JP2001311545A - 空気調和機の駆動制御装置 - Google Patents

空気調和機の駆動制御装置

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JP2001311545A JP2000127148A JP2000127148A JP2001311545A JP 2001311545 A JP2001311545 A JP 2001311545A JP 2000127148 A JP2000127148 A JP 2000127148A JP 2000127148 A JP2000127148 A JP 2000127148A JP 2001311545 A JP2001311545 A JP 2001311545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない種類の基板を利用して多くの仕様の空
気調和機に対応する。 【解決手段】 最低限に使用される駆動ユニットのみを
駆動制御するメイン基板21に対して、メイン基板21
で駆動制御できる個数の駆動ユニットより多くの駆動ユ
ニットを駆動制御するサブ基板22を接続可能とし、特
に、同一種類の複数のサブ基板22を順次直列に接続可
能とする。様々な仕様の空気調和機に対応しながらも、
設計及び生産により用意しておく部品としては、一種類
のメイン基板21と一種類のサブ基板22だけで済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動ユニットの
設置個数が変更可能とされた空気調和機において前記各
駆動ユニットの駆動制御を行う空気調和機の駆動制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機においては、例えば、送風フ
ァン、インジェクション、ホットガス、4端子切換弁及
び均圧弁等の各駆動ユニットを制御するために、図6に
示したような制御回路2が使用される。
【0003】この制御基板2は、プリント配線基板3上
に複数のアクチュエータ4a〜4h及び複数のセンサ5
a〜5jが搭載されており、PROM等の不揮発性記憶
装置6内に予め格納されたソフトウェアプログラムに従
ってマイクロコンピュータチップ1が駆動回路7を制御
し、各アクチュエータ4a〜4h及び各センサ5a〜5
jを駆動していた。
【0004】ここで、アクチュエータ4a〜4h及びセ
ンサ5a〜5jの設置個数は、上記駆動ユニットの設置
個数等に応じて設定されるものであり、例えば図6に示
した制御回路2では、8個のアクチュエータ4a〜4h
と10個のセンサ5a〜5jが搭載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空気調和機
の仕様によっては、駆動ユニットの設置個数が多いもの
があり、この場合は、その設置個数に応じてアクチュエ
ータ及びセンサの設置個数を増やす必要がある。
【0006】例えば、図7は10個のアクチュエータ4
a〜4j及び12個のセンサ5a〜5lをプリント配線
基板3A上に設置した制御回路2Aを示している。この
制御回路2Aでも、不揮発性記憶装置6内に予め格納さ
れたソフトウェアプログラムに従ってマイクロコンピュ
ータチップ1が駆動回路7を制御し、各アクチュエータ
4a〜4j及びセンサ5a〜5lを駆動する。
【0007】しかしながら、図6に示した制御基板2と
図7に示した制御回路2Aとでは、プリント配線基板
3,3Aの面積や配線レイアウトが異なっているため、
それぞれ別々の部品として設計及び生産を行わなければ
ならなかった。
【0008】そこで、図8のように、最も駆動ユニット
の設置個数の少ない仕様(以下「最小仕様」と称す)に
対応したアクチュエータ4a〜4h及びセンサ5a〜5
jをプリント配線基板としてのメイン基板3Bに搭載
し、このメイン基板3Bに搭載されたよりも多くのアク
チュエータ及びセンサが必要である場合には、メイン基
板3Bとは別途のサブ基板8をメイン基板3Bに接続す
るようにしていた。
【0009】サブ基板8には、例えば2個のアクチュエ
ータ4i,4jと2個のセンサ5k,5lと、これらを
駆動制御する駆動回路10及びマイクロコンピュータチ
ップ11とが搭載されている。メイン基板3B上の通信
回路12及びコネクタ13から通信線14を通じて伝送
されてきた信号をコネクタ15で受信し、この信号に基
づいて、マイクロコンピュータチップ11による駆動回
路10の制御により各アクチュエータ4i,4j及びセ
ンサ5k,5lが駆動される。
【0010】このように、メイン基板3Bの他にサブ基
