JP2001311892A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2001311892A JP2000128779A JP2000128779A JP2001311892A JP 2001311892 A JP2001311892 A JP 2001311892A JP 2000128779 A JP2000128779 A JP 2000128779A JP 2000128779 A JP2000128779 A JP 2000128779A JP 2001311892 A JP2001311892 A JP 2001311892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被走査面におけるビームピッチの変動を抑制
できる光走査装置を提供する。 【解決手段】 複数の半導体レーザ11a、11bと、
それぞれの半導体レーザに対応して設けられ且つ半導体
レーザからのレーザ光をカップリングするカップリング
レンズ12a、12bと、それぞれのカップリングレン
ズからのレーザ光を、主走査方向に長い線像に結像する
シリンドリカルレンズ17と、シリンドリカルレンズ1
7からのレーザビームを偏向しつつ被走査面20上を等
速走査するポリゴンミラー19と、ポリゴンスキャナ5
により偏向されたレーザビームを被走査面20に集光す
る走査結像部7とを備え、それぞれのレーザビームのポ
リゴンミラー19への入射角が、少なくとも主走査方向
で互いに異なる光走査装置1であって、半導体レーザ
と、カップリングレンズと、シリンドリカルレンズとが
ホルダ29に一体に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】カラーレーザプリンタ、デジ
タル複写機等の画像形成装置に用いられる光走査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来にかかる光走査装置を示す
分解斜視図である。図8に示すように、光走査装置10
0の光源ユニット101はLDベース103を有してお
り、LDベース103は、光学ハウジング102に設け
られた光源ユニット挿入孔102aに回転可能に保持さ
れている。光源ユニット101は、LDベース103に
半導体レーザ104a、104bが圧入されており、半
導体レーザ104a、104bからのレーザビーム(レ
ーザ光)をカップリングするカップリングレンズ105
a、105bが、LDベース103に固定されている。
【0003】カップリングレンズ105a、105bに
よりカップリングされた2本のレーザビームは、シリン
ドリカルレンズ(透過型光学素子)109により、ポリ
ゴンスキャナ110のポリゴンミラー111に主走査方
向に長い線像として結像される。このとき、2本のレー
ザビームをポリゴンミラー111の偏向面付近にて互い
に交差させることで、2本のレーザービームの反射点ず
れ(いわゆるザク)の影響を低減し、被走査面における
光学特性を維持することができる。
【0004】このように、複数の半導体レーザ104
a、104bが主走査方向に配列している場合には、被
走査面にて所望の走査線間のピッチ(ビームピッチ)を
得るために、半導体レーザ104a、104bとカップ
リングレンズ105a、105bとの副走査方向の相対
位置をずらしている。半導体レーザ104a、104b
とカップリングレンズ105a、105bとの相対位置
をずらすことにより、シリンドリカルレンズ109に対
する2本のレーザビームの副走査方向の入射角度の偏差
を発生させることができ、これによって所望のビームピ
ッチを得ることが可能になる。
【0005】一般に、光軸調整時に、半導体レーザ10
4a、104bとカップリングレンズ105a、105
bとの相対位置ずれを高精度に設定することが困難なの
で、このずれを補正するために、光学ハウジング102
に設けられた調整ねじ113を、LDベース103の突
起部103aに当接させ、調節ねじ113によりLDベ
ース103の回転させて補正している。
【0006】一方、光走査装置1は、複数のレーザビー
ムが主走査方向において異なる入射角度で、ポリゴンミ
ラー111に入射しており、シリンドリカルレンズ10
9の取付精度が、被走査面における走査線のビームピッ
チに大きな影響を及ぼす。特に、シリンドリカルレンズ
109の光軸周りの偏心(γチルト)により、シリンド
リカルレンズ109を射出する2本のレーザビームの成
す角度(シリンドリカルレンズ109への入射角度)が
