JP2001315427A - インクジェット用被記録媒体 - Google Patents

インクジェット用被記録媒体

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JP2001315427A JP2000133587A JP2000133587A JP2001315427A JP 2001315427 A JP2001315427 A JP 2001315427A JP 2000133587 A JP2000133587 A JP 2000133587A JP 2000133587 A JP2000133587 A JP 2000133587A JP 2001315427 A JP2001315427 A JP 2001315427A
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哲 岩田
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    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面ラミネート加工の印画物とする際、印字
直後にラミネートしても膨れやインク受容層の剥がれな
どの不良発生がない、簡便で良好なラミネートの形成に
適するインクジェット用被記録媒体の提供。 【解決手段】 インクジェット記録後、被記録媒体1b
のインク受容層1d表面に透明フィルム層1eを加熱・
圧着して表面ラミネート加工の印画物1aとする画像形
成に用いるインクジェット用被記録媒体であって、イン
ク受容層1dはバインダー成分として、ポリビニルアル
コールを30%以上含み、さらに、このポリビニルアル
コール分子相互を架橋する架橋剤を添加している構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット用
被記録媒体に関し、より具体的には、画像形成後のイン
ク受容層上を被覆する透明フイルム層を設ける用途に用
いるインクジェット用被記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷における画像形成に
用いる被記録媒体としては、これまで種々の構成のもの
が知られている。加えて、インクジェット法による記録
装置(プリンタ)自体も、コンピューターやネットワー
クにおける電子的な画像情報のアウトプットや、デジタ
ルカメラ、デジタルビデオ、スキャナ等で取り込んだ画
像情報のアウトプットなどへの適用範囲の拡大が進み、
また、それに伴う高機能化も進められている。従って、
前記の高機能化に対応して、用いるインクジェット用被
記録媒体の性能に対する要求も更に多様化し、あるいは
高度なものとなってきている。
【0003】例えば、銀塩写真や多色印刷に匹敵する画
質を達成する目的で、インク受容層表面に透明フイルム
層からなるラミネートを形成して、画像表面の光沢度や
平滑度、画像の最大濃度を上げることにより、画像品位
を向上させる方法が知られている。さらに、このラミネ
ート加工は、前記の画像品位向上に加えて、その高い画
像品位を長期間維持させるため、耐光性・耐水性・耐オ
ゾン性を改善する方法としても利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ラミネート加工の手法
として、耐熱性基材上にコーティングされた透明フィル
ム層を、耐熱性基材側から加熱することによってインク
受容層に転写した後、耐熱性基材を剥離する方法があ
る。
【0005】インク受容層のバインダー主成分としてポ
リビニルアルコールを用いている場合、インクジェット
印字直後に前記のラミネート加工を施すと、加熱時に、
インクジェット用被記録媒体基材とその上に塗布形成さ
れているインク受容層の層間に膨れが生じることがあ
る。さらに、透明フイルム層を転写した後、耐熱性基材
を剥離する際、耐熱性基材とともに、インク受容層まで
も剥がれる事態が発生することがある。このようなラミ
ネート加工における不具合の発生をなくすことが望まれ
ている。
【0006】本発明は、前記の課題を解決するもので、
本発明の目的は、印字直後にラミネートしても膨れが生
ずることもなく、特には、透明フイルム層を転写した
後、耐熱性基材の剥離時にインク受容層までも剥がれる
事態も発生しない、簡便で良好なラミネートの形成に適
するインクジェット用被記録媒体を提供することにあ
る。より具体的には、前記ラミネート加工の際、透明フ
イルム層が転写されるインク受容層の構成を工夫し、前
記のラミネート加工における不具合の発生を効果的に防
