JP2001317201A - 側溝形成用型枠 - Google Patents

側溝形成用型枠

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JP2001317201A
JP2001317201A JP2000138538A JP2000138538A JP2001317201A JP 2001317201 A JP2001317201 A JP 2001317201A JP 2000138538 A JP2000138538 A JP 2000138538A JP 2000138538 A JP2000138538 A JP 2000138538A JP 2001317201 A JP2001317201 A JP 2001317201A
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JP
Japan
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shaped steel
steel plates
forming
side ditch
gutter
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JP2000138538A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hatanaka
裕之 畑中
Katsuto Hattori
克人 服部
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側溝形成用型枠の解体後に、はつり作業や捕
修作業および後処理コストが不要となり、かつ、形成し
た側溝の寸法精度が向上できる転用が可能な側溝形成用
型枠を提供することを目的とする。 【解決手段】 建築付帯外構工事や地下駐車場等におけ
る側溝を形成するのに使用される側溝形成用型枠であっ
て、前記側溝Gの幅Wと高さHに加工された左右対称に
対向する2枚のL字型鋼板1,2と、前記2枚のL字型
鋼板1,2のそれぞれ上部長手方向の内側に、対向する
ように固着される2本の山形鋼3,4と、前記2本の山
形鋼3,4の上部にそれぞれ設けられる2個の把持部
5,6と、前記2枚のL字型鋼板1,2のそれぞれ上部
長手方向の外側に、山形鋼と略並行して固着される2本
の幅止め材7,8と、前記側溝の底部中央で前記2枚の
L字型鋼板1,2を内側で繋ぎ止める蝶番9とから構成
されることを特徴とする側溝形成用型枠を解決手段とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築付帯外構工
事、或いは地下駐車場における側溝を形成するのに使用
する側溝形成用型枠に関し、さらに詳しくは、鋼製の転
用可能な側溝形成用型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築付帯外構工事、或いは地下駐
車場における側溝を形成するための側溝形成用型枠10
0は、図2に示すように、ベニヤ板101および浅木1
02を使用した溝形(上部を開口)の型枠が使用されて
いる。また、現場で必要になるとその都度新しく製作さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
側溝形成用型枠100は、ベニヤ板101および浅木1
02を使用して製作していたので以下のような問題点が
あった。 1.側溝形成用型枠100の解体後にベニヤ板101や
浅木102の食い込み部のはつり作業や補修作業が必要
となる。 2.側溝形成用型枠100の解体時にベニヤ板101や
浅木102を破損するケースが多く、型枠の転用が困難
となり、産業廃棄物として処理するコストや現場でベニ
ヤ板101や浅木102を焼却するためのコストが掛か
る。 3.さらに、ベニヤ板101や浅木102を使用して側
溝形成用型枠100を製作すると、形成した側溝の寸法
精度を確保するのが困難である。
【0004】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであって、側溝形成用型枠の解体後に、はつり
作業や捕修作業および後処理コストが不要となり、か
つ、形成した側溝の寸法精度が向上できる転用が可能な
側溝形成用型枠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、建築付帯外構工事や地下
駐車場等における側溝を形成するのに使用される側溝形
成用型枠であって、前記側溝の幅と高さに加工された左
右対称に対向する2枚のL字型鋼板と、前記2枚のL字
型鋼板のそれぞれ上部長手方向の内側に、対向するよう
に固着される2本の山形鋼と、前記2本の山形鋼の上部
にそれぞれ設けられる2個の把持部と、前記2枚のL字
型鋼板のそれぞれ上部長手方向の外側に、山形鋼と略並
行して固着される2本の幅止め材と、前記側溝の底部中
央で前記2枚のL字型鋼板を内側で繋ぎ止める蝶番とか
ら構成されることを特徴とするものである。
【0006】このように側溝形成用型枠を、側溝の幅と
高さに加工された左右対称に対向する2枚のL字型鋼板
と、前記2枚のL字型鋼板のそれぞれ上部長手方向の内
側に、対向するように固着される山形鋼と、前記山形鋼
の上部にそれぞれ設けられる把持部と、前記2枚のL字
型鋼板のそれぞれ上部長手方向の外側に、山形鋼と並行
して固着される2本の幅止め材と、前記側溝の中心底部
で2枚のL字型鋼板を内側で繋ぎ止める蝶番とから構成
することにより、側溝形成用型枠を使用する時は、上部
を前記2本の幅止め材で固定して側溝幅と通りを確保
し、側溝形成用型枠を脱型する時には、側溝用コンクリ
ートを打設・硬化後に前記2本の幅止め材を撤去し、蝶
番を軸として内側に型枠を倒すようにすることにより側
溝形成用型枠を容易に上方に引き抜くことができる。そ
の結果、木材で側溝形成用型枠を製作していた在来法で
必要となっていたはつり作業や捕修作業および後処理コ
ストが不要となり、かつ、形成した側溝の寸法精度が向
上できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る側溝形成用型枠につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る側
溝形成用型枠を使用して側溝を形成する場合の一実施の
形態を示す簡略図である。本発明に係る側溝形成用型枠
は、図1の(a)乃至(c)に示すように、側溝Gの幅
Wと高さHの寸法に加工された左右対称に対向する2枚
のL字型鋼板1,2と、前記2枚のL字型鋼板1,2の
それぞれ上部長手方向の内側に、対向するように固着さ
れる2本の山形鋼3,4と、前記2本の山形鋼3,4の
上部にそれぞれ設けられる2個の把持部5,6と、前記
2枚のL字型鋼板1,2のそれぞれ上部長手方向の外側
に、山形鋼と略並行して固着される2本の幅止め材7,
8と、前記側溝Gの底部中央で前記2枚のL字型鋼板
1,2を内側で繋ぎ止める蝶番9と、から主要部が構成
される。
【0008】2枚のL字型鋼板1,2は、定尺の鋼板を
加工して成形される。2枚のL字型鋼板1,2は、左右
対称に対向するように設けられ、側溝Gの底部中央で鋼
板の端面を突き合わされ、蝶番9により内側(内面)で
繋がれている。このように定尺の鋼板を用いることによ
り板取り作業の簡素化と寸法精度の向上が図れる。ま
た、2枚のL字型鋼板1,2を左右対称に対向するよう
に設け、側溝Gの底部中央で鋼板の端面を突き合わして
蝶番9を使って内側(内面)を繋ぐことにより、側溝の
形状に好適に適合させることができる型枠を形成でき
る。
【0009】山形構3,4は、前記2枚のL字型鋼板
1,2のそれぞれ上部長手方向の内側に、離隔して対向
するように固着され、その上部には把持部5,6が設け
られている。このように山形構3,4を、2枚のL字型
鋼板1,2のそれぞれ上部長手方向の内側に、離隔して
対向するように固着することにより型枠全体の剛性を補
強できる。
【0010】把持部5,6は、形状が鎹状(開口部を下
にしたコの字形)であり、側溝形成用型枠を脱型する時
に人が把持するために設けられる鋼製の部材である。把
持部5,6の取り付け場所は、山形構3,4の長手方向
端部が好ましい。このように把持部5,6の形状を鎹状
にすることにより把持しやすくなるので上方に脱型する
時の作業が容易になる。
【0011】幅止め材7,8は角材(例えば角パイプ)
であり、2枚のL字型鋼板3,4のそれぞれ上部長手方
向の外側に、前記山形鋼3,4と並行して固着される。
幅止め材7,8の外側面には2つのフランジ部10,1
1が設けられている。このように角材7,8を型枠上部
に固定してコンクリートを打設・硬化させることによ
り、側溝Gの幅Wと段差部長手方向の通り(直線性)を
確保できる。
【0012】蝶番9は、側溝Gの中で左右対称に対向す
るように設けられる2枚のL字型鋼板1,2を、側溝G
の底部略中央部の位置で、内側(内面)を繋ぎ止めてい
る金具である。蝶番9の個数は、図1では1個であるが
複数個設けても良い。このように蝶番9を設けることに
より、2枚のL字型鋼板1,2のうちのいずれか一方を
軸として他方が自由に回転できるようになり、側溝の中
央部で2枚のL字型鋼板1,2を内側に折り曲げること
が可能となる。
【0013】これらから構成される側溝形成用型枠の作
用について図1の(a)乃至(c)を参照して説明す
る。 1.現場で、図1(a)に示すように、幅止め材7,8
のフランジ部10,11と、ナット15,16と、アン
カーボルト(螺子ボルト)12,13および棒鋼14を
使用して、コンクリートを打設した時に側溝形成用型枠
全体が浮き上がらないように固定する。 2.前記側溝形成用型枠の周りに生コンクリートを打設
し、生コンクリートを硬化させる。 3.硬化後、図1(b)に示すように、浮き上がり防止
用の前記ナット15,16のみを取り外し、側溝形成用
型枠を脱型するために把持部5,6を把持して、2枚の
L字型鋼板1,2のうちのいずれか一方を軸として他方
を蝶番9の周りに回転し離型させる。離型した側溝形成
用型枠を上方に引き上げる。 4.次に、形成した側溝Gの溝と壁にモルタルMを塗布
する。 5.モルタルMが乾燥したら、側溝Gの上部の段差部に
蓋となるグレーティング17を設ける。側溝形成作業終
了。
【0014】
【発明の効果】以上の構成と作用からなる本発明によれ
ば、以下の効果が得られる。 (1)在来工法と比較して、型枠解体後の浅木或いはベ
ニヤ板の食い込みによるはつり作業や補修作業などが無
くなり側溝の施工品質および寸法精度が向上する。 (2)側溝形成用型枠の転用回数が増加することにより
トータルコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側溝形成用型枠を使用する場合の
一実施の形態を示す図である。
【図2】従来の側溝形成用型枠を示す図である。
【符号の説明】
1,2 L字型鋼板 3,4 山形鋼 5,6 把持部 7,8 幅止め材 9 蝶番 10,11 フランジ部 12,13 アンカーボルト(螺子ボルト) 14 棒鋼 15,16 ナット G 側溝 H 高さ W 幅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築付帯外構工事や地下駐車場等におけ
    る側溝を形成するのに使用される側溝形成用型枠であっ
    て、 前記側溝の幅と高さに加工された左右対称に対向する2
    枚のL字型鋼板と、 前記2枚のL字型鋼板のそれぞれ上部長手方向の内側
    に、対向するように固着される2本の山形鋼と、 前記2本の山形鋼の上部にそれぞれ設けられる2個の把
    持部と、 前記2枚のL字型鋼板のそれぞれ上部長手方向の外側
    に、山形鋼と略並行して固着される2本の幅止め材と、 前記側溝の底部中央で前記2枚のL字型鋼板を内側で繋
    ぎ止める蝶番と、から構成されることを特徴とする側溝
    形成用型枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718753B1 (ko) 2006-08-07 2007-05-15 벽산엔지니어링주식회사 콘크리트 구조물내 배수로 시공용 성형틀
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