JP2001312757A - 硬貨繰出装置 - Google Patents

硬貨繰出装置

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JP2001312757A
JP2001312757A JP2000131598A JP2000131598A JP2001312757A JP 2001312757 A JP2001312757 A JP 2001312757A JP 2000131598 A JP2000131598 A JP 2000131598A JP 2000131598 A JP2000131598 A JP 2000131598A JP 2001312757 A JP2001312757 A JP 2001312757A
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turntable
gate
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coins
gate portion
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Kazuto Ogawa
和人 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート手段21と回転盤13との間で硬貨の噛み
込みが発生しても、回転盤13の回転を継続したまま硬貨
の噛み込みを自動的に解除する。 【解決手段】 ゲート手段21のゲート部22を、ゲート領
域19の回転盤13上で回転盤13の回転方向に沿うとともに
回転盤13の中心から距離が回転盤13の回転方向の下流側
に行くにしたがって広がるように配置しかつ回転盤13の
上面に対して上下動可能に支持し、付勢手段33で下方に
付勢する。ゲート部22と回転盤13との間で硬貨の噛み込
みが発生すれば、ゲート部22が付勢手段33に抗して上昇
する。回転盤13に接して回転力を受けている硬貨を、回
転盤13と一緒にあるいはゲート部22に沿って移動させて
ゲート部22の下流側へ送り出す。ゲート部22に接する硬
貨の移動を規制して回転盤13上にとどめさせる。したが
って、回転盤13の回転を継続したまま硬貨の噛み込みを
自動的に解除でき、硬貨の繰出効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転盤を用い、硬
貨を1枚ずつ繰り出す硬貨繰出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転盤を用い、硬貨を1枚ずつ繰
り出す硬貨繰出装置では、回転盤の周縁部に規制壁を設
け、この規制壁の一部に開口されたゲート領域の回転盤
上にゲート手段(厚み規制部材)を固定的に配設してい
る。ゲート手段と回転盤の上面との間には、取扱硬貨の
うちの最小厚み硬貨の2枚分の厚みより狭くかつ最大厚
み硬貨の1枚分の厚みより薄い間隙、つまり硬貨が1枚
ずつ通過可能とする間隙をあけている。そして、回転盤
の回転による遠心力により、回転盤上の硬貨は、規制壁
に沿って移動し、ゲート手段の下側を通過して1枚ずつ
繰り出すようにしている。
【0003】ところで、2枚重なり状態で硬貨がくさび
状にゲート手段の下側に進入したり、変形硬貨がゲート
手段の下側に進入した場合に、ゲート手段と回転盤との
間で硬貨の噛み込みが発生することがある。このような
硬貨の噛み込み時には、ゲート手段を固定的に配設して
いるため、回転盤の回転によって硬貨の噛み込みが進行
していき、噛み込んだ硬貨との摩擦で回転盤の回転が遅
くなったり停止する事態に至る。
【0004】そして、硬貨の噛み込みを解除するには、
回転盤を一旦停止させ、噛み込んだ硬貨を人手で取り除
いて解除している。このように人手で硬貨の噛み込みを
解除していたのでは、解除作業に手間がかかるととも
に、硬貨の噛み込みを解除するまでの間は硬貨の繰り出
しができず、硬貨の繰出効率が低下する問題がある。
【0005】また、例えば、実開昭61−46673号
公報に記載されているように、硬貨の噛み込みが発生
し、回転盤の回転が遅くなることを検知したら、回転盤
を停止させた後、逆回転させることにより、硬貨の噛み
込みを自動的に解除している。さらに、回転盤を逆回転
させる際には、ゲート手段を回転盤の上面に対して上昇
させることで、硬貨の噛み込みを容易に解除できるよう
にしている。
