JPS61265432A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPS61265432A
JPS61265432A JP60107161A JP10716185A JPS61265432A JP S61265432 A JPS61265432 A JP S61265432A JP 60107161 A JP60107161 A JP 60107161A JP 10716185 A JP10716185 A JP 10716185A JP S61265432 A JPS61265432 A JP S61265432A
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JP
Japan
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air
water
sea salt
salt particles
concentration
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JP60107161A
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JPH0215780B2 (ja
Inventor
Takao Kase
加瀬 隆雄
Yoshinobu Suzuki
良延 鈴木
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、空気中の海塩粒子等を除去する空気清浄装置
に関するものである。
「従来の技術」 例えば、LSI等の半導体を製造する工場では、空気中
に海塩粒子として存在するナトリウムイオンが、シリコ
ンウェハの内部に拡散したり、あるいはシリコンウェハ
の表面に付着したりして、製品の歩留りを悪くする原因
となることがある。
従来、前記海塩粒子を空気中から除去するための手段と
しては、例えばいわゆるエアワッシャ等を備えた除塵器
等の適用が考えられている。すなわち、除塵器内に取り
入れた空気に水を噴霧することにより、水溶性である海
塩粒子を水に溶かして、かなりの効率で除去することが
できるものである。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、この上うな除塵器を適用した場合、常時
、多量の水が必要であるという難点がある。つまり、空
気中に存在する海塩粒子の濃度は極めて変動が激しいか
ら、海から吹く風がない時のように海塩粒子の濃度がほ
とんど問題とならない程度に低くなる場合があり、この
ような場合にも多量の水を使用する装置は設備として冗
長となる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、省エネルギー、節水型であり、かつ、
空気中の海塩粒子を効率良く除去できる空気清浄装置を
提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本発明の空気清浄装置は、
空気を通過させるケーシングの内部に水を噴霧するスプ
レー機構を備え、しかも、空気中の海塩粒子の濃度を検
出する検出手段と、この検出手段の検出データに基づい
てスプレー機構の動作制御を行う制御手段とを備えたも
のである。
「作用」 本発明では、検出手段が直接あるいは間接的に空気中の
海塩粒子の濃度を検出し、その濃度が一定値以上であれ
ば、制御手段がスプレー機構をONにして水を噴霧させ
、また、一定値以下であればスプレー機構をOFFにし
て噴霧を停止させる。
「実施例」 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例を概略的に示すもので、図
中符号1はケーシングである。このケーシング1は、は
ぼ筒状に形成されており、その前端には吸気ガラリ2が
、また、後端には送風機3が配設され、この送風機3に
上り前端から空気をケーシングl内に吸い込み、内部を
通過させて後端から吹き出すようになっている。また、
送風機3には分岐部4を有する接続ダクト5が連結され
ていする。
前記ケーシングl内には、吸気ガラリ2を通過した空気
流に対向するように前方を向いたスプレーノズル6が配
設され、このスプレーノズル6の下流側にエリミネータ
7が、また、このエリミネータ7と送風機3との間にミ
スト除去フィルタ8ガ配没されている。そして、スプレ
ーノズル6にはスプレー用ポンプ9を介してケーシング
1外に設置された給水タンク10が連結され、この給水
タンク10内の水をスプレーノズル6に供給するように
なっている。すなわち、これらスプレーノズル6、スプ
レー用ポンプ9および給水タンク1oによってケーシン
グl内に水を噴霧するスプレー機構11が形成されてい
る。また、ケーシングl内の床には排水口12が開口し
、この排水口12には排水管13が連結されてケーシン
グ1外に引き出されている。
なお、前記接続ダクト5内には分岐部4との接続箇所の
手前に吹出ダンパ14が、かつ、分岐部4内にバイパス
ダンパ15が設けられている。
一方、ケーシングl外には、前゛配給水タンクl。
等の他に、空気中の海塩粒子の濃度を検出する検出手段
16が設置されている。この検出手段16は、例えば、
ケーシングl内に取り入れるべき大気中の海塩粒子濃度
を直接検出するナトリウムセンサ17、あるいは、屋外
