JP2001311580A - 温冷蔵装置の仕切壁構造 - Google Patents

温冷蔵装置の仕切壁構造

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JP2001311580A JP2000127916A JP2000127916A JP2001311580A JP 2001311580 A JP2001311580 A JP 2001311580A JP 2000127916 A JP2000127916 A JP 2000127916A JP 2000127916 A JP2000127916 A JP 2000127916A JP 2001311580 A JP2001311580 A JP 2001311580A
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史幸 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位仕切壁と可動部材との間に付着する洗浄
水を簡単に取り除く。 【解決手段】 単位仕切壁26に、可動部材32が上下
動可能に配設される。可動部材32は、その当面35が
対向する下側の単位仕切壁26の受面26bに対し、板
バネ38の弾力によって常には当面35が受面26bに
弾力的に当接するよう付勢される。可動部材32におけ
る単位仕切壁26の下端から突出する左右の側面に、下
方に向かうにつれて幅方向中央に変位する傾斜面40,
40が形成される。そして、傾斜面40,40に向けて
温蔵室または冷蔵室側から所定圧力のエアを吹き付けた
際に、その吹き付け圧力が、可動部材32を上方に押上
げる方向に働き、当面35が単位仕切壁26の受面26
bから離間するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、病院や学校等で
使用される温冷蔵装置の仕切壁構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば病院やホテル等では、本体内部に
配設した仕切壁により、温蔵室と冷蔵室とを隣接して画
成した温冷蔵装置としての配膳車が利用されている。こ
の配膳車では、温食用載置部と冷食用載置部とを連結部
を介して連結したトレイを、前記温蔵室と冷蔵室とに跨
って収容し得るように、前記仕切壁が構成してある。す
なわち仕切壁は、下面が開口する略箱状に形成された単
位仕切壁を、上下方向に所定間隔離間して複数積層配置
して構成されると共に、各単位仕切壁には、下面開口か
ら突出して対向する下側の単位仕切壁の上面(受面)に下
面(当面)を当接可能な可動部材が上下動可能に配設され
ている。そして前記トレイを、その連結部で可動部材を
持ち上げつつ下側の単位仕切壁との間に差込むことで、
温食用載置部を温蔵室に収容すると共に冷食用載置部を
冷蔵室に収容し得るようになっている。
【0003】また前記可動部材は、その上部に配設した
板バネによって常には下方に向けて弾力的に付勢され、
その当面を下側の単位仕切壁の受面に弾力的に当接する
よう構成されて、温蔵室と冷蔵室との間の気密を確保し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記配膳車では、トレ
イの出し入れの時などにこぼれた汁等が、前記可動部材
に付着しまま放置されると、可動部材の円滑な上下動が
妨げられたり、トレイの出し入れも円滑に行なわれなく
なるため、洗浄水を用いた水洗いが適宜に行なわれてい
る。この場合に、前記単位仕切壁の受面に対して可動部
材の当面が弾力的に当接しているため、その間に付着し
た洗浄水を取り除くのが困難であった。すなわち、前記
板バネにより弾力付勢されている可動部材を、作業者が
一方の手で押上げながら、他方の手で持った布巾等で洗
浄水を取り除く作業は極めて煩雑である。そのため、洗
浄水を充分に取り除かないまま、水洗い後の配膳車にト
レイを収容する場合が多く、このときには単位仕切壁と
可動部材との間に残留している洗浄水が前記連結部に付
いてしまい、トレイを出し入れする度に連結部に付いた
洗浄水を拭き取る煩雑な手間が掛かる難点を招いてい
た。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、温蔵室と冷蔵室とを仕切る単位
仕切壁と可動部材との間に付着する洗浄水を簡単に取り
