JP2001310254A - 平面研磨装置 - Google Patents
平面研磨装置Info
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- JP2001310254A JP2001310254A JP2000125987A JP2000125987A JP2001310254A JP 2001310254 A JP2001310254 A JP 2001310254A JP 2000125987 A JP2000125987 A JP 2000125987A JP 2000125987 A JP2000125987 A JP 2000125987A JP 2001310254 A JP2001310254 A JP 2001310254A
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエーハと比べて小さい径の研磨工具が使用
される平面研磨装置において、研磨工具の角の面取り形
状を長期間に渡って維持し、装置の実稼働率を高めると
ともに、研磨加工後の被加工材表面の平坦度を良好な状
態で維持する。 【解決手段】 ウエーハ1は、ターンテーブル2の上面
に吸着される。ウエーハ1の外周に沿ってガイドリング
3が配置される。ターンテーブル2の上方には研磨ヘッ
ド7が配置され、その下面に研磨工具6が保持される。
研磨ヘッド7は、ウエーハ1の直径に沿って一方の縁か
ら他方の縁までの間で往復運動を行う。ガイドリング3
の外周に隣接し、且つ研磨工具6の往復運動の軌道の端
部の一方に、研磨工具6の面取り加工用の砥石20が配
置されている。砥石20に隣接してその外側には、砥石
20の上面近傍から粉塵を吸引するように、吸引ノズル
31が配置されている。
される平面研磨装置において、研磨工具の角の面取り形
状を長期間に渡って維持し、装置の実稼働率を高めると
ともに、研磨加工後の被加工材表面の平坦度を良好な状
態で維持する。 【解決手段】 ウエーハ1は、ターンテーブル2の上面
に吸着される。ウエーハ1の外周に沿ってガイドリング
3が配置される。ターンテーブル2の上方には研磨ヘッ
ド7が配置され、その下面に研磨工具6が保持される。
研磨ヘッド7は、ウエーハ1の直径に沿って一方の縁か
ら他方の縁までの間で往復運動を行う。ガイドリング3
の外周に隣接し、且つ研磨工具6の往復運動の軌道の端
部の一方に、研磨工具6の面取り加工用の砥石20が配
置されている。砥石20に隣接してその外側には、砥石
20の上面近傍から粉塵を吸引するように、吸引ノズル
31が配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリコンウエー
ハなどの円板状の被研磨材の表面を平坦に研磨する際に
使用される平面研磨装置に係り、特に、被研磨材と比べ
て小さい径の研磨工具が使用されるCMP装置( Chemi
cal Mechanical Polishing Machine )において、装置
の実稼働率を高めるとともに、研磨加工後の被加工材表
面の平坦度を良好な状態で維持することができる平面研
磨装置を提供することにある。
ハなどの円板状の被研磨材の表面を平坦に研磨する際に
使用される平面研磨装置に係り、特に、被研磨材と比べ
て小さい径の研磨工具が使用されるCMP装置( Chemi
cal Mechanical Polishing Machine )において、装置
の実稼働率を高めるとともに、研磨加工後の被加工材表
面の平坦度を良好な状態で維持することができる平面研
磨装置を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体回路の微細化、多層化が進
む中、パターン形成に使用される露光装置のビーム波長
が次第に短波長化され、フォトリソグラフィの際の焦点
深度のマージンが小さくなって来ている。このため、ウ
エーハ表面の段差をグローバルに減少させる平坦化技術
は、多層配線を行う上で必要不可欠なものとなりつつあ
る。そこで、グローバルに且つ精度良くウエーハ表面を
平坦化する方法として、CMP加工が注目されている。
む中、パターン形成に使用される露光装置のビーム波長
が次第に短波長化され、フォトリソグラフィの際の焦点
深度のマージンが小さくなって来ている。このため、ウ
エーハ表面の段差をグローバルに減少させる平坦化技術
は、多層配線を行う上で必要不可欠なものとなりつつあ
る。そこで、グローバルに且つ精度良くウエーハ表面を
平坦化する方法として、CMP加工が注目されている。
【0003】一般にCMP装置では、研磨布または砥石
などの研磨工具をウエーハの表面に押し付けた状態で、
研磨工具及びウエーハを回転させ、必要に応じて薬液、
純水またはそれらに砥粒を混入した流体(研磨剤)を研
磨面に供給しながら、研磨加工を行っている。
などの研磨工具をウエーハの表面に押し付けた状態で、
研磨工具及びウエーハを回転させ、必要に応じて薬液、
純水またはそれらに砥粒を混入した流体(研磨剤)を研
磨面に供給しながら、研磨加工を行っている。
【0004】CMP装置において大口径のウエーハを研
磨する場合、ウエーハと比べて小さい径の研磨工具が使
用される。研磨工具を直動機構あるいは旋回機構によっ
て保持し、ウエーハの表面に対して平行な平面内で往復
