JP2001314775A - 粉挽き機 - Google Patents

粉挽き機

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JP2001314775A
JP2001314775A JP2000139728A JP2000139728A JP2001314775A JP 2001314775 A JP2001314775 A JP 2001314775A JP 2000139728 A JP2000139728 A JP 2000139728A JP 2000139728 A JP2000139728 A JP 2000139728A JP 2001314775 A JP2001314775 A JP 2001314775A
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Yoshinori Watanabe
芳紀 渡辺
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Yamato Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉挽き機において、原料を自動的に供給する
ための構造を提供し、また、原料の供給量を一定量、或
いは適正量に制御することのできる構造を提供し、さら
に、粉挽き作業を簡易な構造で自動化できる構造を提供
する。 【解決手段】 駆動モータ141を稼動させると回転駆
動軸141aにより、固定された下臼110上を上臼1
20が回転する。このとき、上臼120の駆動係合ピン
122は上臼120とともに回転し、所定の回転角度範
囲内において上記原料保持枠134に取り付けられた動
作係合ピン136と係合し、原料保持枠134を回転駆
動する。原料保持枠134は、上臼120の上面に形成
された原料導入口121aに対向配置されたときに原料
供給口を開くようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉挽き機に係り、特
に、自動的に原料を供給する手段を備えた粉挽き機の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、米、麦、蕎麦、コーヒーの実
などを粉砕して粉を作るための各種の粉挽き機が用いら
れている。これらの粉挽き機としては、例えば、石挽
き、粉ひき臼などと呼ばれ、円筒状の下臼の上に同形の
上臼を回転可能に搭載してなる石臼がある。ここで、上
臼には、上面に開口した原料導入口から下面(下臼と摺
接する面)まで貫通した原料導入路(通称、「もの入
れ」という。)を設けて、原料導入口から投入された原
料を、原料導入路を介して上臼と下臼の間の摺接面(臼
面)間に供給して粉砕し、上臼と下臼の摺接面の外縁か
ら粉を放出するようになっている。
【0003】古来使用されてきた石臼は上臼に挽木(取
っ手)が取り付けられており、原料を上臼の上面に載
せ、上面上の原料を少しずつ原料導入口に投入しなが
ら、挽木を持って上臼を手動で回転させることによっ
て、粉を挽くようになっている。このように石臼で粉を
挽く場合には、低速回転で原料が粉砕されるとともに、
加工時に粉が加熱されにくいために、食物繊維などが破
壊されずに残った高品位の食用粉を製造することができ
るという利点があり、高速で自動化された粉砕機を用い
る場合に比べて食味に富んだ食品を作ることができると
いう利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の石臼
においては、原料導入口から導入される原料の量が適正
且つ一定でないと、粉挽き状態が変化し、均質の粉を得
ることができないという問題点がある。通常は、上臼の
上面に原料を貯めて原料導入口から自然に原料が投入さ
れるようにしたり、挽木を持って上臼を回転させながら
上臼上にある原料を手で少しずつ原料導入口から原料導
入路内へ落下させたりしているが、原料投入は作業者が
長年の感によって量を調整して行っているため、作業者
ごとに粉質が変化したり、或いは作業中において時間と
共に粉質が変化したりする。
【0005】また、従来の石臼では、原料の供給や上臼
の回転を手動で行なわなければならないため、作業者が
常時粉挽き機についていなければならないという問題点
がある。この点を解決するために、上臼の上面に原料を
自動的に供給したり、上臼をモータなどによって回転さ
せ、自動的に動作させたりすることが考えられるが、上
臼の原料導入口に定量ずつ原料を供給しようとすると、
原料供給機構が複雑になり、粉挽き機の製造コストが増
大するという問題点がある。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、種々の粉挽き機において、原料を
自動的に供給するための構造を提供することにある。ま
た、原料の供給量を一定量、或いは適正量に制御するこ
