JPH11145896A - 携帯電話受信装置に送信された信号の同期を回復する方法及び装置 - Google Patents

携帯電話受信装置に送信された信号の同期を回復する方法及び装置

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JPH11145896A
JPH11145896A JP10186778A JP18677898A JPH11145896A JP H11145896 A JPH11145896 A JP H11145896A JP 10186778 A JP10186778 A JP 10186778A JP 18677898 A JP18677898 A JP 18677898A JP H11145896 A JPH11145896 A JP H11145896A
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synchronization
signal
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coarse
acquisition
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JP10186778A
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Eric Baissus
バイサス エリック
Srinath Hosur
ホサー スリナス
Anand G Dabak
ジー.ダバク アナンド
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    • H04L7/10Arrangements for initial synchronisation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さい最終変動の高速同期捕捉を保証する。 【解決手段】 携帯電話受信装置に送信された信号の同
期を回復する装置であって、送信された信号の絶対値
(ABS)及びサイン(SIGN)のための位相推定手
段(47、49)、推定器(47、49)の出力信号を
処理するための手段(64)、その1つの入力が処理手
段(64)の出力に接続され、その1つの出力が前記処
理手段へのモード信号を供給するシーケンサ(67)を
含み、シーケンサ(67)の別の出力は、サンプリング
時間発生器(68)を介して推定器(47、49)のサ
ンプリング時間制御入力へ接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人用携帯電話シ
ステム向け非同期π/4 QPSK変調器(π/4ジャ
ンプの4状態位相変調)の同期回復回路に関連する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】現在日本で用いられている
PHS携帯電話システムは、時分割多元接続/時分割複
信(TDMA/TDD)システムである。1993年1
2月20日に公示された「パーソナル・ハンディ・フォ
ン・システム」RCR標準規格第1版、RCR STD
−28が参考となり得る。
【0003】これは192K ボー/秒でπ/4シフト
のDQPSK変調方式を用いている。あまり複雑でなく
電力消費要求が適度であるため、この種のシステムでは
差動検出が用いられる。
【0004】レイリー・フェージング(Rayleigh fadin
g )があるチャネルの場合、差動検出の誤り率は一層低
い。論文「新しいデジタル・セルラー・モバイル無線シ
ステムのためのモデム(Modems for Emerging Digital
Cellular-Mobile Radio System)」IEEE Trans Veh. Te
ch, Volume 40, No.2, May 1991 が参考となり得る。受
信装置の複雑さを更に減らし、それにより電力消費を低
減させるため、受信された信号は通常は中間周波(I
F)で復調される。
【0005】IF信号は分離され、信号の正の値は高レ
ベルに変換され、一方、負の値は低レベルに変換され、
この分離された信号を用いて差動検出が行われる。分離
によって変化しない情報が信号の位相に含まれている場
合、この信号を位相検出に用いることができる。
【0006】
【課題を達成するための手段及び作用】本発明の全般的
な目的は、携帯電話受信装置に到達する信号の同期回復
を改善することである。従って本発明は、携帯電話受信
装置に転送された信号の同期を回復する方法に関連し、
転送された信号に含まれる同期パケットを検出し、粗捕
捉モードでクロック位相を捕捉し、その間に1シンボル
の期間の4分の1以内に同期が捕捉され、1次位相同期
ループ・オペレーションである微細捕捉モードで、この
推定値をリファインし、最終変動が小さな高速な同期捕
