JP2001314702A - 脱泡機構を備えた調合装置 - Google Patents

脱泡機構を備えた調合装置

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JP2001314702A
JP2001314702A JP2000139615A JP2000139615A JP2001314702A JP 2001314702 A JP2001314702 A JP 2001314702A JP 2000139615 A JP2000139615 A JP 2000139615A JP 2000139615 A JP2000139615 A JP 2000139615A JP 2001314702 A JP2001314702 A JP 2001314702A
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Tsunehiro Noda
倫弘 野田
Yoshinobu Miyake
義宣 三宅
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で設置スペースが少なくて済み、低コス
トで取扱液の気泡を効率よく除去できる脱泡機構を備え
た調合装置を提供することを。 【解決手段】 取扱液を調合する容器1を具備し、該容
器1の上部に脱泡機能を持つ回転体3を装着し、該容器
1の下部に攪拌機2を配置し、該容器1内を真空ポンプ
4で真空状態にして回転する回転体3に取扱液を導入
し、該取扱液を遠心力で加速すると共に、容器内壁面に
衝突させ流下させて気泡を除去する。また、攪拌機2は
ノンシール攪拌機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空容器内で脱泡機
能を持つ回転体を回転することにより遠心力により取扱
液を加速し、該取扱液中の気泡を除去する脱泡機構を備
えた調合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体と液体を混合した所定の溶解
液を作液する場合、オープンタンクを利用して粉体類を
投入し溶解する方法であった。この場合、粉体溶解に伴
う混入空気が液中に分散するため、この気泡を除去する
ため別途脱泡装置を装着していた。
【0003】図1は、従来のこの種の連続脱泡装置の構
成例を示す図である(特公平2−12121号公報参
照)。図1において、真空容器101内には主軸102
が突出しており、該主軸102の下端にはパンチングプ
レート等の多数の細孔が形成された円筒状スクリーン1
05と底板104とからなる回転ふるい体103が固設
されている。モータMの回転はヨーク106、駆動側マ
グネット107と従動側マグネット108との吸引力、
主軸102を介して回転ふるい体103に伝達される。
なお、112はヨーク106と従動側マグネット108
の間に配置された円筒状の隔離板である。
【0004】そして、供給口109から供給される取扱
液はモータMで回転されている回転ふるい体103の底
板104上に落下し、遠心力によって半径方向に加速さ
れた状態で円筒状スクリーン105の細孔を通過すると
き及び通過した後速度を有する粒子となって真空容器1
01の内壁面101aに衝突したときに一次の脱気が行
われる。次いで、真空容器101の逆円錐状の内壁面1
01bに沿って流下する過程で2次の脱気が行われる。
【0005】上記の1次の脱気において、回転ふるい体
103は取扱液を充分に加速し、円筒状スクリーン10
5の細孔を通過するときに真空下で膨張した取扱液の気
泡を破泡する。しかし、円筒状スクリーン105と真空
容器101の内壁面101aとの距離が比較的大きいの
で、円筒状スクリーン105を通過後の内壁面101a
に衝突するときの速度Vは小さくなり、脱気効果が低減
するという問題がある。
【0006】上記問題を解決するため、図2に示すよう
に、回転ふるい体103の底板104上に開口面積がそ
れぞれ異なる細孔を形成した円筒状スクリーン105
a、105b、105cを立設すると共に、該円筒状ス
クリーン105a、105b、105cの間に回転ふる
い体103の開口側に設けた固定板110に立設した円
筒状固定板111a、111b、111cを配置した構
成の脱泡装置が提案されている。
【0007】上記構成の脱泡装置において、供給口10
9から供給された取扱液は、底板104で充分加速され
て円筒状スクリーン105の細孔を通過するときに、真
空下で膨張した取扱液中の気泡が破泡、脱気され、次い
で円筒状固定板111bに大きい速度で衝突したとき脱
気され(以上が1次脱気)、次いで、円筒状固定板11
1bの側面を流下するとき真空下で脱気される(2次脱
気)。取扱液は更に周速の大きい底板104上に落下
し、加速され円筒状スクリーン105b、円筒状固定板
により上記と同様に1次、2次脱気される。このよう
に、このように脱気を繰返すことにより、脱気効果が大
