JP2019184204A - 空気清浄器 - Google Patents

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博昭 角田
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Abstract

【課題】清浄された空気と共に外部に液体が流出することを簡素な構成で抑制できる空気清浄器を提供する。【解決手段】空気を吸気口21から排気口22に向けて送出するファンFと、吸気口21及び、吸気口21よりも上方側に配置され排気口22に連通する開口26を有するケース25と、ケース25内で液体を噴霧する噴霧口31eと、を備える空気清浄器10であって、ファンFはケース25よりも下流側に設けられ、ケース25の開口26とファンFとの間にダクト40が延設されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ファンによって内部に取込んだ空気を洗浄し、外部に送出する空気清浄器に関する。
従来、執務室やアミューズメント施設、或いは工場等の空間内の汚れた空気を、空気清浄器を用いて処理することが試みられている。その一例として、例えば、特許文献1に示されるように、汚れた空気を取り込む送風機(ファン)と、スプレー部(噴霧口)より噴霧された薬剤と水とからなる液体で空気を洗浄する捕捉装置(洗浄装置)と、洗浄後の空気を渦状に旋回させることで発生する遠心力によって液体を分離するサイクロン(除湿装置)と、を備える空気清浄器が知られている。詳しくは、汚れた空気が洗浄される際に捕捉装置のケース内部では、ファンの下流側が直接接続された外ケースの下方側から当該ケースの上方側に向けて、強い圧力がかかった状態の空気と共に、噴霧された液体が巻き上げられ易くなっており、液体の微粒子と空気とが混在した状態となっている。そこで、ケースに連通するサイクロン内部へ液体の微粒子と共に洗浄された空気を送り込むことで、空気から液体を分離し、洗浄された空気を排気口より排出している。
特開2016−52653号公報(第5,6頁、第1図)
しかしながら、特許文献1の空気清浄器にあっては、吹出した空気に伴って室内の空気を過度に加湿したりや周囲に液体が飛散したりすることを防止できるものの、サイクロンのような除湿装置を配設する必要があることから構成が複雑になってしまうため、かねてより構成を簡素化して欲しいとの要望があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、清浄された空気と共に外部に液体が流出することを簡素な構成で抑制できる空気清浄器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の空気清浄器は、
空気を吸気口から排気口に向けて送出するファンと、前記吸気口及び、該吸気口よりも上方側に配置され前記排気口に連通する開口を有するケースと、該ケース内で液体を噴霧する噴霧口と、を備える空気清浄器であって、
前記ファンは前記ケースよりも下流側に設けられ、前記ケースの前記開口と前記ファンとの間にダクトが延設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ケースの下流側に設けたファンの引き圧により、ケース内に比較的小さい圧力でも確実な空気流を生成できるばかりか、ダクトを介してファンから上流側に離間したケース内では、乱流や渦流を生じることなく安定した空気流を得ることができることから、該ケース内にて噴霧口より噴霧された液体が、自重で落下することで空気流と分離し易いため、清浄された空気と共に外部に液体が流出することを簡素な構成で抑制できる。
前記ダクトは、少なくとも一部が略鉛直下方向に延設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ダクトを下方向に延設することで、ケースからファンにかけての空気の移動距離を確保できることから、空気清浄器をコンパクトに構成することができる。
前記ケースは、前記噴霧口の下流側がフィルタによって区画されており、該フィルタよりも上流側にて空気を洗浄する洗浄室と、該フィルタよりも下流側にて空気を前記ダクトに誘導する誘導室と、を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、フィルタによって空気の通路面積が絞られることで、フィルタの面方向に空気流が分散され、洗浄室を移動する空気流を略均一な流れにすることができるため、洗浄室内の空気に混在する洗浄後の液体を遮り効果によって当該フィルタに付着させ、更に慣性によって当該フィルタに滞留させることで、ダクトへ誘導される空気から確実に分離することができる。