板8を設計及び生産することで、様々な仕様の空気調和
機に共通してメイン基板3Bを生産して設置しておき、
必要に応じてサブ基板8を設置すればよいため、ある程
度の設計及び生産の標準化を図ることができる。
【0011】しかしながら、この場合、図8に示したメ
イン基板3B及びサブ基板8ではアクチュエータ及びセ
ンサの個数が足りない場合もある。この場合は、例えば
図9の如く、図8中のサブ基板8とは異なるサブ基板1
6を準備しなければならない。このサブ基板16には、
例えば7個のアクチュエータ4i〜4o及び3個のセン
サ5k〜5mが搭載されており、メイン基板3Bから伝
送されてきた信号をコネクタ15で受信し、この信号に
基づいて、マイクロコンピュータチップ11による駆動
回路10の制御により各アクチュエータ4i〜4o及び
センサ5k〜5mが駆動される。
【0012】このように従来においては、空気調和機の
仕様が変更される毎に、異なったプリント配線基板(メ
イン基板)3,3Bまたは異なったサブ基板8,16を
使用しなければならず、空気調和機の仕様が多くなれ
ば、予め設計し準備しなければならない基板3,3B,
8,16の種類が多くなり、生産効率が良いとは言い難
かった。
【0013】そこで、この発明の課題は、少ない種類の
基板を利用して多くの仕様に対応できる空気調和機の駆
動制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は空気調和機の駆動制御装置(2
2)であって、空気調和機の駆動ユニットの少なくとも
一つを駆動制御する駆動回路(40)と、制御指示デー
タ列(420)を受信し、前記制御指示データ列(42
0)から自身の前記駆動回路(40)に対する制御を指
示する制御指示データ(42)を読み込み、少なくとも
その残りを送信する通信回路(36)とを備える。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記制御指示デー
タは固定長を有して前記駆動制御装置毎に設定され、前
記制御指示データ列は前記制御指示データの繋ぎ合わせ
で構成される。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記制御指示デー
タ列から自身の前記駆動回路に対する制御を指示する制
御指示データを読み込んでその残りを送信する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記制御指示デー
タは、そのヘッダ部分に前記駆動制御装置を識別する基
板識別番号を有する。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記駆動ユニット
の駆動状態に関するセンシング情報を検知する検知部品
(5)を更に備え、前記通信回路は外部から与えられた
応答指示データ(S22)に対応して、自身の前記セン
シング情報を含むセンシング情報群(S23)を出力す
る。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記センシング情
報群は複数の前記駆動制御装置についての前記センシン
グ情報を含む。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記駆動制御装置
は複数存在し、一の前記駆動制御装置の前記センシング
情報群は、前記一の前記駆動制御装置の前記センシング
情報及び他の前記駆動制御装置の前記センシング情報
(S21)を含む。
【0021】請求項8記載の発明は、空気調和機の駆動
制御装置であって、請求項1乃至請求項7のいずれか一
つに記載された駆動制御装置をサブ制御装置として複数
備え、前記サブ制御装置の個数を、予め記憶された設定
データに基づいて演算し、前記サブ制御装置と直列に接
続されるメイン制御装置を更に備える。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の空
気調和機の駆動制御装置であって、前記メイン制御装置
は、前記メイン制御装置に直接に接続された前記サブ制
御装置に対して返信要求信号(S11)を送信し、一の
前記サブ制御装置は、自身に与えられた返信要求信号に
応答して、自身より前記メイン制御装置から遠くに接続
された他の前記サブ制御装置に前記返信要求信号を伝送
する(S13)。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
空気調和機の駆動制御装置であって、前記サブ制御装置
は、自身に与えられた前記返信要求信号に応答して、自