除くことができる温冷蔵装置の仕切壁構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る温冷蔵
装置の仕切壁構造は、本体内部に配設されて左右両側に
温蔵室と冷蔵室とを画成する仕切壁が、上下方向に離間
して積層配置した複数の単位仕切壁と、各単位仕切壁に
上下動可能に配設されて上側または下側に突出し、その
突出端面を対向する単位仕切壁の受面に弾性部材により
弾力的に当接するよう付勢される可動部材とで構成され
る温冷蔵装置において、前記可動部材における単位仕切
壁から突出する温蔵室または冷蔵室側の側面に、温蔵室
または冷蔵室側からのエアの吹き付け圧力を、前記突出
端面が対向する単位仕切壁の受面から離間する方向に可
動部材を移動するように作用させる傾斜面が形成されて
いることを特徴とする。
【0007】前述した課題を克服し、所期の目的を好適
に達成するため、本願の別の発明に係る温冷蔵装置の仕
切壁構造は、本体内部に配設されて左右両側に温蔵室と
冷蔵室とを画成する仕切壁が、上下方向に離間して積層
配置した複数の単位仕切壁と、各単位仕切壁に上下動可
能に配設されて上側または下側に突出し、その突出端面
を対向する単位仕切壁の受面に弾性部材により弾力的に
当接するよう付勢される可動部材とで構成される温冷蔵
装置において、前記可動部材の突出端部に、対向する単
位仕切壁の受面側に開放する溝が、その長手方向に沿っ
て形成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る温冷蔵装置の
仕切壁構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を
参照しながら説明する。
【0009】
【第1実施例】図1および図2は、第1実施例に係る仕
切壁構造の要部を示し、図3は、該仕切壁構造が採用さ
れる温冷蔵装置としての配膳車を示す。実施例の配膳車
10は、前後両面が開放された全体として矩形箱状をな
す断熱構造の本体12を備え、その底面には複数のキャ
スター14が配設されて移動可能に構成されている。こ
の本体12内部の幅方向中央部に中間壁16が前後方向
に設けられ、内部が左右2室に画成されている。更に、
各室では、その幅方向の中央部よりも少し中間壁16側
に寄った位置に、断熱性の仕切壁18が夫々設けられて
おり、これにより仕切壁18の外側(中間壁16から離
間する側)に温蔵室20が画成されると共に、仕切壁1
8の内側(中間壁16に近接する側)に温蔵室20よりも
少し間口の狭い冷蔵室22が画成されるようになってい
る。また本体12の前後の開口部には、4つの室20,
20,22,22の夫々に対応して4枚ずつの扉24が開
閉可能に配設してある。
【0010】前記本体12の上部には、図示しない加熱
装置および冷却装置が配設され、加熱装置で生成された
暖気を2つの温蔵室20,20に循環して各温蔵室20
を加熱すると共に、冷却装置で生成された冷気を2つの
冷蔵室22,22に循環して各冷蔵室22を冷却するよ
う構成されている。
【0011】前記仕切壁18は、本体12内の前後方向
に延在する複数の単位仕切壁26を、上下方向に所定間
隔離間して積層配置することで基本的に構成される。各
単位仕切壁26は、図1に示すように、上端側を裁頭山
形状に形成した縦長断面の中空状に形成されており、該
単位仕切壁26内には、上下方向に離間して複数の補強
板28,28,28が、左右の側壁30,30の間に亘っ
て形成されている。下側の2枚の補強板28,28に
は、その幅方向の中央部において、後述する可動部材3
2の摺動案内溝34が長手方向の全長に亘って夫々形成
してある。なお、単位仕切壁26の長手方向一端部(前
面側)には開口26aが開設され、該開口26aを介し
て前記可動部材32の出し入れを行ない得るよう構成さ
れている。またこの開口26aは、単位仕切壁26に着
脱可能に装着されるカバー36により閉塞されるように
なっている。
【0012】前記可動部材32は、単位仕切壁26と略
同一長さで、前記摺動案内溝34,34に摺動可能に嵌
合する幅寸法の箱状に形成されており、その上面が開放
している。この可動部材32における上端の左右両側縁
には、引掛部33,33が直角に折曲形成され、該引掛
部33,33が、図2に示す如く、上側の摺動案内溝3
4の側縁に上側から係止されて抜け止め状態となってい
る。また可動部材32の上部には、弾性部材としての板