前記ケースは、少なくとも前記洗浄室の通路面積が前記ダクトの通路面積よりも広いことを特徴としている。
この特徴によれば、洗浄室内の通路面積を大きくすることで、洗浄室内を移動する空気の移動速度を低下させることができるため、むらなく空気の洗浄ができる上に、空気の動圧が変動することで空気から液体を除去する効率が高い。
前記ケースは、前記誘導室の上端部が上方に向かうほどに通路面積が狭くなるテーパ状に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、誘導室からダクト内に移動する空気の速度を略均等に変化させることができるため、誘導室からダクト内に移動する空気の乱れを抑制することができる。
前記吸気口は室外環境に連通し、前記排気口は室内環境に連通していることを特徴としている。
この特徴によれば、室外環境から取込んだ外気を洗浄した後、室内環境に送り出すことで、室内環境の空気を清浄することができるとともに、室内環境の空気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度等を正常な数値に保つことができる。
実施例における空気清浄器を示す斜視図である。 空気清浄器を構成する各構成要素の接続を示す図である。 (a)は、フィルタと当該フィルタと同水平位置におけるダクトを示す断面上面図であり、(b)は、複数の噴霧口と当該フィルタと同水平位置におけるダクトを示す断面上面図である。 (a)は、3枚のフィルタが配設されたケースを示す断面正面図であり、2枚のフィルタが配設されたケースを示す断面正面図である。 空気清浄器内の空気の流れを示した模式図である。
本発明に係る空気清浄器を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る空気清浄器につき、図1から図5を参照して説明する。尚、以下、図5の紙面手前側を空気清浄器の正面側(前方側)とし、その前方側から見たときの左右方向を空気清浄器の左右方向として説明する。また、本実施例において、通路面とは、空気清浄器内の通路を移動する空気の移動方向に直交する平面のことを意味し、通路面積とは、通路面の面積を意味する。
本発明の空気清浄器10は、例えば、タバコの煙やダスト等の塵芥物質、或いはウィルス、PM2.5等の汚染物質等の異物(以下、単に「異物」という場合がある)を含む屋外60(室外環境)の外気A1を取込んで、薬剤を含む水からなる洗浄液32d(液体)にて洗浄した洗浄済空気A2を屋内50(屋内環境)に送り出す、外気導入式の空気清浄器10である。尚、屋内50とは、例えば執務室やアミューズメント施設の内部、或いは工場等の建屋の内部を意味する。
図1,図2に示されるように、空気清浄器10は、屋外60に連通する吸気口21から取入れた外気A1中に含まれる煙やダスト、或いは汚染物質等を捕捉する洗浄装置30と、該洗浄装置30の下流側端部に連結されたダクト部40(ダクト)と、該ダクト部40の下流側端部に連結されたファンFと、から主に構成される。洗浄済空気A2はファンFの吸引圧によって吸引され、ファンFの吐出口である排気口22を通じて屋内50に送り出される。以下、空気清浄器10を構成する洗浄装置30、ダクト部40及びファンFについて説明する。
図2に示されるように、洗浄装置30は、中空構造のケース25を備える本体20と、ケース25内にて洗浄液32dを噴霧する噴霧口31eを複数備える洗浄液供給部31と、洗浄液32d中の薬剤を補給する補給部32と、洗浄液32dを浄化するための浄化部33と、から構成されている。
先ず、本体20について説明する。図1に示されるように、本体20は、本体20の骨組みを構成する上面視略正方形のフレームE1と、該フレームE1に取付けられたケース25と、ケース25内を洗浄室Z1とダクト下部室Z2(誘導室)とに区画する複数枚(本実施例では3枚)のフィルタ37,37,37と、から構成されており、ケース25は、平板状の金属板からなり、底部にパネル材23fを、天井部に蓋部材23gを、それぞれ密封状に取付けることで形成されている。また、本体20の高さ寸法L1(図5参照)とケース25の高さ寸法L2(図5参照)は、ケース25の通路面の幅及び奥行寸法L3(図3参照)よりも長尺である。
