JP2001315960A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2001315960A
JP2001315960A JP2000136280A JP2000136280A JP2001315960A JP 2001315960 A JP2001315960 A JP 2001315960A JP 2000136280 A JP2000136280 A JP 2000136280A JP 2000136280 A JP2000136280 A JP 2000136280A JP 2001315960 A JP2001315960 A JP 2001315960A
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tray
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moving
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JP2000136280A
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English (en)
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Nobuaki Oki
信昭 大木
Susumu Yoshida
進 吉田
Takashi Futamura
孝 二村
Katsumi Morita
勝巳 森田
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MEIDEN ENGINEERING CO Ltd
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
MEIDEN ENGINEERING CO Ltd
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面型表示装置や半導体デバイス等の製造現
場における基板の搬送を効率よく行うことができる基板
搬送装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の基板搬送装置10は、第1の搬
送方向及びこの第1の搬送方向に直角の第2の搬送方向
に並設され且つそれぞれが基板14を待機させることの
できる複数のエリア22に区画された搬送面16と、こ
の搬送面上で基板を移動させると共に、第1の搬送方向
又は第2の搬送方向において隣合うエリア間で基板を移
動させる基板移動手段24とを備えることを特徴として
いる。このような構成においては、基板の追越しや迂
回、逆送が可能となり、基板搬送装置内での基板の渋滞
の軽減を図ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型表示装置
(フラットパネルディスプレイ)や半導体デバイス等の
製造現場において薄型の加工対象物である基板を搬送す
るための基板搬送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な基板搬送技術としては、
例えば液晶パネルのアレイ工程においてみられるものが
ある。この工程では、加工対象物であるガラス基板を2
0枚程度カセットと呼ばれる箱に入れ、一括して搬送す
るバッチ方式の搬送が普及している。これは、液晶パネ
ルの製造が始まった初期の頃は基板の大きさが未だ小さ
く、基板処理装置や搬送系の信頼性も低かったため一枚
一枚を運ぶよりもカセット単位で人力により運んだ方が
有効と考えられていたためである。しかし、近年の基板
の大型化、大口径化に伴い、基板を納めるカセットの外
形や重さが非常に大きなものとなり、人力での搬送が困
難になってきている。
【0003】このため、近年においては、天井走行台車
や無人搬送車のような自動搬送機器を用いて工程間搬送
等の比較的長い距離の搬送と工程内搬送等の比較的短い
距離の搬送とを組み合せるジョブショップ方式が一般的
となっている、しかしながら、天井走行台車や無人搬送
車等の自動搬送機器は人間と比べて運用の柔軟さに欠け
る、搬送速度が遅い、比較的大型であるために工程内に
多くの機器を配置できない、等の理由から、基板処理装
置が必要とする時に迅速にカセットを投入したり、処理
の終了した基板を納めたカセットを回収することが困難
となっている。そこで、基板処理装置側ではバッファス
テーションを設けて常に基板処理装置に未処理のカセッ