とのできる構造を提供することにある。さらに、粉挽き
作業を簡易な構造で自動化できる構造を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の粉挽き機は、第1粉挽き部材と、該第1粉挽
き部材に対して摺接し回転する第2粉挽き部材とを有
し、第2粉挽き部材の外面部に開口する原料導入口から
原料を投入して第2粉挽き部材を回転させることによっ
て前記原料が第1粉挽き部材と第2粉挽き部材との間に
おいて粉砕されるように構成された粉挽き機であって、
前記原料を収容して一時的に保持するための原料供給部
が、前記第2粉挽き部材の前記外面部上に配置され、該
原料供給部には、前記原料を前記外面部に向けて供給す
るための原料供給口を開閉可能に設けるとともに、所定
方向へ移動可能に構成され、その移動によって前記原料
供給口の開閉動作がなされるように構成された開閉動作
部を形成し、前記第2粉挽き部材には、前記第2粉挽き
部材の回転によって前記開閉動作部に抵触して前記開閉
動作部を前記所定方向へ移動させ、前記原料供給口が前
記原料導入口の対向位置に到達するタイミングに合わせ
て前記原料供給口を一時的に開放させるように構成され
た駆動係合部を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、第2粉挽き部材が回転す
ると、共に回転する駆動係合部が原料供給部の開閉動作
部に抵触してこれを所定方向へ移動させることにより、
原料導入口の対向位置に到達するタイミングで原料供給
口が開放されるので、原料供給部の原料供給口から第2
粉挽き部材の原料導入口へ直接原料を導入することがで
きるとともに、原料供給口が第2粉挽き部材の回転周期
と同期して定期的に開放されるため、所定量の原料を確
実に粉砕部位へと送り込むことができる。また、原料供
給部の原料供給口を第2粉挽き部材の回転によって開閉
動作部を介して開閉駆動することができるので、原料供
給機構として原料の供給量を制御するための別途の動力
源や複雑な機構構造を設ける必要がない。
【0009】本発明において、前記原料供給部には前記
開閉動作部に対して摺接する開閉摺接部を設け、前記原
料供給口は、前記開閉動作部に設けられた動作開口部
と、前記開閉摺接部に設けられた摺接開口部とによって
構成され、前記動作開口部と前記摺接開口部とが相互に
重なると前記原料供給口が開放され、前記動作開口部と
前記摺接開口部とがずれると前記原料供給口が閉鎖され
るように構成されていることが好ましい。原料供給口を
構成する動作開口部と摺接開口部とが重なったりずれた
りすることにより原料供給口が開閉するように構成され
ているので、原料供給口を簡易に構成することができ
る。
【0010】本発明において、前記原料供給部は、前記
第2粉挽き部材の前記外面部上に、前記第2粉挽き部材
を跨ぐように設けられた支持部材に支持された状態で固
定されていることが好ましい。原料供給部が支持部材に
よって支持固定されているので、第2粉挽き部材の回転
動作に影響されることなく原料供給部を配置することが
できるとともに、原料供給部を支持固定することにより
原料の供給を安定して行なうことができる。
【0011】本発明において、前記第2粉挽き部材は原
動機によって回転駆動されるように構成されていること
が好ましい。原動機によって第2粉挽き部材が回転駆動
されることによって、粉挽き動作がなされると同時に、
上記構成により原料の供給が自動的に行なわれる。
【0012】本発明において、上記原料供給部は、原料
を収容する原料収容部と、原料収容部から所定量の原料
の供給を受けて一時的に原料を保持し、原料供給口を供
えた原料保持部とから構成されていることが望ましい。
【0013】この場合にはまた、原料保持部には、上記
の開閉動作部と開閉摺接部とが相互に摺動可能に構成さ
れる場合がある。開閉動作部には上記駆動係合部と係合
するための被駆動部(動作係合部)が設けられているこ
とが好ましい。
【0014】また、開閉動作部は回転可能に構成され、
前記所定方向へ回転することによって原料供給口が開閉
するように構成されていることが好ましい。
【0015】さらに、原料供給部に開閉動作部と開閉摺
接部とが設けられる場合には、開閉動作部が原料保持部
の底面位置に動作開口部を有し、開閉動作部が特定の回
転位置にあるときに、開閉摺接部の摺接開口部が動作開
口部と重なるように構成することが望ましい。
【0016】また、原料供給部が上記原料収容部と上記
原料保持部とを有する場合には、原料保持部における原
料の保持空間が開閉動作部によって構成されていること
が好ましい。この場合、開閉動作部の移動動作によって
原料収容部から原料保持部への原料の供給を円滑に行わ
しめることが可能である。特に開閉動作部が所定方向へ
回転することによって原料供給口が開閉するように構成
されている場合には、開閉動作部の回転動作によって保
