JP2001315827A - 空気取り込み部材及び該部材を備えたキャップ、該部材又は該キャップを備えた容器及び該容器を具備する装置 - Google Patents

空気取り込み部材及び該部材を備えたキャップ、該部材又は該キャップを備えた容器及び該容器を具備する装置

Info

Publication number
JP2001315827A
JP2001315827A JP2001091485A JP2001091485A JP2001315827A JP 2001315827 A JP2001315827 A JP 2001315827A JP 2001091485 A JP2001091485 A JP 2001091485A JP 2001091485 A JP2001091485 A JP 2001091485A JP 2001315827 A JP2001315827 A JP 2001315827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cap
air intake
skirt
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001091485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3886732B2 (ja
Inventor
Laforcade Vincent De
ドゥ ラフォルカド ヴァンサン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2001315827A publication Critical patent/JP2001315827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3886732B2 publication Critical patent/JP3886732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0037Containers
    • B05B11/0039Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means
    • B05B11/0044Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means compensating underpressure by ingress of atmospheric air into the container, i.e. with venting means
    • B05B11/00442Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means compensating underpressure by ingress of atmospheric air into the container, i.e. with venting means the means being actuated by the difference between the atmospheric pressure and the pressure inside the container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B9/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
    • B05B9/03Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
    • B05B9/04Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump
    • B05B9/0403Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump with pumps for liquids or other fluent material
    • B05B9/0413Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump with pumps for liquids or other fluent material with reciprocating pumps, e.g. membrane pump, piston pump, bellow pump
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/7879Resilient material valve
    • Y10T137/7888With valve member flexing about securement
    • Y10T137/789Central mount

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特にポンプが正規の位置から離されているデ
ィスペンサーに対して設計され、製作と取り付けが簡単
で経済的である空気取り込み部材を提供する。 【解決手段】 少なくとも部分的に弾性的に変形可能で
あり、作用的形状にある場合、容器内の減圧量が予め定
まった閾値より少ないときに、容器内の空気取り込み流
路のシート部に密封状態で接触する開閉部材を具備し、
予め定まった値に達するとシートから離れる方向に移動
して容器に空気を流入させ、容器内の減圧量が予め定ま
った閾値以下に戻ったときにシート部に密封状態で接触
する位置に弾性復元により戻ることが可能であり、取り
付け時には弾性的に不可逆的な変形を介して作用的形状
に置かれる部材とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性製品、例え
ば化粧用製品を収容(包装)し分配することに関する。
本発明は、容器の外部に配設されたポンプによって製品
が汲み上げられる収容(包装)及び分配方法を特に対象
とする。より一般的には、本発明は、容器の全体的なシ
ールを悪化させない空気の取り込みを伴う、それが含ん
でいる製品を分配するための任意のタイプの包装を対象
とする。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
香水の分野では、顧客が製品を購入する前にそれを試し
てみることができるようにする試験品(テスター)を提
供することは販売店にとって一般的なことである。通
常、試験品は販売を意図しているものと同じ型の製品か
らなる。これらの試験品の量は限られているが、これ
は、それらを新しくしなければならないことが多いこと
を意味している。更に、顧客による香水の評価は、試験
の地点に存在する香水の様々な瓶から生じる蒸気混合物
が含まれた大気によって悪くなることもありうる。ま
た、試験品が試験地点から<消えてしまう>こともかな
り頻繁にある。最後に、そのような販売店の設計者は、
一又は複数の試験品に対してフロントの非常に特別な位
置を提供することが必要であるため、創造性が制限され
