JP2001313682A - Psk復調装置、psk復調方法及び記録媒体 - Google Patents

Psk復調装置、psk復調方法及び記録媒体

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JP2001313682A
JP2001313682A JP2000129097A JP2000129097A JP2001313682A JP 2001313682 A JP2001313682 A JP 2001313682A JP 2000129097 A JP2000129097 A JP 2000129097A JP 2000129097 A JP2000129097 A JP 2000129097A JP 2001313682 A JP2001313682 A JP 2001313682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延検波において、復調の正確さを維持しつ
つ信号遅延用の素子の記憶容量が節約されるPSK復調
装置等を提供することである。 【解決手段】 PSK変調波はサンプラー5によりサン
プリングされる。また、クロック再生器12は、シンボ
ルクロック信号を生成する。区間設定用カウンタ7は、
シンボル区間が始まってから33〜96個目の信号がサ
ンプリングされたタイミングでON信号を入力制御部8
に送り、入力制御部8はこれに応答し、サンプリングさ
れた信号及びサンプリング信号をシフトレジスタ9に送
る。シフトレジスタ9は、サンプリング信号が来る度に
順次記憶した値を、次のシンボル区間の33〜96個目
の値がサンプラー5から検波器10に送られるタイミン
グで、順次、検波器10に送る。検波器10は自己に送
られた2つの信号を用いて検波し、復号部13は、検波
された信号を用い、PSK変調された信号を復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PSK(Phase
Shift Keying)復調装置及びPSK復調方法に関し、特
に、ディジタル信号処理を行うPSK復調装置及びPS
K復調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を伝送するための技術と
して、PSK(Phase Shift Keying)変調の手法が広く
用いられている。PSK変調は、伝送する対象であるデ
ィジタル信号を所定数のビット毎に区切って得られるデ
ータ(シンボル)の論理値に従って、搬送波の所定の長
さの区間の位相を、当該区間の直前の同じ長さの区間の
位相を基準として、シンボルの論理値を示す所定量だけ
変化させる変調の手法である。この所定の長さの区間は
「シンボル区間」と呼ばれる。
【0003】PSK変調信号を復調する手法としては、
遅延検波の手法が広く用いられている。遅延検波は、復
調対象のPSK変調信号と、該PSK変調信号を1シン
ボル区間分遅延させた遅延信号との位相差を検出するこ
とにより伝送対象のディジタル信号を復調する手法であ
る。
【0004】図3は、遅延検波を行うための従来の復調
装置の構成を示す図である。図示するように、図3の復
調装置は、サンプラー101と、クロック発振器102
と、シフトレジスタ103と、検波器104と、クロッ
ク再生器105と、復号器106とを備える。
【0005】図3の復調装置において、受信信号である
PSK変調信号はまず、クロック発振器102が発生す
るサンプリング信号に従って、サンプラー101により
サンプリングされる。サンプリングされたPSK変調信
号は、シフトレジスタ103と検波器104とに供給さ
れる。シフトレジスタ103は、新しくPSK変調信号
が供給される毎に、自己が記憶する最下位のビットの内
容を検波器104に供給する。
【0006】ただし、シフトレジスタ103の段数は、
復調対象のPSK変調波の1シンボル区間あたりにサン
プラー101がサンプリングを行う回数に等しいものと
する。従って、シフトレジスタ103が検波器104に
供給する信号は、その信号が検波器104に供給された
時点より1シンボル区間分遡った時点にサンプラー10
1がサンプリングしたPSK変調波の値を表す。すなわ
ち、シフトレジスタ103は、サンプラー101がサン
プリングしたPSK変調信号を1シンボル区間分遅延し
た信号を検波器104に供給する。
【0007】検波器104は、サンプラー101から供
給された信号とシフトレジスタ103から供給された信
号との位相差を表す検波信号を、クロック再生器105
と復号器106とに供給する。
【0008】クロック再生器105は、検波器104よ
り供給された検波信号に基づいて、1シンボル区間の中
間点のタイミングを表す復号用クロック信号を生成して
復号器106に供給する。復号器106は、検波器10