トと処理済みのカセットをストックすることにして対応
している。
【0004】この結果として製造現場には常に多くの仕
掛在庫が存在することになり、製造コストを押し上げ、
また原材料投入から最終製品完成までの製造期間が非常
に長いものとなり、投資から販売による資金回収までの
サイクルを長いものにしている。
【0005】このような仕掛在庫を減らして、製造期間
を短縮するための試みとして、従来からカセットを使用
せずに基板を1枚ずつ流していく枚葉搬送が種々提案さ
れている。
【0006】従来一般の枚葉式の基板搬送装置として
は、連続する基板処理装置の基板搬出入口をベルトコン
ベアのようなコンベヤで結び、それによりある一定のタ
クトを持って基板を1枚ずつ連続して流すものが考えら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
一般の枚葉式の基板搬送装置はベルトコンベヤに代表さ
れるコンベヤから構成されているが、このようなコンベ
ヤは通常、搬送路が1本のみとなるため、次のような問
題がある。
【0008】すなわち、従来の枚葉式の基板搬送装置で
は、搬送系の一部が故障した場合に全体の搬送系も止ま
ってしまう。また、実際の製造現場では後から処理され
た基板を優先して処理を行わなければならない場合があ
るが、上記の従来構成では追越し処理ができない。更
に、各基板処理装置のタクトタイムをそろえることは非
常に困難であるために、最も長い処理に制限されてしま
う。これらの理由により、従来の枚葉式基板搬送装置で
は、搬送路中に多くの基板が渋滞してしまい全体として
の生産性は上がらず、仕掛在庫の削滅と製造期間の短縮
という要請を満足するには至っていないのが実状であ
る。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、平面型表示装置や半導体デバイス
等の製造現場における基板の搬送を効率よく行うことが
できる新規な基板搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による基板搬送装置は、第1の搬送方向及び
この第1の搬送方向に直角の第2の搬送方向に並設され
且つそれぞれが基板を待機させることのできる複数のエ
リアに区画された搬送面と、この搬送面上で基板を移動
させると共に、第1の搬送方向又は第2の搬送方向にお
いて隣合うエリア間で基板を移動させる基板移動手段と
を備えることを特徴としている。
【0011】特に、エリアは第1の搬送方向に沿って少
なくとも2列に整列されていることが好ましい。
【0012】このような構成においては、第1及び第2
の搬送方向に並べられたエリア間で基板を移動させ待機
させることができるので、基板の追越しや迂回、逆送が
可能となり、基板搬送装置内での基板の渋滞の軽減を図
ることが可能となる。
【0013】また、基板をそのまま搬送することも可能
であるが、トレーに載置させた状態で搬送すれば、基板
の傷や破損等を防止でき、裏面側の汚染も防止できる。
【0014】このトレーの基板載置面を傾斜させた場
合、トレー自体の底面の面積が小さくなるので、基板搬
送装置の搬送面を縮小することが可能となる。
【0015】勿論、この基板搬送装置は、カセットを用
いることで、このカセットに複数枚の基板を収納した状
態で搬送することもできる。
【0016】なお、第1の搬送方向及び第2の搬送方向
のそれぞれにおいて所定数となるようエリアをユニット
化し、各ユニット毎に基板の移動を制御することが、制
御アルゴリズムを単純化することになり、好適である。
【0017】また、本発明による基板搬送装置は、搬送
面を包囲するエンクロージャと、このエンクロージャ内
を清浄化するための空気清浄化手段とを更に備えること
が望ましい。比較的狭い空間であるエンクロージャ内を
清浄化することは、基板搬送装置が設置される室内を清
浄化するよりも容易であり、汚染を嫌う基板に対して特
に有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。なお、全図を通
して同一又は相当部分には同一符号を付することとす
る。
【0019】図1は、本発明による基板搬送装置の一実
施形態を示す平面図である。図示の基板搬送装置10
は、複数台のCVD装置やエッチング装置等の基板処理
装置12に対して基板を枚葉搬送するためのものであ
る。また、この基板搬送装置10は種々の基板に対して
適用可能であるが、この実施形態では、最終的には平面
型表示装置となる矩形のガラス基板14を扱うものとす
る。
