JPH0625816Y2 - 冷蔵庫等のコンテナ用間仕切の気密装置 - Google Patents

冷蔵庫等のコンテナ用間仕切の気密装置

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JPH0625816Y2
JPH0625816Y2 JP1987080633U JP8063387U JPH0625816Y2 JP H0625816 Y2 JPH0625816 Y2 JP H0625816Y2 JP 1987080633 U JP1987080633 U JP 1987080633U JP 8063387 U JP8063387 U JP 8063387U JP H0625816 Y2 JPH0625816 Y2 JP H0625816Y2
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光男 斉藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、冷蔵庫や冷凍車のコンテナ内の間仕切に関
し、詳しくは、間仕切とコンテナ内側板とをシールする
気密装置の改良に関する。
[従来の技術] 冷蔵庫や冷凍庫を使用する際、コンテナ内に収容した品
物を出し入れするためドアを開けるが、その時コンテナ
内全体に外気が入り保冷効果が損なわれる。これを防止
するため、コンテナ内に間仕切を設け、ドアの開閉でコ
ンテナ内全体の保冷効果が損なわれないようにしてい
る。間仕切の周囲とコンテナ内側板とをシールする気密
装置として、例えば第9図に示すようなものがある。こ
のものは間仕切42の外周端部に板ゴム43の一端を取付
け、他端をコンテナ内側板41に板ゴムをたわませて接触
させ、間仕切42の前後をシールするものである。(例え
ば、実開昭60-121188号公報参照) [考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のコンテナ用間仕切の気
密装置にあっては、間仕切の外周に取付けられた板ゴム
がその弾力によりコンテナ内側板に接触しているため抵
抗が生じ、間仕切の開閉や移動に大きな力を要するとい
う不都合があった。
また、板ゴムをたわませ弾力を利用してコンテナ内側板
に接触させている構造のため、間仕切の前後の気密性が
不十分であり、保温効果がおとるという課題があった。
本考案は、間仕切の開閉や移動が容易で保温効果のある
間仕切の気密装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、間仕切によ
りコンテナ内を仕切り、仕切られた部屋を各々保温維持
する冷蔵庫等のコンテナ用間仕切の気密装置において、
上記間仕切の上端を、コンテナ内の両側板上部に設けた
水平姿勢のレール間に回動、および、移動可能に吊架す
るとともに、間仕切の両側端縁面と両側板の壁面との間
の間隙部17を形成せしめ、一方、上記間仕切の一側面左
右両端部に、少くとも上下2段で、而も、間仕切の板面
にそって水平スライド移動するストッパ軸を設けるとと
もに、上記左右の両側板に、間仕切の垂直姿勢、およ
び、水平姿勢における上記ストッパ軸の先端が嵌入係止
するストッパ受8,8aを設け、上記間隙部17に、板面が
上記側板の壁面と平行で、かつ、上記間仕切の高さと略
同長の連結部材を介設し、この連結部材を上記ストッパ
軸に連結するとともに、該連結部材の外側面略全長に棒
状構造の弾性体をとりつけ、更に、上記間仕切の両端部
一側面に、間仕切の高さと略等しい長さをもち、かつ、
略中央部が上記弾性体の外側と側板との間に介設され、
而も、上記ストッパ軸が貫通する通孔19を有する可撓性
シート12の一端をとりつけるとともに、該可撓性シート
12の他端を上記連結部材の一端にとりつけ、一方、上記
間仕切の両端部他側面に別の可撓性シート13の一端をと
りつけ、該可撓性シート13の他端を上記連結部材の他端
に固定し、上記両可撓性シート12,13間に断熱空間部18
を形成したものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図に基づいて説
明する。
図中1はコンテナ本体を示し、このコンテナ本体1内の
左右側板2の上部略全長に、水平姿勢のレール3を夫々
設ける。この左右一対のレール3間に間仕切4が移動可
能に吊り下げられている。この間仕切4の上端部には、