の風向きおよび風速を測定し、この測定値に基づいて海
塩粒子濃度を間接的に類推する風向風速センサ18、あ
るいは、ケーシング1の後端から吹き出される吹出空気
中の海塩粒子濃度を検出する補助センサ19等である。
そして、これら各センサ17.18.19(検出手段1
6)は、同じくケーシング1外の制御手段20に接続さ
れ、この制御手段20は、前記スプレー用ポンプ9、送
風機3、吹出ダンパ【4、バイパスダンパ15等に接続
されている。つまり、制御手段20は、例えば電気的制
御回路であって、前記検出手段16の検出データ(出力
信号)に基づきスプレー機構11および送風機3をON
、0FFL、かつ、両ダンパ14,15を開閉するよう
になっている。なお、第2図は大気中の海塩粒子濃度と
風速との関係の一例を示すグラフである。
次いで、このように構成された空気清浄装置を一般的な
りリーンルームに適用する場合の使用方法および動作に
ついて説明する。
まず、第1図の如く、クリーンルームに既設された外気
用空気調和器21に前記接続ダクト5の後端を連結し、
ケーシング1の前端および分岐部4の開放端を外気に開
放した状態とする。そして、検出手段16および制御手
段20を作動させる。すると、検出手段16が外気中の
海塩粒子濃度を検出して、その出力信号を制御手段20
に送る。制御手段20は前記出力信号を受けて、海塩粒
子濃度が一定値以上であればバイパスダンパ15を閉状
態に、かつ、吹出ダンパ14を開状態にし、さらにスプ
レー機構11と送風機3をONにする。このとき、ケー
シング1内に吸い込まれる外気中の海塩粒子の大半(例
えば全体の約84パーセント)およびその他の塵埃の一
部(粒径0.3μm以上の塵埃において、約80パーセ
ント)は、スプレーノズル6から噴霧される水(霧状の
水滴)に溶けてケーシングlの床に沈降し、沈降しない
水もエリミネータ7およびミスト除去フィルタ8で除去
され、排出口12から排水管13を通ってケーシング1
外に排出される。そして、海塩粒子を除去された空気は
接続ダクト5を通って外気用空気調和器21に導入され
、この内部のエアフィルタ(図示路)によって、残りの
海塩粒子およびその他の塵埃のほとんど全てを除去され
てクリーンルーム内に吹き出される。
また、外気中の海塩粒子濃度が変動すると、検出手段1
6がこれを検出し、濃度が一定値以下となると制御手段
20がスプレー機構11をOFFにして水の噴霧を停止
させる。そして、この一定値以下の状態が長く続く場合
には、制御手段20が、さらに送風機3をOFFにし、
かつ、バイパスダンパ13を開状態に、吹出ダンパ12
を閉状態にして空気清浄装置全体の機能を停止させる。
この場合、外気用空気調和器21には接続ダクト5の分
岐部4を通って外気が直接導入されることになる。
・一方、第3図は本発明の第2実施例を示している。こ
の図において排水管13の先端には遣水タンク22が設
けられ、この還水タンク22が還水ポンプ23を介して
給水タンクlOに連結されている。また、遣水タンク2
2にはその内部に溜められる水の中の海塩粒子濃度を検
出する濃度センサ24、および排水弁25が設けられ、
濃度センサ24は制御手段20に接続されている。さら
に、給水タンク10にはその内部の水位を検出する水位
センサ26、および給水弁27が設けられ、水位センサ
26は給水弁27に接続されている。そして制御手段2
0は、還水ポンプ23、排水弁25、給水弁27等に接
続されている。つまり、この第2実施例の装置において
は、排水管13からの水が遣水タンク22に溜められた
後、遣水ポンプ23により給水タンク10に戻されて再
使用される。
そして、遣水タンク22の水の海塩粒子濃度が高くなり
、ケーシングI内へ噴霧する水として不適当になると、
濃度センサ24がこれを検出して制御手段20に伝え、
制御手段20が排水弁25を開いて遣水タンク22内の
水を廃棄する。なお、このとき遣水ポンプ23は停止す
るが、制御手段20が給水弁27を開いて給水タンク1
0に水を補給する。
また、第4図は本発明の第3実施例を示している。この
装置は上記第2実施例の装置と同様、排水管13からの
水を再使用する装置であるが、第2実施例と異なる点は
、給水タンク28が還水タンクを兼ねており、かつ、還
水ポンプが不要で装置の構造を単純かつ小型化できる点
である。このような装置において給水タンク28の水を
交換する場合は、スプレー機構11の動作中に水位セン
サ26を利用して、排水と同時に排水量と同量の水を給
水するか、または、スプレー機構11の停止中に排水お
よび給水を行うように制御する。
なお、上記実施例において、ケーシングI内のミスト除
去フィルタ8の下流側に、エアフィルタを配設し、この
空気清浄装置を通した空気を直接クリーンルーム内に吹
き出すことができるようにしてもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の空気清浄装置は、空気を
通過させるケーシングの内部に水を噴霧するスプレー機
構を備え、しかも、空気中の海塩粒子の濃度を検出する
検出手段と、この検出手段の検出データに基づいてスプ
レー機構の動作制御を行う制御手段とを備えたので次の
ような優れた効果を奏する。
■空気中の海塩粒子濃度が高いときにスプレー機構を作
動させ、低いときに停止させることにより、装置の運転
費および水を節約して、省エネルギー化を図ることがで
きる。