4より検波信号を取得し、クロック再生器105より復
号用クロック信号を取得する。そして、復号用クロック
信号が1シンボル区間の中間点のタイミングを表す状態
になった時点に取得した検波信号が表す論理値を識別
し、識別した論理値を所定の規則に従って変換した結果
を表すデータを生成する。そして、生成したデータを復
調信号として出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示す復
調装置のシフトレジスタ103の段数は、上述の通り、
復調対象のPSK変調波の1シンボル区間あたりにサン
プラー101がサンプリングを行う回数に等しいもので
ある必要がある。従って、必要とする復調精度が高くな
るにつれシフトレジスタ103の段数も増加する。換言
すれば、シフトレジスタ103の段数が少ないほど、1
シンボル区間あたりにサンプラー101がサンプリング
を行う回数を少なくする必要がある。
【0010】また、検波信号のうちシンボル区間の境界
付近の部分は、ジッタースプリアス等の影響のため、一
般に、シンボル区間間の位相差を正しく表さない。この
ため通常、検波信号のうちシンボル区間の中間点部分の
みが復号に用いられる。従って、正確な復調信号を得る
ためには、この中間点部分においてシンボル区間間の位
相差が正しく表されておればよく、結果的に、復号に用
いられない検波信号は無駄になる。すなわち、シフトレ
ジスタ103のうち、無駄になる検波信号を生成するた
めに用いられるデータを記憶する分の段は、無駄なデー
タを記憶していることになる。
【0011】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、遅延検波において、復調の正確さを維持しつつ信号
遅延用の素子の記憶容量が節約されるPSK復調装置及
びPSK復調方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるPSK復調装置は、
復調対象のPSK(Phase Shift Keying)変調信号のう
ち、当該PSK変調信号の1シンボルにあたる区間内で
当該区間の両端を含まない所定の連続部分を、前記1シ
ンボルにあたる区間が実質的に占める時間分遅延させた
ものを表す遅延信号を生成する遅延信号作成手段と、前
記遅延信号と前記復調対象のPSK変調信号の前記連続
部分との位相の差を表す復調信号を生成する復調手段
と、を備えることを特徴とする。
【0013】このようなPSK復調装置によれば、ジッ
タスプリアス等のために、シンボル区間間の位相差を正
しく表さないおそれのある、シンボル区間両端のデータ
が、復号に用いられるデータから除外される。従って、
復調の正確さが維持されつつ、無駄なデータを遅延させ
るための素子が削減される。
【0014】前記遅延信号作成手段は、前記PSK変調
信号を検波して得られる信号に基づき、前記PSK変調
信号の1シンボルにあたる区間が始まるタイミングを特
定するタイミング抽出手段を備えることにより、シンボ
ル区間を特定してもよい。この場合、前記遅延信号作成
手段は、前記タイミング抽出手段が特定したタイミング
を基準として前記復調対象のPSK変調信号の前記連続
部分を特定し、特定した前記連続部分を、前記1シンボ
ルにあたる区間が実質的に占める時間分遅延させること
により前記遅延信号を生成する遅延手段を備えていても
よい。
【0015】前記復調対象のPSK変調信号は、前記1
シンボルにあたる区間あたり複数回サンプリングされた
値を表すデータの列からなっていてもよい。この場合、
前記遅延手段は、自己に供給された前記データを、新し
く供給された順に、前記連続部分1個あたりに含まれる
前記データの数に相当する分記憶し、自己が記憶するも
っとも古い前記データを前記遅延信号として出力する記
憶手段と、前記タイミング抽出手段が特定したタイミン
グを起点として前記データの数を計数し、計数された数
に基づいて、前記データが前記連続部分に属するか否か
を判別し、属すると判別したとき、属すると判別された
前記データを前記記憶手段に供給し、属さないと判別し
たとき、属さないと判別された前記データが前記記憶手
段に供給されるのを阻止する判別手段と、を備えるもの
であってもよい。この場合、記憶手段は、1シンボル区
間内でサンプリングされた全データを記憶するのではな
く、そのうちの連続部分に含まれるデータを記憶する。
従って、信号遅延用の素子にあたる記憶手段の記憶容量
が節約される。
【0016】前記記憶手段は、例えば、前記連続部分1
個あたりに含まれる前記データの数に相当する段数を有
し、自己にクロック信号が供給されるたびに、自己に供
給された前記データを記憶するシフトレジスタより構成
されていればよい。この場合、前記判別手段は、前記デ
ータが前記連続部分に属すると判別したとき、属すると