変化する。従って、光源ユニット103とシリンドリカ
ルレンズ109のレンズ面の曲率半径との相対的な位置
関係がずれないように、光源ユニット103とシリンド
リカルレンズ109との位置決めを精度良く行ってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
では、半導体レーザ104a、104bの劣化等によ
り、LDベース103を交換すると、LDベース103
とシリンドリカルレンズ109との相対的な位置関係の
ずれが発生しやすく、被走査面におけるビームピッチ変
動が大きいという課題がある。
【0008】そこで、本発明は、被走査面におけるビー
ムピッチの変動を抑制できる光走査装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の半導体レーザと、それぞれの半導体レーザに
対応して設けられ且つ半導体レーザからのレーザ光をカ
ップリングするカップリングレンズと、それぞれのカッ
プリングレンズからのレーザ光を、主走査方向に長い線
像に結像する透過型光学素子と、透過型光学素子からの
レーザ光を偏向しつつ被走査面上を等速走査する偏向器
と、偏向器により偏向されたレーザ光を被走査面に集光
する走査結像手段とを備え、それぞれのレーザ光の偏向
器への入射角が、少なくとも主走査方向で互いに異なる
光走査装置であって、半導体レーザと、カップリングレ
ンズと、透過型光学素子とが保持部材に一体に取り付け
られていることを特徴とする。
【0010】この請求項1に記載の発明では、半導体レ
ーザからのレーザ光はそれぞれ、カップリングレンズを
介して透過型光学素子に入射し、透過型光学素子は、入
射したそれぞれのレーザ光を、偏向器に対して主走査方
向に長い線像として結像する。偏向器は、透過型光学素
子からのレーザ光を偏向しつつ、走査線像手段を介して
被走査面上を等速走査する。
【0011】経時により、半導体レーザが劣化したとき
には、半導体レーザと、カップリングレンズと、透過型
光学素子とが一体に取り付けられている保持部材を交換
する。半導体レーザと、カップリングレンズと、透過型
光学素子とが保持部材に一体に取り付けられていること
により、保持部材を交換しても半導体レーザ、カップリ
ングレンズ、及び透過型光学素子のそれぞれの相対的な
位置関係が変わらないので、被走査面におけるビームピ
ッチの変動を抑制することができる。また、半導体レー
ザ、カップリングレンズ、及び透過型光学素子のそれぞ
れの相対的な位置関係が変わらないことにより、これら
の位置を調整する必要がないので、ビームピッチの調整
が容易である。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、保持部材は、光学ハウジングに取り付
けられており、保持部材が光学ハウジングに対してレー
ザ光の光軸周り方向に回転可能であることを特徴とす
る。
【0013】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、光学
ハウジングに設けられた保持部材を回転することによ
り、被走査面におけるビームピッチを調整する。保持部
材が光学ハウジングに対して回転可能なので、保持部材
を回転するだけで、被走査面におけるビームピッチの調
整が容易に行える。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、保持部材は、半導体レーザ及びカップ
リングレンズを一体に保持するベース部を備え、ベース
部は、保持部材に対してレーザ光の光軸周り方向に回転
可能に取り付けられていることを特徴とする。
【0015】この請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、透過
型光学素子が取り付けられた保持部材を回転することに
よりビームスポット径を調整し、半導体レーザ及びカッ
プリングレンズが取り付けられたベース部を回転するこ
とにより、ビームピッチの調整を行う。
【0016】ベース部が保持部材に対して回転可能なの
で、保持部材を回転してビームスポット径を測定しつ
つ、ベース部を回転してビームピッチの調整を行うこと
ができ、ビームスポット径及びビームピッチの調整を同
時に且つ容易に行うことができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、透過型光学素子にお
けるレーザ光の入射面は主走査方向を中心とした円筒状
をなしており、透過型光学素子は、保持部材に接着によ
り固定され、この接着層の厚さ方向は、主走査方向に略