捉を保証することを含むことを特徴とする。本発明は、
単に例示の目的のために提供された以下の説明によっ
て、及び添付の図面を参照することによって、更に明瞭
に理解されよう。
【0007】
【実施例】図1に示した受信装置は、無線周波部1及び
中間周波IF部2を有する。無線周波部1は、フィルタ
4の入力に接続されるアンテナ3を有し、フィルタ4の
出力は第1のミキサ5の第1の入力に接続される。ミキ
サ5は、位相同期ループPLLシンセサイザ6の出力に
接続される第2の入力を有する。ミキサ5の出力は、第
2のフィルタ7の入力に接続され、フィルタ7の出力は
第2のミキサ8の第1の出力にと順に接続される。この
第2のミキサ8の第2の入力は、電圧制御発振器VCO
9の出力に接続される。第2のミキサ8の出力は、第3
のフィルタ10に接続され、フィルタ10の出力は分離
器11の入力に接続される。
【0008】分離器11の出力はRF部1の出力であ
る。これは位相検出器回路12の入力に接続され、その
別の入力は時間捕捉回路13の出力に接続される。位相
検出器回路12の出力は、自動周波数オフセット補償A
FC回路14の入力に接続され、その別の入力は周波数
オフセット推定回路15の出力に接続される。AFC回
路の出力はデータ復号器16の入力に接続される。復号
器16の出力は、周波数オフセット推定回路15の出力
にも接続されるベースバンド・プロセッサの入力に接続
される。周波数オフセット推定回路15は時間捕捉回路
13に接続される。データ復号器16は、「ユニーク・
ワード」UWと呼ばれる特定のデータ・シーケンスのた
めの検出器18に接続され、これは周波数オフセット推
定回路15にも接続される。ベースバンド・プロセッサ
の出力は、デジタル/アナログ変換器19の入力に接続
され、後者の出力はVTCXO回路20にと順に接続さ
れ、その出力は位相同期ループPLLシンセサイザ6の
入力に接続される。
【0009】連続するシンボルの間の位相差は、分離さ
れたIF信号を用いて測定される。この位相差は、転送
されたデータを得るため復号化される。しかし、正確な
復調を確実にするために、位相差は適切な時点で測定さ
れなければならない。
【0010】PHS携帯電話システムでは、データ・パ
ケットがプロトコル(プリアンブル・フィールド)に割
当てられる場合、同期を捕捉するために32の同期シン
ボルが提供される。簡略化のため、このパケットを同期
パケットと呼ぶ。
【0011】図2はこのデータ・パケットを示す。これ
は、それぞれ4、2、62、32、124、及び4ビッ
トを有するフィールドR、S、PR、UW、DATA、
及びRを含む。Rはランプ・フィールド、PRはプリア
ンブル・フィールド、Sは開始フィールド(同期フィー
ルドとも呼ばれる)、UWはデータ(次のフィールド)
の開始を示すために認識される特定のシーケンスのフィ
ールド、DATAはデータ・フィールドである。同期の
ためのフィールドが短いことは、提案する受信装置にと
って従来の同期回復が、高い確率で1つ以上のパケット
を取り得ることを意味する。(ハングアップに関する更
に詳細な情報については、「MODEM設計の理論及び
実践(The Theory and Practice of MODEM design )」
A.C. Bingham, JohnWiley & Sons, 1988 を参照された
し。)単に同期フィールドに基づいて同期を達成するた
めに、2つの工程で同期を捕捉することを提案する。第
1の工程の間、シンボルのこの周期(period)の4分の
1以内に同期を捕捉するために粗同期推定が用いられ
る。微細捕捉工程の間、位相同期ループPLLを時変
(time-variable )ループ利得とともに用いることによ
って、この推定はリファインされ、必要とされる精度の
同期が捕捉される。さらに、通常、転送されたパケット
を受取る前に捕捉のためのウィンドウは開いているた
め、同期を回復するためにパケットの開始を検出する必
要がある。従って、同期パケット検出器を提案し用い
る。全ての同期捕捉タスクのシーケンスを以下に説明す
る。
【0012】図3はPHSシステム復調器の構造を示
す。復調器の入力は、分離された中間周波信号を受信す
る。このIF信号は、シンボル遅延回路30及び位相シ
フト及び遅延回路32へ、及び排他的ORゲート34、
36の第1の入力へ供給され、排他的ORゲート34、
36の第2の入力は、回路30及び32の出力信号をそ
れぞれ受ける。排他的ORゲート34、36の出力は、
対応する位相測定回路38、40の入力にそれぞれ接続
され、これらは同期発生器42に接続される入力も有す
る。位相測定回路38の出力はABS信号を伝える。位
相測定回路40の出力はSIGN信号を伝える。
【0013】分離された復調器の入力信号は、回路30
で1シンボルの周期分遅延され、回路32で遅延および
90度位相シフトされる。その後、復調器の入力信号の
前及び後のエッジと遅延され位相シフトされた信号の前
及び後のエッジとの間の時間差が、周知のクロックを用
