JP2001311989A - カメラ及びカメラの製造方法 - Google Patents

カメラ及びカメラの製造方法

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JP2001311989A
JP2001311989A JP2000130943A JP2000130943A JP2001311989A JP 2001311989 A JP2001311989 A JP 2001311989A JP 2000130943 A JP2000130943 A JP 2000130943A JP 2000130943 A JP2000130943 A JP 2000130943A JP 2001311989 A JP2001311989 A JP 2001311989A
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exterior
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JP2000130943A
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Yoshihiro Yokomae
義浩 横前
Satoshi Tanio
聡 谷尾
Hitoshi Yagi
仁 矢木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便に脱着が可能な部品を交換するだけで製品
の仕様を変更可能とするカメラ及びカメラの製造方法を
提供すること。 【解決手段】複数の操作部とこれらを支持する基台部と
が一体に成形されて第1の仕様カメラ用の操作部材140
を形成する一方該第1操作部材から一部の操作部をカッ
トして第2の仕様カメラ用の第2操作部材140´を形成
することが可能な操作部材と、上記第1操作部材140が
取り付けられる第1外装パネル部材121-1と、上記第1
外装パネル部材とは操作部挿入孔の数が異なる以外は同
様に構成され上記第2操作部材140´が取り付けられる
第2外装パネル部材121-2と、を用意すれば、上記第1
操作部材140の少しの加工と、上記第1,第2外装パネ
ル部材121-1,121-2のパネル交換を行なうのみで、操作
機能が異なる第1の仕様カメラ110-1と第2の仕様カメ
ラ110-2が選択的に製造可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作可能な機能が
異なる少なくとも2つの仕様変更に容易に対応できるよ
うにしたカメラ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品の仕向け地やユーザーの要望
に応える為に、カメラの仕様には各種のものが用意され
ている。
【0003】例えば、撮影フィルムに日付けを写し込む
ことが可能な仕様のもの(以下デート機能有りという)
と、日付けを写し込まない仕様のもの(以下デート機能
無しという)とがある。このようなデート機能有り,無
しのものでは、デート機能有りのものは日付け操作ボタ
ンを備えることが必要だがデート機能無しのものには日
付け操作ボタンは必要としない。
【0004】このようなデート機能有り,無しの2種類
の仕様のカメラを製造する場合には、上記日付け操作ボ
タンをカメラの主外装部材(前カバー,後カバー,又は
裏蓋)から露呈するように設ける必要があるため、仕様
に応じて、操作ボタン挿入孔の有る主外装部材と操作ボ
タン挿入孔の無い主外装部材とを別々に成形して用意す
る必要があった。また、従来、カメラに使用する複数の
操作ボタンについては、弾性ゴム部材を用いることによ
って、日付け操作ボタンを含む複数の操作ボタンを一体
成形して成る操作部材が用いられており、従って仕様
(即ちデート機能の有無)に応じて、日付け操作ボタン
の有る操作部材と日付け操作ボタンの無い操作部材とを
別々に成形して用意する必要があった。
【0005】つまり、カメラの仕様に応じて、予め、2
種類の主外装部材と2種類の操作部材を用意する必要が
あり、製造コストがかかるという問題があった。
【0006】一方、データ写し込み機能を選択装備可能
なカメラとして、特開平5−150330号公報が開示
されている。これは、カメラに対して着脱可能なデータ
写し込みモジュールにより、ユーザの手によりデータ写
し込み機能を付けるか否かを選択可能とするものであ