【0006】このように、回転盤の逆回転によって硬貨
の噛み込みを自動的に解除でき、人手による解除作業の
手間はかからないが、回転盤を一旦停止させて逆回転さ
せることで硬貨の噛み込みを解除するので、硬貨の噛み
込みを解除するまでの間は硬貨の繰り出しができず、硬
貨の繰出効率が低下する問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の硬貨繰出装置では、ゲート手段と回転盤との間で硬貨
の噛み込みが発生した場合、硬貨の噛み込みを解除する
までの間は硬貨の繰り出しができず、硬貨の繰出効率が
低下する問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ゲート手段と回転盤との間で硬貨の噛み込みが発
生しても、回転盤の回転を継続したまま硬貨の噛み込み
を自動的に解除でき、硬貨の繰出効率を向上させること
ができる硬貨繰出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の硬貨繰出
装置は、表面に硬貨を載せて回転する回転盤と、この回
転盤の径方向への硬貨の移動を規制し、一部に回転盤か
ら外部への硬貨の繰り出しを可能とするゲート領域を有
する規制壁と、前記ゲート領域の回転盤の表面上でこの
回転盤の回転方向に沿うとともに回転盤の中心から距離
が回転盤の回転方向の下流側に行くにしたがって広がる
ように配置されかつ回転盤の表面に対して接離移動可能
に支持されるゲート部を有し、回転盤の表面に接近した
ゲート部と回転盤の表面との間に硬貨が1枚ずつ通過可
能とする間隙があけられるゲート手段と、このゲート手
段のゲート部を回転盤の表面へ向けて付勢する付勢手段
とを具備しているものである。
【0010】そして、ゲート手段のゲート部を、ゲート
領域の回転盤の表面上でこの回転盤の回転方向に沿うと
ともに回転盤の中心から距離が回転盤の回転方向の下流
側に行くにしたがって広がるように配置しかつ回転盤の
表面に対して接離移動可能に支持し、付勢手段で回転盤
の表面に向けて付勢するので、ゲート手段のゲート部と
回転盤との間で硬貨の噛み込みが発生しても、ゲート部
が付勢手段に抗して押し上げられながら、回転盤に接し
て回転力を受けている硬貨を回転盤と一緒にあるいはゲ
ート部に沿って移動させてゲート領域の下流側へ送り出
すとともに、ゲート部に接する硬貨の移動を規制して回
転盤上にとどめさせ、したがって、回転盤の回転を継続
したまま硬貨の噛み込みを自動的に解除し、硬貨の繰出
効率を向上させる。
【0011】請求項2記載の硬貨繰出装置は、表面に硬
貨を載せて回転する回転盤と、この回転盤の径方向への
硬貨の移動を規制し、一部に回転盤から外部への硬貨の
繰り出しを可能とするゲート領域を有する規制壁と、前
記ゲート領域の回転盤の表面上でこの回転盤の回転方向
に沿うとともに回転盤の中心から距離が回転盤の回転方
向の下流側に行くにしたがって広がるように配置される
ゲート部、およびこのゲート部を回転盤の回転方向の上
流側に対応するゲート領域より上流側で軸支して回転盤
の表面に対して接離揺動可能に支持する軸支部を有し、
回転盤の表面に接近したゲート部と回転盤の表面との間
に取扱硬貨のうちの最小厚み硬貨の2枚分の厚みより狭
くかつ最大厚み硬貨の1枚分の厚みより薄い間隙があけ
られるゲート手段と、このゲート手段のゲート部を回転
盤の表面へ向けて付勢する付勢手段とを具備しているも
のである。
【0012】そして、ゲート手段のゲート部を、ゲート
領域の回転盤の表面上でこの回転盤の回転方向に沿うと
ともに回転盤の中心から距離が回転盤の回転方向の下流
側に行くにしたがって広がるように配置し、回転盤の回
転方向の上流側に対応するゲート領域の上流側で軸支し
て接離揺動可能に支持し、付勢手段で回転盤の表面へ向
けて付勢することにより、ゲート部と回転盤との間で硬
貨の噛み込みが発生しても、ゲート部が付勢手段に抗し
て押し上げられながら、回転盤に接して回転力を受けて
いる硬貨を回転盤と一緒にあるいはゲート部に沿って移
動させてゲート領域の下流側へ送り出すとともに、ゲー
ト部に接する硬貨の移動を規制して回転盤上にとどめさ
せ、しかも、ゲート部の下流側ほど回転盤の表面との間
隔を広くとれて硬貨の噛み込みを解消しやすくなるとと
もに、ゲート部が回転盤の表面に対して離反揺動してい
てもゲート部の上流側に別の硬貨が進入して噛み込むの
が防止され、したがって、回転盤の回転を継続したまま