いて測定される。この時間情報は、「ティック(tic
k)」(各ティックはこのクロックの周期T clk であ
る)で測定され、転送されたデータを得るためにその後
用いられる、差動的に符号化された位相を直接提供す
る。
【0014】1つのシンボル時間Tsym に多数の中間周
波IFサイクルがあるため、この測定がトリガされるた
めに必要な時点の正確な同期位相を推定しなければなら
ない。入力として同期フィールドと共に(with)得られ
る復調器の出力の信号を、同期オフセットの様々な値に
対して、図4に示す。位相値はゼロ・オフセット、即ち
正確なサンプリング時点、に対し最大であることに注意
されたい。
【0015】これらの信号は量子化されていないこと、
つまり、時間オフセットは限りなく正確に測定され得る
と仮定されていることに注意されたい。実際は、これら
の信号は量子化され、その量子化はクロック周期Tclk
に依る。現在のシステムに対する量子化された信号を同
様に図5に示す。以下で、用語ABSは、信号と遅延さ
れた同相成分との間の位相差の推定値を示すために用い
られ、用語SIGNは、信号とその遅延された直交信号
との間の位相差の推定値を示すために用いられる。
【0016】本発明に従って提案される同期捕捉の具体
例を次に説明する。同期捕捉の目的は、現在のサンプリ
ング時間と復調器の入力との間の時間オフセットを推定
することである。この推定値はその後、サンプリング時
間発生器へ伝えられる。
【0017】同期捕捉に含まれる種々の工程を以下に説
明する。最初に、微細捕捉に用いられる同期誤り推定手
段を説明し、1.5周期のサンプリング・オフセットに
つながる誤った平衡(equilibrium )位置の存在の問題
を明らかにする。この現象により、粗モードを有するこ
とが必要となる。
【0018】次に、本発明に従って用いられる粗時間捕
捉を説明する。最後に、同期パケットの開始を検出する
ために粗モード推定を用いる手段を提案する。微細時間
捕捉の基本的概念は、時間誤りに相関する推定値を計算
するために位相の値をオーバーサンプルすることであ
る。できるだけ回路の複雑さを減らすため、判定はシン
ボル当り2つのサンプルのみを用いて成される。
【0019】任意の等間隔のサンプルが選択され得る
が、Tsym /4の間隔で互いに離れて配置されているサ
ンプルを用いるとき良好な結果が得られることが分かっ
ている。つまり、中央のサンプルが正確なサンプリング
時点Tsamp=0にある場合、他の2つのサンプルは、
【0020】
【数3】Tsamp-left =−Tsym /4、及びT
samp-right=Tsym /4にある。完全な時間同期の場合
のサンプリング時点を図6に示す。この図は、微細ルー
プの位相誤りを計算するためのサンプリング時点を示
す。
【0021】ABS及びSIGN信号は、2つの周期的
なシンボルであることに注意されたい。従って、実際の
同期オフセットに関して同期推定不変性(invariance)
を持たせるため、2つのシンボル(4つのサンプル/推
定値)を共に考慮する。1つの時点で考慮される任意の
偶数のシンボルは、同期推定における不変性につながる
ことに注意されたい。
【0022】しかし、同期オフセットを推定するための
シンボルの数の増加は、遅延を増大させ、これは次い
で、微細モードの同期捕捉ループの不安定なオペレーシ
ョンにつながり得る。a(T)及びs(T)をそれぞ
れ、時点TのABS及びSIGN信号のサンプルとす
る。同期誤り推定は、まず誤りeabs 及びesignを以下
のように計算する。
【0023】
【数4】 eabs =(a(Tsamp-left )−a(Tsamp-right))+ (a(Tsamp-left +Tsym )−a(Tsamp-right+Tsym )) esign=(s(Tsamp-left )−s(Tsamp-right))+ (s(Tsamp-left +Tsym )−s(Tsamp-right+Tsym ))
【0024】ABS及びSIGN信号の類似性のため、
ノイズ又は量子化がないときeabs及びesignは同じで
あることに注意されたい。しかし、これらの2つの推定
値を用いることは、ノイズが存在する場合に利点があ
る。
【0025】図7は、サンプリングにおける同期誤りの
関数として正規化された位相誤りを示す。別の同期推定
との曖昧さを避けるため、eabs 及びesignを位相誤り
推定と呼ぶ。図7は、Tsamp-right=T1 +Tsym /4
及びTsamp-left =T1 −Tsym /4のときの種々の同
期オフセットの位相誤りを示す。
【0026】この図によると、位相誤り曲線は、同期誤
りが±Tsym /2になる毎に正の傾斜でX軸を横切るこ
とがわかる。これは、実際のサンプリング値が理想的な
値に対して±Tsym /2ずれる(offset)とき、誤った
平衡位置に達し得ることを意味する。別の言葉でいえ
ば、T 1 が実際のサンプリング時点に対して約±Tsym