これの上端にそった長尺で、かつ、両端を上記レール3
に支持させた棒材6が沿設してあり、この棒材6は、間
仕切4の上端部に適当間隔毎に設けた支持金具5に支持
されている。
7は、上記間仕切4の左右両端部一側面に、適当の間隔
を介して各々2個づつ取付けた水平姿勢の固定金具で、
この固定金具7には、コンテナ本体1の左右側板2に設
けたストッパ受8に外側端を係脱自在としたストッパ軸
9が水平スライド可能に支持されている。そして、スト
ッパ軸9の先端軸部をストッパ受8に係合することによ
って、間仕切4はコンテナ本体1に固定される。また、
コンテナ本体1の仕切られた部屋に収納する品物の量に
応じ、水平姿勢の間仕切4を第1図の紙面左右方向に適
宜移動して固定可能なように、左右側板2には各ストッ
パ軸9に対応する複数個のストッパ受8を設ける。
上記間仕切4の両側端縁面と左右側板2の壁面との間の
間隔部17に、長さが間仕切4の高さに略等しい端面形状
がL字形の連結部材10を介設するとともに、この連結部
材10を上記上下2段のストッパ軸9に取付ける。また、
上記連結部材10の一辺で、側板2の面と平行な辺10aの
外側面にこの連結部材10と長さが等しい棒状弾性体11を
接着手段などで取付ける。この棒状弾性体11は、例え
ば、スポンジゴムのような素材が用いられている。
上記間仕切4の両端部一側面に、間仕切4の高さと略等
しい長さをもつ可撓性シート12の一端を取付け、該可撓
性シート12の略中央部が、上記棒状弾性体11の外側と上
記側板2との間に介設されるようにかけめぐらせるとと
もに、可撓性シート12の他端を連結部材10の側板2の面
と直交する辺10bの外側に取付ける。更に、間仕切4の
両端部他側面には、別の可撓性シート13の一端が取付け
られ、この可撓性シート13の他端が上記連結部材10の辺
10aの内側面に取付けられており、上記両可撓性シート1
2,13との間に断熱空間部18が形成されるようになってい
る。可撓性シート12,13は、例えば、板ゴムのような素
材が用いられる。図中19は、可撓性シート12に設けたス
トッパ軸9の先端が貫通する通孔である。
[作用の説明] 次に、このような構成の間仕切4により、コンテナ本体
1内を前後の2つの部屋に仕切られた状態を説明する。
第4図、および、第5図に示すように、固定金具7に支
持したストッパ軸9の外方向に向けてスライドし、これ
の先端をストッパ受8に嵌入係止して間仕切4をコンテ
ナ本体1の側板2間に固定する。このストッパ軸9のス
ライド作用に連動する連結部材10に取付けられた棒状弾
性体11を介して、可撓性シート12を側板2の内面に弾圧
せしめ、間仕切4により仕切られた前後の部屋間をシー
ルする。可撓性シート12、および、13により断熱空間部
18が形成され、かつ、可撓性シート12が側板2に密着す
るため、シールが確実で保温効果が向上する。
間仕切4を開ける時、第6図に示すように、ストッパ軸
9を上記とは逆方向にスライドさせ、ストッパ軸9の先
端をストッパ受8からはずして、間仕切4の前面に設け
た把手14で手前に引きながら持ち上げて、側板2の上部
に設けられたストッパ受8aに下段のストッパ軸9を係止
し、第1図の2点鎖線で示す4aの水平姿勢に保持する。
15は、間仕切4の開閉操作を補助するガススプリングで
ある。尚、ストッパ軸9を逆方向にスライドしストッパ
受8からはずすと、第6図のように、可撓性シート12が
側板2から離れるため、抵抗がなく容易に間仕切の開閉
操作ができる。
第7図、および、第8図は本考案の変形例を示し、スト
ッパ軸9の先端部に適当の間隔を介して2個の取付部材
16を設け、この両取付部材16間に上記連結部材10を遊動
可能に取付けたもので、可撓性シート12、および、13の
変形量が小さく無理な力がかからず耐久性が向上するよ
うにしたものである。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が
得られる。
(a)可撓性シート12が弾性体とストッパ軸のスライド押
圧作用によって強制的に側板に押圧されるため気密性が
向上し、間仕切の保温効果が向上する。また、間仕切の
開閉や移動の際、可撓性シートがストッパー軸のスライ
ドに伴う連結部材により側板から離れるため、抵抗がな
くスムーズに操作できる。
(b)ストッパー軸の先端をストッパ軸8に嵌入係止する
ことにより、間仕切の垂直姿勢が確実に保持され、コン
テナ搭載車の振動などにより間仕切が揺動し搭載冷蔵品