持空間内の原料も共に回転するので、原料収容部からの
原料の供給をスムーズに受けることができる。
【0017】本発明において、上記第1粉挽き部材が下
臼であり、上記第2粉挽き部材が上臼であり、上記外面
部が上臼の上面部であり、原料導入口が上臼のもの入れ
の開口部であれば、従来の粉挽き臼に本発明を適用させ
た態様となる。ここで、上記原料供給部は上臼の上面上
に配置され、上記原料供給口は上臼の上面部に対向配置
される。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る粉挽き機の実施形態について詳細に説明する。図
1は本実施形態の粉挽き機100の全体を示す概略斜視
図である。この粉挽き機100は、下臼110及び上臼
120を有する粉挽き臼と、上臼120の上方に配置さ
れた原料供給部130と、下臼110を支持する支持台
部140とを備えている。
【0019】粉挽き臼は、下臼110の上に上臼120
が回転自在に配置され、下臼110の上面と上臼120
の下面とが摺接して原料を粉砕する粉砕部位が構成され
ている。上臼120の上部には外周部よりも1段低くな
った凹部120aが形成されている。上臼120には上
下に貫通するもの入れ(原料導入路)121が形成さ
れ、このもの入れ121の上部開口は、図2にも示すよ
うに、凹部120a内に開口した原料導入口121aと
なっている。原料導入口121aの傍らには、上臼12
0の上面から突出するように駆動係合ピン122が植設
されている。
【0020】通常、下臼110の図示しない上面は、そ
の中心が上方へ突出するように円錐面状に形成され、こ
れに対応するように上臼120の図示しない下面は、そ
の中心が上方へ引き込まれるように逆円錐面状に形成さ
れる。下臼110の上面と、上臼120の下面とは中心
部にあっては相互にある程度の間隔が存在するようにな
っており、中心部から外周方向に向かうほど間隔が小さ
くなり、周縁部では両者が相互に摺接して上記粉砕部位
を構成するようになっている。上記のもの入れ121は
上臼120における中心部と周縁部の中間位置において
上臼120を上下に貫通している。
【0021】上臼120の中心部には駆動モータ141
の出力軸である回転駆動軸141aが挿入固定され、駆
動モータ141によって上臼120が回転駆動されるよ
うになっている。この回転駆動軸141aは下臼110
の中心部を回転自在に貫通している.また、下臼110
の下面は、下臼110の外径よりも一回り大きな環状の
収容部を有する枠状容器142を介して駆動モータ14
1の上端面に支持されている。枠状容器142の下部に
は、枠状容器142の内部に収容された粉を排出するた
めの排出口143が設けられている。
【0022】本実施形態では、上臼120の上方には原
料収容箱131が配置され、この原料収容箱131は、
枠状容器142に取り付けられた支持フレーム132に
よって上臼120を跨ぐように支持固定されている。原
料収容箱131は、その横断面が徐々に縮小された形状
で下方に伸び、その下端部は、後述する原料保持枠13
4の内部に向けて開口している。
【0023】原料収容箱131の側面には軸芯部133
が取り付けられている。図3に示すように、この軸芯部
133の内部には、垂直に取り付けられた円柱状の軸材
133aが固定され、この軸材133aには、原料保持
枠134が回転自在に取り付けられているとともに、こ
の原料保持枠134の下側に摺接する摺接板135が固
定されている。
【0024】原料保持枠134は、図2に示すように、
原料を保持するための平面視略円形の皿形状を有し、そ
の底面部中央において上記軸材133aを回転自在に挿
通させているとともに、中央の周囲に複数(図示例では
4つ)の動作開口部134aを等角度間隔で備えてい
る。また、原料保持枠134の外周部には、外側へ突出
した複数(図示例では4つ)の動作係合ピン136が等
角度間隔に取り付けられている。
【0025】図3に示すように、開閉摺接部である摺接
板135は原料保持枠134の底面に接触した状態で軸
材133aの下端部に取り付け固定されている。原料保
持枠134の底面と摺動板135とは相互に回転方向に
摺動自在に構成されている。摺接板135には摺接開口
部135aが設けられ、この摺接開口部135aは、動
作開口部134aの位置とほぼ同じ半径方向の位置に、
動作開口部134aとほぼ同じ開口面積を有するように
形成されている。
【0026】以上説明した本実施形態においては、原料
収容箱131にソバの実などの原料を投入すると、原料
は原料保持枠134の内部に落下して堆積する。そし
て、駆動モータ141を稼動させると回転駆動軸141
aにより、固定された下臼110上を上臼120が回転
する。このとき、上臼120の駆動係合ピン122は上
臼120とともに回転し、所定の回転角度範囲内におい
て上記原料保持枠134に取り付けられた動作係合ピン
