JP2001314219A - トラベルケース、及びキャディバッグ - Google Patents

トラベルケース、及びキャディバッグ

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JP2001314219A
JP2001314219A JP2000139874A JP2000139874A JP2001314219A JP 2001314219 A JP2001314219 A JP 2001314219A JP 2000139874 A JP2000139874 A JP 2000139874A JP 2000139874 A JP2000139874 A JP 2000139874A JP 2001314219 A JP2001314219 A JP 2001314219A
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caddy bag
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housing
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JP2000139874A
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Kazuhiro Moriguchi
和博 森口
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Japana Co Ltd
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Japana Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャディバッグを被覆するカバー部材および
其のカバー部材を収容するカバー収容部材の紛失を防止
することができるとともに、かかるカバー部材及びカバ
ー収容部材の清掃が煩雑となってしまうことも防止する
ことができるトラベルカバー、及びキャディバッグを提
供すること。 【解決手段】 キャディバッグ100を被覆するカバー
部材と、そのカバー部材と固着され且つ其のカバー部材
を収容するカバー収容部材3と、そのカバー収容部材3
に設けられ且つ其のカバー収容部材3を前記キャディバ
ッグ100に着脱可能に取り付けるための取付部材4と
を備えていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、キャディバッグ
を被覆するカバー部材を有するトラベルカバー、及びキ
ャディバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 運搬業者を介してキャディバッグをゴ
ルフ場に送る場合、及びプレイ終了後にゴルフ場から自
宅等にキャディバッグを送り返す場合には、一般に、キ
ャディバッグをカバー部材によって被覆(梱包)した状
態で搬送する。
【0003】このようにキャディバッグをカバー部材に
よって被覆する理由は、かかる搬送時においてキャディ
バッグ自体に汚れが付着してしまうことを防止したり、
又はキャディバック自体が損傷してしまうことを防止す
るためである。同様に、搬送時以外の必要時において
も、例えば降雨時又は保管時においても、キャディバッ
グをカバー部材によって被覆すれば、キャディバッグ自
体に汚れが付着してしまうことを防止することができる
とともに、キャディバック自体が損傷してしまうことを
防止することができるのである。
【0004】ここで、カバー部材を有するキャディバッ
グの発明又は考案が、種々なされている。例えば、実用
新案登録第3006541号に係る考案においては、キ
ャディバッグ本体(本明細書における「キャディバッグ
本体」に、対応する。)にトラベルカバー収容袋部(本
発明における「カバー収容部材」に、対応する。)が形
成されており、そのカバー収容袋部に収容されるトラベ
ルカバー(本発明における「カバー部材」に、対応す
る。)がキャディバッグ本体に連結または固着(固定し
た状態に取り付けること。本明細書中において、同
一。)されている。
【0005】かかるキャディバッグによれば、キャディ
バッグ本体とトラベルカバーとを別々に管理する必要が
なくなるとともに、トラベルカバーの紛失を防止するこ
とができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、トラ
ベルカバー収容袋部がキャディバッグ本体に形成されて
いるので、トラベルカバー収容袋部をキャディバッグ本
体から取り外すことができない。このため、トラベルカ
バー及びトラベルカバー収容袋部を清掃する場合には、
キャディバッグ本体ごと清掃する必要があった。従っ
て、トラベルカバー及びトラベルカバー収容袋部の清掃
作業が煩雑となってしまうという問題点があった。
【0007】また、トラベルカバーをトラベルカバー収
容袋部に収容するためには、トラベルカバーをトラベル
カバー収容袋部に合わせた形状に綺麗に折り畳むことが
好ましい。このように綺麗に折り畳むことによって、ト
ラベルカバーをトラベルカバー収容袋部に収容不能とな
ってしまうことを防止することが、ひいては、トラベル
カバーを再度折り畳むという煩雑な作業を防止すること
ができるのである。また、トラベルカバーが皺苦茶とな
ってしまうことを防止することもできるのである。
【0008】しかしながら、かかる実用新案登録第30
06541号に係る考案によれば、かかるトラベルカバ
ーを綺麗に折り畳むための部材が設けられていないの
で、トラベルカバーをトラベルカバー収容袋部に収容す
る作業が煩雑となってしまうという問題点があり、一
方、トラベルカバーをトラベルカバー収容袋部に無理矢
理収容しようとすると、トラベルカバーが皺苦茶となっ
てしまうという問題点もあった。
【0009】そこで案出されたのが本発明であって、キ
ャディバッグを被覆するカバー部材および其のカバー部
材を収容するカバー収容部材の紛失を防止することがで
きるとともに、かかるカバー部材及びカバー収容部材の
清掃が煩雑となってしまうことも防止することができる
トラベルケース、及びキャディバッグを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載のトラベルケースは、キャディバッグ
を被覆するカバー部材と、そのカバー部材と固着され且
つ其のカバー部材を収容するカバー収容部材と、そのカ
バー収容部材に設けられ且つ其のカバー収容部材を前記
キャディバッグに着脱可能に取り付けるための取付部材
とを備えているものである。
【0011】この請求項1記載のトラベルケースによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバ
ー収容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その
取り出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆
される。このため、かかる必要時に、キャディバッグ自
体に汚れが付着してしまうこと、又はキャディバッグ自
体が損傷してしまうことが防止される。
【0012】一方、かかるカバー部材とカバー収容部材
とが互いに固着されている。このため、カバー部材とカ
バー収容部材とを別々に管理する煩雑さが解消され、ひ
いては、カバー部材又はカバー収容部材の何れか一方の
部材のみを紛失してしまうことが防止される。また、カ
バー収容部材に設けられた取付部材により、カバー収容
部材はキャディバッグに着脱可能(「着脱自在」の意味
を含む。本明細書において、同一。)に取り付けられ
る。このため、本トラベルケースとキャディバッグとを
別々に管理する煩雑さが解消され、ひいては、本トラベ
ルケース自体を紛失してしまうことが防止される。更
に、前記したように取付部材によるカバー収容部材のキ
ャディバッグへの取付けが着脱可能とされているので、
キャディバッグからカバー収容部材を取り外すことによ
って、本トラベルケースの清掃作業が煩雑となってしま
うことも防止される。
【0013】請求項2記載のトラベルケースは、請求項
1記載のトラベルケースにおいて、キャディバッグがゴ
ルフクラブを収容するキャディバッグ本体、及び其のキ
ャディバッグ本体を担ぐための第1取手部材を有する場
合において、カバー収容部材は、前記第1取手部材に取
り付けられ、又は前記第1取手部材自体であるものであ
る。
【0014】請求項3記載のトラベルケースは、請求項
2記載のトラベルケースにおいて、カバー収容部材が第
1取手部材に取り付けられるものである場合に、前記カ
バー収容部材は、前記第1取手部材とキャディバッグ本
体との間に配設されるものである。
【0015】請求項4記載のトラベルケースは、請求項
1から3の何れかに記載のトラベルケースにおいて、カ
バー部材に固着され且つカバー収容部材と略同一形状に
形成されたガイド部材を、備えているものである。
