JP2001314902A - 角型線の製造方法及びその装置 - Google Patents
角型線の製造方法及びその装置Info
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- JP2001314902A JP2001314902A JP2000132065A JP2000132065A JP2001314902A JP 2001314902 A JP2001314902 A JP 2001314902A JP 2000132065 A JP2000132065 A JP 2000132065A JP 2000132065 A JP2000132065 A JP 2000132065A JP 2001314902 A JP2001314902 A JP 2001314902A
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Abstract
サイズ、態様をした角型線をロスなく精度よく、かつ、
低廉に得る。 【解決手段】基端を逆方向としたシャフトの先端に設け
られた縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの各々の内側縁によっ
て形成される空隙に原線を通過させる。前記空隙は各々
のロ−ラが任意に離接することで自在な角型形状とでき
る。複数の装置を連続して配備し、順次完成させてい
く。縦型ロ−ラ、横型ロ−ラは各々逆方向へ回転して原
材を送り、縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間に任意のクリ
アランスを設ける。
Description
製品として使用される角型線の製造方法及びその装置に
関する。
は占積率が大きくなり、強い磁場を確保できることが解
っており、製品の小型化、軽量化を促進できるものとさ
れている。
この角型線を得ることは極めて困難なことであり、多大
なロスを伴うものとなっていた。
問題点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消
して、格別専用の型等は不要とし、ニ−ズに合った多様
なサイズ、態様をした角型線をロスなく精度よく、か
つ、低廉に得ることができることとした角型線の製造方
法及びその装置を提供することを目的としている。
に、本発明に係る角型線の製造方法は基端を逆方向とし
たシャフトの先端に設けられた縦型ロ−ラ及び横型ロ−
ラの各々の内側縁によって形成される空隙に原線を通過
させることを特徴とし、前記した空隙は各々のロ−ラが
任意に離接することで自在な角型形状とできることを特
徴とし、複数の装置を連続して配備し、順次完成させて
いくことを特徴とし、前記した縦型ロ−ラ、横型ロ−ラ
は各々逆方向へ回転して原材を送ることを特徴し、前記
した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間に任意のクリアラン
スを設けることを特徴としている。
端を逆方向としたシャフトの先端に相互に逆方向へ回転
する縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラを備え、その各々の縦型
ロ−ラ及び横型ロ−ラの内側縁の当接点を起点として任
意のロ−ラが離接することで角型空隙を形成することを
特徴とし、連続して複数の装置が設置されることを特徴
とし、前記した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間に任意に
クリアランスを形成可能としたことを特徴としている。
置関係を変更させることによって、任意のサイズ、形状
をした空隙を簡易に形成し、かつ、ロスなく希望する形
態を角型線を短尺、長尺にかかわらず得ることができる
こととなるのである。さらに、原線に負担をかけること
なく、エッジ部まで完全に絞り込むことができ、絶縁被
覆された原線を用いても絶縁破壊を生じることがなく、
大量生産にも適したものとなるのである。
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を実施した
角型線の製造装置の初期状態を示す正面図、図2は同じ
く製造状態を示す正面図、図3は同じくクリアランスを
形成した状態の正面図、図4は同じく平型線の製造状態
を示す正面図である。
であり、この第一の縦型ロ−ラ1はその上方にシャフト
2が設けられ、第一の縦型ロ−ラ1はこのシャフト2に
一体的に具備されたものとなっている。
この第二の縦型ロ−ラ3はその下方にシャフト4が設け
られ、第二の縦型ロ−ラ3はこのシャフト4に一体的に
具備されたものとなっており、この第二の縦型ロ−ラ3
は前記した第一の縦型ロ−ラ1と逆方向に回転するもの
とされている。
おり、この第一の横型ロ−ラ5は図において右方向にシ
ャフト6が設けられ、第一の横型ロ−ラ5はこのシャフ
ト6に一体的に具備されたものとなっている。
り、この第二の横型ロ−ラ7は図において左方向にシャ
フト8が設けられ、第二の横型ロ−ラ7はこのシャフト
8に一体的に具備されたものとなっており、この第二の
横型ロ−ラ7は前記した第一の横型ロ−ラ5と逆方向に
回転するものとされている。
−ラ3、第一の横型ロ−ラ5、及び第二の横型ロ−ラ7
の回転方向性によって後述する原線となる丸線の送り方
向を規制している。これらの各々のロ−ラ1・3・5・
7は同径で、かつ、同スピ−ドで回転することが好まし
く、各々のシャフト2・4・6・8に各々別異の駆動源
を設けることも、あるいは、同一の駆動源により、ベル
トやギア等の駆動力伝達手段を用い、同期して回転させ
ることも可能となる。
の各々の内側後端縁を当接させた状態でスタンバイさ
れ、この当接点9が装置の起点とされ、各ロ−ラ1・3
・5・7は放射状にあるいはいずれかを基本的に不動と
し、他を可動として、原線となる丸線を転圧しながら通
過させる角型の空隙10を形成するものとなっている。
4として示すように長方形とすることもでき、各ロ−ラ
1・3・5・7の位置可変によって多様なサイズと形状
のものを設定することができ、かかる装置を複数セット
連続して備えることで、当初は70%程度の出来の原線
となる丸線を完全な角型線として仕上げることができる
