JP2001310666A - チャイルドシートのシートベルト固定装置 - Google Patents

チャイルドシートのシートベルト固定装置

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JP2001310666A
JP2001310666A JP2000126095A JP2000126095A JP2001310666A JP 2001310666 A JP2001310666 A JP 2001310666A JP 2000126095 A JP2000126095 A JP 2000126095A JP 2000126095 A JP2000126095 A JP 2000126095A JP 2001310666 A JP2001310666 A JP 2001310666A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チャイルドシートを固着するシートベルトをい
ずれの方向から牽引しても緩まないように構成するチャ
イルドシートのシートベルト固定装置を提供すること。 【解決手段】本装置10は、ケース11と、シートベル
ト7を挿通するベルト通路15を挟んで相対向して配設
されるベルト受け面13、ベルト押え部20とを有して
構成されている。ベルト押え部20は、駆動カム部材2
1と従動カム部材25とを有する一対のカム部材からな
り、駆動カム部材21と従動カム部材25とには、対称
的に形成されるカム面21b、25bがそれぞれ形成さ
れている。そして、駆動カム部材21のレバー部21a
を操作することによって、それぞれ相対向する方向に回
転してベルト通路15を挿通したシートベルト7を固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルト部材を被
固着部材に固着することに関し、主にチャイルドシート
を車両用シートベルトで車両用座席に固着するチャイル
ドシートのシートベルト固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チャイルドシートは、年少者を障害から
保護するために車両用座席に装着されるものであり、車
両用のシートベルトで座席に固着されている。シートベ
ルトには固縛装置が付設され、急ブレーキ等の衝撃の強
い場合、または万が一衝突事故が生じたときに、シート
ベルトは該固縛装置によって被拘束体を固く拘束するよ
うに構成されている。しかし、チャイルドシートは自身
では防御できない年少者を搭乗させているために、特に
安全には十分な対策が必要であり、シートベルトの固縛
装置だけでなく、チャイルドシートが座席から飛び出す
ことのないような二重の対策を施す必要があった。
【0003】そのため、以前から、略H形に形成された
止め金具を使用して、掛けられたシートベルトのチャイ
ルドシートを挟んだ両端付近でシートベルトを絞るよう
に係止することによってチャイルドシートを座席に固着
する方法が採用されていた。しかし、該止め金具の実際
の使用時においては、衝突時の固縛装置の機能を止めて
シートベルトに強い張力を与える必要があるため、止め
金具をシートベルトに係止する作業に手間と時間がかか
っていた。また、従来の止め金具は1個の独立した部品
であり、チャイルドシートを使用しないときには、車内
の所定の場所において置くだけなので失う可能性があ
り、止め金具を係止することなくシートベルトだけで座
席を固着するおそれがあった。
【0004】この課題を解決するために、従来では、カ
ム部材を回転させることによって、極めて容易にシート
ベルトを固定する装置が、特開平9ー168383号に
よって開示されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に示されて
いる装置は、ベルト通路を通るシートベルトを押圧する
カム部材が一方向側に対してロックできるように構成さ
れていた。つまり、図9(a)に示すように、カム部材
31にはベルト受け部32と対向する面に、回転軸に対
して徐々に曲率半径が大きくなるようなカム面31aを
有して形成され、レバー部31bでカム部材31を、図
9中、反時計方向に回転させると、ベルト通路33を挿
