JP2001314723A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2001314723A
JP2001314723A JP2000134600A JP2000134600A JP2001314723A JP 2001314723 A JP2001314723 A JP 2001314723A JP 2000134600 A JP2000134600 A JP 2000134600A JP 2000134600 A JP2000134600 A JP 2000134600A JP 2001314723 A JP2001314723 A JP 2001314723A
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air
water
cleanliness
detecting
sensor
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JP2000134600A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
Munekazu Maeda
宗万 前田
Tetsuei Kuramoto
哲英 倉本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入した空気に微細な水滴を接触させる空気
清浄機に関し、室外空気の状況が変化しても室内空気の
清浄度を保つ。 【解決手段】 気液接触部3と気液分離部5を通過した
空気の清浄度を空気清浄度センサ21により清浄度検知
手段31が検知し、その結果に基づいて自動水交換手段
32が水槽2内の水を交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンと水槽と気
液接触部とを有し、気液接触部内で噴霧する液体を循環
して用いる水循環式の空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特開平6−2968
17号公報に示されているものがある。以下、図5を参
照しながら説明する。
【0003】1は空気を吸引するファン、2は循環水を
貯留する水槽である。
【0004】また、3は微細な液滴とを接触させる気液
接触部、4は噴霧ポンプ、5は液滴分離部、6は噴霧ノ
ズルである。
【0005】さらに、7は循環水汚染度センサ、8は水
位センサ、9は排水ポンプ、10は給水ポンプ、11は
給排水タンク、12は制御装置である。
【0006】以上のように構成された空気清浄機につい
てその動作を次に説明する。
【0007】室外の汚染空気はファン1に吸引され、気
液接触部3に送られる。
【0008】一方、噴霧ポンプ4が水槽2内の水を吸引
して噴霧ノズル6から一定量の水を噴霧することによ
り、気液接触部3は微細な水滴で充満される。水滴は吸
引された空気と接触し、空気中のダストがこの微細な水
滴に付着するとともに、気液接触部3の下部に設置され
ている水槽2に落下し、沈降する。
【0009】水滴との接触でダストや有害ガスの汚染物
質を除去されると共に加湿された清浄な空気は液滴分離
部5に流入し、空気と水滴とが分離される。分離された
空気はファン1を通って室内に排出される。
【0010】また、水槽2内の水は循環して使用される
が、長時間運転すると水が汚れてくる。水槽2内の循環
水汚染度センサ7は水の汚れに応じた信号を常に制御装
置12に送っており、水の汚れが設定値以上になると、
循環水汚染度センサ7からの信号に基づいて制御装置1
2が水交換時期と判断し、ファン1を停止させ、水噴霧
ポンプ4を停止させ、さらに、排水ポンプ9を作動させ
て、水槽2内の汚れた水を空の給排水タンク11内に移
す。そして、作業者が給排水タンク11内の汚れた水を
捨てた後、この給排水タンク11にきれいな水を入れる
と、給水ポンプ10が作動して、水位センサ8が検知で
きる適切な水位まで、この給排水タンク11の水を水槽
2内に注入する。
【0011】この様にして、水槽2内の水を交換すると
共に、空気を清浄化することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】水槽2内の水の汚れ度