/2ずれるとき、微細ループは収束(converge)するの
に一層長い時間が必要である。最も好ましくないケース
は、ちょうど±Tsym /2でのサンプリングであろう。
【0027】例えサンプリングが1.5周期後に行われ
るべきはずであっても、観念的には、計算された位相誤
りはその時0である。そして、同期はこの誤った位置で
ロックされる。従って、サンプリング時点の±Tsym
4の間隔で粗く同期を修正するために粗捕捉が必要とさ
れる。
【0028】以下の様に、微細モードにおいて、初期同
期オフセットは、ほぼ完全なサンプリング位置である−
sym /4及び+Tsym /4の間であると仮定される。
この範囲の同期オフセットにおいて位相誤り推定は非常
に利点があり、実際の時間オフセットを正確に推定する
ことが可能である。
【0029】同期オフセットに関連する位相誤りを蓄積
するため組合せロジック又はROMメモリが用いられ、
そのため、同期オフセットの良好な推定値が得られる。
ノイズ及び量子化のため、誤り信号eabs 及びesign
通常は異なる。このため、同期オフセットを得るために
abs 及びesignの平均値を用いることによって、又は
abs 及びesignの使用に基づいて得られた同期オフセ
ットの平均値を用いることによって、同期変動の低減が
達成される。同期オフセットτoff を推定するためのこ
の2つの方法は、等しい最終同期変動を導くことが分か
っている。
【0030】しかし、それが1つのROMアクセスのみ
につながるため、第1の方法が好ましい。推定された同
期オフセットは、その後、図8に示した標準の1次ルー
プに用いられる。利得αはループ利得と呼ぶ。
【0031】図8に示したループは、オフセットτoff
を推定する回路42を含み、その出力は、利得α(n)
を有する増幅器44の入力に接続される。増幅器44の
出力は、アキュムレータ46を介して推定器42の制御
入力へフィードバックされる。
【0032】ループ利得の高い値では、収束は一層速い
が最終同期変動も高く、一方、低い値ではループはゆっ
くりと収束する。従って、可変値のループ利得αを用い
ることが提案される。この値αは、それらが乗算器を必
要としないハードウェア形式で容易に実行されるように
選択される。次の表は、連続する値αn の一例を示す。
【0033】
【表1】 α1 α2 α3 α4 α5 α6 α7 α8 α9 α10 3/4 3/4 1/2 1/2 1/4 1/4 1/4 1/4 1/8 1/8 微細モード捕捉デバイスを実行する1つの考え得る方法
のブロック図を図9に示す。
【0034】この捕捉デバイスは、絶対値ABS信号の
ための第1の位相推定器47を有し、その出力は微細モ
ード推定器48の入力に接続され、その出力に誤り信号
ab s が現われる。捕捉デバイスは、SIGN信号のた
めの第2の位相推定器49を有し、その出力は微細モー
ド推定器50の入力に接続され、その出力に誤り信号e
signが現われる。
【0035】第1及び第2の推定器47及び49はそれ
ぞれ制御入力を有し、そこへサンプリング時間信号が供
給される:±Tsym /4。微細モード推定器48及び5
0の出力は、第1の加算器51の入力に接続され、その
出力はROMメモリ52の入力に接続される。後者は組
合せロジックで置き換えられてもよい。
【0036】ROM52の出力で、第2の加算器53の
入力として供給されるオフセットn信号が現われ、第2
の加算器53の別の入力ではテーブル54に蓄積された
ループ利得値αn に対応する信号を受ける。
【0037】第2の加算器53の出力は第3の加算器5
5の入力に接続され、加算器55の出力はオフセット修
正回路56の入力に接続される。後者は、別の入力で修
正信号を受取り、その出力で、第3の加算器の別の入力
に供給される信号残りn-1 を伝える。
【0038】ループによって伝えられた結果が整数でな
い場合、その推定値の整数の部分のみがサンプリング時
間発生器ユニットへ伝えられる。この推定値の残りは、
より良好な最終精度を得るために累積される。
【0039】粗捕捉を以下に説明する。粗捕捉の目的
は、現在のサンプリング時間が、完全なサンプリング時
点に関する−Tsymb/4から+Tsymb/4の間の範囲に
あるかどうかを示すことである。そうでない場合、粗モ
ードはサンプリング時間をTsymb/2ずらす。この関数
を満たすため、以下の推定値:
【0040】
【数5】e(to,τ)=ABS(τ) −ABS (τ+T
symb)−[SIGN(τ) −SIGN(τ+Tsy mb)] が用いられ、ここで、toは、復調器のサンプリング時
間と完全なサンプリング時間との間の実際の時間オフセ
ットであり、
【0041】τは、復調器のサンプリング時間とeを計
算するためのサンプリング位置との間のオフセットであ
る。図10は、サンプリング時間のオフセットに関連す
る信号ABS(e(to,τ=0))の曲線を示す。関