一致していることを特徴とする。
【0018】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、接着層の厚さが主走査方向と略一致してお
り、接着剤の硬化や温度変動等により、接着層の厚さが
変化した場合、透過型光学素子は、主走査方向に移動す
る。透過型光学素子の入射面が、主走査方向を中心とし
た円筒形状をなしていることにより、透過型光学素子が
主走査方向に移動しても、入射面に対するレーザ光の入
射角度にほとんど影響がない。これに対し、透過型光学
素子が、副走査方向に移動した場合は、入射面に対する
レーザ光の入射角度が変わってしまい、ビームピッチが
変動してしまう。
【0019】従って、接着層の厚さが変化しても、透過
型光学素子が、副走査方向及び光軸方向に移動すること
を抑制できるので、ビームピッチに対する影響を小さく
でき、組み付け精度を向上する。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、カップリングレンズ
を出射したそれぞれのレーザ光に対応して設けられ且つ
それぞれのレーザ光が通過する開口を有するアパーチャ
を備え、アパーチャは光学ハウジングに固定されている
ことを特徴とする。
【0021】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、カップリングレンズを出射したレーザ光は
それぞれ、対応するアパーチャの開口を通って、所定の
形状に形成される。アパーチャが光学ハウジングに固定
されていることにより、保持部材を回転しても、アパー
チャの開口の位置が変わらず、レーザ光における副走査
方向の高さに変化が生じ難いので、像高間のビームピッ
チの偏差を低減することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、光学ハウジングには、上下方向に溝部
が形成されており、この溝部に上下方向から保持部材が
着脱自在に装着されることを特徴とする。
【0023】この請求項6に記載の発明では、請求項5
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、保持
部材は、上下方向に着脱されることにより、カップリン
グレンズと透光型光学素子との間に位置するアパーチャ
を取り外すことなく、保持部材を光学ハウジングに着脱
できるので、組み付けが容易になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1乃至図3
に示すように、光走査装置1は、例えば、カラーレーザ
プリンタ(図示せず)内に配置されており、光源ユニッ
ト3と、ポリゴンスキャナ5と、走査結像部(走査結像
手段)7とが、光学ハウジング9に設けられている。光
学ハウジング9には、ポリゴンスキャナ5を収納する収
納室(図示せず)が形成されており、収納室はポリゴン
ミラー19の騒音を防止する防音ガラス25により密閉
されている。また、光学ハウジング9には外部から光学
ハウジング9内への埃の侵入を防止するための防塵ガラ
ス27が配置されている。
【0025】光源ユニット3は、レーザビームを出射す
る半導体レーザ11a、11bと、半導体レーザ11
a、11bからの出射光(レーザビーム)12a、12
bをそれぞれカップリングするためのカップリングレン
ズ13a、13bと、カップリングレンズ13a、13
bからのレーザビーム12a、12bを、開口15a、
15bに通過させることにより、レーザビーム12a、
12bを所定の形状に成形するアパーチャ15と、アパ
ーチャ15からのレーザビーム12a、12bを、主走
査方向に長い線像としてポリゴンスキャナ5に導くシリ
ンドリカルレンズ17とを有している。尚、レーザビー
ム12a、12bに対するシリンドリカルレンズ17の
入射面は、主走査方向を中心とした円筒状をなしてい
る。
【0026】ポリゴンスキャナ5は、図2の矢印A方向
に回転駆動するポリゴンミラー(偏向器)19を有して
おり、ポリゴンミラー19の回転駆動によりシリンドリ
カルレンズ17からのレーザビーム12a、12bを偏
向しつつ被走査面20上を等速走査するものである。走
査結像部7は、第1走査結像レンズ21と、第2走査結
像レンズ23とを有しており、ポリゴンミラー19に偏
向されたレーザビーム12a、12bを被走査面20に
結像するものである。尚、被走査面20は、像担持体で
ある感光体の表面であり、被走査面20を光走査するこ
とにより、被走査面に静電潜像を形成するようになって
いる。
【0027】本実施の光走査装置1の主要諸元及びその