り、製造上の利点を生じるものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、デート機
能有り,無しの2つの仕様のカメラを製造する場合に
は、操作ボタンの有無に応じてカメラの外装部材を別々
に用意する必要があったり、操作部材を別々に用意する
必要があり、大物の部品を交換する必要があり、製造上
不利であった。
【0008】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、簡便
に脱着が可能な部品を交換するだけで製品の仕様を変更
可能とするカメラ及びカメラの製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるカ
メラは、手動操作可能に各機能に応じた設定を行なうた
めの複数の操作部と上記操作部を支える基台部とが一体
に成形された操作部材と、上記複数の操作部をそれぞれ
外部に貫通させて露呈させると共に上記基台部を覆う第
1外装パネル部材と、を有する第1の仕様カメラと、上
記操作部材に形成された複数の操作部のうち所定の一部
の操作部を除いた操作部がカットされた加工操作部材
と、上記複数の操作部のうち上記一部の操作部のみを外
部に貫通させて露呈可能とさせると共に上記基台部及び
上記所定の一部の操作部を除いた操作部がカットされた
箇所を覆う第2外装パネル部材と、を有する第2の仕様
カメラと、に操作可能な機能が異なる第1又は第2の仕
様に選択的に製造可能なことを特徴とするものである。
【0010】請求項1の発明によれば、操作部材に対応
した第1外装パネル部材と加工操作部材に対応した第2
外装パネル部材とは、操作部挿入孔の数が異なる以外は
同様のパネルで構成できると共に、上記操作部材に対し
て、該操作部材の複数の操作部のうち一部の操作部をカ
ットすることで上記加工操作部材が容易に作成可能であ
る。第1の仕様カメラと第2の仕様カメラとは、第1,
第2の外装パネル部材の交換と、操作部材の複数の操作
部の一部の操作部のカットとで、仕様変更に対応するこ
とができ、製造コストが安価で済む利点を有する。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載のカメ
ラにおいて、主な外装の1つを構成し、上記第1及び第
2の仕様カメラに共通使用される主外装部材と、上記操
作部材及び上記加工操作部材が配設される上記主外装部
材の領域に形成され、上記第1外装パネル部材と第2外
装パネル部材とが選択的に固設される共通取付部と、を
具備することを特徴とするものである。
【0012】請求項2によれば、第1の仕様カメラと第
2の仕様カメラとで、主外装部材は共通に使用でき、こ
の主外装部材の共通取付部に対して第1外装パネル部材
と第2外装パネル部材とを交換可能に共通に取り付ける
ことができる。
【0013】請求項3の発明によるカメラの製造方法
は、第1の機能設定を行なう手動操作可能な第1操作部
と第2の機能設定を行なう手動操作可能な第2操作部と
上記第1及び第2操作部を支える基台部とが一体に成形
された第1操作部材と、成形された上記第1操作部材を
加工して、上記第2操作部を切除した第2操作部材と、
上記第1又は第2操作部材が配設される主外装部材と、
上記主外装部材に固設されることで外装の一部を形成
し、上記第1操作部材の上記基台部を覆うと共に上記第
1操作部及び上記第2操作部を外部に露呈させる第1及
び第2貫通孔が形成された第1外装パネル部材と、上記
主外装部材に固設されることで外装の一部を形成し、上
記第2操作部材の上記基台部を覆うと共に上記第1操作
部のみを外部に露呈させる第1貫通孔が形成された第2
外装パネル部材と、が用意されていて、上記主外装部材
に対して、上記第1操作部材と上記第1外装パネル部材
を組み付けることにより、第1の仕様カメラを製造し、
上記主外装部材に対して、上記第2操作部材と上記第2
外装パネル部材を組み付けることにより、第2の仕様カ
メラを製造し、操作可能な機能が異なる第1又は第2の
仕様に選択的に製造可能にしたことを特徴とするもので
ある。
【0014】請求項3によれば、カメラの仕様変更に対
して、大物部品である主外装部材は共通に使え、第1の
操作部材は少しの加工を行なうのみで共通で使え、極め
て効率の良いカメラの製造方法を提供することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1及び図2は本発明の一実施の形
態の第1又は第2の仕様に選択的に製造可能なカメラの
背面側の外観を示す斜視図である。