バネ38が装着され、該板バネ38に形成されて可動部
材32の上面から突出する隆起部38aが、前記下から
3つ目の補強板28(摺動案内溝34が形成されていな
いもの)の下面に押し付けられることで、該可動部材3
2は下向きに弾力付勢されるよう構成される。
【0013】前記単位仕切壁26に対して上下動可能に
配設された可動部材32は、その下面である当面(突出
端面)35が対向する下側の単位仕切壁26の上面であ
る受面26bに対し、前記板バネ38の弾力によって常
には当面35が受面26bに弾力的に当接するよう付勢
され、前記温蔵室20と冷蔵室22との気密を確保する
よう構成される。この可動部材32における単位仕切壁
26の下端から突出する左右の側面(温蔵室20または
冷蔵室22に臨む面)には、図2に示す如く、下方(当面
35)に向かうにつれて幅方向中央に変位する傾斜面4
0,40が形成されている。そして、この傾斜面40,4
0に向けて前記温蔵室20または冷蔵室22側から所定
圧力のエアを吹き付けた際に、その吹き付け圧力が、前
記可動部材32を上方に押上げる方向に働き、前記当面
35が単位仕切壁26の受面26bから離間するように
なっている。なお、可動部材32の左右何れか一方の側
面にのみ、前記傾斜面40を形成した形態であってもよ
い。
【0014】前記中間壁16の左右両面には、図3に示
す如く、左右の冷蔵室22,22に向けて水平に突出す
る複数のトレイ受け42が、上下方向に所定間隔離間し
て配設されている。また各温蔵室20を画成する本体1
2の側壁内面にも、同一高さ位置にトレイ受け42が温
蔵室20に向けて水平に突出するよう配設される。な
お、各トレイ受け42,42の配設高さは、前記仕切壁
18における各単位仕切壁26の受面26bよりも所定
高さだけ下になるよう設定されている。
【0015】前記配膳車10に収容されるトレイ44
は、プラスチック等で横長の矩形状に形成され、図3に
示すように、横幅の中央部よりも少し一側に寄った位置
に連結部44aが設けられて、該連結部44aを挟んだ
広い温食用載置部44bに温かい状態で供される食品が
載置されると共に、狭い冷食用載置部44cに冷たい状
態で供される食品が載置されるようになっている。そし
てこのトレイ44は、連結部44aを可動部材32と単
位仕切壁26との間に差込むことで、温食用載置部44
bが温蔵室20に収容されると共に、冷食用載置部44
cが冷蔵室22に収容され、このとき各載置部44b,
44cの下面が対応するトレイ受け42,42で支持受
けられるよう構成される。
【0016】
【第1実施例の作用】次に、第1実施例に係る仕切壁構
造の作用につき、以下説明する。前記各単位仕切壁26
の可動部材32は、その当面35が板バネ38の弾力に
よって、対応する下側に位置する単位仕切壁26の受面
26bに弾力的に当接されて、前記温蔵室20と冷蔵室
22との気密が確保されている。この状態で、配膳車1
0にトレイ44を収容する場合は、該トレイ44の連結
部44aを、単位仕切壁26に配設された可動部材32
に当てるようにして押し込む。これにより、可動部材3
2が板バネ38の弾力に抗して持ち上げられつつ、連結
部44aが可動部材32の当面35と下側の単位仕切壁
26の受面26bとの間に差込まれ、前記温食用載置部
44bが温蔵室20に収容されると共に、冷食用載置部
44cが冷蔵室22に収容される。このとき、連結部4
4aの下面が単位仕切壁26の受面26bに当接すると
共に、可動部材32の当面35が連結部44aの上面に
弾力的に当接されるので、この場合にも温蔵室20と冷
蔵室22との気密は確保される。なお、トレイ44を取
り出す場合は、該トレイ44をそのまま引き抜けば、再
び可動部材32の当面35が下側の単位仕切壁26の受
面26bに弾力的に当接される。
【0017】前記トレイ44の出し入れに際してこぼれ
た汁等が、前記可動部材32に付着したまま放置される
と、該可動部材32が円滑に上下動することの妨げとな
り、またトレイ44の出し入れに支障が出るため、適宜
に水洗いされる。すなわち、前記トレイ44を取り出し
た状態で、本体内部を洗浄水で水洗いする。この水洗い
に際し、各可動部材32の当面35と単位仕切壁26の
受面26bとの間に洗浄水が入り込むが、前記板バネ3
8により弾力付勢されている可動部材32を、作業者が
押上げながら洗浄水を取り除く作業は極めて煩雑であ