通するシートベルト7をロックできるように構成されて
いた。従って、シートベルト7をロックした状態で、図
9(a)のように、X方向にシートベルト7を牽引する
と、カム部材31にシートベルト7を押圧する方向(反
時計方向)に回転させる力を付与するため、カム面31
aがシートベルト7をさらにロックしてシートベルト7
を固定した状態にしていた。しかし、図9(b)のよう
に、シートベルト7を反対側のY方向に牽引すると、カ
ム部材31にシートベルト7の押圧を解除する方向(時
計方向)に力を付与するため、カム面31aが時計方向
に回転しやすくベルト通路33の幅を大きくしてシート
ベルト7を緩ませやすくしていた。
【0006】このことは、肩ベルトと腰ベルトの三点式
シートベルトの場合に、車両が万が一衝突した際に、腰
ベルト側から牽引するような負荷が働いたときには、チ
ャイルドシートを座席に固定する方向に装置が機能し、
肩ベルトの上部側から牽引するような負荷が働いたとき
には、チャイルドシートを座席から離れるように作用す
るため、安全防止を妨げるおそれがあった。
【0007】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、シートベルトに腰ベルト側または肩ベルト側のい
ずれかの方向から牽引する負荷が働いてもシートベルト
を確実にチャイルドシートに固定できるチャイルドシー
トのシートベルト固定装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるチャ
イルドシートのシートベルト固定装置では、上記の課題
を解決するために、以下のように構成するものである。
すなわち、車両のシートベルトでチャイルドシートを車
両の座席に固着する際に、掛着された前記シートベルト
を前記チャイルドシートに固定することによって、前記
チャイルドシートを前記座席に固着するチャイルドシー
トのシートベルト固定装置であって、前記シートベルト
を挿通するベルト通路と、前記ベルト通路を挟んで相対
向する位置に配設されるベルト受け面とベルト押え部と
を有し、前記ベルト押え部が、挿通された前記シートベ
ルトを押圧する一対のカム部材を有し、前記一対のカム
部材が、お互いに対称的に形成されるカム面を有してそ
れぞれ相対する方向に回動可能に配置され、前記一対の
カム部材を前記シートベルトに押圧することによって、
前記シートベルトの一方側または他方側からの牽引によ
る移動が規制されるように構成されていることを特徴と
するものである。
【0009】また好ましくは、前記一対のカム部材は、
レバー部を有する駆動カム部材と、前記駆動カム部材に
伝達手段で連結される従動カム部材とを有し、前記駆動
カム部材を一方の方向に回転することによって、前記従
動カム部材が前記駆動カム部材の回転と反対の方向に回
転するように構成されていればよい。
【0010】さらに好ましくは、前記伝達手段が、お互
いに歯合される歯車で構成されていればなおよい。
【0011】また、この発明にかかわるベルト部材の固
着装置は、ベルト部材を挿通するベルト通路と、前記ベ
ルト通路を挟んで相対向する位置に配設されるベルト受
け面とベルト押え部とを有し、前記ベルト押え部が、挿
通されたベルト部材を押圧する一対のカム部材を有し、
前記一対のカム部材が、お互いに対称的に形成されるカ
ム面を有してそれぞれ相対する方向に回動可能に配置さ
れ、前記一対のカム部材を前記ベルト部材に押圧するこ
とによって、前記ベルト部材の一方側または他方側から
の牽引による移動が規制されるように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、チャイルドシートのシ
ートベルト固定装置は、上記のように構成されているの
で、チャイルドシートを張架したシートベルトは、万が
一、車両が衝突する事態を生じても、対称的に配置され
た一対のカム部材が、シートベルトを押圧することによ
って、シートベルトの両側方向からの牽引による負荷を
遮断することができる。従って、本装置に対して肩ベル
トの上部側からの牽引による負荷または腰ベルト側から
の牽引による負荷のいずれの負荷が働いても、いずれも
シートベルトを緩ませることがなく、シートベルトを確
実にチャイルドシートに固定しつづけることができる。