配置を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】Rm:主走査方向曲率半径(mm) Rs:副走査方向局率半径(mm) ΔX:面間距離(mm) N:屈折率 波面収差補正のため、非球面係数が付加される。走査結
像性能補正のため、非球面係数が付加される。上記記載
の光学素子の他、ポリゴンスキャナの騒音を防止する防
音ガラス、及び外部から光学ハウジング内への埃の侵入
を防ぐための防塵ガラスが付加されている。シリンドリ
カルレンズの光軸と走査結像光学系の光軸のなす角度
は、61.55(deg)である。また、シリンドリカ
ルレンズの光軸は、半導体レーザからの光束に対し、均
等に1.55(deg)の角度を有する。
【0030】光源ユニット3の半導体レーザ11a、1
1bと、カップリングレンズ13a、13bと、シリン
ドリカルレンズ17とは、ホルダ(保持部材)29に一
体に保持されている。ホルダ29は、LDベース(ベー
ス部)31を有しており、図3に示すように、半導体レ
ーザ11a、11bがLDベース31に圧入され、カッ
プリングレンズ13a、13bは、LDベース31に接
着剤33(例えば、紫外線硬化型)により接着固定され
ている。
【0031】また、2つの半導体レーザ11a、11
b、及び対応するカップリングレンズ13a、13bが
略主走査方向に配列しており、被走査面20において所
望のビームピッチを得るために、半導体レーザ11a、
11bとカップリングレンズ13a、13bとの副走査
方向の相対位置をずらしている。相対位置をずらすこと
により、シリンドリカルレンズ17に対する2本のレー
ザビーム12a、12bの副走査方向の入射角度の偏差
を発生させることができ、所望のビームピッチを得るこ
とが可能になる。本実施の形態では、被走査面20での
副走査方向の書き込み密度を1200dpi(ビームピ
ッチ:21.16(μm))とするため、相対位置のず
らし量をそれぞれ2.2(μm)に設定しているが、こ
れに限定されるものではない。
【0032】LDベース31は、ホルダ29に形成され
たLDベース挿入孔29aに回転可能(γチルト可能)
になっており、LDベース31をLDベース挿入孔29
aに対して回転させることで、被走査面20における走
査線間のピッチ(ビームピッチ)を調整してから、LD
ベース31をホルダ29にねじどめ或いは接着等で固定
するようになっている。また、シリンドリカルレンズ1
7は、ホルダ29に設けられたシリンドリカルレンズ保
持部29bに、図示しない板ばね又は接着等により固定
されている。これにより、半導体レーザ11a、11b
と、カップリングレンズ13a、13bと、シリンドリ
カルレンズ17とのそれぞれの相対的位置関係を不変と
することができる。
【0033】ホルダ29は、光学ハウジング9に形成さ
れたホルダ挿入孔9aに回転可能(γチルト可能)に保
持され、ホルダ回転調整用ねじ35を、ホルダ29に固
定されているLDベース31の突起31aに当接させて
いる。従って、ホルダ29は、ホルダ回転調整用ねじ3
5により、光軸周りの配置角度を調整されるようになっ
ている。
【0034】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。光走査装置1を組み立てるとき
は、先ず、シリンドリカルレンズ17をホルダ29の保
持部29bに取り付け、このホルダ29を光学ハウジン
グ9のホルダ挿入孔9aに挿入する。ホルダ挿入孔9a
に挿入したホルダ29を回転することにより、ビームス
ポット径を確保しつつ、LDベース31を回転して、ビ
ームピッチの調整を行なってからLDベース31をホル
ダ29に固定する。
【0035】ホルダ29を光学ハウジング9に取り付け
た後、ポリゴンスキャナ5、走査結像部7等を光学ハウ
ジング9内に取り付ける。このようにして組み立てられ
た光走査装置1は、カラーレーザプリンタ内の所定の部
位に位置決めされる。
【0036】光走査装置1の駆動時において、半導体レ
ーザ11a、11bからのレーザビーム12a、12b
はそれぞれ、カップリングレンズ13a、13bを介し
てシリンドリカルレンズ17に入射し、シリンドリカル
レンズ17は、入射したそれぞれのレーザビーム12
a、12bを、ポリゴンミラー19に対して主走査方向
に長い線像として結像する。ポリゴンミラー19は、そ
の回転駆動により、シリンドリカルレンズ17らのレー
ザビーム12a、12bを偏向しつつ、第1及び第2走
査結像レンズ21、23を介して被走査面20上を等速
走査する。