硬貨の噛み込みを自動的に解除する。
【0013】請求項3記載の硬貨繰出装置は、請求項1
または2記載の硬貨繰出装置において、ゲート手段のゲ
ート部は、回転盤の内方に臨み回転盤の外周側から内周
側に向かうにしたがって回転盤の表面に対して離反傾斜
する傾斜面を有しているものである。
【0014】そして、ゲート手段のゲート部が、回転盤
の内方に臨み回転盤の外周側から内周側に向かうにした
がって回転円盤の表面に対して離反傾斜する傾斜面を有
していることで、この傾斜面に回転盤上で重積状態とな
っている硬貨が接触することにより、重積状態の硬貨を
斜めにさばいて重積状態を崩す。
【0015】請求項4記載の硬貨繰出装置は、請求項1
ないし3いずれか記載の硬貨繰出装置において、回転盤
は、基盤、およびこの基盤の表面に設けられ基盤より摩
擦係数の大きい摩擦部を有しているものである。
【0016】そして、回転盤の基盤の表面にこの基盤よ
り摩擦係数の大きい摩擦部を設けていることにより、回
転盤に接する硬貨を繰り出す。
【0017】請求項5記載の硬貨繰出装置は、請求項1
ないし4いずれか記載の硬貨繰出装置において、ゲート
領域に接続されてゲート領域から繰り出される硬貨を受
け入れる硬貨通路を有し、ゲート手段のゲート部は、前
記硬貨通路の入口を覆っているものである。
【0018】そして、ゲート手段のゲート部が硬貨通路
の入口を覆っていることにより、硬貨通路に対して硬貨
を1枚ずつ繰り出す。
【0019】請求項6記載の硬貨繰出装置は、請求項2
ないし5いれか記載の硬貨繰出装置において、ゲート部
が回転盤の表面に対して接離揺動可能な範囲の最大は取
扱硬貨のうちで最小厚み硬貨の2枚よりも狭いものであ
る。
【0020】そして、ゲート部が回転盤の表面に対して
接離揺動可能な範囲の最大は取扱硬貨のうちで最小厚み
硬貨の2枚よりも狭くすることにより、硬貨を2枚重な
り状態で噛み込むのを防止する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0022】図1において、硬貨繰出装置11は、例え
ば、硬貨計数機、硬貨入金機、硬貨入出金機などの硬貨
処理機に用いられるもので、硬貨を一括して受け入れる
とともに1枚ずつ繰り出して処理するものである。
【0023】硬貨繰出装置11は、基板12を有し、この基
板12に形成された円形孔12a内にこの基板12の上面と略
面一状態でかつ略水平に回転盤13が回転自在に配設さ
れ、この回転盤13が図示しないモータによって図1矢印
方向に示す一方向に回転駆動される。例えば、回転盤13
の直径は90mm、回転速度は500rpmとされる。
【0024】回転盤13は、例えば金属製の円盤状の基盤
14を有し、この基盤14の上面(表面)の中心には凸部15
が突設されているとともに、基盤14の上面には基盤14の
上面より摩擦係数の大きい例えばウレタンゴムのシート
などの摩擦部材16が貼り付けられている。この摩擦部材
16は、基盤14の上面に形成された図示しない凹部内に貼
り付けられて基盤14の上面と略同一面とされ、基盤14の
中心部から径方向に向けて放射状に延びて周縁部近傍に
配置される複数の摩擦部17が形成されている。
【0025】回転盤13の周囲には回転盤13の外径方向へ
の硬貨の移動を規制する規制壁18が立設され、この規制
壁18の一部は切欠されて回転盤13上の硬貨を1枚ずつ外
部へ繰り出すゲート領域19が形成されている。
【0026】ゲート領域19には、回転盤13上からゲート
領域19を通じて外部に繰り出す硬貨を1枚ずつに規制す
るゲート手段21が配設されている。このゲート手段21
は、図1および図2に示すように、ゲート領域19の回転
盤13上でこの回転盤13の回転方向に沿うとともに回転盤
13の中心から距離が回転盤13の回転方向の下流側に行く
にしたがって広がるように斜めに配置されるゲート部22
を有し、このゲート部22がアーム23により回転盤13の上
面に対して接離揺動可能(接離移動可能)すなわち上下
動可能に支持されている。
【0027】アーム23は、回転盤13の回転方向に沿うと
ともに回転盤13の中心から距離が回転盤13の回転方向の
下流側に行くにしたがって広がるように斜めに配置さ
れ、基端(一端)がゲート領域19の上流側で回転盤13の
外方の基板12上に配置され、先端(他端)がゲート領域
19の回転盤13上に進入配置されており、基端から先端に
かけてアーム片24を有し、このアーム片24の基端側の上