てしまう。
【0003】そこで、上述の問題を全て解決する目的
で、香水を含んでいる容器からポンプの位置を離すこと
が提案されている。しかして、その作動部材を伴ったポ
ンプを展示カウンター上に固定して取り付け、ある長さ
の管路によって香水を含んでいる容器に接続することが
でき、その容器は顧客が近づけない装置中に位置せしめ
られる。これによって、香水瓶の盗難又は破損の危険性
はなくなる。展示カウンター上のスペースの節約はかな
りのものである。香水を含んでいる容器は、より大きな
容量のものとできる。瓶からの蒸気は閉じた装置内に留
まる。要するに、その利点は多大である。
【0004】常套的に使用されている手動操作式ポンプ
では、ポンプはシールされ、空気がポンプストロークの
底部に取り込まれる。そのような空気の取り込みは、容
器内に生じる減圧がポンプの作動を妨げることがないよ
うに、分配された製品の容積を補うために必要である。
よって、ポンプが容器に取り付けられる場合、ポンプが
操作される度に容器中への空気の取り込みが問題なく生
じる。そのような空気の取り込みは、香水の揮発性成分
が過剰な割合で蒸発するのを防ぎ、香水の官能品質を全
て保持する。
【0005】ポンプが容器から離される場合、次の問題
が生じる。(ポンプのストロークの底部位置での)空気
の取り込みがもはや生じない。容器内の過度の減圧のた
めにポンプの作動がすぐに妨げられる。しかして、非常
に揮発性の成分を含んでいるような製品では、完全なシ
ールを有していることが絶対に必要である。よって、例
えばシャンプーのような揮発性の少ない製品を収容する
装置に使用されている、制御された空気の漏洩の形に空
気の取り込みを設計することはできない。従って、本発
明の目的の一つは従来のシステムを参照しながら上述さ
れた課題を完全に又は部分的に解決することにある。
【0006】本発明の特定の目的は、特にポンプが正規
の位置から離されているディスペンサーに対して設計さ
れ、製作と取り付けが簡単で経済的である空気取り込み
部材を提供することにある。本発明の他の目的は、それ
が取り付けられている容器が適切にシールされることを
保証するかかる空気取り込み部材を製作することであ
る。更に他の目的は、容器から離されているポンプによ
って分配製品が汲み上げられる装置に装備するための空
気取り込み部材を製作することにある。他の目的は以下
の詳細な記述において明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明によれば、これらの
目的は、容器の空気取り込み流路に設けられるための部
材を製作することにより達成され、該部材は、少なくと
も部分的に弾性的に変形可能であり、該部材が作用的形
状にある場合、容器内の減圧が大気圧とは異なった予め
定まった閾値より少ないときに、容器内の空気取り込み
流路の少なくとも一部の回りに形成されたシート部に密
封状態で接触する開閉部材を具備し、該開閉部材は、予
め定まった値に達するとシートから離れる方向に移動し
て容器に空気を流入させ、容器内の減圧が予め定まった
閾差圧値未満に戻ったときにシート部に密封状態で接触
した位置に弾性復元により戻ることが可能であり、該部
材は取り付け時には弾性的に不可逆的な変形を介して作
用的形状に置かれる。本発明において、「弾性的に不可
逆的な」変形とは、部材の単純な弾性変形から生じず、
部材の変形した形状が、変形をもたらした応力が解かれ
た場合でさえ維持される変形を意味する。
【0008】よって、製品の汲み上げに応答して容器内
に生じる減圧があまりに大きくならない限り、開閉部材
は、空気取り込み流路の回りに形成されたシート部に弾
性的に当接し、よって特に容器に含まれる揮発性成分に
対して良好なシール性を保証する。減圧がある閾値に達
する場合、減圧が十分に大きくなって部材の弾性に打ち
克ち、シート部からシールを離脱させ、容器内に空気が
入るようになる。減圧が閾値以下に落ちると、開閉部材
は弾性的復元により自動的に復帰して、シート部に密封
状態で接触し、よって、かかる空気取り込み口を備えた
包装の完全なシールを再び確立する。よって、容器の内
部は、空気の進入が必要なときだけ外部と選択的に連通
せしめられる。
【0009】部材の作用的形状が取り付けの間のその弾
性的に不可逆的な変形によって得られるということは、
特にそれが成形により得られる場合に、部材を製作し取
り付けることが容易になる。更に、一方では部材に、他
方では意図される容器に対する製造誤差に伴う問題を大
きく克服する。容器内への空気の取り込みは、部材が挿
入されている流路の内縁部とその外縁部の間の部材回り
全体に形成された連続な環状流路を経由してのものであ
りうる。あるいは、部材の周囲に等しく間隔をあけて配
設された複数の不連続な流路から作られうる。
【0010】有利には、開閉部材はスカート部からな
り、該部材はスカート部を少なくとも部分的に折り返す
ことにより作用的な形状に置かれる。本発明の特定の実
施態様によれば、スカート部は、部材の一部と本質的に
連続して形成されており、該一部が、部材が取り付け位
置にあるときに容器の内部に少なくとも部分的に位置せ
しめられ、該部材は、スカート部を該部分上にシート部
に向けてスカート部を折り返すことにより作用的形状に
配され、このようにして折り返されたスカート部の領域
が容器内の減圧量が予め定まった値より少ないときにシ
ート部に密封状態で接触せしめられる。
【0011】スカート部の形状はそれを形成する弾性的
に変形可能な材料の選択範囲が広くなるように柔軟性を
それに付与する。実際には、香水のような製品との適合
性が問題とはならないニトリル又はブチルのようなゴム
を使用することができる。最後に、折り返されるスカー
ト部に必要なものよりも僅かに長い長さを与えることに
より、折り返し領域の回りの僅かな変動が許容され、そ
の変動が、その役割を満足できるようには果たすことを
妨げないように、そのシート部上への開閉部材の保持に
影響を及ぼす。好適には、シールを提供するように設計
された領域はスカート部の自由縁部から離れて位置する
スカート部の領域であり、シート部にはスカート部のシ
ール領域が密封状態で接触するリム部が備えられてい
る。例えば、シール領域はスカート部の自由縁部から
0.5から3mmの距離に位置している。よって、折り
返し領域の回りには更に大きな変動さえ許容され、その
変動が、その役割を満足できるようには果たすことを妨
げないように、スカート部のどの領域がリム部に接触す
るかに影響を及ぼす。そのとき、シート部は空気取り込
み流路の近くに容器により形成され、スカート部のシー
ル領域が密封状態で押圧するリム部からなる。
【0012】他の実施態様では、シール領域はスカート
部の自由縁部により形成されたリム部からなる。好適な
実施態様では、スカート部はスカート部の内面に形成さ
れた環状溝により形成された折り畳み領域の回りを折り
返される。溝は折り畳みを容易にする。更に、得られる
シールにとって不具合であるので材料の弾性の結果とし
て折り畳み部分が部分的に開くことを防止することが可
能になる。環状溝はV又はUの形状を有しうる。他の形
状を使用してもよい。部材は全体がエラストマー材料か
ら形成されていてもよい。あるいは、折り返されるよう