こととなる。
意にクリアランス11を形成してやることもでき、この
クリアランス11を形成することによって各種原線のエ
ッジ部に至るまで完全な絞り込みを行うことができるこ
ととなる。
装置は上述のように構成されている。そのため、ユ−ザ
−のニ−ズに答え、多様なサイズ、形状の角型線を、そ
のための型を不要として全くのロスなく得ることができ
ることとなり、得られた製品としての角型線は精度が高
くしかも低廉なものとなり、製造装置自体も複雑な機構
はなく、安価なものとして需要者に供給することができ
る。加えて、各種の原線のエッジ部までの完全な絞り込
みができ、その原線に負担をかけず絶縁被覆してあるも
のを用いても絶縁破壊を生じる虞もないもので大量生産
にも向いたものとなっている。
を示す正面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 基端を逆方向としたシャフトの先端に設
けられた縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの各々の内側縁によ
って形成される空隙に原線を通過させることを特徴とす
る角型線の製造方法。 - 【請求項2】 前記した空隙は各々のロ−ラが任意に離
接することで自在な角型形状とできることを特徴とする
請求項1に記載の角型線の製造方法。 - 【請求項3】 複数の装置を連続して配備し、順次完成
させていくことを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の角型線の製造方法。 - 【請求項4】 前記した縦型ロ−ラ、横型ロ−ラは各々
逆方向へ回転して原材を送ることを特徴とする請求項
1、請求項2または請求項3に記載の角型線の製造方
法。 - 【請求項5】 前記した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間
に任意のクリアランスを設けることを特徴とする請求項
1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の角型線
の製造方法。 - 【請求項6】 基端を逆方向としたシャフトの先端に相
互に逆方向へ回転する縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラを備
え、その各々の縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの内側縁の当
接点を起点として任意のロ−ラが離接することで角型空
隙を形成することを特徴とする角型線の製造装置。 - 【請求項7】 連続して複数の装置が設置されることを
特徴とする請求項6に記載の角型線の製造装置。 - 【請求項8】 前記した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間
に任意にクリアランスを形成可能としたことを特徴とす
る請求項6または請求項7に記載の角型線の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132065A JP2001314902A (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 角型線の製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000132065A JP2001314902A (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 角型線の製造方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314902A true JP2001314902A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=18640837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000132065A Pending JP2001314902A (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 角型線の製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001314902A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003045597A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Suncall Corporation | Procede de fabrication de fil metallique fin, laminoir pour ce procede et procede pour fabriquer ledit laminoir |
KR101410817B1 (ko) | 2012-12-05 | 2014-07-01 | 함승호 | 만능 4롤 압연장치 및 이를 포함하는 이형 선재 제조시스템 |
-
2000
- 2000-05-01 JP JP2000132065A patent/JP2001314902A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003045597A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Suncall Corporation | Procede de fabrication de fil metallique fin, laminoir pour ce procede et procede pour fabriquer ledit laminoir |
KR101410817B1 (ko) | 2012-12-05 | 2014-07-01 | 함승호 | 만능 4롤 압연장치 및 이를 포함하는 이형 선재 제조시스템 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090602 |