縁に突片25が略直角に折曲形成され、先端側の下縁にゲ
ート部22を取り付ける取付片26が略直角に折曲形成され
ている。
【0028】アーム23の基端は軸支部材27によって揺動
可能に軸支されている。軸支部材27は、基板12上に設置
される取付板28上に取り付けられており、アーム23の基
端を軸支部29によって揺動可能に支持する軸支片30を有
し、この軸支片30の上端に突片31およびストッパ32が突
出形成されている。そして、アーム23は、軸支部材27の
軸支部29を支点として、アーム23の先端側つまりゲート
部22が回転盤13の上面に対して略垂直な上下方向に揺動
されるとともに、回転盤13の上面に対してゲート部22の
先端つまり回転盤13の回転方向に対応する下流側が上流
側よりも広がるように揺動される。
【0029】アーム23の突片25と軸支部材27の突片31と
の間には付勢手段としてのスプリング33が張設され、こ
のスプリング33の引張力によってアーム23が図2(a)時
計回り方向に付勢され、すなわちゲート部22が回転盤13
に向けて下降するように付勢されている。
【0030】軸支部材27のストッパ32は、アーム23のア
ーム片24の上縁が当接することでアーム23の図2(a)時
計回り方向の揺動位置すなわちゲート部22が下降位置を
規制するもので、最も下降したゲート部22と回転盤13の
上面との間の間隙Lを取扱硬貨のうちの最小厚み硬貨の
2枚分の厚みより狭くかつ最大厚み硬貨の1枚分の厚み
より薄い寸法、つまり硬貨が1枚ずつ通過可能とする寸
法に設定している。最も下降したゲート部22のガイド部
22bの下面は回転盤13の上面と略平行となる。
【0031】ゲート部22は、取扱硬貨の最大径硬貨の直
径より長く、硬貨通路41の入口42を覆うことができる長
さに形成されており、回転盤13の内方に臨み回転盤13の
外周側から内周側に向かうにしたがって回転盤13の表面
に対して離反傾斜する、すなわち上昇傾斜する傾斜面22
aを有し、この傾斜面22aの下縁からゲート領域19の外方
向に回転盤13と略平行なガイド部22bが延設されてい
る。傾斜面22aの回転盤13の上面に対する傾斜角度αは
45°程度とされ、ゲート部22の回転盤13の回転方向に
傾斜方向に傾斜する傾斜角度βは好ましくは50°程度
ないし若干より広い角度とされている。
【0032】また、回転盤13のゲート領域19の外部に
は、回転盤13の接線方向に沿って延設される硬貨通路41
の入口42が接続されている。この硬貨通路41は、基板12
の上面を底面として、両側に配設される側板43,44間に
形成されており、これら側板43,44間の間隔は取扱硬貨
のうちの最小径硬貨の2枚分の径より狭くかつ最大径硬
貨の1枚分の径より広い間隙があけられている。硬貨通
路41の入口42は、ゲート手段21のゲート部22で覆われて
いる。
【0033】ゲート領域19の上流側に連続する一方の側
板43には、通路中央方向に突出して通路内に進入した硬
貨の縁が当接する導入縁43a、およびこの導入縁43aに連
続して基準縁43bが形成され、この基準縁43bを基準とし
て搬送される硬貨についての識別などの処理がなされ
る。
【0034】ゲート領域19の下流側に連続する他方の側
板44の始端側には、幅寄せ規制部材45が支軸46を支点と
して揺動可能に取り付けられるとともに、スプリング47
で図1に示す定位置に付勢されており、この幅寄せ規制
部材45により硬貨通路41内に進入する硬貨を一方の側板
43に幅寄せする。
【0035】硬貨通路41の入口42の上方には、ゲート部
22の下側を通過してくる硬貨を通路内に掻き出す掻き出
しローラ48が配設されている。硬貨通路41の上方には、
掻き出しローラ48で通路内に掻き出された硬貨をくわえ
込んで通路下流へ搬送する搬送ベルト49が張設されてい
る。
【0036】次に、硬貨繰出装置11による硬貨繰出動作
を説明する。
【0037】回転盤13上に硬貨が投入された状態で回転
盤13が回転する。回転盤13上の硬貨は、回転盤13の回転
による遠心力によって回転盤13の外周側に移動するとと
もに規制壁18に沿って移動し、ゲート手段21のゲート部
22が位置するゲート領域19に進入する。
【0038】そして、図2に示すように、回転盤13上に
載る硬貨が1枚状態でゲート領域19に進入した場合に
は、その硬貨は、ゲート部22の下側を通過し、回転盤13
の回転による遠心力によって接線方向の硬貨通路41へ向
けて送り出される。