になされたスカート部だけがエラストマーで形成され
る。残りの部分、特に保持手段とスカート部がその上に
折り返される部分は非エラストマー材料から製作されて
いてもよく、二段射出成形又はオーバーモールディング
により全部材を得ることも可能である。
【0013】好ましくは、本発明に係る部材は、熱可塑
性又は架橋エラストマーから選択されるエラストマー材
料から全体的に又は部分的に製作される。例を挙げる
と、ニトリル、ブチル、シリコーン、天然又は合成ラテ
ックス、EPDM、ポリウレタン、ポリプロピレンとS
BS、SEBS又はEPDMの混合物、超低密度ポリエ
チレン、ポリエステルグリコール(TPU)又はポリエ
ーテルグリコール(PEBA及びCOPE)系ブレンド
及び軟質ポリ塩化ビニル(PVC)を挙げることができ
る。好ましくは、採用される実施態様に応じて、そのよ
うな材料は20ショアーAから40ショアーD、好まし
くは40ショアーAから75ショアーAの硬度を有して
いる。その弾性は0.5から5MPaの範囲、好ましく
は0.8から2MPaの範囲(伸び100%での引張応
力)の範囲でありうる。
【0014】部材の材料と形状は、容器に空気が取り込
まれるようにするために望ましい閾値に従って選択され
る。純粋に例示的には、容器の外部に位置した手動操作
式ポンプにより内容物が引き上げられる容器に装備する
ための部材の場合は、減圧に対する予め定まった閾値は
約200mbarとできる(大気圧に対する圧力δ)。
ある応用、例えばそれが含む製品が容器の壁部を加圧す
ることにより放出させられる可撓性壁部の容器の場合に
は、部材のシール領域のシールはより低い減圧差に対し
て破壊されうる。部材は、好ましくはその内部に取り付
けられることが意図された空気取り込み流路の最小直径
よりも大きな直径の部材の部分からなる保持手段により
空気取り込み流路内に保持されている。本発明におい
て、「直径」という用語は部材又は空気取り込み流路の
断面に内接した円の直径を意味するものと理解される。
しかし、円形断面が好ましい。
【0015】本発明の他の側面では、特に化粧用製品を
収容するために設計された容器を装備するためのキャッ
プが製作され、該キャップは容器にそれを取り付ける手
段を具備し、キャップは更に製品を排出するための少な
くとも一つの流路と、空気取り込みのための流路を具備
し、本発明に係る部材が空気取り込み流路内に設けられ
ることを特徴とする。好適には、空気取り込み流路は、 a)キャップが容器上に取り付けられた位置にあるとき
に後者の外側に向けられ、流路が形成されるキャップの
壁部の厚みの部分にわたって延びる第1の部分;及び b)キャップが容器上に取り付けられた位置にあるとき
に後者の外側に向けられ、壁部の厚みの残りにわたって
延びる第2の部分;から形成されており、第2の部分は
第1の部分より小なる第2の直径を有している。
【0016】好適には、上記部分の各々はそれぞれ空気
取り込み流路が形成される壁部の厚みのおよそ半分にわ
たって延びている。部材は、空気取り込み流路内に、直
径が空気取り込み流路の第1の部分の直径とほぼ等しい
か小さい部材の部分からなりうる保持手段によって保持
され、開閉部材はまた作用的形状では、第2の直径より
大なる最小直径を有している。保持手段と空気取り込み
流路の第1の部分の間の直径の差異により、開閉部材が
そのシート部に密封状態で接触していないとき空気が通
過するとうにする環状空間を形成することが可能にな
る。しかし、ほぼ同一の直径の場合には空気のための流
路は一又は複数のチャンネルにより形成することができ
る。
【0017】有利には、空気取り込み流路の第1の部分
は、部材により形成された対応する肩部と係合するよう
にされた肩部により第2の部分とは分離しており、一又
は複数のチャンネルが肩部の少なくとも一方又は他方の
面に形成され、開閉部材がシート部と密封状態で係合し
ていない状態において容器に向けての空気の少なくとも
一つの流路を形成する。好適な実施態様では、空気取り
込み流路の第2の部分は、容器の内部に向かうリム部に
よって延びており、開閉部材のシール部はリム部上に密
封状態で押圧可能である。
【0018】本発明に係る部材は、空気取り込み流路の
第2の部分に面して位置するその部分において、開閉部
材が密封状態で係合していないときに第2の部分を空気
が通ることを可能にするような寸法とされている。有利
には、空気取り込み流路の第2の部分に面して位置した
部材部分は、開閉部材がそのシート部と密封状態で接触
しているときに実質的に流路全体を占め、容器内の減圧
に応答したこの部分の伸長が、減圧が予め定まった値よ
り低くなるまで落下すると空気に対して必要な流路を許
容するその断面の十分な減少を引き起こす。あるいは、
空気取り込み流路の第1及び第2部分を分離する肩部に
形成されたチャンネルが空気取り込み流路の第1及び/
又は第2の部分の側方縁部上に軸方向に連続している。
特に美的理由から、保持手段の厚みは、好ましくは、空
気の取り込み流路の第1の部分の深さにせいぜい等し
い。よって、保持手段はキャップの表面に対して過剰の
厚みを生じない。
【0019】有利には、キャップは容器を、容器とポン
プの間に配設された少なくとも一本の管路を介して容器
の外部に配設されたポンプと連通するように位置させる
ことができる。好ましくは、キャップは、容器の外部に
配設されポンプに接続される管路の取り付けと、容器内
に配設され、その自由端が容器の底部にほぼ配設される
ことが意図された浸漬チューブとの排出流路を介しての
連通を可能にする手段を具備する。管路及び浸漬チュー
ブは、キャップの各側に設けられる適切なアダプター部
材上に強制的に取り付けられうる。しかし、他の取り付
け手段も考えられる。あるいは、ポンプへの供給管路は
キャップ内に形成された適切な透孔を通って密封状態で
通過し、程度の差はあれリザーバの底部に配設された自
由端を有するように連続する。他の変形例としては、容
器は頭部を下方に向けて使用することが意図され、これ
により、浸漬チューブの役割をする管路を使用して分配
することが可能になる。
【0020】キャップ取り付け手段は、その自由縁部が
開口部を形成する容器の首部に、キャップを、特にネジ
締結又はスナップ締結により、取り付けることを可能に
しうる。そのようなキャップは、熱可塑性材料、特にポ
リエチレン又はポリプロピレンを成形することにより得
ることができる。発明の他の側面では、特に化粧用製品
を収容するように設計され、本発明に係る空気取り込み
部材を備えた容器がまた製作される。本発明の更に他の
側面では、製品、例えば化粧用製品を収容するように設
計され、本発明に係るキャップを備えた容器がまた製作
される。
【0021】容器は、剛性材料、特に熱可塑性材料、金
属、ガラス又はセラミックから製作されうる。内容物が
汲み上げにより分配されることが意図された容器の場合
には、容器の本体は剛性材料、特に香水に対してはガラ
スからなりうる。あるいは、容器の内容物は、製品の圧
力下で開き、圧力が解かれるとその閉止位置に復帰可能
な閉止部材(バルブ型のもの)を備えた透孔を通じて分
配することが意図される。この場合、容器の弾性的に変
形可能な壁部に圧力を作用させることにより製品は加圧