また、ケース25の底部は、空気清浄器10が設置される床Gから高さ寸法L1と高さ寸法L2との差分離間しており、該底部から下方のフレームE1は露出している。フレームE1の下端部は、アンカーにより床Gに固定されている。尚、フレームE1のケース25の下側もパネルで覆われていてもよく、下端部にキャスタが取付けられていてもよい。
図1に示されるように、ケース25の側部は、平板状のパネル部23a(前側部)、パネル部23b(右側部)、パネル部23c(後側部)、パネル部23d(左側部)によって上面視略正方形に構成されており、パネル部23aには、上端部に窓部23eが着脱可能に取付けられている。この窓部23eを介してケース25内部の外気A1の洗浄状況を外部から観察できるようになっている(図1参照)。
図1,図5に示されるように、パネル部23dの下部には、フランジ25d(図5参照)を有する下向き逆L字状の吸気系ダクト21aが該パネル部23dの板厚方向に貫通して固定されている。吸気系ダクト21aは、パネル部23d及び壁Wを貫通してケース25の外側方に向けて突出して屋外60に連通し、ケース25の内側方に向けて延びて更に底部25b側に向けて延びている(図5参照)。この吸気系ダクト21aの屋外60側の開口部が吸気口21である。
また、上述したように、ケース25の底部は高さ寸法L1と高さ寸法L2との差分床Gから離間していることから、これに伴って吸気系ダクト21aの高さ位置もケース25の底部が床Gに設置されている態様と比較して上方に配置されている。これにより、屋外60にて地面から拭き上げられた粉塵等を吸気系ダクト21a内に引込みにくくすることができる。
図5に示されるように、ケース25の底部を構成する平板状のパネル材23fには、このパネル材23fよりも一段低く、且つ略中央部にケース25内外に連通する排水升27が取付けられており、排水升27には、浄化部33の浄化系パイプ33aが連結されている(図2参照)。尚、パネル材23fは、本実施例では略水平に形成されているが、これに限らず例えば排水升27に向けて下方に傾斜するテーパ状に形成されていてもよい。
図1,図3(a)に示されるように、ケース25の天井部には、上方に向かうほどに各側部から上面視中央部側へと傾斜するテーパ状に形成された蓋部材23gが固定されており、蓋部材23gの上面視中央部に略正方形状の開口26が形成され、更に該開口26の周部にダクト部40を接続するためのフランジ25eが形成されている。
図4に示されるように、ケース25内部側のフレームE1の上部には、前後方向に延びる側面視コ字状に形成された対向する一対のチャンネル部材28,28が上下方向に3組固定されており、各組のチャンネル部材28,28にフィルタ37を挿入可能となっており、本実施例では最大で3枚のフィルタ37,37,37を挿入できる。これらフィルタ37は、ケース25の窓部23eを取外すことでケース25外からアクセス可能となっており、フィルタ37の清掃や交換等のメンテナンスを行うことができる。
図3(a)に示されるように、フィルタ37は、ステンレス製の複数の線材で形成されたメッシュ部材37aが、ステンレス鋼材で形成された枠体37bに敷き詰められることで構成されている。このメッシュ部材37aは、ステンレス製の複数の線材を絡ませることにより立体的に構成されており、これらの線材によって上下、左右、または斜め方向に多数の細孔が形成されている。尚、フィルタ37は、樹脂材や他の金属部材で形成されていてもよく、ステンレスに限定されるものではない。
また、ケース25内部は、図5に示されるように、フィルタ37を挿入することで、このフィルタ37を境界として、下方すなわち上流側に位置する洗浄室Z1と、上方すなわち下流側に位置するダクト下部室Z2とに区画されている。ダクト下部室Z2の上端部は、蓋部材23gが配設されていることから、蓋部材23gの開口26(図1,図3(a)参照)に向かって先細り状に一定角度で傾斜するテーパ状の空間となっている。尚、洗浄室Z1では、洗浄前の外気A1と洗浄済空気A2とが混在しており、最下段のフィルタ37よりも上方すなわち下流側では、洗浄済空気A2だけが移動する。
図3(b),図5に示されるように、洗浄室Z1には、ケース25のパネル部23dを板厚方向に貫通して該洗浄室Z1の上端部(最下段のフィルタ37の下方)に洗浄液供給部31の供給系吐出パイプ31dが配設されている。ケース25内の供給系吐出パイプ31dは、水平方向かつ前後方向へ複数(本実施例では5つ)のパイプがフォーク状に分岐されており、分岐された各パイプが互いに略平行かつ略等間隔に配設されている(図3(b)参照)。これら各パイプには、噴霧口31eが所定間隔置きに配設されており、洗浄室Z1内にむらなく洗浄液32dを噴霧可能となっている。これら噴霧口31e等の清掃や交換等のメンテナンスを行う際には、フィルタ37と同様に、ケース25の窓部23eを取外して行うことができる。尚、供給系吐出パイプ31dは、パネル部23d以外の部分を貫通してケース25内に配設されていてもよく、限定されるものではない。