判別された前記データ及び前記クロック信号を前記シフ
トレジスタに供給し、属さないと判別したとき、前記ク
ロック信号の前記シフトレジスタへの供給を停止する手
段を備えていればよい。
【0017】また、この発明の第2の観点にかかるPS
K復調方法は、復調対象のPSK(Phase Shift Keyin
g)変調信号のうち、当該PSK変調信号の1シンボル
にあたる区間内で当該区間の両端を含まない所定の連続
部分を、前記1シンボルにあたる区間が実質的に占める
時間分遅延させたものを表す遅延信号を生成する遅延信
号作成ステップと、前記遅延信号と前記復調対象のPS
K変調信号の前記連続部分との位相の差を表す復調信号
を生成する復調ステップと、を含むことを特徴とする。
【0018】このようなPSK復調方法によれば、ジッ
タスプリアス等のために、シンボル区間間の位相差を正
しく表さないおそれのある、シンボル区間両端のデータ
が、復号に用いられるデータから除外される。従って、
復調の正確さが維持されつつ、無駄なデータを遅延させ
るための素子が削減される。
【0019】また、この発明の第3の観点にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、
復調対象のPSK(Phase Shift Keying)変調信号のう
ち、当該PSK変調信号の1シンボルにあたる区間内で
当該区間の両端を含まない所定の連続部分を、前記1シ
ンボルにあたる区間が実質的に占める時間分遅延させた
ものを表す遅延信号を生成する遅延信号作成手段と、前
記遅延信号と前記復調対象のPSK変調信号の前記連続
部分との位相の差を表す復調信号を生成する復調手段
と、して機能させるためのプログラムを記録したことを
特徴とする。
【0020】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを実行するコンピュータは、ジッタスプリアス等のた
めシンボル区間間の位相差を正しく表さないおそれのあ
るシンボル区間両端のデータを復号用のデータから除外
して、PSK変調信号を復調する。従って、復調の正確
さが維持されつつ、無駄なデータを遅延させるための素
子が削減される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるPSK(Phase Shift Keying)復調装置を、PSK受
信機を例として説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の形態にかかるP
SK受信機の構成の一例を示す。図示するように、この
PSK受信機は、アンテナ1と、RF(Radio Frequenc
y)増幅器2と、混合器3と、局部発振器4と、サンプ
ラー5と、サンプリング信号発生器6と、区間設定用カ
ウンタ7と、入力制御部8と、シフトレジスタ9と、検
波器10と、クロック再生用検波器11と、クロック再
生器12と、復号部13と、クロック遅延器14とより
構成されている。
【0023】RF増幅器2は、電磁波によりアンテナ1
に励起された信号をアンテナ1から供給されると、自己
に供給された信号を増幅して混合器3に供給する。混合
器3は、RF増幅器2及び局部発振器4から供給される
2つの信号の積を表す信号のうち、周波数がこれら2つ
の信号の周波数の差に実質的に等しい成分を表す信号を
生成して、サンプラー5に供給する。局部発振器4は、
矩形波を生成する発振器を備え、所定の中間周波数と、
RF増幅器2が供給する信号の搬送波周波数との和に実
質的に等しい周波数を有する矩形波を表す信号を生成
し、混合器3に供給する。
【0024】サンプラー5は、サンプリング信号発生器
6より供給される後述のサンプリング信号に応答して、
混合器3より供給された信号の瞬時値が所定の閾値を超
えているか否かを判別し、判別結果に従って、混合器3
から供給される信号を二値化し、二値化の結果得られる
ディジタル信号(現在データ)を、順次列をなすように
して出力する。
【0025】サンプラー5は、具体的には、例えば、サ
ンプリング信号が立ち上がるたびに、混合器3より供給
された信号の瞬時値が閾値を超えているか否かを判別
し、超えていれば所定のハイレベル電圧を出力し、超え
ていなければ所定のローレベル電圧を発生することによ
り、現在データを出力する。
【0026】サンプリング信号発生器6は、矩形波を生
成する発振器を備え、上述のサンプリング信号を発生す
る。サンプリング信号の周波数は、例えば、上述の中間
周波数の2倍以上であればよい。なお、以下では、理解
を容易にするため、サンプリング信号の周期は、このP
SK受信機が復調する対象のPSK変調信号の1シンボ
ル期間の長さの128分の1に実質的に等しいものとす
る。
【0027】区間設定用カウンタ7は、クロック再生器
12より、シンボルクロック信号を取得し、サンプラー
