JP5059086B2 - 電子機器および電子機器の接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラなどの複数の電子機器を統括的に制御する電子機器の接続方法に関するものである。
従来、RS−232Cなどの規格を用いて、パーソナルコンピュータ(PC)からカメラなどの電子機器を制御する技術が知られている。このようなRS−232Cの規格を用いた場合、PCに複数のコネクタを有さなければ複数の電子機器の制御に対応することができなかった。このような問題を解決するため、特許文献1では、複数の電子機器をシリアルに接続して制御する方法が開示されている。
特許第2867649号
しかしながら、特許文献1では、電子機器に対する制御信号を送受信する信号線の他に、後段に他の接続装置が接続されているかどうかを判定するための端子「3f」が必要となる。本発明では、このような問題を解決するため、信号線を増加させずに複数の電子機器をシリアルに接続して制御可能な電子機器の制御方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の電子機器は、
前段の電子機器と後段の電子機器に対してシリアルに接続される電子機器であって、
前記電子機器は、前段の電子機器に接続される第1の入出力端子と、後段の電子機器に接続される第2の入出力端子と、前記第1の入出力端子と前記第2の入出力端子に接続される処理手段を有し、
前記第1の入出力端子は、前段の電子機器から第1の制御信号が入力される第1の入力ポートと、前段の電子機器に対して第2の制御信号を出力する第1の出力ポートを有し、
前記第2の入出力端子は、後段の電子機器に対して第の制御信号を出力する第2の出力ポートと、後段の電子機器から出力される第の制御信号が入力される第2の入力ポートを有し、
前記処理手段は、前記第1の入力ポートと接続され、前記第1の制御信号が入力される入力ポートAと、前記第2の出力ポートと接続されており、前記第1の出力ポートとは、切り換え手段を介して接続可能となる出力ポートBと、前記第2の入力ポートと接続され、前記第の制御信号が入力される入力ポートCを有し、
前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記第2の入力ポートが接続されることにより、後段の電子機器から出力される制御信号は、前記第2の入力ポートと前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へと出力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第2の出力ポートを介して後段の電子機器へ出力される状態を第1の接続状態、
前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記出力ポートBが接続されることにより、後段の電子機器から出力された制御信号は、前記第2の入力ポートを介して前記入力ポートCから前記処理手段へ入力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へ出力される状態を第2の接続状態とするとき、
前記処理手段は、前段の電子機器から前記第1の入力ポートを介して前記入力ポートAに前記第1の制御信号が入力された場合、後段の電子機器へ記第の制御信号を前記出力ポートBから出力し、
前記後段の電子機器への前記第の制御信号を出力したのち、前記切り換え手段を前記第2の接続状態に切り換え
後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認された場合、前記切り換え手段を前記第1の接続状態に切り換え、後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認されない場合、前記第2の接続状態を維持することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としてのプログラムは、
前段の電子機器と後段の電子機器に対してシリアルに接続される電子機器に実行させるプログラムであって、
前記電子機器は、前段の電子機器に接続される第1の入出力端子と、後段の電子機器に接続される第2の入出力端子と、前記第1の入出力端子と前記第2の入出力端子に接続される処理手段を有し、
前記第1の入出力端子は、前段の電子機器から第1の制御信号が入力される第1の入力ポートと、前段の電子機器に対して第2の制御信号を出力する第1の出力ポートを有し、前記第2の入出力端子は、後段の電子機器に対して第の制御信号を出力する第2の出力ポートと、後段の電子機器から出力される第の制御信号が入力される第2の入力ポートを有し、
前記処理手段は、前記第1の入力ポートと接続され、前記第1の制御信号が入力される入力ポートAと、前記第2の出力ポートと接続されており、前記第1の出力ポートとは、切り換え手段を介して接続可能となる出力ポートBと、前記第2の入力ポートと接続され、前記第の制御信号が入力される入力ポートCを有し、