止した新規なインク受容層を有するインクジェット用被
記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく、鋭意研究を進めた結果、インクジェッ
ト用被記録媒体のインク受容層において、インク吸収性
を高める目的で利用されている無機粒子などの固定に用
いるバインダー主成分として、ポリビニルアルコールを
用い、インクジェット印字後、透明フイルム層をインク
受容層上に転写コートする際、その加熱により、含有さ
れている架橋剤の働きでポリビニルアルコール相互の架
橋形成を起こさせると、インク受容層とインクジェット
用被記録媒体基材の密な接触が維持され、層間での膨み
発生が防止なされることを見出した。加えて、インクジ
ェット用被記録媒体基材とインク受容層の層間に膨れが
生じる現象がなくなり、さらには、透明フイルム層をそ
の表面に保持していた耐熱性基材を剥離する際に、逆に
インク受容層が耐熱性基材とともにも剥がれる現象もな
くされることをも確認して、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明のインクジェット用被記
録媒体は、耐熱性基材上にコーテイングされた透明フイ
ルム層を、前記耐熱性基材側を加熱してインクジェット
被記録媒体のインク受容層上に転写した後、前記耐熱性
基材を剥離することにより、前記インク受容層表面に透
明フイルム層を積層するインクジェット画像形成方法に
用いるインクジェット被記録媒体であって、前記インク
受容層の構成成分として、ポリビニルアルコールを30
%以上含み、さらに前記ポリビニルアルコールのポリマ
ー分子同士を架橋する架橋剤を含有することを特徴とす
るインクジェット用被記録媒体である。
【0009】前記ポリビニルアルコールとして、ポリビ
ニルアルコールのケン化度が78%から89%であるも
のを用いることが好ましい。また、架橋剤として、例え
ば、イソシアネート系化合物を用いることができる。あ
るいは、架橋剤として、エポキシ系化合物を用いること
ができる。
【0010】加えて、本発明のインクジェット用被記録
媒体においては、架橋剤を加えたポリビニルアルコール
をバインダー主成分とする、そのインク受容層は、多孔
質無機粒子を含むことが好ましい。例えば、インク受容
層の多孔質無機粒子がシリカを主成分とする構成のイン
クジェット用被記録媒体とすることができる。なお、そ
の際、シリカの平均凝集粒子径が5μmから7μmの範
囲であることが好ましい。
【0011】上記する本発明のインクジェット被記録媒
体においては、ポリビニルアルコールの平均重合度が1
500から3600の範囲であることがより好ましい。
【0012】加えて、本発明は、上記のインクジェット
用被記録媒体を利用したインクジェット印画物の発明を
も提供する。具体的には、本発明のインクジェット印画
物は、上記のインクジェット用被記録媒体のインク受容
層上に所望のインクジェット記録を形成し、加熱・圧着
により透明フイルム層が前記インク受容層上に被覆され
ていることを特徴とするインクジェット印画物である。
【0013】本発明のインクジェット用被記録媒体は、
インクジェット印字の後、上記の構成成分を含むインク
受容層表面に透明フイルム層を加熱・転写することによ
りラミネート加工すると、得られた印画物は、高い画像
品位を持ち、例えば、画像表面の光沢度や平滑度、画像
濃度が高くなっており、同時に、耐光性や耐水性、耐オ
ゾン性等の堅牢性も高いものとなる。加えて、前記の透
明フイルム層の加熱・転写によるラミネート加工をイン
クジェット印字直後に行っても、なんらの不具合の発生
もなく、本発明のインクジェット用被記録媒体を利用す
ると、インクジェット印字からラミネート完了まで所要
時間を短くできる。従って、インクジェット印刷全体と
して、その印画速度を十分に速くすることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるインクジ
ェット用被記録媒体について、より詳しく説明する。
【0015】本発明にかかるインクジェット用被記録媒
体は、従来のインクジェット用被記録媒体と同様に、基
材上に、少なくともインクジェット印字がなされるイン
ク受容層を有している。その用途は、表面にラミネート
加工を施したインクジェット画像形成用の被記録媒体で
ある。すなわち、このインク受容層表面に所望のインク
ジェット印字を行った後、その印字表面を被覆する透明
フイルム層を積層して、最終的な印画物とされる。
【0016】図1に、この最終的な印画物の構成の一例
を示す。この印画物構成では、基材1c上に、インクを
吸収するためのインク受容層1dを設けたインクジェッ