運動を与えることによって、ウエーハの全面の研磨が行
われる。
磨する場合、ウエーハと比べて小さい径の研磨工具が使
用される。研磨工具を直動機構あるいは旋回機構によっ
て保持し、ウエーハの表面に対して平行な平面内で往復
運動を与えることによって、ウエーハの全面の研磨が行
われる。
【0005】ウエーハと比べて小さい径の研磨工具を使
用する場合、研磨工具の加工面の角でウエーハの表面を
瑕付けないように、研磨工具として、加工面の角に面取
り加工が予め施されているものが使用される。しかし、
ウエーハの研磨によって研磨工具側の摩耗が進行する
と、当初の面取り形状が次第に失われ、その結果、ウエ
ーハの表面を瑕付けるようになる。従って、面取り形状
が失われる前に、研磨工具の交換を行っていた。このた
め、研磨工具の交換、及び交換後の装置の調整に手間が
掛かり、CMP装置の実稼働率を低下させる要因となっ
ていた。
用する場合、研磨工具の加工面の角でウエーハの表面を
瑕付けないように、研磨工具として、加工面の角に面取
り加工が予め施されているものが使用される。しかし、
ウエーハの研磨によって研磨工具側の摩耗が進行する
と、当初の面取り形状が次第に失われ、その結果、ウエ
ーハの表面を瑕付けるようになる。従って、面取り形状
が失われる前に、研磨工具の交換を行っていた。このた
め、研磨工具の交換、及び交換後の装置の調整に手間が
掛かり、CMP装置の実稼働率を低下させる要因となっ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
従来のCMP装置の問題点に鑑み成されたもので、本発
明の目的は、被研磨材と比べて小さい径の研磨工具が使
用される平面研磨装置において、研磨工具の加工面の角
の面取り形状を長期間に渡って維持し、これによって、
装置の実稼働率を高めるとともに、研磨加工後の被加工
材表面の平坦度を良好な状態で維持することができる平
面研磨装置を提供することにある。
従来のCMP装置の問題点に鑑み成されたもので、本発
明の目的は、被研磨材と比べて小さい径の研磨工具が使
用される平面研磨装置において、研磨工具の加工面の角
の面取り形状を長期間に渡って維持し、これによって、
装置の実稼働率を高めるとともに、研磨加工後の被加工
材表面の平坦度を良好な状態で維持することができる平
面研磨装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の平面研磨装置
は、上面に円板状の被研磨材が保持されるターンテーブ
ルと、ターンテーブルに対向してターンテーブルの上方
に配置され、下面に被研磨材と比べて小さい径の研磨工
具が装着される研磨ヘッドと、研磨ヘッドを被研磨材の
表面に対して平行な平面内で往復方向に移動させる水平
移動機構と、を備えた平面研磨装置において、前記ター
ンテーブルの外周に隣接して、前記研磨工具の面取り加
工を行う面取り用工具を設けたことを特徴とする。
は、上面に円板状の被研磨材が保持されるターンテーブ
ルと、ターンテーブルに対向してターンテーブルの上方
に配置され、下面に被研磨材と比べて小さい径の研磨工
具が装着される研磨ヘッドと、研磨ヘッドを被研磨材の
表面に対して平行な平面内で往復方向に移動させる水平
移動機構と、を備えた平面研磨装置において、前記ター
ンテーブルの外周に隣接して、前記研磨工具の面取り加
工を行う面取り用工具を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の平面研磨装置によれば、ターンテ
ーブルの外周に隣接して面取り用工具が配置されている
ので、被研磨材の研磨工程の途中で、随時、研磨工具の
加工面の角に面取り加工を施すことができる。これによ
って、研磨工具の交換までのインターバルを延ばし、装
置の実稼動率を上げることができる。
ーブルの外周に隣接して面取り用工具が配置されている
ので、被研磨材の研磨工程の途中で、随時、研磨工具の
加工面の角に面取り加工を施すことができる。これによ
って、研磨工具の交換までのインターバルを延ばし、装
置の実稼動率を上げることができる。
【0009】また、研磨工具の面取り形状が長期間に渡
って維持されるので、研磨加工後の被加工材表面の平坦
度を良好な状態で維持することができる。
って維持されるので、研磨加工後の被加工材表面の平坦
度を良好な状態で維持することができる。
【0010】好ましくは、上記の平面研磨装置におい
て、前記面取り用工具に隣接して、面取り加工の際に発
生する粉塵を吸引する吸引装置を設ける。これによっ
て、面取り加工によって発生した粉塵が被研磨材の表面
に飛来して、被研磨材の表面を傷付け、あるいはパーテ
ィクル汚染を招くことを防止することができる。
て、前記面取り用工具に隣接して、面取り加工の際に発
生する粉塵を吸引する吸引装置を設ける。これによっ
て、面取り加工によって発生した粉塵が被研磨材の表面
に飛来して、被研磨材の表面を傷付け、あるいはパーテ
ィクル汚染を招くことを防止することができる。
【0011】更に、好ましくは、上記の平面研磨装置に
おいて、前記研磨工具と前記面取り用工具との接触位置
を、前記被研磨材の表面の高さよりも下側に配置する。
これによって、面取り加工によって発生した粉塵が被研
磨材の表面に飛来することを、より効果的に防止するこ
とができる。
おいて、前記研磨工具と前記面取り用工具との接触位置