幅に向上する。
【0008】一般的に取扱液の粘度が水相当のものであ
れば、泡の浮上消泡で充分と思われるが、紛体の溶解又
は増粘剤等を併用して液粘度を敢えて増粘させる液種
(例えば、ハム用インジェクション液=ピックル液)で
は、容器内を単純に真空にするだけでは混入空気の膨張
により泡層が極端に増大することにより、真空ポンプ側
に逆流する等の不都合が生じる。そこでこの不都合を解
消するため、上記脱泡装置を導入すると、スペースの増
大及びコスト増大を招くという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、小型で設置スペースが少なくて済
み、低コストで取扱液の気泡を効率よく除去できる脱泡
機構を備えた調合装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、取扱液を調合する容器を具備
し、該容器の上部に脱泡機能を持つ回転体を装着し、該
容器の下部に攪拌機を配置し、該容器内を真空状態にし
て回転する回転体に取扱液を導入し、該取扱液を遠心力
で加速すると共に、容器内壁面に衝突させ流下させて気
泡を除去することを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の脱泡機構を備えた調合装置において、攪拌機は
ノンシール攪拌機であることを特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の脱泡機構を備えた調合装置において、回
転体は多数の細孔が形成された筒状スクリーンを底板に
立設した有底のふるい体を具備し、容器内を真空にした
状態でふるい体を回転することにより、該ふるい体に導
入された取扱液を遠心力で加速し、筒状スクリーンを通
過させるように構成したことを特徴とする。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の脱泡機構を備えた調合装置において、回
転体は有底のふるい体を具備し、該ふるい体は多数の細
孔を形成した少なくとも2個の筒状スクリーンを底板に
同心円状に立設した構成であり、容器のふるい体の開口
側に固定板を設け、該固定板に筒状スクリーンの半径方
向の隙間に延びる少なくとも2個の筒状固定板を同心円
状に設け、容器内を真空にした状態でふるい体を回転す
ることにより、該回転体に導入された取扱液を遠心力で
加速し、筒状スクリーンを通過させ且つ筒状体に衝突さ
せるように構成したことを特徴とする。
【0014】上記のように取扱液を調合する容器の上部
に脱泡機能を持つ回転体を装着し、下部に攪拌機を配置
した構成を採用することにより、取扱液を調合する容器
と脱泡を収容する容器を兼用、即ち取扱液調合と脱泡を
同じ容器内で行うことができ、装置全体が小型となり、
設置スペースが少なくて済み、低コストで取扱液の気体
を除去できる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の脱泡機構を備えた調合装
置において、容器内の取扱液を回転体に導く循環手段を
備え、該循環手段で取扱液を循環させながら取扱液中の
気泡を除去することを特徴とする。
【0016】上記のように容器内の取扱液を回転体に導
く循環手段を備えたことにより、所定量の取扱液を容器
に収容し、回転体及び攪拌機を脱泡に必要な時間運転す
ることにより、バッチ式で、低コストで取扱液中の気泡
を効率よく除去できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図3は本発明に係る脱泡機構を
備えた調合装置の構成例を示す図である。本調合装置は
原料を調合する容器1を具備し、該容器1の上部に脱泡
機能を持つ回転体3を装着し、該容器1の下部に攪拌機
2を配置した構成である。容器1には配管12を介して
真空ポンプ4が接続されており、該真空ポンプ4を運転
することにより容器1内を真空状態にできるようになっ
ている。容器1内の取扱液9は配管5、7を介して循環
ポンプ8で循環されるようになっている。回転体3はモ
ータM1で回転駆動されるようになっており、攪拌機2
はモータM2で回転駆動されるようになっている。
【0018】上記構成の調合装置において、真空ポンプ
4を運転し、容器1内を真空状態にした状態でバルブV
1を開いて、導入管10から取扱液9をモータM1によ
り回転されている回転体3に導入する。これにより回転
体3の脱泡機能で取扱液9中の気泡を除去し、該取扱液
9は遠心力で容器1の内壁面に衝突させる。この衝突に
より、取扱液9中の気泡は破泡し、更に脱泡される。内
壁面に衝突した取扱液9は内壁面に沿って流下し、容器
1内に収容される。
【0019】容器1内に取扱液9が所定量溜まると、バ
ルブV1を閉じ取扱液9の供給を停止すると共に、バル
ブV2を開き、循環ポンプ8を起動し、容器1内の取扱
液9を配管5、7を通して循環ポンプ8で回転体3に送
り、取扱液を循環させる。この取扱液9の循環により、