る。そこで、前記温蔵室20または冷蔵室22側から、
所定圧力のエアを可動部材32の対応する傾斜面40に
向けて吹き付ける。該傾斜面40は、その上部側から当
面35側に向けて幅方向中央に変位するよう傾斜してい
るから、該傾斜面40に吹き付けられたエアの吹き付け
圧力は、可動部材32を前記板バネ38の弾力に抗して
上方へ移動するように作用する。従って、単位仕切壁2
6の受面26bから可動部材32の当面35が離間し、
両面26b,35の間に付着している洗浄水を、前記エ
アにより吹き飛ばして取り除くことができる。
【0018】すなわち、第1実施例の仕切壁構造では、
可動部材32の傾斜面40に所定圧力のエアを吹き付け
るだけで、前記当面35と受面26bとの間に付着して
いる洗浄水を簡単に取り除くことができる。従って、洗
浄水を充分に取り除かないまま、トレイ44を配膳車1
0に収容してしまうのを抑制することができ、水洗い後
においてトレイ44を出し入れする度に洗浄水を拭き取
る煩雑な作業から作業者を解放し得る。
【0019】
【第2実施例】図4および図5は、第2実施例に係る仕
切壁構造を示すものであって、可動部材の構成が異なる
だけで、その他の部分は前記第1実施例と同一であるの
で、該可動部材の構成についてのみ説明する。なお、可
動部材についても、第1実施例と同一部位には同じ符号
を付して、その詳細説明は省略する。
【0020】すなわち、第2実施例の可動部材46は、
当該可動部材46が上下動可能に配設される単位仕切壁
26の下端から突出する突出端部に、対向する下側の単
位仕切壁26の受面26b側に開放する溝48が、その
長手方向の全長に亘って形成されている。そして、該溝
48を挟む左右両側の下面が、単位仕切壁26の受面2
6bに当接する当面35,35として構成される。な
お、可動部材46の左右の側面は、前記引掛部33,3
3の形成位置から下端までストレートに形成してある
が、前記第1実施例と同様な傾斜面を形成してもよい。
【0021】第2実施例の仕切壁構造では、本体12内
部の水洗い後において、前記溝48の内部に前側または
後側の開口から所定圧力のエアを吹き込むことで、該エ
アの圧力によって可動部材46が板バネ38の弾力に抗
して持ち上がり、下側の単位仕切壁26の受面26bか
ら可動部材46の当面35,35が離間する。そして、
溝48内から側方に吹出すエアにより、両面26b,3
5の間に付着している洗浄水が吹き飛ばされる。すなわ
ち、第2実施例においても、エアを溝48内に吹き込む
だけで、洗浄水を簡単に取り除くことができる。なお、
溝48を形成しても、左右の当面35,35が対応する
受面26bに弾力的に当接することで、温蔵室20と冷
蔵室22との気密は好適に確保される。
【0022】
【第2実施例の変更例】図6は、第2実施例に係る可動
部材の変更例を示すものであって、可動部材46に形成
された前記溝48の長手方向両側に、対向する単位仕切
壁26の受面26bに当接可能な軟質の覆部材50が夫
々配設されている。すなわちこの変更例では、第2実施
例と同様に、前記溝48内にエアを吹き込むことで、各
当面35と受面26bとの間に付着している洗浄水を簡
単に取り除くことができる。また、前記扉24を開放し
た際には、覆部材50により溝48を隠すことができる
と共に、溝48内に前後端部側から汁等が入り込むのを
抑制することができる。
【0023】なお、第2実施例や変更例のように、可動
部材46の突出端部に溝48を形成した構成では、当面
35と受面26bとの当接面積が小さくなり、洗浄水が
付着する量も少なくなるから、該洗浄水の取り除きも容
易となる。また水洗い後に、例えば温蔵室20を加熱し
て乾燥すれば、その熱が溝48内にも容易に伝わり、当
面35と受面26bとの間の洗浄水を短時間で乾燥させ
ることができる。
【0024】前述した各実施例では、単位仕切壁に上下
動可能に配設した可動部材を下側に突出させる場合で説
明したが、各実施例とは上下逆の構成を採用することが
できる。すなわち、各単位仕切壁に対して上側に突出す
るように可動部材を配設し、該可動部材の上面(受面)を
対応する上側に位置する単位仕切壁の下面(受面)に弾力
的に当接する構成としてもよい。なお、この場合に可動
部材の左右側面に形成される傾斜面の傾斜方向は、温蔵
室または冷蔵室側からのエアの吹き付け圧力が、単位仕
切壁の受面から当面が離間する方向に可動部材を移動す
るように作用させるものであればよい。
