JP2001312328A - クロック信号生成回路 - Google Patents

クロック信号生成回路

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JP2001312328A
JP2001312328A JP2000130951A JP2000130951A JP2001312328A JP 2001312328 A JP2001312328 A JP 2001312328A JP 2000130951 A JP2000130951 A JP 2000130951A JP 2000130951 A JP2000130951 A JP 2000130951A JP 2001312328 A JP2001312328 A JP 2001312328A
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clock signal
external clock
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delay
inverter
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Tsutomu Tanaka
努 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のクロック信号生成回路から出力される
クロック信号からは、高調波ノイズが強く発せられるた
めに、FM周波数帯等を使用する機器に誤動作を引き起
こさせるという課題があった。 【解決手段】 クロック信号生成回路において、互いに
異なる遅延量を有する複数のインバータ列1を互いに
並列に接続して構成される遅延回路2と、外部クロック
信号の1周期毎に外部クロック信号が印加される信号線
に対して遅延回路2内のいずれかのインバータ列1
選択的に接続する制御回路3と、外部クロック信号と遅
延信号との論理積をとるためのNANDゲート5および
インバータ6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータやASIC(Application Specific Integrated C
ircuit)等の半導体装置から発生する高調波ノイズを抑
制可能なクロック信号生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のクロック生成回路を示す
回路図である。図6において、101はシステムクロッ
ク信号fsysを生成する電流駆動能力の大きなインバ
ータ、102は主にシステム外部から供給される外部ク
ロック信号Xinの波形整形を実施するために介装され
たインバータである。これら2つのインバータ101,
102により、外部クロック信号Xinを基にして駆動
電流の大きなシステムクロック信号fsysを各サブシ
ステムに供給する。
【0003】図7は、図6に示された回路により生成さ
れるシステムクロック信号fsysの波形を示す図であ
る。図7に示されるように、システムクロック信号fs
ysの一周期Tにおいて、信号レベルが“L”である期
間t1と信号レベルが“H”である期間t2とは等しく
なっている。すなわち、従来のクロック生成回路により
生成されるクロック信号は、常に振幅、周波数およびデ
ューティー比が一定のパルス波となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック信号生
成回路は以上のように構成されているので、当該クロッ
ク信号生成回路から出力されるクロック信号をフーリエ
解析により周波数領域のスペクトルで表現すると、クロ
ック信号の周波数f(以下、基本周波数という。)の正
弦波と、その奇数倍の周波数3f,5f,7f,9f,
…の正弦波との和として表現され、非常に狭い帯域にエ
ネルギーが集中する。したがって、このようなクロック
信号をシステム内で使用する場合には、電磁輻射等の影
響により高調波ノイズ(奇数次)が強く発せられる。例
えば、システムクロック信号の周波数が25MHzの場
合には、75MHzに強いノイズ(3次の高調波)が発
生する。このように、近年クロック信号の動作周波数が
高くなっているために、基本周波数の奇数倍の周波数は
FM周波数帯等に重なるので、FM周波数帯等を使用す
る機器に誤動作を引き起こさせるという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、クロック信号に含まれる高調波成
分を抑制することができるクロック信号生成回路を得る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクロック
信号生成回路は、互いに異なる遅延量を有する複数の遅
延素子を互いに並列に接続して構成される遅延回路と、
外部クロック信号の1周期毎に外部クロック信号が印加
される信号線に対して遅延回路内のいずれかの遅延素子
を選択的に接続する制御回路と、外部クロック信号と制
御回路により選択された遅延素子を通って遅延させられ