を、前記被研磨材の表面の高さよりも下側に配置する。
これによって、面取り加工によって発生した粉塵が被研
磨材の表面に飛来することを、より効果的に防止するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(例1)図1及び図2に、本発明
に基づくCMP装置の一例を示す。
に基づくCMP装置の一例を示す。
【0013】被研磨材であるウエーハ1は、ターンテー
ブル2の上面に真空吸着される(または、静電吸着によ
り若しくはバッキングパッドを介して真空吸着され
る)。ターンテーブル2の上面の周縁部には、ウエーハ
1の外周に沿ってガイドリング3が取り付けられてい
る。ターンテーブル2の上方には研磨ヘッド7が配置さ
れている。研磨ヘッド7の下面には、円盤型の研磨工具
6が保持されている。研磨ヘッド7に隣接して研磨剤供
給ノズル9が配置されている。なお、研磨工具6の径
は、通常、ウエーハ1の径の10〜50%程度である。
ブル2の上面に真空吸着される(または、静電吸着によ
り若しくはバッキングパッドを介して真空吸着され
る)。ターンテーブル2の上面の周縁部には、ウエーハ
1の外周に沿ってガイドリング3が取り付けられてい
る。ターンテーブル2の上方には研磨ヘッド7が配置さ
れている。研磨ヘッド7の下面には、円盤型の研磨工具
6が保持されている。研磨ヘッド7に隣接して研磨剤供
給ノズル9が配置されている。なお、研磨工具6の径
は、通常、ウエーハ1の径の10〜50%程度である。
【0014】ターンテーブル2の上方には門型フレーム
11が設けられている。門型フレーム11の梁部12の
下側には、直動機構18を介して移動架台14が取り付
けられている。移動架台14には、エアシリンダ16及
び直動機構17を介してモータ15のハウジングが取り
付けられている。モータ15の駆動軸8には研磨ヘッド
7が接続され、研磨ヘッド7の前面(下面側)はターン
テーブル2の上面に対向している。研磨工具6は研磨ヘ
ッド7の前面に装着される。研磨ヘッド7の高さ方向の
位置は、直動機構17及びエアシリンダ16によって調
整される。研磨ヘッド7は、直動機構18により門型フ
レームの梁部12に沿って水平方向に駆動され、ウエー
ハ1の直径に沿ってウエーハ1の一方の縁から他方の縁
までの間で往復運動を行う。
11が設けられている。門型フレーム11の梁部12の
下側には、直動機構18を介して移動架台14が取り付
けられている。移動架台14には、エアシリンダ16及
び直動機構17を介してモータ15のハウジングが取り
付けられている。モータ15の駆動軸8には研磨ヘッド
7が接続され、研磨ヘッド7の前面(下面側)はターン
テーブル2の上面に対向している。研磨工具6は研磨ヘ
ッド7の前面に装着される。研磨ヘッド7の高さ方向の
位置は、直動機構17及びエアシリンダ16によって調
整される。研磨ヘッド7は、直動機構18により門型フ
レームの梁部12に沿って水平方向に駆動され、ウエー
ハ1の直径に沿ってウエーハ1の一方の縁から他方の縁
までの間で往復運動を行う。
【0015】ターンテーブル2及び研磨ヘッド7を回転
するとともに、研磨ヘッド7にウエーハ1の直径方向の
往復運動を与え、その状態で、研磨剤供給ノズル9から
研磨剤(または、薬液、純水など)を供給するととも
に、エアシリンダ16を駆動して、研磨工具6をウエー
ハ1の表面に対して押し付けることによって、ウエーハ
1の表面の研磨が行われる。なお、研磨ヘッド7等の動
きは、機側に設けられた制御装置10によって制御され
る。
するとともに、研磨ヘッド7にウエーハ1の直径方向の
往復運動を与え、その状態で、研磨剤供給ノズル9から
研磨剤(または、薬液、純水など)を供給するととも
に、エアシリンダ16を駆動して、研磨工具6をウエー
ハ1の表面に対して押し付けることによって、ウエーハ
1の表面の研磨が行われる。なお、研磨ヘッド7等の動
きは、機側に設けられた制御装置10によって制御され
る。
【0016】本発明に基づくCMP装置においては、ガ
イドリング3の外周に隣接し、且つ研磨工具6の往復運
動の軌道の端部の一方に、研磨工具6の面取り加工用の
砥石20が上向きに配置されている。この砥石20は、
研磨工具6の加工面の角と接触する部分が、所定の曲率
(即ち、目標とする面取りの曲率)を備えた曲面によっ
て形成され、この曲面上にダイヤモンド砥粒が電着され
ている。
イドリング3の外周に隣接し、且つ研磨工具6の往復運
動の軌道の端部の一方に、研磨工具6の面取り加工用の
砥石20が上向きに配置されている。この砥石20は、
研磨工具6の加工面の角と接触する部分が、所定の曲率
(即ち、目標とする面取りの曲率)を備えた曲面によっ
て形成され、この曲面上にダイヤモンド砥粒が電着され
ている。
【0017】研磨工具6を、直動機構18によって門型
フレームの梁部12に沿って移動し、その一部がガイド
リング3の外側にはみ出す所定の位置で停止させた後、
研磨工具6を回転しながら、研磨工具6の加工面の角を
上記曲面に押し付けることによって、研磨工具6の面取
り加工が行われる。
フレームの梁部12に沿って移動し、その一部がガイド
リング3の外側にはみ出す所定の位置で停止させた後、
研磨工具6を回転しながら、研磨工具6の加工面の角を
上記曲面に押し付けることによって、研磨工具6の面取
り加工が行われる。