前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記第2の入力ポートが接続されることにより、後段の電子機器から出力される制御信号は、前記第2の入力ポートと前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へと出力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第2の出力ポートを介して後段の電子機器へ出力される状態を第1の接続状態、
前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記出力ポートBが接続されることにより、後段の電子機器から出力される制御信号は、前記第2の入力ポートを介して前記入力ポートCから前記処理手段へ入力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へ出力される状態を第2の接続状態とするとき、
前記プログラムは、前記電子機器に、前段の電子機器から前記第1の入力ポートを介して前記入力ポートAに前記第1の制御信号が入力された場合、後段の電子機器へ前記第の制御信号を前記出力ポートBから出力するステップと、
前記後段の電子機器への前記第の制御信号を出力したのち、前記切り換え手段を前記第2の接続状態に切り換えるステップを実行させ
更に、
後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認された場合、前記切り換え手段を前記第1の接続状態に切り換え、後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認されない場合、前記第2の接続状態を維持するステップを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、最低限の信号線を用いてシリアルに接続された複数の電子機器の制御を統括的に実行することできる。
本発明の実施の形態における電子機器の接続構成の一例を示す図。 本発明の実施の形態における電子機器間を送受信されるコマンドの一例を示す図。 本発明の実施の形態における電子機器の接続構成における制御方法の一例を説明する図。 本発明の実施の形態における電子機器の接続構成における制御方法の一例を説明する図。 本発明の実施の形態における電子機器の接続構成におけるカスケード接続コマンドの送受信の一例を示す図。 本発明の実施の形態における電子機器の接続構成における制御コマンドの送受信の一例を示す図。 本発明の実施の形態における電子機器の接続構成における制御コマンドの送受信の一例を示す図。 本発明の実施の形態における電子機器の動作処理フローチャートを示す図。 本発明の実施の形態におけるHOST PCの動作処理フローチャートを示す図。
以下、添付の図面に沿って本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態のパーソナルコンピュータ(PC)からRS−232Cによってシリアルに接続された電子機器を制御するシステムの一例を示す図である。本実施の形態では、電子機器としてパン,チルト制御可能なカメラを例にあげる。
カメラ50,60,70は、パン,チルト制御可能なカメラである。HOSTPC40は、パーソナルコンピュータなどによって構成され、直接接続されているカメラ50に対して後述の制御コマンドおよびカスケード接続コマンドを出力する。
カメラ50,60,70は、制御コマンドおよびカスケード接続コマンドを入出力する第1の入出力端子3,第2の入出力端子5をそれぞれ有する。第1の入出力端子3は、出力ポート3a,入力ポート3bを有する。また、第2の入出力端子5は、出力ポート5a,入力ポート5bを有する。
また、カメラ50,60,70は、バッファメモリ(不図示)を有するCPUを有する。CPU9は、第1の入出力端子3および第2の入出力端子5に対してコマンドを授受するためのポート(端子)9a〜dを有する。また、カメラ50,60,70は、ポート9cの信号に基づいて切り換えを行なうスイッチ11を有する。
また、HOST PC40は、制御コマンドおよびカスケード接続コマンドを入出力する入出力端子4を有する。入出力端子4は、出力ポート4a,入力ポート4bを有する。
ケーブル10は、HOST PC40およびカメラ50とのコマンドの授受を行なうためのものである。また、ケーブル20は、カメラ50およびカメラ60とのコマンドの授受を行なうためのものである。また、ケーブル30は、カメラ60およびカメラ50とのコマンドの授受を行なうためのものである。
図8は、RS−232Cによってシリアル接続されたカメラにおいて、カメラの接続状態をHOST PC40が認識するためのカスケード接続コマンドが入力された場合のCPU9の動作処理フローチャートである。カスケード接続コマンドとは、HOST PC40が接続されるカメラに対してIDを設定させ、設定させたカメラのIDを認識するためのものである。