ト用被記録媒体部分と、その表面に透明フイルム層1e
を順に積層した構造となっている。
【0017】インクジェット用被記録媒体の基材として
は、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等のプラスチックフイルム、上質紙、コート紙、ラ
ミネート紙等の紙材からなるシート等を挙げることがで
きる。
【0018】インク受容層は、その構成成分のうち、バ
インダーの主成分として、ポリビニルアルコールを利用
している。ポリビニルアルコールはインク吸収性の面か
ら、インク受容層のバインダー成分に適しており、ま
た、経済性の面でも、安価であり好ましいものである。
このポリビニルアルコールは、通常、合成の際エステル
化されているものを、その後エステルをケン化処理した
ものであり、本発明におけるインク受容層には、ポリビ
ニルアルコールのケン化度は78%から89%とするこ
とが好適である。
【0019】インク受容層では、前記バインダー主成分
のポリビニルアルコール中に、多孔質無機粒子を均一に
混合することにより、インク吸収性をさらに高める構成
とすることが好ましい。この多孔質無機粒子としては、
シリカ、アルミナ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、シリカアルミナ混晶、シリカマグネシウム混晶等の
微粒子を用いることができる。特に、経済性の面からは
シリカを用いることが望ましい。また、印画物は、その
多くは最終的には廃棄され、ゴミとなり、例えば、焼却
処理されるが、その際、シリカは焼却かすとなっても、
環境汚染を引き起こす懸念がなく、その点からも好まし
い選択である。この多孔質無機粒子全体の平均粒子径
は、インク受容層の膜厚、印画されるインクドットサイ
ズに応じて、適宜選択されるが、大きくともインク受容
層の膜厚の1/3以下の平均粒子径のものを用いること
が好ましい。一方、あまりに平均粒子径が小さすぎる
と、速やかなインクの染み込みを阻害するものとなり、
通常、3〜7μm、好ましくは、5〜7μmのものを選
択することが好ましい。なお、シリカは、微細な粒子を
凝集させ、多孔質粒子としたものが好適に利用でき、そ
の平均凝集粒子径3〜7μm、好ましくは、5〜7μm
のものを選択すると、インク吸収速度を向上する目的に
より適する。この粒子径のシリカ凝集粒子は、市販され
ており、例えば、ファインシールX−60(株式会社ト
クヤマ)やミズカシルP−50(水沢化学工業株式会
社)を好適な一例として挙げることができる。
【0020】このシリカなどの多孔質無機粒子は、上記
のポリビニルアルコールを主成分とするバインダーに均
一に混合した後、基材表面に所定の膜厚で塗布して、イ
ンク受容層に形成される。インク受容層における多孔質
無機粒子の含有量は、バインダーに用いるポリビニルア
ルコール100重量部当たり、多孔質無機粒子、例え
ば、シリカなどを100〜300重量部、好ましくは、
120〜200重量部の比率となるように選択すること
が好ましい。前記の範囲とすると、多孔質無機粒子添加
の目的である、インク吸収性の向上に適するものとな
る。
【0021】この塗工性と得られる塗膜強度の面から、
バインダーに用いるポリビニルアルコールの重合度は1
500から3600に選択することが望ましい。
【0022】更に、本発明のインクジェット用被記録媒
体では、従来の被記録媒体において、そのインク受容層
に添加されている各種添加剤、例えば、分散剤、蛍光染
料、pH調整剤、潤滑剤、界面活性剤等を必要に応じて
添加することができる。従って、インク受容層は、多孔
質無機粒子や各種添加剤をも含有するため、ポリビニル
アルコールの含有率は、多くとも70%を超えない、好
ましくは、50%を超えない範囲とする。従って、ポリ
ビニルアルコールの含有率が、30〜70%、好ましく
は、35〜50%の範囲となるように、多孔質無機粒子
や各種添加剤などの含有量を選択することが好ましい。
【0023】本発明のインクジェット用被記録媒体にお
いて、インク受容層の膜厚は、印字対象、インクの種類
に合わせて適宜選択されるが、繊細な画像形成用途で
は、例えば、15〜60μmの範囲に選択でき、より好
ましくは35〜60μmの範囲に選択することが望まし
い。インク受容層の膜厚を前記の範囲に選択すると、ド
ット状のインクを十分に吸収することができ、また、ド
ットの滲みも少ないものとできる。
【0024】本発明において、インク受容層には、バイ
ンダーとして用いるポリビニルアルコールを、インクジ
ェット印字後、そのポリビニルアルコールのポリマー分
子同士を架橋するため、架橋剤を添加している。この架