【0018】面取り加工用の砥石20に隣接してその外
側(ターンテーブル2の径方向に関して外側を意味す
る、以下同じ)には、砥石20の上面近傍から粉塵を吸
引するように、吸引ノズル31が配置されている。吸引
ノズル31は、気液分離ボックス36を介して、真空ポ
ンプ37に接続されている。これらの吸引ノズル31、
気液分離ボックス36、真空ポンプ37及びフィルタ3
8によって、吸引機構が構成されている。研磨工具6の
面取り加工の際に発生する粉塵は、吸引ノズル31によ
って吸引され、気液分離ボックス36で水分が除去され
た後、フィルタ38に捕集される。
側(ターンテーブル2の径方向に関して外側を意味す
る、以下同じ)には、砥石20の上面近傍から粉塵を吸
引するように、吸引ノズル31が配置されている。吸引
ノズル31は、気液分離ボックス36を介して、真空ポ
ンプ37に接続されている。これらの吸引ノズル31、
気液分離ボックス36、真空ポンプ37及びフィルタ3
8によって、吸引機構が構成されている。研磨工具6の
面取り加工の際に発生する粉塵は、吸引ノズル31によ
って吸引され、気液分離ボックス36で水分が除去され
た後、フィルタ38に捕集される。
【0019】図2に、図1中の面取り加工用の砥石20
及びその周囲の上面図(部分)を示す。この例では、砥
石20の平面形状は、ガイドリング3の外周に沿うよう
に、円弧状の曲線で形成されている。研磨工具6の加工
面の角と接触して面取り加工に供される部分は、砥石2
0の内側(ターンテーブル2の径方向に関して内側を意
味する、以下同じ)の面の上端側に形成されている。こ
の例では、吸引ノズル31の吸込み口も、砥石20の外
側の面に沿うように、円弧状の曲線で形成されている。
及びその周囲の上面図(部分)を示す。この例では、砥
石20の平面形状は、ガイドリング3の外周に沿うよう
に、円弧状の曲線で形成されている。研磨工具6の加工
面の角と接触して面取り加工に供される部分は、砥石2
0の内側(ターンテーブル2の径方向に関して内側を意
味する、以下同じ)の面の上端側に形成されている。こ
の例では、吸引ノズル31の吸込み口も、砥石20の外
側の面に沿うように、円弧状の曲線で形成されている。
【0020】(例2)次に、図1及び2に示したCMP
装置における、面取り加工用の砥石20の使用方法につ
いて説明する。
装置における、面取り加工用の砥石20の使用方法につ
いて説明する。
【0021】図3に、新しい研磨工具が装着された直後
の研磨工具とウエーハの関係を示す。このように、研磨
工具6が新しい場合には、研磨工具6の加工面の角が所
定の曲率で面取りされているので、ウエーハ1の研磨の
際、ウエーハ1の表面を瑕付けるおそれはない。
の研磨工具とウエーハの関係を示す。このように、研磨
工具6が新しい場合には、研磨工具6の加工面の角が所
定の曲率で面取りされているので、ウエーハ1の研磨の
際、ウエーハ1の表面を瑕付けるおそれはない。
【0022】図4に、研磨工具の摩耗が進んだ場合の研
磨工具とウエーハの関係を示す。ウエーハ1の研磨によ
って研磨工具6の摩耗が進むと、当初の面取り形状が次
第に失われて行く。このため、仮にウエーハ1の研磨を
そのまま続けたとすると、研磨工具6の加工面の角部に
おいて集中荷重が増大し、接触面圧が増大するので、ウ
エーハ1の表面を瑕付け易くなる。
磨工具とウエーハの関係を示す。ウエーハ1の研磨によ
って研磨工具6の摩耗が進むと、当初の面取り形状が次
第に失われて行く。このため、仮にウエーハ1の研磨を
そのまま続けたとすると、研磨工具6の加工面の角部に
おいて集中荷重が増大し、接触面圧が増大するので、ウ
エーハ1の表面を瑕付け易くなる。
【0023】これを防止するため、本発明に基づくCM
P装置では、研磨工具6の摩耗量が許容限界を超える前
に、以下のように、研磨ヘッド7の前面に研磨工具6を
保持したままの状態で研磨工具6の面取り加工を行い、
研磨工具6の面取り形状を再生する。
P装置では、研磨工具6の摩耗量が許容限界を超える前
に、以下のように、研磨ヘッド7の前面に研磨工具6を
保持したままの状態で研磨工具6の面取り加工を行い、
研磨工具6の面取り形状を再生する。
【0024】図5に、研磨工具が新しく、従って、面取
り加工を施す必要がない場合における、研磨工具6と砥
石20の位置関係を示す。なお、この図5は、研磨ヘッ
ド7が、制御装置10からの指令に基づいて門型フレー
ムの梁部12(図1)に沿って水平方向に駆動され、ウ
エーハ1の直径上でウエーハ1の一方の縁から他方の縁
までの間で往復運動を行っている際、研磨工具6がスト
ロークエンド(砥石20が配置されている側)に到達し
たときの状態を表している。この場合には、図5に示す
ように、研磨工具6は、砥石20に接触する直前で停止
され、次いで、移動方向が反転される。
り加工を施す必要がない場合における、研磨工具6と砥
石20の位置関係を示す。なお、この図5は、研磨ヘッ
ド7が、制御装置10からの指令に基づいて門型フレー
ムの梁部12(図1)に沿って水平方向に駆動され、ウ
エーハ1の直径上でウエーハ1の一方の縁から他方の縁
までの間で往復運動を行っている際、研磨工具6がスト
ロークエンド(砥石20が配置されている側)に到達し
たときの状態を表している。この場合には、図5に示す
ように、研磨工具6は、砥石20に接触する直前で停止