【0037】経時により、半導体レーザ11a、11b
が劣化したときには、半導体レーザ11a、11bと、
カップリングレンズ13a、13bと、シリンドリカル
レンズ17とが一体に取り付けられているホルダ29を
交換する。
【0038】半導体レーザ11a、11bと、カップリ
ングレンズ13a、13bと、シリンドリカルレンズ1
7ととがホルダ29に一体に取り付けられていることに
より、ホルダ29を交換しても半導体レーザ11a、1
1b、カップリングレンズ13a、13b、及びシリン
ドリカルレンズ17との相対的な位置関係が変わらない
ので、被走査面20におけるビームピッチの変動を抑制
することができる。また、半導体レーザ11a、11
b、カップリングレンズ13a、13b、及びシリンド
リカルレンズ17の相対的な位置関係が変わらないこと
により、これらの位置の調整をする必要がないので、ビ
ームピッチの調整が容易である。
【0039】本実施の形態のホルダ29を光軸周りに回
転したときのビームピッチと、LDベース31のみを光
軸周りに回転したときのビームピッチと、シリンドリカ
ルレンズ17のみを光軸周りに回転したときのビームピ
ッチとを比較する試験を行ったので、その結果を図4及
び表2に示す。
【0040】図4は、縦軸に被走査面におけるビームピ
ッチを取り、横軸に像高をとったグラフであり、(a)
は、LDベースのみを光軸周りに回転(γチルト)した
ときのビームピッチを示し、(b)は、シリンドリカル
レンズのみを光軸周りに回転(γチルト)したときのビ
ームピッチを示し、(c)は、LDベースが固定された
ホルダを、光軸周りに回転(γチルト)したときの被走
査面におけるビームピッチの変動を示している。また、
表2は、図4のグラフにおいて像高H=0の数値をまと
めた表である(設計中央値の像高H=0を基準としたビ
ームピッチ変動)。
【0041】
【表2】
【0042】図4の(a)及び表2により、半導体レー
ザ11a、11b及びカップリングレンズ13a、13
bを一体に保持するLDベース31のみを、0.2(度
=deg)回転した場合は、ビームピッチが略12.7
(μm)ずれていた。従って、この場合、LDベース3
1の取り付け誤差と、ビームピッチとの関係(勾配)
は、略63(μm/deg)となった。例えば、LDベ
ース31の取り付け誤差が、1/6(deg)発生した
場合には、ビームピッチ変動が略10(μm)となって
しまう。
【0043】同様に、図4の(b)及び表2により、シ
リンドリカルレンズ17の取り付け誤差と、ビームピッ
チとの関係は、略74(μm/deg)となった。例え
ば、シリンドリカルレンズ17の取り付け誤差が、1/
6(deg)発生した場合には、ビームピッチ変動が略
12(μm)となってしまう。
【0044】これに対し、半導体レーザ11a、11b
と、カップリングレンズ13a、13bと、シリンドリ
カルレンズ17とを一体に保持するホルダ29を、0.
2(deg)回転させた場合は、ビームピッチのずれが
略2.0(μm)であり、ホルダ19の取り付け誤差
と、ビームピッチの関係は、略10(μm/deg)と
なった。例えば、ホルダ29の取り付け誤差が、1/6
(deg)発生した場合には、ビームピッチ変動が略
1.7(μm)であり、LDベース31のみ、又はシリ
ンドリカルレンズ17のみを回転させた場合に比べ、ビ
ームピッチ変動が効果的に抑制されるのがわかる。
【0045】このように被走査面20である感光体の表
面に対するビームピッチの変動を抑制することができる
ので、ホルダ29を交換したときに、光学ハウジング9
に対するホルダ29の取り付け誤差が生じても出力画像
品質の劣化を防止することができる。
【0046】一般に、被走査面20におけるビームピッ
チは、シリンドリカルレンズ17を射出する2本のレー
ザビームのなす角度により決定される。即ち、LDベー
ス31のみ、又はシリンドリカルレンズ17のみを回転
させた場合に比べ、ビームピッチ変動が効果的に抑制さ
れるのは、シリンドリカルレンズ17に対するレーザビ
ーム12a、12bの入射及び出射角度の変化が小さい
からであると考えられる。
【0047】これを確認するため、LDベース31の
み、シリンドリカルレンズ17のみ、ホルダ29を光軸
周りに回転したときのシリンドリカルレンズ(CYL)
17に対するレーザビーム12bの入射及び出射角度を
比較する試験を行ったので、その結果を図5に示す。
【0048】図5は、縦軸にシリンドリカルレンズ(C
YL)に対する入射及び出力角度(分=min)をと
り、横軸に(a)LDベースの回転角度、(b)シリン