S101において、ポート3b,9bを介してカスケード接続コマンドが受信されたかどうかを判断する。カスケード接続コマンドが受信された場合、S102に進む。
S102において、受信されたカスケード接続コマンドを確認し、「送信元の機器(カメラもしくはHOST PC40)のID番号+1」を自分のID番号に設定して、不図示のバッファメモリに格納する。
S103において、ポート3aとポート9aとが接続されるようにスイッチ11が切り換えられているかどうか確認する。ポート3aとポート9aとが接続されている場合、S105に進む。ポート3aとポート9aとが接続されていない場合、S104に進み、ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート9aとを接続させる。
S105において、カスケード接続コマンドの送信元の機器に対してポート9aを介してポート3aからAckコマンドを出力する。なお、図2に示すように、Ackコマンドは、ヘッダー,S102において設定された送信元機器ID番号,送信先ID番号,送信元機器に関する情報を示すステータス情報,ターミネーターによってパケット構成されている。
Ackコマンド出力後、S106において、ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート5bとを接続させる。さらに、S107において、‘送信元機器ID番号“xx”cascade “ON”’ というカスケード接続コマンドを9aを介して5aから出力する。そして、S108に進み、カスケード接続コマンド出力後、ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート9aとを接続させる。
S109において、自分のID番号+1の送信元機器ID番号を有するAckコマンドが5bを介して9dから入力されたかどうかを確認する。Ackコマンドが入力された場合、S110に進み、ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート5bとを接続させたのち動作処理を終了する。
Ackコマンドがまだ入力されていない場合、S111において所定時間が経過したかどうかを判断する。所定時間が経過していない場合、S109に戻り、Ackコマンドの入力を待つ。一方、所定時間が経過してもAckコマンドが入力されなかった場合、自分が末端に接続されたカメラであると判断し、S112に進む。S11において、自身の機器が末端の接続である旨の情報をステータス情報に付加し、HOST PC40に対してAck信号を出力する。
図9は、カメラの接続状態をHOST PC40が認識するためのカスケード接続コマンドを出力するときのHOST PC40の動作処理フローチャートである。
まず、S201において、‘送信機器ID番号“00”cascade “ON”’ なるカスケード接続コマンドを出力する。S202に進み、末端に接続されたカメラのAck信号が受信された場合、当該カメラのID番号,ステータス情報を取得したのち、処理を終了する。末端に接続されたカメラのAck信号が受信されていない場合、S204に進む。S204において、カスケード接続コマンドを出力してから所定時間が経過したかどうかを判断し、所定時間経過していない場合S202に戻り、所定時間が経過した場合、HOST PC40においてエラーメッセージを出力し、処理を終了する。
このように、カメラを制御するにあたり、カスケード接続コマンドを出力することにより、HOST PC40側でカメラの接続状態を把握することができる。さらに、各カメラにおける内部の端子の接続を予め適切に切り換えておくことができるので、各カメラを接続する信号線は最小限で済む。
ここで、図3〜図5を用いて図1の電子機器の接続構成において、HOST PC40からカスケード接続信号が出力されたときの動作処理を具体的に説明する。
まず、図3の状態において、各カメラ50,60,70の電源投入時の初期化設定において、各カメラ50,60,70のID番号がクリアされ、予めポート3aおよびポート9aを短絡するようにスイッチ11が切り換えられる。
そして、HOST PC40のポート4aから直接接続されているカメラ50に対して‘送信機器ID番号“00”cascade “ON”’ なるカスケード接続コマンドを出力する。
カメラ50において、上記カスケード接続コマンドが入力されると、自身の機器のID番号を0+1=1すなわちID番号を‘01’にセットし、バッファメモリに記憶させる。図3、図5では、カメラ50は直接HOST PC40に接続されるものであり、かつ接続の末端ではないのでHOST PC40にAckコマンドは出力していないが、設定されたID番号を付加してHOST PC40にAckコマンドを出力してもよい。Ack出力コマンド後、出力ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート5aとを接続させる。続いて、‘送信元機器ID番号“01”cascade “ON”’ というカスケード接続コマンドが9aを介して5aからカメラ60に対して出力される。その後、出力ポート9cから制御信号をカメラ60へ出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート9aとを接続させる。その後、カメラ60からAckコマンドが入力された場合、カメラ50における動作処理が終了される。