【0013】また、一対のカム部材のうち、一方のカム
部材がレバー部を有する駆動側で、他方の側のカム部材
が駆動側のカム部材から平歯車で連結されていれば、駆
動側のカム部材のレバー部を操作することによって、そ
れぞれのカム部材は相対する方向に回転されてシートベ
ルトを押圧することができるため、極めて容易な作用で
一対のカム部材を操作することができる。
【0014】また、本発明によるベルト部材の固着装置
は、一対のカム部材を対称的なカム面を有して、相対す
る方向に回転させることによって、ベルト部材を被固着
部材に固着させることができるため、巻装したベルト部
材の両側の方向から牽引する負荷が作用しても確実に被
固着部材を固着することができる。従って、チャイルド
シートを座席に固着させるだけでなく、例えば、運送用
の荷物をベルト部材で強固にしかも確実に固着させて搬
送させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。以下の説明においては、チャ
イルドシートを座席に固着する場合について、主に、説
明するものであるが、これに限定するものではなく、例
えば被固着部材としての運送用荷物にベルト部材を巻装
して固着することにおいても適用できるものである。
【0016】本形態のチャイルドシートのシートベルト
固定装置(以下、本装置という)10は、図1に示すよ
うに、チャイルドシート1の背部3の両側に形成された
ベルト挿通孔5の上部にそれぞれ装着されている。チャ
イルドシート1は座席2上に進行方向に対して前向きに
置かれ、シートベルト7の肩ベルト7aを、チャイルド
シート1のドア側に装着された本装置10に挿通させ、
腰ベルト7bをチャイルドシート1の左右両ベルト挿通
孔5、5の下部に挿通させてた状態でチャイルドシート
1を座席2に固着させている。なお、本装置10は、図
例のようにベルト挿通孔5の上部に装着することに限定
するものでなく、ベルト挿通孔5のどの位置に装着して
もよい。
【0017】本装置10は、図2〜4に示すように、ケ
ース11と、ケース11内に形成されたベルト受け面1
3と、ベルト受け面13に対してベルト通路15を挟ん
で対向する側に、一対のカム部材を有するベルト押え部
20とを有して構成されている。
【0018】ケース11の形状は特に限定するものでは
なく、ベルト挿通孔5に挿入してベルト挿通孔5の内周
面5a(図1参照)に係合する外部係合面11aと、背
部3に取り付けるフランジ部11bと、挿通する肩ベル
ト7aの一面を案内支持するベルト受け面13と、肩ベ
ルト7aを挿通するためにベルト受け面13の下部にベ
ルト挿通孔5と連通するように形成された開口部11c
(図3参照)と、一方の外部係合面11aからシートベ
ルト7の挿入側方向に沿って延設され、チャイルドシー
ト1を座席2に対して後ろ向きに配置させたときに、シ
ートベルト7を張架するように案内するベルトガイド部
17とを有し、内部にベルト押え部20を収納するスペ
ースを有しているものであればよい。本形態の本装置1
0は、ベルト受け面13をベルト挿通孔5の長手方向に
沿って位置するように取り付けられている。
【0019】ベルト押え部20は、図2に示すように、
駆動カム部材21と従動カム部材25とを有する一対の
カム部材を備えている。駆動カム部材21には、一端か
らケース11外に向かって延設するレバー部21aが形
成されている。駆動カム部材21は、ケース11に回動
可能に支持された軸22とともに回動可能に取り付けら
れ、ベルト受け面13と対向する位置にカム面21bが
形成されている。カム面21bは従動カム部材25側に
向かって曲率半径が徐々に大きくなるように形成され、
図2中、反時計方向に回転することによってベルト通路
15に挿通されたシートベルト7を押圧するように構成
されている。さらに軸22の一端には、図4及び図5に
示すように、駆動平歯車23が軸22とともに回転でき
るように装着され、軸22の他端には捩りコイルばね2
4が装着されて駆動カム部材21をシートベルト7の押
圧側に付勢するように作用されている。
【0020】従動カム部材25は、駆動カム部材21の
軸22と並列してケース11に回動可能に支持される軸
26とともに回動可能に取り付けられ、ベルト受け面1