【0016】請求項5記載のトラベルケースは、キャデ
ィバッグを被覆するカバー部材と、そのカバー部材と固
着され且つ其のカバー部材を収容するカバー収容部材
と、前記カバー部材に固着され且つ前記カバー収容部材
と略同一形状に形成されたガイド部材とを、備えている
ものである。
【0017】この請求項5記載のトラベルケースによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバ
ー収容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その
取り出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆
される。このため、かかる必要時に、キャディバッグ自
体に汚れが付着してしまうこと、又はキャディバッグ自
体が損傷してしまうことが防止される。
【0018】また、かかるカバー部材とカバー収容部材
とが互いに固着されている。このため、カバー部材とカ
バー収容部材とを別々に管理する煩雑さが解消され、ひ
いては、カバー部材又はカバー収容部材の何れか一方の
部材のみを紛失してしまうことが防止される。
【0019】更には、カバー部材に固着されたガイド部
材がカバー収容部材と略同一形状に形成されているの
で、そのガイド部材に沿ってカバー部材を折り畳むこと
によって、カバー部材をカバー収容部材に収容不能とな
ってしまうことが、防止される。ひいては、カバー部材
をカバー収容部材に収容する際の作業効率が向上され
る。又、かかる収容時にカバー部材が皺苦茶となってし
まうことも、防止される。
【0020】請求項6記載のトラベルケースは、請求項
4又は5に記載のトラベルケースにおいて、ガイド部材
とカバー収容部材とが略平行に配設されているものであ
る。
【0021】請求項7記載のトラベルケースは、請求項
1から6の何れかに記載のトラベルケースにおいて、カ
バー部材及びカバー収容部材に固着された連結部材を備
えており、その連結部材を介して、前記カバー部材と前
記カバー収容部材とが連結されているものである。
【0022】請求項8記載のトラベルケースは、キャデ
ィバッグを被覆するカバー部材と、そのカバー部材と固
着され且つ其のカバー部材を収容するカバー収容部材
と、前記カバー部材及びカバー収容部材に固着された連
結部材とを備えており、その連結部材を介して、前記カ
バー部材と前記カバー収容部材とが連結されているもの
である。
【0023】この請求項8記載のトラベルケースによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバ
ー収容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その
取り出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆
される。このため、かかる必要時に、キャディバッグ自
体に汚れが付着してしまうこと、又はキャディバッグ自
体が損傷してしまうことが防止される。
【0024】また、かかるカバー部材とカバー収容部材
とが互いに固着されている。このため、カバー部材とカ
バー収容部材とを別々に管理する煩雑さが解消され、ひ
いては、カバー部材又はカバー収容部材の何れか一方の
部材のみを紛失してしまうことが防止される。
【0025】更には、連結部材により、カバー部材とカ
バー収容部材とが連結されているので、カバー部材の縁
部の形状の如何を問わず、例えばカバー部材の縁部の形
状が非直線状であっても、カバー部材とカバー収容部材
とが固着される。
【0026】請求項9記載のトラベルケースは、請求項
1から8の何れかに記載のトラベルケースにおいて、カ
バー収容部材から取り出された状態におけるカバー部材
の長手方向に対する略中央部に配設された第2取手部材
と、その第2取手部材を前記カバー部材に固着するとと
もに、前記第2取手部材から離れるにつれて、前記カバ
ー収容部材から取り出された状態におけるカバー部材の
長手方向に対する端側であって且つキャディバッグの底
部を被覆する側に向かって延設されたベルト部材とを、
備えているものである。
【0027】この請求項9記載のトラベルケースによれ
ば、請求項1から8の何れかに記載のトラベルケースと
同様に作用する上、第2取手部材が、カバー収容部材か
ら取り出された状態におけるカバー部材の長手方向に対
する略中央部に配設されており、一方、第2取手部材を
カバー部材に固着するベルト部材が、その第2取手部材
から離れるにつれて、カバー収容部材から取り出された
状態におけるカバー部材の長手方向に対する端側であっ
て且つキャディバッグの底部を被覆する側に向かって延
設されている。このため、カバー部材により被覆された
キャディバッグが搬送者により担がれた場合に、キャデ
ィバッグ自体の加重方向とベルト部材の長手方向とが同
一とされ、更には、ベルト部材がキャディバッグの背袋
部付近に引っかけられる。従って、かかる搬送者により
担がれたキャディバッグが前後にぐらついてしまうこと
が防止される。ひいては、かかる搬送者の労力が低減さ
れる。
【0028】請求項10記載のトラベルケースは、キャ
ディバッグを被覆するカバー部材と、そのカバー部材と
固着され且つ其のカバー部材を収容するカバー収容部材
と、そのカバー収容部材から取り出された状態における
カバー部材の長手方向に対する略中央部に配設された第
2取手部材と、その第2取手部材を前記カバー部材に固
着するとともに、前記第2取手部材から離れるにつれ
て、前記カバー収容部材から取り出された状態における
カバー部材の長手方向に対する端側であって且つキャデ
ィバッグの底部を被覆する側に向かって延設されたベル
ト部材とを、備えているものである。
【0029】この請求項10記載のトラベルケースによ
れば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カ
バー収容部材に収容されたカバー部材が取り出され、そ
の取り出されたカバー部材により、キャディバッグが被
覆される。このため、かかる必要時に、キャディバッグ
自体に汚れが付着してしまうこと、又はキャディバッグ
自体が損傷してしまうことが防止される。
【0030】また、キャディバッグを被覆するカバー部
材と其のカバー部材を収容するカバー収容部材とが互い
に固着されている。このため、カバー部材とカバー収容
部材とを別々に管理する煩雑さが解消され、ひいては、
カバー部材又はカバー収容部材の何れか一方の部材のみ
を紛失してしまうことが防止される。
【0031】更には、第2取手部材が、カバー収容部材
から取り出された状態におけるカバー部材の長手方向に
対する略中央部に配設されており、一方、第2取手部材
をカバー部材に固着するベルト部材が、その第2取手部
材から離れるにつれて、カバー収容部材から取り出され
た状態におけるカバー部材の長手方向に対する端側であ
って且つキャディバッグの底部を被覆する側に向かって
延設されている。このため、カバー部材により被覆され
たキャディバッグが搬送者により担がれた場合に、キャ
ディバッグ自体の加重方向とベルト部材の長手方向とが
同一とされ、更には、ベルト部材がキャディバッグの背
袋部付近に引っかけられる。従って、かかる搬送者によ
り担がれたキャディバッグが前後にぐらついてしまうこ
とが防止される。ひいては、かかる搬送者の労力が低減
される。
【0032】請求項11記載のキャディバッグは、ゴル
フクラブを収容するキャディバッグ本体と、そのキャデ
ィバッグ本体を担ぐための第1取手部材とを備えてお
り、更に、少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆す
る第2カバー部材と、その第2カバー部材と固着され且
つ其の第2カバー部材を収容する第2カバー収容部材と
を備えており、前記第2カバー部材は、前記第1取手部
材とキャディバッグ本体との間に配設されているもので
ある。
【0033】この請求項11記載のキャディバッグによ
れば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第
2カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出
され、その取り出された第2カバー部材により、少なく
ともキャディバッグ本体が被覆される。このため、かか
る必要時に、キャディバッグ自体に汚れが付着してしま
うこと、又はキャディバッグ自体が損傷してしまうこと
が防止される。
【0034】また、キャディバッグを被覆する第2カバ
ー部材と其の第2カバー部材を収容する第2カバー収容
部材とが互いに固着されている。このため、第2カバー
部材と第2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑さが
解消され、ひいては、第2カバー部材又は第2カバー収
容部材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうことが
防止される。
【0035】更には、第2カバー収容部材が第1取手部