橋剤としては、加熱条件において、ポリビニルアルコー
ルの水酸基と反応し、ポリマー分子間に架橋を形成する
化合物を用いることが好ましい。好適な架橋剤として
は、イソシアネート系化合物やエポキシ系化合物が挙げ
られる。すなわち、この架橋剤を添加することで、ラミ
ネート加工の加熱時、ポリビニルアルコールのポリマー
分子同士を架橋することで、インク受容層と基材の層間
の膨れ発生が防止される。
【0025】この架橋反応は、本発明のインクジェット
用被記録媒体を使用前に保管する温度においては、ほと
んど進行せず、後述するラミネート加工時の加熱温度に
おいて、十分に進行することが望ましい。すなわち、少
なくとも常温(20℃)〜20℃未満の範囲では、架
橋反応はほとんど起こらず、概ね120℃以上に達した
とき、有意に架橋反応が起こることが望ましい。前記す
る反応の温度依存性を示す架橋剤としては、例えば、イ
ソシアネート系化合物では、トリレンジイソシナネート
(TDI)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシナネ
ート(MDI)、キシリレンジイソシナネート(XD
I)、メタキシリレンジイソシナネート(MXDI)な
どの芳香族ジイソシナネート、ヘキサメチレンジイソシ
ナネート(HDI)などの脂肪族ジイソシナネート、イ
ソホロンジイソシナネート(IPDI)、水素添加MD
Iなどの脂環式ジイソシナネートなど、また、エポキシ
系化合物では、ポリアミドエポキシ樹脂、エピクロロヒ
ドリンなどが挙げられる。加えて、前記反応性は、ポリ
ビニルアルコールと架橋剤との混合比率にも依存する
が、本発明においては、ポリビニルアルコールの重合度
を1500から3600に選択する際には、ポリビニル
アルコールのケン化度を78%〜89%の範囲に選択す
る際、このポリビニルアルコール中のOH基100当量
当たり、架橋剤、例えば、イソシアネート系化合物で
は、−N=C=O基を0.5〜5当量、好ましくは、1〜3
当量、また、エポキシ系化合物では、エポキシ環を1〜
10当量、好ましくは、2〜6当量、架橋剤の種類に応
じて添加することが好ましい。従って、架橋剤の分子量
にもよるが、通常、ポリビニルアルコール100重量部
当たり、架橋剤を1〜10重量部、好ましくは、2〜5
重量部の範囲で含有させるとよい。
【0026】ポリビニルアルコールに対して、所定の比
率で架橋剤を添加し、また、シリカなどの多孔質無機粒
子、その他の添加剤をも加え均一に混合したインク受容
層用分散液を用い、基材上へのインク受容層の塗工を行
う。基材上への塗工方法としては、ロールコーティング
法、ロッドバーコーティング法、スロットダイコーティ
ング法等を用いることができる。
【0027】一方、最終の印画物において、インク受容
層上に積層する透明フィルム層は、例えば、アクリル、
塩化ビニル、酢酸ビニル、スチレン等の透過性材料のフ
ィルムを挙げることがでる。この透明フィルム層は、耐
熱性基材上にコーティングした形状で、下記するラミネ
ート工程で利用される。
【0028】本発明のインクジェット用被記録媒体に対
する、透明フイルム層の転写・積層の工程を説明する。
図2は、インク受容層上へのインクジェット記録(印
字、画像形成)と、その後、透明フイルム層の転写・積
層とを一連の工程として行う装置の一例を示す。
【0029】図2に示す装置は、インクジェット用被記
録媒体として、ロールに巻き取られた状態のインク受容
材(被記録媒体)を使用する構成である。前段は、イン
ク受容材1bにインクジェット記録を行うインクジェッ
ト記録部2である。引き続き、インクジェット記録済み
のインク受容材1bにラミネート加工を施すため、後段
として、透明フイルム層1eの形成を行うラミネート処
理部3を有している。なお、インク受容材1bは、図1
において、基材1cとインク受容層1dの部分に当た
る。
【0030】前段のインクジェット記録部2では、イン
クジェット記録ヘッド4が具えられている。インクジェ
ット記録ヘッド4は、画像情報に応じてインクを付与
し、ロールから供給するインク受容材1bにのインク受
容層1d側面上に画像を形成する。
【0031】画像形成後、カッター5により、インク受
容材1bは所定の大きさ(長さ)に裁断される。その
後、後段のラミネート処理部3へ自動的に搬送される。
一方、このラミネート処理に用いられる透明フイルム層
1eは、図3に示すように耐熱性基材8b上にコーティ
ングした状態のラミネート材8aとして、やはりロール
に巻き取られた状態で利用される。
【0032】供給されたラミネート材8aは、裁断され
たインク受容材(被記録媒体)1bのインク受容層1d