【0020】図1において、符号16は基板搬送装置1
0の搬送面の一部を示しており、この搬送面16上をガ
ラス基板14が移動するようになっている。搬送面16
は水平面であり、この実施形態では、図2にも示すよう
に、水平に設置された平板18の上面から所定距離離れ
た位置で水平に延びる面として規定されている。なお、
このガラス基板14は、薄く大型であるため破損し易
く、また、基板搬送装置10の構成要素16との接触に
よるパーティクルの付着を防止する必要があるので、ト
レー20に載置した状態で搬送させることとしている。
【0021】搬送面16は、図1において中抜き矢印で
示す第1の搬送方向(以下「主搬送方向」という)と、
この主搬送方向に直角の第2の搬送方向(以下「横方
向」という)とに沿って格子状に配列された複数の同一
形状のエリア(図1において破線により画された矩形領
域)22に区画されている。各エリア22は、ガラス基
板14、すなわちトレー20が待機されるエリアであ
り、トレー20はこれらのエリア22間を主搬送方向又
は横方向に間欠的に移動される。
【0022】トレー20がエリア22の所定位置に待機
された状態、典型的にはトレー20の中心点とエリア2
2の中心点がほぼ一致した状態では、当該トレー20の
一部が隣接のエリア22に掛かることがないよう、エリ
ア22の形状と寸法が定められている。具体的には、エ
リア22はトレー20と同形の矩形とし、トレー20の
寸法よりもやや大きい程度とすることが好ましい。
【0023】主搬送方向に連なるエリア列は主搬送路を
構成するものであり、主搬送路が2本以上、図示実施形
態では3本となるようにエリア22が配列されている。
従って、各エリア列を3個のトレー20が同時に並んで
進むことができ、また、上述したようにトレー10は横
方向にも移動可能となっている。よって、一のエリア列
を進んでいるトレー20を適時、他のエリア列に移動さ
せ、必要ならばそこで待機させることもできる。このよ
うな動きはトレー20の追越しやすれ違いを可能とする
ものである。
【0024】隣合うエリア22間でトレー20を移動さ
せる機構としては種々考えられる。一例としては、図2
に示すようなトレー移動機構(基板移動手段)24があ
る。このトレー移動機構24は、楕円軌道26に沿って
正逆両方向に楕円運動するように配置された回転体28
を備えている。この回転体28は、図示しない駆動源及
び伝動機構により等速楕円運動を行うよう構成されてい
る。また、回転体28は上下方向に貫通する貫通孔30
を有しており、楕円運動時においてこの貫通孔30が常
に垂直に維持されるようになっている。回転体28の貫
通孔30には棒状体32が摺動可能に配置されている。
棒状体32はばね(図示せず)により支持されており、
弾性復帰可能に下方に押し込むことができる。ばねの弾
性復帰力は比較的小さく、トレー20の重量が作用した
場合には棒状体32は回転体28に対して下方に移動す
る。
【0025】棒状体32に負荷がかかっていない状態に
おいては、棒状体32の上端部は、回転体28が楕円軌
道26の上側の長径部分にあるとき、搬送面16よりも
上方の位置に配置される。そして、回転体28が上側の
長径部分から短径部分に移り、短径部分の適所に達する
と、棒状体32の上端部は搬送面16よりも下方に移動
する。
【0026】棒状体32はトレー20の裏面に形成され
た凹部34と協働してトレー20を水平に移動させる。
すなわち、トレー20が一のエリア22の所定位置に配
置されており、且つ、回転体28が楕円軌道26の一方
(図2の左側)の短径部分の最外部にある状態(図2で
実線で示す状態))から、回転体28を矢印の方向に等
速楕円運動させると、棒状体32が上方に移動し、その
上端部がトレー20の凹部34に嵌合する。更に、同方
向に回転体28の楕円運動を続けると、棒状体32の移
動に伴ってトレー20は搬送面16に沿って隣接のエリ
ア22に移動する。この際、回転体28が楕円軌道26
の長径部分にあるとき、棒状体32の上端は搬送面16
からトレー20の凹部34の深さよりも高く突出しよう
とするが、棒状体32を弾性的に支持しているばねのば
ね力は弱いので、棒状体32は回転体28に対して下方
に移動し、トレー20は持ち上がることはない。回転体
28が楕円軌道26の長径部分から他方の短径部分に移
動すると、棒状体32の上端部はトレー20の凹部34
から離れ、トレー20は停止する。この時、トレー20
は隣接のエリアの所定位置に配置される。
【0027】ところで、回転体28の楕円運動は等速楕
円運動であるため、回転体28が楕円軌道26の短径部