身より前記メイン制御装置に近い前記サブ制御装置に返
信する。
【0024】
【発明の実施の形態】<構成及び機能>図1はこの発明
の一の実施の形態に係る空気調和機の駆動制御装置を示
すブロック図であり、プリント配線基板としての1枚の
メイン基板21に対し、空気調和機の仕様に応じて任意
の個数の同一種類のサブ基板22を順次直列に接続した
構成を有している。図1において、サブ基板22は、メ
イン基板21に近い側から添え数字「1,2」が末尾に
付記され、サブ基板221,222,…として表示されて
いる。
【0025】具体的には、メイン基板21には、8個の
アクチュエータ(駆動部品)4a〜4h及び10個のセ
ンサ(検知部品)5a〜5jと、ソフトウェアプログラ
ム及び後述する設定データとを予め格納するPROM等
の不揮発性記憶装置(記憶部品)6と、この不揮発性記
憶装置6内に格納されたソフトウェアプログラム(以下
「メイン基板プログラム」と称す)及び設定データを読
み出してデータ制御処理を行うマイクロコンピュータチ
ップ23と、マイクロコンピュータチップ23の制御に
従って各アクチュエータ4a〜4h及び各センサ5a〜
5jを駆動する駆動回路7と、マイクロコンピュータチ
ップ23から出力されたデータをコネクタ24を通じて
送出する通信回路25とを備える。
【0026】アクチュエータ、センサはいずれも駆動ユ
ニットの駆動制御を実現する際に機能する部品である。
例えばアクチュエータは駆動ユニットの動作を制御し、
センサは駆動ユニットの状態を検知する。
【0027】メイン基板21には、最も消費電力の少な
い最小仕様の空気調和機に対応して、アクチュエータ4
a〜4h及びセンサ5a〜5jが搭載されている。
【0028】不揮発性記憶装置6内に予め格納されてい
る設定データは、この空気調和機の駆動制御装置が搭載
される空気調和機の仕様に関するデータであり、具体的
には、空気調和機の仕事率(消費電力)について、73
5.5ワット(1馬力)を1単位として数値化したデー
タである。尚、この設定データとして表される空気調和
機の仕事率(消費電力)は、空気調和機として装備され
る送風ファン等の各種駆動ユニットの設置個数に1対1
で対応付けられている。
【0029】また、不揮発性記憶装置6内に格納された
メイン基板プログラムは、マイクロコンピュータチップ
23から駆動回路7に制御指示を与えて各アクチュエー
タ4a〜4h及びセンサ5a〜5jを個別に駆動する駆
動制御機能と、上記設定データに基づいて、使用される
べきサブ基板の個数を演算する基板個数演算機能と、通
信を通じて各サブ基板22の各アクチュエータ31,3
2及び各センサ33,34(後述)を駆動制御する通信
制御機能とを有している。
【0030】上記の基板個数演算機能では、不揮発性記
憶装置6内の設定データを因子としてサブ基板22が接
続されるべき個数を算出する演算関数が予め定義付けさ
れており、この演算関数に従った演算を行う。上述のよ
うに、空気調和機の仕事率(消費電力)が、送風ファン
等の各種駆動ユニットの設置個数に1対1で対応付けら
れており、また、サブ基板22を用いて増設されるべき
アクチュエータ31,32及びセンサ33,34の個数
が空気調和機の駆動ユニットの設置個数によって決定さ
れる。従って空気調和機の仕事率(消費電力)としての
設定データとサブ基板22の個数とを1対1に対応させ
得ることで、設定データからサブ基板22の接続個数を
演算関数で演算することは容易となる。
【0031】上記の通信制御機能により、基板個数演算
機能で演算されたサブ基板22の個数に応じて、各サブ
基板221,222,…へ送信するデータ(以下「通信デ
ータ」と称す)をマイクロコンピュータチップ23によ
って生成し、通信回路25に出力させる。
【0032】ここで、マイクロコンピュータチップ23
で生成される通信データとしては、駆動制御装置を起動
した際に処理されるイニシャル処理時と、その後に各サ
ブ基板221,222,…にそれぞれのアクチュエータ3
1,32及びセンサ33,34について駆動の指示を与
える通常処理とで異なる。
【0033】イニシャル処理時には、基板個数演算機能
で演算された個数のサブ基板22が実際に接続されてい
るか否かを確認するために各サブ基板221,222,…
に発呼信号としての通信データ(以下「発呼データ」と
称す)を送信する。このイニシャル処理については後述
する。
【0034】また、通常処理時には、通信データの一つ
として、例えば図3の如く、それぞれのサブ基板2
1,222,…内のアクチュエータ31,32及びセン
サ33,34を駆動制御するための固定長の制御指示デ