される。このような分配方法は、シャンプー、サンクリ
ーム又はパーソナル衛生用製品の分配に特に適してい
る。
【0022】本発明の更に他の側面では、 a)本発明に係る容器; b)容器の外部に配設され少なくとも一つの管路を介し
て容器に接続された手動操作式ポンプ;及び c)ポンプを作動し少なくとも一つの透孔を通じて製品
を分配するための手段;を具備する、製品、例えば化粧
用製品を収容(包装)し分配するための装置が製作され
る。 かかる装置は、特に化粧用製品、特に毛髪、パーソナル
衛生、ケア又はメークアップ製品あるいは香水の収容と
分配に適している。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、ここに記載した構成と
は別に、添付図面を参照しながら説明する幾つかの非限
定的な例示的実施態様に対して以下に説明する所定数の
他の構成からなる。図1に示された装置100は香水を
含んでいるガラス瓶の形をしており、キャップ200が
上部に取り付けられている容器300を具備している。
キャップの横断壁201には、それを貫通するスリーブ
管203が設けられており、その管に、容器と連通して
いる管路102の第1端が強制的に挿入されている。管
路102の他端は、香水陳列カウンター105上に取り
付けられたポンプ104の入口スリーブ管103に圧力
嵌合されている。ポンプ104の上には押圧ボタン10
6が取り付けられ、その可動部分107はポンプを操作
し、スプレーノズル108から製品を分配するためのも
のである。キャップの壁部201には、それを貫通し
て、ある部材(図示せず)が取り付けられる空気取り込み
流路が設けられており、その部材と流路は以下の図面に
記載された実施態様を参照しての詳細な説明により明ら
かになるであろう。
【0024】図3(a)に示された容器300は、一端
が端面壁302によって閉止されているガラス製本体3
01を具備している。端面壁302の反対の端部におい
て、本体301は首部303を有しており、その自由縁
部が開口部304を形成している。首部の外表面には、
熱可塑性キャップ200の内面に設けられた対応するネ
ジ部206と協働するように設計されたネジ部305が
形成されている。キャップ200は、一端が横断壁20
1により閉塞された開口した円筒から形成されている。
横断壁201はその内面に、容器300の開口部304
の回りにシールを形成可能なスカート部202を有して
いる。壁部201には円筒状のスリーブ管203が貫通
して設けられており、該管が製品のための排出流路20
5を形成しており、その一端は容器の外部にある。スリ
ーブ管203の他端は容器300の本体の内部にある。
スリーブ管203の内部には、横断壁201の僅かに下
方のレベルに、環状フランジ204がある。環状フラン
ジ204は、容器の内部からスリーブ管内に強制的に挿
入された浸漬チューブ307の端部の当接部を形成する
ためのものである。浸漬チューブ307は実質的に容器
の底部に配設された自由端308を有している。環状フ
ランジ204はまた容器300の外側に配設されたポン
プ(図示せず)に連結されるように構成された流路10
2の一端の当接面も形成しており、流路の該端部は容器
の外側からスリーブ管内に強制的に挿入されている。
【0025】キャップ200の壁部201には、エラス
トマー材料、例えばシリコーン系のものから形成された
部材10が内部に設けられている、空気取り込み流路2
10が貫通して形成されており、これは図2(c)及び
2(d)の詳細図を参照しながら以下に特に詳細に説明
する。空気取り込み流路210は、壁部201のおよそ
半分の厚さにわたって、第1の(外側)部分211を有
しており、これには、第1の部分211より小なる直径
の第2の(内方)部分212が、壁の厚みの残りにわた
って連続している。2つの部分211及び212は肩部
213によって分離され、その肩部の表面に、空気の取
り込み流路の部分211の側方縁部に沿って直角に連続
する複数の半径方向のチャンネル214が形成されてい
る。チャンネル214はまた空気取り込み流路の上記部
分212の側方縁部に沿って直角に連続していてもよ
い。例示すると、上記部分211は約10mmの最大直
径を有している。内方部分212は、約8mmの直径を
有している。チャンネル214の深さは1/4から1/
2mmのオーダーである。
【0026】空気取り込み流路に挿入されることとなる
部材10は図2(a)及び2(e)に取り付け前の状態
で示されている。該部材は、より大なる直径部分12か
らなる基部12を有している。該基部は空気取り込み流
路210内に部材10が保持されるようにするためのも
のである。該基部12の最大直径は空気取り込み流路の
上記部分211の内径にほぼ等しい(チャンネル214
の頂部で)。基部12は自由縁部を有しているスカート
部(18,15)と基部12の間の連結部を提供する中
実の円筒部13又は<脚部>により連続している。脚部
13は環状流路に空気が流通できるようにするために空
気取り込み流路の上記部分212の内径より僅かに小さ
い直径を有している。肩部16が基部12と脚部13の
間に形成され、空気取り込み流路210の肩部213と
係合するように設計されている。脚部13の軸方向高さ
は、肩部16が肩部213に当接したとき、脚部13が
容器内に顕著に突出するような高さである。図2(a)
から2(e)に示した空気取り込み流路210の構成で
は、シールリップ部14はスカート部15の自由縁部に
より形成されており、その壁部は薄い(約1mm厚又は
それ以下のオーダー)。スカート部15自体は、スカー
ト部15の壁部の厚みよりも大なる厚みのスカート部1
8と連続して形成されている。スカート部18の外面は
脚部13の外面と連続して延びている。スカート部15
及び18が合致する場所にはV字形の溝17が形成され
ており、以下に更に詳細に説明するように、スカート部
15を脚部13上に折り返すためのものである。
【0027】空気取り込み流路210への部材10の取
り付けは図2(a)及び2(b)に示されている。図2
(a)では、成形された状態の部材10が流路210内
に導入されており、スカート部15及び18は脚部と連
続している。部材10は、肩部16が肩部213に係合
するまで空気取り込み流路210中に押し込められる。
完全に押し込められると、スカート部15は部材10の
外側に向けて折り返され(図2(b)の矢印20,21
を参照)、脚部13上に当接することになり、この折り
返しはV字形の溝17で起こる。スカート部15の長さ
は図2(b)に示された折り返し位置においてリップ部
14が流路210を形成するキャップの内面216と折
り返し領域17の間で程度の差はあれ弾性的に圧縮され
る。この内面216は従ってシールリップ部14が弾性
的に当接するシート部を形成する。
【0028】図3(a)及び3(b)では、容器300
には、図2(a)−2(e)を参照して丁度説明をした
ものである部材10が備えられている。ポンプが操作さ
れる度に、減圧状態が容器の内部につくり出される。容
器内の減圧状態が空気の取り込みが可能になる閾差圧値
以下である限り、部材10のリップ部14はシート21
6と密封状態で接触している(図2(c)及び3
(a))。容器300は完全にシールされている。図2