【0016】図1はデート機能有りの第1の仕様カメラ
を示し、図2はデート機能無しの第2の仕様カメラを示
している。
【0017】まず、図1において、第1の仕様カメラ11
0-1は、図示しない撮像レンズ系を含むカメラ撮像部や
ファインダ部が配置されたカメラ本体が収納される前カ
バー111 と、その前カバーを支持しカメラ撮像部及びフ
ァインダ部を収納する枠状の後カバー112 と、この後カ
バーに開閉可能に取り付けられる裏蓋113 とで構成され
ている。
【0018】前カバー111 又は後カバー112 には、ファ
インダ窓114 ,視度調節ダイヤル115 ,パノラマ切り替
えレバー116 ,裏蓋開放ノブ117 ,三脚穴118 ,電池蓋
119などが配設されている。
【0019】主外装部材である裏蓋113 には、フィルム
確認窓120 が形成されると共に、日付け操作ボタンを含
む各種の操作ボタン122〜125を備えかつその操作状態及
び設定したモードを表示する液晶ディスプレイ(以下L
CDという)を視認するための液晶表示窓126 を備えた
第1外装パネル部材121-1が配設されている。
【0020】第1外装パネル部材121-1には、上記液晶
表示窓126 のほか、操作ボタンとして、フラッシュモー
ドボタン122 ,セルフ/リモコンボタン123 ,日付け操
作ボタン124 ,途中巻き戻しボタン125 が配設されてい
る。外装パネル部材121 は透明プラスチック板を用いて
構成されており、各種の操作ボタン122 〜125 の配設箇
所には操作ボタン用の弾性ゴム部材が内部より外面に露
出するための貫通孔(操作ボタン挿入孔)が設けられ、
液晶表示窓126 を除いた内面側の部分には不透明着色
(図示斜線部分)及び各操作ボタンの機能を示す文字や
マークが印刷されている。
【0021】図2に示す第2の仕様カメラ110-2につい
ては、主外装部材である裏蓋113 は図1の第1の仕様カ
メラの場合と全く同じ構成となっている。図2の第2の
仕様カメラ110-2が図1の第1の仕様カメラ110-1と異な
る点は、裏蓋113 上に配設される外装パネル部材(以下
第2外装パネル部材という)121-2であり、該第2外装
パネル部材121-2には図1における日付け操作ボタン124
を備えていない(従ってそのための操作ボタン挿入孔
も形成されていない)構成となっている。
【0022】図3は、図1のデート機能有りのカメラに
おける上記LCDの全ての表示を示している。日付け表
示はMODEボタンとSETボタンから成る日付け操作ボタン1
24により設定表示が可能で、夜景モード,強制発光モー
ド及び赤目軽減発光モードはフラッシュモードボタン12
2 により切換表示が可能で、またセルフモード及びリモ
コンモードはセルフ/リモコンボタン123 により切換表
示が可能である。
【0023】図4は、図2のデート機能無しのカメラに
おけるLCDの全ての表示を示している。図3の表示と
は異なり、日付表示が省略された構成となっている。
【0024】図5は、図1のデート機能有りのカメラに
おける裏蓋113 部分を示している。図6は図5のA−A
´線断面図を示している。
【0025】図5において、主外装部材である裏蓋113
の外面のほぼ中央部分には、第1外装パネル部材121-1
が接着剤などで固定される。外装パネル部材121-1の表
示窓126 に対応して図示裏面側に配置されたLCD127
(二点鎖線にて示す)を取り囲むように操作部材140 が
裏蓋113 の背面側(図示裏面側、点線にて示す)に配置
されている。操作ボタン124,125を有する操作部材140
と、電気実装基板128 との関係は図6(図5のA−A´
線断面)に示すようになっている。電気実装基板128 に
は、複数のスイッチ用導電パターン128Aが形成されてお
り、各操作ボタン端部の導電部142 が各導電パターン12
8Aに押し付けられることでスイッチ動作が行なわれるよ
うになっている。なお、符号129 は操作部材140 とLC
D127 が実装された電気実装基板128 を裏蓋113 の内面
側に固定するための押え板である。
【0026】図7に、図6における操作部材140 を拡大
して示している。図7に示すように、操作部材140 は、
例えば弾性ゴム部材で構成されており、日付け操作ボタ
ン124,125(実際には図7には示されていないが操作ボ
タン122,123も含む)である複数の操作部141 と、該操
作部141 を支持する基台部143 とを一体に成形して構成
されている。また、操作部141 は基台部143 に対して肉