数e(to,τ)は、時間オフセット誤りがτに等しい
とき、最大である。閾値TH粗値(coarse)及び関数H
(to,τ)は、以下のように定義することができる。
【0042】
【数6】abs(e(to,τ))>TH粗値のとき、
H(to,τ)=1 abs(e(to,τ))<TH粗値のとき、H(t
o,τ)=0
【0043】Hは図11に示されている。τを変更する
ことによって、e (to,τ)及びH(to,τ)は、
横軸に対してずれる。
【0044】E(to,τ1 ,τ2 )=H(to,
τ1 )及びH(to,τ2 )は、τ1 及びτ2 で次のよ
うに定義することができる:実際のオフセットが±T
symb/4の範囲にあるときEは1に等しく、それ以外の
場合0に等しい。Eは、サンプリング位置のオフセット
symbが必要であるかどうかを示すために直接用いられ
る。Eが0に等しいとき、時間オフセットはTsymb/4
より大きい。従って、Tsy mb/4より小さな時間オフセ
ットを得るため、Tsymbの半分がサンプリング時間に加
算される。
【0045】次に、適用値(application value )が与
えられる。τ1 は約+Tsymb/8であり、τ2 は約−T
symb/8である。この値により、粗モード・オフセット
指示値(indicator )を示す図12で、E(to,T/
8,−T/8)が与えられる。
【0046】誤判定の確率をできるだけ低減させるた
め、TH粗値τ1 及びτ2 は最適化される(つまり、実
際の同期オフセットが正しい範囲にあるときTsymb/2
のオフセット)。
【0047】以下に説明するように、e(t)を推定す
るため、3対のシンボルが実際に用いられる。
【0048】Eの計算の具体例を図13に関連して説明
する。この図に示す回路は、図9の位相推定器47及び
49を含み、その出力に粗モード推定器58の入力が接
続される。信号e1 及びe2 はそれぞれ、推定器58の
出力で現われる。これらの出力は、TH粗閾値回路59
及び60の入力に接続される。これらの閾値回路の出力
は、その出力で、値Eに対応する信号を伝えるANDゲ
ート61に接続される。
【0049】次にパケット検出を図14に関連して説明
する。復調すべきパケットが転送される前、捕捉のため
のウィンドウが通常開いているとすると、粗及び微細捕
捉をトリガするためパケット検出器が必要とされる。パ
ケットは、値e(τ1 )及びe(τ2 )の平均値を用い
ることによって容易に検出することができる。
【0050】e(τ1 )及びe(τ2 )の平均絶対値
が、閾値であるTHノイズを下回る毎に、1パケットが
存在すると示される。この判定を更に効率よくするた
め、平均値化された複数の連続する値eが用いられる。
【0051】誤アラーム又は誤判定(つまり、それが実
際はそうでないときパケットが存在すると示されるこ
と、及びそれが実際は存在するときパケットを検出しな
いこと)の確率は、用いられる値eの数に依る。
【0052】ある閾値の誤アラームの確率はノイズの不
一致(variance)に依り、一方、誤判定の確率は閾値の
みに依る。平均値を用いることにより、推定値の不一致
が減少し、そのため誤アラーム及び誤判定の確率を一層
低くすることができる。しかし、このことは、微細捕捉
工程のためのシンボル数が一層少なく、同期の終りの誤
りの可能性が一層高くなることを意味する。
【0053】最良のあり得る結果(誤アラーム及び誤判
定の可能性が低く、最終同期結果の不一致度が低い)を
得るため、粗モードによって用いられるシンボルの数
と、微細モードによって用いられるシンボルの数の間に
妥協が成されるべきである。
【0054】図14はパケット検出に関連する図を示
し、閾値回路59及び60がノイズ閾値THノイズを用
いる回路であり、ORゲート62に接続されることを除
けば、図13に類似している。誤判定の影響を最小まで
低減させるために時間捕捉に用いられる一般的な状態マ
シンを以下に説明する。このマシンの効率は、時間捕捉
の最終効率の粗及び微細モードの効率と同じくらい重要
である。
【0055】ここで同期捕捉シーケンスを説明する。復
調条件に依って様々な状態マシンを用いることができ
る。起こり得る最悪の場合を取り入れるため、復調器は
パケットがいつ到達するかという情報を持たないと仮定
する。更に、「パケットの存在しない」時間は非常に長
く、そのためシーケンサがしばしば誤検出し、パケット
を逃さないよう非常に高速にそれ自身をリセットする必
要があると仮定する。
【0056】同期に用いられる状態マシンの第1の工程
は、信号を検出する工程Aである。4つのシンボルでの
粗推定値が用いられる。ノイズ閾値の選択は、誤アラー
ムの確率と非検出の確率との間の妥協点である。ノイズ
閾値は、誤アラームの確率が約10%で、一方、パケッ
ト非検出の確率が約1%であるように選択される。実際
は、同期の後続の工程の間にノイズが適切に検出される
場合、誤アラームを受けることが好ましいように思われ