合いが大きくなると、ファン1により吸引された室外空
気中の汚染物質の除去率が低下する。
【0013】従来の構成では、水槽2内の水の汚れがあ
る値に達したとき水の交換を行うことになるが、室外空
気の汚染度は天気,交通量によって変化するため、それ
らの使用条件によっては液滴分離部5を通過する空気の
清浄度を一定値以下に保つことができないと言う問題が
あった。
【0014】また、水の汚れが設定値以上になると、循
環水汚染度センサ7からの信号に基づいて制御装置12
が水交換時期と判断し、ファン1を停止させ、水噴霧ポ
ンプ4を停止させる。そして、排水ポンプ9を作動させ
て、水槽2内の汚れた水を空の給排水タンク11内に移
す。そして、作業者が給排水タンク11内の汚れた水を
捨てた後、この給排水タンク11にきれいな水を入れる
ことになる。
【0015】この時、作業者が水の交換時期となり空気
清浄機が停止したことに気づかず、給排水タンク11の
汚れた水をきれいな水に入れ替えなかった時、空気清浄
機は停止したままとなり、室内の空気清浄が低下すると
言う問題があった。
【0016】さらに、作業者が水の交換時期に気づき給
排水タンク11の汚れた水をきれいな水に入れ替える場
合、水の入れ替え作業の間、空気清浄機は停止すること
になり室内の空気清浄が低下すると言う問題があった。
【0017】またさらに、従来の構成では噴霧ポンプ4
が水槽2内の水を吸引して噴霧ノズル6から一定量の水
を噴霧することにより、室外空気中の汚染物質を除去す
ると共に加湿することになる。特に夏期に空調機は室内
空気の温度を下げると共に除湿しており、空気清浄機の
加湿量が大きいと空調負荷となって、空調機の運転率を
高くし、消費電力が増加すると言う問題点があった。
【0018】本発明の目的は、室外空気の汚染度が天
気,交通量によって変化した場合でも、液滴分離部を通
過する空気の清浄度を一定値以下に保つことができる空
気清浄機を提供することである。
【0019】また他の目的は、上記目的に加え、作業者
が水の交換時期となり空気清浄機が停止したことに気づ
かなかったとしても、自動的に水槽内の汚れた水をきれ
いな水に入れ替えることにより室内の空気清浄の低下を
防止できる空気清浄機を提供することにある。
【0020】さらに他の目的は、空気清浄機を停止する
ことなく水槽2内の汚れた水をきれいな水に入れ替える
ことにより室内の空気清浄の低下を防止できる空気清浄
機を提供することにある。
【0021】またさらに他の目的は、空調機が冷房運転
をしている場合において、室外空気の汚染度が天気,交
通量によって変化して低下した場合、噴霧ポンプ4の循
環水量を低減して、液滴分離部5を通過する空気の清浄
度を一定値以下に保ちつつ、加湿量を低減し、空調負荷
を低減することによって空調機の消費電力を低減できる
空気清浄機を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は、
ファンと、水槽と、前記ファンの吸引力により取り込ま
れた空気と前記水槽内の液体を噴霧して形成した微細な
液滴とを接触させる気液接触部とを備え、前記噴霧する
液体を循環して用いる水循環式の空気清浄機において、
前記気液接触部を通過して清浄となった空気の清浄度を
測定する空気清浄度センサを設け、前記空気清浄度セン
サの信号を検知する清浄度検知手段と、前記清浄度検知
手段の検知信号によって、前記水槽内の水を自動的に交
換する自動水交換手段を設けた。
【0023】このことにより、室外空気の汚染度が天
気,交通量によって変化した場合でも、液滴分離部を通
過する空気の清浄度を一定値以下に保つことができると
共に、作業者が水の交換時期となり空気清浄機が停止し
たことに気づかなかったとしても、自動的に水槽内の汚
れた水をきれいな水に入れ替えることにより室内の空気
清浄の低下を防止できる。
【0024】また、本発明の空気清浄機は、ファンと、
水槽と、前記ファンの吸引力により取り込まれた空気と
前記水槽内の液体を噴霧して形成した微細な液滴とを接
触させる気液接触部とを備え、前記噴霧する液体を循環
して用いる水循環式の空気清浄機において、前記気液接
触部を通過して清浄となった空気の清浄度を測定する空
気清浄度センサと、前記水槽内の水を交換するときの排
水汚染度を検知する排水汚染度センサを設け、前記空気