薄の連接部分144 を介して前後動可能に支持されてい
る。従って、操作部141 は、基台部143 を裏蓋113 の内
面側に固設することにより、裏蓋113 に対して前後動可
能に支持されることになる。操作部材140 を構成する各
操作ボタンの押圧側(操作側)とは反対側の端部には導
電ゴム142 が貼着され、上記の導電パターン128Aに対峙
するようになっている。各操作部141 を指で押圧するこ
とでゴムの弾性力にて前後動して上記導電パターン128A
に当接可能となっている。
【0027】図8は、図2のデート機能無しのカメラに
おける裏蓋113 部分を示している。図9は図8のB−B
´線断面図を示している。
【0028】図8において、主外装部材である裏蓋113
の外面のほぼ中央部分には、第2外装パネル部材121-2
が接着剤などで固定される。第2外装パネル部材121-2
は、図5に示した第1外装パネル部材121-1とは異な
り、日付け操作ボタン124 及び操作ボタン挿入孔が設け
られていないパネル構成となっている。
【0029】そして、第2外装パネル部材121-2の表示
窓126 に対応して図示裏面側に配置されたLCD127
(二点鎖線にて示す)を取り囲むように、図6で示した
操作部材140 を一部加工してなる加工操作部材140´が
裏蓋113 の背面側(図示裏面側、点線にて示す)に配置
されている。ここで、加工操作部材140´は、図9及び
図10に示すようになっており、図6及び図7で示した
日付け操作ボタン124 の頭部に相当する部分は削除(カ
ット)されて使用不能に加工されており、途中巻き戻し
用の操作ボタン125 についてはカットされず使用可能な
状態のままである。
【0030】操作ボタン125 を有する操作部材140´
と、電気実装基板128 との関係は、図9(図8のB−B
´線断面)に示すようになっている。操作ボタン125 の
押圧側(操作側)とは反対側の端部に形成された導電部
142 が、操作ボタン125 頭部の押圧によって電気実装基
板128 上の導電パターン128Aに押し付けられることでス
イッチ動作が可能となっている。
【0031】図10に、図9における加工操作部材140
´を拡大して示している。図10に示すように、加工操
作部材140´は、日付け操作ボタン124 の頭部がカット
された2つの操作部を含む複数の操作部141 と、該操作
部141 を支持する基台部143とを一体に成形して成る。
日付け操作ボタン124 の頭部は手作業又は機械加工によ
りカットされている。日付け操作ボタン124 の頭部がカ
ットされた加工操作部材140´については、頭部をカッ
トされた残りの導電部142 は使用されることなく残存す
ることになるが、カメラ使用上特に問題となることはな
い。
【0032】なお、電気実装基板128 については、該基
板128 上に形成されたスイッチ用導電パターン128A等
は、デート機能有りのカメラ(図6参照)の場合と全く
同様に形成されていてもよく、むしろその方がカメラの
仕様に応じて電気実装基板128を別々に作成せずに済み
合理的である。
【0033】図11は、上記電気実装基板128 のLCD
搭載面を示す平面図であり、図12は図11のC−C´
線断面図である。
【0034】図11に示すように、電気実装基板128 は
例えばフレキシブル配線基板で構成されており、電気実
装基板128 にはLCD127 の長辺よりも若干大きめの横
幅を有した長方形状の矩形孔128Bが形成されている。ま
た、図12に示すようにLCD127 にはその表示面を除
いた外周部分にLCD押え部材(例えば金属板を成形し
たもの)127Aを被せてある。そして、そのLCD押え部
材127Aの図示上端部分に形成された上記基板128 の矩形
孔128Bを通して折り込み部を基板128 に引掛けることに
よって、LCD127 を上記基板128 の表面上に取付け実
装する構成としてある。このとき、LCD押え部材127A
を被せる際に、LCD127 の端部の電気的接点(電極)
と電気実装基板128 上の電気的接点(電極)との間に、
導電部材を含んだコネクト127Bを介在させて、LCD12
7 の電極と電気実装基板128 上の電極とを電気的に接続
するようにしている。
【0035】尚、以上述べた実施の形態では、第1,第
2の仕様カメラとしてデート機能有り,無しのカメラ仕
様について説明したが、本発明はデート機能の有り,無
しの仕様に限定されることなく、その他の機能例えば種
々の撮影モード機能を操作ボタンによって設定するカメ
ラにおいて、特定の撮影機能の有り,無しに対応させた