分から長径部分まで移動する際、棒状体32の水平方向
における移動速度は徐々に加速する。また、回転体28
が長径部分を移動する際は、棒状体32の水平移動速度
は比較的高速であり、長径部分から短径部分に移ると、
棒状体32は徐々に減速していく。従って、トレー10
は始動時、停止時はゆっくり加速、減速され、その中間
では高速で安定的に移動される。このような動きは、傷
付き易く汚染され易いガラス基板14を搬送する場合に
適している。かかる動作をコンピュータによるモータの
回転速度制御で達成しようとすると、高価な電子制御シ
ステムを構築する必要があるが、図2に示す機械的なシ
ステムでは安価に構成することができる。
【0028】なお、図示実施形態では搬送面16の下側
には平板18が配置され、回転体28及びその駆動機構
等は平板18の下側に配置されているため、棒状体32
は平板18に形成された長孔36を通って搬送面16に
突出させる必要がある。こような配置構成としたのは、
トレー移動機構24の駆動部を搬送面16から可能な限
り隔離し、摩耗等により駆動部から生ずるパーティクル
を平板18により遮断し、トレー20上のガラス基板1
4が汚染するのを抑制するためである。また、平板18
の上面にはボール状の受け38が所定配列で多数設置さ
れており、トレー20の重量を受け持ち、トレー20が
円滑に移動できるようにしている。
【0029】このようなトレー移動機構24は、主搬送
方向及び横方向に隣合うエリア22間にそれぞれ設けら
れており、トレー移動機構24をコンピュータ等からな
る制御装置により制御することで、トレー20を所望の
エリア22に移動させることが可能である。
【0030】ここで、トレー20を効率良く移動させる
ための、制御装置において実行可能なアルゴリズムにつ
いて、図3〜図8を参照して説明する。
【0031】例えば、図3のように搬送面のエリア22
が3×3配列のみである場合を考え、トレーをA地点か
らB地点に移動させる必要があるとするならば、最短距
離の移動方法は経路P1を選択した場合であり、経路P2
或いは他の経路を利用した場合は経路P1の場合より移
動距離が長くなる。従って、このような場合、経路P1
の経路を優先順位が第1番の第1優先路とし、経路P2
は優先順位が第2番の第2優先路とし、それぞれ制御装
置の記憶部に記憶させておく。
【0032】また、図4に示すようにトレーをA地点か
らB地点に移動させる場合、最短距離を行く方法は経路
1〜P4等、全部で6通り存在する。このような場合
は、変曲点(図4において破線の円で囲った部分)が少
ない方を優先順位が高いものとする。図4では、経路P
1と経路P2については変曲点が1個であり等価である。
経路P3と経路P4は変曲点が2個になるので、優先順位
は経路P1及びP2よりも低いものとなる。経路P1と経
路P2は等価であるので、使用者の使い勝手により右又
は左回りのどちらかの経路を常に第1優先路として、も
う一つを常に第2優先路にする方法が考えられるが、出
現確率二分の一の乱数により経路P1と経路P2が同じ頻
度で利用されるよう優先順位を付ける方法を採ってもよ
い。また、経路P3と経路P4についても同様な方法で、
第3優先路と第4優先路を決定する。このようにして定
めた優先路は制御装置に記憶される。
【0033】なお、図示しないその他の経路は変曲点が
3個であり、また、二点鎖線で示す経路P5に見られる
ような最短距離から外れる経路は、計算回数の増大を招
くため、アルゴリズムの中には入れないようにする。
【0034】以上の考え方に基づいて、3×3配列の全
体についてトレー20の移動経路とその優先順位を定
め、制御装置の記憶部に記憶しておく。そして、トレー
20の移動時にその記憶データに基づいて、関連のトレ
ー移動機構24を制御することになる。
【0035】また、移動経路の途中のエリア22に、工
程待ち等の原因により他のトレーが置かれている場合が
ある。このような障害物となるトレー(以下「障害トレ
ー」という)が上位の優先路中に存在する場合は、次の
ようにして取り扱う。
【0036】例えば図5に示すように、トレーがA地点
からB地点に移動する際、途中に障害トレーXがある場
合、先の図3の例における第1優先路P1は使えないの
で第2優先路P2を制御装置が自動的に選択するよう設
定する。
【0037】また、図6に示すような場合、本来ならば
第1優先路となる経路P1は使用できないので、第2優
先路P2を自動的に選択する。
【0038】更に、図7に示すように、本来ならば第1
と第2の優先路P1,P2となる経路の途中にそれぞれ障
