JP2001314902A - 角型線の製造方法及びその装置 - Google Patents

角型線の製造方法及びその装置

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JP2001314902A
JP2001314902A JP2000132065A JP2000132065A JP2001314902A JP 2001314902 A JP2001314902 A JP 2001314902A JP 2000132065 A JP2000132065 A JP 2000132065A JP 2000132065 A JP2000132065 A JP 2000132065A JP 2001314902 A JP2001314902 A JP 2001314902A
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roller
manufacturing
wire
vertical
horizontal
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JP2000132065A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yasunaka
茂 安中
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NAKADAI KINZOKU KK
Original Assignee
NAKADAI KINZOKU KK
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】専用の型等は不要とし、ニ−ズに合った多様な
サイズ、態様をした角型線をロスなく精度よく、かつ、
低廉に得る。 【解決手段】基端を逆方向としたシャフトの先端に設け
られた縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの各々の内側縁によっ
て形成される空隙に原線を通過させる。前記空隙は各々
のロ−ラが任意に離接することで自在な角型形状とでき
る。複数の装置を連続して配備し、順次完成させてい
く。縦型ロ−ラ、横型ロ−ラは各々逆方向へ回転して原
材を送り、縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間に任意のクリ
アランスを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は角型線、特にコイル
製品として使用される角型線の製造方法及びその装置に
関する。
【0002】
【発明の背景】従来より、一般的な丸線に比し、角型線
は占積率が大きくなり、強い磁場を確保できることが解
っており、製品の小型化、軽量化を促進できるものとさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
この角型線を得ることは極めて困難なことであり、多大
なロスを伴うものとなっていた。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の実情、
問題点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消
して、格別専用の型等は不要とし、ニ−ズに合った多様
なサイズ、態様をした角型線をロスなく精度よく、か
つ、低廉に得ることができることとした角型線の製造方
法及びその装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る角型線の製造方法は基端を逆方向とし
たシャフトの先端に設けられた縦型ロ−ラ及び横型ロ−
ラの各々の内側縁によって形成される空隙に原線を通過
させることを特徴とし、前記した空隙は各々のロ−ラが
任意に離接することで自在な角型形状とできることを特
徴とし、複数の装置を連続して配備し、順次完成させて
いくことを特徴とし、前記した縦型ロ−ラ、横型ロ−ラ
は各々逆方向へ回転して原材を送ることを特徴し、前記
した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間に任意のクリアラン
スを設けることを特徴としている。
【0006】また、本発明に係る角型線の製造装置は基
端を逆方向としたシャフトの先端に相互に逆方向へ回転
する縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラを備え、その各々の縦型
ロ−ラ及び横型ロ−ラの内側縁の当接点を起点として任
意のロ−ラが離接することで角型空隙を形成することを
特徴とし、連続して複数の装置が設置されることを特徴
とし、前記した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間に任意に
クリアランスを形成可能としたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記した構成としたことによって、ロ−ラの位
置関係を変更させることによって、任意のサイズ、形状
をした空隙を簡易に形成し、かつ、ロスなく希望する形
態を角型線を短尺、長尺にかかわらず得ることができる
こととなるのである。さらに、原線に負担をかけること
なく、エッジ部まで完全に絞り込むことができ、絶縁被
覆された原線を用いても絶縁破壊を生じることがなく、
大量生産にも適したものとなるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を実施した
角型線の製造装置の初期状態を示す正面図、図2は同じ
く製造状態を示す正面図、図3は同じくクリアランスを
形成した状態の正面図、図4は同じく平型線の製造状態
を示す正面図である。
【0009】これらの図にあって1は第一の縦型ロ−ラ
であり、この第一の縦型ロ−ラ1はその上方にシャフト
2が設けられ、第一の縦型ロ−ラ1はこのシャフト2に
一体的に具備されたものとなっている。
【0010】一方、図中3は第二の縦型ロ−ラであり、
この第二の縦型ロ−ラ3はその下方にシャフト4が設け
られ、第二の縦型ロ−ラ3はこのシャフト4に一体的に
具備されたものとなっており、この第二の縦型ロ−ラ3
は前記した第一の縦型ロ−ラ1と逆方向に回転するもの
とされている。
【0011】また、図中5は第一の横型ロ−ラを示して
おり、この第一の横型ロ−ラ5は図において右方向にシ
ャフト6が設けられ、第一の横型ロ−ラ5はこのシャフ
ト6に一体的に具備されたものとなっている。
【0012】さらに、図中7は第二の横型ロ−ラであ
り、この第二の横型ロ−ラ7は図において左方向にシャ
フト8が設けられ、第二の横型ロ−ラ7はこのシャフト
8に一体的に具備されたものとなっており、この第二の