仕様のカメラに対して応用できることは勿論である。ま
た、操作ボタンや操作パネルの配設位置もカメラの裏蓋
に限定されないことは勿論である。
【0036】また、上記実施の形態では、撮像媒体とし
て銀塩フィルムを使用するカメラについて説明している
が、本発明はこれに限定されることなく、撮像媒体とし
てCCDのような固体撮像素子を用いたデジタルカメラ
に応用することが可能である。
【0037】〔付記〕 (付記1)第1の機能設定を行なう手動操作可能な第1
操作部と、第2の機能設定を行なう手動操作可能な第2
操作部と、上記第1及び第2操作部を支える基台部と、
が一体に成形された第1操作部材と、成形された上記第
1操作部材を加工して、上記第2操作部を切除した第2
操作部材と、上記操作部材が配設される主外装部材と、
上記主外装部材に固設されることで外装の一部を形成
し、上記第1操作部材の上記基台部を覆うと共に上記第
1操作部及び上記第2操作部を外部に露呈させる第1及
び第2貫通孔が形成された第1外装パネル部材と、上記
主外装部材に固設されることで外装の一部を形成し、上
記第2操作部材の上記基台部を覆うと共に上記第1操作
部のみを外部に露呈させる第1貫通孔が形成された第2
外装パネル部材と、を用意しておき、上記主外装部材に
対して、上記第1操作部材と上記第1外装パネル部材を
組み付けることにより、第1の仕様カメラを製造し、上
記主外装部材に対して、上記第2操作部材と上記第2外
装パネル部材を組み付けることにより、第2の仕様カメ
ラを製造し、操作可能な機能が異なる第1又は第2の仕
様に選択的に製造されることを特徴とするカメラ。
【0038】(付記2)付記1において、上記第1操作
部材は、弾性ゴム材料で成形されている。
【0039】(付記3)付記1において、上記主外装部
材は、上記第1外装部材の第1操作部及び第2操作部が
貫通可能な貫通孔が形成されている。
【0040】(付記4)付記3において、上記第2外装
パネル部材は、上記主外装部材に形成された第2操作部
が貫通可能な貫通孔を覆う。
【0041】(付記5)付記1において、上記第1外装
パネル部材と上記第2外装パネル部材とは、略同一外形
形状である。
【0042】(付記6)付記1において、上記第1又は
第2操作部材の操作による機能設定に応じた表示をする
表示素子を具備し、上記第1外装パネル部材及び上記第
2外装パネル部材は、上記表示素子を覆って保護する。
【0043】(付記7)付記1又は6において、上記第
2操作部は、日付等のデータを撮影記録媒体に記録する
ことに関する設定機能を有し、上記第1操作部は、撮影
モードの切換設定に関する設定機能を有する。
【0044】(付記8)付記7において、上記主外装部
材は、カメラの背面を構成する外装部材である。
【0045】(付記9)第1の機能設定を行なう手動操
作可能な第1操作部と、第2の機能設定を行なう手動操
作可能な第2操作部と、上記第1及び第2操作部を支え
る基台部と、が一体に成形された第1操作部材と、上記
第1操作部材の上記第1操作部に対応する位置に配設さ
れた電気接点からなる第1接点手段と、上記第1操作部
材の上記第2操作部に対応する位置に配設された電気接
点からなる第2接点手段と、を具備し、上記第1操作部
材と、成形された上記第1操作部材の上記第2操作部を
切除加工した第2操作部材と、を択一的に選択して組み
込むことにより仕様変更可能に製造されることを特徴と
するカメラ。
【0046】(付記10)操作機能が異なる第1の仕様
と第2の仕様を選択的に製造可能にしたカメラであっ
て、複数の操作部とこれらを支持する基台部とが一体に
成形されて第1の仕様カメラ用の第1操作部材を形成す
る一方、該第1操作部材から一部の操作部をカットして
第2の仕様カメラ用の第2操作部材を形成することが可
能な操作部材と、上記第1操作部材が取り付けられる第
1外装パネル部材と、上記第1外装パネル部材とは操作
部挿入孔の数が異なる以外は同様に構成され、上記第2
操作部材が取り付けられる第2外装パネル部材と、が用
意され、上記第1操作部材と上記第1外装パネル部材を
用いて第1の仕様カメラが製造され、上記第2操作部材
と上記第2外装パネル部材を用いて第2の仕様カメラが
製造されることを特徴とするカメラ。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、外装
パネル部材のような簡便に脱着が可能な部品を交換する
一方、操作部材の一部をカットするのみで、カメラの仕