害トレーX1,X2が配置されている場合、第3優先路P
3を自動的に選択する。
【0039】更にまた、図8(a)に示すように、全て
の経路の途中に障害トレーX1,X2,X3が置かれてい
るような場合には、いずれかの障害トレーX1,X2,X
3を移動させて経路を空ける必要がある。
【0040】かかる場合、図8(b)のように障害トレ
ーX1,X2を移動させて第1優先路P1を空ける方法
と、図8(c)のように障害トレーX2だけを移動させ
て第3優先路P3を空ける方法とが考えられる。かかる
場合、移動すべきトレーの数が少ない方が、トレーに載
置されているガラス基板14への影響が少ないと考えら
れるため、2個のトレーを移動させるだけで済む図8
(c)の方法を制御装置が自動的に選択するよう設定す
る。
【0041】以上から諒解される通り、このアルゴリズ
ムでは、現在移動すべきトレー20を、先ず如何に少な
い変曲点で移動できるかを計算し、次いで、如何に短い
距離で移動できるかを計算する。そして、障害トレーX
を移動経路から除かなければ移動すべきトレー20の移
動が行えない場合は、障害トレーXを如何に少ない個数
で移動できるか、次に如何に少ない変曲点の数で移動で
きるか、最後に如何に短い距離で移動経路から除くこと
ができるかを計算する。このような計算を総合的に行っ
た後、移動すべきトレー20及び障害トレーXの移動を
所定の手順に従って移動させるよう、制御装置はトレー
移動機構24に制御信号を発するのである。
【0042】上記のアルゴリスムを実装するにあたって
は、移送経路及び順序を管理する範囲をユニット化する
ことが好適である。ユニット化の方法は種々考えられる
が、横方向のエリア数を基準とし正方形のマトリックス
を構成するようユニット化することが好ましい。例えば
図1に示す構成では、横方向にはエリアが3個であるの
で、図9に概略的に示す通り3×3配列を1つの管理ユ
ニット40として扱うことができる。
【0043】各管理ユニット40には制御装置42の下
位コンピュータ44が接続されており、下位コンピュー
タ44は制御装置42の上位コンピュータ46により統
合的に制御される。
【0044】下位コンピュータ44には、各管理ユニッ
ト40における個々のエリア22の状態、すなわち適当
なセンサ(図示せず)により検出されたトレー20の有
無情報やトレー20のID情報等が入力され、また下位
コンピュータ44からの制御信号が各トレー移動機構2
4に送られるようになっている。一方、上位コンピュー
タ46は、各基板処理装置12からガラス基板14の搬
入要求信号を受け、要求されたガラス基板14の移動す
べき各管理ユニット40のエリア22を定め、移動すべ
きガラス基板14、すなわちトレー20の情報と移動先
となるエリア22を各下位コンピュータ44に送る。ま
た、上位コンピュータ46は下位コンピュータ44から
のトレー20の位置情報等を受け、搬送面16の全エリ
ア22におけるトレー20の状態をマッピングし、トレ
ー20を移動させる毎に更新するようになっている。
【0045】上位コンピュータ46により、移動すべき
トレー20、移動すべきエリア22が定まれば、各管理
ユニット40内でのトレー20の移動制御は、下位コン
ピュータ44が上述したアルゴリズムに基づいて行う。
トレー20の移動が幾つかの管理ユニット40にまたが
る場合は、通過する管理ユニット40全体で最も優先順
位が高くなるように移動経路を決定することが好まし
い。或いはまた、通過する管理ユニット40内に存在す
るトレー20のみで優先順位を計算することを基本と
し、前の管理ユニット40から入ってくる場合はそのト
レー20が完全に管理ユニット40内に入った時点で計
算の対象とし、次の管理ユニット40へ出て行く場合は
管理ユニット40から完全に出た時点で計算から除外す
るようにする等の方法を採ってもよい。
【0046】トレー20の移動の際、コンピュータ4
4,46の指示と実際の移動に差異が生じた場合は警報
を出して基板搬送装置10を停止する。かかる場合に
は、オペレータは基板搬送装置10を修理してから搬送
を再開するか、搬送異常のトレー20を迂回して他のト
レー20の搬送を行うかを選ぶことができる。
【0047】なお、各基板処理装置12と基板搬送装置
10との間のガラス基板14の受け渡しは、図1に示す
ように例えばシャトル型ロボット50やスカラー型ロボ
ット52のようなの多関節搬送ロボットを用いて行うこ
とができる。また、搬送ロボット50,52のアームに
基板搬送装置10からガラス基板14を移載させるため
に、リフト機構を備えたインタフェースステーション5