材とキャディバッグ本体との間に配設されているので、
トラベルケースの取り付けられたキャディバッグを担い
だ者の肩に加わる負担が、低減される。これは、通常、
第2カバー収容部材、及び其の第2カバー収容部材によ
り収容される第2カバー部材が、柔軟性を有する樹脂材
から成ることに起因している。
【0036】請求項12記載のキャディバッグは、請求
項11記載のキャディバッグにおいて、第2カバー部材
に固着され且つ第2カバー収容部材と略同一形状に形成
された第2ガイド部材を備えているものである。
【0037】請求項13記載のキャディバッグは、ゴル
フクラブを収容するキャディバッグ本体と、そのキャデ
ィバッグ本体を担ぐための第1取手部材とを備えてお
り、更に、少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆す
る第2カバー部材と、その第2カバー部材と固着され且
つ其の第2カバー部材を収容する第2カバー収容部材
と、前記第2カバー部材に固着され且つ前記第2カバー
収容部材と略同一形状に形成された第2ガイド部材とを
備えているものである。
【0038】この請求項13記載のキャディバッグによ
れば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第
2カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出
され、その取り出された第2カバー部材により、キャデ
ィバッグが被覆される。このため、かかる必要時に、キ
ャディバッグ自体に汚れが付着してしまうこと、又はキ
ャディバッグ自体が損傷してしまうことが防止される。
【0039】また、かかる第2カバー部材と第2カバー
収容部材とが互いに固着されている。このため、第2カ
バー部材と第2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑
さが解消され、ひいては、第2カバー部材又は第2カバ
ー収容部材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうこ
とが防止される。
【0040】更には、第2カバー部材に固着されたガイ
ド部材が第2カバー収容部材と略同一形状に形成されて
いるので、そのガイド部材に沿って第2カバー部材を折
り畳むことによって、第2カバー部材を第2カバー収容
部材に収容不能となってしまうことが、防止される。ひ
いては、第2カバー部材を第2カバー収容部材に収容す
る際の作業効率が向上される。また、かかる収容時に第
2カバー部材が皺苦茶となってしまうことを防止するこ
とも防止される。
【0041】請求項14記載のキャディバッグは、請求
項12又は13に記載のキャディバッグにおいて、第2
ガイド部材と第2カバー収容部材とが略平行に配設され
ているものである。
【0042】請求項15記載のキャディバッグは、請求
項14記載のキャディバッグにおいて、第2カバー部材
及び第2カバー収容部材に固着された第2連結部材を備
えており、その第2連結部材を介して、前記第2カバー
部材と前記第2カバー収容部材とが連結されているもの
である。
【0043】請求項16記載のキャディバッグは、ゴル
フクラブを収容するキャディバッグ本体と、そのキャデ
ィバッグ本体を担ぐための第1取手部材とを備えてお
り、更に、少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆す
る第2カバー部材と、その第2カバー部材と固着され且
つ其の第2カバー部材を収容する第2カバー収容部材
と、前記第2カバー部材及び第2カバー収容部材に固着
された第2連結部材とを備え、その第2連結部材を介し
て、前記第2カバー部材と前記第2カバー収容部材とが
連結されていることを特徴とするキャディバッグ。
【0044】この請求項16記載のキャディバッグによ
れば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第
2カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出
され、その取り出された第2カバー部材により、キャデ
ィバッグが被覆される。このため、かかる必要時に、キ
ャディバッグ自体に汚れが付着してしまうこと、又はキ
ャディバッグ自体が損傷してしまうことが防止される。
【0045】また、かかる第2カバー部材と第2カバー
収容部材とが互いに固着されている。このため、第2カ
バー部材と第2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑
さが解消され、ひいては、第2カバー部材又は第2カバ
ー収容部材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうこ
とが防止される。
【0046】更には、連結部材により、第2カバー部材
と第2カバー収容部材とが連結されているので、第2カ
バー部材の縁部の形状の如何を問わず、例えば第2カバ
ー部材の縁部の形状が非直線状であっても、第2カバー
部材と第2カバー収容部材とが固着される。
【0047】請求項17記載のキャディバッグは、請求
項11から16の何れかに記載のキャディバッグにおい
て、少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆する第2
カバー部材と、その第2カバー部材と固着され且つ其の
第2カバー部材を収容する第2カバー収容部材と、その
第2カバー収容部材から取り出された状態における第2
カバー部材の長手方向に対する略中央部に配設された第
2取手部材と、その第2取手部材を前記第2カバー部材
に固着するとともに、前記第2取手部材から離れるにつ
れて、前記第2カバー収容部材から取り出された状態に
おける第2カバー部材の長手方向に対する端側であって
且つキャディバッグの底部を被覆する側に向かって延設
されたベルト部材とを、備えているものである。
【0048】この請求項17記載のキャディバッグによ
れば、請求項11から16の何れかに記載のキャディバ
ッグと同様に作用する上、第2取手部材が、第2カバー
収容部材から取り出された状態における第2カバー部材
の長手方向に対する略中央部に配設されており、一方、
第2取手部材を第2カバー部材に固着するベルト部材
が、その第2取手部材から離れるにつれて、第2カバー
収容部材から取り出された状態における第2カバー部材
の長手方向に対する端側であって且つキャディバッグの
底部を被覆する側に向かって延設されている。このた
め、第2カバー部材により被覆されたキャディバッグが
搬送者により担がれた場合に、キャディバッグ自体の加
重方向とベルト部材の長手方向とが同一とされ、更に
は、ベルト部材がキャディバッグの背袋部付近に引っか
けられる。従って、かかる搬送者により担がれたキャデ
ィバッグが前後にぐらついてしまうことが防止される。
ひいては、かかる搬送者の労力が低減される。
【0049】請求項18記載のキャディバッグは、ゴル
フクラブを収容するキャディバッグ本体と、そのキャデ
ィバッグ本体を担ぐための第1取手部材とを備えてお
り、更に、少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆す
る第2カバー部材と、その第2カバー部材と固着され且
つ其の第2カバー部材を収容する第2カバー収容部材
と、その第2カバー収容部材から取り出された状態にお
ける第2カバー部材の長手方向に対する略中央部に配設
された第2取手部材と、その第2取手部材を前記第2カ
バー部材に固着するとともに、前記第2取手部材から離
れるにつれて、前記第2カバー収容部材から取り出され
た状態における第2カバー部材の長手方向に対する端側
であって且つキャディバッグの底部を被覆する側に向か
って延設されたベルト部材とを、備えているものであ
る。
【0050】この請求項18記載のキャディバッグによ
れば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第
2カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出
され、その取り出された第2カバー部材により、少なく
ともキャディバッグ本体が被覆される。このため、かか
る必要時に、キャディバッグ自体に汚れが付着してしま
うこと、又はキャディバッグ自体が損傷してしまうこと
が防止される。
【0051】また、キャディバッグを被覆する第2カバ
ー部材と其の第2カバー部材を収容する第2カバー収容
部材とが互いに固着されている。このため、第2カバー
部材と第2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑さが
解消され、ひいては、第2カバー部材又は第2カバー収
容部材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうことが
防止される。
【0052】更には、第2取手部材が、第2カバー収容
