JP2001312563A - 飲食物提供システム、飲食物提供方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

飲食物提供システム、飲食物提供方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001312563A
JP2001312563A JP2000128810A JP2000128810A JP2001312563A JP 2001312563 A JP2001312563 A JP 2001312563A JP 2000128810 A JP2000128810 A JP 2000128810A JP 2000128810 A JP2000128810 A JP 2000128810A JP 2001312563 A JP2001312563 A JP 2001312563A
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food
menu
drink
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JP2000128810A
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Takeshi Oyama
健史 大山
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食事制限などにより飲食範囲が限られている
ユーザであっても、容易に希望する制限範囲内の飲食物
の提供を受けることができるようにする。 【解決手段】 飲食物の制限情報が入力される制限情報
入力手段20Aと、制限情報入力手段からネットワーク
を介して受信された制限情報が登録される制限情報登録
手段30と、制限情報にもとづいて飲食メニューが準備
されるメニュー準備手段30と、メニュー準備手段によ
り準備された飲食メニューにしたがって飲食物の供給の
指示が行われる供給指示手段30とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば飲食物(食
事や食材など)の提供を行うためのシステムおよび方法
に関し、特に、食事制限を受けているユーザに適した飲
食物を提供するための飲食物提供システム、飲食物提供
方法およびこれらを実現するためのコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】食材などが掲載された広告を各家庭に配
布し、注文を受けた食材を各家庭に配送するといったサ
ービスが行われている。この食材の配送サービスでは、
その多くが広く一般に消費され得る食材が配送されるも
のであるが、塩分を控えた食材などの食事制限のある者
に対する食材が配送されるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、食事制限のあ
る者に対する食材の配送サービスは、そのサービス内容
が画一的であるため、個々のユーザのニーズに対応した
ものではない。従って、食事に関して何らかの制約があ
る一部の者(例えば食事制限を受けている者)に対して
しか、条件に適合する食材を配送することができなかっ
た。従って、個々のユーザそれぞれの要求を十分に満た
すことができないという問題があった。また、このよう
に、個々のユーザに対する木目細かいニーズに対応する
ことができないことから、サービスの利用層が限られて
いるという問題があった。
【0004】本発明は上述した問題を解消し、個々のユ
ーザのニーズに対応した飲食物を提供するための手段を
提供し、食事制限などにより飲食範囲が限られているユ
ーザであっても、容易に希望する制限範囲内の飲食物の
提供を受けることができるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の飲食物提供システムは、飲食物の制限情
報が入力される制限情報入力手段(例えば、病院端末2
0A)と、制限情報入力手段からネットワークを介して
受信された制限情報が登録される制限情報登録手段(例
えば、食事提供業者端末30や、食材提供業者端末3
1)と、制限情報にもとづいて飲食メニューが準備され
るメニュー準備手段(例えば、食事提供業者端末30
や、食材提供業者端末31)と、メニュー準備手段によ
り準備された飲食メニューにしたがって飲食物の供給の
指示が行われる供給指示手段(例えば、食事提供業者端
末30や、食材提供業者端末31)とを含むものであ
る。
【0006】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて料理メニューを決定することができるため、例え
ば食事制限を受けている患者やダイエット希望者(美
容、健康のために食事の量や種類を制限したい者、ある
いは制限を要求されている者)であっても、制限情報を
登録しておけば、自己の制限に反しない安心して飲食す
ることができる料理の提供をうけることができる。従っ
て、食事制限などにより飲食範囲が限られているユーザ
であっても、制限範囲内の飲食物の提供を容易に受ける
ことができる。よって、飲食物配送サービスの利用層の
拡大を図ることができる。
【0007】また、メニュー準備手段は、予め登録され
た複数の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料
理メニューを抽出するメニュー抽出手段と、メニュー抽
出手段により抽出された料理メニューの中から使用され
る料理メニューを選択する選択手段とを含むようにして
もよい。
【0008】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、実際に使用される
料理メニューを決定することができるため、例えば食事
制限を受けている患者やダイエット希望者であっても、
制限情報を登録しておけば、自己の制限に反しない安心
して飲食することができる料理の提供をうけることがで
きる。
【0009】また、飲食物の希望情報が入力される希望
情報入力手段と、希望情報入力手段からネットワークを
介して受信された希望情報が登録される希望情報登録手
段とを含み、メニュー準備手段は、予め登録された複数
の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニ
ューを抽出するメニュー抽出手段と、メニュー抽出手段
により抽出された料理メニューの中から希望情報に応じ
た料理メニューを抽出する希望メニュー抽出手段と、希
望メニュー抽出手段により抽出された料理メニューの中
から使用される料理メニューを選択する選択手段とを含
むようにしてもよい。
【0010】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、希望情報にもとづ
いて実際に使用される料理メニューを決定することがで
きるため、例えば食事制限を受けている患者やダイエッ
ト希望者であっても、制限情報および制限情報を登録し
ておけば、自己の制限に反しない安心して飲食すること
ができる料理であって、自己の希望に沿った好みの料理
の提供をうけることができる。
【0011】また、本発明の飲食物供給方法は、飲食物
の制限情報を入力するステップと、制限情報を登録する
ステップと、制限情報にもとづいて飲食メニューを準備
するステップと、準備された飲食メニューにしたがって
飲食物の供給の指示を行うステップとを含むものであ
る。
【0012】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて料理メニューを決定することができるため、例え
ば食事制限を受けている患者やダイエット希望者であっ
ても、制限情報を登録しておけば、自己の制限に反しな
い安心して飲食することができる料理の提供をうけるこ
とができる。従って、食事制限などにより飲食範囲が限
られているユーザであっても、制限範囲内の飲食物の提
供を容易に受けることができる。よって、飲食物配送サ
ービスの利用層の拡大を図ることができる。
【0013】また、本発明の飲食物供給方法は、受信し
た飲食物の制限情報を登録するステップと、制限情報に
もとづいて飲食メニューを準備するステップと、準備さ
れた飲食メニューにしたがって飲食物の供給の指示を行
うステップとを含むものである。
【0014】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて料理メニューを決定することができるため、例え
ば食事制限を受けている患者やダイエット希望者に対し
て、制限に反しない安心して飲食することができる料理
を提供することができる。従って、食事制限などにより
飲食範囲が限られているユーザに対しても、容易に制限
範囲内の飲食物の提供をすることができる。よって、飲
食物配送サービスの利用層の拡大を図ることができる。
【0015】また、登録された複数の料理メニューの中
から制限情報に抵触しない料理メニューを抽出するステ
ップと、抽出された料理メニューの中から選択して使用
される料理メニューを準備するステップとを含むように
してもよい。
【0016】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、実際に使用される
料理メニューを決定することができるため、例えば食事
制限を受けている患者やダイエット希望者であっても、
制限情報を登録しておけば、自己の制限に反しない安心
して飲食することができる料理の提供をうけることがで
きる。
【0017】また、飲食物の希望情報を入力するステッ
プと、希望情報を登録するステップと、登録された複数
の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニ
ューを抽出するステップと、抽出された料理メニューの
中から希望情報に応じた料理メニューをさらに抽出する
ステップと、さらに抽出された料理メニューの中から選
択して使用される料理メニューを準備するステップとを
含むようにしてもよい。
【0018】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、希望情報にもとづ
いて実際に使用される料理メニューを決定することがで
きるため、例えば食事制限を受けている患者やダイエッ
ト希望者であっても、制限情報および制限情報を登録し
ておけば、自己の制限に反しない安心して飲食すること
ができる料理であって、自己の希望に沿った好みの料理
の提供をうけることができる。
【0019】また、入力された飲食物の希望情報を登録
するステップと、登録された複数の料理メニューの中か
ら制限情報に抵触しない料理メニューを抽出するステッ
プと、抽出された料理メニューの中から希望情報に応じ
た料理メニューをさらに抽出するステップと、さらに抽
出された料理メニューの中から選択して使用される料理
メニューを準備するステップとを含むようにしてもよ
い。
【0020】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、希望情報にもとづ
いて実際に使用される料理メニューを決定することがで
きるため、例えば食事制限を受けている患者やダイエッ
ト希望者に対しても、制限に反しない安心して飲食する
ことができる料理であって、希望に沿った好みの料理を
提供することができる。
【0021】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、コンピュータに、飲食物の制限情報を入
力する制限情報入力機能と、制限情報を登録する制限情
報登録機能と、制限情報にもとづいて飲食メニューを準
備する飲食メニュー準備機能と、準備された飲食メニュ
ーにしたがって飲食物の供給の指示を行う供給指示機能
とを実現させるためのプログラムを記録したものであ
る。
【0022】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて料理メニューを決定することができるため、例え
ば食事制限を受けている患者やダイエット希望者であっ
ても、制限情報を登録しておけば、自己の制限に反しな
い安心して飲食することができる料理の提供をうけるこ
とができる。従って、食事制限などにより飲食範囲が限
られているユーザであっても、制限範囲内の飲食物の提
供を容易に受けることができる。よって、飲食物配送サ
ービスの利用層の拡大を図ることができる。
【0023】また、飲食メニュー準備機能は、登録され
た複数の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料
理メニューを抽出する抽出機能と、抽出された料理メニ
ューの中から選択して使用される料理メニューを準備す
る準備機能とを含むようにしてもい。
【0024】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、実際に使用される
料理メニューを決定することができるため、例えば食事
制限を受けている患者やダイエット希望者であっても、
制限情報を登録しておけば、自己の制限に反しない安心
して飲食することができる料理の提供をうけることがで
きる。
【0025】さらに、コンピュータに、飲食物の希望情
報を入力する希望情報入力機能と、希望情報を登録する
希望情報登録機能とを実現させるためのプログラムを記
録し、飲食メニュー準備機能は、登録された複数の料理
メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニューを
抽出する抽出機能と、抽出された料理メニューの中から
希望情報に応じた料理メニューをさらに抽出する抽出機
能と、さらに抽出された料理メニューの中から選択して
使用される料理メニューを準備する準備機能とを含むよ
うにしてもよい。
【0026】上記の構成としたことで、制限情報にもと
づいて抽出された料理メニューから、希望情報にもとづ
いて実際に使用される料理メニューを決定することがで
きるため、例えば食事制限を受けている患者やダイエッ
ト希望者であっても、制限情報および制限情報を登録し
ておけば、自己の制限に反しない安心して飲食すること
ができる料理であって、自己の希望に沿った好みの料理
の提供をうけることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本例の飲食物供給
システム10の構成の例を示すブロック図である。飲食
物供給システム10は、病院端末20A〜20Cと、食
事提供業者端末30とを含む。病院端末20A〜20
C、および食事提供業者端末30は、それぞれ通信ネッ
トワーク(例えば、インターネット)40により接続さ
れている。なお、ネットワーク40に接続される病院端
末は、ここでは3つとしているが、いくつ接続されてい
てもよい。
【0028】各病院端末20A〜20Cは、例えばパー
ソナルコンピュータなどの情報処理装置により構成され
る。各病院端末20A〜20Cは、例えばそれぞれの病
院で診察をする医師の操作により、食事供給業者端末3
0に対して各患者の制限情報(飲食物の制限に関連する
情報)の登録や変更などを行う機能を有している。
【0029】なお、各病院端末20A〜20Cは、診察
をした医師本人により操作されるものでなくてもよく、
例えば医師の指示を受けた看護婦や栄養士により操作さ
れてもよい。
【0030】食事供給業者端末30は、例えばワークス
テーションサーバなどの情報処理装置に応じて構成され
る。食事供給業者端末30は、各病院端末20A〜20
Cの操作に応じて登録された情報であって、本例では各
病院に入院している各患者(病院食を食べている患者)
の制限情報が格納された制限情報データベースを有して
いる。また、食事供給業者端末30は、制限のあるユー
ザに対応し得る多種類の料理のメニューが予め作成され
て格納されている料理情報データベースを有している。
【0031】また、食事供給業者端末30は、病院端末
20A〜20Cからの制限情報を受付けて、制限情報デ
ータベースに登録する機能、制限情報データベースの登
録内容を変更する機能、料理情報データベースに記憶さ
れている料理情報および制限情報データベースに記憶さ
れている制限情報にもとづいて実際に使用される料理メ
ニューを選択する機能などの種々の機能を有する。
【0032】本例の飲食物供給システム10を用いた飲
食物供給サービスが実現されるためには、食事提供業者
と病院の協力関係が必要となる。従って、食事提供業者
端末30を管理する食事提供業者と病院端末20A〜2
0Cを管理する病院との間に例えば何らかの契約が締結
されるなどして、病院端末20A〜20Cの操作により
制限情報の登録などの各種の処理を行うことが許される
ようにしておく必要がある。
【0033】そこで、例えば、食事供給業者端末30を
管理する食事提供業者は、各病院端末20A〜20Cを
有する各病院との間で本例のシステム10の利用契約を
締結する。すると、食事提供業者側から、各病院に対し
て病院IDおよびパスワードが付与される。そして、病
院側の例えば医師が、付与された病院IDおよびパスワ
ードを用いて各病院端末20A〜20Cを操作すること
で、食事供給業者端末30に対する各種の処理が実行さ
れるようになる。
【0034】次に、本例の飲食物供給システム10にお
ける飲食物制限情報登録処理について、図2を参照して
説明する。図2は、本例の飲食物供給システム10にお
ける制限情報の登録処理および動作タイミングの例を示
す説明図である。
【0035】なお、ここでは、医師Dによって操作され
る病院端末20Aにより、本例の飲食物提供サービスを
希望する患者であって、病院端末20Aを管理する病院
の入院患者Xについての制限情報が登録される場合の処
理について説明する。
【0036】患者Xの診察をした医師Dの操作により、
病院端末20Aは、食事提供業者端末30にアクセスす
る(ステップS101)。この場合、例えば、病院端末
20Aは、例えばWWWサーバとして機能する食事提供
業者端末30に予め用意されているホームページ(WW
Wサーバより提供される画面)にアクセスする。
【0037】病院端末20Aと食事提供業者端末30と
がネットワーク40を介して接続されると、食事提供業
者端末30は、本例では、病院端末20Aの表示画面に
病院IDおよびパスワードの入力画面を表示させて、病
院端末20Aに対して病院IDおよびパスワードの入力
を要求する(ステップS102)。
【0038】病院IDおよびパスワードの入力要求に応
じた医師Dの操作(例えば、キーボード操作)により、
病院端末20Aに表示された入力画面の指定された入力
領域に、予め付与されている病院IDおよびパスワード
が入力される(ステップS103)。病院IDおよびパ
スワードが入力されると、病院端末20Aは、医師Dの
操作(例えば、マウスのクリックによる画面上に表示さ
れた入力終了ボタンの押下操作)に応じて、入力された
病院IDおよびパスワードを食事提供業者端末30に向
けて送信する(ステップS104)。
【0039】病院IDおよびパスワードがネットワーク
40を介して入力すると、食事提供業者端末30は、病
院IDおよびパスワードにもとづいて正規に登録されて
いる病院からのアクセスであるかどうかの認証を行う
(ステップS105)。
【0040】病院IDおよびパスワードにもとづいて認
証がされると、食事提供業者端末30は、病院端末20
Aの表示画面に、例えば患者番号(病院側あるいは食事
提供業者側から各患者に付与されている識別番号)の入
力領域を含む画面を表示させて、病院端末20Aに対し
て登録される制限情報の対象となる患者の患者番号の入
力を要求する(ステップS106)。
【0041】患者番号の入力が要求されると、病院端末
20Aでは、医師Dの操作により表示されている入力画
面の指定された入力領域に制限情報の対象となる患者X
の患者番号が入力される(ステップS107)。なお、
本例では患者番号を用いているが、患者の特定は、例え
ば患者の氏名など、患者番号以外の他の情報により行う
ようにしてもよい。
【0042】患者番号が入力されて、医師Dの操作によ
り入力情報が決定されると、病院端末20Aは、患者番
号をネットワーク40を介して食事提供業者端末30に
送信する(ステップS108)。
【0043】ネットワーク40を介して患者番号が入力
されると、食事提供業者端末30は、入力した患者番号
にもとづいて過去に登録された制限情報を検索する(ス
テップS109)。すなわち、制限情報データベースに
は、本例では、制限情報が患者番号に関連付けされて登
録されている(図4参照)。
【0044】過去に登録された患者Xの制限情報が制限
情報データベースに登録されていた場合には、食事提供
業者端末30は、その制限情報を検索抽出して病院端末
20Aに送信する。そして、食事提供業者端末30は、
病院端末20Aの表示画面に、抽出された過去の制限情
報とともに制限情報を入力するための制限情報入力画面
を表示させて、制限情報の追加、変更、削除などの入力
を要求する(ステップS110)。従って、制限情報入
力画面の各入力領域には、現在登録されている制限情報
が表示される。
【0045】一方、過去に登録された患者Xの制限情報
が制限情報データベースに登録されていない場合(患者
Xの制限情報が新規登録される場合)には、食事提供業
者端末30は、病院端末20Aの表示画面に制限情報を
入力するための制限情報入力画面を表示させて、制限情
報の入力を要求する(ステップS110)。
【0046】制限情報入力画面には、例えば図3に示す
ように、患者名や、塩分、糖分、アレルゲン(生体の免
疫応答反応のうちの1つの病的過程であるアレルギの原
因となる抗原物質)、総カロリ、飲食が禁止される特定
の食材などの飲食物に関する制限情報などが入力される
ための入力領域などが表示される。なお、上述したよう
に、過去に登録された患者Xの制限情報がある場合に
は、各項目に現在の登録情報が表示される。
【0047】この例では、所定期間内(ここでは1週
間)の塩分の摂取許容量が入力される塩分規制情報入力
領域101と、所定期間内の糖分の摂取許容量が入力さ
れる糖分規制情報入力領域102と、アレルゲンが入力
されるアレルゲン入力領域103と、所定期間内に摂取
することが許される総カロリが入力されるカロリ規制情
報入力領域104と、例えば身体に悪影響を及ぼすおそ
れがあるなどの理由により特に飲食が禁止される特定の
食材が入力される飲食禁止物入力領域105とが設けら
れている。また、ここでは、規制情報の入力が完了した
ときに押下される「完了」なる選択ボタン106が設け
られている。
【0048】なお、塩分規制情報入力領域101および
糖分規制情報入力領域102は、「g(グラム)」単位
で入力するようにしているが、例えば「少な目」、「や
や少な目」、「普通」などの選択肢から選択されるよう
にするなど、どのような入力領域の形態であってもよ
い。
【0049】また、アレルゲン入力領域103には、例
えば、蕎麦や卵黄などのアレルゲンの名称が入力される
ようにしても、予め各アレルゲンに付与された識別番号
を入力するようにしてもよく、あるいは表示されたアレ
ルゲンの中から例えばマウスのクリック操作により選択
するようにしてもよい。同様に、禁止物入力領域105
には、例えば、飲食が禁止される飲食物の名称が入力さ
れるようにしても、予め各飲食物に付与されている識別
番号が入力されるようにしてもよく、或いは表示された
飲食物の中から例えばマウスのクリック操作により選択
するようにしてもよい。
【0050】制限情報入力画面において、制限情報が入
力され(ステップS111)、制限情報表示画面の選択
ボタン106が押下されて登録する患者(ここでは患者
X)の制限情報が決定されると、病院端末20Aは、入
力された制限情報を食事提供業者端末30に向けて送信
する(ステップS112)。
【0051】ネットワーク40を介して制限情報を受け
ると、食事提供業者端末30は、入力された制限情報を
制限情報データベースに登録する(ステップ113)。
【0052】制限情報データベースには、例えば図4に
示すように、患者番号と、所定期間(本例では、一週
間)単位で指定されている摂取許容総カロリなどの各制
限情報とが関連付けされて登録されている。
【0053】制限情報の登録を終えると、食事提供業者
端末30は、病院端末20Aに対して処理の終了を通知
する(ステップ114)。この通知により、病院端末2
0Aの表示画面には、例えば、「制限情報の登録が完了
しました。」などの表示がされる。
【0054】このようにして、患者Xの飲食物制限情報
が食事提供業者端末30の制限情報データベースに登録
される。
【0055】次に、本例の飲食物提供システム10にお
ける料理メニュー決定処理について図5および図6を参
照して説明する。図5は、本例の飲食物提供システム1
0における料理メニュー決定処理の例を示すフローチャ
ートである。
【0056】本例では、予め作成されて料理情報データ
ベースに登録されている料理メニューの中から、それぞ
れの患者の条件を満たす料理メニュー(制限情報により
制限されている事項を含まない料理メニュー)を抽出選
択することにより、各患者に提供するための料理メニュ
ーを決定する。
【0057】先ず、食事提供業者端末30は、例えば定
期的(例えば、一週間毎、一ヶ月毎)に、制限情報デー
タベースに格納されている制限情報にもとづいて、料理
情報データベースに登録された料理メニューから患者に
適合する料理メニューを抽出する(ステップS20
1)。すなわち、食事提供業者端末30は、料理情報デ
ータベースに格納されている飲食物情報の中から、制限
情報により制限された事項を含まない範囲で作成されて
いる料理メニューを検索して抽出する。
【0058】この場合、食事提供業者端末30は、条件
を満たす料理メニュー全てを抽出するようにしてもよ
く、一部の条件を満たす料理メニュー(例えば、適合す
る患者の割合が多いと思われる料理メニューの優先度を
高めたり、最近利用された料理メニューの優先度を下げ
るなどして各メニューに優先度を与え、優先度の高いい
くつかの料理メニュー)を抽出するようにしてもよい。
【0059】料理情報データベースは、本例では、例え
ば図6に示すように、一週間分単位で作成された様々な
内容の料理メニューが予め作成され登録されている。登
録される各料理メニューには、例えば、塩分控え目のメ
ニューや、カロリを抑えたメニューなど、制限を受けて
いる各ユーザを想定したメニューが用意されている。
【0060】また、料理情報データベースには、本例で
は、図6に示すように、一週間分の料理に含まれている
塩分や糖分の量、一週間分の料理の総カロリ、一週間分
の料理に含まれている各種アレルギを引き起こすおそれ
のあるアレルゲン、一週間分の料理に含まれている食材
などの情報が、各料理メニューに関連付けされて登録さ
れている。
【0061】患者に適合する料理メニューが抽出される
と、食事提供業者端末30は、抽出された料理メニュー
の中から例えば1つ(本例では、一週間分のメニューを
決める場合)の料理メニューを選択する。この場合、例
えば、任意に選択するようにしても、上述したように各
料理メニューに優先度を定めておいて優先度の高いもの
を選択するようにしてもよい。
【0062】このような処理を各患者に対して実行する
ことで、食事提供業者端末30により、各患者に配送さ
れる料理メニューが決定される。
【0063】次に、本例の飲食物提供システム10によ
り飲食物の供給指示が行なわれ、決定された料理メニュ
ーにもとづいて各患者に食事が供給される処理について
説明する。
【0064】各患者に配送される料理メニューが決定さ
れると、食事提供業者端末30は、本例では、ネットワ
ーク40を介して、図示しない料理配送業者が管理する
端末に向けて、例えば定期的に、配送関連情報(配送す
る料理の料理メニュー、配送先、配送日などを含む情
報)を送信し、決定された料理メニューにもとづく料理
が入院患者に供給されるように指示を行う。
【0065】料理メニューを受け取ると、指示を受けた
料理配送業者は、指示に従って、料理メニューにもとづ
いて調理された料理を各病院に配送する。そして、各病
院にて、配送された料理が各患者が滞在する病室に配膳
され、料理メニュー通りの料理が各患者に提供される。
【0066】このようにして、本例の飲食物提供システ
ム10によって決定された料理メニューにもとづく料理
が各患者に提供される。
【0067】以上説明したように第1の実施の形態にお
いて病院端末20A〜20Cにより登録された制限情報
にもとづいて入院患者に提供される料理のメニューを決
定する構成としたことで、食事制限を受けている入院患
者であっても、安心して飲食することができる料理の提
供をうけることができる。従って、食事制限などにより
飲食範囲が限られているユーザであっても、制限範囲内
の飲食物の提供を容易に受けることができる。
【0068】また上述したように第1の実施の形態にお
いて病院側による制限情報の入力および料理提供業者側
での料理メニューの選択などにより配送される飲食物を
決定する構成としたことで、入院患者が何ら煩わしい処
理をしなくても、自己の制限を加味した飲食物の提供を
受けることができる。なお、病院側が、患者の意見(例
えば嫌いな品目)を聞いて、患者の意見を取り入れて制
限情報を入力する構成としてもよい。
【0069】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、
上述した第1の実施の形態と同一の構成および処理をす
るものについては同一の符号を付与して、その詳細な説
明を省略する。
【0070】図7は、本例の飲食物提供システム10a
の構成の例を示すブロック図である。飲食物添提供シス
テム10aは、病院端末20Aと、患者端末20AA〜
20ACと、食事提供業者端末30とを含む。なお、各
患者端末20AA〜20ACは、病院端末20Aを管理
する病院に通院している患者により操作される端末であ
る。
【0071】各患者端末20AA〜20ACは、例えば
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置により構成
される。各患者端末20AA〜20ACは、例えばそれ
ぞれ通院して診察を受けている患者であって、何らかの
食事制限を受けている患者により操作される。また、各
患者端末20AA〜20ACは、食事供給業者端末30
から料理に関する情報(例えば、料理メニュー)を取得
する機能や、患者の希望を食事供給業者端末30に対し
て送信する機能などを有している。
【0072】なお、各患者端末20AA〜20ACは、
通院している患者本人により操作されるものでなくても
よく、例えば患者の同居人などの他の者により操作され
てもよい。
【0073】食事供給業者端末30は、本例では、患者
端末20AA〜20ACからの要求を受付ける機能や、
患者端末20AA〜20ACに料理情報を送信する機能
などの各種機能をも有する。また、食事供給業者端末3
0は、希望情報(決定される料理メニューの希望に関す
る情報)が登録された希望情報データベースを有してい
る。
【0074】本例の飲食物供給システム10aによる飲
食物供給サービスを受ける場合には、患者端末20AA
〜20ACの操作により、食事提供業者端末30に対す
る希望情報の登録などの各種の処理を行うことが許され
るようにしておく必要がある。従って、食事提供業者端
末30を管理する食事提供業者と、病院端末20Aを管
理する病院(食事提供業者と協力関係にある病院)に通
院する患者との間に、予め例えば何らかの契約が締結さ
れることを必要とする。
【0075】そこで、例えば、食事供給業者端末30を
管理する食事提供業者は、協力関係にある病院端末20
Aを有する各病院に通院する患者との間で本例のシステ
ム10aの利用契約を締結する。すると、食事提供業者
側から、各患者に対して患者IDおよびパスワードが付
与される。そして、例えば各患者が、付与された患者I
Dおよびパスワードを用いて各患者端末20AA〜20
ACを操作することで、それぞれ食事供給業者端末30
に対する各種の処理が実行されるようになる。
【0076】次に、本例の飲食物提供システム10aに
おける希望情報登録処理について図8〜図10を参照し
て説明する。
【0077】本例では、病院端末20Aを管理する病院
に通院する患者Yの操作によって、患者端末20AA
が、食事提供業者端末30に希望情報を登録する場合の
処理について説明する。
【0078】図8は、本例の飲食物供給システム10a
における希望情報登録処理および動作タイミングの例を
示す説明図である。
【0079】患者Yの操作により、患者端末20AA
は、食事提供業者端末30にアクセスする(ステップS
301)。患者端末20AAと食事提供業者端末30と
がネットワーク40を介して接続されると、食事提供業
者端末30は、本例では、患者端末20AAの表示画面
に患者IDおよびパスワードの入力画面を表示させて、
患者端末20AAに対して患者IDおよびパスワードの
入力を要求する(ステップS302)。
【0080】患者IDおよびパスワードの入力が要求さ
れると、患者Yの操作により、患者端末20AAに表示
された入力画面の指定された入力領域に予め付与されて
いる患者IDおよびパスワードが入力される(ステップ
S303)。そして、患者Yの操作により、患者端末2
0AAは、入力した患者IDおよびパスワードを食事提
供業者端末30に向けて送信する(ステップS30
4)。
【0081】患者IDおよびパスワードがネットワーク
40を介して入力すると、食事提供業者端末30は、患
者IDおよびパスワードにもとづいて正規に登録されて
いる患者からのアクセスであるかどうかの認証を行う
(ステップS305)。
【0082】患者IDおよびパスワードにもとづき認証
がされると、食事提供業者端末30は、例えば患者ID
に関連付けされている患者番号にもとづいて、過去に希
望情報データベースに登録されている希望情報を検索す
る。すなわち、本例では、食事提供業者端末30は、患
者IDと患者番号とが関連付けされた情報を有する。ま
た、希望情報データベースには、希望情報が患者番号に
関連付けされて登録されている。
【0083】過去に登録された患者Yの希望情報が希望
情報データベースに登録されていた場合には、食事提供
業者端末30は、その希望情報を検索抽出して患者端末
20AAに送信する。そして、食事提供業者端末30
は、患者端末20AAの表示画面に、抽出された過去の
希望情報とともに希望情報を入力するための希望情報入
力画面を表示させて、希望情報の追加、変更、削除など
の入力を要求する(ステップS306)。従って、希望
情報入力画面の各入力領域には、現在登録されている希
望情報が表示される。
【0084】一方、過去に登録された患者Yの希望情報
が希望情報データベースに登録されていない場合(患者
Yの希望情報が新規登録される場合)には、食事提供業
者端末30は、患者端末20AAの表示画面に希望情報
を入力するための希望情報入力画面を表示させて、希望
情報の入力を要求する(ステップS306)。
【0085】希望情報入力画面には、例えば図9に示す
ように、患者名や、総カロリ、好きな食べ物、嫌いな食
べ物などの飲食物に関する希望情報などが入力されるた
めの入力領域や、各患者が配送を希望する物を入力する
ための入力領域などが表示される。なお、上述したよう
に、過去に登録された患者Yの希望情報がある場合に
は、各項目に現在の登録情報が表示される。
【0086】希望情報入力画面は、本例では、例えば図
9に示すように、患者が希望する一週間で摂取する総カ
ロリの上限を入力する入力領域110、好きな食べ物を
入力する入力領域111、嫌いな食べ物を入力する入力
領域112が設けられている。また、ここでは、希望情
報の入力が完了したときに押下される「完了」なる選択
ボタン114が設けられている。
【0087】なお、入力領域111に入力される好きな
食べ物や、入力領域112に入力される嫌いな食べ物
は、例えば「やきそば」などの料理名、例えば「魚類」
などの総括名称、例えば「にんじん」などの食材名、例
えば「麺類」などの分類名、例えば「中華」などの分類
名など、様々な入力形式を許容する構成としてもよい。
この場合、料理情報データベースに対応する情報を登録
しておけばよい。また、食べ者の名前を入力するのでは
なく、予め用意された選択肢から該当する食べ物を選択
する構成としてもよい。
【0088】希望情報入力画面において、希望情報が入
力され(ステップS307)、希望情報表示画面の選択
ボタン114が押下されて患者Yの希望情報が決定され
ると、患者端末20AAは、入力された希望情報を食事
提供業者端末30に向けて送信する(ステップS30
8)。
【0089】ネットワーク40を介して希望情報を受け
ると、食事提供業者端末30は、入力された希望情報を
希望情報データベースに登録する(ステップ309)。
【0090】希望情報データベースには、例えば図10
に示すように、患者番号と、所定期間(本例では、一週
間)単位で指定されている摂取許容総カロリなどの各制
限情報とが関連付けされて登録されている。
【0091】希望情報の登録を終えると、食事提供業者
端末30は、患者端末20AAに対して処理の終了を通
知する(ステップ310)。この通知により、患者端末
20AAの表示画面には、例えば、「希望情報の登録が
完了しました。」などの表示がされる。
【0092】このようにして、患者Yの希望情報が食事
提供業者端末30の希望情報データベースに登録され
る。
【0093】次に、本例の飲食物提供システム10aに
おける料理メニュー決定処理について図11を参照して
説明する。図11は、本例の飲食物提供システム10a
における料理メニュー決定処理の例を示すフローチャー
トである。
【0094】本例では、予め作成されて料理情報データ
ベースに登録されている料理メニューの中から、それぞ
れの患者の条件を満たす料理メニュー(制限情報により
制限されている事項を含まない料理メニューであって、
希望情報により希望されている事項と多く合致する料理
メニュー)を抽出選択することにより、各患者に提供す
るための料理メニューを決定する。
【0095】先ず、食事提供業者端末30は、上述した
ように、制限情報にもとづいて、料理情報データベース
に登録された料理メニューから患者に適合する料理メニ
ューを抽出する(ステップS201)。
【0096】制限情報にもとづいいて料理メニューが抽
出されると、食事提供業者端末30は、希望情報にもと
づいて、さらに患者の希望に合致する料理メニューを抽
出する(ステップS401)。
【0097】この場合、食事提供業者端末30は、例え
ば患者の希望を全て満たす料理メニューを抽出する。こ
の場合、例えば希望の全てを満たす料理メニューがない
場合には、食事提供業者端末30は、例えば「嫌いな食
べ物」の希望が満たされない料理メニューについては優
先度を低く設定しておき、「好きな食べ物」の希望が満
たされない料理メニューについては優先度を高めておく
などして各希望事項に優先度を与え、優先度の高い一部
の希望事項を満たす料理メニューを抽出するようにして
もよい。
【0098】患者に加えられている制限および患者の希
望に合致する料理メニューが抽出されると、食事提供業
者端末30は、上述したように、抽出された料理メニュ
ーの中から例えば1つの料理メニューを選択する(ステ
ップS202)。
【0099】このような処理を各患者に対して実行する
ことで、食事提供業者端末30により、各患者に対する
料理メニューが決定される。
【0100】次に、本例の飲食物提供システム10aに
おける飲食物提供処理について説明する。なお、ここで
は、病院端末20Aを有する病院に通院する患者Yに対
して飲食物が提供される場合の処理について説明する。
【0101】各患者に配送される料理メニューが決定さ
れると、食事提供業者端末30は、例えばネットワーク
40を介して、図示しない料理配送業者が管理する端末
に向けて、例えば定期的に、配送関連情報(配送する料
理の料理メニュー、配送先、配送日などを含む情報)を
送信し、決定された料理メニューにもとづく料理が各患
者の居所(例えば自宅)に向けて配送されるように指示
を行う。
【0102】指示を受けた料理配送業者は、受け取った
配送関連情報にもとづいて、料理メニューにもとづき調
理された料理を各患者に向けて配送する。
【0103】このようにして、本例の飲食物供給システ
ム10aにおいて料理メニューにもとづく料理などが患
者Yに供給される。
【0104】以上説明したように第2の実施の形態にお
いて病院端末20Aにより登録された制限情報にもとづ
いて通院患者に提供される料理のメニューを決定する構
成としたことで、食事制限を受けている通院患者であっ
ても、安心して飲食することができる料理の提供をうけ
ることができる。従って、食事制限などにより飲食範囲
が限られているユーザであっても、制限範囲内の飲食物
の提供を容易に受けることができる。
【0105】また、上述した第2の実施の形態において
患者端末20AAにより登録された希望情報を加味して
料理メニューを決定する構成としたことで、患者の希望
に沿った料理メニューが選択されるようにすることがで
き、各患者が希望する飲食物の提供を受けることができ
る。
【0106】また、上述した第2の実施の形態において
制限情報にもとづいて料理メニューを抽出したあと、さ
らに希望情報にもとづいて希望の一部または全部を満た
す料理メニューに絞り込む構成としたことで、少なくと
も制限の範囲を逸脱する料理メニューが選択することを
回避することができ、さらに患者の希望の一部または全
部に沿った飲食物を提供することができる。
【0107】なお、上述した第2の実施の形態では、希
望情報にもとづく希望の全てを満たす料理メニューがな
い場合には、例えば優先度を用いて料理メニューを選択
するとしていたが、制限情報による制限の範囲内である
として抽出された料理メニューなどの情報を患者端末2
0AAに送信して、患者側より選択された料理メニュー
(この場合、選択された料理メニューに関する情報が患
者端末20AAよりネットワーク40を介して返信され
る)を最終的に使用する料理メニューとして決定される
構成としてもよい。
【0108】このように構成すれば、制限の範囲内で作
成された料理メニューの内容を確認して、その料理メニ
ューの中から最も気に入った料理メニューを選ぶことが
でき、患者側の意見を最大限取り入れた料理メニューに
もとづいて料理などの供給をすることができる。
【0109】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、
上述した各実施の形態と同一の構成および処理をするも
のについては同一の符号を付与して、その詳細な説明を
省略する。
【0110】図12は、本例の飲食物提供システム10
bの構成の例を示すブロック図である。飲食物添提供シ
ステム10bは、病院端末20Aと、患者端末20AA
と、食材提供業者端末31とを含む。
【0111】食材提供業者端末31は、上述した料理提
供業者端末30と同様の構成であり、同様の処理を実行
する。従って、食材提供業者端末31は、制限情報デー
タベース、料理情報データベース、希望情報データベー
スを有しており、各データベースへの登録機能などの各
種機能を有する。なお、食材提供業者端末31は、食材
を提供する食材提供業者により管理されている。
【0112】次に、本例の飲食物提供システム10bに
おける希望情報登録処理について図13および図14を
参照して説明する。
【0113】本例では、病院端末20Aを管理する病院
に通院する患者Zの操作によって、患者端末20AA
が、食材提供業者端末31に希望情報を登録する場合の
処理について説明する。
【0114】患者端末20AAと食材提供業者端末31
との間で、上述した図8のステップS301〜ステップ
S305における処理と同様の処理が行われたあと、ス
テップS306の処理と同様に、食材提供業者端末31
は、患者端末20AAの表示画面に希望情報入力画面を
表示させて、希望情報の新規登録、追加、変更、削除な
どの入力を要求する。
【0115】希望情報入力画面には、患者名や、総カロ
リ、好きな食べ物、嫌いな食べ物などの飲食物に関する
希望情報などが入力されるための入力領域の他、本例で
は、各患者が配送を希望する物を入力するための入力領
域などが表示される。
【0116】希望情報入力画面は、本例では、例えば図
13に示すように、総カロリの上限を入力する入力領域
110、好きな食べ物を入力する入力領域111、嫌い
な食べ物を入力する入力領域112に加え、希望する配
送物を選択する選択領域113が設けられている。ま
た、ここでも、希望情報の入力が完了したときに押下さ
れる「完了」なる選択ボタン114が設けられている。
【0117】なお、選択領域113にて選択される配送
物は、本例では、レシピ(料理の材料分量とつくり方の
順序や、調理法などの情報)、食材(料理メニューにあ
げられている料理をつくるために料理に含まれている材
料)、料理(例えば、調理済みの料理が冷凍保存された
状態で配送される)があげられているが、他の物であっ
てもよい。なお、食材が配送される場合には、完成され
た料理を患者端末20AAに表示させるための画面情報
や、レシピがあわせて配送されるようにしてもよい。
【0118】ステップS307と同様に、希望情報入力
画面に希望情報が入力され、患者Zの希望情報が決定さ
れると、ステップS308と同様に、患者端末20AA
は、入力された希望情報を食材提供業者端末31に向け
て送信する。そして、ステップステップ309と同様に
して、食材提供業者端末31により、入力された希望情
報が希望情報データベースに登録される。
【0119】希望情報データベースには、本例では、例
えば図14に示すように、患者番号に関連付けされてい
る希望情報の中に、患者の希望する配送物の情報が含ま
れている。
【0120】そして、ステップ310と同様の処理など
がなされ、患者端末20AAの表示画面に、処理の終了
を示す表示がなされる。
【0121】このようにして、患者Zの希望情報が食材
提供業者端末31の希望情報データベースに登録され
る。
【0122】次に、本例の飲食物提供システム10bに
おける飲食物提供処理について説明する。なお、ここで
は、病院端末20Aを有する病院に通院する患者Zに対
して飲食物が提供される場合の処理について説明する。
【0123】各患者に合致した料理メニューが決定され
ると、食材提供業者端末31は、希望情報データベース
に登録されている各患者の希望する配送物を確認する。
【0124】患者Zの希望する配送物が料理である場合
には、食材提供業者端末31は、例えばネットワーク4
0を介して、図示しない料理配送業者が管理する端末に
向けて、例えば定期的に、配送関連情報を送信し、決定
された料理メニューにもとづく料理が患者Zに供給され
るように指示を行う。
【0125】そして、料理の供給指示を受けた料理配送
業者によって、定められた日に、患者Zの居所に料理
(例えば、予め調理されていて冷凍されているもの)が
配送される。
【0126】また、患者Zの希望する配送物が食材であ
る場合には、食材提供業者端末31は、例えばネットワ
ーク40を介して、図示しない食材配送業者が管理する
端末に向けて、例えば定期的に、配送関連情報を送信
し、決定された料理メニューにもとづく食材が患者Zに
供給されるように指示を行う。
【0127】患者Zの希望する配送物が食材である場合
には、食材提供業者端末31は、例えばネットワーク4
0を介して、患者端末20AAに向けてレシピを送信す
る。
【0128】従って、患者Zにより、患者端末20AA
に入力されたレシピを参考にしながら配送された食材を
用いて調理が行われる。
【0129】あるいは、患者Zの希望する配送物がレシ
ピである場合には、食材提供業者端末31は、ネットワ
ーク40を介して、患者端末20AAに向けて料理メニ
ューにあげられている料理の調理方法などが含まれたレ
シピを送信する。
【0130】このようにして、本例の飲食物供給システ
ム10bにおいて料理メニューにもとづく料理などが患
者Zに供給される。
【0131】以上説明したように第3の実施の形態にお
いて食材提供業者端末31に登録された制限情報にもと
づいて通院患者に提供される料理のメニューを決定する
構成としたことで、食材提供業者に対して制限情報の登
録手続を行うようにしても、食事制限を受けている通院
患者が安心して飲食することができる料理を提供するこ
とができる。従って、食事制限などにより飲食範囲が限
られているユーザであっても、食材提供業者によって制
限範囲内の飲食物の提供を容易に受けることができる。
【0132】また、上述した第3の実施の形態において
希望情報に配送物に関する情報を含める構成としたこと
で、患者の希望に応じて、料理、食材、あるいはレシピ
を供給することができる。
【0133】なお、上述した各実施の形態では、飲食物
の提供サービスにより発生するサービス料金に関する支
払い手続に関して説明しなかったが、患者端末20AA
を用いて、食事提供業者端末30(あるいは、食材提供
業者端末31)にアクセスし、料金の支払方法(例え
ば、所定の口座から自動引き落とし、電話料金とともに
引き落とし、金融機関への振込み、飲食物配送時に同時
に配送される払い込み用紙により支払うなど)、を選択
し、料金の支払いに関する手続をネットワーク40を用
いて行うようにしてもよい。なお、食事提供業者端末3
0(あるいは、食材提供業者端末31)と、病院端末2
0Aとの間の料金支払い手続に関しても同様である。
【0134】また、上述した各実施の形態では、食事制
限のある入院あるいは通院患者に対する構成としたが、
例えばダイエット希望者に対してダイエット食を供給す
る構成としてもよい。この場合、例えばクライアントの
体重を管理する業者(病院を含む)の端末により許容摂
取カロリなどの制限情報が登録され、ダイエット希望者
の端末により好みの料理などの希望情報が登録される構
成とすればよい。
【0135】また、上述した各実施の形態では、食事制
限のある入院あるいは通院患者に対する構成としたが、
病院(医者)からの制限を受けている者に限られず、自
分で制限を課している者についても適用することができ
る。この場合、自己の端末(上述した実施の形態では患
者端末に相当)を用いて、制限情報および希望情報を登
録する構成とすればよい。
【0136】また、上述した各実施の形態では、患者側
の希望情報を全て満たす料理メニューがない場合に、料
理メニューを提示して患者の意見を聞く構成としていた
が、常に(例えば、希望の全てを満たす料理メニューが
あるときでも)患者の意見を聞く構成としてもよい。
【0137】さらに、上述した各実施の形態では、入院
患者に対する構成や通院患者に関する構成などをそれぞ
れ説明したが、各実施の形態にて説明した構成を組み合
せた構成としてもよいことは勿論である。すなわち、例
えば入院患者であっても、例えば病院端末(あるいは、
病室に設置された患者用の端末)を用いて、自己の希望
情報を登録する構成としてもよい。
【0138】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、飲食物提
供システムを、飲食物の制限情報が入力される制限情報
入力手段と、制限情報入力手段からネットワークを介し
て受信された制限情報が登録される制限情報登録手段
と、制限情報にもとづいて飲食メニューが準備されるメ
ニュー準備手段と、メニュー準備手段により準備された
飲食メニューにしたがって飲食物の供給の指示が行われ
る供給指示手段とを含むようにしたので、制限情報にも
とづいて料理メニューを決定することができるため、例
えば食事制限を受けている患者やダイエット希望者であ
っても、制限情報を登録しておけば、自己の制限に反し
ない安心して飲食することができる料理の提供をうける
ことができる。従って、食事制限などにより飲食範囲が
限られているユーザであっても、制限範囲内の飲食物の
提供を容易に受けることができる。よって、飲食物配送
サービスの利用層の拡大を図ることができる。
【0139】メニュー準備手段は、予め登録された複数
の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニ
ューを抽出するメニュー抽出手段と、メニュー抽出手段
により抽出された料理メニューの中から使用される料理
メニューを選択する選択手段とを含むとした場合には、
制限情報にもとづいて抽出された料理メニューから、実
際に使用される料理メニューを決定することができるた
め、例えば食事制限を受けている患者やダイエット希望
者であっても、制限情報を登録しておけば、自己の制限
に反しない安心して飲食することができる料理の提供を
うけることができる。
【0140】飲食物の希望情報が入力される希望情報入
力手段と、希望情報入力手段からネットワークを介して
受信された希望情報が登録される希望情報登録手段とを
含み、メニュー準備手段は、予め登録された複数の料理
メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニューを
抽出するメニュー抽出手段と、メニュー抽出手段により
抽出された料理メニューの中から希望情報に応じた料理
メニューを抽出する希望メニュー抽出手段と、希望メニ
ュー抽出手段により抽出された料理メニューの中から使
用される料理メニューを選択する選択手段とを含むよう
にした場合には、制限情報にもとづいて抽出された料理
メニューから、希望情報にもとづいて実際に使用される
料理メニューを決定することができるため、例えば食事
制限を受けている患者やダイエット希望者であっても、
制限情報および制限情報を登録しておけば、自己の制限
に反しない安心して飲食することができる料理であっ
て、自己の希望に沿った好みの料理の提供をうけること
ができる。
【0141】また、本発明の飲食物供給方法によれば、
飲食物の制限情報を入力するステップと、制限情報を登
録するステップと、制限情報にもとづいて飲食メニュー
を準備するステップと、準備された飲食メニューにした
がって飲食物の供給の指示を行うステップとを含むもの
であるため、制限情報にもとづいて料理メニューを決定
することができるため、例えば食事制限を受けている患
者やダイエット希望者であっても、制限情報を登録して
おけば、自己の制限に反しない安心して飲食することが
できる料理の提供をうけることができる。従って、食事
制限などにより飲食範囲が限られているユーザであって
も、制限範囲内の飲食物の提供を容易に受けることがで
きる。よって、飲食物配送サービスの利用層の拡大を図
ることができる。
【0142】また、本発明の飲食物供給方法によれば、
受信した飲食物の制限情報を登録するステップと、制限
情報にもとづいて飲食メニューを準備するステップと、
準備された飲食メニューにしたがって飲食物の供給の指
示を行うステップとを含むものであるため、制限情報に
もとづいて料理メニューを決定することができるため、
例えば食事制限を受けている患者やダイエット希望者に
対して、制限に反しない安心して飲食することができる
料理を提供することができる。従って、食事制限などに
より飲食範囲が限られているユーザに対しても、容易に
制限範囲内の飲食物の提供をすることができる。よっ
て、飲食物配送サービスの利用層の拡大を図ることがで
きる。
【0143】登録された複数の料理メニューの中から制
限情報に抵触しない料理メニューを抽出するステップ
と、抽出された料理メニューの中から選択して使用され
る料理メニューを準備するステップとを含むようにした
場合には、制限情報にもとづいて抽出された料理メニュ
ーから、実際に使用される料理メニューを決定すること
ができるため、例えば食事制限を受けている患者やダイ
エット希望者であっても、制限情報を登録しておけば、
自己の制限に反しない安心して飲食することができる料
理の提供をうけることができる。
【0144】飲食物の希望情報を入力するステップと、
希望情報を登録するステップと、登録された複数の料理
メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニューを
抽出するステップと、抽出された料理メニューの中から
希望情報に応じた料理メニューをさらに抽出するステッ
プと、さらに抽出された料理メニューの中から選択して
使用される料理メニューを準備するステップとを含むよ
うにした場合には、制限情報にもとづいて抽出された料
理メニューから、希望情報にもとづいて実際に使用され
る料理メニューを決定することができるため、例えば食
事制限を受けている患者やダイエット希望者であって
も、制限情報および制限情報を登録しておけば、自己の
制限に反しない安心して飲食することができる料理であ
って、自己の希望に沿った好みの料理の提供をうけるこ
とができる。
【0145】また、入力された飲食物の希望情報を登録
するステップと、登録された複数の料理メニューの中か
ら制限情報に抵触しない料理メニューを抽出するステッ
プと、抽出された料理メニューの中から希望情報に応じ
た料理メニューをさらに抽出するステップと、さらに抽
出された料理メニューの中から選択して使用される料理
メニューを準備するステップとを含むようにした場合に
は、制限情報にもとづいて抽出された料理メニューか
ら、希望情報にもとづいて実際に使用される料理メニュ
ーを決定することができるため、例えば食事制限を受け
ている患者やダイエット希望者に対しても、制限に反し
ない安心して飲食することができる料理であって、希望
に沿った好みの料理を提供することができる。
【0146】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体によれば、コンピュータに、飲食物の制限情
報を入力する制限情報入力機能と、制限情報を登録する
制限情報登録機能と、制限情報にもとづいて飲食メニュ
ーを準備する飲食メニュー準備機能と、準備された飲食
メニューにしたがって飲食物の供給の指示を行う供給指
示機能とを実現させるためのプログラムを記録したもの
であるため、制限情報にもとづいて料理メニューを決定
することができ、例えば食事制限を受けている患者やダ
イエット希望者であっても、制限情報を登録しておけ
ば、自己の制限に反しない安心して飲食することができ
る料理の提供をうけることができる。従って、食事制限
などにより飲食範囲が限られているユーザであっても、
制限範囲内の飲食物の提供を容易に受けることができ
る。よって、飲食物配送サービスの利用層の拡大を図る
ことができる。
【0147】飲食メニュー準備機能が、登録された複数
の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料理メニ
ューを抽出する抽出機能と、抽出された料理メニューの
中から選択して使用される料理メニューを準備する準備
機能とを含むようにした場合には、制限情報にもとづい
て抽出された料理メニューから、実際に使用される料理
メニューを決定することができるため、例えば食事制限
を受けている患者やダイエット希望者であっても、制限
情報を登録しておけば、自己の制限に反しない安心して
飲食することができる料理の提供をうけることができ
る。
【0148】コンピュータに、飲食物の希望情報を入力
する希望情報入力機能と、希望情報を登録する希望情報
登録機能とを実現させるためのプログラムを記録し、飲
食メニュー準備機能は、登録された複数の料理メニュー
の中から制限情報に抵触しない料理メニューを抽出する
抽出機能と、抽出された料理メニューの中から希望情報
に応じた料理メニューをさらに抽出する抽出機能と、さ
らに抽出された料理メニューの中から選択して使用され
る料理メニューを準備する準備機能とを含むようにした
場合には、制限情報にもとづいて抽出された料理メニュ
ーから希望情報にもとづいて実際に使用される料理メニ
ューを決定することができるため、例えば食事制限を受
けている患者やダイエット希望者であっても、制限情報
および制限情報を登録しておけば、自己の制限に反しな
い安心して飲食することができる料理であって、自己の
希望に沿った好みの料理の提供をうけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における飲食物提
供システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における飲食物提
供システムの制限情報の登録処理および動作タイミング
の例を示す説明図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における制限情報
の入力画面の例を示す説明図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における制限情報
データベースの登録内容の例を示す説明図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態における料理メニ
ュー決定処理の例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第1の実施の形態における料理情報
データベースの登録内容の例を示す説明図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態における飲食物提
供システムの構成の例を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態における飲食物提
供システムの希望情報の登録処理および動作タイミング
の例を示す説明図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態における希望情報
の入力画面の例を示す説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態における希望情
報データベースの登録内容の例を示す説明図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態における料理メ
ニュー決定処理の例を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の第3の実施の形態における飲食物
提供システムの構成の例を示すブロック図である。
【図13】 本発明の第3の実施の形態における希望情
報の入力画面の例を示す説明図である。
【図14】 本発明の第3の実施の形態における希望情
報データベースの登録内容の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10,10a,10b 飲食物供給システム 20A,20B,20C 病院端末 20AA,20AB,20AC 患者端末 30 食事提供者端末 31 食材提供者端末 40 ネットワーク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物の制限情報が入力される制限情報
    入力手段と、 該制限情報入力手段からネットワークを介して受信され
    た制限情報が登録される制限情報登録手段と、 上記制限情報にもとづいて飲食メニューが準備されるメ
    ニュー準備手段と、 該メニュー準備手段により準備された飲食メニューにし
    たがって飲食物の供給の指示が行われる供給指示手段と
    を含む飲食物供給システム。
  2. 【請求項2】 メニュー準備手段は、予め登録された複
    数の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料理メ
    ニューを抽出するメニュー抽出手段と、該メニュー抽出
    手段により抽出された料理メニューの中から使用される
    料理メニューを選択する選択手段とを含む請求項1記載
    の飲食物供給システム。
  3. 【請求項3】 飲食物の希望情報が入力される希望情報
    入力手段と、該希望情報入力手段からネットワークを介
    して受信された希望情報が登録される希望情報登録手段
    とを含み、 メニュー準備手段は、予め登録された複数の料理メニュ
    ーの中から制限情報に抵触しない料理メニューを抽出す
    るメニュー抽出手段と、該メニュー抽出手段により抽出
    された料理メニューの中から希望情報に応じた料理メニ
    ューを抽出する希望メニュー抽出手段と、該希望メニュ
    ー抽出手段により抽出された料理メニューの中から使用
    される料理メニューを選択する選択手段とを含む請求項
    1記載の飲食物供給システム。
  4. 【請求項4】 飲食物の制限情報を入力するステップ
    と、 制限情報を登録するステップと、 上記制限情報にもとづいて飲食メニューを準備するステ
    ップと、 準備された飲食メニューにしたがって飲食物の供給の指
    示を行うステップとを含む飲食物供給方法。
  5. 【請求項5】 受信した飲食物の制限情報を登録するス
    テップと、 上記制限情報にもとづいて飲食メニューを準備するステ
    ップと、 準備された飲食メニューにしたがって飲食物の供給の指
    示を行うステップとを含む飲食物供給方法。
  6. 【請求項6】 登録された複数の料理メニューの中から
    制限情報に抵触しない料理メニューを抽出するステップ
    と、 抽出された料理メニューの中から選択して使用される料
    理メニューを準備するステップとを含む請求項4または
    請求項5記載の飲食物供給方法。
  7. 【請求項7】 飲食物の希望情報を入力するステップ
    と、 上記希望情報を登録するステップと、 登録された複数の料理メニューの中から制限情報に抵触
    しない料理メニューを抽出するステップと、 抽出された料理メニューの中から希望情報に応じた料理
    メニューをさらに抽出するステップと、 さらに抽出された料理メニューの中から選択して使用さ
    れる料理メニューを準備するステップとを含む請求項4
    記載の飲食物供給方法。
  8. 【請求項8】 入力された飲食物の希望情報を登録する
    ステップと、 登録された複数の料理メニューの中から制限情報に抵触
    しない料理メニューを抽出するステップと、 抽出された料理メニューの中から希望情報に応じた料理
    メニューをさらに抽出するステップと、 さらに抽出された料理メニューの中から選択して使用さ
    れる料理メニューを準備するステップとを含む請求項5
    記載の飲食物供給方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、飲食物の制限情報を入
    力する制限情報入力機能と、制限情報を登録する制限情
    報登録機能と、上記制限情報にもとづいて飲食メニュー
    を準備する飲食メニュー準備機能と、準備された飲食メ
    ニューにしたがって飲食物の供給の指示を行う供給指示
    機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 飲食メニュー準備機能は、登録された
    複数の料理メニューの中から制限情報に抵触しない料理
    メニューを抽出する抽出機能と、抽出された料理メニュ
    ーの中から選択して使用される料理メニューを準備する
    準備機能とを含む請求項9記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、飲食物の希望情報を
    入力する希望情報入力機能と、上記希望情報を登録する
    希望情報登録機能とを実現させるためのプログラムを記
    録し、 飲食メニュー準備機能は、登録された複数の料理メニュ
    ーの中から制限情報に抵触しない料理メニューを抽出す
    る抽出機能と、抽出された料理メニューの中から希望情
    報に応じた料理メニューをさらに抽出する抽出機能と、
    さらに抽出された料理メニューの中から選択して使用さ
    れる料理メニューを準備する準備機能とを含む請求項9
    記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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