5よりサンプリング信号を取得する。そして、シンボル
クロック信号を取得した時点から、自己に供給されるサ
ンプリング信号の数をカウントし始め、カウント結果の
値を記憶する。次のシンボルクロック信号を取得した時
点で自己が記憶するカウント結果の値をリセットし(つ
まり、カウント結果の値を0とし)、再度カウントを始
める。
【0028】区間設定用カウンタ7は更に、カウント結
果の値が所定の範囲にあるか否かを判別し、所定の範囲
にあると判別したとき、入力制御部8に所定の形式のO
N信号を供給し、所定の範囲にないと判別したとき、所
定の形式のOFF信号を入力制御部8に供給する。な
お、以下では、理解を容易にするため、区間設定用カウ
ンタ7は、カウント結果の値が「33」以上「96」以
下か否かを判別し、「33」以上「96」以下であると
判別したとき、入力制御部8にON信号を供給し、「3
2」以下又は「97」以上であるとき、入力制御部8に
OFF信号を供給するものとする。
【0029】入力制御部8は、AND回路等より構成さ
れており、区間設定用カウンタ7よりON信号が供給さ
れているとき、サンプラー5が出力した現在データをシ
フトレジスタ9に供給する。また、区間設定用カウンタ
7よりON信号が供給されているとき、サンプリング信
号発生器6が出力したサンプリング信号をシフトレジス
タ9に供給する。
【0030】シフトレジスタ9は、サンプラー5が出力
する現在データを入力制御部8より取得し、サンプリン
グ信号発生器6が出力するサンプリング信号を入力制御
部8より取得する。そして、取得したサンプリング信号
が所定の状態になると(例えば、サンプリング信号の電
圧がローレベルからハイレベルへと立ち上がると)、そ
の時点における現在データの論理値を記憶する。
【0031】そして、シフトレジスタ9は、自己が記憶
した論理値を新しい方から64個保持し、論理値を新た
に記憶する直前に保持していた64個の論理値のうちも
っとも古いものを表すデータを、遅延データとして出力
する。(あるいは、シフトレジスタ9は、自己が記憶し
た論理値を新しい方から65個保持し、論理値を新たに
記憶した時点で保持している65個の論理値のうちもっ
とも古いものを表すデータを、遅延データとして出力す
る。)
【0032】検波器10は、サンプラー5が出力する現
在データ及びシフトレジスタ9が出力する遅延データを
取得し、これらの現在データ及び遅延データに基づい
て、検波信号を生成して出力する。
【0033】検波器10は、具体的には、例えば、取得
した遅延データが立ち上がると、この立ち上がりに応答
し、以降、現在データの立ち上がりを検知するまでの
間、ハイレベル電圧を出力する。そして、取得した現在
データが立ち上がると、この立ち上がりに応答し、以
降、遅延データの立ち上がりを検知するまでの間、ロー
レベル電圧を出力する。そして、出力されたこれらの電
圧を、遅延データが立ち上がった時点から複数の所定の
時間を経過したタイミングにおいて検出し、検出結果を
表す信号を検波信号として出力する。この結果、検波信
号は、遅延データが立ち上がってから現在データが立ち
上がるまでの期間の長さを表すディジタル信号を含むも
のとなる。従って、検波信号は、遅延データと現在デー
タとの位相差を表す信号となる。
【0034】クロック再生用検波器11は、混合器3が
出力する信号を取得し、取得した信号を検波し、検波に
より得られるクロック再生用検波信号を、クロック再生
器12に供給する。クロック再生用検波器11は、例え
ば、中間周波数に実質的に等しい周波数の信号を発生
し、発生したこの信号と自己が取得した信号との積を表
す信号を生成することにより検波を行う。そして、積を
表すこの信号を、クロック再生用検波信号としてクロッ
ク再生器12に供給する。
【0035】クロック再生器12は、クロック再生用検
波器11よりクロック再生用検波信号を取得する。そし
て、クロック再生用検波器11が検波した信号がPSK
変調信号であるとき、自己が取得したクロック再生用検
波信号から、このPSK変調信号の1シンボル区間の始
まりを表す部分を識別し、識別結果に基づいて、1シン
ボル区間の始まりのタイミングを表す上述のシンボルク
ロック信号を生成する。そして、生成したシンボルクロ
ック信号を、区間設定用カウンタ7及びクロック遅延器
14に供給する。
【0036】クロック遅延器14は、クロック再生器1
2より供給されたシンボルクロック信号を半周期遅延さ
せることにより、1シンボル区間の中間点のタイミング
を表す復号用クロック信号を生成する。そして、生成し
た復号用クロック信号を、復号部13に供給する。復号
部13は、検波器10より検波信号を取得し、クロック
遅延器14より復号用クロック信号を取得する。そし
て、復号用クロック信号が1シンボル区間の中間点のタ
イミングを表す状態(例えば、復号用クロック信号の電