【0039】ゲート部22の下側を通過し、回転盤13の回
転による遠心力によって接線方向の硬貨通路41に向けて
繰り出された硬貨は、掻き出しローラ48によって通路内
に掻き出され、搬送ベルト49でくわえ込まれて下流側へ
搬送される。
【0040】また、図3(a)に示すように、回転盤13上
に載る硬貨が2枚重なり状態でゲート領域19に進入した
場合で、かつゲート部22でそれら硬貨を正常に分離でき
ずに2枚重なり状態のままゲート部22の下側に進入した
場合には、それら2枚重なりの硬貨でゲート部22がスプ
リング33に抗して押し上げられる。このとき、ゲート部
22で2枚重なり硬貨が押えられるので、1枚の場合のよ
うにゲート部22の下側を通過することはなく、また、ゲ
ート部22が上方へ逃げることにより、回転盤13に加わる
負荷は少なく、回転盤13の回転速度は維持される。
【0041】図3(b)に示すように、2枚重なり硬貨の
うち、回転盤13に接して回転力を受けている下側の硬貨
は回転盤13に押し付けられてゲート部22の先端方向に回
転盤13と一緒に移動され、ゲート部22に接する上側の硬
貨はゲート部22で移動が規制される。そのため、下側の
硬貨は、上側の硬貨の下からゲート部22の先端方向すな
わち硬貨通路41の入口42を通過してゲート領域19の下流
側に抜け出し、硬貨通路41に送り出されることなく、回
転盤13に載ったまま一緒に回転する。一方、下側の硬貨
が抜け出すことにより、上側の硬貨が落下して回転盤13
に接するが、この上側の硬貨はゲート部22との接触で速
度が落ちているので、回転盤13に接しても直ぐには遠心
力が作用せず、硬貨通路41の入口42を通過してゲート領
域19の下流側に送られ、硬貨通路41に送り出されること
なく、回転盤13に載ったまま一緒に回転する。そして、
これら硬貨は、1周した後に再びゲート領域19に進入す
る。
【0042】また、図4(a)(b)に示すように、回転盤13
上に載る硬貨が2枚重なり状態でかつ上側の硬貨の一部
がゲート部22の下側に進入するとともに下側の硬貨が上
側の硬貨の下側に進入したくさび状でゲート領域19に進
入した場合には、図4(c)に示すように、それらくさび
状に重なる硬貨でゲート部22がスプリング33に抗して押
し上げられる。このとき、ゲート部22でくさび状に重な
る硬貨が押えられるので、1枚の場合のようにゲート部
22の下側を通過することはなく、また、ゲート部22が上
方へ逃げることにより、回転盤13に加わる負荷は少な
く、回転盤13の回転速度は維持される。
【0043】くさび状に重なる硬貨のうち、回転盤13に
面接触して回転力を受けている下側の硬貨は回転盤13の
回転力を受けながらゲート部22の先端方向に逃げるよう
に移動され、ゲート部22に接する上側の硬貨はゲート部
22で移動が規制される。そのため、下側の硬貨は、上側
の硬貨の下からゲート部22の先端方向すなわち硬貨通路
41の入口42を通過してゲート領域19の下流側に抜け出
し、硬貨通路41に送り出されることなく、回転盤13に載
ったまま一緒に回転する。一方、下側の硬貨が抜け出す
ことにより、上側の硬貨が落下して回転盤13に接する
が、この上側の硬貨はゲート部22との接触で速度が落ち
ているので、回転盤13に接しても直ぐには遠心力が作用
せず、硬貨通路41の入口42を通過してゲート領域19の下
流側に送られ、硬貨通路41に送り出されることなく、回
転盤13に載ったまま一緒に回転する。そして、これら硬
貨は、1周した後に再びゲート領域19に進入する。
【0044】また、回転盤13とゲート部22との間に詰ま
った硬貨は、ゲート部22の傾斜面22aおよびガイド部22b
に沿って、ゲート部22の先端側に移動させられて、その
先端より規制が解かれて放たれ、硬貨通路41の入口に送
り出されることなく、回転盤13に載ったまま一緒に回転
する。すなわち、ゲート部22が、回転盤13の中心から距
離が回転盤13の回転方向の下流側に行くにしたがって広
がるように配置されているので、詰まった硬貨は噛み込
み力が軽減されるとともに、回転盤13からの回転力を受
けて移動し、1周することになる。
【0045】このように、ゲート手段21のゲート部22
を、ゲート領域19の回転盤13上でこの回転盤13の回転方
向に沿うとともに回転盤13の中心から距離が回転盤13の
回転方向の下流側に行くにしたがって広がるように配置
し、回転盤13の回転方向の上流側に対応するゲート領域