部材から取り出された状態における第2カバー部材の長
手方向に対する略中央部に配設されており、一方、第2
取手部材を第2カバー部材に固着するベルト部材が、そ
の第2取手部材から離れるにつれて、第2カバー収容部
材から取り出された状態における第2カバー部材の長手
方向に対する端側であって且つキャディバッグの底部を
被覆する側に向かって延設されている。このため、第2
カバー部材により被覆されたキャディバッグが搬送者に
より担がれた場合に、キャディバッグ自体の加重方向と
ベルト部材の長手方向とが同一とされ、更には、ベルト
部材がキャディバッグの背袋部付近に引っかけられる。
従って、かかる搬送者により担がれたキャディバッグが
前後にぐらついてしまうことが防止される。ひいては、
かかる搬送者の労力が低減される。
【0053】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明のトラベルケース1の外観斜視図である。本発明のト
ラベルケース1は、搬送時、降雨時、保管時その他の必
要時に用いられるものであり、キャディバッグ(図2参
照)100を被覆することによって、キャディバッグ1
00自体に汚れが付着してしまうことを防止するととも
に、キャディバッグ100自体が損傷してしまうことを
防止するためのものである。
【0054】図1に示すように、本トラベルケース1
は、カバー部材(図4参照)2と、カバー収容部材3
と、取付部材4とを備えている。カバー部材2は、キャ
ディバッグ100を被覆するものであり、主としてナイ
ロン材その他の柔軟性を有する樹脂材から成るものであ
る。カバー収容部材3は、カバー部材2と固着(固定し
た状態に取り付けること)されており、カバー部材2を
収容するためのものである。かかるカバー収容部材3
は、主としてナイロン材、ウレタン材その他の柔軟性を
有する樹脂材から成り、第1カバー部材3aと、第2カ
バー部材3bと、第1ファスナー部材3cとを備えてい
る。そして、かかる第1カバー部材3aの一端と第2カ
バー部材3bの一端とは固着されており、第1ファスナ
ー部材3cによって第1カバー部材3aと第2カバー部
材3bとが展開可能とされているのである。即ち、第1
ファスナー部材3cによって、カバー収容部材3が、開
閉可能とされているのである。取付部材4は、カバー収
容部材3に設けられ、カバー収容部材3をキャディバッ
グ100のショルダーベルト(図2参照)101に取り
付けるためのものである。
【0055】図2は、本トラベルケース1をキャディバ
ッグ100に取り付けた状態を示した図である。図2に
示すように、トラベルケース1は、キャディバッグ10
0のショルダーベルト101に取り付けられている。こ
こで、キャディバッグ100は、通常、ゴルフクラブ
(図示せず)を収容するキャディバッグ100本体と、
キャディバッグ100本体を搬送者(図7参照)200
の肩に担がせるためのショルダーベルト101とを備え
ている。
【0056】図3は、本トラベルケース1とショルダー
ベルト101との取付部を示した図である。図3に示す
ように、ショルダーベルト101は、取付部材4とカバ
ー収容部材3との間に貫通されている。即ち、ショルダ
ーベルト101は、取付部材4とカバー収容部材3との
間に挟まれた状態で固定されるのである。従って、本ト
ラベルケース1とキャディバッグ100とを別々に管理
する煩雑さを解消することができるできるとともに、ト
ラベルケース1自体(トラベルケース1のみ)を紛失し
てしまうことを防止することができるのである。
【0057】一方、図2及び図3に示すように、カバー
収容部材3及び其のカバー収容部材3に収容されるカバ
ー部材2は、キャディバッグ本体102とショルダーベ
ルト101との間に配設されている。従って、本トラベ
ルケース1の取り付けられたキャディバッグ100を担
いだ者の肩に加わる負担を、低減することができるので
ある。これは、前記したようにカバー収容部材3及び其
のカバー収容部材3に収容されるカバー部材2が、主と
してナイロン材、ウレタン材その他の柔軟性を有する樹
枝材から成ることに起因している。
【0058】図4は、カバー収容部材3から取り出され
たカバー部材2を示した図である。図4に示すように、
カバー部材2には、カバー収容部材3と略同一形状に形
成され、そのカバー収容部材3に比べて一回り小さいガ
イド部材5が固着されている。このガイド部材5は、カ
バー収容部材3の長手方向に対して略平行な向きであっ
て、且つカバー収容部材3を短手方向側に沿って延長し
た位置に配設されている。また、このガイド部材5は、
カバー部材2をカバー収容部材3に収容する際に使用さ
れるものである。
【0059】ここで、前記した通り、ガイド部材5はカ
バー部材2と略同一形状に形成されている。従って、ガ
イド部材5に沿ってカバー部材2を折り畳むことによっ
て、カバー部材2がカバー収容部材3へ収容不能となっ
てしまうことを防止することができ、ひいては、カバー
部材2をカバー収容部材3に収容する際の作業効率を向
上させることができるのである。また、かかる収容時に
カバー部材2が皺苦茶となってしまうことを防止するこ
とができるのである。
【0060】また、前記した通りカバー部材2はカバー
収容部材3の長手方向に対して略平行に配設されており
(換言すれば、カバー部材2とカバー収容部材3とが略
平行に配設されている)、且つカバー収容部材3を短手
方向側に沿って延長した位置に配設されている。従っ
て、ガイド部材5に沿ってカバー部材2を折り畳んだ
後、その折り畳んだカバー部材2をカバー収容部材3に
収容する作業が煩雑となってしまうことを防止すること
ができるのである。
【0061】一方、図4に示すように、カバー部材2と
カバー収容部材3との間には、連結部材6が配設されて
いる。連結部材6は、カバー部材2とカバー収容部材3
とを連結するものであり、この連結部材6の一の縁(以
下、便宜上、一の縁を「一縁」と称する。)6aはカバ
ー収容部材3に固着され、他の縁(以下、便宜上、他の
縁を「他縁」と称する。)6bはカバー部材2に固着さ
れている。従って、カバー部材2の縁部(具体的には、
後述する第1カバー部材2aと第2カバー部材2bとの
接合部)2cの形状の如何を問わず、具体的にはカバー
部材2の縁部2cの形状が非直線状であっても、カバー
部材2とカバー収容部材3とを固着させることができる
のである。また、カバー部材2がカバー収容部材3に収
容不能となってしまうことや、カバー収容部材3に収容
されたカバー部材が皺苦茶となってしまうことを防止す
ることができるのである。
【0062】図5は、図4に示すカバー部材2の略半分
をA方向に広げた図である、換言すれば、カバー収容部
材3から取り出されたカバー部材2を展開した図であ
る。図6は、カバー部材2により、キャディバッグ10
0を被覆した状態を示した図である。図7は、カバー部
材2により被覆されたキャディバッグ100が、搬送者
200によって担がれた状態を示した図である。
【0063】図5に示すように、カバー部材2は、第1
カバー部材2aと、第2カバー部材2bとによって構成
されている。第1カバー部材2aは、キャディバッグ1
00の一の略半分を被覆するものであり、第2カバー部
材2bは、かかるキャディバッグ100の他の略半分を
被覆するものである。かかる第1カバー部材2aと第2
カバー部材2bとは互いに固着されており、カバー収容
部材3へ収容する場合には、第1カバー部材2aの一の
面2a1と第2カバー部材2bの他の面2b1とが互い
に接触するようにされている。一方、図6に示すよう
に、第1カバー部材2aの一の面2a1及び第2カバー
部材2bの他の面2b1は、キャディバッグ100を被
覆した場合に、カバー部材2の外面を構成する面でもあ
る。
【0064】即ち、カバー部材2をカバー収容部材3に
収容した場合には、風雨や埃などによって汚れるカバー
部材2の一の面2a1と第2カバー部材2bの他の面2
b1とが互いに合わさるようにされているので、カバー
部材2をカバー収容部材3に収容した場合に、カバー収
容部材3の内部が汚れてしまうことを、防止することが
できるのである。
【0065】また、図6に示すように、カバー部材2に
は、第2取手部材7と、ベルト部材8とが固着されてい
る。第2取手部材7は、キャディバッグ100を被覆し
た状態におけるカバー部材2の長手方向に対する略中央
部に配設されており、カバー部材2により被覆されたキ
ャディバッグ100を搬送する際に、その搬送者200
により把持される部材である。従って、カバー部材2に
よりキャディバッグ100を被覆する場合に、かかるカ
バー部材2の外側にショルダーベルト101を取り出す
作業を不要とすることができるのである。ひいては、カ
バー部材2によりキャディバッグ100を被覆する作業
が繁雑となってしまうことを防止することができるので
ある。
【0066】ベルト部材8は、キャディバッグ100を
被覆したカバー部材2の外周面に周設されており、第2
取手部材7から離れるにしたがって下方に向かって延び
ている部材である。従って、図7に示すように、カバー
部材2による被覆後のキャディバッグ100が搬送者2