圧がローレベルからハイレベルへと立ち上がった状態)
になった時点に取得した検波信号が表す論理値を識別
し、識別した論理値を所定の規則に従って変換した結果
を表すデータを生成する。そして、生成したデータを復
調信号として出力する。
【0037】(動作)次に、このPSK受信機の動作を
説明する。このPSK受信機が起動すると、RF増幅器
2は、アンテナ1に誘起されたPSK変調波をアンテナ
1より取得して増幅し、混合器3に供給する。
【0038】RF増幅器2が取得するPSK変調波は、
周波数が搬送波周波数に等しい矩形波を所定周期分毎に
区切って得られる各シンボル区間を、伝送する対象のデ
ィジタル信号を先頭から順次Nビット(Nは任意の正の
整数)ずつ区切って得られるダイビットの値に応じて、
順次、直前の上述の所定周期分の区間の位相を基準とし
て、2通りの値のうちいずれかに相当する分移相した
ものである。
【0039】局部発振器4は、RF増幅器2が混合器3
に供給したPSK変調波の搬送波周波数と、上述の中間
周波数との和に実質的に等しい周波数の矩形波を表す信
号を生成し、混合器3に供給する。混合器3は、RF増
幅器2及び局部発振器4から各々信号を供給されると、
これら2つの信号の積を表す信号のうち、その周波数
が、これら2つの信号の周波数の差に実質的に等しい成
分(すなわち、上述の中間周波数を搬送波周波数とする
成分)を表す信号を生成して、サンプラー5に供給す
る。
【0040】サンプラー5は、サンプリング信号発生器
6から供給されるサンプリング信号が立ち上がるたび
に、混合器3から供給される信号が所定の閾値を超える
か否かを判別し、判別結果に従って、混合器3から供給
される信号を二値化する。そして、サンプラー5は、二
値化により得られた現在データを、入力制御部8及び検
波器10に供給する。
【0041】一方、クロック再生用検波器11は、復調
する対象のPSK変調信号を混合器3より取得して検波
することによりクロック再生用検波信号を生成して、ク
ロック再生器12に供給する。クロック再生器12は、
供給されたクロック再生用検波信号を取得してシンボル
クロック信号を生成し、区間設定用カウンタ7及びクロ
ック遅延器14に供給する。
【0042】区間設定用カウンタ7は、自己に供給され
たシンボルクロック信号が1シンボル区間の始まりを表
す状態になると、自己が記憶しているカウント結果をリ
セットして0とし、次いで、自己に供給されるサンプリ
ング信号が立ち上がる回数をカウントする。カウントを
行う一方で、区間設定用カウンタ7は、カウント結果の
値が変化するたびに、カウント結果の値が「33」以上
「96」以下であるか否かを判別する。そして、「3
3」以上「96」以下であれば、ON信号を入力制御部
8に供給する。
【0043】入力制御部8は、ON信号が自己に供給さ
れているとき、サンプラー5が出力した現在データと、
サンプリング信号発生器6が出力したサンプリング信号
とを、シフトレジスタ9に供給する。従って、1シンボ
ル区間が始まってから33個目〜96個目の各サンプリ
ング信号がサンプリング信号発生器6より出力されるタ
イミングで、シフトレジスタ9には、現在データとサン
プリング信号が供給される。
【0044】シフトレジスタ9は、入力制御部8より現
在データとサンプリング信号とを供給されるたびに、そ
の時点における現在データの論理値を記憶し、新たに論
理値を記憶したこの現在データの64個前の現在データ
の論理値を表すデータを、遅延データとして出力する。
【0045】この結果、シフトレジスタ9は、1シンボ
ル区間が始まってから33個目〜96個目の各サンプリ
ング信号がサンプリング信号発生器6より出力されるた
びに、当該シンボル区間の1つ前のシンボル区間内の3
3個目〜96個目の各サンプリング信号がサンプリング
信号発生器6より出力された時点の現在データの値を、
遅延データとして検波器10へと供給する。
【0046】検波器10は、サンプラー5より現在デー
タを取得し、シフトレジスタ9より遅延データを取得す
ると、自己に実質的に同時に供給された現在データ及び
遅延データに基づいて検波信号を生成し、復号部13へ
と供給する。検波器10が供給する検波信号は、具体的
には、例えば、遅延データが立ち上がってから現在デー
タが立ち上がるまでの期間の長さを表すディジタル信号
となる。従って、検波信号の論理値は、当該検波信号が
生成された時点における遅延データと現在データとの位
相差を表すものとなる。
【0047】クロック遅延器14は、クロック再生器1
2より供給されたシンボルクロック信号を半周期遅延さ
せ、1シンボル区間の中間点のタイミングを表す復号用
クロック信号を生成し、復号部13に供給する。復号部
13は、検波器10が出力した検波信号を取得し、クロ
ック遅延器14より復号用クロック信号を取得すると、
検波信号の論理値を表すデータを、PSK復調信号とし