19より上流側で軸支して回転盤13の上面に対して上下方
向に揺動可能に支持し、スプリング33で下方に付勢する
ので、ゲート部22と回転盤13との間で硬貨の噛み込みが
発生しても、ゲート部22がスプリング33に抗して押し上
げられながら、回転盤13に接して回転力を受けている硬
貨を回転盤13と一緒にあるいはゲート部22に沿って移動
させてゲート領域19の下流側へ送り出すとともに、ゲー
ト部22に接する硬貨の移動を規制して回転盤13上にとど
めさせることができ、しかも、ゲート部22の下流側ほど
回転盤13の上面との間隔を広くとれて硬貨の噛み込みを
解消しやすくできるとともに、ゲート部22が上昇してい
てもゲート部22の上流側に別の硬貨が進入して噛み込む
のを防止できる。したがって、従来のように、装置を停
止させて人手で噛み込み硬貨を取り除いたり、装置を停
止させて回転盤を逆回転させることで硬貨の噛み込みを
解消することなく、回転盤13の回転を継続したまま硬貨
の噛み込みを自動的に解除でき、硬貨の繰出効率を向上
できる。
【0046】また、図5(a)(b)に示すように、回転盤13
上に載る硬貨が複数毎重なり状態でゲート領域19に進入
した場合には、図5(c)(d)に示すように、最も下側の硬
貨がゲート部22の下側に進入するとともに、この最も下
側の硬貨の上に重なる各硬貨がゲート部22の傾斜面22a
に接触し、その傾斜面22aに沿って傾斜した重なり状態
となる。
【0047】図5(e)(f)に示すように、最も下側の硬貨
は、回転盤13の回転力を受けながらゲート部22の下側を
移動される。ゲート部22の傾斜面22aに接触した各硬貨
は、遠心力のかかる回転盤13の外径方向への移動が規制
され、速度を落として、ゲート部22に沿って回転盤13の
回転方向に移動される。
【0048】図5(g)に示すように、回転盤13に接する
最も下側の硬貨は、回転盤13の回転による遠心力によっ
て重なり硬貨の下側から抜け出すとともに、ゲート部22
の下側を通過し硬貨通路41へ送り出される。ゲート部22
の傾斜面22aに接触していた各硬貨は、ゲート部22に沿
って回転盤13の回転方向に移動されながら、重なりが崩
れて回転盤13上に分散される。
【0049】このように、回転盤13の回転方向に沿って
斜めに配置されるゲート手段21のゲート部22が、回転盤
13の内方に臨み回転盤13の外周側から内周側に対応して
上昇傾斜する傾斜面22aを有しているので、この傾斜面2
2aに回転盤13上で重積状態となっている硬貨が接触する
ことにより、重積状態の硬貨を斜めにさばいて重積状態
を容易に崩すことができる。
【0050】そして、硬貨の噛み込みを解消する作用や
硬貨の重なりを崩す作用は、回転盤13の回転力、ゲート
部22の回転盤13の回転方向に傾斜方向に傾斜する傾斜角
度β、ゲート部22の下方への付勢力、硬貨と回転盤13お
よびゲート部22との摩擦などを要因としており、これら
を適宜設定することにより、硬貨の噛み込みを確実に自
動解除できる。
【0051】なお、ゲート部22の回転盤13の回転方向に
傾斜方向に傾斜する傾斜角度βについては、50°ない
し若干より広い角度が程度が好ましく、この範囲の角度
より大きい場合には設置スペースが大きくなり、小さい
場合には回転盤13に接する下側の硬貨をゲート領域19の
下流側まで確実に移動させる作用や重なり硬貨を分散さ
せる作用が低下する。
【0052】また、回転盤13の基盤14の上面にこの基盤
14より摩擦係数の大きい摩擦部17を設けているので、回
転盤13に接する硬貨に対して回転盤13から回転力を確実
に与え、その硬貨を確実に繰り出すことができる。
【0053】また、ゲート手段21のゲート部22が硬貨通
路41の入口41を覆っているので、噛み込み硬貨や上層の
重なり硬貨を硬貨通路41に繰り出さないようにして、ゲ
ート部22の下側を正常に通過した硬貨を硬貨通路41に対
して確実に1枚ずつ繰り出すことができる。
【0054】なお、ゲート部22が回転盤13の表面に対し
て接離揺動可能な範囲の最大は取扱硬貨のうちで最小厚
み硬貨の2枚よりも狭くすることにより、硬貨を2枚重
なり状態で噛み込むのを防止できる。
【0055】また、ゲート手段21は、軸支部29を中心と
した揺動に限らず、上下方向に移動して回転盤13の表面
に対して接離移動するように構成しても、同様の作用効
果を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の硬貨繰出装置によれば、