次いで、浄化部33について説明する。図2に示されるように、浄化部33は、浄化系パイプ33aを通じて空気洗浄後の洗浄液32dが流入・貯水される貯水槽33b、該貯水槽33bに浄化系パイプ33cを介して連結され当該貯水槽33bから洗浄液32dを圧送する浄化系ポンプP3、該浄化系ポンプP3に浄化系パイプ33dを介して連結され当該浄化系ポンプP3から圧送された洗浄液32dから異物を除塵する洗浄液浄化用フィルタ部33e、とから主に構成され、洗浄液浄化用フィルタ部33eは、浄化系パイプ33fを介して貯水槽33bに連結されている。このように、貯水槽33bと洗浄液浄化用フィルタ部33eとの間で洗浄液32dを循環させることにより、長時間に亘り洗浄液32dを高い清浄度で保つことができる。また、浄化系パイプ33cには洗浄液32dを排水するための浄化系バルブ33gが連結されている。
次いで、洗浄液供給部31について説明する。図2に示されるように、洗浄液供給部31は、複数の噴霧口31e,31e,…を備える供給系吐出パイプ31d、該供給系吐出パイプ31dに三方切換バルブ31c及び供給系パイプ31bを介して連結され洗浄液32dを噴霧口31e,31e,…へ圧送する供給系ポンプP1を主に備え、供給系ポンプP1は、吸込パイプ31aを介して貯水槽33bと連結されている。これにより、貯水槽33bから供給系ポンプP1によって吸い上げられた洗浄液32dが噴霧口31eに圧送されることで霧状に噴霧される。また、三方切換バルブ31cには、補給部32の補給系パイプ32cも連結されている。尚、図2は、図示の都合上、供給系吐出パイプ31dが紙面右側からケース25内に配設されているように図示されているが、実際には上述したとおりである。
ここで、洗浄室Z1に噴霧された洗浄液32dは、霧状の無数の微粒子となることによって表面積が増している。これらにより、外気A1に対してむらなく洗浄液32dが噴霧されることとなるため、洗浄室Z1内に送り込まれた外気A1内に含まれる異物を、洗浄液32dの微粒子によって捕捉する効率が良い。また薬剤は、異物に含まれる病原菌や微生物等を殺菌する効能を有してもよい。
次いで、補給部32について説明する。補給部32は、薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵部32a、該薬剤貯蔵部32aに補給系パイプ32bを介して連結され薬剤を溶かした液体(洗浄液32dより濃度が高い)を洗浄液供給部31の三方切換バルブ31cへ圧送する補給系ポンプP2を主に備え、補給系ポンプP2は、補給系パイプ32cを介して三方切換バルブ31cに連結されている。これにより、補給部32から薬剤が補給されることで、洗浄液32d中の薬剤の濃度を適切に保つことができる。尚、薬剤は、塩素、次亜塩素酸等であり、香りを付加する香料等を付加してもよい。
ここで、洗浄液32dの交換について説明する。所定時間(例えば屋内50での営業時間)使用することで外気A1中の異物を捕捉して汚れた洗浄液32dは、浄化部33の貯水槽33bに回収された後、浄化部33の浄化系バルブ33gを介してすべて排水される。次いで、空になった貯水槽33b内に、図示しない注水管を通じて真水が注水され、洗浄液供給部31の供給系ポンプP1により貯水槽33bから真水が吸い上げられる。このとき、補給部32より洗浄液32dより濃度が高い薬液を洗浄液供給部31の三方切換バルブ31cより洗浄液供給部31へ供給することで、真水と薬液とが混合され所定濃度の洗浄液32dを生成することができる。このようにして、新たな洗浄液32dに交換することができる。尚、貯水槽33bに貯水される洗浄液32dは、所定時間の連続運転を安定して行うために必要な量以上であることが好ましい。さらに尚、補給部32より補給される濃度が高い液体の量を調節可能とすることで、適宜洗浄液32dに含まれる薬剤の濃度を調節してもよい。