て出力する。
【0048】なお、このPSK受信機の構成は、上述の
ものに限られない。例えば、図2に示すように、サンプ
リング信号発生器6、区間設定用カウンタ7、入力制御
部8、シフトレジスタ9、検波器10、クロック再生用
検波器11、クロック再生器12、復号部13及びクロ
ック遅延器14の機能の一部又は全部は、DSP(Digi
tal Signal Processor)やCPU(Central Processing
Unit)により行われていてもよい。また、サンプラー
5は、A/D(Analog-to-Digital)変換器から構成さ
れていてもよい。更に、混合器3や局部発振器4の機能
の一部又は全部が、A/D変換器、DSP及びD/A
(Digital-to-Analog)変換器により行われていてもよ
い。
【0049】また、このPSK受信機は、PSK変調波
をアンテナ1から取得する必要はなく、例えば、PSK
変調波を有線回線より取得してもよい。また、PSK変
調を施された対象のディジタル信号は、予め更に任意の
手法による変調が加えられているものであってもよい。
また、混合器3、局部発振器4及びRF増幅器2はいず
れも必要なものではなく、省略可能である。
【0050】また、PSK変調波自体がディジタル信号
の列により表されていてもよく、この場合、サンプラー
5は必ずしも必要ではなく、PSK変調波をなすディジ
タル信号は入力制御部8及び検波器10に順次供給され
ればよい。またこの場合、サンプリング信号発生器6
は、PSK変調波をなすディジタル信号が入力制御部8
及び検波器10に供給されるタイミングに同期する信号
を発生し、サンプリング信号に代えて区間設定用カウン
タ7及び入力制御部8に供給するようにすればよい。
【0051】また、サンプリング信号の周期は、1シン
ボル期間あたりのサンプリング数が、シフトレジスタ9
が記憶しうる論理値の数より多い限り任意であり、この
PSK受信機が復調する対象のPSK変調信号の1シン
ボル期間の長さの128分の1である必要はない。
【0052】また、区間設定用カウンタ7が入力制御部
8にON信号を供給する条件は、1シンボル区間内で最
初及び最後にサンプリングされた2つの信号がいずれも
検波器10に供給されず、シフトレジスタ9が、これら
2つの信号を除く連続する信号の論理値を記憶するよう
になっている限り任意である。従って、区間設定用カウ
ンタ7が入力制御部8にON信号を供給する条件は、カ
ウント結果の値が「33」以上「96」以下である場合
には限られない。
【0053】以上、この発明にかかるPSK復調装置を
説明したが、この発明のPSK復調装置は、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、A/D変換器、D/A変換器を
備えるパーソナルコンピュータに、上述の動作を実行す
るためのプログラムを格納した媒体(フロッピー(登録
商標)ディスク、CD−ROM等)から該プログラムを
インストールすることにより、上記処理を実行するPS
K復調装置を構成することができる。
【0054】また、例えば、通信ネットワークの掲示板
(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワー
クを介して配信してもよい。ネットワークを介した配信
は、該プログラムにより搬送波を変調して得られる変調
波を伝送することにより行ってもよい。そして、このプ
ログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケーシ
ョンプログラムと同様に実行することにより、上述の処
理を実行することができる。
【0055】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分を除い
たプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明
では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機
能又はステップを実行するためのプログラムが格納され
ているものとする。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、遅延検波において、復調の正確さを維持しつつ信号
遅延用の素子の記憶容量が節約されるPSK復調装置及
びPSK復調方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかるPSK受信機の
基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1のPSK受信機の変形例の基本構成を示す
ブロック図である。