ゲート手段のゲート部を、ゲート領域の回転盤の表面上
でこの回転盤の回転方向に沿うとともに回転盤の中心か
ら距離が回転盤の回転方向の下流側に行くにしたがって
広がるように配置しかつ回転盤の表面に対して接離移動
可能に支持し、付勢手段で回転盤の表面に向けて付勢す
るので、ゲート手段のゲート部と回転盤との間で硬貨の
噛み込みが発生しても、ゲート部が付勢手段に抗して押
し上げられながら、回転盤に接して回転力を受けている
硬貨を回転盤と一緒にあるいはゲート部に沿って移動さ
せてゲート領域の下流側へ送り出すとともに、ゲート部
に接する硬貨の移動を規制して回転盤上にとどめさせる
ことができ、したがって、従来のように、装置を停止さ
せて人手で噛み込み硬貨を取り除いたり、装置を停止さ
せて回転盤を逆回転させることで硬貨の噛み込みを解消
することなく、回転盤の回転を継続したまま硬貨の噛み
込みを自動的に解除でき、硬貨の繰出効率を向上でき
る。
【0057】請求項2記載の硬貨繰出装置によれば、ゲ
ート手段のゲート部を、ゲート領域の回転盤の表面上で
この回転盤の回転方向に沿うとともに回転盤の中心から
距離が回転盤の回転方向の下流側に行くにしたがって広
がるように配置し、回転盤の回転方向の上流側に対応す
るゲート領域より上流側で軸支して回転盤の表面に対し
て接離揺動可能に支持し、付勢手段で回転盤の表面に向
けて付勢するので、ゲート部と回転盤との間で硬貨の噛
み込みが発生しても、ゲート部が付勢手段に抗して押し
上げられながら、回転盤に接して回転力を受けている硬
貨を回転盤と一緒にあるいはゲート部に沿って移動させ
てゲート領域の下流側へ送り出すとともに、ゲート部に
接する硬貨の移動を規制して回転盤上にとどめさせるこ
とができ、しかも、ゲート部の下流側ほど回転盤の上面
との間隔を広くとれて硬貨の噛み込みを解消しやすくで
きるとともに、ゲート部が回転盤の表面に対して離反揺
動していてもゲート部の上流側に別の硬貨が進入して噛
み込むのを防止でき、したがって、従来のように、装置
を停止させて人手で噛み込み硬貨を取り除いたり、装置
を停止させて回転盤を逆回転させることで硬貨の噛み込
みを解消することなく、回転盤の回転を継続したまま硬
貨の噛み込みを自動的に解除でき、硬貨の繰出効率を向
上できる。
【0058】請求項3記載の硬貨繰出装置によれば、請
求項1または2記載の硬貨繰出装置の効果に加えて、ゲ
ート手段のゲート部が、回転盤の内方に臨み回転盤の外
周側から内周側に向かうにしたがって回転盤の表面に対
して離反傾斜する傾斜面を有しているので、この傾斜面
に回転盤上で重積状態となっている硬貨が接触すること
により、重積状態の硬貨を斜めにさばいて重積状態を容
易に崩すことができる。
【0059】請求項4記載の硬貨繰出装置によれば、請
求項1ないし3いずれか記載の硬貨繰出装置の効果に加
えて、回転盤の基盤の表面にこの基盤より摩擦係数の大
きい摩擦部を設けているので、回転盤に接する硬貨を確
実に繰り出すことができる。
【0060】請求項5記載の硬貨繰出装置によれば、請
求項1ないし4いずれか記載の硬貨繰出装置の効果に加
えて、ゲート手段のゲート部が硬貨通路の入口を覆って
いるので、硬貨通路に対して硬貨を確実に1枚ずつ繰り
出すことができる。
【0061】請求項6記載の硬貨繰出装置によれば、請
求項2ないし5いずれか記載の硬貨繰出装置の効果に加
えて、ゲート部が回転盤の表面に対して接離揺動可能な
範囲の最大は取扱硬貨のうちで最小厚み硬貨の2枚より
も狭くすることにより、硬貨を2枚重なり状態で噛み込
むのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す硬貨繰出装置の平
面図である。
【図2】同上硬貨繰出装置の正常繰出時を示し、(a)は
図1のA方向の矢視図、(b)は図1のB方向の矢視図で
ある。
【図3】同上硬貨繰出装置の噛み込み発生時を示し、
(a)は図1のA方向の矢視図、(b)は噛み込み硬貨の解除
が進んだ図1のA方向の矢視図である。
【図4】同上硬貨繰出装置の噛み込み発生時を示し、
(a)は図1のA方向の矢視図、(b)は図1のB方向の矢視
図、(c)は噛み込み硬貨の解除が進んだ図1のA方向の
矢視図である。
【図5】同上硬貨繰出装置による重積状態の硬貨の繰出
動作を示し、(a)(c)(e)(g)は繰出動作を順に示す平面
図、(b)(d)(f)は繰出動作を順に示す図1のB方向の矢
視図である。
【符号の説明】