00によって担がれた場合に、キャディバッグ100自
体の加重方向Cとベルト部材8の長手方向Dとを略同一
とすることができるとともに、ベルト部材8をキャディ
バッグ100の背袋部103付近に引っかけることがで
きるのである。ひいては、搬送者200により担がれた
キャディバッグ100が前後にぐらついてしまうことを
防止することが、換言すればカバー部材2により被覆さ
れたキャディバッグ100を安定して搬送することがで
きるのである。更には、搬送者200の労力を低減する
ことができるのである。
【0067】図8は、第1カバー部材2aと第2カバー
部材2bとの結合部を示した図であり、図9は、カバー
部材2により被覆されたキャディバッグ100の下面図
である。図8に示すように、カバー部材2に、第2ファ
スナー部材2cが設けられており、この第2ファスナー
部材2cは、第1カバー部材2aの開放縁と第2カバー
部材2bの開放縁とを結合するものである。従って、第
1カバー部材2aと第2カバー部材2bとの結合作業が
煩雑となってしまうことを防止することができ、ひいて
は、カバー部材2によりキャディバッグ100を被覆す
る作業が繁雑となってしまうことを防止することができ
るのである。
【0068】一方、図9に示すように、カバー部材2の
下方は、開放されている。従って、キャディバッグ10
0を持ち上げることなく、カバー部材2によりキャディ
バッグ100を被覆することができるのである。ひいて
は、カバー部材2によりキャディバッグ100を被覆す
る作業が繁雑となってしまうことを防止することができ
るのである。
【0069】図10は、本トラベルケース1の側面図で
ある。図10に示すように、カバー収容部材3には、第
1ファスナー部材3cが設けられている。かかるカバー
収容部材3は、このファスナー部材3により上方から下
方に向かって(矢印E方向に向かって)開放され、下方
から上方に向かって(反矢印E方向に向かって)閉塞さ
れる。ここで、カバー部材2をカバー収容部材3に収容
する作業は、本トラベルケース1がキャディバッグ10
0に取り付けられた状態で、行われることが多い。従っ
て、カバー部材2をカバー収容部材3に収容する際に、
その収容するカバー部材2がカバー収容部材3の下方か
ら抜け落ちてしまうことを防止することができるのであ
る。ひいては、カバー部材2をカバー収容部材に収容す
る作業が繁雑となってしまうことを防止することができ
るのである。
【0070】図11、及び図12は、ショルダーベルト
101とキャディバッグ本体102との結合部を示した
図である。図11に示すように、キャディバッグ102
のリング部材102aにショルダーベルト101のホッ
ク部材101aが引っかけられる。一方、図12に示す
ように、キャディバッグ102のバックル部材102b
によりショルダーベルト101のベルト部材101bが
しめられる。このように、通常、ショルダーベルト10
1は、キャディバッグ本体102に対し、着脱自在に取
り付けられるようにされている。従って、本トラベルケ
ース1の所有者(本トラベルケース1を所有している者
又は所有しようとしている者のこと、以下、同一。)に
対し、新たなキャディバッグ100の購入を強いること
なく、手持ちのキャディバッグ100に、本トラベルケ
ース1を取り付けさせることができるのである。ひいて
は、紛失防止の効果を奏するトラベルケース1を購入す
るために、トラベルケース付きの新たなキャディバッグ
の購入を強いてしまうことを防止することができるので
ある。勿論、本トラベルケース1の購入と同時に、新た
なキャディバッグを購入しても良い。
【0071】次に、上記のように構成されたトラベルケ
ースの動作について説明する。図13は、本トラベルケ
ース1をショルダーベルト101に貫通させる様子を示
した図であり、図14は、カバー部材2をキャディバッ
グ100に被せる様子を示した図である。まず、本トラ
ベルケース1のキャディバッグ100への取付作業につ
いて説明する。まず、本トラベルケース1をショルダー
ベルト101に貫通させる(図13参照)。本トラベル
ケース1の貫通後、ショルダーベルト101のホック部
材101aをキャディバッグ本体102のリング部材1
02aに引っかけるとともに、ショルダーベルト101
のベルト部材101bをキャディバッグ本体102のバ
ックル部材102bによりしめるのである。従って、本
トラベルケース1の所有者に対し、新たなキャディバッ
グ100の購入を強いることなく、手持ちのキャディバ
ッグ100に、本トラベルケース1を取り付けさせるこ
とができるのである。ひいては、紛失防止の効果を奏す
るトラベルケース1を購入するために、トラベルケース
付きの新たなキャディバッグの購入を強いてしまうこと
を防止することができるのである。
【0072】次に、本トラベルケース1によるキャディ
バッグ101の被覆作業について説明する。まず、第1
ファスナー部材3cによりカバー収容部材3を開放す
る。カバー収容部材3の開放後、カバー収容部材3から
カバー部材2を取り出す。カバー部材2の取り出し後、
カバー部材2を展開する。カバー部材2の展開後、カバ
ー部材2をキャディバッグ100に被せる(図14参
照)。カバー部材2をキャディバッグ100に被せた
後、第2ファスナー部材2cにより第1カバー部材2a
と第2カバー部材2bとを結合し、本トラベルケース1
によるによるキャディバッグ100の被覆作業が終了す
るのである。
【0073】更に、カバー部材2をカバー収容部材3に
収容する作業について説明する。まず、キャディバッグ
101を被覆しているカバー部材2を取り外す。取り外
した後、第1カバー部材2aの一の面2aと第2カバー
部材2bの他の面2b1とが接触するように、第1カバ
ー部材2aと第2カバー2b部材とを合わせる。合わせ
た後、ガイド部材5に沿ってカバー部材を折り畳む。折
り畳み後、その折り畳んだカバー部材2をカバー収容部
材3に収容するのである。収容後、第1ファスナー部材
3cによりカバー収容部材3を閉塞するのである。
【0074】このようにカバー部材2をカバー収容部材
3に収容する場合には、キャディバッグ101の被覆時
に外面を構成する第1カバー部材2aの一の面2a1と
第2カバー部材2bの他の面2b1とが接触するように
合わせるので、カバー部材2をカバー収容部材3に収容
した場合に、カバー収容部材3の内部が汚れてしまうこ
とを、防止することができるのである。また、ガイド部
材5に沿ってカバー部材2を折り畳むので、カバー部材
2がカバー収容部材3へ収容不能となってしまうことを
防止することができ、ひいては、カバー部材2をカバー
収容部材3へ収容する際の作業効率を向上させることが
できるのである。また、かかる収容時にカバー部材2が
皺苦茶となってしまうこと防止することができるのであ
る。
【0075】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察することができるもので
ある。
【0076】例えば、本発明によれば、キャディバッグ
100を被覆するカバー部材2と固着されたカバー収容
部材3は、取付部材4とともに、キャディバッグ100
のショルダーベルト101に対して着脱可能に取り付け
られている。しかしながら、かかるカバー収容部材3
は、キャディバッグ本体102の何処かの部位に対して
着脱可能、又は着脱不能若しくは着脱困難に取り付けら
れるように構成されてもよい。
【0077】なお、疑義が生じないように念のために説
明すると、特許請求の範囲に記載の「キャディバッグを
被覆する」の意味には、「ゴルフクラブを収容するキャ
ディバッグ本体を被覆する」という意味、並びに、「其
のキャディバッグ本体及び其のキャディバッグ本体を担
ぐための第1取手部材を被覆する」という意味の両方の
意味を包含する。また、特許請求の範囲に記載の「キャ
ディバッグを被覆する」及び「少なくともキャディバッ
グ本体を被覆する」の意味は、当然に、「キャディバッ
グの全体を被覆する」という限定的な意味を示すもので
はない。例えば、「キャディバッグの下方(ゴルフクラ
ブのヘッド部が上側の位置となるようにキャディバッグ
を立てた場合。(下面を含む。))を除く部分を被覆す
る」という意味を包含する。
【0078】
【発明の効果】 請求項1記載のトラベルケースによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバ
ー収容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その
取り出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆
されるので、かかる必要時にキャディバッグ自体に汚れ
が付着してしまうことを防止し、又はキャディバッグ自
体が損傷してしまうことを損傷してしまうことを防止す
ることができるという効果がある。
【0079】一方、カバー部材とカバー収容部材とが互
いに固着されているので、カバー部材とカバー収容部材
とを別々に管理する煩雑さを解消することができるとい