清浄度センサの信号を検知する清浄度検知手段と、前記
清浄度検知手段の検知信号によって、前記水槽内の水を
排水しながら排水の汚染度を検知する排水汚染度検知手
段と、前記排水汚染度検知手段で検知した排水の汚染度
に依って水槽内の水を同時に給排水する連続水交換手段
を備えた。
【0025】このことにより、室外空気の汚染度が天
気,交通量によって変化した場合でも、液滴分離部を通
過する空気の清浄度を一定値以下に保つことができると
共に、空気清浄機を停止することなく水槽内の汚れた水
をきれいな水に入れ替えることにより室内の空気清浄の
低下を防止できる。
【0026】さらに本発明の空気清浄機は、室内の空調
機の運転モードを検知する空調運転モードセンサと、前
記空調運転モードセンサの信号を検知する空調運転モー
ド検知手段と、噴霧ポンプの循環水量を調整する循環水
量調整手段と、前記気液接触部へ流入する空気の汚染度
を検知する空気汚染度センサと、前記空気汚染度センサ
の信号を検知する空気汚染度検知手段を設けた。
【0027】このことにより、空調機が冷房運転をして
いる場合において、室外空気の汚染度が天気,交通量に
よって変化して低下した場合、噴霧ポンプの循環水量を
低減して、液滴分離部を通過する空気の清浄度を一定値
以下に保ちつつ、加湿量を低減し、空調負荷を低減する
ことによって空調機の消費電力を低減できる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ファンと、水槽と、前記ファンの吸引力により取り
込まれた空気と前記水槽内の液体を噴霧して形成した微
細な液滴とを接触させる気液接触部とを備え、前記噴霧
する液体を循環して用いる水循環式の空気清浄機におい
て、前記気液接触部を通過して清浄となった空気の清浄
度を測定する空気清浄度センサを設け、前記空気清浄度
センサの信号を検知する清浄度検知手段と、前記清浄度
検知手段の検知信号によって、前記水槽内の水を自動的
に交換する自動水交換手段を設けた。
【0029】このため、気液接触部を通過して清浄とな
った空気の清浄度を測定する空気清浄度センサにより水
槽内の水の交換時期を検知することになるため、水槽内
の水を自動的に天気,交通量によって変化する室外空気
の汚染度に適合した水質とする作用を有する。
【0030】本発明の請求項2に記載の発明は、ファン
と、水槽と、前記ファンの吸引力により取り込まれた空
気と前記水槽内の液体を噴霧して形成した微細な液滴と
を接触させる気液接触部とを備え、前記噴霧する液体を
循環して用いる水循環式の空気清浄機において、前記気
液接触部を通過して清浄となった空気の清浄度を測定す
る空気清浄度センサと、前記水槽内の水を交換するとき
の排水汚染度を検知する排水汚染度センサを設け、前記
空気清浄度センサの信号を検知する清浄度検知手段と、
前記清浄度検知手段の検知信号によって、前記水槽内の
水を排水しながら排水の汚染度を検知する排水汚染度検
知手段と、前記排水汚染度検知手段で検知した排水の汚
染度に依って水槽内の水を同時に給排水する連続水交換
手段を備えた。
【0031】このため、水槽からの排水の汚染度を検知
しながら、給水と排水を同時に行い、排水の汚染度が設
定値以下となると給排水を停止する作用を有する。
【0032】本発明の請求項3に記載の発明は、室内の
空調機の運転モードを検知する空調機運転モードセンサ
と、前記空調運転モードセンサの信号を検知する空調運
転モード検知手段と、噴霧ポンプの循環水量を調整する
循環水量調整手段と、前記気液接触部へ流入する空気の
汚染度を検知する空気汚染度センサと、前記空気汚染度
センサの信号を検知する空気汚染度検知手段を設けた。
【0033】このため、空調機の運転モードが冷房でか
つ空気汚染度が設定値以下の時、噴霧ポンプの循環水量
を低減する作用を有する。
【0034】
【実施例】以下、本発明による空気清浄機の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構
成、同一の動作については同一符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る空気清浄機の構成を示す構成図であり、図2は空気清
浄機の制御ブロック図を示す。