次に、カメラ60において、カメラ50から出力されたカスケード接続コマンドが入力されると、自身の機器のID番号を1+1=2すなわちID番号を‘02’にセットし、バッファメモリに記憶させる。そして、設定されたID番号を付加してカメラ50にAckコマンドを出力する。Ackコマンド出力後、出力ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート5aとを接続させる。続いて、‘送信元機器ID番号“02”cascade “ON”’ というカスケード接続コマンドが9aを介して5aからカメラ70に対して出力される。その後、出力ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート9aとを接続させる。その後、カメラ70からAckコマンドが入力された場合、カメラ60における動作処理が終了される。
次に、カメラ70において、カメラ60から出力されたカスケード接続コマンドが入力されると、自身の機器のID番号を2+1=3すなわちID番号を‘02’にセットし、バッファメモリに記憶させる。そして、設定されたID番号を付加してカメラ60にAckコマンドを出力する。Ackコマンド出力後、出力ポート9cから制御信号を出力することにより、スイッチ11を切り換えてポート3aとポート5aとを接続させる。続いて、‘送信元機器ID番号“03”cascade “ON”’ というカスケード接続コマンドが5aから9aを介して出力される。図4に示されるように、カメラ70は、接続の末端であるので当然のことながらAckコマンドは入力されない。カメラ70は、所定時間(例えば1秒)経過後、Ackコマンドが入力されなかったのを確認し、自身のカメラが末端の接続である旨の情報をステータス情報に付加し、HOST PC40に対してAck信号を出力することになる。
HOST PC40は、カスケード接続コマンドを送信してから最大5秒後までにカメラ70から出力されたID“03”のAckを受信し、3台のカメラが接続されていることを把握する。
このようにHOST PC40側で接続されているカメラの台数を把握した後、後述する処理に従って接続されているカメラの制御を実行することができる。なお、上述した実施の形態では接続システムの起動時にカスケード接続コマンドを出力したが、周期的にカスケード接続コマンドをHOST PC40側から出力してもよい。このような処理の場合、カメラの接続状態が変更したとしても現在の接続状態を正しく把握することができる。
ここで、カスケード接続コマンドを出力してHOST PC40側でカメラの接続状態を認識したあと、カメラに対する制御コマンドを出力したときの動作処理例を説明する。図6は、HOST PC40からカメラ60に対して制御コマンドを発信したときの動作処理例である。
なお、HOST PC40側からカメラに対して制御コマンドが出力される場合、カスケード接続コマンドが出力された後なので、各カメラのスイッチ11は、制御コマンドに対応できるように、図4に示すようにすでに切り換えられている。すなわち、末端に接続されているカメラ70のみポート3aと9aとが短絡するようにスイッチ11が切り換えられ、後段にも前段にも機器が接続されているカメラ50,60においてはポート3aと5bとが短絡するようにスイッチ11が切り換えられている。
まず、HOST PC40から制御コマンドがカメラ50に出力される。制御コマンドは、図2のように、ヘッダー,送信先機器ID番号(図6では、カメラ60に対する制御コマンドなので“02”),コマンド(パン,チルト命令など),パラメーター(コマンドに対する駆動量),ターミネーターなどのパケット構成からなる。
カメラ50において、ポート3bを介して9bに制御コマンドが入力されると、カメラ50のCPU9は、入力された制御コマンドの送信先ID番号を確認する。カメラ50のID番号は“01”であるので自身に対する制御コマンドではないと判断し、カメラ60に制御コマンドを転送する。
カメラ60において、ポート3bを介して9bに制御コマンドが入力されると、カメラ60のCPU9は、入力された制御コマンドの送信先ID番号を確認する。カメラ60のID番号は“02”であるので自身に対する制御コマンドであると判断し、その制御コマンドに基づいてカメラ60の制御を行なう。カメラ制御終了後、ポート9aを介して5aより送信先のID番号(HOST PC40のID番号“00”)および送信元のID番号(カメラ60のID番号“02”)が付加されたAckコマンドが出力される。
カメラ70において、ポート3bを介して9bにAckコマンドが入力されると、カメラ60のCPU9は、入力されたAckコマンドの送信先ID番号を確認する。カメラ50のID番号は“03”であるので自身に対する制御コマンドではないと判断し、HOST PC40にカメラ60にAckコマンドを転送する。