回転体3の脱泡機能及び遠心力による加速がされ、粒子
となって容器1の内壁面に衝突する。この衝突により取
扱液中の気泡は破泡され脱気される。所定時間運転を継
続し、取扱液9中の気体が充分に除去されたら、図示し
ない排出機構により、取扱液9を次の工程に移送する。
以下、各部の詳細を説明する。
【0020】図4は攪拌機2の詳細構成例を示す図であ
る。攪拌機2は下部にフランジ2−1を有する円筒状の
回転軸2−2の先端に取付けられた攪拌羽根2−3を具
備し、該回転軸2−2は固定軸2−6にラジアル軸受2
−4及びスラスト軸受2−5を介して回転自在に支持さ
れている。該固定軸2−6は容器1の底部に一体的に固
定され頂部が閉塞された筒状ケーシング2−7の該頂部
に立設固定されている。また、フランジ2−1の底面に
は従動側マグネット2−8が固定されている。なお、フ
ランジ2−1、回転軸2−2及び攪拌羽根2−3は、清
掃時等に一体として固定軸2−6から取り外すことがで
きるようになっている。
【0021】他方モータM2の出力軸2−9は、ケーシ
ング2−7に伸びその先端には前記フランジ2−1に対
向してフランジ2−10が固定され、該フランジ2−1
0の上面には前記従動側マグネット2−8に対向して駆
動側マグネット2−11が固定されている。上記フラン
ジ2−1及び従動側マグネット2−8とフランジ2−1
0及び駆動側マグネット2−11でモータM2の回転力
を攪拌羽根2−3に伝達する磁気カップリングを構成す
る。
【0022】上記構成の攪拌機2において、モータM2
の回転はフランジ2−10、駆動側マグネット2−11
と従動側マグネット2−8との吸引力、回転軸2−2を
介して攪拌羽根2−3に伝達され、攪拌羽根2−3が回
転する。
【0023】図5は脱泡機能を有する回転体3の詳細構
成を示す図である。回転体3はモータM1の出力軸3−
5の先端にふるい体3−1が固着されている。該ふるい
体3−1は底板3−2を具備し、該底板3−2には円筒
状のスクリーン3−2a、3−2b、3−2cが同心円
状に立設している。該スクリーン3−2a、3−2b、
3−2cにはそれぞれ開口面積の異なる細孔が多数形成
されている。この細孔の開口面積は周速の小さい内側の
スクリーン3−2aには大きく、周速が大きい外側のス
クリーン3−2b、3−2cには順次開口面積の大きい
細孔が形成されている。即ち、スクリーン3−2a、3
−2b、3−2cの周速と形成された細孔の開口面積は
逆比例の関係にある。
【0024】ふるい体3−1の開口側には固定板3−3
が容器1の上部内壁面にブラケット3−4を介して取付
けられている。該固定板3−3にはスクリーン3−2
a、3−2b、3−2cの半径方向の隙間の略中間に延
びる筒状体である円筒状固定板3−3a、3−3b、3
−3cが底板3−2との間に小さい隙間を形成して同心
円状に設けられている。
【0025】上記構成の回転体3において、取扱液導入
口13からモータM1により回転されているふるい体3
−1の底板3−2上に取扱液9を供給すると、容器1内
が真空になっているため、取扱液9中の気泡は膨張し、
底板3−2で加速され、スクリーン3−2aの細孔を通
過するとき破泡し、脱気される。次いで円筒状固定板3
−3bに大きい速度で衝突したとき脱気され(以上が1
次脱気)、次に、該円筒状固定板3−3bの内側面に沿
って流下するときに真空下で脱気される(2次脱気)。
【0026】取扱液9は更に周速の大きい底板3−2上
に落下し、加速されてスクリーン3−2b、円筒状固定
板3−3cにより前記と同様に1次、2次脱気される。
そして、最終的に、スクリーン3−2cの細孔を通過
し、容器1の内壁面に衝突し、該内壁面に沿って流下す
ることにより、前記と同様1次、2次脱気される。
【0027】このように、取扱液のスクリーン3−2
a、3−2b、3−2c通過時及び円筒状固定板3−3
b、3−3c、容器1の内壁衝突時の1次脱気と、円筒
状固定板3−3b、3−3c及び容器1の内壁流下時の
2次脱気とが繰返され、脱気が行われる。
【0028】なお、脱泡機能を具備する回転体3の構成
は図5に示すように、2個以上のスクリーン3−2a、
3−2b、3−2c(ここでは3個)に限定されるもの
ではなく、図6に示すように、脱泡機能が劣るが底板3
−2の外周に1個の円筒状のスクリーン3−2dを有
し、その内部に円錐台状の筒体からなる1個の固定筒3
−3dを設けたものを用いてもよい。特に、ここでは循
環ポンプ8を具備し、取扱液9を循環させて脱気するか
ら、回転体2の脱気機能が小さくでも、所定時間の取扱
液9を循環させながら脱気するので、運転時間を調整す
ることにより、充分な脱気を行なうことが可能となる。
【0029】また、脱泡機能を有する回転体は上記構成
に限定されるものではなく、図1及び図2に示すノンシ
ール型の回転体でよいことは当然である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば下記のように優れた効果が得られる。