4を各基板処理装置12の近傍のエリア22に隣接して
設けておくことが望ましい。
【0048】インタフェースステーション54は基本的
には基板搬送装置10の各エリア22と同様な構成であ
り、隣接するエリア22との間のトレー移動を可能にす
るトレー移動機構(図示せず)を備えている。また、イ
ンタフェースステーション54のリフト機構としては、
図示しないが、トレー支持面よりも下方に配置された垂
直方向に延びる3本以上のリフトピンと、これらのリフ
トピンを上下動させる駆動源とを備えるものがある。こ
のリフト機構では、トレー支持面にて支持されたトレー
20の貫通孔に前記リフトピンを下方から通して上昇さ
せることで、ガラス基板14をトレー20から持ち上げ
ることができる。これによって、搬送ロボット50,5
2のアームにガラス基板14を移載することが可能とな
る。この後、搬送ロボット50,52はガラス基板14
を対応の基板処理装置12のロードロックチャンバの所
定位置にセットするのである。基板処理装置12からイ
ンタフェースステーション54で待機しているトレー2
0へのガラス基板14の移載、その後のトレー20の搬
送面16への移動は上記と逆の手順で行えばよい。
【0049】なお、上記実施形態では搬送面16は室内
で露出する構成となっているが、図10に示すように、
搬送面をエンクロージャ60で囲み、このエンクロージ
ャ60内を適当な空気清浄化ユニット62を用いて清浄
化することとしてもよい。図示の構成においては、エン
クロージャ60の上部空間に複数の空気清浄化ユニット
62が配置されている。空気清浄化ユニット62は、送
風機64と、その吐出口に設けられたフィルタ66とか
らなり、フィルタ66により清浄化された空気が搬送面
に向って流れるよう構成されている。図10の構成で
は、搬送面を規定する平板18には多数の空気孔が形成
され、或いは、平板18に代えて金網プレートが配置さ
れている。空気清浄化ユニット62からの清浄な空気
は、トレー20の表面を通り、トレー20間又はトレー
20とエンクロージャ60の内壁面との間から平板18
の空気孔を通過してエンクロージャ60の下部空間に流
れる。下部空間に集められた空気は循環ダクト68によ
りエンクロージャ60の上部空間に戻され、再循環され
る。
【0050】この一方向のみの空気の流れにより、トレ
ー20間或いはトレー20と基板搬送装置10の構成要
素との間の接触や、トレー移動機構24の駆動部の機械
的動作等により生ずるパーティクルは、清浄な空気によ
り搬送面の下方の空間に運び去られるため、ガラス基板
14が汚染されることはない。
【0051】かかる構成においては、工場の室内をクリ
ーンルームとする必要性がなくなる。また、クリーンル
ーム内を清浄化する場合に比して、エンクロージャ60
内の体積が小さいので、短時間且つ少ない動力でエンク
ロージャ60内を超清浄状態とすることも可能である。
【0052】なお、基板処理装置10に対するガラス基
板14の搬入・搬出の際に、エンクロージャ60を開放
すると、大気がエンクロージャ60に逆流する恐れがあ
る。そこで、インタフェースステーション54も同様
に、空気清浄化ユニット70を有するエンクロージャ7
2で囲むと共に、基板搬送装置10のエンクロージャ6
0との間にゲートバルブ74を設け、トレー出入時に限
りゲートバルブ74を開放することが好ましい。更に、
インターフェースステーション54と基板処理装置12
との間にも小さなクリーンルームを設けておくことが好
ましい。また、基板搬送装置10のエンクロージャ60
内が清浄度を高く保つことができるので、インタフェー
スステーション54をロードロック化して、基板処理装
置12と直接結合させることも考えられる。
【0053】勿論、空気清浄化の手段は上述したような
循環型に限られず、例えば循環ダクト68を廃した構成
とすることもできる。非循環型の構成では、基板搬送装
置10の周辺空間から空気をエンクロージャ60内に取
り入れた後、その空気を空気清浄化ユニット62にて清
浄化して下方に流し、平板18の通過後に周辺空間に排
出することとなる。このような構成においても、搬送面
の上方は清浄な空間となる。
【0054】更にまた、主搬送方向に沿っての断面図で
ある図11に示すように、エリア22を適当にユニット
化し、そのユニット(例えば前述の管理ユニット40)
間に整流板76を配置することが好適である。この整流
板76は空気清浄化ユニット62よりも下方に突出した
状態で取り付けられている。この状態において、整流板
76は空気清浄化ユニット62からの空気の流れを層流
