル218に固定され
る。ベース板405には、バキューム穴、及びそれにつ
ながるチューブ222があり、外部からバキューム吸引
する機構を有する。
【0046】本実施例のカラーフィルタ製造装置は、複
数のスライダユニット402にインクジェットヘッドユ
ニット304がそれぞれ設けられた構成になっており、
それぞれが並列的に描画処理を行なうことで、高い生産
性が得られる。
【0047】
【発明の効果】上述のように、請求項1に記載のダブル
スライド装置は、第1のスライダが第2のガイドレール
のストローク範囲へ(又は第2のスライダが第1のガイ
ドレールのストローク範囲へ)移動することが可能とな
ることにより、ほぼ1個分のスライド装置のスペースで
2個のスライダを往復移動させることが可能となり、コ
ンパクト性に優れたダブルスライド装置とすることが出
来る。
【0048】請求項2に記載のダブルスライド装置は、
第1のスライダが第2のガイドレールのストローク範囲
ヘ(又は第2のスライダが第1のガイドレールのストロ
ーク範囲へ)移動することが可能になると共に、従来の
ロータリエンコーダによるスライド装置に比べ1/10
以下の高精度位置決めが可能となり、また、従来のリニ
アスケールによるスライド装置に比べ1/8〜1/2の
時間で位置決めが可能となる。すなわち、従来のほぼ1
個分のスライド装置のスペースで2個以上のスライダを
高速・高精度に位置決めすることが可能となり、コンパ
クト性に優れた高速・高精度なダブルスライド装置を構
成することが出来る。
【0049】請求項3に記載のダブルスライド装置は、
モータ、ロータリエンコーダ、リニアスケールというハ
ード構成及び接続を変えることなく、リニアスケール
だけのスライド装置に比べて位置決め時間が1/8〜1
/2に高速化され、ロータリエンコーダだけのスライ
ド装置に比べて位置決め精度が1/10以下に高精度化
される効果がある。また、選択手段による位置フィード
バック切り替え方式は、高精度位置決めが必要なエリア
だけの短かいリニアスケールを付ければ良いため、低額
で精度の高いダブルスライド装置を構成することが出来
る。
【0050】請求項4に記載のダブルスライド装置は、
上記のダブルスライド装置の速度制御の手段としてタコ
ジェネレータを使用せず、ロータリエンコーダの出力を
F/V変換して速度制御に使用することに限定している
点であり、タコジェネレータの設置スペースや配線が不
要となる。位置決め時間、位置決め精度は、請求項3に
記載のダブルスライド装置と同等な効果が得られる。
【0051】請求項5に記載のダブルスライド装置は、
上記のダブルスライド装置の効果に加えて、前記スライ
ダに範囲センサが設けられ、リニアスケールによる位置
フィードバックとロータリエンコーダによる位置フィド
バックとの選択手段による切り替えを行う際、スライダ
を安全かつ効率的に移動させることが可能な暴走回避策
を備えたダブルスライド装置を構成することが出来る。
【0052】請求項6に記載のダブルスライド装置は、
第1のスライダが第2のガイドレールのストローク範囲
ヘ(又は第2のスライダが第1のガイドレールのストロ
ーク範囲へ)移動することが可能となる。しかも、従来
のロータリエンコーダによるスライド装置に比べ1/1
0以下の高精度位置決めが可能となり、また従来のリニ
アスケールによるスライド装置に比べ1/8〜1/2の
時間で位置決めが可能となる。さらに、少なくとも2個
のスライダが共通のガイドレールをガイドにして往復移
動する構成を有さない場合も含めて、ボールネジや軸受
ナット、往復移動用ガイドレールやガイド軸受等からの
発塵をすべて吸引出来、該カバーの外部への発塵を完全
に防止できる。また、スライダのストロークが長くてカ
バーが自重で垂れ下がっても、直接スライダに接触せず
ボールベアリングで支持するためにコロガリ接触とな
り、発塵の減少、カバーの耐久性を格段に向上させるこ
とが出来る。また、バキューム吸引穴をモータの近くに
開けることによりモータの発熱防止にも効果がある。す
なわち、従来のほぼ1個分のスライド装置のスペースで
2個以上のスライダを高速・高精度に位置決めすること
が可能となり、コンパクト性に優れた高速・高精度な、
発塵のないクリーンなダブルスライド装置を構成するこ
とが出来る。
【0053】請求項7に記載のカラーフィルタ製造装置
は、同装置のヘッド位置調整ユニットに上記のダブルス
ライド装置を活用して構成したものである。すなわち、
往復移動方向は従来のほぼ1個分のスライド装置のスペ
ースで2個以上のスライダを高速・高精度に位置決めす
ることが可能となり、コンパクト性に優れた高速・高精
度な、発塵のないクリーンなダブルスライド装置を構成
することにより、コンパクトで高速・高精度な、発塵の
ない、暴走回避策を備えたクリーンなカラーフィルタ製
造装置を提供することが出来る。さらに、請求項7に記
載のカラーフィルタ製造装置を用いてカラーフィルタを
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るダブルスライド装置
の平面図である。
【図2】 本実施例のダブルスライド装置の正面断面図
である。
【図3】 本実施例のダブルスライド装置の側面断面図
である。
【図4】 本実施例のボールベアリング223の構造を
示す図である。
【図5】 本実施例のダブルスライド装置の外観図を示
す。
【図6】 本実施例のスライダの位置決め制御方式を示
す図である。 (a)ロータリエンコーダフィードバックの場合。 (b)リニアスケールフィードバックの場合。
【図7】 本発明の一実施例に係るカラーフィルタ製造
装置の全体図である。
【図8】 本実施例のカラーフィルタ製造装置のヘッド
位置調整ユニットを示す図である。
【図9】 従来の直線往復移動・位置決めスライド装置
の一例の構成を示す図である。
【符号の説明】
101:ベース板、102:ガイドレール、103:ス
ライダ、104:ボールネジ、105,106:ボール
ベアリング、107:支持部品、108:モータ、10
9:支持部品、110:カップリング、111:ロータ
リエンコーダ、201:ベース板、202:ガイドレー
ル、203,204:スライダ、205:ボールネジ、
206,208:支持部品、207,209:ボールベ
アリング、210:軸受ナット、211:モータ、21
2:支持部品、213:カップリング、214:ロータ
リエンコーダ、215:リニアスケール、216:カバ
ー、217:スペーサ、218,219:スライドテー
ブル、220:バキューム吸引穴、221:継手、22