面と透明フイルム層1eが向き合う状態で、一対のロー
ラー6の間を通される。このローラー6を通過する間
に、透明フイルム層の転写に必要な加熱下における加圧
がなされる。
【0033】この加熱・圧着処理によって、透明フイル
ム層1eは、インク受容層1d上に圧着される。その
後、インク受容層1dに圧着された透明フイルム層1e
と、耐熱性基材8bとの分離は、巻き取り装置7で耐熱
性基材8bのみを引っ張ることで剥離を起こすことで行
われる。その結果、図1に示す画像を受像した印画物1
aを得ることができ、図2の装置では、搬出用ローラを
介して装置の左端へと送り出される。
【0034】なお、図3に示すラミネート材8aを構成
する耐熱性基材8bは、前記の加熱・圧着処理の際、変
形などを起こさない素材が利用される。すなわち、耐熱
性基材としては、透明フイルム層を熱圧着する際に、加
熱・加圧状況下で形態を安定して維持でき、一方、イン
ク受容層上に透明フイルムの転写が終了したされた段階
では、剥離が容易なものが用いられる。従って、耐熱性
基材には、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフエ
ニレンサルフアイド(PPS)、ポリエーテルスルホン
(PES)などの材料からなるフイルムやシート等を用
いることができる。耐熱性基材の厚さは、ラミネート処
理の際、その搬送と巻き取りに適し、また、不要な伸び
などを起こさない厚さに選択すれば良く、例えば、20
〜50μmの範囲から選択することができる。
【0035】なお、透明フイルム層1eには、先に述べ
たように、例えば、アクリル、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、スチレン等の透過性材料のフィルムが利用される。
これらの材料は、いずれも熱可塑性樹脂であり、耐熱基
材8bが安定した形態を維持する温度において、加熱、
加圧された状態とすることによって、インク受容層1d
に密着できる。また、転写後、冷却した際、速やかに可
塑性を失い、常温においてタックが残らない材料ともな
る。従って、処理を行う加熱温度に応じて、例えば、ガ
ラス転移点が0℃〜120℃の範囲となる材料を選択す
ることが望ましい。このガラス転移点条件を満たす材料
として、前記の塩化ビニル、酢酸ビニル系、スチレン
系、アクリル系の各熱可塑性樹脂は、より好ましいもの
としてを挙げることができる。
【0036】また、透明フイルム層1eは、2層以上の
薄膜を積層した複合フィルムの構成とすることも好適で
ある。例えば、−90℃〜50℃の低ガラス転移層を下
層とし、0℃〜120℃の高ガラス転移層を上層とし、
両者を積層した構造とすると、それぞれを接着性に寄与
する層、ノータック性に寄与する層とその機能を分離
し、全体として、より適する特性を有するラミネート被
覆となる。
【0037】更に、透明フイルム層1eを構成する少な
くとも1層以上において、紫外線吸収剤が熱可塑性樹脂
に化学結合されている紫外線吸収ポリマーを主成分する
膜を用いる構造とすることにより、得られるラミネート
処理済みの印画物は、紫外線遮蔽能の経時劣化が少ない
高耐光性の印画物となる。
【0038】耐熱性基材上にコーティングされる透明フ
ィルム層1eは、例えば、前記の熱可塑性樹脂を、必要
に応じて適当な溶剤と混合して塗工液を調製し、この塗
工液を用いて、耐熱性基材上に所定の膜厚になるように
塗工し、乾燥させることにより調製することができる。
塗工方法としては、例えば、ロールコーティング法、ロ
ッドバーコーティング法、スロットダイコーティング
法、マイクログラピアコーティング法等を用いることが
できる。この透明フィルム層の膜厚は、用いる樹脂の種
類にもよるが、例えば、5〜50μmの範囲から選択す
ることが好ましい。
【0039】本発明のインクジェット用被記録媒体は、
この耐熱性基材上にコーティングされている透明フィル
ム層(ラミネート材)と組み合わせて、目的とする最終
の印画物に利用される。
【0040】
【実施例】以下に、具体例により、本発明のインクジェ
ット用被記録媒体の構成、ならびにその製造手順につい
て、より具体的に説明する。なお、これら具体例は、本
発明における最良の実施の形態を示す一例ではあるもの
の、本発明は、これらの具体例により限定されるもので
はない。
【0041】(実施例1)ポリビニルアルコールに対す
る架橋剤として、エポキシ系化合物を選択して、以下の
手順により、インクジェット用被記録媒体を作製した。
すなわち、インク受容材のインク受容層として、多孔質
無機粒子としてシリカを選択し、これをバインダーのポ