状態に維持するよう機能する。整流板76の下縁と搬送
面との間が、トレー20の通過を許す程度の小さなもの
となっている場合には、層流状態の空気流はエアカーテ
ンとして機能するため、万が一、他のユニット40でパ
ーティクルが多量に発生しても、当該ユニット40内の
汚染を防止することができる。
【0055】なお、メンテナンス時や非常的にユニット
40間を遮断して隔離できるよう、整流板76にシャッ
タ機能を持たせることが、より効果的である。更に、エ
ンクロージャ60で搬送面16を覆った場合には、内部
を視覚により確認できるよう、エンクロージャ60にの
ぞき窓を適当な間隔で設けておくことが好ましい。
【0056】以上、本発明の好適な実施形態について詳
細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない
ことはいうまでもない。
【0057】例えばトレー移動機構ないしは基板移動手
段としては、空気浮上方式や磁気式、ベルトコンベヤ式
等、種々の変形例が考えられる。図12はベルトコンベ
ヤ式の一例であり、各エリアについて主搬送方向移動用
のベルトコンベヤ機構80と横方向移動用ベルトコンベ
ヤ機構81とを上下動可能に配設したものである。図1
2の構成では、一方のベルトコンベヤ機構80を上昇さ
せ、トレー20の下面にベルト82を接触させ、ベルト
82を循環駆動することで、所望の方向にトレー20を
移動させることができる。このベルトコンベヤ機構8
0,81は、常にトレー20にベルト82が接するわけ
ではないため、汚染の問題も少ない。従って、取り扱う
べき基板が、パーティクルや傷等に注意を払う必要のな
い場合では、基板を直接ベルト82に接触させ移動させ
ることも可能である。
【0058】また、上記実施形態では、基板を載置する
面が水平であるトレー20を用いているが、図13に示
すように、基板載置面90が傾斜したトレー92を用い
ることもできる。図13から分かるように、トレー92
はそれ自体の底面の面積が小さいものとなる。このた
め、搬送面における各エリアの面積もトレー92の底面
に合わせて小さくすることができる。これは、基板搬送
装置、ひいては製造設備の小型化を可能とする。なお、
このような傾斜基板載置面90を有するトレー92を用
いた場合、基板処理装置との間で基板14を受け渡すた
めに、インタフェーススステーションでトレー92の基
板載置面90を水平に変えることが望ましい。
【0059】更に、上記実施形態は搬送路が3本となる
形態であるが、トレー又は基板のすれ違いや追越しを可
能とするためには、主搬送方向に沿うエリア列は2列あ
れば足りる。勿論、3列以上設けた場合は、両側の2列
を主搬送路として使用し、その間のエリア列を基板の待
機用とすることができるので、より効率の良い搬送を行
うことが可能となる。
【0060】更にまた、トレーに代え、ガラス基板を複
数枚収容することのできるカセットを用いての搬送も本
発明の基板搬送装置により可能である。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、相
互に基板の受け渡しが可能な搬送路を複数本有する構成
であるので、基板の追越しやすれ違い等を可能とし、最
適なタイミングで基板処理装置に所要の基板を搬送する
ことができ、基板の渋滞を大幅に低減する等、搬送効率
を向上させることができる。また、カセットによるバッ
チ式の搬送のみならず、枚葉式の搬送も可能であるた
め、様々な思想の搬送システムに対応可能となってい
る。よって、仕掛在庫の数量の削減、工程待ち時間の削
減、材料投入から製品出荷までの製造時間の短縮、トー
タルでの投下資本の回転率の向上を可能とするものであ
る。
【0062】また、基本的に基板は水平に移動するだけ
であり、複雑な三次元の搬送機構は必要がなく、構造を
単純化、標準化することができる。これは、基板搬送装
置のユニット化を可能とするものである。ユニット化に
より、量産化が行いやすくなり、製造コストが削減され
る。また、コンピュータにより自動制御システムの構築
が容易である。更に、ユニットの組み合わせにより設計
の自由度が向上する。故障時には、そのユニットのみを
交換できる、等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板搬送装置の一実施形態を概略
的に示す平面部分図である。
【図2】エリア間でトレーを移動させるための機構を示
す概略説明図である。
【図3】障害物のない場合のトレーの移動方法を示す説
明図である。
【図4】障害物のない場合のトレーの移動方法を示す説