■空気中の海塩粒子を効率良く除去することができる。
したがって、生産設備用のクリーンルーム等に適用すれ
ば、製品の品質を向上させ、歩留まりを高めることがで
きる。
■海塩粒子以外の水溶性汚染物質、例えば塩化水素等を
も空気中から除去して、生産設備用クリーンルーム内の
仕上げ材料等の腐食会防止することができる。
■大気中に含まれている海塩粒子以外の塵埃を海塩粒子
と同時に除去できるから、外気用空気調和器の負荷を軽
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概略図、第2図は大
気中の海塩粒子濃度と風速との関係の一例を示すグラフ
、第3図は本発明の第2実施例を示す概略図、第4図は
本発明の第3実施例を示す概略図である。 l・・・・・・ケーシング、3・・・・・・送風機、6
・・・・・・スプレーノズル、7・・・・・・エリミネ
ータ、8・・・・・・ミスト除去フィルタ、9・・・・
・・スプレー用ポンプ、10.28・・・・・・給水タ
ンク、11・・・・・・スプレー機構、13・・・・・
・排水管、14・・・・・・吹出ダンパ、15・・・・
・・バイパスダンパ、16・・・・・・検出手段、17
・・・・・・ナトリウムセンサ、18・・・・・・風向
風速センサ、19・・・・・・補助センサ、20・・・
・・・制御手段、21・・・・・・外気用空気調和器、
22・・・・・・還水タンク、23・・・・・・還水ポ
ンプ、24・・・・・・濃度センサ、25・・・・・・
排水弁、26・・・・・・水位センサ、27・・・・・
・給水弁。 第2図 風速(m/Sン 第3図 I 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部に空気を通過させるケーシングと、このケーシング
    の内部に水を噴霧するスプレー機構と、空気中の海塩粒
    子の濃度を検出する検出手段と、この検出手段の検出デ
    ータに基づいて前記スプレー機構の動作制御を行う制御
    手段とを備えたことを特徴とする空気清浄装置。
JP60107161A 1985-05-20 1985-05-20 空気清浄装置 Granted JPS61265432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60107161A JPS61265432A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 空気清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60107161A JPS61265432A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 空気清浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61265432A true JPS61265432A (ja) 1986-11-25
JPH0215780B2 JPH0215780B2 (ja) 1990-04-13

Family

ID=14452037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60107161A Granted JPS61265432A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 空気清浄装置

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JP (1) JPS61265432A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11156139A (ja) * 1997-11-21 1999-06-15 Toshiba Corp 外気処理装置及び外気清浄化システム
JP2000046400A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Taisei Corp クリーンルーム用外気処理装置
JP2004347165A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Daiei Project:Kk 空気清浄化装置
JP2012102918A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Sekisui Chem Co Ltd 空調システム及び建物
JP2019184204A (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 株式会社アクシス 空気清浄器

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JP2019184204A (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 株式会社アクシス 空気清浄器

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JPH0215780B2 (ja) 1990-04-13

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