の荷崩れや損傷を来すことがない。また、ストッパー軸
の先端をストッパ受8aに嵌入係止することにより、間仕
切の水平姿勢が保持せしめられ、冷蔵品の出入が円滑に
行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
間仕切を使用したコンテナの側断面図,第2図は第1図
II-II線断面図,第3図は間仕切の気密装置の拡大図,
第4図は第3図III-III線拡大断面図,第5図は第3図I
V-IV線拡大断面図,第6図は間仕切を解放した状態を示
す拡大断面図,第7図および第8図は本考案の変形例を
示す拡大断面図,第9図は従来例を示す断面図である。 1…コンテナ本体,2…側板,4…間仕切,7…固定金
具,8,8a…ストッパ受,9…ストッパ軸,10…連結部
材,11…棒状弾性体,12,13…可撓性シート,14…把
手,15…ガススプリング,17…間隙部,18…断熱空間
部,19…通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間仕切によりコンテナ内を仕切り、仕切ら
    れた部屋を各々保温維持する冷蔵庫等のコンテナ用間仕
    切の気密装置において、 上記間仕切の上端を、コンテナ内の両側板上部に設けた
    水平姿勢のレール間に回動、および、移動可能に吊架す
    るとともに、間仕切の両側端縁面と両側板の壁面との間
    に間隙部(17)を形成せしめ、 一方、上記間仕切の一側面左右両端部に、少くとも上下
    2段で、而も、間仕切の板面にそって水平スライド移動
    するストッパ軸を設けるとともに、上記左右の両側板
    に、間仕切の垂直姿勢、および、水平姿勢における上記
    ストッパ軸の先端が嵌入係止するストッパ受(8),(8
    a)を設け、 上記間隙部(17)に、板面が上記側板の壁面と平行で、か
    つ、上記間仕切の高さと略同長の連結部材を介設し、こ
    の連結部材を上記ストッパ軸に連結するとともに、該連
    結部材の外側面略全長に棒状構造の弾性体をとりつけ、 更に、上記間仕切の両端部一側面に、間仕切の高さと略
    等しい長さをもち、かつ、略中央部が上記弾性体の外側
    と側板との間に介設され、而も、上記ストッパ軸が貫通
    する通孔(19)を有する可撓性シート(12)の一端をとりつ
    けるとともに、該可撓性シート(12)の他端を上記連結部
    材の一端にとりつけ、一方、上記間仕切の両端部他側面
    に別の可撓性シート(13)の一端をとりつけ、該可撓性シ
    ート(13)の他端を上記連結部材の他端に固定し、上記両
    可撓性シート(12),(13)間に断熱空間部(18)を形成した
    ことを特徴とする冷蔵庫等のコンテナ用間仕切の気密装
    置。
JP1987080633U 1987-05-26 1987-05-26 冷蔵庫等のコンテナ用間仕切の気密装置 Expired - Lifetime JPH0625816Y2 (ja)

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JPS63188489U JPS63188489U (ja) 1988-12-02
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347438A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Toyota Auto Body Co Ltd 車両の荷室区画装置
JP5694252B2 (ja) * 2012-08-02 2015-04-01 日本フルハーフ株式会社 車両荷物室用中仕切り壁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4840859U (ja) * 1971-09-18 1973-05-24
JPS60121188U (ja) * 1984-01-24 1985-08-15 日本軽金属株式会社 冷蔵庫等における可動間仕切り用パネルの取り付け装置

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JPS63188489U (ja) 1988-12-02

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