明図である。
【図5】障害物のある場合のトレーの移動方法を示す説
明図である。
【図6】障害物のある場合のトレーの移動方法を示す説
明図である。
【図7】障害物のある場合のトレーの移動方法を示す説
明図である。
【図8】(a)〜(c)は障害物のある場合のトレーの
移動方法を示す説明図である。
【図9】図1の基板搬送装置におけるエリアと制御装置
の関係を示す説明図である。
【図10】本発明による基板搬送装置の別の実施形態を
示す断面図である。
【図11】図10の基板搬送装置を、主搬送方向に沿っ
て断面して示す図である。
【図12】トレー移動機構の変形例を示す斜視図であ
る。
【図13】トレーの変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…基板搬送装置、12…基板処理装置、14…ガラ
ス基板、16…搬送面、18…平板、20…トレー、2
2…エリア、24…トレー移動機構(基板移動手段)、
40…管理ユニット、42…制御装置、44…下位コン
ピュータ、46…上位コンピュータ、54…インタフェ
ースステーション、60…エンクロージャ、62…空気
清浄化ユニット(空気清浄化手段)、76…整流板、8
0,81…トレー移動機構(基板移動手段)、90…基
板載置面、92…トレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 進 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 二村 孝 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 森田 勝巳 東京都品川区大崎3丁目7番9号 明電エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA05 DA01 DA05 EA18 FA02 FA03 FA07 FA11 FA12 FA14 FA18 GA43 GA47 GA48 GA51 GA52 MA28 NA02 NA08 NA16 PA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の搬送方向及び前記第1の搬送方向
    に直角の第2の搬送方向に並設され且つそれぞれが基板
    を待機させることのできる複数のエリアに区画された搬
    送面と、 前記搬送面上で基板を移動させると共に、前記第1の搬
    送方向又は前記第2の搬送方向において隣合う前記エリ
    ア間で基板を移動させる基板移動手段とを備えることを
    特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記エリアが前記第1の搬送方向に沿っ
    て少なくとも2列に整列されていることを特徴とする請
    求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 基板がトレーに載置された状態で搬送さ
    れるよう構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記トレーの基板載置面が傾斜されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
  5. 【請求項5】 複数枚の基板を収容することのできるカ
    セットに基板が収納された状態で搬送されるよう構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板
    搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の搬送方向及び前記第2の搬送
    方向のそれぞれにおいて所定数となるよう前記エリアを
    ユニット化し、各ユニット毎に基板の前記エリア間の移
    動を制御するようにしたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の基板搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送面を包囲するエンクロージャ
    と、前記エンクロージャ内を清浄化するための空気清浄
    化手段とを更に備えることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の基板搬送装置。
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