う効果があり、ひいては、カバー部材又はカバー収容部
材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうことを防止
することができるという効果がある。また、カバー収容
部材に設けられた取付部材によってカバー収容部材がキ
ャディバッグに着脱可能に取り付けられるので、本トラ
ベルケースとキャディバッグとを別々に管理する煩雑さ
を解消することができるという効果があり、ひいては、
本トラベルケース自体を紛失してしまうことを防止する
ことができるという効果がある。更には、前記したよう
に取付部材によるカバー収容部材のキャディバッグへの
取付けが着脱可能とされているので、トラベルケースの
清掃作業が煩雑となってしまうことを防止することもで
きるという効果もある。
【0080】請求項2記載のトラベルケースによれば、
請求項1記載のトラベルケースの奏する効果に加え、更
に、カバー収容部材が、キャディバッグ本体を担ぐため
の第1取手部材に取り付けられ、又は、その第1取手部
材自体であるので、本トラベルケースを所有している者
又は所有しようとしている者に対し(以下、本トラベル
ケースを所有している者又は所有しようとしている者
を、便宜上「所有者」と称する。)、新たなキャディバ
ッグの購入を強いることなく、手持ちのキャディバッグ
に、本トラベルケースを取り付けさせることができると
いう効果がある。ここで、通常、かかるキャディバッグ
本体を担ぐための第1取手部材は、キャディバッグ本体
から着脱可能とされている。
【0081】請求項3記載のトラベルケースによれば、
請求項2記載のトラベルケースの奏する効果に加え、更
に、カバー収容部材が第1取手部材に取り付けられるも
のである場合、カバー収容部材が第1取手部材とキャデ
ィバッグ本体との間に配設されるので、本トラベルケー
スの取り付けられたキャディバッグを担いだ者の肩に加
わる負担を、低減することができるという効果がある。
これは、通常、カバー収容部材、及び其のカバー収容部
材により収容されるカバー部材は、柔軟性を有する樹脂
材から成ることに起因している。
【0082】請求項4記載のトラベルケースによれば、
請求項1から3の何れかに記載のトラベルケースの奏す
る効果に加え、更に、カバー収容部材と略同一形状に形
成されたガイド部材がカバー部材に固着されているの
で、そのガイド部材に沿ってカバー部材を折り畳むこと
によって、カバー部材がカバー収容部材へ収容不能とな
ってしまうことを、防止することができるという効果が
ある。ひいては、カバー部材をカバー収容部材に収容す
る際の作業効率を向上させることができるという効果が
ある。また、かかる収容時にカバー部材が皺苦茶となっ
てしまうことを防止することができるという効果もあ
る。
【0083】請求項5記載のトラベルケースによれば、
搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバー収
容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その取り
出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆され
るので、かかる必要時にキャディバッグ自体に汚れが付
着してしまうことを防止し、又はキャディバッグ自体が
損傷してしまうことを損傷してしまうことを防止するこ
とができるという効果がある。
【0084】また、カバー部材とカバー収容部材とが互
いに固着されているので、カバー部材とカバー収容部材
とを別々に管理する煩雑さを解消することができるとい
う効果があり、ひいては、カバー部材又はカバー収容部
材を紛失してしまうことを防止することができるという
効果がある。
【0085】更には、カバー部材に固着されたガイド部
材がカバー収容部材と略同一形状に形成されているの
で、そのガイド部材に沿ってカバー部材を折り畳むこと
によって、カバー部材をカバー収容部材に収容不能とな
ってしまうことを、防止することができるという効果が
ある。ひいては、カバー部材をカバー収容部材に収容す
る際の作業効率を向上させることができるという効果が
ある。また、かかる収容時にカバー部材が皺苦茶となっ
てしまうことを防止することができるという効果もあ
る。
【0086】請求項6記載のトラベルケースによれば、
請求項4又は5に記載のトラベルケースの奏する効果に
加え、更に、ガイド部材とカバー収容部材とが略平行に
配設されているので、ガイド部材に沿って折り畳まれた
カバー部材をカバー収容部材に収容する作業が煩雑とな
ってしまうことを防止することができるという効果があ
る。
【0087】請求項7記載のトラベルケースによれば、
請求項1から6の何れかに記載のトラベルケースの奏す
る効果に加え、更に、連結部材により、カバー部材とカ
バー収容部材とが連結されているので、カバー部材の縁
部の形状の如何を問わず、例えばカバー部材の縁部の形
状が非直線状であっても、カバー部材とカバー収容部材
とを固着させることができるという効果がある。
【0088】請求項8記載のトラベルケースによれば、
搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバー収
容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その取り
出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆され
るので、かかる必要時にキャディバッグ自体に汚れが付
着してしまうことを防止し、又はキャディバッグ自体が
損傷してしまうことを損傷してしまうことを防止するこ
とができるという効果がある。
【0089】また、カバー部材とカバー収容部材とが互
いに固着されているので、カバー部材とカバー収容部材
とを別々に管理する煩雑さを解消することができるとい
う効果があり、ひいては、カバー部材又はカバー収容部
材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうことを防止
することができるという効果がある。
【0090】更に、連結部材により、カバー部材とカバ
ー収容部材とが連結されているので、カバー部材の縁部
の形状の如何を問わず、例えばカバー部材の縁部の形状
が非直線状であっても、カバー部材とカバー収容部材と
を固着させることができるという効果もある。
【0091】請求項9記載のトラベルケースによれば、
請求項1から8の何れかに記載のトラベルケースの奏す
る効果に加え、更に、キャディバッグを被覆したカバー
部材の長手方向に対する略中央部に第2取手部材が配設
されており、且つ、キャディバッグを被覆したカバー部
材の外周面に周設されたベルト部材が第2取手部材から
離れるにつれて下方に向かって延びているので、カバー
部材により被覆されたキャディバッグが搬送者により担
がれた場合に、キャディバッグ自体の加重方向とベルト
部材の長手方向とを同一とすることができるという効果
がある。従って、かかる搬送者により担がれたキャディ
バッグが前後にぐらついてしまうことを防止することが
できるという効果がある。ひいては、搬送者の労力を低
減することができるという効果がある。
【0092】請求項10記載のトラベルケースによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、カバ
ー収容部材に収容されたカバー部材が取り出され、その
取り出されたカバー部材により、キャディバッグが被覆
されるので、かかる必要時にキャディバッグ自体に汚れ
が付着してしまうことを防止し、又はキャディバッグ自
体が損傷してしまうことを損傷してしまうことを防止す
ることができるという効果がある。
【0093】また、カバー部材とカバー収容部材とが互
いに固着されているので、カバー部材とカバー収容部材
とを別々に管理する煩雑さを解消することができるとい
う効果があり、ひいては、カバー部材又はカバー収容部
材の何れか一方の部材のみを紛失してしまうことを防止
することができるという効果がある。
【0094】更には、キャディバッグを被覆したカバー
部材の長手方向に対する略中央部に第2取手部材が配設
されており、且つ、キャディバッグを被覆したカバー部
材の外周面に周設されたベルト部材が第2取手部材から
離れるにつれて下方に向かって延びているので、カバー
部材により被覆されたキャディバッグが搬送者により担
がれた場合に、キャディバッグ自体の加重方向とベルト
部材の長手方向とを同一とすることができるという効果
がある。従って、かかる搬送者により担がれたキャディ
バッグが前後にぐらついてしまうことを防止することが
できるという効果がある。ひいては、搬送者の労力を低
減することができるという効果がある。
【0095】請求項11記載のキャディバッグによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第2
カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出さ