HOST PC40は、Ackコマンドをポート4bより受け取り、制御が行なわれたことを確認し、動作を終了させる。
図6では、カメラ60に対する制御命令がHOST PC40から出力されたときのコマンド処理を説明したが、制御コマンドおよびAckコマンドに送信先のID番号にカメラ50,70のID番号を書き込むことによって同様の処理を実行することができる。
次に、図7を用い、制御コマンドの送信先機器ID番号に“00”を付加して出力した場合の動作処理例を説明する。
送信先機器ID番号に“00”が付加されて制御コマンドがHOST PC40から出力されると、各カメラにおいて、このID番号“00”を認識すると各カメラにおいてこの制御コマンドに基づく制御が実行される。そして、末端のカメラ70の制御実行終了後、カメラ70からAckコマンドがHOST PC40に出力され、処理が終了する。
すなわち、制御コマンドの送信先機器ID番号に“00”が付加されて出力された場合、接続されている全ての電子機器においてその制御コマンドに基づく制御が実行されることとなる。
なお上述した実施の形態では、各カメラ50,60,70に入出力端子3,5およびCPU9が設置される構成となっているが、入出力端子3,5およびCPU9を接続装置として各カメラ50,60,70とは別体に設けてもよい。
以上説明したように、上述の実施形態によれば、HOST PC40からシリアルに接続されたカメラを必要最低限の信号線を用いて制御することができる。
本発明は、一例として、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することにより達成できる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる場合も含まれる。そして、メモリに書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明を記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになるが、簡単に説明すると、本実施の形態の電子機器接続システムに不可欠なモジュールを、記憶媒体に格納することになる。
3,4,5 入出力端子
40 HOST PC
50,60,70 カメラ
9 CPU

Claims (7)

  1. 前段の電子機器と後段の電子機器に対してシリアルに接続される電子機器であって、
    前記電子機器は、前段の電子機器に接続される第1の入出力端子と、後段の電子機器に接続される第2の入出力端子と、前記第1の入出力端子と前記第2の入出力端子に接続される処理手段を有し、
    前記第1の入出力端子は、前段の電子機器から第1の制御信号が入力される第1の入力ポートと、前段の電子機器に対して第2の制御信号を出力する第1の出力ポートを有し、
    前記第2の入出力端子は、後段の電子機器に対して第の制御信号を出力する第2の出力ポートと、後段の電子機器から出力される第の制御信号が入力される第2の入力ポートを有し、
    前記処理手段は、前記第1の入力ポートと接続され、前記第1の制御信号が入力される入力ポートAと、前記第2の出力ポートと接続されており、前記第1の出力ポートとは、切り換え手段を介して接続可能となる出力ポートBと、前記第2の入力ポートと接続され、前記第の制御信号が入力される入力ポートCを有し、
    前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記第2の入力ポートが接続されることにより、後段の電子機器から出力される制御信号は、前記第2の入力ポートと前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へと出力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第2の出力ポートを介して後段の電子機器へ出力される状態を第1の接続状態、
    前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記出力ポートBが接続されることにより、後段の電子機器から出力された制御信号は、前記第2の入力ポートを介して前記入力ポートCから前記処理手段へ入力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へ出力される状態を第2の接続状態とするとき、
    前記処理手段は、前段の電子機器から前記第1の入力ポートを介して前記入力ポートAに前記第1の制御信号が入力された場合、後段の電子機器へ記第の制御信号を前記出力ポートBから出力し、
    前記後段の電子機器への前記第の制御信号を出力したのち、前記切り換え手段を前記第2の接続状態に切り換え
    後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認された場合、前記切り換え手段を前記第1の接続状態に切り換え、後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認されない場合、前記第2の接続状態を維持することを特徴とする電子機器。