3と対向する位置に、駆動カム部材21のカム面21b
と対称的に形成されるカム面25bを有している。従っ
て、カム面25bは駆動カム部材21側に向かって曲率
半径が徐々に大きくなるように形成されている。
【0021】さらに、図4〜5に示すように、軸26の
一端には駆動用平歯車23と歯合する従動平歯車27が
装着され、そのために従動カム部材25は、駆動カム部
材21の反時計方向(図2または図5)の回転により時
計方向に回転することとなる。
【0022】この構成によって、一対のカム部材でシー
トベルト7を押圧すると、シートベルト7は本装置10
の両側から牽引しても駆動カム部材21で一方の方向か
らの牽引による負荷を遮断し、従動カム部材25で他方
の方向からの牽引による負荷を遮断することができる。
【0023】次に、上記のように構成された本装置10
の作用を図1及び図6〜8に基づいて説明する。
【0024】図1に示すように、チャイルドシート1を
車両用の座席2に前向きに向けて載置させた後、シート
ベルト7の肩ベルト7aをチャイルドシート1のドア側
に配置されている本装置10に挿通してタングプレート
8を図示しないバックルに掛着する。
【0025】シートベルト7の肩ベルト7aが本装置1
0に挿通されていない状態では、図6に示すように、駆
動カム部材21と従動カム部材25は、駆動カム部材2
1の捩りコイルばね24の付勢力により、駆動カム部材
21を反時計方向に回転した状態で、カム面21bの最
先端部21cをベルト受け面13に当接させている。従
動カム部材25は、駆動カム部材21の回転により駆動
平歯車23と歯合状態にある平歯車27を介して時計方
向に回転されてカム面25bの最先端部25cをベルト
受け面13に当接させている。
【0026】シートベルト7をドア側の本装置10に挿
通する際には、図7に示すように、駆動カム部材21の
レバー部21aを、カム面21とベルト受け面13との
間にベルト通路15を形成するように回転させ、つま
り、駆動カム部材21を時計方向に、また従動カム部材
25を反時計方向に回転させ、図1に示すように、タン
グプレート8をドア側のベルト挿通孔5に挿通させると
ともに、肩ベルト7aをケース11の開口部11cを通
してベルト通路15に挿通させ、さらに、タングプレー
ト8を運転席側のベルト挿通孔5を挿通して、タングプ
レート8を図示しないバックルに掛着する。これによっ
て肩ベルト7aがドア側の本装置20に挿通され、腰ベ
ルト7bが両側のベルト挿通孔5、5の下部に挿通され
ることになる。この際、駆動カム部材21と従動カム部
材25とを、肩ベルト7aが移動できるようにベルト通
路15を形成した状態で、肩ベルト7aを下方に牽引し
てベルトの張りを調節する。
【0027】そして、肩ベルト7aは、駆動カム部材2
1のレバー部21aを離すことによって、図8に示すよ
うに、駆動カム部材21と従動カム部材25とは、駆動
カム部材21に装着されている捩りコイルばね24の付
勢力で、駆動カム部材21を反時計方向に、また従動カ
ム部材25を時計方向にそれぞれ逆方向に回転させて肩
ベルト7aを押圧する。
【0028】これによって、シートベルト7は、肩ベル
ト7aを本装置10の上方または下方から牽引しても緩
むことはない。
【0029】上記のように本装置は、上記のように対称
的に形成されるカム面を有する一対のカム部材を、相対
向する方向に回転させるように構成しているので、チャ
イルドシート1を張架したシートベルト7は、万が一、
車両が衝突する事態を生じても、対称的に配置された一
対のカム部材(駆動カム部材21、従動カム部材25)
が、シートベルト7の肩ベルト7aを押圧することによ
って、本装置10を挟んで肩ベルト7aの両側の方向か
らの牽引による負荷を遮断することができる。従って、
肩ベルト7aの上部側からの牽引による負荷または腰ベ
ルト7b側からの牽引による負荷のいずれの負荷が働い
ても、いずれもシートベルト7を緩ませることがなく、
チャイルドシート1を確実に座席2に固着しつづけるこ
とができる。
【0030】また、一対のカム部材のうち、駆動カム部
材21がレバー部21aを有し、従動カム部材25が駆
動カム部材21から平歯車23、27で歯合されている
ので、駆動カム部材21のレバー部21aを操作するこ