ドリカルレンズの回転角度、(c)ホルダ29の回転角
度をとっており、上記(a)〜(c)のγチルト量に対
するレーザビーム12bのシリンドリカルレンズ17へ
の入射及び出射角度を示したグラフである。
【0049】図5に示すように、LDベース31のみ、
シリンドリカルレンズ19のみを回転した場合(図5の
(a)、(b))と比較して、ホルダ29を回転した場
合(図5の(c))には、シリンドリカルレンズ17に
対する入射角度及び出射角度の変化が小さかった。即
ち、ホルダ29をγチルトした場合は、入射角度及び出
射角度の変化が小さくなり、光学ハウジング9に対する
ホルダ29の取り付け誤差がビームピッチに及ぼす影響
が小さくなったことがわかる。
【0050】一方、シリンドリカルレンズ17の取り付
け誤差(γチルト)は、被走査面20でのビームスポッ
ト径にも影響を及ぼすことが知られている。像高H=0
におけるシリンドリカルレンズ17のγチルト量と、被
走査面におけるビームスポット径との関係を表3に示
す。
【0051】
【表3】
【0052】表3からも明らかなように、シリンドリカ
ルレンズ17のγチルト量の増加に従い、ビームスポッ
ト径が増大していることがわかる。これは、シリンドリ
カルレンズ17のγチルト量の増加に従い、シリンドリ
カルレンズ17と、第1及び第2走査結像レンズ21、
23との間の相対的な水平度(ポリゴンミラー19前後
の光学系の主走査及び副走査方向)の関係が劣化するた
め、波面収差が増加することで、ビームスポット径の増
大をもたらしていると考えられる。
【0053】これに対し、本実施の形態では、組み立て
前において、LDベース31がホルダ29に対して回転
可能になっており、ホルダ挿入孔9aに挿入したホルダ
29にLDベース31を固定する前に、ホルダ29を回
転することにより、ビームスポット径を確保(ポリゴン
ミラー19前後の光学系の水平度を確保)し、LDベー
ス31を回転して、ビームピッチの調整を行なってい
る。従って、ホルダ29を回転してビームスポット径を
測定しながら、ビームピッチの調整を行うことが容易に
でき、ビームスポット径の増大を防止できる。
【0054】次に、第2実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することによりその説明を省略する。
【0055】図6は、第2実施の形態にかかる光走査装
置を示す分解斜視図である。図6に示すように、ホルダ
29の保持部29bにおけるシリンドリカルレンズ17
の接着面が副走査方向に略平行になっており、シリンド
リカルレンズ17が、保持部29bに接着剤により固定
されている。即ち、保持部29bとシリンドリカルレン
ズ17との接着層39の厚さ方向は、主走査方向に略一
致する。尚、シリンドリカルレンズ17は、第1実施の
形態と同様に、レーザビーム12a、12bの入射面
が、主走査方向を中心とした円筒状をなしている。
【0056】接着層39の厚さ方向が、主走査方向に略
一致するので、接着剤の硬化や温度変動等により、接着
層39の厚さが変化した場合、シンドリカルレンズ17
は、主走査方向に移動する。従って、接着層39の厚さ
が変化しても、シンドリカルレンズ17が、副走査方向
及び光軸方向に移動することを抑制できるので、ビーム
ピッチに対する影響を小さくでき、組み付け精度が向上
する。
【0057】即ち、シリンドリカルレンズ17の入射面
が、主走査方向を中心とした円筒形を成していることに
より、シリンドリカルレンズ17が主走査方向に移動し
ても、入射面に対するレーザビーム12a、12bの入
射角度にほとんど影響がない。これに対し、シリンドリ
カルレンズ17が、副走査方向に移動した場合は、入射
面に対するレーザビーム12a、12bの入射角度が変
わってしまい、ビームピッチが変動してしまうことがあ
る。
【0058】一方、第2実施の形態において、ハウジン
グ9には、第1実施の形態のホルダ挿入孔9aの代り
に、略U字状の溝部9bが形成されており、この溝部9
bにLDベース31が固定されたホルダ29が、上下方
向に着脱可能になっている。また、アパーチャ15は、
ホルダ29を溝部9aに装着したとき、シンドリカルレ
ンズ17とカップリングレンズ13a、13bとの間に
位置するように、ハウジング9に固定されている。
【0059】アパーチャ15が、ハウジング9に固定さ
れていることにより、ビームピッチ調整のためにホルダ
29を回転(γチルト)しても、アパーチャ15の開口
の位置が変わらず、レーザビーム12a、12bにおけ
る副走査方向の高さに変化が生じないので、像高間のビ