され、次いで、移動方向が反転される。
【0025】研磨工具6の面取り加工を行うタイミング
は、研磨工具6の使用時間(または、累計摺動距離な
ど)を基準にして設定し、予め、制御装置10に入力し
ておく。あるいは、研磨工具6の摩耗量を測定し、その
値に基づいて面取り加工の要否を判断することもでき
る。
は、研磨工具6の使用時間(または、累計摺動距離な
ど)を基準にして設定し、予め、制御装置10に入力し
ておく。あるいは、研磨工具6の摩耗量を測定し、その
値に基づいて面取り加工の要否を判断することもでき
る。
【0026】図6に、研磨工具に面取り加工を施す際
の、研磨工具6と面取り加工用の砥石20の位置関係を
示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの指
令に基づいて、直動機構18(図1)を用いて研磨工具
6を往復運動の際のストロークエンドよりも更に外側ま
で移動する。次いで、研磨工具6を回転させた状態で、
研磨工具6の加工面の角を砥石20の加工面に接触させ
る。これによって、研磨工具6の面取り形状が再生され
る。
の、研磨工具6と面取り加工用の砥石20の位置関係を
示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの指
令に基づいて、直動機構18(図1)を用いて研磨工具
6を往復運動の際のストロークエンドよりも更に外側ま
で移動する。次いで、研磨工具6を回転させた状態で、
研磨工具6の加工面の角を砥石20の加工面に接触させ
る。これによって、研磨工具6の面取り形状が再生され
る。
【0027】なお、面取り加工を施す際には、吸引ノズ
ル31を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。なお、真空ポンプ37の起動も、制
御装置10からの指令に基づいて行われる。これによっ
て、面取り加工によって発生した粉塵がウエーハ1の表
面に飛来して、表面を傷付けあるいはパーティクル汚染
を招くことが防止される。
ル31を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。なお、真空ポンプ37の起動も、制
御装置10からの指令に基づいて行われる。これによっ
て、面取り加工によって発生した粉塵がウエーハ1の表
面に飛来して、表面を傷付けあるいはパーティクル汚染
を招くことが防止される。
【0028】(例3)CMP装置において、ウエーハ
(被研磨材)と比べて小さい径の研磨工具を使用する場
合、先に図1に示したような、円盤型の研磨工具6(そ
の下面が加工面になるもの)の他に、図7に示すよう
な、縦円筒型の研磨工具6b(その外周面が加工面にな
るもの)、あるいは、図8に示すような、傾斜円筒型の
研磨工具6c(前面と外周面との間の部分円錐面が加工
面になるもの)を使用することができる。
(被研磨材)と比べて小さい径の研磨工具を使用する場
合、先に図1に示したような、円盤型の研磨工具6(そ
の下面が加工面になるもの)の他に、図7に示すよう
な、縦円筒型の研磨工具6b(その外周面が加工面にな
るもの)、あるいは、図8に示すような、傾斜円筒型の
研磨工具6c(前面と外周面との間の部分円錐面が加工
面になるもの)を使用することができる。
【0029】(例4)図9に、面取り加工用の砥石の他
の例を示す。なお、この図も、先の図2と同様に、砥石
及びその周囲の上面図(部分)を示したものである。
の例を示す。なお、この図も、先の図2と同様に、砥石
及びその周囲の上面図(部分)を示したものである。
【0030】この例では、砥石21は、矩形の平面形状
を備え、ガイドリング3の外周に近接して配置されてい
る。研磨工具の加工面の角と接触して面取り加工に供さ
れる部分は、砥石21の内側の面の上端側に形成されて
いる。なお、吸引ノズル32の吸込み口も、砥石21の
外側の面に沿うように、直線状に形成されている。この
様な形状を備えた砥石21は、先に示した縦円筒型の研
磨工具6b(図7)、あるいは傾斜円筒型の研磨工具6
c(図8)の面取り加工を行う際に使用される。
を備え、ガイドリング3の外周に近接して配置されてい
る。研磨工具の加工面の角と接触して面取り加工に供さ
れる部分は、砥石21の内側の面の上端側に形成されて
いる。なお、吸引ノズル32の吸込み口も、砥石21の
外側の面に沿うように、直線状に形成されている。この
様な形状を備えた砥石21は、先に示した縦円筒型の研
磨工具6b(図7)、あるいは傾斜円筒型の研磨工具6
c(図8)の面取り加工を行う際に使用される。
【0031】なお、縦円筒型の研磨工具6b(図7)を
使用する場合には、その外周面の両側の角に対してそれ
ぞれ面取り加工を施す必要がある。従って、面取り加工
用の砥石は、研磨工具6bの往復運動の軌道の両側の端
部にそれぞれ配置される。
使用する場合には、その外周面の両側の角に対してそれ
ぞれ面取り加工を施す必要がある。従って、面取り加工
用の砥石は、研磨工具6bの往復運動の軌道の両側の端
部にそれぞれ配置される。
【0032】同様に、傾斜円筒型の研磨工具6c(図
8)を使用する場合にも、その部分円錐面の両側の角に
対してそれぞれ面取り加工を施す必要がある。従って、
面取り加工用の砥石は、研磨工具6cの往復運動の軌道
の両側の端部にそれぞれ配置される。