リビニルアルコールに分散し、エポキシ系架橋剤を所定
量添加した構成とした。加えて、このインク受容材と合
わせて、使用される透明フィルム層として、紫外線吸収
ポリマー層とアクリル系熱可塑性樹脂層の二層からなる
透明フィルム層を選択し、ポリエチレンテレフタレート
フィルム上にコーティングしたラミネート材を作製し
た。
【0042】・インク受容材 ポリビニルアルコール(PVA235、クラレ製、重合
度3500、鹸化度88)をイオン交換水に加熱溶解
し、10重量%の溶液を得た。このポリビニルアルコー
ル水溶液を60重量部、シリカ(ファインシールX−6
0、トクヤマ製)を9重量部、イオン交換水を31重量
部を混合し、攪拌して分散液を得た。
【0043】この分散液99.7重量部にエポキシ系架
橋剤(Sumirez Resin675、住友化学工
業製)を0.3重量部加えて、均一に混合し、インク受
容層形成用の分散液(受容層液)を得た。
【0044】基材として、坪量105g/m2(膜厚1
15μm)の上質紙を用いた。前記受容層液を用いて、
この上質紙上にスロットダイコーティング法によりイン
ク受容層を形成した。乾燥膜厚が50μmとなるよう
に、受容層液をスロットダイコーターで塗工し、次いで
乾燥させて、インク受容層とし、インク受容材を得た。
【0045】・ラミネート材 耐熱性基材として、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(膜厚38μm)を用いた。このポリエチレンテレフ
タレートフィルムに、紫外線吸収ポリマー(PUVA−
30M、大塚化学製)を乾燥膜厚5μmとなるようにマ
イクログラピアコーティング法により塗工乾燥後、アク
リルエマルジョン(アクリル系エマルジョン2706、
日信化学製)を乾燥膜厚10μmとなるように塗工乾燥
し、ラミネート材を得た。
【0046】・印画物 インク受容材(被記録媒体)に、インクジェットプリン
ター(BJF8500、キヤノン製)で画像を形成し
た。その後、インク受容材のインク受容層に対して、ラ
ミネート材の透明フィルム層を対向させて、透明フイル
ム層側に140℃に加熱されたφ80mmスチールロー
ルを、耐熱性基材側に140℃に加熱されたφ50mm
ゴムロールを配置し、このロール間において、ニップ荷
重120N、送り速度10mm/secで加熱圧着し
た。ロール通過の直後、ラミネート材の耐熱基材を剥離
して、印画物を得た。
【0047】(実施例2)ポリビニルアルコールに対す
る架橋剤として、イソシアネート系化合物を選択して、
以下の手順により、インクジェット用被記録媒体を作製
した。また、ラミネート材は、前記実施例1と同じもの
を用いた。
【0048】・インク受容材 実施例1に記載の手順に従い、同じ組成の分散液を得
た。
【0049】次いで、この分散液99.7重量部に、イ
ソシアネート系架橋剤(Bayhydur3100、住
友バイエルウレタン製)を0.3重量部加え、均一に混
合し、インク受容層形成用の分散液(受容層液)を得
た。
【0050】この受容層液を用いて、基材、インク受容
層膜厚、その工程は実施例1と同様にして、インク受容
材を作製した。
【0051】このインク受容材と、前記実施例1と同じ
ラミネート材を用い、印画条件は実施例1に記載の条件
と同じとして、印画物を得た。
【0052】(比較例1)ポリビニルアルコールに対す
る架橋剤を加えていないインクジェット用被記録媒体を
作製した。
【0053】・インク受容材 すなわち、上記実施例1ならびに実施例2に記載するイ
ンク受容材の作製工程に従い、同じ組成の分散液を調製
した。架橋剤を添加せず、この分散液をそのまま受容層
液として用いた。
【0054】この受容層液を用いて、基材、インク受容
層膜厚、その工程は実施例1と同様にして、インク受容
材を作製した。
【0055】このインク受容材と、前記実施例1と同じ
ラミネート材を用い、印画条件は実施例1に記載の条件
と同じとして、印画物を得た。
【0056】表1に、実施例1、2ならびに比較例1に
おいて作製された印画物について、その品質を評価した
結果を示す。この三者で、ラミネート加工していない中
間段階の印画状態、すなわち、インク受容材のインク受
容層へのインク吸収性、そのドット解像度などには、差
異を見出すことはできなかった。しかしながら、表1に
示すように、ラミネート加工を終えた印画物において
は、明確な差異があった。
【0057】インク受容層に、ポリビニルアルコールに
対する架橋剤を添加している実施例1、2では、ラミネ
ート後、所望の画像品位が得られているが、架橋剤を添
加していない比較例1では、ラミネート後、一部に膨れ