【図3】従来のPSK復調装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RF増幅器 3 混合器 4 局部発振器 5 サンプラー 6 サンプリング信号発生器 7 区間設定用カウンタ 8 入力制御部 9 シフトレジスタ 10 検波器 11 クロック再生用検波器 12 クロック再生器 13 復号部 14 クロック遅延器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】復調対象のPSK(Phase Shift Keying)
    変調信号のうち、当該PSK変調信号の1シンボルにあ
    たる区間内で当該区間の両端を含まない所定の連続部分
    を、前記1シンボルにあたる区間が実質的に占める時間
    分遅延させたものを表す遅延信号を生成する遅延信号作
    成手段と、 前記遅延信号と前記復調対象のPSK変調信号の前記連
    続部分との位相の差を表す復調信号を生成する復調手段
    と、 を備えることを特徴とするPSK復調装置。
  2. 【請求項2】前記遅延信号作成手段は、 前記PSK変調信号を検波して得られる信号に基づき、
    前記PSK変調信号の1シンボルにあたる区間が始まる
    タイミングを特定するタイミング抽出手段と、 前記タイミング抽出手段が特定したタイミングを基準と
    して前記復調対象のPSK変調信号の前記連続部分を特
    定し、特定した前記連続部分を、前記1シンボルにあた
    る区間が実質的に占める時間分遅延させることにより前
    記遅延信号を生成する遅延手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のPSK復調
    装置。
  3. 【請求項3】前記復調対象のPSK変調信号は、前記1
    シンボルにあたる区間あたり複数回サンプリングされた
    値を表すデータの列からなっており、 前記遅延手段は、 自己に供給された前記データを、新しく供給された順
    に、前記連続部分1個あたりに含まれる前記データの数
    に相当する分記憶し、自己が記憶するもっとも古い前記
    データを前記遅延信号として出力する記憶手段と、 前記タイミング抽出手段が特定したタイミングを起点と
    して前記データの数を計数し、計数された数に基づい
    て、前記データが前記連続部分に属するか否かを判別
    し、属すると判別したとき、属すると判別された前記デ
    ータを前記記憶手段に供給し、属さないと判別したと
    き、属さないと判別された前記データが前記記憶手段に
    供給されるのを阻止する判別手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項2に記載のPSK復調装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、前記連続部分1個あたり
    に含まれる前記データの数に相当する段数を有し、自己
    にクロック信号が供給されるたびに、自己に供給された
    前記データを記憶するシフトレジスタを備え、 前記判別手段は、前記データが前記連続部分に属すると
    判別したとき、属すると判別された前記データ及び前記
    クロック信号を前記シフトレジスタに供給し、属さない
    と判別したとき、前記クロック信号の前記シフトレジス
    タへの供給を停止する手段を備える、 ことを特徴とする請求項3に記載のPSK復調装置。
  5. 【請求項5】復調対象のPSK(Phase Shift Keying)
    変調信号のうち、当該PSK変調信号の1シンボルにあ
    たる区間内で当該区間の両端を含まない所定の連続部分
    を、前記1シンボルにあたる区間が実質的に占める時間
    分遅延させたものを表す遅延信号を生成する遅延信号作
    成ステップと、 前記遅延信号と前記復調対象のPSK変調信号の前記連
    続部分との位相の差を表す復調信号を生成する復調ステ
    ップと、 を含むことを特徴とするPSK復調方法。
  6. 【請求項6】コンピュータを、 復調対象のPSK(Phase Shift Keying)変調信号のう
    ち、当該PSK変調信号の1シンボルにあたる区間内で
    当該区間の両端を含まない所定の連続部分を、前記1シ
    ンボルにあたる区間が実質的に占める時間分遅延させた
    ものを表す遅延信号を生成する遅延信号作成手段と、 前記遅延信号と前記復調対象のPSK変調信号の前記連
    続部分との位相の差を表す復調信号を生成する復調手段
    と、 して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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