たクロック信号とを入力して、立ち上がりエッジまたは
立ち下がりエッジのいずれか一方が外部クロック信号の
立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジに同期するシ
ステムクロック信号を出力する論理回路とを備えるよう
にしたものである。
【0007】この発明に係るクロック信号生成回路は、
制御回路に接続されて、外部クロック信号が印加される
信号線に対して接続される遅延回路内の遅延素子を外部
クロック信号の各周期毎に指定するデータが登録された
レジスタを備えるようにしたものである。
【0008】この発明に係るクロック信号生成回路は、
外部クロック信号と制御回路により選択された遅延素子
を通って遅延させられたクロック信号とを入力して、こ
れら2つの信号の論理積をシステムクロック信号として
出力する論理回路を備えるようにしたものである。
【0009】この発明に係るクロック信号生成回路は、
外部クロック信号と制御回路により選択された遅延素子
を通って遅延させられたクロック信号とを入力して、こ
れら2つの信号の論理和をシステムクロック信号として
出力する論理回路を備えるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
クロック信号生成回路の構成を示す回路図である。図1
において、1(i=1〜n:nは任意の正数)はそれ
ぞれ段数が異なって互いに異なる遅延量を与えるインバ
ータ列(遅延素子)、2は段数の異なるインバータ列1
,1,…,1を互いに並列に接続して構成される
遅延回路、3は外部クロック信号Xinが印加される信
号線に対して遅延回路2内のいずれかのインバータ列1
を選択的に接続させる制御回路、4は制御回路3にお
いて外部クロック信号Xinの1周期毎に当該外部クロ
ック信号Xinが印加される信号線に対していずれのイ
ンバータ列1を接続するかを指示するデータが記憶さ
れるレジスタ、5は一方の入力端子に外部クロック信号
Xinが直接入力されるとともに他方の入力端子に遅延
回路2により遅延させられたクロック信号が入力される
2入力のNANDゲート、6はシステムクロック信号f
sysを出力する電流駆動能力の大きなインバータであ
る。NANDゲート5とインバータ6とにより、外部ク
ロック信号Xinと制御回路3により選択されたインバ
ータ列1を通って遅延させられたクロック信号とを入
力して、これら2つの信号の論理積をシステムクロック
信号として出力するAND型論理回路が構成される。
【0011】なお、遅延回路2内のそれぞれのインバー
タ列1については、入力されるクロック信号を互いに
異なる遅延量を有するように遅延させてそれぞれ出力す
るものであれば、インバータ列を構成する複数のインバ
ータに代えて、アルミパターンとSi基盤との間あるい
はゲートとSi基盤との間に形成される容量回路を用い
た回路構成とすることも可能である。また、制御回路3
については、外部クロック信号Xinが印加される信号
線に対して接続されるインバータ列1を周期的に順次
選択する機能を有するように構成することもできれば、
接続されるインバータ列1をレジスタ4に登録された
データに基づく指定の順序で選択する機能を有するよう
に構成することもできる。
【0012】次に動作について説明する。制御回路3
は、上述したように、外部クロック信号Xinの1周期
毎に、外部クロック信号Xinが印加される信号線に対
して接続されるインバータ列1を周期的に順次選択す
るか、あるいは外部クロック信号Xinが印加される信
号線に対して接続されるインバータ列1をレジスタ4
に登録されたデータに基づく指定の順序で選択する。そ
して、外部クロック信号Xinと、選択されたインバー
タ列1を通って遅延させられたクロック信号とがNA
NDゲート5に入力され、NANDゲート5からの出力
信号はインバータ6を介してシステムクロック信号fs
ysとして各サブシステムに供給される。すなわち、N
ANDゲート5とインバータ6とから構成される回路
は、外部クロック信号Xinと選択されたインバータ列
を通って遅延させられたクロック信号とを入力し
て、その論理積をシステムクロック信号として出力す
る。なお、制御回路3により選択されるインバータ列1
の切り換えについては、後述するようにAND型論理
回路の作用で外部クロック信号Xinの立ち下がりエッ
ジとシステムクロック信号fsysの立ち下がりエッジ
とが同期することから、例えば立ち下がりエッジにおい
て両信号が共に“L”レベルとなってから所定時間経過
後に選択されるインバータ列1を切り換えるように動
作させることが考えられる。
【0013】図2は、システムクロック信号fsysの
生成の一例を示すタイムチャートである。この生成例に
おいては、制御回路3が、外部クロック信号Xinの1
周期毎に、遅延時間Aを有するインバータ列1、遅延
時間Bを有するインバータ列1、および遅延時間Cを
有するインバータ列1をこの順序で周期的に選択する
ように動作するものとする。これにより、システムクロ
ック信号fsysのパルス幅は、外部クロック信号の半
周期から各遅延時間をそれぞれ減じたものとなり、周期