  2. 前記処理手段は、
    前段の機器から前記第1の入力ポートを介して前記入力ポートAに第1の制御信号が入力された場合、前記第2の接続状態であるか否かを判定し、
    前記第2の接続状態でない場合には、前記切り換え手段を前記第1の接続状態に切り換え、
    前記第2の接続状態である場合には、前記第1の接続状態への切り換えを行わずに、前記後段の電子機器へ前記第2の制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前段の電子機器から入力される前記第1の制御信号のID番号に基づいて、前記処理手段は、前記処理手段を有する電子機器のID番号を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記処理手段は、
    前記第の制御信号が、所定時間内に入力された場合、前記切り換え手段を前記第1の接続状態へ切り換え、
    前記第の制御信号が、所定時間内に入力されなかった場合、自身が末端の電子機器である情報を前記第2の制御信号に付加して出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は撮像装置であり、前記撮像装置は、前記撮像装置の光学系を制御する前記制御コマンドを送受信可能であり、
    前記制御手段は、前段の電子機器から前記制御コマンドが入力された場合、前記制御コマンドの送信先機器ID番号を判断することによって、前記制御コマンドに基づく制御を実行するかどうかを判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記処理手段は、前記制御コマンドの送信先機器ID番号が、前記処理手段を有する電子機器のID番号と一致した場合、前記制御コマンドに基づく制御を実行することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前段の電子機器と後段の電子機器に対してシリアルに接続される電子機器に実行させるプログラムであって、
    前記電子機器は、前段の電子機器に接続される第1の入出力端子と、後段の電子機器に接続される第2の入出力端子と、前記第1の入出力端子と前記第2の入出力端子に接続される処理手段を有し、
    前記第1の入出力端子は、前段の電子機器から第1の制御信号が入力される第1の入力ポートと、前段の電子機器に対して第2の制御信号を出力する第1の出力ポートを有し、前記第2の入出力端子は、後段の電子機器に対して第の制御信号を出力する第2の出力ポートと、後段の電子機器から出力される第の制御信号が入力される第2の入力ポートを有し、
    前記処理手段は、前記第1の入力ポートと接続され、前記第1の制御信号が入力される入力ポートAと、前記第2の出力ポートと接続されており、前記第1の出力ポートとは、切り換え手段を介して接続可能となる出力ポートBと、前記第2の入力ポートと接続され、前記第の制御信号が入力される入力ポートCを有し、
    前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記第2の入力ポートが接続されることにより、後段の電子機器から出力される制御信号は、前記第2の入力ポートと前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へと出力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第2の出力ポートを介して後段の電子機器へ出力される状態を第1の接続状態、
    前記切り換え手段を介して、前記第1の出力ポートと前記出力ポートBが接続されることにより、後段の電子機器から出力される制御信号は、前記第2の入力ポートを介して前記入力ポートCから前記処理手段へ入力されるとともに、前記処理手段の前記出力ポートBから出力される制御信号は、前記第1の出力ポートを介して前段の電子機器へ出力される状態を第2の接続状態とするとき、
    前記プログラムは、前記電子機器に、前段の電子機器から前記第1の入力ポートを介して前記入力ポートAに前記第1の制御信号が入力された場合、後段の電子機器へ前記第の制御信号を前記出力ポートBから出力するステップと、
    前記後段の電子機器への前記第の制御信号を出力したのち、前記切り換え手段を前記第2の接続状態に切り換えるステップを実行させ
    更に、
    後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認された場合、前記切り換え手段を前記第1の接続状態に切り換え、後段の電子機器から前記第の制御信号の前記入力ポートCに対する入力が確認されない場合、前記第2の接続状態を維持するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
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