JP2001314417A - 骨接合具用のインプラント及びその工具 - Google Patents

骨接合具用のインプラント及びその工具

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JP2001314417A
JP2001314417A JP2000137275A JP2000137275A JP2001314417A JP 2001314417 A JP2001314417 A JP 2001314417A JP 2000137275 A JP2000137275 A JP 2000137275A JP 2000137275 A JP2000137275 A JP 2000137275A JP 2001314417 A JP2001314417 A JP 2001314417A
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JP
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nut member
engaging
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implant
nut
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JP2000137275A
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Kazuya Oribe
一弥 織部
Hiroshi Takamido
洋 高御堂
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Showa Ika Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Ika Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 骨接合具用のインプラント及びその工具を提
供する。 【解決手段】 骨内に螺入するアンカー部7を備えると
共に骨接合用のロッド9を係合する係合溝11を形成し
た頭部13を備えたネジ本体3と、上記係合溝11に係
合したロッド9を押圧固定するロッド押圧部27を相対
的に回転自在に備えると共に前記頭部13に形成した雄
ネジ部15と螺合自在の雌ネジ部を形成したリング状の
ナット部材5とを備えてなる骨接合具用のインプラント
1において、前記ナット部材5の端面に、工具係合用の
係合凹部17を備えた構成であり、工具31は、ナット
部材5の端面に形成した係合凹部17に係合自在の係合
凸部37を端面に備えたナット係合部35の外径を、前
記ナット部材5の外径とほぼ等しい外径に形成してなる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば胸椎,腰椎
などの骨を接合する骨接合用のインプラント及び上記イ
ンプラントにおけるナット部材を操作するための工具に
係り、さらに詳細には、上記ナット部材の外径と工具の
外径とをほぼ等しい径として操作可能としたインプラン
ト及び工具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば胸椎,腰椎等の骨を接合する構成
としてインプラントと連結用のロッドとを使用した構成
が知られている。すなわち、例えば腰椎等の離隔した椎
体にそれぞれインプラントを固定し、このインプラント
により前記ロッドの両端部付近を固定支持することによ
って骨の接合を行う構成である。
【0003】上記インプラントとしては、椎体内に螺入
埋設するスクリュー部(アンカー部)の頭部に前記ロッ
ドを係合支持するU字形状の係合溝を形成したネジ本体
と、上記ロッドを前記頭部に固定するために、前記頭部
に形成したネジ部に螺合自在の固定ネジを備えた構成で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ネジ本体の頭部に
ロッドを固定する構成として、上記頭部に形成した係合
溝内に雌ネジ部を形成し、この雌ネジ部に固定ネジを螺
合することによってネジ本体に対してロッドの固定を行
う構成と、係合溝を形成した頭部の外周面に雄ネジ部を
形成し、この雄ネジ部にリング状のナット部材を螺合す
ることによってロッドの固定を行う構成とがある。
【0005】前者の構成,すなわち雌ネジ部に固定ネジ
を螺合する構成においては、固定ネジの外径がネジ本体
の頭部の外径より小径であるので、省スペース化におい
ては望ましい構成であるが、係合溝に形成した雌ネジ部
に固定ネジを螺入する構成であるので、係合溝が広がる
傾向にあり、ときとして固定ネジに緩みを生じることが
あるという問題がある。
【0006】後者の構成,すなわち頭部の外周に形成し
た雄ネジ部にナット部材を螺合する構成においては、ロ
ッドを係合した係合溝が広がるようなことはないもの
の、上記ナット部材は例えば六角形に形成してあり、こ
の六角形の外形と係合する六角穴を備えたボックス工具
によってナット部材を回転する構成であるから、上記ボ
ックス工具の外径はナット部材の外径より大きなものと
なって、回転操作するときの占有領域が大きくなり、例
えば近接して別のインプラントが配置してある場合、と
きとしてこの別のインプラントと工具とが干渉すること
があり、ナット部材の回転操作が困難になるという問題
がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、骨内に螺入するアンカー部を備えると共に骨接合用
のロッドを係合する係合溝を形成した頭部を備えたネジ
本体と、上記係合溝に係合したロッドを押圧固定するロ
ッド押圧部を相対的に回転自在に備えると共に前記頭部
に形成した雄ネジ部と螺合自在の雌ネジ部を形成したリ
ング状のナット部材とを備えてなる骨接合具用のインプ
ラントにおいて、前記ナット部材の端面に、工具係合用
の係合凹部を備えた構成である。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
骨接合具用のインプラントにおけるナット部材を回転す
るための工具であって、このナット部材の端面に形成し
た係合凹部に係合自在の係合凸部を端面に備えたナット
係合部の外径を、前記ナット部材の外径とほぼ等しい外
径に形成してなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、本発明の実施