8)を使用する場合にも、その部分円錐面の両側の角に
対してそれぞれ面取り加工を施す必要がある。従って、
面取り加工用の砥石は、研磨工具6cの往復運動の軌道
の両側の端部にそれぞれ配置される。
【0033】(例5)図10〜12を用いて、先に示し
た縦円筒型の研磨工具6b(図7)を使用する場合の、
面取り加工用の砥石21(図9)の使用方法について説
明する。
た縦円筒型の研磨工具6b(図7)を使用する場合の、
面取り加工用の砥石21(図9)の使用方法について説
明する。
【0034】図10に、研磨工具が新しく、従って、面
取り加工を施す必要がない場合における、研磨工具6b
と砥石21の位置関係を示す。なお、この図10は、先
の例における図8と同様に、制御装置10からの指令に
基づいて、研磨工具6bがウエーハ1の直径上でウエー
ハ1の一方の縁から他方の縁までの間で往復運動を行っ
ている際、研磨工具6bがストロークエンドに到達した
ときの状態を表している。この場合には、図10に示す
ように、研磨工具6bは、砥石21に接触する直前で停
止され、次いで、移動方向が反転される。
取り加工を施す必要がない場合における、研磨工具6b
と砥石21の位置関係を示す。なお、この図10は、先
の例における図8と同様に、制御装置10からの指令に
基づいて、研磨工具6bがウエーハ1の直径上でウエー
ハ1の一方の縁から他方の縁までの間で往復運動を行っ
ている際、研磨工具6bがストロークエンドに到達した
ときの状態を表している。この場合には、図10に示す
ように、研磨工具6bは、砥石21に接触する直前で停
止され、次いで、移動方向が反転される。
【0035】図11に、研磨工具に面取り加工を施す際
の、研磨工具6bと面取り加工用の砥石21の位置関係
を示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの
指令に基づいて、研磨工具6bを往復運動の際のストロ
ークエンドよりも更に外側まで移動する。次いで、研磨
工具6bを回転させた状態で、研磨工具6bの加工面
(外周面)の角を砥石21の加工面に接触させる。これ
によって、研磨工具6bの面取り形状が再生される。
の、研磨工具6bと面取り加工用の砥石21の位置関係
を示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの
指令に基づいて、研磨工具6bを往復運動の際のストロ
ークエンドよりも更に外側まで移動する。次いで、研磨
工具6bを回転させた状態で、研磨工具6bの加工面
(外周面)の角を砥石21の加工面に接触させる。これ
によって、研磨工具6bの面取り形状が再生される。
【0036】なお、面取り加工を施す際には、吸引ノズ
ル32を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
ル32を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
【0037】先に述べたように、このような縦円筒型の
研磨工具6b(図7)を使用する場合には、その外周面
の両側の角に対してそれぞれ面取り加工を施す必要があ
る。従って、面取り加工用の砥石は、研磨工具6bの往
復運動の軌道の両側の端部にそれぞれ配置される。図1
2に、先に示した側(図11)と反対側の角に面取り加
工を施す際の、研磨工具6bと面取り加工用の砥石22
及び吸引ノズル33の位置関係を示す。
研磨工具6b(図7)を使用する場合には、その外周面
の両側の角に対してそれぞれ面取り加工を施す必要があ
る。従って、面取り加工用の砥石は、研磨工具6bの往
復運動の軌道の両側の端部にそれぞれ配置される。図1
2に、先に示した側(図11)と反対側の角に面取り加
工を施す際の、研磨工具6bと面取り加工用の砥石22
及び吸引ノズル33の位置関係を示す。
【0038】(例6)図13〜15を用いて、先に示し
た傾斜円筒型の研磨工具6c(図8)を使用する場合
の、面取り加工用の砥石21(図9)の使用方法につい
て説明する。
た傾斜円筒型の研磨工具6c(図8)を使用する場合
の、面取り加工用の砥石21(図9)の使用方法につい
て説明する。
【0039】図13に、研磨工具が新しく、従って、面
取り加工を施す必要がない場合における、研磨工具6c
と砥石21の位置関係を示す。なお、この図13は、先
の例における図8及び図10と同様に、制御装置10か
らの指令に基づいて、研磨工具6cがウエーハ1の直径
上でウエーハ1の一方の縁から他方の縁までの間で往復
運動を行っている際、研磨工具6cがストロークエンド
に到達したときの状態を表している。この場合には、図
13に示すように、研磨工具6cは、砥石21に接触す
る直前で停止され、次いで、移動方向が反転される。
取り加工を施す必要がない場合における、研磨工具6c
と砥石21の位置関係を示す。なお、この図13は、先
の例における図8及び図10と同様に、制御装置10か
らの指令に基づいて、研磨工具6cがウエーハ1の直径
上でウエーハ1の一方の縁から他方の縁までの間で往復
運動を行っている際、研磨工具6cがストロークエンド
に到達したときの状態を表している。この場合には、図
13に示すように、研磨工具6cは、砥石21に接触す
る直前で停止され、次いで、移動方向が反転される。
【0040】図14に、研磨工具に面取り加工を施す際