【0036】図1,図2において、12は市水を水槽2
に給水するための給水弁、13は水槽2内の水を排水溝
へ排水するための排水弁、21は液滴分離部5を通過し
た空気の清浄度を測る空気清浄度センサである。
【0037】また、31は空気清浄度センサ21からの
信号より空気清浄度を検知する清浄度検知手段、32は
水槽2内の水を自動的に交換する自動水交換手段であ
る。
【0038】清浄度検知手段31,自動水交換手段32
で制御装置30aを構成している。
【0039】さらに、50はファン停止手段、51はポ
ンプ停止手段、52は排水弁開放手段、53は設定時間
経過すると信号を発信するタイマー手段である。
【0040】さらにまた、54は排水弁閉止手段、55
は給水弁開放手段、56は水位検知手段、57は給水弁
閉止手段、58はポンプ運転手段、59はファン運転手
段である。
【0041】以上の様に構成された空気清浄機につい
て、その動作を次に説明する。
【0042】液滴分離部5を通過した空気が空気清浄度
センサ21に触れて空気の清浄度を信号として清浄度検
知手段31に発信する。
【0043】清浄度検知手段31では空気の清浄度を検
知し設定より清浄度が高ければ、清浄度の検知を繰り返
す。
【0044】一方、空気清浄度が低ければ、自動水交換
手段32により次説明する制御に移る。
【0045】自動水交換手段32では先ずファン停止手
段50によりファン1を停止し、ポンプ停止手段51で
噴霧ポンプ4を停止する。
【0046】次に、排水弁開放手段52により排水弁1
3を開放し、タイマー手段53で水槽2内の水が全て排
水されるまでの所定の時間カウントした後、排水弁閉止
手段54で排水弁を閉止して、給水弁開放手段55は給
水弁12を開放して水槽2内に市水からきれいな水を給
水する。
【0047】そして、水位検知手段56により水槽2内
の水が所定の水位となれば、給水弁閉止手段57は給水
弁12を閉止して給水を止める。
【0048】最後に、ポンプ運転手段58は噴霧ポンプ
4を運転し、ファン運転手段59はファン1を運転し
て、清浄度検知手段31で再び空気の清浄度の検知を行
う。
【0049】このようにして、室外空気の汚染度が天
気,交通量によって変化した場合でも空気清浄度センサ
21の信号に基づいて適切な水槽内の水の交換時期が判
るので、液滴分離部5を通過する空気の清浄度を一定値
以下に保つことができると共に、作業者が水の交換時期
となり空気清浄機が停止したことに気づかなかったとし
ても、自動的に水槽2内の汚れた水をきれいな水に入れ
替えることにより室内の空気清浄の低下を防止できる。
【0050】(実施例2)図3は本発明の実施例2によ
る空気清浄機の構成を示す構成図であり、図4は空気清
浄機の制御ブロック図を示す。尚、実施例1と同一構
成、同一の動作については同一符号を付し、その詳細な
説明を省略する。
【0051】図3及び図4において、22は水槽2から
の排水の汚染度を検知する排水汚染度センサ、23は空
調機の運転モードを検知する空調運転モードセンサ、2
4は室外空気の汚染度を検知する空気汚染度センサであ
る。
【0052】また、33は排水汚染度センサ22の信号
を受け取り汚染度を検知する排水汚染度検知手段、34
は空気汚染度センサ24の信号を受け取り汚染度を検知
する空気汚染度検知手段、35は空調運転モードセンサ
の信号を受け取り空調機の運転モードを検知する空調運
転モード検知手段である。
【0053】36は水槽2の水を連続的に交換する連続
水交換手段、37は噴霧ポンプ4の流量を制御するポン
プ流量制御手段である。
【0054】60は給排水弁開放手段、61は給排水弁
制御手段である。
【0055】清浄度検知手段31と、排水汚染度検知手
段33と、空気汚染度検知手段34と、空調運転モード
検知手段35と、連続水交換手段36及び、ポンプ流量
制御手段37で制御装置30bを構成している。
【0056】以上の様に構成された空気清浄機について
その動作を次に説明する。
【0057】液滴分離部5を通過した空気が空気清浄度
センサ21に触れて空気の清浄度を信号として清浄度検
知手段31に発信する。
【0058】清浄度検知手段31では空気の清浄度を検
知し設定より清浄度が高ければ、清浄度の検知を繰り返
す。
【0059】一方、空気清浄度が低ければ、連続水交換