様を容易に変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の第1の仕様カメラの背
面側の外観を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態の第2の仕様カメラの背
面側の外観を示す斜視図。
【図3】図1の第1の仕様カメラにおけるLCDの全て
の表示を示す図。
【図4】図4の第2の仕様カメラにおけるLCDの全て
の表示を示す図。
【図5】図1の第1の仕様カメラにおける裏蓋部分を示
す平面図。
【図6】図5のA−A´線断面図。
【図7】図6における操作部材を拡大して示す断面図。
【図8】図2の第2の仕様カメラにおける裏蓋部分を示
す平面図。
【図9】図8のB−B´線断面図。
【図10】図9における加工操作部材を拡大して示す断
面図。
【図11】電気実装基板のLCD搭載面を示す平面図。
【図12】図11のC−C´線断面図。
【符号の説明】
110-1…第1の仕様カメラ 110-2…第2の仕様カメラ 113…裏蓋(主外装部材) 121-1…第1外装パネル部材 121-2…第2外装パネル部材 122〜125…操作ボタン(操作部) 124…日付け操作ボタン 140…操作部材(第1操作部材) 140´…加工操作部材(第2操作部材) 141…操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢木 仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H100 AA18 AA41 BB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動操作可能に各機能に応じた設定を行な
    うための複数の操作部と、上記操作部を支える基台部
    と、が一体に成形された操作部材と、 上記複数の操作部をそれぞれ外部に貫通させて露呈させ
    ると共に上記基台部を覆う第1外装パネル部材と、 を有する第1の仕様カメラと、 上記操作部材に形成された複数の操作部のうち所定の一
    部の操作部を除いた操作部がカットされた加工操作部材
    と、 上記複数の操作部のうち上記一部の操作部のみを外部に
    貫通させて露呈可能とさせると共に上記基台部及び上記
    所定の一部の操作部を除いた操作部がカットされた箇所
    を覆う第2外装パネル部材と、 を有する第2の仕様カメラと、 に操作可能な機能が異なる第1又は第2の仕様に選択的
    に製造可能なことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】主な外装の1つを構成し、上記第1及び第
    2の仕様カメラに共通使用される主外装部材と、 上記操作部材及び上記加工操作部材が配設される上記主
    外装部材の領域に形成され、上記第1外装パネル部材と
    第2外装パネル部材とが選択的に固設される共通取付部
    と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】第1の機能設定を行なう手動操作可能な第
    1操作部と、第2の機能設定を行なう手動操作可能な第
    2操作部と、上記第1及び第2操作部を支える基台部
    と、が一体に成形された第1操作部材と、 成形された上記第1操作部材を加工して、上記第2操作
    部を切除した第2操作部材と、 上記第1又は第2操作部材が配設される主外装部材と、 上記主外装部材に固設されることで外装の一部を形成
    し、上記第1操作部材の上記基台部を覆うと共に上記第
    1操作部及び上記第2操作部を外部に露呈させる第1及
    び第2貫通孔が形成された第1外装パネル部材と、 上記主外装部材に固設されることで外装の一部を形成
    し、上記第2操作部材の上記基台部を覆うと共に上記第
    1操作部のみを外部に露呈させる第1貫通孔が形成され
    た第2外装パネル部材と、 が用意されていて、 上記主外装部材に対して、上記第1操作部材と上記第1
    外装パネル部材を組み付けることにより、第1の仕様カ
    メラを製造し、 上記主外装部材に対して、上記第2操作部材と上記第2
    外装パネル部材を組み付けることにより、第2の仕様カ
    メラを製造し、 操作可能な機能が異なる第1又は第2の仕様に選択的に
    製造可能にしたことを特徴とするカメラの製造方法。
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