の、研磨工具6cと面取り加工用の砥石21の位置関係
を示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの
指令に基づいて、研磨工具6cを往復運動の際のストロ
ークエンドよりも更に外側まで移動する。次いで、研磨
工具6cを回転させた状態で、研磨工具6cの加工面
(部分円錐面)の角を砥石21の加工面に接触させる。
これによって、研磨工具6cの面取り形状が再生され
る。
の、研磨工具6cと面取り加工用の砥石21の位置関係
を示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの
指令に基づいて、研磨工具6cを往復運動の際のストロ
ークエンドよりも更に外側まで移動する。次いで、研磨
工具6cを回転させた状態で、研磨工具6cの加工面
(部分円錐面)の角を砥石21の加工面に接触させる。
これによって、研磨工具6cの面取り形状が再生され
る。
【0041】なお、面取り加工を施す際には、吸引ノズ
ル32を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
ル32を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
【0042】先に述べたように、このような傾斜円筒型
の研磨工具6c(図8)を使用する場合にも、その部分
円錐面の両側の角に対してそれぞれ面取り加工を施す必
要がある。従って、面取り加工用の砥石は、研磨工具6
cの往復運動の軌道の両側の端部にそれぞれ配置され
る。図15に、先に示した側(図14)と反対側の角に
面取り加工を施す際の、研磨工具6cと面取り加工用砥
石22及び吸引ノズル33の位置関係を示す。
の研磨工具6c(図8)を使用する場合にも、その部分
円錐面の両側の角に対してそれぞれ面取り加工を施す必
要がある。従って、面取り加工用の砥石は、研磨工具6
cの往復運動の軌道の両側の端部にそれぞれ配置され
る。図15に、先に示した側(図14)と反対側の角に
面取り加工を施す際の、研磨工具6cと面取り加工用砥
石22及び吸引ノズル33の位置関係を示す。
【0043】(例7)図16及び17に、本発明に基づ
くCMP装置の他の例を示す。
くCMP装置の他の例を示す。
【0044】この例では、研磨工具6と面取り加工用の
砥石40との接触位置を、被研磨材であるウエーハ1の
表面の高さよりも下側に配置している。その目的は、面
取り加工によって発生した粉塵がウエーハ1の表面に飛
来して、表面を傷付けあるいはパーティクル汚染を招く
ことを防止することにある。
砥石40との接触位置を、被研磨材であるウエーハ1の
表面の高さよりも下側に配置している。その目的は、面
取り加工によって発生した粉塵がウエーハ1の表面に飛
来して、表面を傷付けあるいはパーティクル汚染を招く
ことを防止することにある。
【0045】面取り加工用の砥石40は、図1に示した
例と同様に、ガイドリング3の外周に隣接し、且つ研磨
工具6の往復運動の軌道の端部の一方に上向きに配置さ
れている。なお、面取り加工用の砥石40の構造及び配
置に関係する以外の部分の構成は、先に図1に示したも
のと共通なので、同一部分には同一の符号を付してそれ
らについての説明は省略する。
例と同様に、ガイドリング3の外周に隣接し、且つ研磨
工具6の往復運動の軌道の端部の一方に上向きに配置さ
れている。なお、面取り加工用の砥石40の構造及び配
置に関係する以外の部分の構成は、先に図1に示したも
のと共通なので、同一部分には同一の符号を付してそれ
らについての説明は省略する。
【0046】図17に、図16中の面取り加工用の砥石
40及びその周囲の上面図(部分)を示す。この例で
は、砥石40の平面形状は、ガイドリング3の外周に沿
うように、円弧状の曲線で形成されている。研磨工具6
の加工面の角と接触して面取り加工に供される部分は、
砥石40の内側の面の上端側に形成されている。砥石4
0の内周面とガイドリング3の外周面との間には、工具
受け55が配置されている。この工具受け55は、後述
するように、研磨工具6の面取り加工を行う際、これに
研磨工具6の加工面を突き当てることによって、研磨工
具6の高さを保持するために使用される。更に、砥石4
0及び工具受け55の周囲を取り囲むように、吸引ノズ
ル51の吸込み口が配置されている。
40及びその周囲の上面図(部分)を示す。この例で
は、砥石40の平面形状は、ガイドリング3の外周に沿
うように、円弧状の曲線で形成されている。研磨工具6
の加工面の角と接触して面取り加工に供される部分は、
砥石40の内側の面の上端側に形成されている。砥石4
0の内周面とガイドリング3の外周面との間には、工具
受け55が配置されている。この工具受け55は、後述
するように、研磨工具6の面取り加工を行う際、これに
研磨工具6の加工面を突き当てることによって、研磨工
具6の高さを保持するために使用される。更に、砥石4
0及び工具受け55の周囲を取り囲むように、吸引ノズ
ル51の吸込み口が配置されている。
【0047】次に、図16及び17に示したCMP装置
における、面取り加工用の砥石40の使用方法について
説明する。
における、面取り加工用の砥石40の使用方法について
説明する。
【0048】図18に、研磨工具に面取り加工を施す際