2:チューブ、223:ボールベアリング、224:支
持部、225:軸受本体、226:リング、301:本
体定盤、302:除振台、303:XYステージ、30
4:インクジェットヘッドユニット、305:基板、3
06:アライメント検出用光学系、307:Z検出用光
学系、308:着弾位置検出用光学系、309:ヘッド
位置調整ユニット、310:測長用のレーザ、311:
平面ミラー、312:クリーニングユニット、313:
キャップユニット、314:洗浄ユニット、315:
(移動)駆動系、401:ダブルスライド装置、40
2:スライダユニット、403:角度回転機構、40
4:描画ヘッド、405:ベース板、406:スライ
ダ、407:カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 FA15 FB01 FB08 HA38 2C480 CA01 CA09 CA31 CA33 CA55 CB34 CB35 DA28 2H048 BA02 BA11 BA64 BB02 BB42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一直線上を往復移動するスライダを少
    なくとも2個備え、モータと、該モータの回転を直線移
    動に変換するボールネジと、前記スライダの位置を検出
    する位置検出器とを具備し、指令により、各々の前記ス
    ライダを指定位置に位置決めするダブルスライド装置に
    おいて、 各々の前記スライダがそれぞれ往復移動するために共通
    のガイドレールをガイドとして有することを特徴とする
    ダブルスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出器は、ロータリエンコーダ
    とリニアスケールであって、 前記ロータリエンコーダによる位置フィードバックと前
    記リニアスケールによる位置フィードバックとを指令に
    より切り替える選択手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のダブルスライド装置。
  3. 【請求項3】 同一直線上を往復移動するスライダを少
    なくとも2個備え、モータと、該モータの回転を直線移
    動に変換するボールネジと、前記スライダの位置を検出
    する位置検出器とを具備し、指令により、各々の前記ス
    ライダを指定位置に位置決めするダブルスライド装置に
    おいて、 前記位置検出器は、ロータリエンコーダとリニアスケー
    ルであり、 前記ロータリエンコーダによる位置フィードバックと前
    記リニアスケールによる位置フィードバックとを指令に
    より切り替える選択手段を有することを特徴とするダブ
    ルスライド装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータリエンコーダによる位置フィ
    ードバックでは、前記ロータリエンコーダの出力を位置
    制御と速度制御に使用する方式とし、 前記リニアスケールによる位置フィードバックでは、前
    記リニアスケールの出力を位置制御に、前記ロータリエ
    ンコーダの出力を速度制御に使用する方式とすることを
    特徴とする請求項2又は3に記載のダブルスライド装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ロータリエンコーダによる位置フィ
    ードバックから前記リニアスケールによる位置フィード
    バックへ前記選択手段により切り替える際、前記リニア
    スケールによる位置フィードバック制御への切り替えが
    可能な範囲か否かを前記スライダに付けられた範囲セン
    サにより確認されることを特徴とする請求項2〜4のい
    ずれかに記載のダブルスライド装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記スライダ、前記モータ、
    前記ボールネジ、及び前記位置検出器からなる前記ダブ
    ルスライド装置の機構をカバーで囲み、前記スライダと
    該カバーとの間にボールベアリングを備え、該カバーで
    囲まれた空間の大気をバキューム吸引する機構を有する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のダブ
    ルスライド装置。
  7. 【請求項7】 レッド、ブルー、グリーン3色のインク
    ジェットをそれぞれ生じさせる少なくとも2組の描画ヘ
    ッドと、前記インクジェットによる描画によってカラー
    フィルタが形成される基板を搭載して移動する移動手段
    と、前記基板と描画ヘッドとを位置合せする位置合せ手
    段とを具備するカラーフィルタ製造装置において、 前記位置合せ手段は、前記描画ヘッドを位置決めするた
    めの機構を備え、該機構に請求項1〜6のいずれかに記
    載のダブルスライド装置を有することを特徴とするカラ
    ーフィルタ製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のカラーフィルタ製造装
    置を用いて製造されたことを特徴とするカラーフィル
    タ。
JP2000132325A 2000-05-01 2000-05-01 ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ Pending JP2001317604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132325A JP2001317604A (ja) 2000-05-01 2000-05-01 ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132325A JP2001317604A (ja) 2000-05-01 2000-05-01 ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001317604A true JP2001317604A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18641053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000132325A Pending JP2001317604A (ja) 2000-05-01 2000-05-01 ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001317604A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004313908A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置の塵埃排気装置およびこれを備えた液滴吐出装置、並びに電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器