の発生が見られ、不良と判定された。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明のインクジェット用被記録媒体を
用いることにより、得られる表面ラミネート加工済みの
印画物は、画像品位に優れ、例えば、画像表面の光沢度
や平滑度、画像濃度が高く、加えて、耐光性や耐水性、
耐オゾン性等の堅牢性も高いものとなる。さらには、本
発明のインクジェット用被記録媒体を用いた際には、前
記の表面ラミネート加工済みの印画物を得るに要する時
間、すなわち、インクジェット印刷からラミネート完了
までに要する時間の短縮が図られる。それに伴い、単位
時間当たりに作製可能な印画物枚数を多くでき、インク
ジェット画像形成速度を速める利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット用被記録媒体を用いて
画像形成される、表面ラミネート加工済みの印画物の構
成の一例を模式的に示す図である。
【図2】本発明のインクジェット用被記録媒体を用いて
画像形成し、表面ラミネート加工済みの印画物を得る際
に利用される画像形成装置の一例を示し、その主要部、
インクジェット記録部とラミネート処理部の構成を模式
的に示す図である。
【図3】本発明のインクジェット用被記録媒体を用い、
表面ラミネート加工済みの印画物を得る際に利用される
ラミネート材の構成の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1a 印画物(表面ラミネート加工済み) 1b インク受容材(インクジェット用被記録媒体) 1c 基材 1d インク受容層 1e 透明フィルム層 2 インクジェット記録部 3 ラミネート処理部 4 インクジェット記録ヘッド 5 カッター 6 ローラー 7 巻き取り装置 8a ラミネート材 8b 耐熱基材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性基材上にコーテイングされた透明
    フイルム層を、前記耐熱性基材側を加熱してインクジェ
    ット被記録媒体のインク受容層上に転写した後、前記耐
    熱性基材を剥離することにより、前記インク受容層表面
    に透明フイルム層を積層するインクジェット画像形成方
    法に用いるインクジェット用被記録媒体であって、前記
    インク受容層の構成成分として、ポリビニルアルコール
    を30%以上含み、さらに前記ポリビニルアルコールの
    ポリマー分子同士を架橋する架橋剤を含有することを特
    徴とするインクジェット用被記録媒体。
  2. 【請求項2】 ポリビニルアルコールのケン化度が78
    %から89%であることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット用被記録媒体。
  3. 【請求項3】 架橋剤がイソシアネート系化合物である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェ
    ット用被記録媒体。
  4. 【請求項4】 架橋剤がエポキシ系化合物であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット用
    被記録媒体。
  5. 【請求項5】 インク受容層は、多孔質無機粒子を含む
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のイン
    クジェット用被記録媒体。
  6. 【請求項6】 インク受容層の多孔質無機粒子がシリカ
    を主成分とすることを特徴とする請求項5に記載のイン
    クジェット用被記録媒体。
  7. 【請求項7】 シリカの平均凝集粒子径が5μmから7
    μmの範囲であることを特徴とする請求項6に記載のイ
    ンクジェット用被記録媒体。
  8. 【請求項8】 ポリビニルアルコールの平均重合度が1
    500から3600の範囲であることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載のインクジェット用被記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のインク
    ジェット用被記録媒体のインク受容層上に所望のインク
    ジェット記録を形成し、加熱・圧着により透明フイルム
    層が前記インク受容層上に被覆されていることを特徴と
    するインクジェット印画物。
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