ータ421,422,…がこの順に繋げられた制御指示デ
ータ列420が生成される。勿論、メイン基板21に接
続されるサブ基板22の個数が1個であり、サブ基板2
1のみが使用される場合は第1の制御指示データ421
のみを制御指示データとする。さらに、メイン基板21
のみを使用してサブ基板22を一切使用しない場合は、
制御指示データ列420を生成する必要はない。
【0035】尚、イニシャル処理時の発呼データと通常
処理時の通信指示データとは、その先頭データ(以下
「ヘッダ情報」と称す)の値が異なって生成される。そ
して、発呼データとしては、サブ基板22の各々からの
返信を要求する返信要求信号と、イニシャル処理を終了
する旨のイニシャル処理終了信号とがあり、このうち、
返信要求信号は、メイン基板21に順次直列に接続され
るサブ基板22の接続個数分だけ繰り返し送信される。
【0036】マイクロコンピュータチップ23は、不揮
発性記憶装置6内のメイン基板プログラムを読み出して
一時的に記憶する内蔵のキャッシュメモリ(図示せず)
を有しており、このキャッシュメモリ内に一時的に格納
したメイン基板プログラムの駆動制御機能に従って、駆
動回路7を制御し各アクチュエータ4a〜4h及び各セ
ンサ5a〜5jを個別に駆動し、基板個数演算機能に従
って、不揮発性記憶装置6内の設定データに基づいて必
要なサブ基板22の個数を演算し、通信制御機能に従っ
て、上記の通信データ(発呼データ及び通信指示デー
タ)を通信回路25に出力する。
【0037】いずれのサブ基板22も、例えば2個のア
クチュエータ31,32と2個のセンサ33,34と、
外部からの信号を送受信コネクタ35及び送受信コネク
タ37を通じて送受信する通信回路36と、通信回路3
6に接続されたマイクロコンピュータチップ(制御部
品)39と、マイクロコンピュータチップ39の制御に
基づいてアクチュエータ31,32及びセンサ33,3
4を駆動する駆動回路40とを搭載している。
【0038】マイクロコンピュータチップ39は、PR
OM等の不揮発性記憶装置41内に予め格納されたソフ
トウェアプログラム(以下「サブ基板プログラム」と称
する)に従って動作する。
【0039】ここで、サブ基板22kの送受信コネクタ
35及び通信回路36を通じて与えられた通信データが
発呼データであった場合には、サブ基板22kのサブ基
板プログラムにより、再び通信回路36及び送受信コネ
クタ35を通じて返信データをサブ基板22k-1へ送り
返す(但しk=1の場合にはメイン基板21へと送り返
す)。更にサブ基板22kの送受信コネクタ37にサブ
基板22k+1が接続されている場合は、サブ基板22k
サブ基板プログラムによって、通信回路36から送受信
コネクタ37を通じてサブ基板22k+1に発呼データが
送信される。
【0040】また、サブ基板22kのサブ基板プログラ
ムは、送受信コネクタ37及び通信回路36を通じてサ
ブ基板22k+1から返信データが与えられたときには、
送受信コネクタ35及び通信回路36を通じて与えられ
た返信要求信号に応じて、返信データを通信回路36及
び送受信コネクタ35を通じて出力させる。
【0041】さらに、送受信コネクタ35及び通信回路
36を通じて与えられた通信データが制御指示データ列
420(図3参照)であった場合には、サブ基板22k
のサブ基板プログラムは、制御指示データ列420のう
ちの先頭ビットから一定の固定長の最初の制御指示デー
タ列のみを読み込み、この固定長の制御指示データ列に
従って駆動回路40を制御する制御する。これととも
に、制御機能で処理された最初の制御指示データ列42
kを除去した以降の全ての制御指示データ列42k +1,…
を通信データとして通信回路36及び送受信コネクタ3
7を通じて次段のサブ基板22k+1に出力する。当然、
サブ基板22k+1が接続されていない場合には制御指示
データ列42k+1は生成されておらず、存在しない。
【0042】尚、サブ基板22の各々のセンサ33,3
4での種々のセンシングの結果(以下「センシング情
報」と称す)は、通信回路36及び送受信コネクタ35
を通じて出力されるように、サブ基板プログラムによっ
て規定されている。
【0043】<動作>上記構成の空気調和機の駆動制御
装置の動作を説明する。空気調和機の仕事量の関係で搭
載される全ての駆動ユニットを駆動制御するために、メ
イン基板21とk個のサブ基板221,…,22kが必要
である場合は、図1のようにメイン基板21に対して順
次サブ基板221,…,22kが接続され、設定データと
して空気調和機の仕事量を記憶させた状態で、駆動制御
装置を空気調和機の所定の設置位置(例えば室外機のス