的にT/2−A、T/2−B、T/2−Cと変化する。
また、このようなパルス幅の変化に応じて、システムク
ロック信号fsysの周期は、周期的にTa(=T−A
+B)、Tb(=T−B+C)、Tc(=T−C+A)
と変化する。このように、外部クロック信号Xinが印
加される信号線に対して接続されるインバータ列1
選択する制御回路3が、異なる複数のインバータ列1
を周期的に選択することで、パルス幅すなわちデューテ
ィー比、および周期すなわち周波数が周期的に変化する
システムクロック信号fsysを得ることができる。
【0014】このように、この発明の実施の形態1によ
るクロック信号生成回路により生成されるシステムクロ
ック信号fsysはデューティー比および周波数が局所
的に変化するので、従来のクロック信号生成回路により
生成されるクロック信号と比較すると、クロック信号に
含まれる高調波成分の強度(振幅)は小さくなる。
【0015】図3は、外部クロック信号Xinおよびシ
ステムクロック信号fsysについての各高調波成分の
振幅を示す図である。図3において、システムクロック
信号fsysは、クロック信号の信号レベルが“L”レ
ベルである期間と“H”レベルである期間との時間比が
6:4となる1波長分の波形と、クロック信号の信号レ
ベルが“L”レベルである期間と“H”レベルである期
間との時間比が7:3となる1波長分の波形とが交互に
現れるように、インバータ列1の選択を制御回路3に
より適宜実施することで得たものである。なお、図3に
おいて、9次より高い高調波成分については省略してい
る。図3から明らかなように、高調波成分の振幅のピー
ク値については、システムクロック信号fsysの方が
外部クロック信号Xinよりも減少していることが分か
る。
【0016】また、NANDゲート5およびインバータ
6から成るAND型論理回路は、外部クロック信号Xi
nと遅延回路2により遅延させられたクロック信号との
論理積をとるように構成されているので、システムクロ
ック信号fsysの信号レベルが“L”レベルから
“H”レベルに変わる時間位置は外部クロック信号Xi
nに対して制御回路3により選択されたインバータ列1
の遅延量だけ遅延するが、システムクロック信号fs
ysの信号レベルが“H”レベルから“L”レベルに変
わる時間位置は外部クロック信号Xinと完全に同期を
保つ。このため、システムクロック信号fsysを使用
するサブシステムと、従来技術で説明したように外部ク
ロック信号Xinをそのままクロック信号として使用す
るサブシステムとがシステム内で混在する場合でも、容
易に動作の同期を取ることができる。
【0017】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、互いに異なる遅延量を有する複数のインバータ列1
を互いに並列に接続して構成される遅延回路2と、外
部クロック信号の1周期毎に外部クロック信号Xinが
印加される信号線に対して遅延回路2内のいずれかのイ
ンバータ列1を選択的に接続する制御回路3と、外部
クロック信号Xinと制御回路3により選択されたイン
バータ列1を通って遅延させられたクロック信号とを
入力して両信号の論理積をシステムクロック信号として
出力するAND型論理回路とを備えるように構成したの
で、各周期毎にデューティー比および周波数が変化する
システムクロック信号を得ることができるから、クロッ
ク信号に含まれる高調波成分の振幅を小さくすることが
できて、FM周波数帯等を使用する機器における誤動作
を防止することができるという効果を奏する。
【0018】また、外部クロック信号Xinと制御回路
3により選択されたインバータ列1 を通って遅延させ
られたクロック信号とを入力して両信号の論理積をシス
テムクロック信号として出力するAND型論理回路を備
えるように構成したので、システムクロック信号fsy
sの信号レベルが“H”レベルから“L”レベルに変わ
る時間位置すなわち立ち下がりエッジは外部クロック信
号の立ち下がりエッジと完全に同期を保つことができる
から、システムクロック信号fsysを使用するサブシ
ステムと外部クロック信号Xinをそのままクロック信
号として使用するサブシステムとがシステム内で混在す
る場合でも、立ち下がりエッジを基準として容易に動作
の同期をとることができるという効果を奏する。
【0019】さらに、制御回路3に接続されて、外部ク
ロック信号Xinが印加される信号線に対して接続され
る遅延回路2内のインバータ列1を外部クロック信号
Xinの各周期毎に指定するデータが登録されたレジス
タ4を備えるように構成したので、レジスタ4に登録さ
れたデータに従ってインバータ列1の選択を実施する
ことができるから、出力されるシステムクロック信号f
sysのデューティー比および周波数の局所的な変化を
任意に制御することができて、クロック信号に含まれる
高調波成分のスペクトルを環境に応じて適宜設定するこ
とができるという効果を奏する。
【0020】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2によるクロック信号生成回路の構成を示す回路図