の形態に係るインプラント1は、ネジ本体3とナット部
材5とを備えてなるものである。上記ネジ本体3は、例
えば胸椎,腰椎の椎体(図示省略)等の骨内に螺入埋設
するスクリュー部(アンカー部)7を備えると共に例え
ば離隔した椎体を接合する骨接合用(連結用)のロッド
9を係合するためのU字形状の係合溝11を形成した頭
部13を備えた構成である。換言すれば、上記係合溝1
1を形成したことにより、頭部13は断面形状が円弧状
の立上り片13A,13Bを対向して備えた構成であ
る。
【0010】上記係合溝11は、前記頭部13の端面側
が開口した構成であって前記ロッド9に形成した球状の
係合凸部9Aを揺動可能に係合自在である。なお、この
種のネジ本体3の構成は公知の構成であるから、ネジ本
体3の構成についてのより詳細な説明は省略する。
【0011】前記ナット部材5は、前記係合溝11を形
成した前記頭部13の周面に形成した雄ネジ部15と螺
合自在の雌ネジ部を内周面に形成したリング形状をなし
ており、このナット部材5の適宜一方の端面には、図
2,図3に示すように、工具係合用の複数の係合凹部1
7が適宜間隔に形成してある。そして、上記ナット部材
5の中央部には回転軸19が相対的に回転自在に設けて
あり、この回転軸19とナット部材5の内周面との間に
は、前記ネジ本体3における頭部13に係合溝11を形
成したことにより対向した態様の立上り片13A,13
Bが進入自在の比較的大きな間隙21が形成してある。
【0012】そして、上記回転軸19の一端部には、図
4に示すように、前記ロッド9及び球状の係合凸部9A
と係合自在の円弧状の押圧溝23,球状の押圧溝25を
形成したロッド押圧部27が直径方向に設けてある。こ
のロッド押圧部27は前記ナット部材5の端面から突出
して設けてあり、その径方向の長さはナット部材5の直
径にほぼ等しく設けてあり、かつ幅は、前記ネジ本体3
の頭部13に形成した前記係合溝11の幅より僅かに小
さく形成してある。前記回転軸19の他端部には、外形
形状が前記ロッド押圧部27とほぼ同形状の抜止め用の
フランジ部29が設けられている。
【0013】前記ナット部材5を回転操作するための工
具31は、図5に示すように、シャンク部33の端部に
筒状のナット係合部35が設けてあり、このナット係合
部35の端面にはナット部材5の端面に形成した前記係
合凹部17と係脱自在の複数の係合凸部37が設けられ
ている。この工具31において前記ナット係合部35の
端面の直径が最大径で、この端面の直径は前記ナット部
材5の外径とほぼ等しく形成してある。
【0014】以上のごとき構成において、椎体等の骨に
アンカー部7を螺入埋設したネジ本体3における頭部1
3に形成した係合溝11にロッド9及びその係合凸部9
Aを係合した後、ナット部材5に備えた前記ナット押圧
部材27を前記係合溝11に係合し、かつナット部材5
の内周面に形成した雌ネジ部を、前記ネジ本体3におけ
る頭部13に形成した前記雄ネジ部15に螺合する。
【0015】そして、工具31におけるナット係合部3
5の端面に形成した係合凸部37をナット部材5の係合
凹部17に係合した状態で回転することによりナット部
材5を締付けることができる。この際、工具31の係合
凸部37とナット部材5の係合凹部17とが係合してい
ることにより確実強固に締付けることができるものであ
る。
【0016】また、ナット部材5の外径とナット係合部
35の最大径とがほぼ等しいので、ナット係合部35が
ナット部材5の外周面から大きく突出するようなことが
なく、狭い領域においてナット部材5の締付けを行うこ
とができ、隣接して別のインプラントが配置してあるよ
うな場合であっても、この別のインプラントと工具31
が干渉するようなことはないものであり、前述したごと
き従来の問題を解消し得るものである。
【0017】なお、ナット部材5の端面に形成する係合
凹部17は、図示したような溝形状でなく、穴形状でも
良いものである。
【0018】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、本発明によれば、インプラントにおけるナット部材
を回転するための工具の径は上記ナット部材の径とほぼ
等しくて良いものであり、近接して他のインプラントを
配置したような場合であっても、工具と他のインプラン
トとが干渉するようなことがなく、狭い範囲においてナ
ット部材の締付けを容易に行い得るものであって、前述
したごとき従来の問題を解消し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインプラントにロッドを固定しか
つ工具によってナット部材を締付けた状態を示す説明図
である。
【図2】ナット部材の正面説明図である。
【図3】ナット部材の平面説明図である。
【図4】ナット部材の底面説明図である。
【図5】ナット部材を回転するための工具の主要部分の
説明図である。
【符号の説明】
1 インプラント 3 ネジ本体 5 ナット部材 7 スクリュー部(アンカー部) 9 ロッド 11 係合溝 13 頭部 15 雄ネジ部 17 係合凹部 21 間隙 27 ロッド押圧部 31 工具 35 ナット係合部 37 係合凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨内に螺入するアンカー部を備えると共
    に骨接合用のロッドを係合する係合溝を形成した頭部を
    備えたネジ本体と、上記係合溝に係合したロッドを押圧
    固定するロッド押圧部を相対的に回転自在に備えると共
    に前記頭部に形成した雄ネジ部と螺合自在の雌ネジ部を
    形成したリング状のナット部材とを備えてなる骨接合具
    用のインプラントにおいて、前記ナット部材の端面に、
    工具係合用の係合凹部を備えたことを特徴とする骨接合
    具用のインプラント。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の骨接合具用のインプラ
    ントにおけるナット部材を回転するための工具であっ
    て、このナット部材の端面に形成した係合凹部に係合自
    在の係合凸部を端面に備えたナット係合部の外径を、前
    記ナット部材の外径とほぼ等しい外径に形成してなるこ
    とを特徴とする骨接合具用インプラント用の工具。
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