11 硬貨繰出装置 13 回転盤 14 基盤 17 摩擦部 18 規制壁 19 ゲート領域 21 ゲート手段 22 ゲート部 22a 傾斜面 29 軸支部 33 付勢手段としてのスプリング 41 硬貨通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に硬貨を載せて回転する回転盤と、 この回転盤の径方向への硬貨の移動を規制し、一部に回
    転盤から外部への硬貨の繰り出しを可能とするゲート領
    域を有する規制壁と、 前記ゲート領域の回転盤の表面上でこの回転盤の回転方
    向に沿うとともに回転盤の中心から距離が回転盤の回転
    方向の下流側に行くにしたがって広がるように配置され
    かつ回転盤の表面に対して接離移動可能に支持されるゲ
    ート部を有し、回転盤の表面に接近したゲート部と回転
    盤の表面との間に硬貨が1枚ずつ通過可能とする間隙が
    あけられるゲート手段と、 このゲート手段のゲート部を回転盤の表面へ向けて付勢
    する付勢手段とを具備していることを特徴とする硬貨繰
    出装置。
  2. 【請求項2】 表面に硬貨を載せて回転する回転盤と、 この回転盤の径方向への硬貨の移動を規制し、一部に回
    転盤から外部への硬貨の繰り出しを可能とするゲート領
    域を有する規制壁と、 前記ゲート領域の回転盤の表面上でこの回転盤の回転方
    向に沿うとともに回転盤の中心から距離が回転盤の回転
    方向の下流側に行くにしたがって広がるように配置され
    るゲート部、およびこのゲート部を回転盤の回転方向の
    上流側に対応するゲート領域より上流側で軸支して回転
    盤の表面に対して接離揺動可能に支持する軸支部を有
    し、回転盤の表面に接近したゲート部と回転盤の表面と
    の間に取扱硬貨のうちの最小厚み硬貨の2枚分の厚みよ
    り狭くかつ最大厚み硬貨の1枚分の厚みより薄い間隙が
    あけられるゲート手段と、 このゲート手段のゲート部を回転盤の表面へ向けて付勢
    する付勢手段とを具備していることを特徴とする硬貨繰
    出装置。
  3. 【請求項3】 ゲート手段のゲート部は、回転盤の内方
    に臨み回転盤の外周側から内周側に向かうにしたがって
    回転盤の表面に対して離反傾斜する傾斜面を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の硬貨繰出装
    置。
  4. 【請求項4】 回転盤は、基盤、およびこの基盤の表面
    に設けられ基盤より摩擦係数の大きい摩擦部を有してい
    ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の硬
    貨繰出装置。
  5. 【請求項5】 ゲート領域に接続されてゲート領域から
    繰り出される硬貨を受け入れる硬貨通路を有し、 ゲート手段のゲート部は、前記硬貨通路の入口を覆って
    いることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の
    硬貨繰出装置。
  6. 【請求項6】 ゲート部が回転盤の表面に対して接離揺
    動可能な範囲の最大は取扱硬貨のうちで最小厚み硬貨の
    2枚よりも狭いことを特徴とする請求項2ないし5いず
    れか記載の硬貨繰出装置。
JP2000131598A 2000-04-28 2000-04-28 硬貨繰出装置 Pending JP2001312757A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097160A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Glory Ltd 円板体投出装置
JP2015046068A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 東芝テック株式会社 硬貨入出金装置

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JP2008097160A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Glory Ltd 円板体投出装置
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