る。逆に言えば、これは、同期フィールドの少なくとも
4つのシンボルが失われていることを意味するため、パ
ケットを検出しないことは非常に不利益がある。
【0057】第2工程は粗推定の工程Bである。粗推定
はフィールドRのビット(誤判定となり得る)ではなく
フィールドPRで成されることを確実にするため、信号
検出工程Aの結果は粗推定には用いられない。6つのシ
ンボルでの粗推定が用いられ、誤判定の確率を最小まで
低減させるため、新しい粗閾値が選択される。
【0058】同時に、粗推定の結果はノイズ閾値と比較
される。そして、誤パケット検出が識別され(identifi
ed)得る。第3の工程は微細推定工程Cである。微細推
定は、まず8つのシンボルで成される。これらの最初の
8シンボルの間、誤パケット検出を識別するためノイズ
推定も成される。その後、工程Dの間、8つの別のシン
ボルで微細推定が行われる。これらの新しい8シンボル
の間、ノイズ推定も成される。しかし、この推定がノイ
ズを示すとき、これは、同期捕捉が遅く、それが同期フ
ィールドの外で起こるということを意味するのが普通で
ある。この場合、微細推定は停止する。
【0059】工程Eの間、最初と最後のシンボルが、隣
り合うシンボルによって影響を受けると仮定する場合、
微細推定の精度を改善するため、同期フィールドの4シ
ンボルは通常は順に残される。
【0060】微細モードの間中、ABS及びSIGN信
号はサンプリングされ(−Tsymb/4及び+Tsymb/4
の間の中心位置で)、同期パケットのUWフィールドを
探す。これは、同期が遅く、UWフィールドの第1のビ
ットが失われないとき有効である。時間捕捉の終りでフ
ェーズFの間、状態マシンはUW検出を待つ。一定時間
後にUWフィールドが検出されない場合、状態マシンは
ゼロにリセットされる。
【0061】図16は同期の具体例のブロック図を示
す。時間捕捉回路は、図9及び図13で既に示したもの
と同じ参照番号を付した位相推定器47及び49を含
み、そのABS及びSIGN出力は推定プロセッサ64
の2つの入力に接続され、推定プロセッサ64はシーケ
ンサ67の対応する入力及び出力にそれぞれ接続される
推定値出力65及びモード入力66を有し、シーケンサ
67の別の出力はサンプリング時間発生器68のモード
変更入力に接続される。この発生器の出力は、位相推定
器47及び49の各サンプリング時間制御入力に接続さ
れる。推定プロセッサ・ユニット64は、上述で説明さ
れたように、シーケンサ67によって定義されたモード
に従って定義された数のシンボルの推定値を計算する。
【0062】サンプリング時間発生器68は、シーケン
サ67によって定義されたモード(粗、微細、非捕捉)
に従ってサンプリング時間を発生する。例えば、粗モー
ドでは、通常のサンプリング時間から開始し、位置τ1
及びτ 2 でシンボル毎に2つのサンプリング時間を発生
する。サンプリング位置は、シーケンサのオフセット値
に従ってずらしてもよい。サンプリング時間発生器68
の1つの実施例は、周期Tsymbを有するカウンタを用い
ることを含み、その初期値は、オフセットの値に従って
増加又は減少し得る。
【0063】回路の数多くのシミュレーション及び検査
により、この同期捕捉システムの性能が確認されてい
る。このシステムの性能を示すため、UWフィールドの
非検出の確率及び同期結果の不一致が用いられた。
【0064】この結果は、8dBのEb /No でデータ
パケットが検出されない確率は、0.009より小さか
ったことを示している。同期結果の不一致は0.026
15Tsym より小さかった。更に、復調器に周波数誤り
を導入した場合の実験も行われた。単純な1次ループの
性能は、誤差9ppmまでで良好であることが証明され
た。
【0065】ここで説明されたモバイル受信装置のため
の新規の同期捕捉システムは、個人用携帯電話システム
の標準に従っている。アルゴリズムは先ず、パケット検
出及び粗捕捉を行い、微細捕捉が後に続く。同期位相検
出器の設計、関連する同期ループ、及び同期捕捉方法
は、具体例の細部を考慮に入れている。特に、これら
は、回路の形式で容易に製造されるように、そして、消
費する電力をできるだけ小さくするように設計された。
微細捕捉ループは、それが時変ループ利得を用いる限り
において新規なものである。そのアルゴリズムは更に、
変調周波数の食い違いに関して強いことが分かってい
る。最後に、これらのモード(粗、微細)のシーケンシ
ングが説明されている。誤アラーム及び誤判定に関し、
非常に良好な強さが示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った同期を捕捉するための手段を備
えた電話受信装置のブロック図。
【図2】PHS型の携帯電話システムのプロトコルに特
定されるチャネルのデータ間隔を示す図。
【図3】携帯電話復調器のブロック図。
【図4】同期パケットの絶対値信号ABSの図。
【図5】量子化された信号ABSを示す図。