手段36により次説明する制御に移る。
【0060】連続水交換手段36では先ず給排水弁開放
手段60で排水弁12及び給水弁13を同時に開放す
る。
【0061】次に、排水弁13の下流に設置した排水汚
染度センサ22の信号を排水汚染度検知手段33で排水
の汚染度を検知すると共に、水位センサ8からの信号を
水位検知手段56で水槽2内の水位を検知する。
【0062】給排水弁制御手段61では先に検知した排
水の汚染度が所定値より高い場合には排水弁13、給水
弁12共に開放し、さらに、先に検知した水位が低い場
合は排水弁を開閉しながら水位を上昇させ、水位が高い
場合には給水弁を開閉しながら水位を下降させて所定範
囲の水位と成るよう調整する。
【0063】一方、先に検知した排水の汚染度が所定値
より低い場合には、先に検知した水位が所定範囲より高
い場合には給水弁12を閉止し、所定の水位となれば排
水弁13を閉止する。さらに一方、先に検知した水位が
所定範囲より高い場合には排水弁13を閉止し、所定の
水位となるまで給水後給水弁12を閉止して連続水交換
手段36の制御を終了する。
【0064】そして、次に、空気汚染度検知手段34
で、空気汚染度センサ24の信号を受け取り室外空気の
汚染度を検知し、さらに、空調運転モード検知手段35
は空調運転モードセンサ23の信号を受け取り空調機の
運転モードを検知して、先に検知した室外空気の汚染度
が所定値よりも低く、かつ空調機の運転モードが冷房で
あった場合にはポンプ流量制御手段37は清浄度検知手
段31で検知される空気清浄が所定値以上で維持できる
範囲で噴霧ポンプ4の循環流量を低減させる。
【0065】このようにして、室外空気の汚染度が天
気,交通量によって変化した場合でも、液滴分離部5を
通過する空気の清浄度を一定値以下に保つことができる
と共に給排水を同時に行うことにより、空気清浄機を停
止することなく水槽2内汚れた水をきれいな水に入れ替
えることにより室内の空気清浄の低下を防止できる。
【0066】さらに、空調機が冷房運転をしている場合
において、室外空気の汚染度が天気,交通量によって変
化して低下した場合、噴霧ポンプ4の循環水量を低減し
て、液滴分離部5を通過する空気の清浄度を一定値以下
に保ちつつ、加湿量を低減し、空調負荷を低減すること
によって空調機の消費電力を低減できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァンと、水槽と、前記ファンの吸引力により取り込まれ
た空気と前記水槽内の液体を噴霧して形成した微細な液
滴とを接触させる気液接触部とを備え、前記噴霧する液
体を循環して用いる水循環式の空気清浄機において、前
記気液接触部を通過して清浄となった空気の清浄度を測
定する空気清浄度センサを設け、前記空気清浄度センサ
の信号を検知する清浄度検知手段と、前記清浄度検知手
段の検知信号によって、前記水槽内の水を自動的に交換
する自動水交換手段を備えた。
【0068】このことにより、室外空気の汚染度が天
気,交通量によって変化した場合でも、液滴分離部を通
過する空気の清浄度を一定値以下に保つことができると
共に、作業者が水の交換時期となり空気清浄機が停止し
たことに気づかなかったとしても、自動的に水槽内の汚
れた水をきれいな水に入れ替えることにより室内の空気
清浄の低下を防止できる空気清浄機を提供することがで
きる。
【0069】また、ファンと、水槽と、前記ファンの吸
引力により取り込まれた空気と前記水槽内の液体を噴霧
して形成した微細な液滴とを接触させる気液接触部とを
備え、前記噴霧する液体を循環して用いる水循環式の空
気清浄機において、前記気液接触部を通過して清浄とな
った空気の清浄度を測定する空気清浄度センサと、前記
水槽内の水を交換するときの排水汚染度を検知する排水
汚染度センサを設け、前記空気清浄度センサの信号を検
知する清浄度検知手段と、前記清浄度検知手段の検知信
号によって、前記水槽内の水を排水しながら排水の汚染
度を検知する排水汚染度検知手段と、前記排水汚染度検
知手段で検知した排水の汚染度に依って水槽内の水を同
時に給排水する連続水交換手段を備えた。
【0070】このことにより、空気清浄機を停止するこ
となく水槽内の汚れた水をきれいな水に入れ替えること
により室内の空気清浄の低下を防止できる空気清浄機を