である。図4において、図1と同一符号は同一または相
当部分を示すのでその説明を省略する。11は、一方の
入力端子に外部クロック信号Xinが直接入力されると
ともに他方の入力端子に遅延回路2により遅延させられ
たクロック信号が入力される2入力のNORゲートであ
る。NORゲート11とインバータ6とにより、外部ク
ロック信号Xinと制御回路3により選択されたインバ
ータ列1を通って遅延させられたクロック信号とを入
力して、これら2つの信号の論理和をシステムクロック
信号として出力するOR型論理回路が構成される。
【0021】次に動作について説明する。基本的な回路
動作については、実施の形態1と同様であるのでその説
明を省略し、ここでは具体例について説明する。図5
は、システムクロック信号fsysの生成の一例を示す
タイムチャートである。この生成例においては、制御回
路3が、外部クロック信号Xinの1周期毎に、遅延時
間Aを有するインバータ列1 、遅延時間Bを有するイ
ンバータ列1、および遅延時間Cを有するインバータ
列1をこの順序で周期的に選択するように動作するも
のとする。これにより、システムクロック信号fsys
のパルス幅は、外部クロック信号Xinの半周期に各遅
延時間を加えたものとなり、周期的にT/2+A、T/
2+B、T/2+Cと変化する。また、このようなパル
ス幅の変化に応じて、システムクロック信号fsysの
周期は、周期的にTa(=T+B−A)、Tb(=T+
C−B)、Tc(=T+A−C)と変化する。このよう
に、外部クロック信号Xinの1周期毎に当該外部クロ
ック信号Xinが印加される信号線に対して接続される
インバータ列1を選択する制御回路3が、異なる複数
のインバータ列1を周期的に選択することで、パルス
幅すなわちデューティー比、および周期すなわち周波数
が周期的に変化するシステムクロック信号fsysを得
ることができる。
【0022】また、NORゲート11およびインバータ
6から成るOR型論理回路は、外部クロック信号Xin
と遅延回路2により遅延させられたクロック信号との論
理和をとるように構成されているので、システムクロッ
ク信号fsysの信号レベルが“H”レベルから“L”
レベルに変わる時間位置は外部クロック信号Xinに対
して制御回路3により選択されたインバータ列1の遅
延量だけ遅延するが、システムクロック信号fsysの
信号レベルが“L”レベルから“H”レベルに変わる時
間位置は外部クロック信号Xinと完全に同期を保つ。
このため、システムクロック信号fsysを使用するサ
ブシステムと、外部クロック信号Xinをそのままクロ
ック信号として使用するサブシステムとがシステム内で
混在する場合でも、容易に動作の同期を取ることができ
る。
【0023】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、システムクロック信号に含まれる高調波成分の振幅
を小さくできる点、およびシステムクロック信号に含ま
れる高調波成分のスペクトルを環境に応じて適宜設定す
ることができる点で実施の形態1と同等の効果が得られ
る。さらに、外部クロック信号Xinと制御回路3によ
り選択されたインバータ列1を通って遅延させられた
クロック信号とを入力して両信号の論理和をシステムク
ロック信号として出力するOR型論理回路を備えるよう
に構成したので、システムクロック信号fsysの信号
レベルが“L”レベルから“H”レベルに変わる時間位
置すなわち立ち上がりエッジは外部クロック信号Xin
の立ち上がりエッジと完全に同期を保つことができるか
ら、システムクロック信号fsysを使用するサブシス
テムと外部クロック信号Xinをそのままクロック信号
として使用するサブシステムとがシステム内で混在する
場合でも、立ち上がりエッジを基準として容易に動作の
同期をとることができるという効果を奏する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
に異なる遅延量を有する複数の遅延素子を互いに並列に
接続して構成される遅延回路と、外部クロック信号の1
周期毎に外部クロック信号が印加される信号線に対して
遅延回路内のいずれかの遅延素子を選択的に接続する制
御回路と、外部クロック信号と制御回路により選択され
た遅延素子を通って遅延させられたクロック信号とを入
力して、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのい
ずれか一方が外部クロック信号の立ち上がりエッジまた
は立ち下がりエッジに同期するシステムクロック信号を
出力する論理回路とを備えるように構成したので、各周
期毎にデューティー比および周波数が変化するシステム
クロック信号を得ることができるから、システムクロッ
ク信号に含まれる高調波成分の振幅を小さくすることが
できて、FM周波数帯等を使用する機器における誤動作
を防止することができるという効果を奏する。また、シ
ステムクロック信号の立ち上がりエッジまたは立ち下が
りエッジのいずれか一方が外部クロック信号の立ち上が
りエッジまたは立ち下がりエッジと同期を保つことがで