次に、ダクト部40について説明する。図1,図5に示されるように、ダクト部40は、ケース25の開口26(図1参照)周部のフランジ25eと上流側のフランジ41dとが図示しない締結部材により連結された第1ダクト41、該第1ダクト41の下流側のフランジ41eと上流側のフランジ42dとが同様に連結された第2ダクト42から構成されており、同様に第2ダクト42の下流側のフランジ42eは、ファンFの上流側のフランジFdと連結されている。すなわち吸気口21、ケース25の内部、開口26、ダクト部40の内部及び排気口22に亘って空気が移動する通路が連通されている。尚、第1ダクト41及び第2ダクト42は、本実施例において通路面の形状(断面形状)が略正方形状である所謂角ダクトであるが、丸ダクトやフレキシブルダクトであってもよい。
第1ダクト41は、ケース25の開口26から第2ダクト42の上流側のフランジ42dに向けて上方から側方に略90度湾曲した形状を成している。第2ダクト42は、第1ダクト41の下流側のフランジ41eから略垂直下方に向けて略90度湾曲した第1曲管部42a、本体20に沿って略鉛直方向へ直線状に延設された直管部42b、ファンFの上流側のフランジFdに向けて略90度湾曲した第2曲管部42cによりクランク形状を成している。また、図2に示されるように、第2曲管部42cの下端部(底部)には、第2ダクト42内に付着した洗浄液32dや結露等を排出するためのダクト系バルブ42fが取付けられている。
また、図3,図5に示されるように、ダクト部40(第2ダクト42)の高さ寸法L4(図5参照)は、ダクト部40の通路面の幅及び奥行寸法L5(図3参照)、本体20の高さ寸法L1(図5参照)及びケース25の高さ寸法L2(図5参照)よりも長寸となっている。
また、図3に示されるように、ダクト部40の通路面の幅及び奥行寸法L5は、ケース25の通路面の幅及び奥行寸法L3よりも短寸であることから、ダクト部40の直線状に延びる部分における通路面積S2は、ケース25の洗浄室Z1の最大の通路面積S1(吸気系ダクト21aと最下段のフィルタ37との間の通路面積)よりも小さい。尚、フィルタ37の面積とダクト下部室Z2の最大の通路面積は、通路面積S1と略同一である。
次に、ファンFについて説明する。ファンFは、その羽根の回転により上流側に負圧を生じさせて空気を取込むとともに、該取込んだ空気を高圧の正圧で下流側に送出するファンであり、たとえばターボファン、シロッコファン、軸流ファン等が使用される。尚、ファンFは、その回転速度が可変に制御されてもよい。
次に、図5を用いて、空気清浄器10内の空気流について、ファンF直近の上流に位置する第2ダクト42の第2曲管部42cから吸気口21に向かって順に上流側へ遡りながら説明する。尚、図5では、流れる風の向きや風圧を矢印で模式的に示している。
第2曲管部42c内部では、第2ダクト42の直管部42b内部を略直線状に移動してきた洗浄済空気A2の移動方向が略90度曲げられるとともに、直近するファンFが渦状に洗浄済空気A2を取込むことから、激しい乱流や渦流が発生する場合がある。しかしながら、直管部42bの通路面の形状が移動方向に沿って略同一形状且つ直線状であり、また空気の移動方向に沿って長寸であるため、上流側に向かうにつれ空気流が定常流となる。これにより、通路面における洗浄済空気A2の移動速度や風圧が略均一となり、ケース25の開口26(図1,図3(a)参照)にかけての洗浄済空気A2の流れが安定する。尚、空気の流れを安定させるために、より好ましくは、第2ダクト42の内、第1曲管部42aと第2曲管部42cとを除く直管部42bの高さ寸法が、ケース25の高さ寸法L2以上であるとよい。
ダクト下部室Z2では、上流側に向かうほどに通路面積が拡大することから、上流側に向かうほどに通路面における空気の移動速度が低下する。加えて、ケース25の開口26よりも上流側の蓋部材23gが一定角度で傾斜するテーパ形状であり、吸込みの風圧が略均等にダクト下部室Z2内の空気に作用することから、ダクト下部室Z2からダクト部40内に移動する空気の移動速度を略均等に変化させることができるため、ダクト下部室Z2からダクト部40内に移動する空気の乱れを抑制することができる。これにより、ダクト下部室Z2内の空気流が安定している。
ダクト下部室Z2の上流側には、3枚のフィルタ37,37,37が配設されており、フィルタ37によって洗浄済空気A2の通路面積が絞られることで、フィルタ37の面方向に空気流が分散され、ダクト下部室Z2の下部側に向かって移動速度が更に低下する。また、ダクト下部室Z2よりも上流側であることから、フィルタ37を通過する空気流も安定している。