イッチボックス内)に設置する。
【0044】あるいは、空気調和機の仕事量の関係で搭
載される全ての駆動ユニットをメイン基板21だけで駆
動制御できる場合は、図2のようにメイン基板21に一
切のサブ基板を接続しない状態にし、設定データとして
空気調和機の仕事量を記憶させた状態で、駆動制御装置
を空気調和機の所定の設置位置(例えば室外機のスイッ
チボックス内)に設置する。
【0045】これらの各場合において、メイン基板21
は、メイン基板プログラムの基板個数演算機能によっ
て、マイクロコンピュータチップ23が設定データに基
づいて接続されるべきサブ基板22の個数を演算する。
そして、サブ基板22が接続されていないと演算された
場合(接続されるべきサブ基板の個数が0個と演算され
た場合)はそのままメイン基板21自身のアクチュエー
タ4a〜4h及びセンサ5a〜5jを駆動回路7を通じ
て駆動制御する。
【0046】一方、サブ基板22がm個(m≧1)接続
されていると演算された場合は、その通信を通じてサブ
基板22のイニシャル処理を行った後に、メイン基板2
1自身のアクチュエータ4a〜4h及びセンサ5a〜5
jを駆動回路7を通じて駆動制御するとともに、通信を
通じてサブ基板22の各々のアクチュエータ31,32
及びセンサ33,34を駆動制御する。
【0047】図4及び図5は、いずれもk=2の場合
の、それぞれフローチャート及び通信タイムチャートで
ある。尚、メイン基板21の不揮発性記憶装置6には、
駆動制御装置が搭載される空気調和機の仕事量について
の設定データが予め格納されているものとする。
【0048】まず、メイン基板21のマイクロコンピュ
ータチップ23は、不揮発性記憶装置6からメイン基板
プログラムを読み出して内蔵のキャッシュメモリに格納
し、このメイン基板プログラムに従ってイニシャル処理
を実行する。
【0049】イニシャル処理は、サブ基板22の全てに
ついて作動を開始する旨を伝達し、各マイクロコンピュ
ータチップ39に通常処理の準備を行うよう指示するた
めの処理である。このイニシャル処理では、まず、マイ
クロコンピュータチップ23が不揮発性記憶装置6内の
設定データを読み出し、メイン基板プログラムの基板個
数演算機能で定義された演算関数に従って、この駆動制
御装置が搭載される空気調和機の仕事量に応じて必要と
されるサブ基板22の個数を演算する(図4中のステッ
プS1)。この実施例の場合は、基板個数演算機能での
演算結果(サブ基板の接続個数)は2個となる。
【0050】次に、マイクロコンピュータチップ23
は、メイン基板プログラム内の通信制御機能に従って返
信要求信号を生成し、これを図4中のステップS2及び
図5中のステップS11の如く、通信回路25及びコネ
クタ24を通じてサブ基板22 1に出力する。
【0051】サブ基板221においては、送受信コネク
タ35及び通信回路36を通じて与えられた通信データ
が返信要求データであった旨をマイクロコンピュータチ
ップ39が所定の論理判断処理で判断した後、図5中の
ステップS12の如く、通信回路36及び送受信コネク
タ35を通じてメイン基板21に返信データを送り返
す。メイン基板21では、返信データを受信したとき
に、サブ基板221が支障なく接続されている旨を確認
する。
【0052】かかる処理と併行して、サブ基板221
は、図4中のステップS3及び図5中のステップS13
の如く、通信回路36から送受信コネクタ37を通じて
後続のサブ基板222に返信要求信号を送信する。
【0053】サブ基板222においては、返信要求信号
を受信して確認した後、図5中のステップS14の如
く、通信回路36及び送受信コネクタ35を通じてサブ
基板221に返信データを送り返す。そして、図5中の
ステップS15の如く、メイン基板21からサブ基板2
1へ2回目の返信要求信号が与えられると、サブ基板
221は、図5中のステップS16において、サブ基板
222から与えられた返信データを通信回路36及び送
受信コネクタ35を通じてメイン基板21に出力する。
これにより、メイン基板21では、サブ基板221を通
じてサブ基板222から与えられた返信データを受信
し、サブ基板222が支障なく接続されている旨を確認
する。
【0054】しかる後、メイン基板21は、イニシャル
処理終了信号をサブ基板221に送信し(図5中のステ
ップS17)、これを受けてサブ基板221がサブ基板
222にイニシャル処理終了信号を送信する(図5中の
ステップS18)。これにより、各サブ基板221,2
2ではイニシャル処理が終了される(図4中のステッ
プS4)。
【0055】次に、図4中のステップS5において、通