きるから、システムクロック信号を使用するサブシステ
ムと外部クロック信号をそのままクロック信号として使
用するサブシステムとの間で同期をとることができると
いう効果を奏する。
【0025】この発明によれば、制御回路に接続され
て、外部クロック信号が印加される信号線に対して接続
される遅延回路内の遅延素子を外部クロック信号の各周
期毎に指定するデータが登録されたレジスタを備えるよ
うに構成したので、レジスタに登録されたデータに従っ
て遅延素子の選択を実施することができるから、出力さ
れるシステムクロック信号のデューティー比および周波
数の局所的な変化を任意に制御することができて、クロ
ック信号に含まれる高調波成分のスペクトルを環境に応
じて適宜設定することができるという効果を奏する。
【0026】この発明によれば、外部クロック信号と制
御回路により選択された遅延素子を通って遅延させられ
たクロック信号とを入力して、これら2つの信号の論理
積をシステムクロック信号として出力する論理回路を備
えるように構成したので、システムクロック信号の立ち
下がりエッジが外部クロック信号の立ち下がりエッジと
完全に同期を保つことができるから、システムクロック
信号を使用するサブシステムと外部クロック信号をその
ままクロック信号として使用するサブシステムとがシス
テム内で混在する場合でも、立ち下がりエッジを基準と
して容易に動作の同期をとることができるという効果を
奏する。
【0027】この発明によれば、外部クロック信号と制
御回路により選択された遅延素子を通って遅延させられ
たクロック信号とを入力して、これら2つの信号の論理
和をシステムクロック信号として出力する論理回路を備
えるように構成したので、システムクロック信号の立ち
上がりエッジが外部クロック信号の立ち上がりエッジと
完全に同期を保つことができるから、システムクロック
信号を使用するサブシステムと外部クロック信号をその
ままクロック信号として使用するサブシステムとがシス
テム内で混在する場合でも、立ち上がりエッジを基準と
して容易に動作の同期をとることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるクロック信号
生成回路の構成を示す回路図である。
【図2】 システムクロック信号生成の一例を示す図で
ある。
【図3】 外部クロック信号およびシステムクロック信
号についての各高調波成分の振幅を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるクロック信号
生成回路の構成を示す回路図である。
【図5】 システムクロック信号生成の一例を示す図で
ある。
【図6】 従来のクロック信号生成回路を示す回路図で
ある。
【図7】 従来のクロック信号生成回路により生成され
るクロック信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
(i=1〜n) インバータ列(遅延素子)、2
遅延回路、3 制御回路、4 レジスタ、5 NAND
回路、6 インバータ、11 NOR回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる遅延量を有する複数の遅延
    素子を互いに並列に接続して構成される遅延回路と、 外部クロック信号の1周期毎に、該外部クロック信号が
    印加される信号線に対して前記遅延回路内のいずれかの
    前記遅延素子を選択的に接続する制御回路と、 前記外部クロック信号と前記制御回路により選択された
    前記遅延素子を通って遅延させられたクロック信号とを
    入力して、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの
    いずれか一方が前記外部クロック信号の立ち上がりエッ
    ジまたは立ち下がりエッジに同期するシステムクロック
    信号を出力する論理回路とを備えることを特徴とするク
    ロック信号生成回路。
  2. 【請求項2】 制御回路に接続されて、外部クロック信
    号が印加される信号線に対して接続される遅延回路内の
    遅延素子を前記外部クロック信号の各周期毎に指定する
    データが登録されたレジスタを備えることを特徴とする
    請求項1記載のクロック信号生成回路。
  3. 【請求項3】 外部クロック信号と、制御回路により選
    択された遅延素子を通って遅延させられたクロック信号
    とを入力して、これら2つの信号の論理積をシステムク
    ロック信号として出力する論理回路を備えることを特徴
    とする請求項1記載のクロック信号生成回路。
  4. 【請求項4】 外部クロック信号と、制御回路により選
    択された遅延素子を通って遅延させられたクロック信号
    とを入力して、これら2つの信号の論理和をシステムク
    ロック信号として出力する論理回路を備えることを特徴
    とする請求項1記載のクロック信号生成回路。
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