【図6】微細ループの位相誤りを計算するためのサンプ
リング時間の図。
【図7】サンプリングにおける同期誤りの関数として標
準化された位相誤りを示す図。
【図8】微細捕捉ループの図。
【図9】微細捕捉の具体例のブロック図。
【図10】サンプリング時間のオフセットの関数として
粗捕捉信号を示す図。
【図11】図10の捕捉信号の関数e(t0,τ=0)
の分離関数H(t0,τ)を示す図。
【図12】粗モード・オフセット指示値を示す。
【図13】粗モード・オフセット指示値Eを計算するた
めの手段のブロック図。
【図14】同期パケットを検出する回路を示す図。
【図15】本発明に従った同期捕捉シーケンスのフロー
チャート。
【図16】本発明に従った同期捕捉の具体例を示す図。
【符号の説明】
47、49 位相推定手段 64 処理手段 67 シーケンサ 68 サンプリング時間発生器
フロントページの続き (72)発明者 スリナス ホサー アメリカ合衆国 テキサス州ダラス,シャ ディブルック レーン 6441,アパートメ ント ナンバー 2152 (72)発明者 アナンド ジー.ダバク アメリカ合衆国 テキサス州リチャードソ ン,イー.レナー 2600,アパートメント ナンバー 165

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話受信装置に送信された信号の同
    期を回復する方法であって、 送信された信号に含まれる同期パケットを検出し、 粗捕捉モードでクロック位相を捕捉し、その間に1シン
    ボル期間の4分の1以内に同期が捕捉され、 微細捕捉モードでこの推定値をリファインし、これは1
    次位相同期ループ・オペレーションであり、最終変動の
    小さな高速な同期捕捉を保証することを含むことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に従った同期回復方法であっ
    て、位相同期ループは可変利得を含むことを特徴とする
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に従った回復方法であって、位
    相同期ループは固定利得を含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の1つに従った回
    復方法であって、同期パケットは、誤アラームの確率と
    非検出の確率の間の妥協点であるノイズ閾値を選択する
    ことによって検出されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に従った回復方法であって、粗
    推定の工程の間、推定は転送された信号のプリアンブル
    ・フィールドPRで成され、粗推定は最低数のシンボル
    で成され、更に、粗閾値は誤判定を最小まで低減させる
    ように選択されることを保証することを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に従った回復方法であって、生
    じ得る誤信号を検出するため、粗推定の結果はノイズ閾
    値と比較されることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6の1つに従った回
    復方法であって、微細推定の工程は、最初にシンボルの
    第1グループで実行され、その間に誤信号を検出する目
    的でノイズ推定も成され、次にシンボルの別のグループ
    で実行され、その間に同期捕捉が遅く同期フィールドの
    外で起こるかどうかを判定するためノイズ推定も実行さ
    れ、そうである場合は推定工程は停止し、最後に、微細
    推定の精度を改善するために残りの数のシンボルで実行
    されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に従った回復方法であって、粗
    推定及び微細推定の間、同期誤りに相関する推定値(es
    timator )を計算するため、受信した信号の位相値はオ
    ーバーサンプルされることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に従った回復方法であって、微
    細推定の間、受信した信号の絶対値(ABS)及びサイ
    ン(SIGN)信号のサンプリングから生じる少なくと
    も2に等しい偶数の数のシンボルが同時に考慮されるこ
    とを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8及び9の1つに従った回復方
    法であって、同期誤り計算は、以下の式: 【数1】 eabs =(a(Tsamp-left )−a(Tsamp-right))+ (a(Tsamp-left +Tsym )−a(Tsamp-right+Tsym )) esign=(s(Tsamp-left )−s(Tsamp-right))+ (s(Tsamp-left +Tsym )−s(Tsamp-right+Tsym )) に従って、絶対値(ABS)及びサイン(SIGN)信
