JP2001315740A - 合成樹脂製容器 - Google Patents
合成樹脂製容器Info
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Abstract
図るとともに、内容物について他の商品と区別できる特
有のイメージを付与する。 【解決手段】 内容物の充てん、排出を行う開口部を有
する合成樹脂製の容器であって、前記容器に、容器本体
胴部に沿って規則的または不規則に蛇行を繰り返しなが
ら伸延して容器の形状を形作る少なくとも1つの稜線を
設け、この稜線を、容器本体胴部の最大外径に位置する
ようにする。
Description
フタレートやポリプロピレン等の合成樹脂製の容器に関
し、とくに、倒立姿勢にある多数の容器を、連続ライン
上で滑走させて搬送する際の容器の姿勢の安定性を高め
ようとするものである。
脂からなる容器は、近年、飲料水やジュース等の如き内
容物を充てんする容器として多用されてきている。
後に開口部にキャップを装着して密封され、ラベルの貼
着や検査工程を経て箱詰めされて商品として出荷される
が、上記のような一連の工程において容器を搬送するに
は、搬送ラインに多数の容器を隣接配列しそれらの後方
から容器を一斉に押圧することによってライン上を滑走
させるようにしている。
に貼着するラベルに種々の工夫を加えることによって他
の商品との識別化を図っているものの、どの容器もほぼ
円筒形の胴部を有しているのが普通であり、容器本体単
味で内容物をイメージさせるような識別力を有せず、そ
のため、容器の本体胴部を五角形や六角形等の多角形に
したり、様々な凹凸を付与する等の試みがなされてい
る。
は、同様の形状を有しているにもかかわらず、接触部位
がその軸線方向や胴周りにおいてまちまちであるため容
器の姿勢の安定性が損なわれて搬送中に容器が転倒した
り、容器同士がかみ合うことによりラインが詰まる等の
不具合がある。
それらをもとの状態に建て直す必要があることからライ
ンを停止せざるを得ず生産性にも悪影響を及ぼし、その
解決が望まれる。
容器と区別してその容器でもって内容物のイメージの定
着化させることができるとともに、搬送ラインでの容器
の姿勢の安定性、いわゆるライン適正の改善を図ること
ができる新規な合成樹脂製容器を提案するところにあ
る。
ん、注出を行う開口部を有する合成樹脂製の容器であっ
て、前記容器は、容器本体胴部の周りに沿って規則的ま
たは不規則に蛇行を繰り返しながら伸延して容器の形状
を形作る少なくとも1つの稜線を有し、この稜線は、容
器本体胴部の最大外径に位置するものである、ことを特
徴とする合成樹脂製容器である。
ープを形成するものとするのが好ましい。
とし、それらが相互に接近、離隔を繰り返して伸延する
のが望ましい。
に位置して容器の形状を形作る少なくとも1つの稜線を
設け、それよりも突出するこのない領域でさらに形状変
更を行ったり凹凸を付与することにより、常に稜線同士
が接触することになり、容器相互の接触状況がほぼ一定
化され搬送ライン上で容器が簡単に転倒したり、ライン
が詰まったりすることはなくなる。
説明する。図1〜図5は、とくに温度の比較的高い液状
物を注入、充てんするのに好適な減圧吸収パネルを具備
(容器本体の胴部と一体になる)する本発明に従う合成
樹脂製の容器(ボトルタイプ)であって、図1は容器の
正面を示したのであり、図2は図1に示した容器の背面
を、図3は図1に示した容器の側面をそれぞれ示したも
のであり、図4は容器の平面を、さらに図5は図1に示
した容器のA−A断面を示したものである。
容器本体1はその胴部に六角形断面になる領域を有する
場合を例として示してある。また、2は容器本体1に設
けられた開口部であって、この開口部2から内容物の注
入、注出を行う。
設けられたウエスト部分であって、このウエスト部分3
には容器の強度を補償するための環状リブ3aが配置さ
れる。
と一体的に形成され、それ自体で胴部の一部分を形成す
る減圧吸収パネルである。この減圧吸収パネル4は、容
器に、比較的温度(80〜90度程度)の高い液状物を
注入、充てん、密閉した場合の冷却後における容器内部
の減圧に起因した容器自体の変形を防止する。
いは不規則に蛇行を繰り返しながら伸延する稜線であ
る。この稜線5はこの例ではウエスト部分3の環状リブ
3aを挟んで対抗配置させ互いに近接、離隔を繰り返し
て伸延しループを形成する場合を例として示してあり、
この稜線5でもって容器の側面に形状を付与する。
を挟む上下に胴部の周りに沿わせて単に蛇行させるよう
な稜線を形成して容器本体胴部に他の容器との識別化の
ための形状を付与する場合には、ウエスト部の開き度合
いが大きい部位と小さい部位が生じ、このような容器の
隣接配列において、搬送ライン上で押圧された場合に図
6に示す如くウエスト部の開き度合いの小さい部位が大
きい部位に入り込んでしまい、容器の姿勢が不安定にな
り転倒したり、搬送ラインが詰まったりするのは避けら
れない。
商品の識別力を高めるための形状付与手段の一つとして
容器本体の胴部に沿う稜線を形成するものであるが、稜
線5は容器本体1の胴部の最大外径の軌跡上に存在する
ので、容器は図7に示す如く、常に各容器の稜線同士が
接触することになり、従って搬送の際の押圧によって容
器の姿勢が不安定になることはない。
レンテレフタレートやポリプロピレン等のポリオレフィ
ン系の熱可塑性樹脂を適用することができるが、必要に
応じて耐薬品性に優れるポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート等の
樹脂も使用できるものであり、とくに合成樹脂の材質に
ついては限定されない。
延伸ブロー成形法やダイレクトブロー成形法が適宜に適
用される。
径の軌跡上に形状付与手段の一つとして稜線を設け、こ
の稜線で各容器を接触させ搬送ラインでの容器の姿勢の
安定化を図るようにしたので、ライン適正化が図られ、
かつ、この稜線を限度とする範囲内で容器の形状変更が
可能なので、内容物に対して他の商品と識別する特有の
イメージを付与することができる。
ある。
した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 内容物の充てん、注出を行う開口部を有
する合成樹脂製の容器であって、 前記容器は、容器本体胴部に、その周りに沿って規則的
または不規則に蛇行を繰り返しながら伸延して容器の形
状を形作る少なくとも1つの稜線を有し、 この稜線は、容器本体胴部の最大外径に位置するもので
ある、ことを特徴とする合成樹脂製容器。 - 【請求項2】 稜線は容器本体胴部の周りでループを形
成するものである、請求項1記載の合成樹脂製容器。 - 【請求項3】 少なくとも2つの稜線を有し、それらの
稜線が間隔をおいて相互に接近、離隔を繰り返して伸延
するものである、請求項1又は2記載の合成樹脂製容
器。 - 【請求項4】 容器本体胴部にそれと一体になる減圧吸
収パネルを有する、請求項1〜3の何れかに記載の合成
樹脂製容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000129994A JP2001315740A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000129994A JP2001315740A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 合成樹脂製容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001315740A true JP2001315740A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18639180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000129994A Pending JP2001315740A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 合成樹脂製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001315740A (ja) |
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- 2000-04-28 JP JP2000129994A patent/JP2001315740A/ja active Pending
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