常処理に移行する。この通常処理では、まずメイン基板
21のマイクロコンピュータチップ23が、メイン基板
プログラム内の通信制御機能に従い、基板個数演算機能
で演算されたサブ基板の接続個数(2個)に応じて通信
データとして制御指示データを生成する。
【0056】この実施例の場合、2個のサブ基板2
1,222に対する制御指示が必要なため、これらの各
サブ基板221,222に対応する2個の固定長の制御指
示データ421,422(図3参照)のみで構成された制
御指示データ列420が生成される。そして、この制御
指示データ列420を通信回路25及びコネクタ24を
通じてサブ基板221に出力する(図5中のステップS
19)。
【0057】サブ基板221のマイクロコンピュータチ
ップ39は、メイン基板21から与えられた制御指示デ
ータ420を送受信コネクタ35及び通信回路36を通
じて受信する。そして、サブ基板プログラムでの定義に
従って、制御指示データ列420のうち、先頭ビットか
らみて最初の制御指示データ421のみを読み込み、こ
れに従って駆動回路40を制御する。このように制御指
示データ列420から制御指示データ421のみを読み
込むことは、制御指示データ列が固定長であるので、容
易に行うことができる。
【0058】更にサブ基板221のマイクロコンピュー
タチップ39は、制御指示データ列420のうち、制御
指示データ421をのぞいた部分、即ちここでは制御指
示データ422をサブ基板222に伝達する(図5中のス
テップS20)。サブ基板222のマイクロコンピュー
タチップ39は、これを送受信コネクタ35及び通信回
路36を通じて受信し、そして、サブ基板プログラムで
の定義に従って、制御指示データ422に従って駆動回
路40を制御する。各サブ基板22において、駆動回路
40は、マイクロコンピュータチップ39での制御に従
ってアクチュエータ31,32及びセンサ33,34を
それぞれ個別に駆動する。
【0059】尚、サブ基板22の各々のセンサ33,3
4で得られたセンシング情報は、サブ基板プログラムに
よって規定された手順通り、通信回路36及び送受信コ
ネクタ35を通じて出力される。具体的には、図5中の
ステップS21のように、サブ基板222のいずれかの
センサ33,34で得られたセンシング情報がサブ基板
221に与えられており、メイン基板21からの通信デ
ータの一つである応答指示データがサブ基板221に与
えられたことを契機として(ステップS22)、全ての
サブ基板22のセンシング情報を含むセンシング情報群
がステップS23のようにメイン基板21に伝送され
る。つまり複数の駆動ユニットの駆動状態についてのセ
ンシング情報が、複数のサブ基板22に順次伝送されて
メイン基板21へと与えられる。
【0060】以上のように、この実施の形態では、空気
調和機の仕様に応じて任意の個数の同一種類のサブ基板
22を順次直列に接続するだけで良く、予め設計し且つ
生産して用意しておく部品としては1種類のメイン基板
21と1種類のサブ基板22だけで済む。したがって、
設計効率を向上できるとともに、サブ基板22等の大量
生産によるコスト低減等の規模の効果を得ることがで
き、また、在庫管理も簡単になるという利点がある。
【0061】また、メイン基板21及び複数のサブ基板
22の間で通信を行うことで、各サブ基板22で各種の
駆動ユニットを駆動制御するようにしているので、メイ
ン基板21や各サブ基板22の設置位置を、必ずしも近
接して配置することがなくなる。したがって、設置位置
の自由度が向上し、多種多様な態様の空気調和機に対応
することが可能となる。例えばサブ基板22はそれぞれ
が駆動制御する駆動ユニットに近接して配置することが
できる。
【0062】この場合、メイン基板21の不揮発性記憶
装置6内に予め設定しておいた設定データに基づいて、
接続されるべきサブ基板22の接続個数を判断し、この
判断結果に基づいて各サブ基板22のアクチュエータ3
1,32及びセンサ33,34を駆動制御するようにし
ているので、メイン基板21内の設定データのみを設定
するだけで、様々な仕様の空気調和機に対応する駆動制
御装置を提供することができる。
【0063】尚、上記実施の形態では、制御指示データ
列420を、図3のように各サブ基板221,222,…
に指示するための固定長の制御指示データ421,422
を繋ぎ合わせて生成していた。しかし、上述したイニシ
ャル処理において各サブ基板221,222,…にシリア
ル番号を付与し、このシリアル番号を各制御指示データ
のヘッダ部分に付与し、各サブ基板221,222,…に
アクチュエータ31,32及びセンサ33,34の駆動