136と係合し、原料保持枠134を回転駆動するよう
になっている。
【0027】図4は、上記駆動係合ピン122と動作係
合ピン136との係合によって生ずる動作状態を示す部
分平面図(a)〜(d)である。本実施形態では、図4
(a)に示すように、上臼120が上方から見て反時計
回りに回転すると、その回転に伴って、駆動係合ピン1
22も原料導入口121aとともに回転する。やがて駆
動係合ピン122が原料保持枠134の外周に突出した
動作係合ピン136に当接し、動作係合ピン136を上
臼120の回転方向に押すことにより原料保持枠134
が回転する。ここで、本実施形態では、駆動係合ピン1
22が原料保持枠134の外側に配置された動作係合ピ
ン136に当接するように設けられているので、駆動係
合ピン122によって駆動される原料保持枠134の回
転方向も反時計周りになる。
【0028】一方、原料保持枠134の底面下に接触し
ている摺接板135は軸材133aに固定されているの
で、原料保持枠134が回転駆動されると、図4(b)
に示すように、動作開口部134aの一つは摺接板13
5に形成された摺接開口部135aに向けて回転移動
し、やがて、図4(c)に示すように、その動作開口部
134aと摺接開口部135aとが重なることによって
原料供給口が開いた状態となる。このとき、重なった動
作開口部134aと摺接開口部135aとによって開口
した原料供給口がちょうど上臼120の原料導入口12
1aと対向配置された状態となるように設定されている
ので、原料保持枠134内に原料が保持されていれば、
その原料は原料供給口から原料導入口121aを経て上
記のもの入れ121内に投入される。
【0029】その後、原料保持枠134は駆動係合ピン
122によってさらに回転駆動され、その結果、次第に
動作開口部134aは摺接開口部135aに対して徐々
にずれていく。そして、動作係合ピン136が駆動係合
ピン122から外れたとき、図4(d)に示すように、
動作開口部134aは摺接開口部135aから完全にず
れ、原料供給口は閉鎖される。このようにして原料保持
枠134の直下を原料導入口121aが通過する度に本
実施形態の場合においては原料保持枠134が90度回
転し、駆動係合ピン122が離反して回転が停止すると
動作係合ピン136の位置関係は図4(a)に示す状態
に復帰する。そして、上臼120の1回転毎に上記の動
作を繰り返す。
【0030】上記のような動作によって、この粉挽き機
100は、もの入れ121内に投入された原料が上臼1
20と下臼110との間において粉砕され、両臼の外周
部から粉になって排出される。この粉は枠状容器142
の内部に堆積し、やがて排出口143から外部へと排出
される。
【0031】本実施形態においては、原料収容箱131
に原料を入れておけば、駆動モータ141によって回転
駆動される上臼120の回転によって、原料保持枠13
4内に供給された原料が自動的に原料導入口121aか
らもの入れ121内に投入される。したがって、上臼1
20を回転駆動するだけで、他の動力源や制御装置を必
要とせずに自動的に製粉を行うことができる。
【0032】また、原料保持枠134においては、動作
開口部134aと摺接開口部135aが重なったりずれ
たりすることによって原料供給口が開閉するようになっ
ているので、所定量の原料を定常的に供給することがで
きる。
【0033】さらに、原料保持枠134の原料供給口
は、上臼120の原料導入口121aが対向位置にきた
ときに開放されるようになっているので、原料保持枠1
34から直接原料導入口121aに原料を投入すること
ができるから、上述のように定量化された原料を確実に
原料導入口121a内に投入できるので、実質的な原料
投入量を一定にすることができる。
【0034】また、原料保持枠134は回転しながら原
料を原料導入口へ供給するようになっているので、原料
収容箱131から原料保持枠134への原料の流れが原
料保持枠134の回転によってスムーズに行われる。通
常、原料保持枠134内に或る程度以上の原料が供給さ
れたとき、原料収容箱131の下部開口が原料そのもの
で封鎖されることにより、それ以上の原料が原料保持枠
134内に流れ込むことが妨げられるが、原料保持枠1
34が回転することによって原料収容箱131の下部開
口に対して原料保持枠134内の原料が回転すると、当
該下部開口の封鎖状態が一時的に解除されて適宜の原料
が円滑に供給される。
【0035】尚、本発明の粉挽き機は、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。例えば、上記実施形態では原料保持枠の動作によっ
て原料供給口が開閉するようにしているが、摺接板の動
作によって原料供給口が開閉するように構成してもよ
く、或いは、上記のように原料保持枠の回転動作で原料
供給口が開閉するのではなく、適宜の開閉動作部を直線
的に移動可能に構成し、その直線移動によって原料供給
