JPH0576745A - 消泡翼 - Google Patents
消泡翼Info
- Publication number
- JPH0576745A JPH0576745A JP24090191A JP24090191A JPH0576745A JP H0576745 A JPH0576745 A JP H0576745A JP 24090191 A JP24090191 A JP 24090191A JP 24090191 A JP24090191 A JP 24090191A JP H0576745 A JPH0576745 A JP H0576745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bubbles
- plate
- defoaming
- conical plate
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessories For Mixers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は培養槽等槽内液より発生する泡
を消滅させる消泡翼を提供することにある。 【構成】本発明は、撹拌軸2に取付けられ外周部に衝突
板6を設置した渦巻状の円錐板5及び支持具8から構成
されている。 【効果】上昇してくる泡が衝突する渦巻状の円錐板と衝
突板を撹拌軸に設けることにより、泡を確実に粉砕し、
消泡することができる。
を消滅させる消泡翼を提供することにある。 【構成】本発明は、撹拌軸2に取付けられ外周部に衝突
板6を設置した渦巻状の円錐板5及び支持具8から構成
されている。 【効果】上昇してくる泡が衝突する渦巻状の円錐板と衝
突板を撹拌軸に設けることにより、泡を確実に粉砕し、
消泡することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌槽内液を撹拌中、
気体の吹き込み又は反応ガス等の発生により気液界面に
泡が発生する撹拌装置に係り、特に培養槽に好適な消泡
翼に関する。
気体の吹き込み又は反応ガス等の発生により気液界面に
泡が発生する撹拌装置に係り、特に培養槽に好適な消泡
翼に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撹拌槽内で発生した泡を除去する
方法としては、特公昭55−40237号好気性培養に
おける消泡装置に示すように、撹拌槽上鏡部に消泡装置
を設置し、槽液面より上昇してくる泡を吸い込み、高速
回転により泡を砕く方法や、液と泡の界面部に傾斜櫂型
翼(破泡翼)を回転軸に取付け泡を叩く方法があった。
方法としては、特公昭55−40237号好気性培養に
おける消泡装置に示すように、撹拌槽上鏡部に消泡装置
を設置し、槽液面より上昇してくる泡を吸い込み、高速
回転により泡を砕く方法や、液と泡の界面部に傾斜櫂型
翼(破泡翼)を回転軸に取付け泡を叩く方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で泡を消
す場合、容器の上鏡部に消泡装置を設置することにな
り、容器が小さい場合には消泡装置を設置すると他の管
台等の取付が困難となったり、又、高速で回転するた
め、振動やモーター動力が比較的大きくなり、ランニン
グコストのアップや保守保全に手間がかかる等の問題が
あった。
す場合、容器の上鏡部に消泡装置を設置することにな
り、容器が小さい場合には消泡装置を設置すると他の管
台等の取付が困難となったり、又、高速で回転するた
め、振動やモーター動力が比較的大きくなり、ランニン
グコストのアップや保守保全に手間がかかる等の問題が
あった。
【0004】一方、櫂型翼の場合、泡と液の界面が波立
つため、翼は泡と液体面を繰返し叩くことになり、翼の
強度に問題があった。
つため、翼は泡と液体面を繰返し叩くことになり、翼の
強度に問題があった。
【0005】本発明の目的は、撹拌装置以外の装置を容
器に取付けることなく、撹拌中に発生する泡を撹拌の回
転力を利用して砕くことのできる消泡翼を提供すること
にある。
器に取付けることなく、撹拌中に発生する泡を撹拌の回
転力を利用して砕くことのできる消泡翼を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、容器内の液面より上側の撹拌軸部に衝突板を設けた
渦巻状の円錐板を設置したものである。
に、容器内の液面より上側の撹拌軸部に衝突板を設けた
渦巻状の円錐板を設置したものである。
【0007】
【作用】液面より上昇してくる泡は回転する撹拌軸に設
けられた円錐板に衝突し、瞬間的に砕かれるものと砕か
れないものが生じ、砕かれない泡は回転による遠心力に
より円錐板に沿って円錐板の外周方向に送り出され、強
力な遠心力により衝突板に当り砕かれ消泡することがで
きる。
けられた円錐板に衝突し、瞬間的に砕かれるものと砕か
れないものが生じ、砕かれない泡は回転による遠心力に
より円錐板に沿って円錐板の外周方向に送り出され、強
力な遠心力により衝突板に当り砕かれ消泡することがで
きる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3により説明す
る。1は密閉された容器、2は駆動装置4により回転さ
れる撹拌軸、3は液中に設置された撹拌翼、5は液面7
より上部の撹拌軸2に取付けられた渦巻状の円錐板で支
持具8によって回転軸2に固定され、外周部には衝突板
6が取付けられている。円錐板5を図2に示す矢印方向
に回転すると、液面7より上昇してきた泡は円錐板5に