(d)において明らかなように、減圧量が前もって定め
た値に達すると、スカート部15が、それが折り返され
た脚部13から半径方向に離れるように移動する。そう
すると、リップ部14はシート部216ともはや密封状
態で接触しなくなる。従って、空気がチャンネル214
を経由し、かつ脚部13の回り中の環状流路を経由して
容器300内に取り込まれる。空気のこの循環は図3
(b)に矢印220及び221によって示されている。
容器内の減圧量が予め定められた差圧値以下に落ちる
と、シールリップ部14が、スカート部15が作用させ
る弾性復元力によって戻り、シート部216に弾性的に
当接する。容器300のシールがそのとき再びなされ
る。
【0029】図4(a)及び4(b)に示した好適な他
の変形例では、空気取り込み流路212の第2の部分2
12が、空気取り込み流路210の近くのリム部226
によって容器の内部に向けて延長せしめられている。こ
のような構成を用いることにより、シート部216と密
封状態で接触するように設計されたスカート部の領域
が、この場合にはスカート部の自由縁部から離れて位置
するスカート部の領域19である。スカート部は部材1
0の外側に折り返され、今度はリム部226に当接す
る。スカート部の長さは、図4(b)に示した折り返し
位置においてスカート部の領域19がリム部226の一
部に密封状態で接触するようになるように選択される。
先の詳細な記述では、発明の幾つかの好ましい実施態様
について言及した。特許請求の範囲に記載した発明の精
神から逸脱しない限り、それに変形を加えることができ
ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気取り込み部材を備えた収容
分配装置の一実施態様を概略的に示す。
【図2】 図2(a)−2(e)は本発明に係る空気取
り込み部材の一実施態様に関する。図2(a)−2
(b)はこの実施態様に係る空気取り込み部材を備えた
キャップを概略的に示す。図2(c)−2(d)は第1
の構成による空気取り込み流路に嵌合されたこの実施態
様に係る空気取り込み部材を詳細に示す。図2(e)は
空気取り込み流路に取り付ける前のこの実施態様に係る
空気取り込み部材を詳細に示す。
【図3】 図3(a)−3(b)は図2(a)−2
(e)によるキャップを備えた容器を示している。
【図4】 図4(a)−4(b)は第2の構成による空
気取り込み流路に嵌合された図2(a)−2(e)の空
気取り込み部材を示す。
【符号の説明】
10 部材 12 保持手段 15 開閉部材、スカート部 210 空気取り込み流路 216 シート部 300 容器

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(300)の空気取り込み流路(2
    10)に設けられるための部材(10)であって、少な
    くとも部分的に弾性的に変形可能であり、作用的形状に
    ある場合、容器内の減圧量が大気圧とは異なった予め定
    まった閾差圧値より少ないときに、容器(300)内の
    空気取り込み流路の少なくとも一部の回りに形成された
    シート部(216)に密封状態で接触する開閉部材(1
    5)を具備し、該開閉部材(15)は、上記予め定まっ
    た値に達すると上記シート部(216)から離れる方向
    に移動して容器(300)に空気を流入させ、容器(3
    00)内の減圧量が上記予め定まった閾差圧値より少な
    い状態に戻ったときにシート部(216)に密封状態で
    接触した位置に弾性復元により復帰可能であり、取り付
    け時には弾性的に不可逆的な変形を介して作用的形状に
    置かれる部材。
  2. 【請求項2】 開閉部材(15)がスカート部(15)
    からなり、該スカート部(15)を少なくとも部分的に
    折り返すことにより作用的な形状に置かれることを特徴
    とする請求項1に記載の部材。
  3. 【請求項3】 スカート部が、部位(13)と本質的に
    連続して形成され、該部位(13)は、部材(10)が
    取り付け位置にあるときに容器(300)の内部に少な
    くとも部分的に位置せしめられ、該部材(10)は、ス
    カート部(15)を該部位(13)上にシート部(21
    6)に向けて折り返すことにより作用的形状に配され、
    このようにして折り返された上記スカート部(15)の
    領域(14;19)が容器(300)内の減圧量が予め
    定まった値より少ないときにシート部(216)に密封
    状態で接触せしめられることを特徴とする請求項2に記
    載の部材。
  4. 【請求項4】 シール領域(19)が上記スカート部の
    自由縁部から離れて位置するスカート部の領域であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の部材。
  5. 【請求項5】 シート部(216)が、空気取り込み流
    路近傍の容器により形成され、スカート部のシール領域
    (19)が密封状態で接触するリム部(226)からな
    ることを特徴とする請求項4に記載の部材。
  6. 【請求項6】 シール領域がスカート部(15)の自由
    縁部により形成されたリム部(14)からなることを特
    徴とする請求項3に記載の部材。
  7. 【請求項7】 上記スカート部(15)が、該スカート
    部(15)の内面に形成され、特にV又はU字形の環状
    溝(17)により形成された折り畳み領域の回りで折り
    返されることを特徴とする請求項2ないし6の何れか1
    項に記載の部材。
  8. 【請求項8】 熱可塑性又は架橋エラストマーから選択
    されるエラストマー材料から少なくとも部分的に形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1
    項に記載の部材。
  9. 【請求項9】 上記材料が、ニトリル、ブチル、シリコ
    ーン、天然又は合成ラテックス、EPDM、ポリウレタ
    ン、ポリプロピレンとSBS、SEBS又はEPDMの
    混合物、超低密度ポリエチレン、ポリエステルグリコー
    ル(TPU)又はポリエーテルグリコール(PEBA及
    びCOPE)系ブレンド及び軟質ポリ塩化ビニル(PV
    C)から選択されることを特徴とする請求項8に記載の
    部材。
  10. 【請求項10】 保持手段(12)により流路(21
    0)内に保持され、上記手段(12)が、その内部に取
    り付けられることが意図された空気取り込み流路(21
    0)の最小直径よりも大きな直径の部材の部分(12)
    からなることを特徴とする請求項1ないし9の何れか1
    項に記載の部材。
  11. 【請求項11】 特に化粧用製品を収容するために設計
    された容器(300)に装備するためのキャップ(20
    0)であって、上記容器(300)にキャップを取り付
    ける手段(206)を具備し、更に製品を排出するため
    の少なくとも一つの流路(205)と、空気取り込みの
    ための流路(210)を具備するキャップにおいて、請