洗浄室Z1における通路面積S1の部分(吸気系ダクト21aと最下段のフィルタ37との間)では、ダクト部40の通路面積S2よりも大きいことから、第2ダクト42の直管部42b内の洗浄済空気A2の移動速度よりも低下している。また、ダクト下部室Z2やフィルタ37,37,37よりも上流側であることから、空気流も安定している。
また、洗浄室Z1における通路面積S1の部分よりも上流側(以降、「洗浄室Z1の上流側」と記載)では、吸気系ダクト21aにより通路面積が減じられているため、上述した通路面積S1の部分の空気の移動速度よりも速い。
吸気系ダクト21a内部の通路面積は、洗浄室Z1の上流側の通路面積よりも更に小さいことから、該上流側よりも外気A1の移動速度や風圧が大きい。また、吸気系ダクト21aのケース25内の開口端部がパネル材23fに近接していることから、吸気系ダクト21a内に引込まれた外気A1が、パネル材23fに案内されて、該パネル材23fの面方向に広がり易くなっている。これにより、素早く外気A1を通路面の面方向に広げることができる。
これらのように、ケース25の下流側に設けたファンFの引き圧により、吸気口21から排気口22にかけて空気を送出することができる。また、ファンFはケース25の下流側に配設されていることから、比較的小さい圧力でも吸気口21より外気A1をケース25内に取り込むことができるため、確実な空気流を生成できる。
次に、空気清浄器10による空気の洗浄について、噴霧口31e,31e,…(図4参照)より噴霧された洗浄液32d(図4参照)の移動に基づいて説明する。噴霧口31e,31e,…が配設された洗浄室Z1の通路面積S1の部分においては、上述したように外気A1及び洗浄済空気A2の移動速度が低下しており、洗浄室Z1内に噴霧された洗浄液32dの微粒子を洗浄済空気A2と共にフィルタ37の下流側へと移動させるほどの移動速度が発生していないことに加えて、空気流が安定していることから、洗浄液32dの微粒子がその自重によってケース25内の底部へと落下するため、洗浄液32dの微粒子を洗浄室Z1内で回収することができる。より詳しくは、洗浄室Z1内に圧力をかけて噴霧された洗浄液32dは、噴霧口31e,31e,…付近では洗浄液32dの沈降させる力が働き、重力沈降速度差による慣性衝突や、遮り効果、粒子の拡散などが支配的であり微粉塵粒子の取り込みが起こる。また、沈降させる力と抵抗する力(空気の移動速度)が均衡を保つ領域においては、拡散泳動や熱泳動による微粉塵などの取り込みが起こり、その後、微粉塵を取り込んだ洗浄液32dは洗浄室Z1内で回収することができる。特に、洗浄済空気A2の移動方向が鉛直上方向であり、これとは逆に、洗浄液32dの微粒子の落下方向が重力方向すなわち鉛直下方向であるため、鉛直上方向に移動する洗浄済空気A2から洗浄液32dの微粒子を分離し易い。
また、洗浄室Z1の通路面積S1の部分において洗浄液32dの微粒子が巻き上げられる場合、フィルタ37,37,37によって捕捉されたり、他の洗浄液32dの微粒子と合流することで粒の自重が大きくなることで落下するため、洗浄室Z1内で洗浄液32dの微粒子を回収することができる。これらのことから、洗浄室Z1内で洗浄液32dを回収できるとともに、ダクト下部室Z2において洗浄液32dが回収された後の空気をダクト部40へ誘導することができる。
すなわち、洗浄室Z1内の通路面積を大きくすることで、洗浄室Z1内を移動する外気A1や洗浄済空気A2の移動速度を低下させることができるため、むらなく外気A1の洗浄ができる上に、空気の動圧が変動することで洗浄済空気A2から洗浄液32dを除去する効率が高い。
ここで、フィルタ37は、例えばホコリや羽毛のような比重の軽い異物が巻き上げられたとしても、このフィルタ37によって捕捉されるため、洗浄済空気A2と共にフィルタ37の下流側へ移動することを防ぐことができる。更にフィルタ37には、巻き上げられた洗浄液32dが付着していることから、該洗浄液32dが該異物に染み込むことで重量が増すため、フィルタ37から離れて落下する。
また、フィルタ37は、メッシュ部材37a及び枠体37bがステンレス鋼材で形成されていることが好ましく、外気A1を洗浄後の洗浄液32dが付着しても水垢や汚れが沈着しにくく、洗浄液供給部31の複数の噴霧口31eから噴霧される洗浄液32dにより容易に洗い流すことができる。これにより、フィルタ37は、汚損され難く、メンテナンス頻度を低減することができる。