ームピッチの偏差を低減することができる。
【0060】アパーチャ15をハウジング9に固定した
場合と、アパーチャ15をホルダ29と一体に設けた場
合(ホルダ29が回転するとアパーチャ15も回転する
場合)とを比較した試験を行ったので、その結果を図8
に示す。図8は、縦軸にレーザビーム12a、12bの
通過高さをとり、横軸にレーザビーム12a、12bの
光路長をとったグラフであり、(a)は、アパーチャ1
5を光学ハウジング15に固定した場合であり、(b)
は、アパーチャをホルダ29に固定した場合である。
【0061】図7の(a)に示すように、アパーチャ1
5を光学ハウジング9に固定した場合は、被走査面20
への入射角度が小くなり、部品公差、組立公差により、
副走査方向の像面湾曲が生じても、像高間のビームピッ
チ偏差が小さくなった。これに対し、図7の(b)に示
すように、アパーチャ15とホルダ29とがともに回転
する場合は、被走査面20への入射角度が大きくなり、
部品公差、組立公差により、副走査方向の像面湾曲が生
じると、像高間のビームピッチ偏差が大きくなってしま
った。従って、アパーチャ15を光学ハウジング9に固
定することにより、像高間のビームピッチ偏差を抑制す
ることができることがわかる。
【0062】また、本実施の形態では、光学ハウジング
9に対するホルダ29の着脱は、上下方向に行われてお
り、ホルダ29を交換するときに、光学ハウジング9に
固定されたアパーチャ15を取り外す必要がないので、
光学ハウジング9に対するホルダ29の組み付けが容易
である。
【0063】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、半導体レー
ザ11a、11bを2つ用いたが、これに限定されるも
のではなく、3つ、4つ等複数の半導体レーザを用いて
も同様の作用効果を得る。
【0064】また、本発明の光走査装置は、カラーレー
ザプリンタに適用したが、例えば、デジタル複写機等の
画像形成装置に適用しても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、半導体レー
ザと、カップリングレンズと、透過型光学素子とが保持
部材に一体に取り付けられていることにより、保持部材
を交換しても半導体レーザ、カップリングレンズ、及び
透過型光学素子のそれぞれの相対的な位置関係が変わら
ないので、被走査面におけるビームピッチの変動を抑制
することができる。また、半導体レーザ、カップリング
レンズ、及び透過型光学素子のそれぞれの相対的な位置
関係が変わらないことにより、これらの位置を調整する
必要がないので、ビームピッチの調整が容易である。
【0066】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、保持部材が光
学ハウジングに対して回転可能なので、保持部材を回転
するだけで、被走査面におけるビームピッチの調整が容
易に行える。
【0067】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、ベース部が保
持部材に対して回転可能なので、透過型光学素子が取り
付けられた保持部材を回転してビームスポット径を測定
しつつ、ベース部を回転してビームピッチの調整を行う
ことができ、ビームスポット径及びビームピッチの調整
を同時に且つ容易に行うことができる。
【0068】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、接着層の厚さが主走査方向と略一致していることに
より、接着層の厚さが変化しても、透過型光学素子が、
副走査方向及び光軸方向に移動することを抑制できるの
で、ビームピッチに対する影響を小さくでき、組み付け
精度を向上する。
【0069】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、アパーチャが光学ハウジングに固定されていること
により、保持部材を回転しても、アパーチャの開口の位
置が変わらず、レーザ光における副走査方向の高さに変
化が生じ難いので、像高間のビームピッチの偏差を低減
することができる。
【0070】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、保持部材は、
上下方向に着脱されることにより、カップリングレンズ
と透光型光学素子との間に位置するアパーチャを取り外
すことなく、保持部材を光学ハウジングに着脱できるの