    求項1ないし10の何れか1項に記載の部材(10)が
    上記空気取り込み流路(210)内に設けられたことを
    特徴とするキャップ。
  12. 【請求項12】 空気取り込み流路(210)が、a)
    キャップ(200)が容器(300)に取り付けられた
    位置にあるときに容器の外側に向き、上記空気取り込み
    流路(210)が形成されたキャップの壁部(201)
    の厚みの部分にわたって延びる第1の部分(211)で
    あって、第1の直径を有する第1の部分(211)と、 b)キャップ(200)が容器(300)に取り付けら
    れた位置にあるときに容器の内側に向き、上記壁部(2
    01)の厚みの残りにわたって延びる第2の部分(21
    2)であって、第1の部分より小なる第2の直径を有し
    ている第2の部分(212)とから形成されていること
    を特徴とする請求項11に記載のキャップ。
  13. 【請求項13】 部材が、空気取り込み流路内に保持手
    段(12)によって保持され、該保持手段(12)が、
    上記空気取り込み流路(210)の第1の部分(21
    1)の内径と本質的に等しいか小さい直径であり、作用
    的形状の開閉部材(15)が第2の直径より大なる最小
    直径を有していることを特徴とする請求項12に記載の
    キャップ。
  14. 【請求項14】 第1の部分(211)が、上記部材
    (10)により形成された対応する肩部(16)と係合
    するようにされた肩部(213)によって第2の部分
    (212)とは分離せしめられ、一又は複数のチャンネ
    ル(214)が上記肩部(16,213)の少なくとも
    一方又は他方の面に形成され、開閉部材(15)がシー
    ト部(216)と密封状態で係合していない状態におい
    て容器に向けての空気の少なくとも一つの流路を形成す
    ることを特徴とする請求項13に記載のキャップ。
  15. 【請求項15】 第2の部分(212)が、容器の内側
    に向くリム部(226)によって延び、上記開閉部材の
    シール領域(19)が上記リム部(226)上を密封状
    態で押圧可能であることを特徴とする請求項13又は1
    4に記載のキャップ。
  16. 【請求項16】 保持手段(12)の厚みが、空気の取
    り込み流路(210)の上記第1の部分(211)の深
    さにせいぜい等しいことを特徴とする請求項13に記載
    のキャップ。
  17. 【請求項17】 容器(300)の外部に配設されたポ
    ンプ(104)と、容器(300)と該ポンプ(10
    4)の間に配設された少なくとも一本の管路(102,
    307)を介して連通するように容器(300)を配設
    可能であることを特徴とする請求項11ないし16の何
    れか1項に記載のキャップ。
  18. 【請求項18】 容器(300)の外部に配設され上記
    ポンプ(104)に接続された管路(102)の、例え
    ば圧力嵌合による取り付けと、容器(300)内に配設
    された浸漬チューブ(107)との排出流路(205)
    を介しての連通を可能にする手段(203)を具備し、
    浸漬チューブは容器の底部(302)にほぼ配設される
    自由端(308)を有することを特徴とする請求項17
    に記載のキャップ。
  19. 【請求項19】 取り付け手段(206)が、開口部
    (304)を形成する自由縁部を有する容器の首部(3
    03)に、キャップ(200)を、例えばネジ締結又は
    スナップ締結により、取り付けることを可能にすること
    を特徴とする請求項11ないし18の何れか1項に記載
    のキャップ。
  20. 【請求項20】 熱可塑性材料、例えばポリエチレン又
    はポリプロピレンを成形することにより得られることを
    特徴とする請求項11ないし19の何れか1項に記載の
    キャップ。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし10の何れか1項に記
    載の部材(10)を備えたことを特徴とする、特に化粧
    用製品を収容するように設計された容器。
  22. 【請求項22】 請求項11ないし20の何れか1項に
    記載されたキャップ(200)を備えたことを特徴とす
    る、特に化粧用製品を収容するように設計された容器。
  23. 【請求項23】 剛性材料、特に熱可塑性材料、金属、
    ガラス又はセラミックからなることを特徴とする請求項
    21又は22に記載の容器。
  24. 【請求項24】 a)請求項21ないし23の何れか1
    項に記載の容器(300); b)容器(300)の外部に配設され少なくとも一つの
    管路(102,307)を介して容器(300)に接続
    された手動操作式ポンプ(104);及び c)上記ポンプ(104)を作動し少なくとも一つの透
    孔(108)を通じて製品を分配するための手段(10
    6);を具備する、製品、例えば化粧用製品を収容し分
    配するための装置(100)。
  25. 【請求項25】 化粧用製品、例えば毛髪、パーソナル
    衛生、ケア又はメークアップ製品あるいは香水を収容し
    分配するための、請求項24に記載の装置(100)の
    使用。
JP2001091485A 2000-03-27 2001-03-27 空気取り込み部材及び該部材を備えたキャップ、該部材又は該キャップを備えた容器及び該容器を具備する装置 Expired - Fee Related JP3886732B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0003848A FR2806706B1 (fr) 2000-03-27 2000-03-27 Element de reprise d'air, capsule equipee d'un tel element, recipient equipe d'un tel element ou d'une telle capsule, et ensemble comprenant un tel recipient
FR0003848 2000-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001315827A true JP2001315827A (ja) 2001-11-13
JP3886732B2 JP3886732B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=8848527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001091485A Expired - Fee Related JP3886732B2 (ja) 2000-03-27 2001-03-27 空気取り込み部材及び該部材を備えたキャップ、該部材又は該キャップを備えた容器及び該容器を具備する装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6669060B2 (ja)