制御のための指示を与えるようにしてもよい。
【0064】この場合、イニシャル処理時において、順
次直列に接続されたサブ基板22kのマイクロコンピュ
ータチップ39において、例えば発呼信号の末尾の所定
のビット長のデータを次々とインクリメントして後続の
サブ基板22k+1に伝送するようにし、各サブ基板2
1,222,…において発呼信号として与えられたデー
タを基板識別番号として揮発性メモリに保持するように
すればよい。
【0065】これにより、各サブ基板221,222,…
を基板識別番号により識別することができ、通常処理時
での制御指示データのヘッダ部分に基板識別番号を付与
することで、いずれのサブ基板22に制御指示を与えて
いるのかを制御指示データにおいて明示することが可能
となる。その結果、常に固定長の制御指示データ列を繋
ぎ合わせて制御指示データを生成しなくても、制御指示
の必要なサブ基板22のみを指定してメイン基板21か
ら制御指示を与えることが可能となり、通信データ(制
御指示データ)の通信効率を向上することができる。
【0066】尚、上記実施の形態では、各サブ基板22
に2個のアクチュエータ31,32と2個のセンサ3
3,34とをそれぞれ搭載した例について説明したが、
各サブ基板22におけるアクチュエータ31,32及び
センサ33,34の設置個数はこれに限るものではな
い。また、搭載部品としてはアクチュエータ31,3
2、センサ33,34に限られず、これらの部品に追加
して、またはこれらの部品に代えて、他のいかなる部品
を搭載しても差し支えない。
【0067】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる空気調
和機の駆動制御装置を直列に複数接続することにより、
空気調和機の駆動ユニットが増加しても、その駆動制御
を行うことができる。
【0068】従って、駆動ユニットの増加に対して、別
途に駆動制御装置を設計及び生産する必要がない。従っ
て様々な使用の空気調和機に対応しながらも、設計効率
を向上できるとともに、大量生産によるコスト低減等の
規模の効果を得ることができ、また、在庫管理も簡単に
なるという利点がある。また、駆動制御装置同士で通信
を行うので、各種の駆動ユニットを駆動制御する駆動制
御装置は駆動ユニットに近接して配置しても良く、配置
位置の自由度が向上し、多種多様な態様の空気調和機に
対応することが可能となる。
【0069】この発明のうち請求項2乃至請求項4にか
かる空気調和機の駆動制御装置によれば、制御指示デー
タ列が与えられたときに、制御指示データを読み出して
駆動ユニットを駆動制御するとともに、他の駆動制御装
置への制御指示データの送信も行うので、駆動制御装置
をサブ基板として直列に接続するメイン基板から、全て
のサブ基板に支障なく制御指示を与えることができる。
【0070】この発明のうち請求項5乃至請求項7にか
かる空気調和機の駆動制御装置を直列に複数接続するこ
とにより、空気調和機の駆動ユニットが増加しても、そ
の駆動状態に関するセンシング情報を順次に伝達するこ
とができる。
【0071】この発明のうち請求項8に記載の発明によ
れば、メイン基板において予め記憶された設定データに
基づいて、メイン基板に接続されるべきサブ基板の個数
が演算されるので、接続されるサブ基板の個数に応じた
制御指示をメイン基板から支障なく送信することが可能
となる。
【0072】この発明のうち請求項9に記載の発明によ
れば、返信要求信号が与えられたときに、サブ制御装置
は後段のサブ制御装置へ返信要求信号の送信も行うの
で、全てのサブ基板に対して支障なく返信要求信号を与
えることができる。
【0073】この発明のうち請求項10に記載の発明に
よれば、返信要求信号が与えられたときに、サブ制御装
置は後段のサブ制御装置から返信を受けるので、全ての
サブ基板についての返信を支障なくメイン基板へ与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る空気調和機の
駆動制御装置における一の仕様を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る空気調和機の
駆動制御装置における他の仕様を示すブロック図であ
る。
【図3】制御指示データの例を示す図である。
【図4】この発明の一の実施の形態に係る空気調和機の
駆動制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】この発明の一の実施の形態に係る空気調和機の
駆動制御装置の通信動作を示すタイムチャートである。