とによって、それぞれのカム部材は相対する方向に回転
されて肩ベルト7aを押圧することができるため、極め
て容易な作用で一対のカム部材を操作することができ
る。
【0031】なお、本発明のチャイルドシートのシート
ベルト固定装置は、上記形態に限定するものではなく、
例えば、駆動カム部材の回転を従動カム部材に伝達する
手段は、歯車対偶でなくても、逆方向に回転させるもの
であれば、プーリとベルトやチェーンとスプロケット等
他の伝達手段でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態の本装置を装着したチャイルド
シートを示す斜視図
【図2】図1におけるII−II断面図
【図3】図1におけるA部拡大図
【図4】図1におけるIV−IV断面図
【図5】一対のカム部材に装着された平歯車の歯合状態
を示す断面図
【図6】シートベルトを挿通していない状態の本装置の
作用を示す断面図
【図7】一対のカム部材を開いてベルト通路を形成する
状態を示す本装置の作用図
【図8】挿通したシートベルトを一対のカム部材で押圧
した状態を示す作用図
【図9】従来のベルト固着装置のカム部材を示す断面図
【符号の説明】
1…チャイルドシート 7…シートベルト 10…シートベルト固定装置(本装置) 13…ベルト受け面 15…ベルト通路 20…ベルト押え部 21…駆動カム部材 21a…レバー部 21b…カム面 23…駆動平歯車 25…従動カム部材 25b…カム面 27…従動平歯車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシートベルトでチャイルドシート
    を車両の座席に固着する際に、掛着された前記シートベ
    ルトを前記チャイルドシートに固定することによって、
    前記チャイルドシートを前記座席に固着するチャイルド
    シートのシートベルト固定装置であって、 前記シートベルトを挿通するベルト通路と、前記ベルト
    通路を挟んで相対向する位置に配設されるベルト受け面
    とベルト押え部とを有し、 前記ベルト押え部が、挿通された前記シートベルトを押
    圧する一対のカム部材を有し、 前記一対のカム部材が、お互いに対称的に形成されるカ
    ム面を有してそれぞれ相対する方向に回動可能に配置さ
    れ、 前記一対のカム部材を前記シートベルトに押圧すること
    によって、前記シートベルトの一方側または他方側から
    の牽引による移動が規制されるように構成されているこ
    とを特徴とするチャイルドシートのシートベルト固定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記一対のカム部材は、レバー部を有す
    る駆動カム部材と、前記駆動カム部材に伝達手段で連結
    される従動カム部材とを有し、前記駆動カム部材を一方
    の方向に回転することによって、前記従動カム部材が前
    記駆動カム部材の回転と反対の方向に回転するように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のチャイル
    ドシートのシートベルト固定装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達手段が、お互いに歯合される歯
    車で構成されていることを特徴とする請求項2記載のチ
    ャイルドシートのシートベルト固定装置。
  4. 【請求項4】 ベルト部材を挿通するベルト通路と、前
    記ベルト通路を挟んで相対向する位置に配設されるベル
    ト受け面とベルト押え部とを有し、 前記ベルト押え部が、挿通されたベルト部材を押圧する
    一対のカム部材を有し、 前記一対のカム部材が、お互いに対称的に形成されるカ
    ム面を有してそれぞれ相対する方向に回動可能に配置さ
    れ、 前記一対のカム部材を前記ベルト部材に押圧することに
    よって、前記ベルト部材の一方側または他方側からの牽
    引による移動が規制されるように構成されていることを
    特徴とするベルト部材の固定装置。
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