EP (1) EP1138393B1 (ja)
JP (1) JP3886732B2 (ja)
CN (1) CN1176832C (ja)
AR (1) AR028290A1 (ja)
AT (1) ATE419070T1 (ja)
BR (1) BR0101340A (ja)
CA (1) CA2342086C (ja)
DE (1) DE60137161D1 (ja)
ES (1) ES2319729T3 (ja)
FR (1) FR2806706B1 (ja)
MX (1) MXPA01003061A (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863261B2 (en) * 2002-03-12 2005-03-08 Baxter International Inc. Valve stop
US20050121458A1 (en) * 2003-10-01 2005-06-09 Rosiello Keith M. Apparatus and method for dispensing liquid
GB0504418D0 (en) * 2005-03-03 2005-04-06 Ffp Packaging Solutions Ltd Self-venting cover for heatable food package
WO2007143426A2 (en) * 2006-05-30 2007-12-13 Advanced Scientifics, Inc. Device and method for accessing fluid in container
DE102009003911B4 (de) * 2009-01-03 2013-08-01 Ifa-Technologies Gmbh Entlüftungsanordnung für Gleichlaufgelenke
FR2949764B1 (fr) * 2009-09-07 2011-11-25 Maitrise & Innovation Dispositif de distribution a diffuseur mobile et embase fixe comportant une pompe electrique miniature
KR101378369B1 (ko) * 2011-06-14 2014-03-27 (주)연우 펌핑식 화장품용기
CN102407208B (zh) * 2011-08-26 2013-11-27 宁波李氏实业有限公司 一种喷枪的防尘料罐
US20150136802A1 (en) * 2012-03-21 2015-05-21 Pilkington Group Limited Liquid dispensing system
EP3030124A1 (en) * 2013-08-05 2016-06-15 Bobrick Washroom Equipment, Inc. Dispenser
US9648992B2 (en) 2013-12-19 2017-05-16 Gojo Industries, Inc. Pumps with vents to vent inverted containers and refill units having non-collapsing containers
US10160590B2 (en) * 2014-02-24 2018-12-25 Gojo Industries, Inc. Vented non-collapsing containers, dispensers and refill units having vented non-collapsing containers
WO2015186981A1 (en) * 2014-06-05 2015-12-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Wearable device, main unit of wearable device, fixing unit of wearable device, and control method of wearable device
US9596963B2 (en) 2014-07-30 2017-03-21 Gojo Industries, Inc. Vented refill units and dispensers having vented refill units
US20160037975A1 (en) * 2014-08-06 2016-02-11 Russell M. Rice Multi-Fit, Fast Connect, Dispenser to Bottle 8 Connection Kit for Liquid Dispensers
US9949599B2 (en) * 2015-06-17 2018-04-24 Gojo Industries, Inc. Vent valves and refill units with vent valves for use with inverted non-collapsing containers
WO2021133949A1 (en) * 2019-12-26 2021-07-01 L'oreal Valve system for formula cartridge

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1058323A (en) * 1965-02-10 1967-02-08 Instr Res Lab Ltd Combined relief and inflation valve
US3454182A (en) * 1965-09-30 1969-07-08 Timken Roller Bearing Co Vent grommets
US3511407A (en) * 1968-03-22 1970-05-12 James R Palma Valve for containers
US3705668A (en) 1969-11-14 1972-12-12 Gilbert Schwartzman Dispenser with dip tube
US3874563A (en) 1973-06-19 1975-04-01 Gilbert Schwartzman Applicator having multiple valve assemblies
US4401224A (en) * 1979-04-13 1983-08-30 Ferdinand Alonso Feeding bottle for infants
DD160094A1 (de) * 1981-04-09 1983-05-04 Rolf Nolting Steuerimpulsverstaerker
IT8424281V0 (it) * 1984-12-28 1984-12-28 Spray Plast Spa Spruzzatore.
US4658979A (en) * 1986-01-13 1987-04-21 American Can Company Propellant filling and sealing valve