洗浄室Z1の上流側では、上述したように通路面積S1の部分の空気の移動速度よりも速い上に、吸気系ダクト21aを突出させていることで、乱流や渦流の発生を促進しており、落下してきた洗浄液32dの微粒子同士を互いに結合し易くしている。これにより、洗浄液32dの粒が大きくなり、自重が増すことから、洗浄液32dをケース25の底部へと落下させることができる。加えて、このように粒の大きな洗浄液32dが多いことから、吸気系ダクト21aから吹き込んできた比重の軽い異物に粒の大きい洗浄液32dが付着し易いため、該異物を除去し易い。
吸気系ダクト21a内部では、上述したように洗浄室Z1の上流側よりも外気A1の移動速度や風圧が大きいことから、洗浄液32dの微粒子が吸気系ダクト21a内を逆流しにくくなっている。
これらのことから、洗浄液32dはダクト部40内へ移動することが防止されているものの、例えば洗浄液32dの噴霧量が多い場合など、その一部がダクト部40内へ移動するようなことがあったとしても、第2曲管部42c内で発生する乱流によって第2曲管部42cの壁部に付着することで、洗浄液32dが洗浄済空気A2とともにファンFに吸い込まれることが抑制されている。尚、第2曲管部42cの壁部(底部)に付着した洗浄液32dは、ダクト系バルブ42f(図2参照)より排出させることができる。
これまで、ケース25内部に配設されるフィルタ37が3枚である態様として説明してきたが、例えば図4(b)に示されるように、冬場等においてはフィルタ37を1枚削減して2枚であってもよい。この態様であれば、洗浄済空気A2から取り除かれる水分量が減少され、洗浄済空気A2に含まれる水分量が増えることから、冬場等の乾燥した時期に屋内50を加湿することができ、ウイルスやインフルエンザ等の元になる細菌の繁殖を抑制することが可能になる。またこれとは逆に、夏場等においてはフィルタ37の枚数を増やすことで、除湿効果を高めることができる。すなわち、フィルタ37による補水効率は、フィルタ37が多いほど良好となる。ただしこれに相反して、空気の流動性はフィルタ37が少ないほど良好となることから、フィルタ37の枚数は、空気に含まれる水分量と必要とされる処理空気量とを勘案して適宜枚数が設定されることが望ましく、例えば1枚だけ配設されてもよく、4枚以上配設されてもよく、配設されなくともよい。
以上説明してきたように、本実施例における空気清浄器10は、ケース25の下流側に設けたファンFの引き圧により、ケース25内に比較的小さい圧力でも確実な空気流を生成できるばかりか、ダクト部40を介してファンFから上流側に離間したケース25内では、乱流や渦流を生じることなく安定した空気流を得ることができることから、該ケース25内にて噴霧口より噴霧された液体が、自重で落下することで空気流と分離し易いため、洗浄済空気A2と共に外部に洗浄液32dが流出することを簡素な構成で抑制できる。これにより、サイクロン式やコンプレッサ式等の除湿装置を必要としないことから、メンテナンス性が良い。
また、ファンFに取り込まれる段階の洗浄済空気A2に洗浄液32dはほとんど含まれていないことから、排気口22から洗浄液32dが排出されることが防止されているとともに、ファンF内部に水滴が付着することによる錆や水垢の発生を抑えることができる。これにより、排気口22周辺やファンFの清掃を低減することができるため、維持管理が容易である。
また、ダクト部40を下方向に延設することで、ケース25からファンFまでの移動距離を確保できることから、ダクトを水平方向や上方向に寸法L4分延設することと比較して、空気清浄器10をコンパクトに構成することができる。
また、フィルタ37によって洗浄済空気A2の通路面積が絞られることで、フィルタ37の面方向に空気流が分散され、洗浄室Z1を移動する空気流を略均一な流れにすることができるため、洗浄室Z1内の洗浄済空気A2に混在する洗浄後の洗浄液32dを遮り効果によって当該フィルタ37に付着させ、更に慣性によって当該フィルタ37に滞留させることで、ダクト部40へ誘導される洗浄済空気A2から確実に分離することができる。
また、屋外60から取込んだ外気A1を洗浄した後、洗浄済空気A2を屋内50に送り出すことで、人の往来や呼吸、機械の駆動等によって汚れたり二酸化炭素濃度が高まったりしていた屋内50の空気が、換気扇や通気口、自動ドア等から屋外60へと排出される。これにより、屋内50の空気を清浄することができるとともに、屋内50の空気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度等を正常な数値に保つことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、空気清浄器10は、吸気口21が屋外60に、排気口22が屋内50にそれぞれ配設されている態様として説明したが、これに限らず、吸気口21または排気口22が壁で仕切られた一方の部屋と他方の部屋とにそれぞれ配設されていてもよく、同じ室内に配置されていてもよく、その配設箇所が限定されるものではない。