提供することができる。
【0071】さらに、室内の空調機の運転モードを検知
する空調運転モードセンサと、前記空調運転モードセン
サの信号を検知する空調運転モード検知手段と、噴霧ポ
ンプの循環水量を調整する循環水量調整手段と、前記気
液接触部へ流入する空気の汚染度を検知する空気汚染度
センサと、前記空気汚染度センサの信号を検知する空気
汚染度検知手段を備えた。
【0072】このことにより、空調機が冷房運転をして
いる場合において、室外空気の汚染度が天気,交通量に
よって変化して低下した場合、噴霧ポンプの循環水量を
低減して、液滴分離部を通過する空気の清浄度を一定値
以下に保ちつつ、加湿量を低減し、空調負荷を低減する
ことによって空調機の消費電力を低減できる空気清浄機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気清浄機の実施例1の構成図
【図2】本発明による空気清浄機の実施例1のブロック
【図3】本発明による空気清浄機の実施例2の構成図
【図4】本発明による空気清浄機の実施例2のブロック
【図5】従来の空気清浄機の構成図
【符号の説明】
1 ファン 2 水槽 3 気液接触部 4 噴霧ポンプ 21 空気清浄度センサ 22 排水汚染度センサ 23 空調運転モードセンサ 24 空気汚染度センサ 31 清浄度検知手段 32 自動水交換手段 33 排水汚染度検知手段 34 空気汚染度検知手段 35 空調運転モード検知手段 36 連続水交換手段 37 ポンプ流量制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉本 哲英 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L053 BD02 4D032 AC01 BA05 CA01 DA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンと、水槽と、前記ファンの吸引力
    により取り込まれた空気と前記水槽内の液体を噴霧して
    形成した微細な液滴とを接触させる気液接触部とを備
    え、前記噴霧する液体を循環して用いる水循環式の空気
    清浄機において、前記気液接触部を通過して清浄となっ
    た空気の清浄度を測定する空気清浄度センサを設け、前
    記空気清浄度センサの信号を検知する清浄度検知手段
    と、前記清浄度検知手段の検知信号によって、前記水槽
    内の水を自動的に交換する自動水交換手段を設けたこと
    を特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 ファンと、水槽と、前記ファンの吸引力
    により取り込まれた空気と前記水槽内の液体を噴霧して
    形成した微細な液滴とを接触させる気液接触部とを備
    え、前記噴霧する液体を循環して用いる水循環式の空気
    清浄機において、前記気液接触部を通過して清浄となっ
    た空気の清浄度を測定する空気清浄度センサと、前記水
    槽内の水を交換するときの排水汚染度を検知する排水汚
    染度センサを設け、前記空気清浄度センサの信号を検知
    する清浄度検知手段と、前記清浄度検知手段の検知信号
    によって、前記水槽内の水を排水しながら排水の汚染度
    を検知する排水汚染度検知手段と、前記排水汚染度検知
    手段で検知した排水の汚染度に依って水槽内の水を同時
    に給排水する連続水交換手段を設けたことを特徴とする
    空気清浄機。
  3. 【請求項3】 室内の空調機の運転モードを検知する空
    調運転モードセンサと、前記空調運転モードセンサの信
    号を検知する空調機運転モード検知手段と、噴霧ポンプ
    の循環水量を調整する循環水量調整手段と、前記気液接
    触部へ流入する空気の汚染度を検知する空気汚染度セン
    サと、前記空気汚染度センサの信号を検知する空気汚染
    度検知手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の空
    気清浄機。
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