れ、その取り出された第2カバー部材により、キャディ
バッグが被覆されるので、かかる必要時にキャディバッ
グ自体に汚れが付着してしまうことを防止し、又はキャ
ディバッグ自体が損傷してしまうことを損傷してしまう
ことを防止することができるという効果がある。
【0096】また、第2カバー部材と第2カバー収容部
材とが互いに固着されているので、第2カバー部材と第
2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑さを解消する
ことができるという効果があり、ひいては、第2カバー
部材又は第2カバー収容部材の何れか一方の部材のみを
紛失してしまうことを防止することができるという効果
がある。
【0097】更に、第2カバー収容部材が第1取手部材
とキャディバッグ本体との間に配設されているので、ト
ラベルケースの取り付けられたキャディバッグを担いだ
者の肩に加わる負担を低減することができるという効果
もある。
【0098】請求項12記載のキャディバッグによれ
ば、請求項11記載のキャディバッグの奏する効果に加
え、更に、第2カバー収容部材と略同一形状に形成され
た第2ガイド部材が第2カバー部材に固着されているの
で、その第2ガイド部材に沿って第2カバー部材を折り
畳むことによって、第2カバー部材が第2カバー収容部
材へ収容不能となってしまうことを、防止することがで
きるという効果がある。ひいては、第2カバー部材を第
2カバー収容部材に収容する際の作業効率を向上させる
ことができるという効果がある。また、かかる収容時に
第2カバー部材が皺苦茶となってしまうことを防止する
ことができるという効果もある。
【0099】請求項13記載のキャディバッグによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第2
カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出さ
れ、その取り出された第2カバー部材により、キャディ
バッグが被覆されるので、かかる必要時にキャディバッ
グ自体に汚れが付着してしまうことを防止し、又はキャ
ディバッグ自体が損傷してしまうことを損傷してしまう
ことを防止することができるという効果がある。
【0100】また、第2カバー部材と第2カバー収容部
材とが互いに固着されているので、第2カバー部材と第
2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑さを解消する
ことができるという効果があり、ひいては、第2カバー
部材又は第2カバー収容部材の何れか一方の部材のみを
紛失してしまうことを防止することができるという効果
がある。
【0101】更に、第2カバー収容部材と略同一形状に
形成された第2ガイド部材が第2カバー部材に固着され
ているので、その第2ガイド部材に沿って第2カバー部
材を折り畳むことによって、第2カバー部材が第2カバ
ー収容部材へ収容不能となってしまうことを、防止する
ことができるという効果がある。ひいては、第2カバー
部材を第2カバー収容部材に収容する際の作業効率を向
上させることができるという効果がある。また、かかる
収容時に第2カバー部材が皺苦茶となってしまうことを
防止することができるという効果もある。
【0102】請求項14記載のキャディバッグによれ
ば、請求項12又は13に記載のキャディバッグの奏す
る効果に加え、更に、第2ガイド部材と第2カバー収容
部材とが略平行に配設されているので、第2ガイド部材
に沿って折り畳まれた第2カバー部材を第2カバー収容
部材に収容する作業が繁雑となってしまうことを防止す
ることができるという効果がある。
【0103】請求項15記載のキャディバッグによれ
ば、請求項14記載のキャディバッグの奏する効果に加
え、更に、第2連結部材により、第2カバー部材と第2
カバー収容部材とが連結されているので、第2カバー部
材の縁部の形状の如何を問わず、例えば第2カバー部材
の縁部の形状が非直線状であっても、第2カバー部材と
第2カバー収容部材とを固着させることができるという
効果がある。
【0104】請求項16記載のキャディバッグの奏する
効果に加え、更に、搬送時、降雨時、保管時その他の必
要時には、第2カバー収容部材に収容された第2カバー
部材が取り出され、その取り出された第2カバー部材に
より、キャディバッグが被覆されるので、かかる必要時
にキャディバッグ自体に汚れが付着してしまうことを防
止し、又はキャディバッグ自体が損傷してしまうことを
損傷してしまうことを防止することができるという効果
がある。
【0105】また、第2カバー部材と第2カバー収容部
材とが互いに固着されているので、第2カバー部材と第
2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑さを解消する
ことができるという効果があり、ひいては、第2カバー
部材又は第2カバー収容部材の何れか一方の部材のみを
紛失してしまうことを防止することができるという効果
がある。
【0106】更に、第2連結部材により、第2カバー部
材と第2カバー収容部材とが連結されているので、第2
カバー部材の縁部の形状の如何を問わず、例えば第2カ
バー部材の縁部の形状が非直線状であっても、第2カバ
ー部材と第2カバー収容部材とを固着させることができ
るという効果がある。
【0107】請求項17記載のキャディバッグによれ
ば、請求項11から16の何れかに記載のキャディバッ
グの奏する効果に加え、更に、キャディバッグを被覆し
た第2カバー部材の長手方向に対する略中央部に第2取
手部材が配設されており、且つ、キャディバッグを被覆
した第2カバー部材の外周面に周設されたベルト部材が
第2取手部材から離れるにつれて下方に向かって延びて
いるので、第2カバー部材により被覆されたキャディバ
ッグが搬送者により担がれた場合に、キャディバッグ自
体の加重方向とベルト部材の長手方向とを同一とするこ
とができるという効果がある。従って、かかる搬送者に
より担がれたキャディバッグが前後にぐらついてしまう
ことを防止することができるという効果がある。ひいて
は、搬送者の労力を低減することができるという効果が
ある。
【0108】請求項18記載のキャディバッグによれ
ば、搬送時、降雨時、保管時その他の必要時には、第2
カバー収容部材に収容された第2カバー部材が取り出さ
れ、その取り出された第2カバー部材により、キャディ
バッグが被覆されるので、かかる必要時にキャディバッ
グ自体に汚れが付着してしまうことを防止し、又はキャ
ディバッグ自体が損傷してしまうことを損傷してしまう
ことを防止することができるという効果がある。
【0109】また、第2カバー部材と第2カバー収容部
材とが互いに固着されているので、第2カバー部材と第
2カバー収容部材とを別々に管理する煩雑さを解消する
ことができるという効果があり、ひいては、第2カバー
部材又は第2カバー収容部材の何れか一方の部材のみを
紛失してしまうことを防止することができるという効果
がある。
【0110】更に、キャディバッグを被覆した第2カバ
ー部材の長手方向に対する略中央部に第2取手部材が配
設されており、且つ、キャディバッグを被覆した第2カ
バー部材の外周面に周設されたベルト部材が第2取手部
材から離れるにつれて下方に向かって延びているので、
第2カバー部材により被覆されたキャディバッグが搬送
者により担がれた場合に、キャディバッグ自体の加重方
向とベルト部材の長手方向とを同一とすることができる
という効果がある。従って、かかる搬送者により担がれ
たキャディバッグが前後にぐらついてしまうことを防止
することができるという効果がある。ひいては、搬送者
の労力を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるトラベルケースの外
観斜視図である。
【図2】 上記トラベルケースをキャディバッグに取り
付けた状態を示した図である。
【図3】 本トラベルケースをショルダーベルトとの取
付部を示した図である。
【図4】 カバー収容部材から取り出されたカバー部材
を示した図である。
【図5】 カバー収容部材から取り出されたカバー部材
を展開した図である。
【図6】 カバー部材によりキャディバッグをを被覆し
た状態をを示した図である。
【図7】 カバー部材により被覆されたキャディバッグ
が、搬送者によって担がれた状態を示した図である。
【図8】 第1カバー部材と第2カバー部材との結合部
を示した図である。
【図9】 カバー部材により被覆されたキャディバッグ
の下面図である。
【図10】 本トラベルケースの側面図である。
【図11】 ショルダーベルトとキャディバッグ本体と
の結合部を示した図である。
【図12】 ショルダーベルトとキャディバッグ本体と
の結合部を示した図である。
【図13】 本トラベルケースをショルダーベルトに貫
通させる様子を示した図である。
【図14】 カバー部材をキャディバッグに被せる様子
を示した図である。
【符号の説明】