【0031】請求項1及び2に記載の発明によれば、容
器の上部に脱泡機能を持つ回転体を装着し、該容器の下
部に攪拌機を配置するという簡単な構成で、原料の調合
と脱泡(脱気)を同じ容器内で行なうことができ、小型
で設置スペースが少なくて済み、低コストの脱泡機構を
備えた調合装置を提供することができる。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれば、容
器内を真空にした状態で回転体を構成する回転するふる
い体に取扱液を導入するだけで、取扱液は遠心力で加速
され、筒状スクリーンの通過と容器内壁面の衝突により
効率良く脱気できる脱泡機能を備えた調合装置を提供で
きる。
【0033】また、請求項4に記載の発明によれば、回
転体は少なくとも2個の筒状スクリーンを同心円状に立
設し、該筒状スクリーンの半径方向の隙間に延びる少な
くとも2個の筒状固定板を同心円状に設けているので、
回転体に導入された取扱液は筒状スクリーンの通過、筒
状固定板の衝突を繰返し、最後に筒状スクリーンの通
過、容器内壁面への衝突により脱気されるので、更に効
率良く脱気する脱泡機能を備えた調合装置を提供でき
る。
【0034】また、請求項5に記載の発明によれば、容
器内の取扱液を回転体に導く循環手段を備えているの
で、所定量の取扱液を容器に収容し、回転体及び攪拌機
を脱泡に必要な時間運転することにより、バッチ式で、
低コストで取扱液中の気体を除去できる脱泡機能を備え
た調合装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の連続脱泡装置の構成例を示す図である。
【図2】従来の連続脱泡装置の構成例を示す図である。
【図3】本発明に係る脱泡機構を備えた調合装置の構成
例を示す図である。
【図4】本発明に係る脱泡機構を備えた調合装置に用い
る攪拌機の構成例を示す図である。
【図5】本発明に係る脱泡機構を備えた調合装置に用い
る回転体の構成例を示す図である。
【図6】本発明に係る脱泡機構を備えた調合装置に用い
る回転体の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 容器 2 攪拌機 3 回転体 4 真空ポンプ 5 配管 7 配管 8 循環ポンプ 9 取扱液 10 導入管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取扱液を調合する容器を具備し、該容器
    の上部に脱泡機能を持つ回転体を装着し、該容器の下部
    に攪拌機を配置し、該容器内を真空状態にして回転する
    前記回転体に取扱液を導入し、該取扱液を遠心力で加速
    すると共に、前記容器内壁面に衝突させ流下させて気泡
    を除去することを特徴とする脱泡機構を備えた調合装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の脱泡機構を備えた調合
    装置において、 前記攪拌機はノンシール攪拌機であることを特徴とする
    脱泡機構を備えた調合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の脱泡機構を備え
    た調合装置において、 前記回転体は多数の細孔が形成された筒状スクリーンを
    底板に立設した有底のふるい体を具備し、前記容器内を
    真空にした状態で前記ふるい体を回転することにより、
    該ふるい体に導入された取扱液を遠心力で加速し、前記
    筒状スクリーンを通過させるように構成したことを特徴
    とする脱泡機構を備えた調合装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の脱泡機構を備え
    た調合装置において、 前記回転体は有底のふるい体を具備し、該ふるい体は多
    数の細孔を形成した少なくとも2個の筒状スクリーンを
    底板に同心円状に立設した構成であり、前記容器のふる
    い体の開口側に固定板を設け、該固定板に前記筒状スク
    リーンの半径方向の隙間に延びる少なくとも2個の筒状
    固定板を同心円状に設け、前記容器内を真空にした状態
    で前記ふるい体を回転することにより、該回転体に導入
    された取扱液を遠心力で加速し、前記筒状スクリーンを
    通過させ且つ前記固定板に衝突させるように構成したこ
    とを特徴とする脱泡機構を備えた調合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    脱泡機構を備えた調合装置において、 前記容器内の取扱液を前記回転体に導く循環手段を備
    え、該循環手段で取扱液を循環させながら取扱液中の気
    泡を除去することを特徴とする脱泡機構を備えた調合装
    置。
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