【図6】従来の空気調和機の駆動制御装置の一例を示す
ブロック図である。
【図7】従来の空気調和機の駆動制御装置の他の例を示
すブロック図である。
【図8】従来の空気調和機の駆動制御装置の他の例を示
すブロック図である。
【図9】従来の空気調和機の駆動制御装置の他の例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
4a〜4h アクチュエータ 5a〜5j センサ 6 不揮発性記憶装置 7 駆動回路 21 メイン基板 22,221,222,22k サブ基板 23 マイクロコンピュータチップ 24 コネクタ 25 通信回路 31,32 アクチュエータ 33,34 センサ 35 送受信コネクタ 36 通信回路 37 送受信コネクタ 39 マイクロコンピュータチップ 40 駆動回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の駆動ユニットの少なくとも
    一つを駆動制御する駆動回路(40)と、 制御指示データ列(420)を受信し、前記制御指示デ
    ータ列(420)から自身の前記駆動回路(40)に対
    する制御を指示する制御指示データ(42)を読み込
    み、少なくともその残りを送信する通信回路(36)と
    を備える、空気調和機の駆動制御装置(22)。
  2. 【請求項2】 前記制御指示データは固定長を有して前
    記駆動制御装置毎に設定され、 前記制御指示データ列は前記制御指示データの繋ぎ合わ
    せで構成される、請求項1記載の空気調和機の駆動制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御指示データ列から自身の前記駆
    動回路に対する制御を指示する制御指示データを読み込
    んでその残りを送信する、請求項2記載の空気調和機の
    駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御指示データは、そのヘッダ部分
    に前記駆動制御装置を識別する基板識別番号を有する、
    請求項1記載の空気調和機の駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動ユニットの駆動状態に関するセ
    ンシング情報を検知する検知部品(5)を更に備え、 前記通信回路は外部から与えられた応答指示データ(S
    22)に対応して、自身の前記センシング情報を含むセ
    ンシング情報群(S23)を出力する、請求項1記載の
    空気調和機の駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記センシング情報群は複数の前記駆動
    制御装置についての前記センシング情報を含む、請求項
    5記載の空気調和機の駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動制御装置は複数存在し、一の前
    記駆動制御装置の前記センシング情報群は、前記一の前
    記駆動制御装置の前記センシング情報及び他の前記駆動
    制御装置の前記センシング情報(S21)を含む、請求
    項6記載の空気調和機の駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一つに
    記載された空気調和機の駆動制御装置をサブ制御装置と
    して複数備え、 前記サブ制御装置の個数を、予め記憶された設定データ
    に基づいて演算し、前記サブ制御装置と直列に接続され
    るメイン制御装置を更に備える、空気調和機の駆動制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記メイン制御装置は、前記メイン制御
    装置に直接に接続された前記サブ制御装置に対して返信
    要求信号(S11)を送信し、 一の前記サブ制御装置は、自身に与えられた返信要求信
    号に応答して、自身より前記メイン制御装置から遠くに
    接続された他の前記サブ制御装置に前記返信要求信号を
    伝送する(S13)、請求項8記載の空気調和機の駆動
    制御装置。
  10. 【請求項10】 前記サブ制御装置は、自身に与えられ
    た前記返信要求信号に応答して、自身より前記メイン制
    御装置に近い前記サブ制御装置に返信する、請求項9記
    載の空気調和機の駆動制御装置。
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