【0025】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明に係る温冷蔵
装置の仕切壁構造によれば、可動部材の当面と単位仕切
壁の受面との間に付着する洗浄水を簡単に取り除くこと
ができ、省力化を図り得る。また、洗浄水を充分に取り
除かないままトレイを配膳車に収容してしまうのを抑制
することができ、水洗い後においてトレイを出し入れす
る度に洗浄水を拭き取る煩雑な作業から作業者を解放す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る仕切壁構造を示す
一部切欠き斜視図である。
【図2】 第1実施例に係る仕切壁構造を示す要部正面
図である。
【図3】 第1実施例に係る仕切壁構造が採用される配
膳車を示す一部切欠き正面図である。
【図4】 第2実施例に係る仕切壁構造における可動部
材を示す要部縦断側面図である。
【図5】 第2実施例に係る仕切壁構造を示す要部正面
図である。
【図6】 第2実施例の変更例に係る可動部材を示す要
部縦断側面図である。
【符号の説明】
12 本体,18 仕切壁,20 温蔵室,22 冷蔵室,
26 単位仕切壁 26b 受面,32 可動部材,35 当面(突出端面),
38 板バネ(弾性部材) 40 傾斜面,46 可動部材,48 溝,50 覆部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大城 功成 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 足立 吉隆 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA10 LB13 LB14 LB39

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(12)内部に配設されて左右両側に温
    蔵室(20)と冷蔵室(22)とを画成する仕切壁(18)が、上下
    方向に離間して積層配置した複数の単位仕切壁(26)と、
    各単位仕切壁(26)に上下動可能に配設されて上側または
    下側に突出し、その突出端面(35)を対向する単位仕切壁
    (26)の受面(26b)に弾性部材(38)により弾力的に当接す
    るよう付勢される可動部材(32)とで構成される温冷蔵装
    置において、 前記可動部材(32)における単位仕切壁(26)から突出する
    温蔵室(20)または冷蔵室(22)側の側面に、温蔵室(20)ま
    たは冷蔵室(22)側からのエアの吹き付け圧力を、前記突
    出端面(35)が対向する単位仕切壁(26)の受面(26b)から
    離間する方向に可動部材(32)を移動するように作用させ
    る傾斜面(40)が形成されていることを特徴とする温冷蔵
    装置の仕切壁構造。
  2. 【請求項2】 本体(12)内部に配設されて左右両側に温
    蔵室(20)と冷蔵室(22)とを画成する仕切壁(18)が、上下
    方向に離間して積層配置した複数の単位仕切壁(26)と、
    各単位仕切壁(26)に上下動可能に配設されて上側または
    下側に突出し、その突出端面(35)を対向する単位仕切壁
    (26)の受面(26b)に弾性部材(38)により弾力的に当接す
    るよう付勢される可動部材(46)とで構成される温冷蔵装
    置において、 前記可動部材(46)の突出端部に、対向する単位仕切壁(2
    6)の受面(26b)側に開放する溝(48)が、その長手方向に
    沿って形成されていることを特徴とする温冷蔵装置の仕
    切壁構造。
  3. 【請求項3】 前記溝(48)の長手方向両側に、対向する
    単位仕切壁(26)の受面(26b)に当接可能な軟質の覆部材
    (50)が配設されている請求項2記載の温冷蔵装置の仕切
    壁構造。
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JP2018187140A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社ネオシス 上方規制手段を設けたシャッター部を有する配膳装置

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