で、組み付けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光源ユニットの近傍を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明にかかる光走査装置を概略的に示す平面
図である。
【図3】LDベースを示す断面図である。
【図4】(a)は、LDベースのみを回転したときのビ
ームピッチを示し、(b)は、シリンドリカルレンズの
みを回転したときのビームピッチを示し、(c)は、L
Dベースを固定したホルダを回転したときのビームピッ
チを示すグラフである。
【図5】(a)は、LDベースの回転角度と、シリンド
リカルレンズに対するレーザビームの入射及び出射角の
関係を示し、(b)は、シリンドリカルレンズの回転角
度と、シリンドリカルレンズに対するレーザビームの入
射及び出射角の関係を示し、(c)は、ホルダの回転角
度と、シリンドリカルレンズに対するレーザビームの入
射及び出射角の関係を示したグラフである。
【図6】第2実施の形態に係る光源ユニット3の近傍を
示す分解斜視図である。
【図7】(a)は、アパーチャを光学ハウジングに固定
したときのレーザビームの光路長と通過高さとの関係を
示し、(b)は、アパーチャをホルダに取り付けたとき
のレーザビームの光路長と通過高さとの関係を示すグラ
フである。
【図8】従来にかかる光走査装置を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光走査装置 7 走査結像部(走査結像手段) 9 光学ハウジング 9b 溝部 11a、11b 半導体レーザ 13a、13b カップリングレンズ 17 シリンドリカルレンズ(透過型光学素子) 19 ポリゴンミラー(偏向器) 29 ホルダ(保持部材) 31 LDベース(ベース部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体レーザと、それぞれの半導
    体レーザに対応して設けられ且つ半導体レーザからのレ
    ーザ光をカップリングするカップリングレンズと、それ
    ぞれのカップリングレンズからのレーザ光を、主走査方
    向に長い線像として偏向器に導く透過型光学素子と、透
    過型光学素子からのレーザ光を偏向しつつ被走査面上を
    等速走査する偏向器と、偏向器により偏向されたレーザ
    光を被走査面に結像する走査結像手段とを備え、それぞ
    れのレーザ光の偏向器への入射角が、少なくとも主走査
    方向で互いに異なる光走査装置であって、 半導体レーザと、カップリングレンズと、透過型光学素
    子とが保持部材に一体に取り付けられていることを特徴
    とする光走査装置
  2. 【請求項2】 保持部材は、光学ハウジングに取り付け
    られており、保持部材が光学ハウジングに対してレーザ
    光の光軸周り方向に回転可能であることを特徴とする請
    求項1に記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 保持部材は、半導体レーザ及びカップリ
    ングレンズを一体に保持するベース部を備え、ベース部
    は、保持部材に対してレーザ光の光軸周り方向に回転可
    能に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記
    載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 透過型光学素子におけるレーザ光の入射
    面は主走査方向を中心とした円筒状をなしており、透過
    型光学素子は、保持部材に接着により固定され、この接
    着層の厚さ方向は、主走査方向に略一致していることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光走査装
    置。
  5. 【請求項5】 カップリングレンズを出射したそれぞれ
    のレーザ光に対応して設けられ且つそれぞれのレーザ光
    が通過する開口を有するアパーチャを備え、アパーチャ
    は光学ハウジングに固定されていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の光走査装置。
  6. 【請求項6】 光学ハウジングには、上下方向に溝部が
    形成されており、この溝部に上下方向から保持部材が着
    脱自在に装着されることを特徴とする請求項5に記載の
    光走査装置。
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