    号の誤りeabs 及びesi gnの計算を行うことを特徴とす
    る方法であり、ここで、 a(T)及びs(T)はそれぞれ、時点TのABS及び
    SIGN信号のサンプルであり、 Tsym はシンボルの期間であり、 Tsamp-left 及びTsamp-rightは、正しいサンプリング
    時点Tsamp=0に位置するサンプルの中心のそれぞれ左
    及び右にあるサンプルの時点である。
  11. 【請求項11】 請求項8から請求項10の1つに従っ
    た回復方法であって、推定された同期オフセットは、1
    次位相同期ループに用いられることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項9から請求項11の1つに従っ
    た回復方法であって、粗捕捉を行うために推定値: 【数2】e(to,τ)=ABS(τ) −ABS (τ+Tsymb
    −[SIGN(τ) −SIGN(τ+Tsy mb) ] を用いることを特徴とする方法であり、ここで、 toは、復調器のサンプリング時点と理想的なサンプリ
    ング時点との間の実際の時間オフセットであり、 τは、復調器のサンプリング時点とeを推定するために
    用いられるサンプリング位置との間のオフセットであ
    る。
  13. 【請求項13】 携帯電話受信装置に転送された信号の
    同期を回復するデバイスであって、転送された信号に含
    まれる同期パケットを検出するための手段(47、4
    8、58、61、62、63)、粗捕捉モードでクロッ
    ク位相を捕捉するための手段(47、48、58、5
    9、60、61)であって、その間にシンボルの期間の
    4分の1以内に同期が捕捉される手段、及び1次位相同
    期ループ捕捉である微細モードのための手段(47、4
    8、49、50、51、52、53、54、55、5
    6)を含み、最終変動の小さな高速な同期捕捉を保証す
    ることを特徴とする回復デバイス。
  14. 【請求項14】 請求項13に従った回復デバイスであ
    って、転送された信号に含まれる同期パケットを検出す
    る手段は、絶対値(ABS)のための第1の位相推定器
    (47)、サイン信号(SIGN)のための第2の位相
    推定器(49)、その出力で誤り信号(e1 、e2 )を
    伝える粗モード推定器(58)に接続される第1及び第
    2の推定器の出力、粗モード推定器(58)の出力に接
    続されるノイズ閾値スレショルディング回路(61、6
    2)、及びスレショルディング回路(61、62)の出
    力に接続され同期パケットの検出に対応する信号を伝え
    るORゲート(63)を含むことを特徴とする回復デバ
    イス。
  15. 【請求項15】 請求項14に従った回復デバイスであ
    って、粗捕捉モードのクロック位相捕捉のための手段
    は、絶対値(ABS)及びサイン(SIGN)のための
    第1及び第2の位相推定器(47、49)、誤り信号
    (e1 、e2 )のためのその出力が粗閾値スレショルデ
    ィング回路(59、60)に接続される粗モード推定器
    を含み、スレショルディング回路の出力は、サンプリン
    グ時点に関連する誤差(deviation )信号(E)をその
    出力で伝えるANDゲート(61)に接続されることを
    特徴とする回復デバイス。
  16. 【請求項16】 請求項14及び15の1つに従った回
    復デバイスであって、微細モード捕捉手段は、転送され
    た信号の絶対値(ABS)及びサイン(SIGN)のた
    めの第1及び第2の位相推定器(47、49)であっ
    て、それぞれに第3及び第4の微細モード推定器(4
    8、50)が関連する推定器、第3及び第4の微細モー
    ド推定器(48、50)によって出力される絶対値及び
    サイン誤り信号(eABS 及びeSIGN)のための第1の加
    算器(51)、第1の加算器の出力信号の値を蓄積する
    ための手段(52)であって、その出力でオフセット信
    号を伝える手段、利得テーブル(54)によって与えら
    れる利得(αn )を有するオフセット信号を加算する第
    2の加算器(53)、第2の加算器(53)の出力信号
    を、その入力が第3の加算器の出力に接続されるオフセ
    ット修正回路(56)の出力信号と加算する第3の加算
    器(55)を含むことを特徴とする回復デバイス。
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