衝突し、衝突した泡は押し下げられながら砕かれ、砕か
れなかった泡は円錐板5が渦巻状になっているため渦巻
に沿って外周方向に送られ、泡の速度が加速されて衝突
板6に衝突し、泡を小さく砕くことができる。
る。1は密閉された容器、2は駆動装置4により回転さ
れる撹拌軸、3は液中に設置された撹拌翼、5は液面7
より上部の撹拌軸2に取付けられた渦巻状の円錐板で支
持具8によって回転軸2に固定され、外周部には衝突板
6が取付けられている。円錐板5を図2に示す矢印方向
に回転すると、液面7より上昇してきた泡は円錐板5に
衝突し、衝突した泡は押し下げられながら砕かれ、砕か
れなかった泡は円錐板5が渦巻状になっているため渦巻
に沿って外周方向に送られ、泡の速度が加速されて衝突
板6に衝突し、泡を小さく砕くことができる。
【0009】本実施例によれば、容器内で発生する泡は
円錐板に衝突して砕かれ、更に、円錐板の回転による遠
心力により衝突板に当りすべての泡を砕くことができ
る。
円錐板に衝突して砕かれ、更に、円錐板の回転による遠
心力により衝突板に当りすべての泡を砕くことができ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、液面上部
の撹拌軸に渦巻状の円錐板と衝突板を設けることによ
り、上昇してきた泡を確実に粉砕することができる。
又、円錐板は一般の撹拌翼である傾斜櫂型翼を連続した
構造であるため、液界面の波立ちについては動力の振れ
も解消され、強度的な問題が解消され、かつ、上部鏡部
に別装置を設置することなく容器内で発生する気泡を消
泡する効果がある。
の撹拌軸に渦巻状の円錐板と衝突板を設けることによ
り、上昇してきた泡を確実に粉砕することができる。
又、円錐板は一般の撹拌翼である傾斜櫂型翼を連続した
構造であるため、液界面の波立ちについては動力の振れ
も解消され、強度的な問題が解消され、かつ、上部鏡部
に別装置を設置することなく容器内で発生する気泡を消
泡する効果がある。
【図1】本発明の一実施例の消泡翼の縦断面図を示す。
【図2】図1のA−A線断面図を示す。
【図3】図2のB−B線断面詳細図を示す。
1…容器、2…撹拌軸、3…撹拌翼、4…駆動装置、5
…円錐板、6…衝突板、7…液面、8…支持具。
…円錐板、6…衝突板、7…液面、8…支持具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水関 康彦 山口県下松市大字東豊井794番地 日立テ クノエンジニアリング株式会社笠戸事業所 内 (72)発明者 明田 実 山口県下松市大字東豊井794番地 日立テ クノエンジニアリング株式会社笠戸事業所 内 (72)発明者 河村 直 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 村上 聖 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内
Claims (1)
- 【請求項1】容器内の物質を撹拌する撹拌装置に設けら
れた撹拌軸に、外周部に衝突板を設けた渦巻状の円錐板
を設置したことを特徴とする消泡翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24090191A JPH0576745A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 消泡翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24090191A JPH0576745A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 消泡翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576745A true JPH0576745A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17066367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24090191A Pending JPH0576745A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 消泡翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576745A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115414833A (zh) * | 2022-11-07 | 2022-12-02 | 中科微针(北京)科技有限公司 | 一种用于粘性溶液的制备以及消泡装置 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24090191A patent/JPH0576745A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115414833A (zh) * | 2022-11-07 | 2022-12-02 | 中科微针(北京)科技有限公司 | 一种用于粘性溶液的制备以及消泡装置 |
CN115414833B (zh) * | 2022-11-07 | 2023-03-21 | 中科微针(北京)科技有限公司 | 一种用于粘性溶液的制备以及消泡装置 |
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