口が開閉するようにしてもよい。具体的には、上記駆動
係合ピンなどの駆動係合部によって開閉動作部が移動さ
せられる方向とは逆方向にコイルバネなどの弾性部材に
よって開閉動作部を付勢しておくなど、開閉動作部の往
復移動によって原料供給口が開閉するようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
所定量の原料を確実に粉砕部位へと送り込むことができ
るとともに、原料供給機構として原料の供給量を制御す
るための別途の動力源や複雑な構造を設ける必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉挽き機の実施形態の全体構成を
示す概略斜視図である。
【図2】同実施形態における上臼上面の装置部分を示す
平面図である。
【図3】同実施形態における原料供給部の構造を示す側
面図である。
【図4】同実施形態における原料供給の動作を示す動作
平面図(a)〜(d)である。
【符号の説明】
100 粉挽き機 110 下臼 120 上臼 121 もの入れ(原料導入路) 121a 原料導入口 122 駆動係合ピン 130 原料供給部 131 原料収容箱 132 支持フレーム 133 軸芯部 133a 軸材 134 原料保持枠 134 動作開口部 135 摺接板 135a 摺接開口部 136 動作係合ピン 140 支持台部 141 駆動モータ 141a 回転駆動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1粉挽き部材と、該第1粉挽き部材に
    対して摺接し回転する第2粉挽き部材とを有し、第2粉
    挽き部材の外面部に開口する原料導入口から原料を投入
    して第2粉挽き部材を回転させることによって前記原料
    が第1粉挽き部材と第2粉挽き部材との間において粉砕
    されるように構成された粉挽き機であって、 前記原料を収容して一時的に保持するための原料供給部
    が、前記第2粉挽き部材の前記外面部上に配置され、該
    原料供給部には、前記原料を前記外面部に向けて供給す
    るための原料供給口を開閉可能に設けるとともに、所定
    方向へ移動可能に構成され、その移動によって前記原料
    供給口の開閉動作がなされるように構成された開閉動作
    部を形成し、 前記第2粉挽き部材には、前記第2粉挽き部材の回転に
    よって前記開閉動作部に抵触して前記開閉動作部を前記
    所定方向へ移動させ、前記原料供給口が前記原料導入口
    の対向位置に到達するタイミングに合わせて前記原料供
    給口を一時的に開放させるように構成された駆動係合部
    を設けたことを特徴とする粉挽き機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記原料供給部には
    前記開閉動作部に対して摺接する開閉摺接部を設け、前
    記原料供給口は、前記開閉動作部に設けられた動作開口
    部と、前記開閉摺接部に設けられた摺接開口部とによっ
    て構成され、前記動作開口部と前記摺接開口部とが相互
    に重なると前記原料供給口が開放され、前記動作開口部
    と前記摺接開口部とがずれると前記原料供給口が閉鎖さ
    れるように構成されていることを特徴とする粉挽き機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記原
    料供給部は、前記第2粉挽き部材の前記外面部上に、前
    記第2粉挽き部材を跨ぐように設けられた支持部材に支
    持された状態で固定されていることを特徴とする粉挽き
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    おいて、前記第2粉挽き部材は原動機によって回転駆動
    されるように構成されていることを特徴とする粉挽き
    機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226343A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Michihiro Oe 粉化装置
CN109225454A (zh) * 2018-10-10 2019-01-18 湖州职业技术学院 一种进料机构
CN110280346A (zh) * 2019-06-27 2019-09-27 张求菁 一种手工小麦磨粉机
JP7010527B1 (ja) 2021-08-17 2022-01-26 ▲禎▼友 荒川 連結式電動粉挽き機及びそれを用いた粉体製造システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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