また、吸気口21は、壁Wを貫通した位置に配設されている態様であるとして説明したが、これに限らず、例えば吸気系ダクトが屋外において下向きU字状に延設されていてもよく、吸気系ダクト21aに取付けられたフードカバーの開口部であってもよく、更に、吸気口21に格子状や網目状の部材が取付けられていてもよく、限定されるものではない。これらの態様であれば、吸気口21から雨水、大きなゴミ等が侵入することを防止できる。同様に、排気口22は、ファンFの下流側のフランジFeにダクトが取付けられており、任意の部屋や空間まで延設されていてもよく、限定されるものではない。
また、吸気口21および排気口22は、一つずつ設けられた態様として説明したが、これに限らず、複数に分岐されていてもよい。この態様の吸気口であれば、一つの吸気口あたりの引き圧が下がることから、比重の大きい粉塵や紙屑等を引込みにくくすることができるとともに、一つの吸気口が閉鎖される等して外気A1を取込みにくい状態となっても、他の吸気口より外気A1を取り込むことができる。また、この態様の排気口であれば、一つの排気口あたりの送風圧が下がることから、屋内50の利用者に洗浄済空気A2の送風による不快感を与え難くすることができる。
また、吸気系ダクト21aやダクト部40は、ダクトによって形成されている態様として説明したが、これに限らず、ダクト状にケース25から一体に延設されていてもよく、建物側の換気ダクトがケース25に直接連結されていてもよく、限定されるものではない。
ケース25は、金属板によって上面視正方形状の箱体である態様として説明したが、これに限らず、略円柱状等に形成されていてもよく、木材、プラスチックで形成されていてもよい。また、騒音を低減するための消音材や吸音材が配設されていてもよい。
ダクト部40は、本体20に沿って略鉛直方向へ直線状に延設された態様として説明したが、これに限らず、上方や水平方向に延設されていてもよく、鉤状や螺旋状に形成されていてもよく、その延設方向や形状が限定されるものではない。
洗浄液32dは、薬剤を含む水であったが、薬剤を含まない真水であってもよい。また、水道水に限らず、水素水を使用してもよい。
10 空気清浄器
21 吸気口
22 排気口
25 ケース
26 開口
31e 噴霧口
32d 洗浄液(液体)
37 フィルタ
40 ダクト部(ダクト)
50 屋内(室内環境)
60 屋外(室外環境)
A1 外気
A2 洗浄済空気
F ファン
G 床
W 壁
Z1 洗浄室
Z2 ダクト下部室(誘導室)

Claims (6)

  1. 空気を吸気口から排気口に向けて送出するファンと、前記吸気口及び、該吸気口よりも上方側に配置され前記排気口に連通する開口を有するケースと、該ケース内で液体を噴霧する噴霧口と、を備える空気清浄器であって、
    前記ファンは前記ケースよりも下流側に設けられ、前記ケースの前記開口と前記ファンとの間にダクトが延設されていることを特徴とする空気清浄器。
  2. 前記ダクトは、少なくとも一部が略鉛直下方向に延設されていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄器。
  3. 前記ケースは、前記噴霧口の下流側がフィルタによって区画されており、該フィルタよりも上流側にて空気を洗浄する洗浄室と、該フィルタよりも下流側にて空気を前記ダクトに誘導する誘導室と、を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気清浄器。
  4. 前記ケースは、少なくとも前記洗浄室の通路面積が前記ダクトの通路面積よりも広いことを特徴とする請求項3に記載の空気清浄器。
  5. 前記ケースは、前記誘導室の上端部が上方に向かうほどに通路面積が狭くなるテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の空気清浄器。
  6. 前記吸気口は室外環境に連通し、前記排気口は室内環境に連通していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の空気清浄器。
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