横型ロ−ラ7は前記した第一の横型ロ−ラ5と逆方向に
回転するものとされている。
【0013】即ち、第一の縦型ロ−ラ1、第二の縦型ロ
−ラ3、第一の横型ロ−ラ5、及び第二の横型ロ−ラ7
の回転方向性によって後述する原線となる丸線の送り方
向を規制している。これらの各々のロ−ラ1・3・5・
7は同径で、かつ、同スピ−ドで回転することが好まし
く、各々のシャフト2・4・6・8に各々別異の駆動源
を設けることも、あるいは、同一の駆動源により、ベル
トやギア等の駆動力伝達手段を用い、同期して回転させ
ることも可能となる。
【0014】前記した各々のロ−ラ1・3・5・7はそ
の各々の内側後端縁を当接させた状態でスタンバイさ
れ、この当接点9が装置の起点とされ、各ロ−ラ1・3
・5・7は放射状にあるいはいずれかを基本的に不動と
し、他を可動として、原線となる丸線を転圧しながら通
過させる角型の空隙10を形成するものとなっている。
【0015】前記した空隙10は正方形のみならず、図
4として示すように長方形とすることもでき、各ロ−ラ
1・3・5・7の位置可変によって多様なサイズと形状
のものを設定することができ、かかる装置を複数セット
連続して備えることで、当初は70%程度の出来の原線
となる丸線を完全な角型線として仕上げることができる
こととなる。
【0016】また、各ロ−ラ1・3・5・7の間には任
意にクリアランス11を形成してやることもでき、この
クリアランス11を形成することによって各種原線のエ
ッジ部に至るまで完全な絞り込みを行うことができるこ
ととなる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る角型線の製造方法及びその
装置は上述のように構成されている。そのため、ユ−ザ
−のニ−ズに答え、多様なサイズ、形状の角型線を、そ
のための型を不要として全くのロスなく得ることができ
ることとなり、得られた製品としての角型線は精度が高
くしかも低廉なものとなり、製造装置自体も複雑な機構
はなく、安価なものとして需要者に供給することができ
る。加えて、各種の原線のエッジ部までの完全な絞り込
みができ、その原線に負担をかけず絶縁被覆してあるも
のを用いても絶縁破壊を生じる虞もないもので大量生産
にも向いたものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した角型線の製造装置の初期状態
を示す正面図である。
【図2】製造状態を示す正面図である。
【図3】クリアランスを形成した状態の正面図である。
【図4】平型線の製造状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 第一の縦型ロ−ラ 2 シャフト 3 第二の縦型ロ−ラ 4 シャフト 5 第一の横型ロ−ラ 6 シャフト 7 第二の横型ロ−ラ 8 シャフト 9 当接点 10 空隙 11 クリアランス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端を逆方向としたシャフトの先端に設
    けられた縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの各々の内側縁によ
    って形成される空隙に原線を通過させることを特徴とす
    る角型線の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記した空隙は各々のロ−ラが任意に離
    接することで自在な角型形状とできることを特徴とする
    請求項1に記載の角型線の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の装置を連続して配備し、順次完成
    させていくことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の角型線の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記した縦型ロ−ラ、横型ロ−ラは各々
    逆方向へ回転して原材を送ることを特徴とする請求項
    1、請求項2または請求項3に記載の角型線の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間
    に任意のクリアランスを設けることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の角型線
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 基端を逆方向としたシャフトの先端に相
    互に逆方向へ回転する縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラを備
    え、その各々の縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの内側縁の当
    接点を起点として任意のロ−ラが離接することで角型空
    隙を形成することを特徴とする角型線の製造装置。
  7. 【請求項7】 連続して複数の装置が設置されることを
    特徴とする請求項6に記載の角型線の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記した縦型ロ−ラ及び横型ロ−ラの間
    に任意にクリアランスを形成可能としたことを特徴とす
    る請求項6または請求項7に記載の角型線の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003045597A1 (fr) * 2001-11-28 2003-06-05 Suncall Corporation Procede de fabrication de fil metallique fin, laminoir pour ce procede et procede pour fabriquer ledit laminoir
KR101410817B1 (ko) 2012-12-05 2014-07-01 함승호 만능 4롤 압연장치 및 이를 포함하는 이형 선재 제조시스템

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WO2003045597A1 (fr) * 2001-11-28 2003-06-05 Suncall Corporation Procede de fabrication de fil metallique fin, laminoir pour ce procede et procede pour fabriquer ledit laminoir
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