1 トラベルケース 2 カバー部材 2a 第1カバー部材(カバー部材の一部) 2b 第2カバー部材(カバー部材の一部) 3 カバー収容部材 4 取付部材 5 ガイド部材 6 連結部材 7 第2取手部材 8 ベルト部材 100 キャディバッグ 101 ショルダーベルト(第1取手部材)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャディバッグを被覆するカバー部材
    と、 そのカバー部材と固着され且つ其のカバー部材を収容す
    るカバー収容部材と、 そのカバー収容部材に設けられ且つ其のカバー収容部材
    を前記キャディバッグに着脱可能に取り付けるための取
    付部材とを備えていることを特徴とするトラベルケー
    ス。
  2. 【請求項2】 キャディバッグがゴルフクラブを収容す
    るキャディバッグ本体、及び其のキャディバッグ本体を
    担ぐための第1取手部材を有する場合において、カバー
    収容部材は、前記第1取手部材に取り付けられ、又は前
    記第1取手部材自体であることを特徴とする請求項1記
    載のトラベルケース。
  3. 【請求項3】 カバー収容部材が第1取手部材に取り付
    けられるものである場合に、前記カバー収容部材は、前
    記第1取手部材とキャディバッグ本体との間に配設され
    るものであることを特徴とする請求項2記載のトラベル
    ケース。
  4. 【請求項4】 カバー部材に固着され且つカバー収容部
    材と略同一形状に形成されたガイド部材を、備えている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のトラ
    ベルケース。
  5. 【請求項5】 キャディバッグを被覆するカバー部材
    と、 そのカバー部材と固着され且つ其のカバー部材を収容す
    るカバー収容部材と、 前記カバー部材に固着され且つ前記カバー収容部材と略
    同一形状に形成されたガイド部材とを、備えていること
    を特徴とするトラベルケース。
  6. 【請求項6】 ガイド部材とカバー収容部材とが略平行
    に配設されていることを特徴とする請求項4又は5に記
    載のトラベルケース。
  7. 【請求項7】 カバー部材及びカバー収容部材に固着さ
    れた連結部材を備えており、 その連結部材を介して、前記カバー部材と前記カバー収
    容部材とが連結されていることを特徴とする請求項1か
    ら6の何れかに記載のトラベルケース。
  8. 【請求項8】 キャディバッグを被覆するカバー部材
    と、 そのカバー部材と固着され且つ其のカバー部材を収容す
    るカバー収容部材と、 前記カバー部材及びカバー収容部材に固着された連結部
    材とを備えており、 その連結部材を介して、前記カバー部材と前記カバー収
    容部材とが連結されていることを特徴とするトラベルケ
    ース。
  9. 【請求項9】 カバー収容部材から取り出された状態に
    おけるカバー部材の長手方向に対する略中央部に配設さ
    れた第2取手部材と、 その第2取手部材を前記カバー部材に固着するととも
    に、前記第2取手部材から離れるにつれて、前記カバー
    収容部材から取り出された状態におけるカバー部材の長
    手方向に対する端側であって且つキャディバッグの底部
    を被覆する側に向かって延設されたベルト部材とを、備
    えていることを特徴とする請求項1から8の何れかに記
    載のトラベルケース。
  10. 【請求項10】 キャディバッグを被覆するカバー部材
    と、 そのカバー部材と固着され且つ其のカバー部材を収容す
    るカバー収容部材と、 そのカバー収容部材から取り出された状態におけるカバ
    ー部材の長手方向に対する略中央部に配設された第2取
    手部材と、 その第2取手部材を前記カバー部材に固着するととも
    に、前記第2取手部材から離れるにつれて、前記カバー
    収容部材から取り出された状態におけるカバー部材の長
    手方向に対する端側であって且つキャディバッグの底部
    を被覆する側に向かって延設されたベルト部材とを、備
    えていることを特徴とするトラベルケース。
  11. 【請求項11】 ゴルフクラブを収容するキャディバッ
    グ本体と、そのキャディバッグ本体を担ぐための第1取
    手部材とを備えたキャディバッグにおいて、 少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆する第2カバ
    ー部材と、 その第2カバー部材と固着され且つ其の第2カバー部材
    を収容する第2カバー収容部材とを備えており、 前記第2カバー部材は、前記第1取手部材とキャディバ
    ッグ本体との間に配設されていることを特徴とするキャ
    ディバッグ。
  12. 【請求項12】 第2カバー部材に固着され且つ第2カ
    バー収容部材と略同一形状に形成された第2ガイド部材
    を備えていることを特徴とする請求項11記載のキャデ
    ィバッグ。
  13. 【請求項13】 ゴルフクラブを収容するキャディバッ
    グ本体と、そのキャディバッグ本体を担ぐための第1取
    手部材とを備えたキャディバッグにおいて、 少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆する第2カバ
    ー部材と、 その第2カバー部材と固着され且つ其の第2カバー部材
    を収容する第2カバー収容部材と、 前記第2カバー部材に固着され且つ前記第2カバー収容
    部材と略同一形状に形成された第2ガイド部材とを備え
    ていることを特徴とするキャディバッグ。
  14. 【請求項14】 第2ガイド部材と第2カバー収容部材
    とが略平行に配設されていることを特徴とする請求項1
    2又は13に記載のキャディバッグ。
  15. 【請求項15】 第2カバー部材及び第2カバー収容部
    材に固着された第2連結部材を備えており、 その第2連結部材を介して、前記第2カバー部材と前記
    第2カバー収容部材とが連結されていることを特徴とす
    る請求項14記載のキャディバッグ。
  16. 【請求項16】 ゴルフクラブを収容するキャディバッ
    グ本体と、そのキャディバッグ本体を担ぐための第1取
    手部材とを備えたキャディバッグにおいて、 少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆する第2カバ
    ー部材と、 その第2カバー部材と固着され且つ其の第2カバー部材
    を収容する第2カバー収容部材と、 前記第2カバー部材及び第2カバー収容部材に固着され
    た第2連結部材とを備え、 その第2連結部材を介して、前記第2カバー部材と前記
    第2カバー収容部材とが連結されていることを特徴とす
    るキャディバッグ。
  17. 【請求項17】 少なくとも前記キャディバッグ本体を
    被覆する第2カバー部材と、 その第2カバー部材と固着され且つ其の第2カバー部材
    を収容する第2カバー収容部材と、 その第2カバー収容部材から取り出された状態における
    第2カバー部材の長手方向に対する略中央部に配設され
    た第2取手部材と、 その第2取手部材を前記第2カバー部材に固着するとと
    もに、前記第2取手部材から離れるにつれて、前記第2
    カバー収容部材から取り出された状態における第2カバ
    ー部材の長手方向に対する端側であって且つキャディバ
    ッグの底部を被覆する側に向かって延設されたベルト部
    材とを、備えていることを特徴とする請求項11から1
    6の何れかに記載のキャディバッグ。
  18. 【請求項18】 ゴルフクラブを収容するキャディバッ
    グ本体と、そのキャディバッグ本体を担ぐための第1取
    手部材とを備えたキャディバッグにおいて、 少なくとも前記キャディバッグ本体を被覆する第2カバ
    ー部材と、 その第2カバー部材と固着され且つ其の第2カバー部材
    を収容する第2カバー収容部材と、 その第2カバー収容部材から取り出された状態における
    第2カバー部材の長手方向に対する略中央部に配設され
    た第2取手部材と、 その第2取手部材を前記第2カバー部材に固着するとと
    もに、前記第2取手部材から離れるにつれて、前記第2
    カバー収容部材から取り出された状態における第2カバ
    ー部材の長手方向に対する端側であって且つキャディバ
    ッグの底部を被覆する側に向かって延設されたベルト部
    材とを、備えていることを特徴とするキャディバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5911621B1 (ja) * 2015-03-11 2016-04-27 株式会社フォーマット 着脱可能なカバーを有するゴルフバッグ

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