US4747522A (en) 1987-04-03 1988-05-31 Mcintyre Phillip Fluid dispensing device
US4842165A (en) * 1987-08-28 1989-06-27 The Procter & Gamble Company Resilient squeeze bottle package for dispensing viscous products without belching
US5238153A (en) 1991-02-19 1993-08-24 Pilkington Visioncare Inc. Dispenser for dispersing sterile solutions
US5169035A (en) * 1991-05-21 1992-12-08 Seaquist Closures A Division Of Pittway Corporation Squeeze bottle dispensing closure with vent valve
DE4119634A1 (de) 1991-06-14 1992-12-17 Gerd Hermann Ventil fuer einen quetschbehaelter
ZA931530B (en) * 1993-03-04 1993-09-27 Swimline Holdings Ltd Valve.
US5718383A (en) * 1996-02-29 1998-02-17 Par Way Group Viscous liquid spray dispensing systems
US6200261B1 (en) * 1998-03-04 2001-03-13 American Medical Systems, Inc. Valve and methods for urinary control

Also Published As

Publication number Publication date
ES2319729T3 (es) 2009-05-12
AR028290A1 (es) 2003-04-30
US6669060B2 (en) 2003-12-30
US20020005417A1 (en) 2002-01-17
CN1319540A (zh) 2001-10-31
DE60137161D1 (de) 2009-02-12
BR0101340A (pt) 2001-12-04
CA2342086A1 (fr) 2001-09-27
MXPA01003061A (es) 2004-07-30
CN1176832C (zh) 2004-11-24
JP3886732B2 (ja) 2007-02-28
FR2806706B1 (fr) 2002-07-26
ATE419070T1 (de) 2009-01-15
FR2806706A1 (fr) 2001-09-28
EP1138393B1 (fr) 2008-12-31
EP1138393A1 (fr) 2001-10-04
CA2342086C (fr) 2005-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10864539B2 (en) Device for packaging and dispensing a fluid product in metered quantities
JP2001315827A (ja) 空気取り込み部材及び該部材を備えたキャップ、該部材又は該キャップを備えた容器及び該容器を具備する装置
US5839623A (en) Reusable pressure spray container
US9486826B2 (en) Device for packaging and dispensing fluid products, having a manual pump
US20080053948A1 (en) Dispenser assembly for a fluid dispensing receptacle and method of assembling same
EP3078313A1 (en) Pump device and methods for making the same
CN114206748B (zh) 用于封闭液体乃至糊状产品的容器的装置以及由这种装置封闭的再填充物
US20170028422A1 (en) Bottle, System Comprising Such a Bottle, and Method for the Production Thereof
US20140054330A1 (en) Valve-controlled dispensing closure
US20100264164A1 (en) Container visible package
WO2016073034A1 (en) Mixing and dispensing device
US9579674B2 (en) Actuating system for a fluent substance dispensing system
US20150260179A1 (en) Fluent Product Dispensing Package and Diaphragm Pump For Use Therein
JP2006509624A (ja) 手作動式計量ポンプ
US8500416B2 (en) Doubled seal disk for piston pump
US20140301875A1 (en) Metering pump
US6123237A (en) Valve, and packaging and dispensing assembly equipped with such a valve
WO2015139147A1 (en) One-way valve for a compressible container and container with such a valve
US20170050767A1 (en) Pressurized package
JP2002240875A (ja) 液体製品の収容と計量分配のための改良された装置
US20190321841A1 (en) Device for packaging and dispensing a product comprising a moveable piston
US20070240387A1 (en) Method of filling a container
JP3955238B2 (ja) 薄膜ポンプとそれに装着される容器
CN100473590C (zh) 流体产品的分配机构
JP2007505256A (ja) 流体ディスペンサポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040609

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050824

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees