JP2001312474A - 情報処理装置および方法、ネットワークシステム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、ネットワークシステム、記録媒体、並びにプログラム

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JP2001312474A
JP2001312474A JP2001043102A JP2001043102A JP2001312474A JP 2001312474 A JP2001312474 A JP 2001312474A JP 2001043102 A JP2001043102 A JP 2001043102A JP 2001043102 A JP2001043102 A JP 2001043102A JP 2001312474 A JP2001312474 A JP 2001312474A
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JP2001043102A
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English (en)
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Ikuo Nakamura
郁夫 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器に対するユーザ毎の使用範囲を設定
できるようにする。 【解決手段】 ステップS41において、CPUは、ユー
ザログイン処理を実行する。ステップS42,43にお
いて、CPUは、デバイス選択GUI画面を表示させ、ユーザ
によって指定された機器のデバイスコントロールモジュ
ールについてのユーザ管理処理に入る。ステップS44
において、CPUは、ユーザによって指定された機器に登
録されているユーザ属性のオーナ名を読み出し、ログイ
ンされているユーザが、指定された機器のオーナである
と判定した場合、ステップS45に進み、ゲスト管理GU
I画面を表示させる。ステップS46において、CPUは、
アクセス権をもつオーナによって登録された、その機器
を使用するユーザ毎のアクセス権を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、ネットワークシステム、記録媒体、並びにプロ
グラムに関し、例えば、IEEE(Institute of Electrica
l and Electronics Engineers )1394バスを介して
複数のディジタルAV(Audio Visual)機器が相互に接続
されたホームネットワークシステムに適用して好適な情
報処理装置および方法、ネットワークシステム、記録媒
体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホームネットワークシステムにお
いて、IEEE1394バスに接続された複数のディジタル
AV機器を統括的に管理および制御するためのミドルウェ
アとして、HAVi(Home Audio/Video Interoperability
Architecture)(商標)と呼ばれる相互接続仕様が提案
されている。
【0003】かかるホームネットワークシステムでは、
IEEE1394バスを介して複数のディジタルAV機器のう
ち制御側となるディジタルAV機器(以下、これを制御機
器と呼ぶ)が、それぞれ被制御側となるディジタルAV機
器(以下、これを被制御機器と呼ぶ)内に格納されてい
る制御ソフトウェアをアップロードすることにより、異
なる製造業者(メーカ)が製作した複数の機器を接続し
た場合でも正常に動作し、機器の相互運用が可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ホームネットワークシステムにおいては、各機器を誰も
が自由に利用できるケースがほとんどのため、例え家庭
内とは言え、各ユーザ毎のデータの保守、管理およびプ
ライバシーを考慮すると問題が多い。
【0005】そのため、今後、HAViを用いたホームネッ
トワークシステムを考えた場合、ネットワーク上の機器
毎に、利用対象となるユーザを予め設定しておき、設定
されたユーザのみが対応する機器を、もしくは、対応す
る機能のみを使用できるようにすることが実際の使用形
態を考慮したとき非常に望ましい。
【0006】従来から、例えば、パーソナルコンピュー
タやワークステーションにおいては、ファイル単位また
はシステム単位でアクセス制御し得るようになされてい
るが、ホームネットワークシステムにおける機器単位
(すなわちデバイス単位)でのアクセス制御という概念
は未だ考えられていなかった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を設
定することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、電子機器からネットワークを介して供給され
る、電子機器に関する機器属性情報を取得する機器属性
情報取得手段と、機器属性情報取得手段により取得され
た機器属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ毎
の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定手段と、使
用範囲設定手段により設定された使用範囲内で、ネット
ワークを介して電子機器を制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】電子機器を制御するための制御情報を、ネ
ットワークを介して電子機器より取得する制御情報取得
手段をさらに設けるようにすることができ、制御手段
は、制御情報取得手段により取得された制御情報に基づ
いて、電子機器を制御することができる。
【0010】電子機器を制御するための制御情報を、予
め記憶する制御情報記憶手段をさらに設けるようにする
ことができ、制御手段は、制御情報記憶手段に予め記憶
されている制御情報に基づいて、電子機器を制御するこ
とができる。
【0011】電子機器を全ての使用範囲で使用すること
が可能なオーナとしてユーザを登録するオーナ登録手段
をさらに設けるようにすることができ、使用範囲設定手
段は、オーナ登録手段により登録されたオーナによる指
示に基づいて、電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を
設定することができる。
【0012】電子機器を使用するユーザ名を入力するユ
ーザ名入力手段と、ユーザ名入力手段により入力された
ユーザ名を認証する認証手段と、認証手段により認証さ
れたユーザ名が、オーナ登録手段により登録されたオー
ナであるか否かを判定するオーナ判定手段とをさらに設
けるようにすることができる。
【0013】前記オーナ判定手段による判定の結果、オ
ーナ登録手段により登録されたオーナではないと判定さ
れた場合、使用範囲設定手段は、電子機器に対するユー
ザ毎の使用範囲の設定を許可しないようにすることがで
きる。
【0014】電子機器を全てまたは一部の使用範囲で特
定のユーザにゲストとして使用許可を与えるゲスト登録
手段と、電子機器を全てまたは一部の使用範囲で匿名の
ユーザにアノニマスとして使用許可を与えるアノニマス
登録手段とをさらに設けるようにすることができる。
【0015】電子機器を使用するユーザ名を入力するユ
ーザ名入力手段と、ユーザ名入力手段により入力された
ユーザ名を認証する認証手段と、認証手段により認証さ
れたユーザ名が、ゲスト登録手段により登録されたゲス
トであるか否かを判定するゲスト判定手段とをさらに設
けるようにすることができ、ゲスト判定手段による判定
の結果、ゲスト登録手段により登録されたゲストである
と判定された場合、使用範囲設定手段は、ゲストの使用
範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定することができ
る。
【0016】前記ゲスト判定手段による判定の結果、ゲ
スト登録手段により登録されたゲストではないと判定さ
れた場合、アノニマス登録手段によりアノニマスの登録
が行われているか否かを判定するアノニマス判定手段を
さらに設けるようにすることができ、アノニマス判定手
段による判定の結果、アノニマス登録手段によりアノニ
マスの登録が行われていると判定された場合、使用範囲
設定手段は、アノニマスの使用範囲を全てまたは一部の
使用範囲に設定することができる。
【0017】前記アノニマス判定手段による判定の結
果、アノニマス登録手段によりアノニマスの登録が行わ
れていないと判定された場合、制御手段は、電子機器の
制御を行わないようにすることができる。
【0018】電子機器を使用するユーザに関するユーザ
情報を登録するユーザ登録手段と、電子機器を使用する
ユーザに関するユーザ情報を入力するユーザ情報入力手
段と、ユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報
が、ユーザ登録手段により登録されているか否かを認証
する認証手段とをさらに設けるようにすることができ、
認証手段による認証の結果、ユーザ情報が認証された場
合、制御手段は、使用範囲設定手段に記憶されているユ
ーザ情報に対応する使用範囲を読み出し、その使用範囲
内で電子機器を制御することができる。
【0019】前記認証手段による認証の結果、ユーザ情
報が認証されなかった場合、制御手段は、電子機器の制
御を行わないようにすることができる。
【0020】前記使用範囲設定手段により記憶されてい
る各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制御手段を
さらに設けるようにすることができる。
【0021】前記機器属性情報に、電子機器の機器識別
ID、電子機器の種類、または、電子機器に搭載されて
いる機能に関する情報を含ませることができる。
【0022】前記ネットワークを、IEEE1394シ
リアルバスより構成させることができる。
【0023】本発明の第1の情報処理方法は、電子機器
からネットワークを介して供給される、電子機器に関す
る機器属性情報を取得する機器属性情報取得ステップ
と、機器属性情報取得ステップの処理により取得された
機器属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ毎の
使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステップと、
使用範囲設定ステップの処理により設定された使用範囲
内で、ネットワークを介して電子機器を制御する制御ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第1の記録媒体に記録されている
プログラムは、電子機器からネットワークを介して供給
される、電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
属性情報取得ステップと、機器属性情報取得ステップの
処理により取得された機器属性情報に基づいて、電子機
器に対してユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用
範囲設定ステップと、使用範囲設定ステップの処理によ
り設定された使用範囲内で、ネットワークを介して電子
機器を制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0025】本発明の第1のプログラムは、電子機器か
らネットワークを介して供給される、電子機器に関する
機器属性情報を取得する機器属性情報取得ステップと、
機器属性情報取得ステップの処理により取得された機器
属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ毎の使用
範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステップと、使用
範囲設定ステップの処理により設定された使用範囲内
で、ネットワークを介して電子機器を制御する制御ステ
ップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0026】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、電子機器からネットワー
クを介して供給される機器属性情報が取得され、取得さ
れた機器属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ
毎の使用範囲が設定され、設定された使用範囲内で、ネ
ットワークを介して電子機器が制御される。
【0027】本発明の第2の情報処理装置は、電子機器
からネットワークを介して供給される、電子機器に関す
る機器属性情報を取得する機器属性情報取得手段と、機
器属性情報取得手段により取得された機器属性情報に基
づいて、電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を設定
し、記憶する使用範囲設定手段と、使用範囲設定手段に
より記憶された各ユーザの使用範囲を、ネットワークを
介して電子機器に転送する転送手段とを備えることを特
徴とする。
【0028】電子機器を制御するための制御情報を、ネ
ットワークを介して電子機器より取得する制御情報取得
手段をさらに設けるようにすることができ、情報処理装
置は、制御情報取得手段により取得された制御情報に基
づいて、電子機器を制御することができる。
【0029】電子機器を制御するための制御情報を、予
め記憶する制御情報記憶手段をさらに設けるようにする
ことができ、情報処理装置は、制御情報記憶手段に予め
記憶されている制御情報に基づいて、電子機器を制御す
ることができる。
【0030】電子機器を全ての使用範囲で使用すること
が可能なオーナとしてユーザを登録するオーナ登録手段
をさらに設けるようにすることができ、使用範囲設定手
段は、オーナ登録手段により登録されたオーナによる指
示に基づいて、電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を
設定することができる。
【0031】電子機器を使用するユーザ名を入力するユ
ーザ名入力手段と、ユーザ名入力手段により入力された
ユーザ名を認証する認証手段と、認証手段により認証さ
れたユーザ名が、オーナ登録手段により登録されたオー
ナであるか否かを判定するオーナ判定手段とをさらに設
けるようにすることができる。
【0032】前記オーナ判定手段による判定の結果、オ
ーナ登録手段により登録されたオーナではないと判定さ
れた場合、使用範囲設定手段は、電子機器に対するユー
ザ毎の使用範囲の設定を許可しないようにすることがで
きる。
【0033】電子機器を全てまたは一部の使用範囲で特
定のユーザにゲストとして使用許可を与えるゲスト登録
手段と、電子機器を全てまたは一部の使用範囲で匿名の
ユーザにアノニマスとして使用許可を与えるアノニマス
登録手段とをさらに設けるようにすることができる。
【0034】電子機器を使用するユーザ名を入力するユ
ーザ名入力手段と、ユーザ名入力手段により入力された
ユーザ名を認証する認証手段と、認証手段により認証さ
れた前記ユーザ名が、ゲスト登録手段により登録された
ゲストであるか否かを判定するゲスト判定手段とをさら
に設けるようにすることができ、ゲスト判定手段による
判定の結果、ゲスト登録手段により登録されたゲストで
あると判定された場合、使用範囲設定手段は、ゲストの
使用範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定することが
できる。
【0035】前記ゲスト判定手段による判定の結果、ゲ
スト登録手段により登録されたゲストではないと判定さ
れた場合、アノニマス登録手段によりアノニマスの登録
が行われているか否かを判定するアノニマス判定手段を
さらに設けるようにすることができ、アノニマス判定手
段による判定の結果、アノニマス登録手段によりアノニ
マスの登録が行われていると判定された場合、使用範囲
設定手段は、アノニマスの使用範囲を全てまたは一部の
使用範囲に設定することができる。
【0036】前記アノニマス判定手段による判定の結
果、アノニマス登録手段によりアノニマスの登録が行わ
れていないと判定された場合、情報処理装置は、電子機
器の制御を行わないようにすることができる。
【0037】電子機器を使用するユーザに関するユーザ
情報を登録するユーザ登録手段と、電子機器を使用する
ユーザに関するユーザ情報を入力するユーザ情報入力手
段と、ユーザ情報入力手段により入力されたユーザ情報
が、ユーザ登録手段により登録されているか否かを認証
する認証手段とをさらに設けるようにすることができ、
認証手段による認証の結果、ユーザ情報が認証された場
合、情報処理装置は、使用範囲設定手段に記憶されてい
るユーザ情報に対応する使用範囲を読み出し、その使用
範囲内で電子機器を制御することができる。
【0038】前記認証手段による認証の結果、ユーザ情
報が認証されなかった場合、情報処理装置は、電子機器
の制御を行わないようにすることができる。
【0039】前記使用範囲設定手段により記憶されてい
る各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制御手段を
さらに設けるようにすることができる。
【0040】前記機器属性情報に、電子機器の機器識別
ID、電子機器の種類、または、電子機器に搭載されて
いる機能に関する情報を含ませるようにすることができ
る。
【0041】前記ネットワークを、IEEE1394シ
リアルバスより構成させることができる。
【0042】本発明の第2の情報処理方法は、電子機器
からネットワークを介して供給される、電子機器に関す
る機器属性情報を取得する機器属性情報取得ステップ
と、機器属性情報取得ステップの処理により取得された
機器属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ毎の
使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステップと、
使用範囲設定ステップの処理により記憶された各ユーザ
の使用範囲を、ネットワークを介して電子機器に転送す
る転送ステップとを含むことを特徴とする。
【0043】本発明の第2の記録媒体に記録されている
プログラムは、電子機器からネットワークを介して供給
される、電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
属性情報取得ステップと、機器属性情報取得ステップの
処理により取得された機器属性情報に基づいて、電子機
器に対してユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用
範囲設定ステップと、使用範囲設定ステップの処理によ
り記憶された各ユーザの使用範囲を、ネットワークを介
して電子機器に転送する転送ステップとを含むことを特
徴とする。
【0044】本発明の第2のプログラムは、電子機器か
らネットワークを介して供給される、電子機器に関する
機器属性情報を取得する機器属性情報取得ステップと、
機器属性情報取得ステップの処理により取得された機器
属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ毎の使用
範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステップと、使用
範囲設定ステップの処理により記憶された各ユーザの使
用範囲を、ネットワークを介して電子機器に転送する転
送ステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0045】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、電子機器からネットワー
クを介して供給される機器属性情報が取得され、取得さ
れた機器属性情報に基づいて、電子機器に対してユーザ
毎の使用範囲が設定され、設定された各ユーザの使用範
囲が、ネットワークを介して電子機器に転送される。
【0046】本発明の第3の情報処理装置は、情報処理
装置に関する機器属性情報を記憶する機器属性情報記憶
手段と、他の情報処理装置からの要求に基づいて、機器
属性情報記憶手段に記憶されている機器属性情報を、ネ
ットワークを介して他の情報処理装置に送出する機器属
性情報送出手段と、他の情報処理装置からネットワーク
を介して転送されてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、
記憶する使用範囲取得手段とを備えることを特徴とす
る。
【0047】前記使用範囲取得手段により記憶された使
用範囲内で、情報処理装置を制御する制御手段をさらに
設けるようにすることができる。
【0048】情報処理装置を使用するユーザに関するユ
ーザ情報を入力するユーザ情報入力手段と、ユーザ情報
入力手段により入力されたユーザ情報を認証する認証手
段とをさらに設けるようにすることができ、認証手段に
よる認証の結果、ユーザ情報が認証された場合、制御手
段は、使用範囲取得手段により記憶された使用範囲内で
情報処理装置を制御することができる。
【0049】前記認証手段による認証の結果、ユーザ情
報が認証されなかった場合、制御手段は、情報処理装置
の制御を行わないようにすることができる。
【0050】前記使用範囲取得手段により記憶されてい
る各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制御手段を
さらに設けるようにすることができる。
【0051】前記機器属性情報に、電子機器の機器識別
ID、電子機器の種類、または、電子機器に搭載されて
いる機能に関する情報を含ませることができる。
【0052】前記ネットワークを、IEEE1394シ
リアルバスより構成させることができる。
【0053】前記情報処理装置を、ネットワークと分離
自在に接続させるようにすることができる。
【0054】本発明の第3の情報処理方法は、情報処理
装置に関する機器属性情報の記憶を制御する機器属性情
報記憶制御ステップと、他の情報処理装置からの要求に
基づいて、機器属性情報記憶ステップの処理により記憶
が制御されている機器属性情報を、ネットワークを介し
て他の情報処理装置に送出する機器属性情報送出ステッ
プと、他の情報処理装置からネットワークを介して転送
されてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、記憶する使用
範囲取得ステップとを含むことを特徴とする。
【0055】本発明の第3の記録媒体に記録されている
プログラムは、情報処理装置に関する機器属性情報の記
憶を制御する機器属性情報記憶制御ステップと、他の情
報処理装置からの要求に基づいて、機器属性情報記憶ス
テップの処理により記憶が制御されている機器属性情報
を、ネットワークを介して他の情報処理装置に送出する
機器属性情報送出ステップと、他の情報処理装置からネ
ットワークを介して転送されてくるユーザ毎の使用範囲
を取得し、記憶する使用範囲取得ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0056】本発明の第3のプログラムは、情報処理装
置に関する機器属性情報の記憶を制御する機器属性情報
記憶制御ステップと、他の情報処理装置からの要求に基
づいて、機器属性情報記憶ステップの処理により記憶が
制御されている機器属性情報を、ネットワークを介して
他の情報処理装置に送出する機器属性情報送出ステップ
と、他の情報処理装置からネットワークを介して転送さ
れてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、記憶する使用範
囲取得ステップとをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0057】本発明の第3の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、他の情報処理装置からネ
ットワークを介して転送されてくるユーザ毎の使用範囲
が取得され、記憶される。
【0058】本発明の第4の情報処理装置は、ユーザ毎
の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定手段と、使
用範囲設定手段により設定された使用範囲内で、情報処
理装置を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0059】情報処理装置を全ての使用範囲で使用する
ことが可能なオーナとしてユーザを登録するオーナ登録
手段をさらに設けるようにすることができ、使用範囲設
定手段は、オーナ登録手段により登録されたオーナによ
る指示に基づいて、ユーザ毎の使用範囲を設定すること
ができる。
【0060】情報処理装置を使用するユーザ名を入力す
るユーザ名入力手段と、ユーザ名入力手段により入力さ
れたユーザ名を認証する認証手段と、認証手段により認
証されたユーザ名が、オーナ登録手段により登録された
オーナであるか否かを判定するオーナ判定手段とをさら
に設けるようにすることができる。
【0061】前記オーナ判定手段による判定の結果、オ
ーナ登録手段により登録されたオーナではないと判定さ
れた場合、使用範囲設定手段は、ユーザ毎の使用範囲の
設定を許可しないようにすることができる。
【0062】情報処理装置を全てまたは一部の使用範囲
で特定のユーザにゲストとして使用許可を与えるゲスト
登録手段と、情報処理装置を全てまたは一部の使用範囲
で匿名のユーザにアノニマスとして使用許可を与えるア
ノニマス登録手段とをさらに設けるようにすることがで
きる。
【0063】情報処理装置を使用するユーザ名を入力す
るユーザ名入力手段と、ユーザ名入力手段により入力さ
れたユーザ名を認証する認証手段と、認証手段により認
証されたユーザ名が、ゲスト登録手段により登録された
ゲストであるか否かを判定するゲスト判定手段とをさら
に設けるようにすることができ、ゲスト判定手段による
判定の結果、ゲスト登録手段により登録されたゲストで
あると判定された場合、使用範囲設定手段は、ゲストの
使用範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定することが
できる。
【0064】前記ゲスト判定手段による判定の結果、ゲ
スト登録手段により登録されたゲストではないと判定さ
れた場合、アノニマス登録手段によりアノニマスの登録
が行われているか否かを判定するアノニマス判定手段と
をさらに設けるようにすることができ、アノニマス判定
手段による判定の結果、アノニマス登録手段によりアノ
ニマスの登録が行われていると判定された場合、使用範
囲設定手段は、アノニマスの使用範囲を全てまたは一部
の使用範囲に設定することができる。
【0065】前記アノニマス判定手段による判定の結
果、アノニマス登録手段によりアノニマスの登録が行わ
れていないと判定された場合、制御手段は、情報処理装
置の制御を行わないようにすることができる。
【0066】情報処理装置を使用するユーザに関するユ
ーザ情報を登録するユーザ登録手段と、情報処理装置を
使用するユーザに関するユーザ情報を入力するユーザ情
報入力手段と、ユーザ情報入力手段により入力されたユ
ーザ情報が、ユーザ登録手段により登録されているか否
かを認証する認証手段とをさらに設けるようにすること
ができ、認証手段による認証の結果、ユーザ情報が認証
された場合、制御手段は、使用範囲設定手段に記憶され
ているユーザ情報に対応する使用範囲を読み出し、その
使用範囲内で情報処理装置を制御することができる。
【0067】前記認証手段による認証の結果、ユーザ情
報が認証されなかった場合、制御手段は、情報処理装置
の制御を行わないようにすることができる。
【0068】前記使用範囲設定手段により記憶されてい
る各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制御手段を
さらに設けるようにすることができる。
【0069】本発明の第4の情報処理方法は、ユーザ毎
の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステップ
と、使用範囲設定ステップの処理により設定された使用
範囲内で、情報処理装置を制御する制御ステップとを含
むことを特徴とする。
【0070】本発明の第4の記録媒体に記録されている
プログラムは、ユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する
使用範囲設定ステップと、使用範囲設定ステップの処理
により設定された使用範囲内で、情報処理装置を制御す
る制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0071】本発明の第4のプログラムは、ユーザ毎の
使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステップと、
使用範囲設定ステップの処理により設定された使用範囲
内で、情報処理装置を制御する制御ステップとをコンピ
ュータに実行させることを特徴とする。
【0072】本発明の第4の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、ユーザ毎の使用範囲が設
定され、設定された使用範囲内で、情報処理装置が制御
される。
【0073】本発明の第1のネットワークシステムは、
第1の電子機器が、第2の電子機器からネットワークを
介して供給される、第2の電子機器に関する機器属性情
報を取得する機器属性情報取得手段と、機器属性情報取
得手段により取得された機器属性情報に基づいて、第2
の電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶
する使用範囲設定手段と、使用範囲設定手段により設定
された使用範囲内で、ネットワークを介して第2の電子
機器を制御する制御手段とを備え、第2の電子機器が、
第2の電子機器に関する機器属性情報を記憶する機器属
性情報記憶手段と、第1の電子機器からの要求に基づい
て、機器属性情報記憶手段に記憶されている機器属性情
報を、ネットワークを介して第1の電子機器に送出する
機器属性情報送出手段とを備えることを特徴とする。
【0074】本発明の第1のネットワークシステムにお
いては、第1の電子機器で、第2の電子機器からネット
ワークを介して供給される機器属性情報が取得され、取
得された機器属性情報に基づいて、第2の電子機器に対
してユーザ毎の使用範囲が設定され、設定された使用範
囲内で、ネットワークを介して第2の電子機器が制御さ
れ、第2の電子機器で、第2の電子機器に関する機器属
性情報が記憶され、第1の電子機器からの要求に基づい
て、記憶されている機器属性情報が、ネットワークを介
して第1の電子機器に送出される。
【0075】本発明の第2のネットワークシステムは、
第1の電子機器が、第2の電子機器からネットワークを
介して供給される、第2の電子機器に関する機器属性情
報を取得する機器属性情報取得手段と、機器属性情報取
得手段により取得された機器属性情報に基づいて、第2
の電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶
する使用範囲設定手段と、使用範囲設定手段により設定
された各ユーザの使用範囲を、ネットワークを介して第
2の電子機器に転送する転送手段とを備え、第2の電子
機器が、第2の電子機器に関する機器属性情報を記憶す
る機器属性情報記憶手段と、第1の電子機器からの要求
に基づいて、機器属性情報記憶手段に記憶されている機
器属性情報を、ネットワークを介して第1の電子機器に
送出する機器属性情報送出手段と、第1の電子機器から
ネットワークを介して転送されてくる各ユーザの使用範
囲を取得し、記憶する使用範囲取得手段とを備えること
を特徴とする。
【0076】本発明の第2のネットワークシステムにお
いては、第1の電子機器で、第2の電子機器からネット
ワークを介して供給される機器属性情報が取得され、取
得された機器属性情報に基づいて、第2の電子機器に対
してユーザ毎の使用範囲が設定され、設定された各ユー
ザの使用範囲が、ネットワークを介して第2の電子機器
に転送され、第2の電子機器で、第1の電子機器からネ
ットワークを介して転送されてくる、各ユーザの使用範
囲が取得され、記憶される。
【0077】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の一
実施の形態を詳述する。
【0078】図1は、本発明を適用したAVシステム1の
構成例を示すブロック図である。このAVシステム1に
は、IEEE1394バス2を介して、第1の受信装置(IR
D:Integrated Receiver Decoder )3、CD(Compact D
isc)プレーヤ4、第2の受信装置(IRD)5、ディジタ
ルビデオテープレコーダ(Digital Video Tape Recorde
r)6、MD(Mini Disc )デッキ7、DVD(Digital Vers
atile Disc)プレーヤ8、およびディジタルテレビジョ
ン(Digital Television)9などの複数のディジタルAV
機器がHAViネットワークにより相互に接続されている。
【0079】このAVシステム1では、複数のディジタル
AV機器のうち、第1の受信装置3、ディジタルVTR6、M
Dデッキ7、およびDVDプレーヤ8が全てA社製品で構成
され、第2の受信装置5、被制御機器としてのCDプレー
ヤ4、およびディジタルTV9が全てB社製品で構成され
る。そして、HAViネットワークシステムの場合、同社製
品同士で制御システムを組むことが機器の相性からみて
も推奨されているが、制御機器が必要に応じて他社のHA
Vi準拠電子機器に打診し、コミュニケートすることは全
く問題ない。
【0080】このAVシステム1において、通常、複数の
ディジタルAV機器のうち、制御機器としての第1の受信
装置3は、被制御機器としてのディジタルVTR6、MDデ
ッキ7、およびDVDプレーヤ8をそれぞれ制御し、必要
に応じて、後述するHAViメカニズムを利用することによ
り、その他の被制御機器としてのCDプレーヤ4、および
ディジタルTV9をそれぞれ制御する。
【0081】また、このAVシステム1において、通常、
複数のディジタルAV機器のうち、制御機器としての第2
の受信装置5は、被制御機器としてのCDプレーヤ4、お
よびディジタルTV9をそれぞれ制御し、必要に応じてHA
Viメカニズムを利用することにより、その他の被制御機
器としてのディジタルVTR6、MDデッキ7、およびDVDプ
レーヤ8をそれぞれ制御する。
【0082】この場合、例えば、制御機器としての第1
の受信装置3は、図2に示すように、CPU(Central Pro
cessing Unit)10、各種プログラムが格納されたROM
(Read Only Memory)11、CPU10のワークメモリと
してのRAM(Random Access Memory)12、IEEE139
4インタフェース(I/F)13、チューナ14、および
入出力インタフェース15が、それぞれ内部バス16を
介して相互に接続され、さらに、入出力インタフェース
15に、LCD(Liquid Crystal Display)17、タッチ
パネル18、およびドライブ19が接続されることによ
り構成されている。
【0083】そして、CPU10は、ROM11に格納された
プログラムに基づく表示画像データを内部バス16およ
び入出力インタフェース15を介してLCD17に送出す
ることにより、LCD17に必要な情報を表示させる。
【0084】またCPU10は、タッチパネル18を介し
て入力される各種命令や、ディジタルAV機器としてのCD
プレーヤ4乃至ディジタルTV9(図1)からIEEE139
4バス2を介して与えられるコマンドに基づいて、必要
に応じてチューナ14およびIEEE1394インタフェー
ス13を制御する。
【0085】すなわち、この第1の受信装置3では、例
えば、所定チャンネルの受信命令やコマンドが、タッチ
パネル18より入出力インタフェース15を介して与え
られたときには、チューナ14がアンテナ20で受信さ
れた受信信号から、所望のチャンネルを選局し、得られ
た映像信号および音声信号を内部バス16、IEEE139
4インタフェース13、およびIEEE1394バス2を介
して、対応する各種ディジタルAV機器のCDプレーヤ4乃
至ディジタルTV9に送出する。
【0086】ドライブ19は、装着されている磁気ディ
スク21、光ディスク22、光磁気ディスク23、また
は半導体メモリ24に記憶されているデータまたはプロ
グラム(IEEE1394インタフェース13が実行するプ
ログラムを含む)を読み出して、そのデータまたはプロ
グラムを、入出力インターフェース15および内部バス
16を介して接続されているRAM12またはIEEE139
4インタフェース13に供給する。
【0087】なお、第2の受信装置5は、図2に示した
第1の受信装置3の構成と同様であるため、その説明は
省略する。
【0088】一方、被制御機器としてのディジタルVTR
6は、図3に示すように、CPU30、ROM31、RAM3
2、IEEE1394インタフェース33、記録再生部3
4、および入出力インタフェース35が、それぞれ内部
バス36を介して接続され、さらに、入出力インタフェ
ース35に、LCD37およびタッチパネル38が接続さ
れることにより構成されている。
【0089】この場合、CPU30は、ROM31に格納され
たプログラムに基づく表示画像データを内部バス36お
よび入出力インタフェース35を介してLCD37に送出
することにより、LCD37に必要な情報を表示させる。
【0090】またCPU30は、タッチパネル38を介し
て入力される各種命令や、IEEE1394バス2を介して
第1の受信装置3または第2の受信装置5(図1)から
与えられるコマンドに基づいて、必要に応じて記録再生
部34を制御する。
【0091】すなわち、このディジタルVTR6では、例
えば、記録命令が与えられた場合、各種ディジタルAV機
器としての、第1の受信装置3乃至第2の受信装置5、
または、MDデッキ7乃至ディジタルTV9からIEEE139
4バス2を介して与えられる映像音声信号を、IEEE13
94インタフェース33および内部バス36を介して記
録再生部34に取り込む。記録再生部34は、内部バス
36を介して取り込まれた映像信号および音声信号を磁
気テープ(図示せず)に記録する。
【0092】また、このディジタルVTR6では、例え
ば、再生命令が与えられた場合、記録再生部34が図示
せぬ磁気テープに記録されている映像信号および音声信
号を再生し、これを内部バス36およびIEEE1394バ
ス2を介して、対応するディジタルAV機器としての、第
1の受信装置3乃至第2の受信装置5、または、MDデッ
キ7乃至ディジタルTV9に送出する。
【0093】このようにして、このAVシステム1では、
IEEE1394バス2を介して相互接続された複数のディ
ジタルAV機器としての、第1の受信装置3乃至ディジタ
ルTV9が相互にデータの送受を行うとともに、制御機器
である第1の受信装置3または第2の受信装置5が、被
制御機器であるCDプレーヤ4、ディジタルVTR6、MDデ
ッキ7、DVDプレーヤ8、あるいはディジタルTV9に対
して、各種の制御指令を与えて制御するようになされて
いる。
【0094】図4は、図1の第1の受信装置3内のソフ
トウェアスタックの例を示している。同図に示されるよ
うに、制御側となる第1の受信装置3内のソフトウェア
スタックは、HAViソフトウェアモジュール40で構成さ
れている。
【0095】このHAViソフトウェアモジュール40は、
アプリケーション(Application)41、ユーザマネー
ジャ(User Manager)42、デバイスアクセスマネージ
ャ(Device Access Manager)43、レジストリ(Regis
try)44、複数のデバイスコントロールモジュール(D
CM:Device Control Module)45A乃至45C、メッ
セージシステム(Message System)46、セルフデバイ
スコントロールモジュール(Self DCM)47、DCMマネ
ージャ48、およびコミュニケーションメディアマネー
ジャ(CMM:Communication Media Manager)49の各エ
レメントから構成される。
【0096】アプリケーション41には、各種のグラフ
ィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User In
terface)とともに、ユーザマネージャ42およびデバ
イスアクセスマネージャ43をそれぞれ起動させるため
の種々のアプリケーションプログラムが格納されてい
る。
【0097】ここで、HAViソフトウェアモジュール40
内において行われる、被制御機器に対応するデバイスコ
ントロールモジュール(DCM)45A乃至45Cの生成
処理について、以下に説明する。
【0098】まず、機器の接続または機器の電源オン動
作により、バスリセットが発生し、機器接続のトポロジ
ー(Topology)の再構成が行われる。同時に、HAViデバ
イスクラスがFAV(Full AV Device)に属する第1の受
信装置3は、デバイスコントロールモジュール(DCM)
をインストールするときの優先度に基づき、例えば、第
1の受信装置3と同一社(メーカ)製のディジタルVTR
6、MDデッキ7、およびDVDプレーヤ8に対応するデバ
イスコントロールモジュール(DCM)45A乃至45C
を、IEEE1394バス2を介してHAViソフトウェアモジ
ュール40内に順次アップロードしてインストールす
る。
【0099】取得したデバイスコントロールモジュール
45A乃至45Cは、メッセージシステム46によりソ
フトウェアエレメントID(SEID:Software Element I
D)を取得して、取得したソフトウェアエレメントIDお
よびデバイスコントロールモジュール45A乃至45C
に対応する被制御機器のデバイス属性情報(機器属性情
報)等をレジストリ44にそれぞれ登録する。
【0100】アプリケーション41は、ユーザマネージ
ャ42やデバイスアクセスマネージャ43を介して各種
命令を送出すると、これら各ソフトウェアエレメント
は、制御対象となるデバイスコントロールモジュール4
5A乃至45Cに対して、その命令に応じた処理内容を
実行し、実行結果を戻り値として返す。
【0101】レジストリ44は、HAViソフトウェアのデ
ィレクトリサービスであり、ホームネットワーク上の全
てのソフトウェアエレメントを認識することができる。
このレジストリ44には、ホームネットワーク上の全て
のディジタルAV機器としての、第1の受信装置3乃至デ
ィジタルTV9に対応するデバイス属性情報がリスト形式
で収納されている。
【0102】ユーザマネージャ42は、ホームネットワ
ーク上の各ディジタルAV機器としての、第1の受信装置
3乃至ディジタルTV9の制御に関するユーザ管理を行う
ソフトウェアエレメントであり、図5に示すようなテー
ブル(以下、これをユーザテーブルと呼ぶ)を管理して
いる。同図に示すユーザテーブルには、「ユーザ」、お
よび「パスワード」が記述されている。なお、「パスワ
ード」は、ユーザを特定するための暗証番号であり、ユ
ーザによって指定された所定の文字列(例えば、英字ま
たは数字を含む文字列)が記述される。
【0103】ユーザマネージャ42は、ユーザを追加す
る処理を行うためのアドユーザ「Add User」、ユーザを
削除する処理を行うためのリムーブユーザ「Remove Use
r 」、現在ユーザ名を設定する処理を行うためのセット
ユーザ「Set User」、および現在のユーザ名を取得する
処理を行うためのゲットユーザ「Get User」の各アプリ
ケーションプログラムインタフェース(API:Applicati
on Programming Interface)から構成されている。この
うち、アドユーザ「Add User」およびリムーブユーザ
「Remove User」は、入力の際に、ユーザ名およびエン
コードされたパスワードが必要である。
【0104】デバイスアクセスマネージャ43は、図6
に示すようなテーブル(以下、これをデバイスアクセス
テーブルと呼ぶ)を管理するソフトウェアエレメントで
あり、「デバイス(すなわち被制御機器)」、「ユーザ
属性」、「ユーザ名」、および「アクセスID(identifi
cation)(すなわち、被制御機器の制御ID)」が記述さ
れる。さらに「アクセスID」は、図7に示すようなテー
ブル(以下、これをアクセス権テーブルと呼ぶ)で構成
されており、ID番号に応じた各種の制御内容(全ての制
御不許可、再生機能制御、録音機能制御、電源オン/オ
フ制御、または全ての制御など)が記述されている。
【0105】このデバイスアクセステーブルには、「ユ
ーザ属性」として、該当するデバイスに対し全ての制御
アクセス権をもつ「オーナ(Owner)」、オーナによっ
て特定のユーザにアクセス権が与えられた「ゲスト(Gu
est)」、または、オーナによって匿名のユーザ(ゲス
ト以外のユーザ)にアクセス権が与えられた「アノニマ
ス(Anonymous)」のいずれかが作成される。
【0106】デバイスアクセスマネージャ43は、オー
ナを設定する処理を行うためのセットオーナ「Set Owne
r」、ユーザ属性としてオーナ名を取得する処理(オー
ナが存在するか否か)を行うためのハズオーナ「Has Ow
ner」、ユーザのアクセス権を追加する処理を行うため
のアドライト「Add write」、ユーザのアクセス権を抹
消する処理を行うためのリムーブライト「Remove writ
e」、デバイスにアクセスできるか否かの処理を行いそ
の結果を応答する処理を行うためのキャンアクセス「ca
n Access」、およびユーザにアクセス許可する処理を行
うためのアロウアクセス「Allow Access」の各アプリケ
ーションプログラムインタフェース(API)から構成さ
れている。
【0107】このうち、セットオーナ「Set Owner」
は、入力の際に、デバイスIDおよびユーザ名が必要であ
る。また、アドライト「Add write」、リムーブライト
「Remove write」、キャンアクセス「can Access」、お
よびアロウアクセス「Allow Access」は、入力の際に、
デバイスID、ユーザ名、およびアクセス名が必要であ
る。
【0108】コミュニケーションメディアマネージャ
(CMM)49は、複数のディジタルAV機器としての、第
1の受信装置3乃至ディジタルTV9間のCPU同士でネッ
トワーク通信を行うためのソフトウェアエレメントであ
る。メッセージシステム46は、アプリケーション4
1、ユーザマネージャ42、デバイスアクセスマネージ
ャ43、および、各デバイスコントロールモジュール4
5A乃至45C等の全てのソフトウェアエレメントを相
互に通信させる際のメッセージを制御するソフトウェア
エレメントである。
【0109】因みに、第2の受信装置5のHAViソフトウ
ェアスタックも、上述した第1の受信装置3のHAViソフ
トウェアスタックと同様に、図4に示すようなソフトウ
ェアエレメントで構成されているため、その説明は省略
する。
【0110】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。
【0111】まず、図8のフローチャートを参照して、
ユーザログイン処理について説明する。この処理は、第
1の受信装置3のタッチパネル18を用いたユーザの操
作により、アプリケーションプログラムが起動されると
開始される。
【0112】ステップS1において、CPU10は、アプ
リケーション41上のユーザインタフェースのうち、例
えば、図9に示すようなGUI画面(以下、これをデバイ
ス選択GUI画面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上にウィン
ドウ表示させる。
【0113】図9の例のデバイス選択GUI画面では、同
一ネットワーク上に接続されている全てのHAVi準拠機器
である、第1の受信装置3乃至ディジタルTV9に対応し
た機器選択ボタン51乃至57がそれぞれ配列表示さ
れ、画面右側に上から順次ユーザ管理ボタン61、ユー
ザログインボタン62、オーナ登録ボタン63、および
デバイスコントローラボタン64が表示され、さらに、
画面中央上側に現在ユーザ名50が表示されている。
【0114】続いてCPU10は、ユーザの操作によって
デバイス選択GUI画面(図9)における画面右側のユー
ザログインボタン62が押下されると、ステップS2に
進み、HAViソフトウェアモジュール40内におけるアプ
リケーション41上のユーザインタフェースのうち、図
10に示すようなGUI画面(以下、これをログインGUI画
面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示さ
せる。
【0115】ステップS2において、ユーザによってロ
グインGUI画面(図10)におけるユーザ名の欄71に
利用者となるユーザ名が入力され、かつパスワードの欄
72に所定のパスワードが入力されてOKボタン73が押
下されると、CPU10は、ステップS3に進み、いま入
力されたユーザ名が、ユーザマネージャ42が管理する
ユーザテーブルに登録されているユーザであるか否かを
判定する。
【0116】なお、ユーザによってログインGUI画面の
キャンセルボタン74が押下されると、ユーザ名および
パスワードの入力の有無にかかわらず、ログインGUI画
面を閉じてデバイス選択GUI画面(図9)に戻る。
【0117】ステップS3において、入力されたユーザ
名が、ユーザマネージャ42が管理するユーザテーブル
に登録されているユーザであると判定された場合、すな
わち入力されたユーザ名が既知ユーザであると判定され
た場合、CPU10は、ステップS4に進む。ステップS
4において、CPU10は、ユーザによって入力されたパ
スワードの認証を行い、パスワードが認証されたか否か
を判定し、パスワードが認証されたと判定した場合、ス
テップS5に進む。ステップS5において、CPU10
は、デバイス選択GUI画面(図9)内の現在ユーザ名5
0を、いま入力されたユーザ名に更新して表示させる。
【0118】ステップS4において、パスワードが認証
されなかったと判定された場合、CPU10は、ステップ
S6に進み、図11に示すような「パスワードが間違っ
ています。ログインできません。」という旨のメッセー
ジ画面をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示させ
る。その後、CPU10は、ユーザによってメッセージ画
面のOKボタン81が押下されることを条件に、再び、デ
バイス選択GUI画面(図9)を表示させる。
【0119】ステップS3において、ユーザ名の欄71
に入力されたユーザ名が、ユーザマネージャ42が管理
するユーザテーブルに登録されていないユーザであると
判定された場合、すなわち、入力されたユーザ名が既知
ユーザではないと判定された場合、CPU10は、ステッ
プS7に進み、図12に示にような「未知のユーザで
す。新規ユーザ登録しますか?」という旨のメッセージ
画面をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示させる。
【0120】ステップS8において、CPU10は、新規
ユーザ登録するか否か、すなわち、ユーザによってメッ
セージ画面のYesボタン91が押下されたか否かを判定
する。ステップS8において、新規ユーザ登録すると判
定された場合、ステップS9に進み、CPU10は、図1
3に示すようなGUI画面(以下、これを新規ユーザ登録G
UI画面と呼ぶ)をLCD17にウィンドウ表示させる。一
方、ステップS8において、新規ユーザ登録しないと判
定された場合、すなわち、ユーザによってメッセージ画
面のNoボタン92が押下された場合、メッセージ画面が
閉じられる。この場合、デバイス選択GUI画面に戻るこ
となく、直ちに処理が終了され、それ以降のログイン処
理は実行されることはない。
【0121】ステップS9において、ユーザによって、
新規ユーザ登録GUI画面(図13)におけるユーザ名の
欄101にユーザ名が入力され、かつ、パスワードの欄
102に所定のパスワードが入力されてOKボタン103
が押下されると、CPU10は、ステップS10に進む。
なお、ユーザによって新規ユーザ登録GUI画面のキャン
セルボタン104が押下されると、ユーザ名およびパス
ワードの入力の有無にかかわらず、新規ユーザ登録GUI
画面を閉じて、デバイス選択GUI画面に戻る。
【0122】ステップS10において、CPU10は、ユ
ーザによって入力されたパスワードの認証を行い、パス
ワードが認証されたか否かを判定し、パスワードが認証
されたと判定した場合、ステップS11に進む。ステッ
プS11において、CPU10は、入力されたユーザ名を
ユーザテーブル(図5)に追加するとともに、デバイス
選択GUI画面(図9)内の現在ユーザ名50を、いま入
力されたユーザ名に更新して表示させる。
【0123】ステップS10において、パスワードが認
証されなかったと判定された場合、CPU10は、ステッ
プS12に進み、上述した図11のようなメッセージ画
面をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示させる。そ
の後、CPU10は、ユーザによってメッセージ画面のOK
ボタン81が押下されることを条件に、再び、デバイス
選択GUI画面(図9)を表示させ、処理は終了される。
【0124】このように、第1の受信装置3では、CPU
10が、ユーザの操作に応じてLCD17にデバイス選択G
UI画面(図9)を表示させることにより、デバイス選択
GUI画面を介して、上述したユーザログイン処理を行う
ことができる。
【0125】次に、図14のフローチャートを参照し
て、オーナ登録処理について説明する。この処理は、第
1の受信装置3のタッチパネル18を用いたユーザの操
作により、オーナ設定アプリケーションが起動されると
開始される。
【0126】ステップS21において、CPU10は、上
述したユーザログイン処理(図8)を実行した後、ステ
ップS22に進み、アプリケーション41上のユーザイ
ンタフェースのうち、デバイス選択GUI画面(図9)をL
CD17の表示画面上にウィンドウ表示させる。
【0127】ステップS23において、CPU10は、デ
バイス選択GUI画面の機器選択ボタン51乃至57の中
から、ユーザが所望する機器(いまの場合、第1の受信
装置3乃至ディジタルTV9)に応じた機器選択ボタン5
1乃至57のいずれかが指定された後、オーナ登録ボタ
ン63が押下されることにより、指定された機器(第1
の受信装置3乃至ディジタルTV9)に対してオーナ登録
処理に入る。すなわち、CPU10内のHAViソフトウェア
モジュール40(図4)において、ユーザマネージャ4
2が、指定された機器(第1の受信装置3乃至ディジタ
ルTV9)に応じたデバイスコントロールモジュール(DC
M)に対して、入力されたユーザ名をオーナとしてデバ
イスアクセステーブルに登録する一連の処理に入る。
【0128】続いて、CPU10は、ステップS24にお
いて、HAViソフトウェアモジュール40内においてレジ
ストリ44への問い合わせを行うことにより、ユーザに
よって指定された機器(CDプレーヤ4乃至ディジタルTV
9)に対応するデバイス属性情報を取得する。
【0129】ステップS25において、CPU10は、取
得したデバイス属性情報に対応するデバイスコントロー
ルモジュールが第1の受信装置3の制御対象から外れた
第2の受信装置5の制御対象のデバイスコントロールモ
ジュールであるか否か、すなわちリモートDCMであるか
否かを判定する。ステップS25において、リモートDC
Mではないと判定された場合、CPU10は、デバイスコン
トロールモジュールがローカルDCMであると判断して、
ステップS27に進み、さらに、対象機器となるデバイ
スコントロールモジュールにオーナが存在するか否かを
判定する。
【0130】すなわち、ステップS25では、ターゲッ
トとなる被制御機器が第1の受信装置3の制御対象であ
る場合、アプリケーション41が、メッセージシステム
46から取得したソフトウェアエレメントID(SEID)を
レジストリ44に問い合わせて、レジストリ44から返
されるデバイス属性情報を取得する。一方、ターゲット
となる被制御機器が第1の受信装置3の制御対象でない
場合、すなわち、リモート被制御機器の場合、レジスト
リ44が他の制御機器(例えば、第2の受信装置5)に
存在するレジストリに問い合わせて、そのレジストリか
ら返されるデバイス属性情報を取得する。
【0131】そして、ステップS25において、取得し
たデバイスコントロールモジュールがローカルDCMであ
ると判定された場合、HAViソフトウェアモジュール40
内のデバイスアクセスマネージャ43は、ハズオーナ
「Has Owner」のオーナ登録確認コマンドをレジストリ
44に問い合わせてオーナの有無の答えを取得した後、
ステップS27に進む。
【0132】ステップS25において、取得したデバイ
スコントロールモジュールがリモートDCMであると判定
された場合(いまの場合、第2の受信装置5に選択した
被制御機器のデバイスコントロールモジュールがあると
判定された場合)、ステップS26に進み、アプリケー
ション41は、第2の受信装置5のHAViソフトウェアモ
ジュール内のデバイスアクセスマネージャに問い合わせ
てオーナの有無の答えを取得した後、ステップS27に
進む。
【0133】このことは、HAViソフトウェアの分散オブ
ジェクトの概念により、ローカル(すなわち制御対象)
にあるソフトウェアエレメントはローカルの制御機器
(例えばFAV、IAV(Intermediate AV Device)等)が管
理するようになされているためである。従って、ソフト
ウェアエレメントIDをローカルにあるレジストリに問い
合わせるか、あるいは、ソフトウェアエレメントIDをロ
ーカルにあるレジストリを介してリモートにあるレジス
トリに問い合わせることにより、デバイス属性情報を取
得することができる。
【0134】ステップS27において、CPU10は、上
述したステップS25またはステップS26の処理にお
いて得られたオーナの有無の答えに基づいて、オーナが
既に存在するか否かを判定し、オーナが既に存在すると
判定した場合、このことは、指定された機器(第1の受
信装置3乃至ディジタルTV9)にオーナが登録されてい
ることを表しており、ステップS28に進む。
【0135】これに対して、ステップS27において、
未だオーナが登録されていないと判定された場合、この
ことは、指定された機器(第1の受信装置3乃至ディジ
タルTV9)にはオーナが未登録であることを表してお
り、CPU10は、ステップS29に進み、図15に示す
ような「この機器にはオーナ登録は行われていません。
必要な場合にはOKボタンを、必要ない場合にはキャン
セルボタンをそれぞれ押下して下さい。」という旨のメ
ッセージ画面をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示
させた後、ステップS30に進む。
【0136】ステップS30において、CPU10は、オ
ーナ登録するか否かを、上述の図15に示すメッセージ
画面のOKボタン112が押下されたか否かによって判定
し、オーナ登録すると判定した場合(すなわち、OKボタ
ン112が押下されたと判定した場合)、ステップS3
1に進む。一方、オーナ登録しないと判定された場合、
CPU10は、メッセージ画面のキャンセルボタン111
が押下されたと判定し、表示されているメッセージ画面
を閉じてデバイス選択GUI画面(図9)に戻る。
【0137】ステップS28において、CPU10は、現
在ログインされているユーザは、そのユーザが指定した
機器(第1の受信装置3乃至ディジタルTV9)のオーナ
であるか否かを判定し、指定した機器のオーナではない
と判定した場合、指定された機器のオーナ変更はその機
器のオーナにしか許されていないため、ステップS33
に進む。一方、ステップS28において、現在ログイン
されているユーザが、そのユーザが指定した機器のオー
ナであると判定された場合、その指定された機器のオー
ナ登録の変更処理(確認処理も含む)を行うことができ
るため、ステップS31に進む。なお、ステップS28
における判定処理は、ユーザログイン時に入力されたユ
ーザ名およびパスワードが、オーナ登録時のものと、そ
れぞれ一致するか否かによって判定(確認)される。
【0138】ステップS31において、CPU10は、図
16に示すようなGUI画面(以下、これをオーナ登録GUI
画面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示
させる。そして、ユーザによってオーナ登録GUI画面に
おけるユーザ名の欄121にオーナ名(ユーザ名)が入
力され、かつ、パスワードの欄122に所定のパスワー
ドが入力されてOKボタン123が押下されると、CPU1
0は、入力されたオーナ名がデバイスアクセステーブル
(図6)にデバイスID、ユーザ属性(Owner)、および
アクセス権(全ての制御権を示すID)を登録するととも
に、入力されたパスワードおよびユーザ名をユーザテー
ブル(図5)に登録する。なお、既に登録されている場
合には、2重登録処理が回避される。以上の処理を終え
ると、そのままステップS32に進み、CPU10は、図
17に示すような「オーナ登録されました。」という旨
のメッセージ画面をLCD17の表示画面上にウィンドウ
表示させる。
【0139】なお、ユーザによってオーナ登録GUI画面
のキャンセルボタン124が押下された場合には、表示
されているオーナ登録GUI画面を閉じてデバイス選択GUI
画面(図9)に戻る。
【0140】続いて、CPU10は、ユーザによってメッ
セージ画面(図17)のOKボタン131が押下されるこ
とを条件に、再び、デバイス選択GUI画面(図9)を表
示させる。
【0141】ステップS33において、CPU10は、図
18に示すような「○○さんがこの機器のオーナです。
勝手にオーナ登録処理はできません。」という旨のメッ
セージ画面をLCD17に表示させる。その後、CPU10
は、ユーザによってメッセージ画面のOKボタン141が
押下されることを条件に、再び、デバイス選択GUI画面
(図9)を表示させ、処理は終了される。
【0142】次に、図19のフローチャートを参照し
て、ユーザマネージメント処理について説明する。この
処理は、第1の受信装置3のタッチパネル18を用いた
ユーザの操作により、ユーザマネージメントアプリケー
ションが起動されると開始される。
【0143】ステップS41において、CPU10は、上
述したユーザログイン処理(図8)を実行した後、ステ
ップS42に進み、アプリケーション41上のユーザイ
ンタフェースのうち、デバイス選択GUI画面(図9)をL
CD17の表示画面上にウィンドウ表示させる。
【0144】ステップS43において、CPU10は、ユ
ーザの操作によって、デバイス選択GUI画面(機器選択
ボタン51乃至57)を介して機器(いまの場合、第1
の受信装置3乃至ディジタルTV9)が指定された後、画
面右上のユーザ管理ボタン61が押下されることによ
り、HAViソフトウェアモジュール40(図4)内で指定
された機器(第1の受信装置3乃至ディジタルTV9)に
応じたデバイスコントロールモジュール(DCM)につい
てのユーザ管理処理に入る。
【0145】続いて、CPU10は、ステップS44にお
いて、現在ユーザが、指定された機器(第1の受信装置
3乃至ディジタルTV9)のオーナであるか否かを判定す
る。具体的には、HAViソフトウェアモジュール40内に
おいて、デバイスアクセスマネージャ43が、デバイス
アクセステーブルの中から、指定された機器(第1の受
信装置3乃至ディジタルTV9)に登録されているユーザ
属性のオーナ名を読み出し、指定されたオーナ名と現在
ユーザ名とが一致するか否かを判定する。
【0146】ステップS44において、指定されたオー
ナ名と現在ユーザ名とが一致すると判定された場合、こ
のことは、現在ユーザが指定された機器(第1の受信装
置3乃至ディジタルTV9)のオーナであることを表して
おり、ステップS45に進む。ステップS45におい
て、CPU10は、HAViソフトウェアモジュール40内に
おけるアプリケーション41上のユーザインタフェース
のうち、図20に示すようなGUI画面(以下、ゲスト管
理GUI画面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上にウィンドウ
表示させる。
【0147】図20の例のゲスト管理GUI画面では、画
面左上にデバイス名に指定された機器(第1の受信装置
3乃至ディジタルTV9)の種類名151が表示され、そ
の下にユーザ属性およびユーザ名がリスト表示されるユ
ーザリストボタン152が配置され、画面左下に現在ユ
ーザ名(すなわちオーナ名)153が表示される。ま
た、画面中央にユーザリストボタン152によって指定
されたユーザ名に応じたアクセス権(機器の制御内容
名)の欄154が表示される。さらに、画面右側にはゲ
スト追加ボタン155、ゲスト削除ボタン156、アク
セス権編集ボタン157、および終了ボタン158が順
次配置されている。
【0148】このゲスト管理GUI画面を使用して次のア
クセス権設定の処理であるステップS46に入る。
【0149】ここで、オーナが実行する、特定のユーザ
(ゲスト)に対するアクセス権の登録(設定)処理につ
いて詳細に説明する。
【0150】まず、現在ユーザ(すなわちオーナ)によ
って、ゲスト管理GUI画面のユーザリストボタン152
が押下されると、機器(第1の受信装置3乃至ディジタ
ルTV9)の種類名151に対応した、図21に示すよう
に、登録されたユーザ名がその属性とともにリスト表示
されるプルダウンメニュー画面152Aが表示される。
プルダウンメニュー画面152Aに表示されている複数
のユーザ名のうち、現在ユーザ(現在オーナ)によって
任意のユーザ名が選択的に押下されることにより、ユー
ザリストボタン152内に、デバイスアクセステーブル
(図6)から読み出されたユーザ(ゲスト)に関するユ
ーザ属性(Guest)とユーザ名(ゲスト名)とが表示さ
れるとともに、そのユーザに許可されている機器の制御
内容名がアクセス権の欄154に表示される。
【0151】なお、図21の例の場合、ユーザリストボ
タン152内には、ゲストに対するアクセス権の登録が
未だ行われていないので、ユーザ(すなわちオーナ)に
関するユーザ属性とオーナ名の“オーナABC”が表示さ
れている。
【0152】このゲスト管理GUI画面において、オーナ
によってゲスト追加ボタン155が押下されると、CPU
10は、HAViソフトウェアモジュール40内におけるア
プリケーション41上のユーザインタフェースのうち、
図22に示すようなGUI画面(以下、これをゲスト名登
録GUI画面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上にウィンドウ
表示させる。
【0153】このゲスト名登録GUI画面において、オー
ナによってゲスト名の欄161に所望のゲスト名が入力
された後、OKボタン162が押下されると、CPU10
は、ユーザリストボタン152に入力されたゲスト名を
追加するとともに、入力されたゲスト名に現在表示され
ているアクセス権の欄154に対応するアクセス権を許
可し、デバイスアクセステーブル(図6)に登録する。
なお、キャンセルボタン163が押下されると、ゲスト
名が追加されることなく、元のゲスト管理GUI画面(図
20)に戻る。
【0154】また、ゲスト管理GUI画面において、オー
ナによってゲスト削除ボタン156が押下されると、CP
U10は、HAViソフトウェアモジュール40内における
アプリケーション41上のユーザインタフェースのう
ち、図23に示すようなGUI画面(以下、これをゲスト
名削除GUI画面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上にウィン
ドウ表示させる。
【0155】このゲスト名削除GUI画面において、オー
ナによってゲスト名の欄171に所望のゲスト名が入力
された後、OKボタン172が押下されると、CPU10
は、入力されたゲスト名を、ユーザリストボタン152
から削除するととともに、デバイスアクセステーブル
(図6)から削除する。なお、キャンセルボタン173
が押下されると、ゲスト名が削除されることなく、元の
ゲスト管理GUI画面(図20)に戻る。
【0156】さらに、ゲスト管理GUI画面において、オ
ーナによってアクセス権編集ボタン157が押下される
と、CPU10は、HAViソフトウェアモジュール40内に
おけるアプリケーション41上のユーザインタフェース
のうち、図24に示すようなGUI画面(以下、これをア
クセス権設定GUI画面と呼ぶ)をLCD17の表示画面上に
ウィンドウ表示させる。
【0157】図24の例のアクセス権設定GUI画面にお
いて、ユーザ名181には、アクセス権編集ボタン15
2を押下する直前に表示されていた、ゲスト管理GUI画
面(図20)上のユーザリストボタン152に選択表示
されていたユーザ名(ゲスト名)が、また、そのユーザ
に与えられるアクセス権を表示するアクセス権リストボ
タン185内には、ゲスト管理GUI画面上のアクセス権
の欄154の内容が、さらに全アクセス権ボタン182
には、ゲスト管理GUI画面上の機器の種類名151に記
されている機器のアクセス権ケーブル(図7)の全ての
内容がそれぞれ表示されている。
【0158】現在オーナが、全アクセス権ボタン182
の中から所望のアクセス権を指定した後、「>>」で示
す機能追加ボタン183を押下すると、アクセス権が、
そのユーザ(ゲスト)に与えられるアクセス権の欄18
5に追加して記録される。一方、「<<」で示す機能削
除ボタン184が押下されると、アクセス権が、そのユ
ーザに与えられるアクセス権の欄185から削除され
る。
【0159】そして、現在オーナが、OKボタン186を
押下すると、アクセス権情報が更新され、表示内容がそ
の更新に基づいて反映されたかたちで元のゲスト管理GU
I画面(図20)に戻る。すなわち、アクセス権設定GUI
画面(図24)上のユーザ(ゲスト)に与えられるアク
セス権を表示するアクセス権リストボタン185がゲス
ト管理GUI画面のアクセス権の欄154に再表示される
とともに、デバイスアクセステーブル(図6)の更新処
理が行われる。一方、現在オーナが、キャンセルボタン
187を押下すると、そのユーザに与えられるアクセス
権は元の状態のままゲスト管理GUI画面(図20)に戻
る。
【0160】次に、オーナが実行する匿名のユーザ(ア
ノニマス)に対するアクセス権の登録処理について説明
する。
【0161】まず、上述したように、オーナによって、
ゲスト管理GUI画面(図20)のユーザリストボタン1
52が押下されることにより、プルダウンメニュー画面
152A(図21)が表示される。プルダウンメニュー
画面152Aに表示されている複数のユーザ名のうち、
現在ユーザ(現在オーナ)によって“Anonymous”が選
択されると、ユーザリストボタン152内に、デバイス
アクセステーブル(図6)から読み出されたユーザ(ア
ノニマス)に関するユーザ属性が表示されるとともに、
そのユーザに許可されている機器の制御内容名(図6の
例の場合、アノニマスに許可されているアクセスIDは
3)がアクセス権の欄154に表示される。そして、オ
ーナによって、アクセス権編集ボタン157が押下され
ると、アクセス権設定GUI画面(図24)がウィンドウ
表示され、上述したようなアクセス権の追加または削除
が行われる。
【0162】このように、ユーザは、LCD17の表示画
面上に表示されたゲスト管理GUI画面(図20)を介し
て、IEEE1394バス2に接続された第1の受信装置3
乃至ディジタルTV9の中から指定した機器に対して、そ
の機器の所定のアクセス権をもつ特定ユーザ(オーナま
たはゲスト)、あるいは匿名ユーザ(アノニマス)の登
録および確認を行うことができる。
【0163】こうして、ステップS46において、CPU
10は、第1の受信装置3内のLCD17の表示画面上に
表示されたゲスト管理GUI画面(図20)を介して、IEE
E1394バス2に接続された複数の機器(第1の受信
装置3乃至ディジタルTV9)の中から指定した機器に対
して、任意のユーザが、所定のアクセス権を有するゲス
トとして登録設定した後、あるいは、その機器の所定の
アクセス権に対してアノニマスとしての登録設定した
後、ユーザによってゲスト管理GUI画面の終了ボタン1
58が押下されることにより、デバイス選択GUI画面
(図9)に戻る。
【0164】また、ステップS44において、指定され
たオーナ名と現在ユーザ名とが一致しないと判定された
場合、このことは、現在ユーザが選択された機器のオー
ナではないか、もしくは指定された機器のオーナ登録が
未だなされていないことを表しており、ステップS47
に進む。
【0165】ステップS47において、CPU10は、現
在ユーザが選択された機器のオーナではない場合、図2
5に示すような「この機器のオーナは○○です。アクセ
ス管理の権限がありません。」という旨のメッセージ画
面をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示させる。ま
た、指定された機器のオーナ登録が未登録の場合、CPU
10は、図26に示すような「この機器のオーナ登録を
お願いします。」という旨のメッセージ画面をLCD17
の表示画面上にウィンドウ表示させる。その後、各メッ
セージ画面のOKボタン191(図25)またはOKボタン
201(図26)が押下されることを条件に、再び、デ
バイス選択GUI画面(図9)に戻り、処理は終了され
る。
【0166】次に、図27のフローチャートを参照し
て、デバイスコントロール処理について説明する。この
処理は、第1の受信装置3のタッチパネル18を用いた
ユーザの操作により、デバイスコントロールアプリケー
ションが起動されると開始される。
【0167】ステップS51において、CPU10は、上
述したユーザログイン処理(図8)を実行した後、ステ
ップS52に進み、アプリケーション41上のユーザイ
ンタフェースのうち、上述したデバイス選択GUI画面
(図9)をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示させ
る。
【0168】ステップS53において、CPU10は、ユ
ーザの操作によって、デバイス選択GUI画面(機器選択
ボタン52乃至56)を介して被制御機器であるCDプレ
ーヤ4、ディジタルVTR6乃至ディジタルTV9が指定さ
れた後、画面右下のデバイスコントローラボタン64が
押下されることにより、HAViソフトウェアモジュール4
0内のデバイスアクセスマネージャ43を介してデバイ
スアクセステーブル(図6)上の指定された被制御機器
(CDプレーヤ4、またはディジタルVTR6乃至ディジタ
ルTV9)に関するアクセス権情報を取得する。このと
き、指定された被制御機器(CDプレーヤ4、またはディ
ジタルVTR6乃至ディジタルTV9)からは現在ユーザ名
がCPU10に応答され、これがデバイス選択GUI画面(図
9)の現在ユーザ名50に表示される。
【0169】ステップS54において、CPU10は、ユ
ーザによって指定された被制御機器(CDプレーヤ4、ま
たはディジタルVTR6乃至ディジタルTV9)が既にオー
ナ登録されているか否かを判定する。具体的には、HAVi
メモリモジュール40内において、デバイスアクセスマ
ネージャ43が、デバイスアクセステーブルの中から、
指定された被制御機器(CDプレーヤ4、またはディジタ
ルVTR6乃至ディジタルTV9)に応じたデバイスコント
ロールモジュールに登録されているユーザ属性としてオ
ーナ名を読み出すことができるか否かによって、オーナ
の存在の有無が判定される。
【0170】ステップS54において、指定された被制
御機器が既にオーナ登録されていると判定された場合、
ステップS55に進み、CPU10は、指定された被制御
機器(CDプレーヤ4、またはディジタルVTR6乃至ディ
ジタルTV9)についての現ユーザに対応する各種の制御
内容(録画、再生、または巻き戻し等のアクション)の
アクセス権情報を取得する。
【0171】具体的には、現在ユーザが、その機器のオ
ーナからデバイスアクセス権登録されている場合(すな
わち、オーナによって特定のアクセス権が与えられたユ
ーザである場合)、そのユーザがオーナによって許可さ
れているアクセス権情報がデバイスアクセステーブルか
ら取得される。
【0172】これに対して、現在ユーザが、その機器の
オーナからデバイスアクセス権登録されていない場合
(すなわち、オーナによって特定のアクセス権が与えら
れていないユーザである場合)、デバイスアクセステー
ブルが参照され、オーナによってアノニマス登録されて
いるか否かが判断される。すなわち、特定のアクセス権
が与えられていない匿名のユーザ(ゲスト登録されてい
ないユーザ)に対して、特定のアクセス権が与えられて
いるか否かが判断される。そして、アノニマス登録され
ている場合、アノニマスに許可されているアクセス権情
報がデバイスアクセステーブルから取得される。
【0173】ステップS56において、CPU10は、指
定された被制御機器(CDプレーヤ4、またはディジタル
VTR6乃至ディジタルTV9)についてアクセス権が認証
された制御内容をユーザインタフェースとして表示する
ための設定処理を行う。このとき、デバイスアクセスマ
ネージャ43は、デバイスアクセステーブルの中から、
指定された被制御機器に応じた各種の制御内容(再生機
能制御、録音機能制御、または電源オン/オフなど)を
表すデータをデバイスコントロールモジュールから順次
読み出した後、その制御内容に基づくユーザインタフェ
ース表現情報(DDI:Data Driven Interaction)を設定
する。
【0174】ステップS57において、CPU10は、指
定された被制御機器(CDプレーヤ4、またはディジタル
VTR6乃至ディジタルTV9)で認証された全ての制御内
容について、対応するユーザインタフェース表現情報
(DDI)の設定を完了したか否かを判定し、未だ設定を
完了していないと判定した場合、ステップS55に戻
り、上述した処理を繰り返す。
【0175】そして、ステップS57において、指定さ
れた被制御機器で認証された全ての制御内容について、
対応するユーザインタフェース表現情報の設定を完了し
たと判定された場合、このことは、指定された被制御機
器(CDプレーヤ4、またはディジタルVTR6乃至ディジ
タルTV9)の全ての制御内容についてユーザインタフェ
ース表現情報の設定が完了したことを表しており、ステ
ップS59に進む。ステップS59において、CPU10
は、設定した全てのユーザインタフェース表現情報に応
じたアプリケーション41上のユーザインタフェース
(以下、これをデバイス操作GUI画面と呼ぶ)(図示せ
ず)をLCD17の表示画面上にウィンドウ表示させた
後、ステップS60に進む。
【0176】なお、ステップS57において、現ユーザ
がその機器のオーナからデバイスアクセス権登録されて
いない(または、アノニマス登録されていない)場合、
ステップS59において、「アクセス権が許可されてい
ません」という旨のメッセージ画面がLCD17の表示画
面上にウィンドウ表示される(図示せず)。この場合、
ステップS60の処理には進まず、ステップS52に戻
り、上述したそれ以降の処理が繰り返される。
【0177】ステップS59において、指定された被制
御機器(CDプレーヤ4、またはディジタルVTR6乃至デ
ィジタルTV9)に対してアクセスを許された機能のみを
LCD17の表示画面上に機能ボタンのアイコンを表示さ
せ、かつ、その機能ボタンのアイコンを介して対象とな
る被制御機器をアクセスするよう設定する。
【0178】なお、アクセスが許されない制御ボタンを
操作不可能な状態で表示させるようにしても良く、この
場合には、制御ボタンがユーザによって押下されたとき
に、図29に示すような「このVTRに対するあなたの
アクセス権は再生機能のみです。」という旨のメッセー
ジ画面をウィンドウ表示させれば良い。そして、メッセ
ージ画面(図29)は、ユーザによってOKボタン211
が押下されることを条件にクローズされる。
【0179】また、ステップS54において、指定され
た被制御機器が未だオーナ登録されていないと判定され
た場合、このことは、指定された被制御機器(CDプレー
ヤ4、またはディジタルVTR6乃至ディジタルTV9)に
はオーナ登録がされていないことを表しており、ステッ
プS58に進む。ステップS58において、CPU10
は、デバイス操作画面(図示せず)に、被制御機器がも
つ全ての機能ボタンを、例えばアイコン表示し、被制御
機器について全ての制御内容を操作可能にした後、ステ
ップS59に進み、以下、上述した処理と同様の処理を
実行する。
【0180】ステップS60において、CPU10は、LCD
17に表示されているデバイス操作GUI画面を介してユ
ーザが所望する制御内容(再生機能制御、録音機能制
御、または電源オン/オフなど)が選択されると、制御
機器内にあるFCMの対応制御プログラムに基づき、指定
された被制御機器(CDプレーヤ4、またはディジタルVT
R6乃至ディジタルTV9)の制御を行い、処理は終了さ
れる。
【0181】このように、上述したAVシステム1では、
ユーザが、第1の受信装置3におけるLCD17に表示さ
れたデバイス選択GUI画面(図9)を介して、IEEE13
94バス2に接続された複数の被制御機器である、CDプ
レーヤ4、またはディジタルVTR6乃至ディジタルTV9
の中から所望の被制御機器を制御対象として指定したと
きに、その被制御機器が第2の受信装置5の制御対象で
ある場合でも、被制御機器をその認証された制御範囲内
で自由に制御することができる。
【0182】すなわち、IEEE1394バス2を介して相
互接続されている複数のディジタルAV機器としての第1
の受信装置3乃至ディジタルTV9において、ユーザが、
例えば、制御機器としての第1の受信装置3を用いて、
各被制御機器毎(CDプレーヤ4、またはディジタルVTR
6乃至ディジタルTV9)に、それぞれアクセス権をもつ
特定ユーザ(オーナまたはゲスト)、あるいは匿名ユー
ザ(アノニマス)をユーザ属性として、デバイスアクセ
ステーブル(図6)に登録しておく。これにより、第1
の受信装置3は、所望の被制御機器(CDプレーヤ4、ま
たはディジタルVTR6乃至ディジタルTV9)が指定され
たとき、その指定された被制御機器に登録されているユ
ーザ属性をデバイスアクセステーブルから取得すること
ができる。
【0183】そして、取得されたユーザ属性から、現在
ユーザが指定された被制御機器のオーナとして登録され
ている場合、そのユーザは、第1の受信装置3を介し
て、被制御機器(CDプレーヤ4、またはディジタルVTR
6乃至ディジタルTV9)の各種制御内容を自由に制御す
ることができるとともに、被制御機器に対するアクセス
権をもつユーザを新たに指定して登録することができ
る。
【0184】一方、取得されたユーザ属性から、現在ユ
ーザが、操作対象機器のオーナによりゲスト登録され、
制御範囲の指定を受けている場合、そのユーザは、第1
の受信装置3を介して、オーナによって許可された制御
範囲内で被制御機器を制御することができる。
【0185】さらに、被制御機器(CDプレーヤ4、また
はディジタルVTR6乃至ディジタルTV9)に、全くオー
ナが登録されていない場合には、アノニマス(匿名ユー
ザ)が第1の受信装置3を介して、そのアノニマスに与
えられたアクセス権範囲内において自由に各種の制御内
容で被制御機器を制御することができる。
【0186】従って、制御機器(第1の受信装置3)
は、ユーザ属性に応じた管理権限のあるユーザのみ(す
なわち、オーナのみ)、所定の被制御機器を使用するユ
ーザに対して、予め設定された各種制御内容の範囲内で
制御可能な状態に設定させるようにしたので、各被制御
機器に対するユーザ毎の使用形態をオーナの指示に基づ
いて設定することができる。
【0187】また、ホームネットワーク上に接続された
複数の被制御機器であるCDプレーヤ4、またはディジタ
ルVTR6乃至ディジタルTV9のうち、本来、第1の受信
装置3の制御対象ではなく第2の受信装置5の制御対象
であるCDプレーヤ4およびディジタルTV9についても、
第1の受信装置3を用いて、CDプレーヤ4およびディジ
タルTV9に登録されているユーザ属性に応じた制御可能
な範囲で制御することができる。すなわち、ホームネッ
トワーク上に接続された複数の被制御機器(CDプレーヤ
4、またはディジタルVTR6乃至ディジタルTV9)を、
制御機器としての第1の受信装置3または第2の受信装
置5を用いて、それぞれユーザ毎の使用形態に合わせ
て、制御し得るAVシステム1を実現することができる。
【0188】なお、以上においては、本発明をAVシステ
ム1内の第1の受信装置3および第2の受信装置5に適
用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、
ネットワーク上に接続された複数の被制御機器を制御す
ることができるその他種々の制御装置(制御機器)に広
く適用することができる。
【0189】また、ネットワークシステムとして、IEEE
1394バス2を適用した例について説明したが、本発
明はこれに限らず、制御機器がネットワークを介して被
制御機器を制御することができる種々のネットワークシ
ステム(例えば、USB(Universal Serial Bus)等)に
広く適用することができる。
【0190】また、ネットワーク上に接続された複数の
電子機器(第1の受信装置3乃至ディジタルTV9)を統
括的に管理および制御するミドルウェアとして、HAViソ
フトウェアモジュール40を適用した例について説明し
たが、本発明はこれに限らず、各電子機器を統括的に管
理および制御することができれば、この他種々のソフト
ウェアモジュールを広く適用することができる。
【0191】また、以上においては、AVシステム1を構
成する第1の受信装置3を制御機器に適用した場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限らず、制御機器とし
て第2の受信装置5を適用しても良く、さらには受信装
置(IRD)以外にもディジタルテレビジョン受像機、AV
セレクタおよびパーソナルコンピュータ等のHAViソフト
ウェアを実行できる種々の機器(例えば、FAVやIAV等)
を適用するようにしても良い。また被制御対象として
は、BAV(Base AV Device)、LAV(Legacy AV Device)
クラスに設計者が任意に位置付けたディジタルVTR6以
外にも、CDプレーヤ4、MDデッキ7、DVDプレーヤ8、
またはチューナ9等の種々のディジタルAV機器に広く適
用するようにしても良い。
【0192】また、以上においては、各被制御機器毎に
設定された制御範囲内で制御可能な権限をもつユーザ名
をユーザ属性(オーナ、ゲストまたはアノニマス)に応
じて登録しておくようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、要は、被制御機器に対して全ての使用範囲で使用可
能なユーザをオーナとして登録しておき、そのオーナの
指示によって被制御機器に対する他のユーザの使用範囲
を設定することができれば、この他種々のユーザ属性を
登録するようにしても良い。
【0193】また、ユーザが、オーナによるゲスト登録
が一切なされていない機器にアクセスした場合、そのユ
ーザ名を、被制御機器であるCDプレーヤ4、またはディ
ジタルVTR6乃至ディジタルTV9に対して全ての使用範
囲で使用可能なオーナとして登録するようにしたが、ユ
ーザ名が特に入力されていない場合には、その被制御機
器にはアノニマス(匿名ユーザ)が登録されているとし
て、被制御機器にアノニマスとして設定された制御範囲
内でユーザ名にかかわらず自由に制御可能な状態に設定
するようにしても良い。
【0194】さらに、以上においては、制御機器が、デ
バイスアクセステーブル(図6)に基づいて、ネットワ
ークを介して被制御機器の制御範囲を制限するようにし
たが、本発明はこれに限らず、ユーザが制御機器を用い
て所望の被制御機器を指定したときに、制御機器がデバ
イスアクセステーブル(図6)を被制御機器に転送する
ことにより(すなわち、被制御機器にはどのゲストに何
の制御内容についてアクセス権をもつかを表す旨を送出
することにより)、被制御機器に自分自身を制限させる
ようにしてもよい。
【0195】すなわち、より具体的には、制御機器とし
ての第1の受信装置3のLCD17に表示されているデバ
イス選択GUI画面がユーザによって用いられ、そこに表
示されている機器選択ボタン51乃至57の中から所望
する機器に応じたボタンを指定された後、デバイスコン
トローラボタン64が押下されたとき、CPU10は、指
定された機器に対応するデバイスアクセステーブル(図
6)を読み出すとともに、アクセス権テーブル(図7)
を読み出し、それらのテーブルを、IEEE1394バス2
を介して指定された被制御機器に転送する。被制御機器
は、転送されてきたテーブルをメモリ(図示せず)に記
憶させる。これにより、被制御機器側で自己制御させる
ことができる。
【0196】なお、制御機器が被制御機器に対応するデ
バイスアクセステーブル(図6)およびアクセス権テー
ブル(図7)を転送するタイミングは、図20と対応す
る部分に同一の符号を付した図30に示すゲスト管理GU
I画面において、ユーザによって転送ボタン221が押
下されるタイミングとするようにしても良い。
【0197】さらに被制御機器は、制御機器から受け取
ったデバイスアクセステーブルおよびアクセス権テーブ
ルをメモリに記憶させた後、ネットワーク上から切り離
すことも可能である。その場合、ネットワーク上から切
り離した被制御機器を、ユーザ毎に使用範囲を制限した
状態のまま、もしくは、別のディジタルAV機器と組み合
わせて使用することができる。
【0198】さらに、以上においては、FAVまたはIAVク
ラスでなる第1の受信装置3が他の被制御機器に対して
アクセス権の行使を行うようにした例について説明した
が、本発明はこれに限らず、制御機器としての第1の受
信装置3が内部に設定されたデバイスアクセステーブル
に基づいて、自己制御するようにしても良い。
【0199】すなわち、より具体的には、第1の受信装
置3は、オーナによって各ユーザの使用範囲が設定され
たユーザ属性をデバイスアクセステーブル(図6)に登
録する。そして、第1の受信装置3にユーザがログイン
されたとき、CPU10は、デバイスアクセステーブルを
参照して、ユーザ名に対応するユーザ属性を取得するこ
とによって、そのユーザに許された制御範囲内で、自ら
を制御することができる。
【0200】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0201】この記録媒体は、図2に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク21(フロッピー(登録商標)ディスクを含む)、光
ディスク22(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memor
y),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気
ディスク23(MD(Mini-Disc)を含む)、もしくは半導
体メモリ24などよりなるパッケージメディアなどによ
り構成される。
【0202】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0203】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表わすものであ
る。
【0204】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置および方
法、並びにプログラムによれば、電子機器からネットワ
ークを介して供給される機器属性情報を取得し、電子機
器からネットワークを介して供給される機器属性情報を
取得し、取得された機器属性情報に基づいて、電子機器
に対してユーザ毎の使用範囲を設定し、設定された使用
範囲内で、ネットワークを介して電子機器を制御するよ
うにしたので、情報処理装置は、ユーザ毎の使用範囲を
設定することができ、かつ、設定された使用範囲内で、
ネットワークを介して接続されている電子機器を制御す
ることができる。
【0205】また、本発明の第2の情報処理装置および
方法、並びにプログラムによれば、電子機器からネット
ワークを介して供給される機器属性情報を取得し、取得
された機器属性情報に基づいて、電子機器に対してユー
ザ毎の使用範囲を設定し、設定された各ユーザの使用範
囲を、ネットワークを介して電子機器に転送するように
したので、ネットワークを介して接続されている電子機
器に対してユーザ毎の使用範囲を設定することができ
る。
【0206】また、本発明の第3の情報処理装置および
方法、並びにプログラムによれば、他の情報処理装置か
らネットワークを介して転送されてくるユーザ毎の使用
範囲を取得し、記憶するようにしたので、情報処理装置
がネットワークから切り離された場合にも、情報処理装
置は、記憶されている使用範囲内で、自らを制御するこ
とができる。
【0207】また、本発明の第4の情報処理装置および
方法、並びにプログラムによれば、ユーザ毎の使用範囲
を設定し、設定された使用範囲内で、情報処理装置を制
御するようにしたので、情報処理装置は、ユーザ毎の使
用範囲を設定することができ、かつ、設定された使用範
囲内で、自らを制御することができる。
【0208】また、本発明の第1のネットワークシステ
ムによれば、第1の電子機器が、第2の電子機器からネ
ットワークを介して供給される機器属性情報を取得し、
取得された機器属性情報に基づいて、第2の電子機器に
対してユーザ毎の使用範囲を設定し、設定された使用範
囲内で、ネットワークを介して第2の電子機器を制御
し、第2の電子機器が、第2の電子機器に関する機器属
性情報を記憶し、第1の電子機器からの要求に基づい
て、記憶されている機器属性情報を、ネットワークを介
して第1の電子機器に送出するようにしたので、第1の
電子機器は、第1の電子機器に対してユーザ毎の使用範
囲を設定することができ、かつ、設定された使用範囲内
で、第2の電子機器を制御することができる。
【0209】さらにまた、本発明の第2のネットワーク
システムによれば、第1の電子機器が、第2の電子機器
からネットワークを介して供給される機器属性情報を取
得し、取得された機器属性情報に基づいて、第2の電子
機器に対してユーザ毎の使用範囲を設定し、設定された
各ユーザの使用範囲を、ネットワークを介して第2の電
子機器に転送し、第2の電子機器が、第1の電子機器か
らネットワークを介して転送されてくる各ユーザの使用
範囲を取得し、記憶するようにしたので、第2の電子機
器がネットワークから切り離された場合にも、第2の電
子機器は、記憶されている使用範囲内で、自らを制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVシステムの構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の第1の受信装置の内部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のディジタルVTRの内部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】HAViソフトウェアモジュールを説明する図であ
る。
【図5】ユーザテーブルの定義を説明する図である。
【図6】デバイスアクセステーブルの定義を説明する図
である。
【図7】アクセス権テーブルの定義を説明する図であ
る。
【図8】ユーザログイン処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図9】デバイス選択GUI画面の表示例を示す図であ
る。
【図10】ログインGUI画面の表示例を示す図である。
【図11】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図12】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図13】新規ユーザ登録GUI画面の表示例を示す図で
ある。
【図14】オーナ登録処理を説明するフローチャートで
ある。
【図15】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図16】オーナ登録GUI画面の表示例を示す図であ
る。
【図17】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図18】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図19】ユーザマネージメント処理を説明するフロー
チャートである。
【図20】ゲスト管理GUI画面の表示例を示す図であ
る。
【図21】ユーザリストボタンのプルダウンメニュー画
面の表示例を示す図である。
【図22】ゲスト名登録GUI画面の表示例を示す図であ
る。
【図23】ゲスト名削除GUI画面の表示例を示す図であ
る。
【図24】アクセス権設定GUI画面の表示例を示す図で
ある。
【図25】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図26】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図27】デバイスコントロール処理を説明するフロー
チャートである。
【図28】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図29】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図30】他の実施の形態によるゲスト管理GUI画面の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 AVシステム, 2 IEEE1394バス, 3 第1
の受信装置, 4 CDプレーヤ, 5 第2の受信装
置, 6 ディジタルVTR, 7 MDデッキ,8 DVDプ
レーヤ, 9 ディジタルTV, 10 CPU, 11 R
OM, 12 RAM, 13 IEEE1394インタフェー
ス, 14 チューナ, 15 入出力インタフェー
ス, 16 内部バス, 17 LCD, 18 タッチパ
ネル, 19 ドライブ, 20 アンテナ, 21
磁気ディスク, 22 光ディスク, 23 光磁気デ
ィスク, 24 半導体メモリ, 30 CPU, 31
ROM, 32 RAM, 33 IEEE1394インタフェ
ース, 34 記録再生部,40 HAViソフトウェアモ
ジュール, 41 アプリケーション, 42 ユーザ
マネージャ, 43 デバイスアクセスマネージャ,
44 レジストリ,45A乃至45C デバイスコント
ロールモジュール, 46 メッセージシステム, 4
7 セルフデバイスコントロールモジュール, 48
デバイスコントロールモジュールマネージャ,49 コ
ミュニケーションメディアマネージャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 5/445 Z H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E // H04N 5/765 H04N 5/782 K

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に接続された電子機器を
    制御する情報処理装置において、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得手段と、 前記機器属性情報取得手段により取得された前記機器属
    性情報に基づいて、前記電子機器に対してユーザ毎の使
    用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定手段と、 前記使用範囲設定手段により設定された前記使用範囲内
    で、前記ネットワークを介して前記電子機器を制御する
    制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記電子機器を制御するための制御情報
    を、前記ネットワークを介して前記電子機器より取得す
    る制御情報取得手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記制御情報取得手段により取得され
    た前記制御情報に基づいて、前記電子機器を制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記電子機器を制御するための制御情報
    を、予め記憶する制御情報記憶手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記制御情報記憶手段に予め記憶され
    ている前記制御情報に基づいて、前記電子機器を制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記電子機器を全ての使用範囲で使用す
    ることが可能なオーナとして前記ユーザを登録するオー
    ナ登録手段をさらに備え、 前記使用範囲設定手段は、前記オーナ登録手段により登
    録された前記オーナによる指示に基づいて、前記電子機
    器に対して前記ユーザ毎の使用範囲を設定することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記電子機器を使用するユーザ名を入力
    するユーザ名入力手段と、 前記ユーザ名入力手段により入力された前記ユーザ名を
    認証する認証手段と、 前記認証手段により認証された前記ユーザ名が、前記オ
    ーナ登録手段により登録された前記オーナであるか否か
    を判定するオーナ判定手段とをさらに備えることを特徴
    とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記オーナ判定手段による判定の結果、
    前記オーナ登録手段により登録された前記オーナではな
    いと判定された場合、前記使用範囲設定手段は、前記電
    子機器に対する前記ユーザ毎の使用範囲の設定を許可し
    ないことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記電子機器を全てまたは一部の使用範
    囲で特定のユーザにゲストとして使用許可を与えるゲス
    ト登録手段と、 前記電子機器を全てまたは一部の使用範囲で匿名のユー
    ザにアノニマスとして使用許可を与えるアノニマス登録
    手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記電子機器を使用するユーザ名を入力
    するユーザ名入力手段と、 前記ユーザ名入力手段により入力された前記ユーザ名を
    認証する認証手段と、 前記認証手段により認証された前記ユーザ名が、前記ゲ
    スト登録手段により登録された前記ゲストであるか否か
    を判定するゲスト判定手段とをさらに備え、 前記ゲスト判定手段による判定の結果、前記ゲスト登録
    手段により登録された前記ゲストであると判定された場
    合、前記使用範囲設定手段は、前記ゲストの使用範囲を
    全てまたは一部の使用範囲に設定することを特徴とする
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ゲスト判定手段による判定の結果、
    前記ゲスト登録手段により登録された前記ゲストではな
    いと判定された場合、前記アノニマス登録手段により前
    記アノニマスの登録が行われているか否かを判定するア
    ノニマス判定手段をさらに備え、 前記アノニマス判定手段による判定の結果、前記アノニ
    マス登録手段により前記アノニマスの登録が行われてい
    ると判定された場合、前記使用範囲設定手段は、前記ア
    ノニマスの使用範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定
    することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記アノニマス判定手段による判定の
    結果、前記アノニマス登録手段により前記アノニマスの
    登録が行われていないと判定された場合、前記制御手段
    は、前記電子機器の制御を行わないことを特徴とする請
    求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記電子機器を使用するユーザに関す
    るユーザ情報を登録するユーザ登録手段と、前記電子機
    器を使用するユーザに関する前記ユーザ情報を入力する
    ユーザ情報入力手段と、 前記ユーザ情報入力手段により入力された前記ユーザ情
    報が、前記ユーザ登録手段により登録されているか否か
    を認証する認証手段とをさらに備え、 前記認証手段による認証の結果、前記ユーザ情報が認証
    された場合、前記制御手段は、前記使用範囲設定手段に
    記憶されている前記ユーザ情報に対応する前記使用範囲
    を読み出し、前記使用範囲内で前記電子機器を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記認証手段による認証の結果、前記
    ユーザ情報が認証されなかった場合、前記制御手段は、
    前記電子機器の制御を行わないことを特徴とする請求項
    11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記使用範囲設定手段により記憶され
    ている前記各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制
    御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記機器属性情報は、前記電子機器の
    機器識別ID、前記電子機器の種類、または、前記電子
    機器に搭載されている機能に関する情報を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記ネットワークは、IEEE139
    4シリアルバスより構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御する情報処理装置の情報処理方法において、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得ステップと、 前記機器属性情報取得ステップの処理により取得された
    前記機器属性情報に基づいて、前記電子機器に対してユ
    ーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステ
    ップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により設定された前記
    使用範囲内で、前記ネットワークを介して前記電子機器
    を制御する制御ステップとを含むことを特徴とする情報
    処理方法。
  17. 【請求項17】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御する情報処理用のプログラムにおいて、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得ステップと、 前記機器属性情報取得ステップの処理により取得された
    前記機器属性情報に基づいて、前記電子機器に対してユ
    ーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステ
    ップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により設定された前記
    使用範囲内で、前記ネットワークを介して前記電子機器
    を制御する制御ステップとを含むことを特徴とするコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている
    記録媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御するコンピュータに、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得ステップと、 前記機器属性情報取得ステップの処理により取得された
    前記機器属性情報に基づいて、前記電子機器に対してユ
    ーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステ
    ップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により設定された前記
    使用範囲内で、前記ネットワークを介して前記電子機器
    を制御する制御ステップとを実行させることを特徴とす
    るプログラム。
  19. 【請求項19】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御する情報処理装置において、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得手段と、 前記機器属性情報取得手段により取得された前記機器属
    性情報に基づいて、前記電子機器に対してユーザ毎の使
    用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定手段と、 前記使用範囲設定手段により記憶された前記各ユーザの
    使用範囲を、前記ネットワークを介して前記電子機器に
    転送する転送手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  20. 【請求項20】 前記電子機器を制御するための制御情
    報を、前記ネットワークを介して前記電子機器より取得
    する制御情報取得手段をさらに備え、 前記情報処理装置は、前記制御情報取得手段により取得
    された前記制御情報に基づいて、前記電子機器を制御す
    ることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記電子機器を制御するための制御情
    報を、予め記憶する制御情報記憶手段をさらに備え、 前記情報処理装置は、前記制御情報記憶手段に予め記憶
    されている前記制御情報に基づいて、前記電子機器を制
    御することを特徴とする請求項19に記載の情報処理装
    置。
  22. 【請求項22】 前記電子機器を全ての使用範囲で使用
    することが可能なオーナとして前記ユーザを登録するオ
    ーナ登録手段をさらに備え、 前記使用範囲設定手段は、前記オーナ登録手段により登
    録された前記オーナによる指示に基づいて、前記電子機
    器に対して前記ユーザ毎の使用範囲を設定することを特
    徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記電子機器を使用するユーザ名を入
    力するユーザ名入力手段と、 前記ユーザ名入力手段により入力された前記ユーザ名を
    認証する認証手段と、前記認証手段により認証された前
    記ユーザ名が、前記オーナ登録手段により登録された前
    記オーナであるか否かを判定するオーナ判定手段とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項22に記載の情報処
    理装置。
  24. 【請求項24】 前記オーナ判定手段による判定の結
    果、前記オーナ登録手段により登録された前記オーナで
    はないと判定された場合、前記使用範囲設定手段は、前
    記電子機器に対する前記ユーザ毎の使用範囲の設定を許
    可しないことを特徴とする請求項23に記載の情報処理
    装置。
  25. 【請求項25】 前記電子機器を全てまたは一部の使用
    範囲で特定のユーザにゲストとして使用許可を与えるゲ
    スト登録手段と、 前記電子機器を全てまたは一部の使用範囲で匿名のユー
    ザにアノニマスとして使用許可を与えるアノニマス登録
    手段とをさらに備えることを特徴とする請求項19に記
    載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 前記電子機器を使用するユーザ名を入
    力するユーザ名入力手段と、 前記ユーザ名入力手段により入力された前記ユーザ名を
    認証する認証手段と、前記認証手段により認証された前
    記ユーザ名が、前記ゲスト登録手段により登録された前
    記ゲストであるか否かを判定するゲスト判定手段とをさ
    らに備え、前記ゲスト判定手段による判定の結果、前記
    ゲスト登録手段により登録された前記ゲストであると判
    定された場合、前記使用範囲設定手段は、前記ゲストの
    使用範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定することを
    特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記ゲスト判定手段による判定の結
    果、前記ゲスト登録手段により登録された前記ゲストで
    はないと判定された場合、前記アノニマス登録手段によ
    り前記アノニマスの登録が行われているか否かを判定す
    るアノニマス判定手段をさらに備え、 前記アノニマス判定手段による判定の結果、前記アノニ
    マス登録手段により前記アノニマスの登録が行われてい
    ると判定された場合、前記使用範囲設定手段は、前記ア
    ノニマスの使用範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定
    することを特徴とする請求項26に記載の情報処理装
    置。
  28. 【請求項28】 前記アノニマス判定手段による判定の
    結果、前記アノニマス登録手段により前記アノニマスの
    登録が行われていないと判定された場合、前記情報処理
    装置は、前記電子機器の制御を行わないことを特徴とす
    る請求項27に記載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記電子機器を使用するユーザに関す
    るユーザ情報を登録するユーザ登録手段と、 前記電子機器を使用するユーザに関する前記ユーザ情報
    を入力するユーザ情報入力手段と、 前記ユーザ情報入力手段により入力された前記ユーザ情
    報が、前記ユーザ登録手段により登録されているか否か
    を認証する認証手段とをさらに備え、 前記認証手段による認証の結果、前記ユーザ情報が認証
    された場合、前記情報処理装置は、前記使用範囲設定手
    段に記憶されている前記ユーザ情報に対応する前記使用
    範囲を読み出し、前記使用範囲内で前記電子機器を制御
    することを特徴とする請求項19に記載の情報処理装
    置。
  30. 【請求項30】 前記認証手段による認証の結果、前記
    ユーザ情報が認証されなかった場合、前記情報処理装置
    は、前記電子機器の制御を行わないことを特徴とする請
    求項29に記載の情報処理装置。
  31. 【請求項31】 前記使用範囲設定手段により記憶され
    ている前記各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制
    御手段をさらに備えることを特徴とする請求項19に記
    載の情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記機器属性情報は、前記電子機器の
    機器識別ID、前記電子機器の種類、または、前記電子
    機器に搭載されている機能に関する情報を含むことを特
    徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 前記ネットワークは、IEEE139
    4シリアルバスより構成されていることを特徴とする請
    求項19に記載の情報処理装置。
  34. 【請求項34】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御する情報処理装置の情報処理方法において、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得ステップと、 前記機器属性情報取得ステップの処理により取得された
    前記機器属性情報に基づいて、前記電子機器に対してユ
    ーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステ
    ップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により記憶された前記
    各ユーザの使用範囲を、前記ネットワークを介して前記
    電子機器に転送する転送ステップとを含むことを特徴と
    する情報処理方法。
  35. 【請求項35】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御する情報処理装置の情報処理用のプログラムにお
    いて、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得ステップと、 前記機器属性情報取得ステップの処理により取得された
    前記機器属性情報に基づいて、前記電子機器に対してユ
    ーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステ
    ップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により記憶された前記
    各ユーザの使用範囲を、前記ネットワークを介して前記
    電子機器に転送する転送ステップとを含むことを特徴と
    するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録さ
    れている記録媒体。
  36. 【請求項36】 ネットワーク上に接続された電子機器
    を制御するコンピュータに、 前記電子機器から前記ネットワークを介して供給され
    る、前記電子機器に関する機器属性情報を取得する機器
    属性情報取得ステップと、 前記機器属性情報取得ステップの処理により取得された
    前記機器属性情報に基づいて、前記電子機器に対してユ
    ーザ毎の使用範囲を設定し、記憶する使用範囲設定ステ
    ップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により記憶された前記
    各ユーザの使用範囲を、前記ネットワークを介して前記
    電子機器に転送する転送ステップとを実行させることを
    特徴とするプログラム。
  37. 【請求項37】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置において、 前記情報処理装置に関する機器属性情報を記憶する機器
    属性情報記憶手段と、前記他の情報処理装置からの要求
    に基づいて、前記機器属性情報記憶手段に記憶されてい
    る前記機器属性情報を、前記ネットワークを介して前記
    他の情報処理装置に送出する機器属性情報送出手段と、 前記他の情報処理装置から前記ネットワークを介して転
    送されてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、記憶する使
    用範囲取得手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  38. 【請求項38】 前記使用範囲取得手段により記憶され
    た前記使用範囲内で、前記情報処理装置を制御する制御
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項37に記載
    の情報処理装置。
  39. 【請求項39】 前記情報処理装置を使用するユーザに
    関するユーザ情報を入力するユーザ情報入力手段と、 前記ユーザ情報入力手段により入力された前記ユーザ情
    報を認証する認証手段とをさらに備え、 前記認証手段による認証の結果、前記ユーザ情報が認証
    された場合、前記制御手段は、前記使用範囲取得手段に
    より記憶された前記使用範囲内で前記情報処理装置を制
    御することを特徴とする請求項38に記載の情報処理装
    置。
  40. 【請求項40】 前記認証手段による認証の結果、前記
    ユーザ情報が認証されなかった場合、前記制御手段は、
    前記情報処理装置の制御を行わないことを特徴とする請
    求項39に記載の情報処理装置。
  41. 【請求項41】 前記使用範囲取得手段により記憶され
    ている前記各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制
    御手段をさらに備えることを特徴とする請求項37に記
    載の情報処理装置。
  42. 【請求項42】 前記機器属性情報は、前記電子機器の
    機器識別ID、前記電子機器の種類、または、前記電子
    機器に搭載されている機能に関する情報を含むことを特
    徴とする請求項37に記載の情報処理装置。
  43. 【請求項43】 前記ネットワークは、IEEE139
    4シリアルバスより構成されていることを特徴とする請
    求項37に記載の情報処理装置。
  44. 【請求項44】 前記情報処理装置は、前記ネットワー
    クと分離自在に接続されていることを特徴とする請求項
    37に記載の情報処理装置。
  45. 【請求項45】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置の情報処理方法において、 前記情報処理装置に関する機器属性情報の記憶を制御す
    る機器属性情報記憶制御ステップと、 前記他の情報処理装置からの要求に基づいて、前記機器
    属性情報記憶ステップの処理により記憶が制御されてい
    る前記機器属性情報を、前記ネットワークを介して前記
    他の情報処理装置に送出する機器属性情報送出ステップ
    と、 前記他の情報処理装置から前記ネットワークを介して転
    送されてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、記憶する使
    用範囲取得ステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  46. 【請求項46】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置を制御するプログラムにお
    いて、 前記情報処理装置に関する機器属性情報の記憶を制御す
    る機器属性情報記憶制御ステップと、 前記他の情報処理装置からの要求に基づいて、前記機器
    属性情報記憶ステップの処理により記憶が制御されてい
    る前記機器属性情報を、前記ネットワークを介して前記
    他の情報処理装置に送出する機器属性情報送出ステップ
    と、 前記他の情報処理装置から前記ネットワークを介して転
    送されてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、記憶する使
    用範囲取得ステップと、 を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
    プログラムが記録されている記録媒体。
  47. 【請求項47】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続されるコンピュータに、 前記情報処理装置に関する機器属性情報の記憶を制御す
    る機器属性情報記憶制御ステップと、 前記他の情報処理装置からの要求に基づいて、前記機器
    属性情報記憶ステップの処理により記憶が制御されてい
    る前記機器属性情報を、前記ネットワークを介して前記
    他の情報処理装置に送出する機器属性情報送出ステップ
    と、 前記他の情報処理装置から前記ネットワークを介して転
    送されてくるユーザ毎の使用範囲を取得し、記憶する使
    用範囲取得ステップと、 を実行させることを特徴とするプログラム。
  48. 【請求項48】 ユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶す
    る使用範囲設定手段と、 前記使用範囲設定手段により設定された前記使用範囲内
    で、前記情報処理装置を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  49. 【請求項49】 前記情報処理装置を全ての使用範囲で
    使用することが可能なオーナとして前記ユーザを登録す
    るオーナ登録手段をさらに備え、 前記使用範囲設定手段は、前記オーナ登録手段により登
    録された前記オーナによる指示に基づいて、前記ユーザ
    毎の使用範囲を設定することを特徴とする請求項48に
    記載の情報処理装置。
  50. 【請求項50】 前記情報処理装置を使用するユーザ名
    を入力するユーザ名入力手段と、 前記ユーザ名入力手段により入力された前記ユーザ名を
    認証する認証手段と、 前記認証手段により認証された前記ユーザ名が、前記オ
    ーナ登録手段により登録された前記オーナであるか否か
    を判定するオーナ判定手段とをさらに備えることを特徴
    とする請求項49に記載の情報処理装置。
  51. 【請求項51】 前記オーナ判定手段による判定の結
    果、前記オーナ登録手段により登録された前記オーナで
    はないと判定された場合、前記使用範囲設定手段は、前
    記ユーザ毎の使用範囲の設定を許可しないことを特徴と
    する請求項50に記載の情報処理装置。
  52. 【請求項52】 前記情報処理装置を全てまたは一部の
    使用範囲で特定のユーザにゲストとして使用許可を与え
    るゲスト登録手段と、 前記情報処理装置を全てまたは一部の使用範囲で匿名の
    ユーザにアノニマスとして使用許可を与えるアノニマス
    登録手段とをさらに備えることを特徴とする請求項48
    に記載の情報処理装置。
  53. 【請求項53】 前記情報処理装置を使用するユーザ名
    を入力するユーザ名入力手段と、 前記ユーザ名入力手段により入力された前記ユーザ名を
    認証する認証手段と、 前記認証手段により認証された前記ユーザ名が、前記ゲ
    スト登録手段により登録された前記ゲストであるか否か
    を判定するゲスト判定手段とをさらに備え、 前記ゲスト判定手段による判定の結果、前記ゲスト登録
    手段により登録された前記ゲストであると判定された場
    合、前記使用範囲設定手段は、前記ゲストの使用範囲を
    全てまたは一部の使用範囲に設定することを特徴とする
    請求項52に記載の情報処理装置。
  54. 【請求項54】 前記ゲスト判定手段による判定の結
    果、前記ゲスト登録手段により登録された前記ゲストで
    はないと判定された場合、前記アノニマス登録手段によ
    り前記アノニマスの登録が行われているか否かを判定す
    るアノニマス判定手段とをさらに備え、 前記アノニマス判定手段による判定の結果、前記アノニ
    マス登録手段により前記アノニマスの登録が行われてい
    ると判定された場合、前記使用範囲設定手段は、前記ア
    ノニマスの使用範囲を全てまたは一部の使用範囲に設定
    することを特徴とする請求項53に記載の情報処理装
    置。
  55. 【請求項55】 前記アノニマス判定手段による判定の
    結果、前記アノニマス登録手段により前記アノニマスの
    登録が行われていないと判定された場合、前記制御手段
    は、前記情報処理装置の制御を行わないことを特徴とす
    る請求項54に記載の情報処理装置。
  56. 【請求項56】 前記情報処理装置を使用するユーザに
    関するユーザ情報を登録するユーザ登録手段と、 前記情報処理装置を使用するユーザに関する前記ユーザ
    情報を入力するユーザ情報入力手段と、 前記ユーザ情報入力手段により入力された前記ユーザ情
    報が、前記ユーザ登録手段により登録されているか否か
    を認証する認証手段とをさらに備え、 前記認証手段による認証の結果、前記ユーザ情報が認証
    された場合、前記制御手段は、前記使用範囲設定手段に
    記憶されている前記ユーザ情報に対応する前記使用範囲
    を読み出し、前記使用範囲内で前記情報処理装置を制御
    することを特徴とする請求項48に記載の情報処理装
    置。
  57. 【請求項57】 前記認証手段による認証の結果、前記
    ユーザ情報が認証されなかった場合、前記制御手段は、
    前記情報処理装置の制御を行わないことを特徴とする請
    求項56に記載の情報処理装置。
  58. 【請求項58】 前記使用範囲設定手段により記憶され
    ている前記各ユーザの使用範囲の表示を制御する表示制
    御手段をさらに備えることを特徴とする請求項48に記
    載の情報処理装置。
  59. 【請求項59】 ユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶す
    る使用範囲設定ステップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により設定された前記
    使用範囲内で、前記情報処理装置を制御する制御ステッ
    プとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  60. 【請求項60】 ユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶す
    る使用範囲設定ステップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により設定された前記
    使用範囲内で、前記情報処理装置を制御する制御ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
  61. 【請求項61】 ユーザ毎の使用範囲を設定し、記憶す
    る使用範囲設定ステップと、 前記使用範囲設定ステップの処理により設定された前記
    使用範囲内で、前記情報処理装置を制御する制御ステッ
    プとをコンピュータに実行させることを特徴とするプロ
    グラム。
  62. 【請求項62】 ネットワークを介して第1および第2
    の電子機器が相互に接続されるネットワークシステムに
    おいて、 前記第1の電子機器は、 前記第2の電子機器から前記ネットワークを介して供給
    される、前記第2の電子機器に関する機器属性情報を取
    得する機器属性情報取得手段と、 前記機器属性情報取得手段により取得された前記機器属
    性情報に基づいて、 前記第2の電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を設定
    し、記憶する使用範囲設定手段と、 前記使用範囲設定手段により設定された前記使用範囲内
    で、前記ネットワークを介して前記第2の電子機器を制
    御する制御手段とを備え、 前記第2の電子機器は、 前記第2の電子機器に関する前記機器属性情報を記憶す
    る機器属性情報記憶手段と、 前記第1の電子機器からの要求に基づいて、前記機器属
    性情報記憶手段に記憶されている前記機器属性情報を、
    前記ネットワークを介して前記第1の電子機器に送出す
    る機器属性情報送出手段とを備えることを特徴とするネ
    ットワークシステム。
  63. 【請求項63】 ネットワークを介して第1および第2
    の電子機器が相互に接続されるネットワークシステムに
    おいて、 前記第1の電子機器は、 前記第2の電子機器から前記ネットワークを介して供給
    される、前記第2の電子機器に関する機器属性情報を取
    得する機器属性情報取得手段と、 前記機器属性情報取得手段により取得された前記機器属
    性情報に基づいて、 前記第2の電子機器に対してユーザ毎の使用範囲を設定
    し、記憶する使用範囲設定手段と、 前記使用範囲設定手段により記憶されている前記各ユー
    ザの使用範囲を、前記ネットワークを介して前記第2の
    電子機器に転送する転送手段とを備え、 前記第2の電子機器は、 前記第2の電子機器に関する前記機器属性情報を記憶す
    る機器属性情報記憶手段と、 前記第1の電子機器からの要求に基づいて、前記機器属
    性情報記憶手段に記憶されている前記機器属性情報を、
    前記ネットワークを介して前記第1の電子機器に送出す
    る機器属性情報送出手段と、 前記第1の電子機器から前記ネットワークを介して転送
    されてくる前記各ユーザの使用範囲を取得し、記憶する
    使用範囲取得手段とを備えることを特徴とするネットワ
    ークシステム。
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