JP2006017292A (ja) * 2004-06-02 2006-01-19 Sk Machinery Kk 送り装置
EP2182627A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-05 Robert Bosch GmbH Method and apparatus for controlling a linear motion system
JP2011148025A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Murata Machinery Ltd 工作機械の送り制御装置
CN107086436A (zh) * 2017-06-09 2017-08-22 太仓市霍普思机械技术有限公司 一种断路器的安装支架
CN109027560A (zh) * 2018-09-13 2018-12-18 深圳市三阶微控实业有限公司 一种高精度xy移动平台及其实现方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004313908A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置の塵埃排気装置およびこれを備えた液滴吐出装置、並びに電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器
JP2006017292A (ja) * 2004-06-02 2006-01-19 Sk Machinery Kk 送り装置
EP2182627A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-05 Robert Bosch GmbH Method and apparatus for controlling a linear motion system
WO2010049098A2 (en) * 2008-10-31 2010-05-06 Robert Bosch Gmbh Method and apparatus for controlling a linear motion system
WO2010049098A3 (en) * 2008-10-31 2010-07-29 Robert Bosch Gmbh Method and apparatus for controlling a linear motion system
US8686669B2 (en) 2008-10-31 2014-04-01 Robert Bosch Gmbh Method and apparatus for controlling a linear motion system
JP2011148025A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Murata Machinery Ltd 工作機械の送り制御装置
CN107086436A (zh) * 2017-06-09 2017-08-22 太仓市霍普思机械技术有限公司 一种断路器的安装支架
CN109027560A (zh) * 2018-09-13 2018-12-18 深圳市三阶微控实业有限公司 一种高精度xy移动平台及其实现方法
CN109027560B (zh) * 2018-09-13 2020-09-15 深圳市三阶微控实业有限公司 一种高精度xy移动平台及其实现方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4481576B2 (ja) ペースト塗布装置
US5939852A (en) Stage feeding device
US6891601B2 (en) High resolution, dynamic positioning mechanism for specimen inspection and processing
JP6876470B2 (ja) ワーク加工装置、ワーク加工方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2013012754A (ja) アライメント機能付きステージ及びこのアライメント機能付きステージを備えた処理装置並びに基板アライメント方法
JPH0582998A (ja) 部品取付装置
JP2001317604A (ja) ダブルスライド装置、及びそれを用いたカラーフィルタ製造装置、及びカラーフィルタ
US5330089A (en) Polar bond head
CN112319056B (zh) 一种喷头调整装置及其调整方法和喷墨打印设备
US20050005722A1 (en) Positioning device
JP4478656B2 (ja) ペースト塗布方法
CN210589272U (zh) 一种二自由度宏微精密定位平台装置
JPH07266154A (ja) 部品の保持ヘッド
KR100628457B1 (ko) 레이저 가공 장치의 구동부
JP2952166B2 (ja) 門型駆動装置
JPH04322982A (ja) 直角座標型ロボット
JP2004084683A (ja) アクチュエータ及びアクチュエータを用いた画像検査装置
JPH11142557A (ja) 垂直ステージ装置
US7071583B2 (en) Uniaxial drive unit
JP2018122304A (ja) インクジェット装置、ノズルヘッドの位置決め方法及びプログラム
JPH08250558A (ja) ウェーハプローバ
JPH09131631A (ja) Xyテーブル付き加工機
JPH05138564A (ja) ヘツド部駆動方法及び機構
CN117348349A (zh) 用于晶圆光刻的平面转动机构、微动台以及宏微运动平台
JP2002331439A (ja) 工作機械