の、研磨工具6と面取り加工用の砥石40の位置関係を
示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの指
令に基づいて、先ず、エアシリンダ16(図16)を用
いて研磨工具6をウエーハ1の表面から引き離し、次い
で、直動機構18(図16)を用いて研磨工具6を往復
運動の際のストロークエンドよりも更に外側まで移動
し、砥石40及び工具受け55の上方で停止させる。次
いで、研磨工具6を回転させた状態で、エアシリンダ1
6(図16)を用いて研磨工具6を砥石40及び工具受
け55に押し付ける。これによって、研磨工具6の加工
面の角の面取り形状が再生される。
の、研磨工具6と面取り加工用の砥石40の位置関係を
示す。面取り加工を施す際には、制御装置10からの指
令に基づいて、先ず、エアシリンダ16(図16)を用
いて研磨工具6をウエーハ1の表面から引き離し、次い
で、直動機構18(図16)を用いて研磨工具6を往復
運動の際のストロークエンドよりも更に外側まで移動
し、砥石40及び工具受け55の上方で停止させる。次
いで、研磨工具6を回転させた状態で、エアシリンダ1
6(図16)を用いて研磨工具6を砥石40及び工具受
け55に押し付ける。これによって、研磨工具6の加工
面の角の面取り形状が再生される。
【0049】なお、面取り加工を施す際には、吸引ノズ
ル51を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。なお、真空ポンプ37の起動も、制
御装置10からの指令に基づいて行われる。
ル51を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。なお、真空ポンプ37の起動も、制
御装置10からの指令に基づいて行われる。
【0050】(例8)図19に、面取り加工用の砥石の
他の例を示す。なお、この図も、図17と同様に、砥石
及びその周囲の上面図(部分)を示したものである。ま
た、この砥石も、図16に示した装置と同様に、研磨工
具6と面取り加工用の砥石との接触位置を、被研磨材で
あるウエーハ1の表面の高さよりも下側に配置した場合
に使用されるものである。
他の例を示す。なお、この図も、図17と同様に、砥石
及びその周囲の上面図(部分)を示したものである。ま
た、この砥石も、図16に示した装置と同様に、研磨工
具6と面取り加工用の砥石との接触位置を、被研磨材で
あるウエーハ1の表面の高さよりも下側に配置した場合
に使用されるものである。
【0051】この例では、二個の砥石41、42が、互
いに対向するように組み合わされて使用される。各砥石
41、42は、それぞれ、矩形の平面形状を備え、ガイ
ドリング3の外周に近接して配置される。研磨工具の加
工面の角と接触して面取り加工に供される部分は、外側
に配置された砥石41の内側の面の上端側、及び、内側
に配置された砥石42の外側の面の上端側に形成されて
いる。
いに対向するように組み合わされて使用される。各砥石
41、42は、それぞれ、矩形の平面形状を備え、ガイ
ドリング3の外周に近接して配置される。研磨工具の加
工面の角と接触して面取り加工に供される部分は、外側
に配置された砥石41の内側の面の上端側、及び、内側
に配置された砥石42の外側の面の上端側に形成されて
いる。
【0052】二個の砥石41、42の間には、工具受け
56が配置されている。この工具受け56は、後述する
ように、研磨工具(6bまたは6c)の面取り加工を行
う際、これに研磨工具の加工面を突き当てることによっ
て、研磨工具の高さを保持するために使用される。更
に、砥石41、42及び工具受け56の周囲を取り囲む
ように、吸引ノズル52の吸込み口が配置されている。
56が配置されている。この工具受け56は、後述する
ように、研磨工具(6bまたは6c)の面取り加工を行
う際、これに研磨工具の加工面を突き当てることによっ
て、研磨工具の高さを保持するために使用される。更
に、砥石41、42及び工具受け56の周囲を取り囲む
ように、吸引ノズル52の吸込み口が配置されている。
【0053】上記の様な形状を備えた砥石41、42
は、先に示した縦円筒型の研磨工具6b(図7)、ある
いは傾斜円筒型の研磨工具6c(図8)の面取り加工を
行う際に使用される。
は、先に示した縦円筒型の研磨工具6b(図7)、ある
いは傾斜円筒型の研磨工具6c(図8)の面取り加工を
行う際に使用される。
【0054】(例9)次に、先に示した縦円筒型の研磨
工具6b(図7)を使用する場合の、面取り加工用の砥
石41、42(図19)の使用方法について説明する。
工具6b(図7)を使用する場合の、面取り加工用の砥
石41、42(図19)の使用方法について説明する。
【0055】図20に、研磨工具6bに面取り加工を施
す際の、研磨工具6bと面取り加工用の砥石41、42
の位置関係を示す。面取り加工を施す際には、制御装置
10からの指令に基づいて、先ず、研磨工具6bをウエ
ーハ1の表面から離し、次いで、研磨工具6bを往復運
動の際のストロークエンドよりも更に外側まで移動し、
砥石41、42及び工具受け56の上方で停止させる。
次いで、研磨工具6bを回転させた状態で、エアシリン
ダ16(図16)を用いて研磨工具6bを砥石41、4
2及び工具受け56に対して押し付ける。これによっ
て、研磨工具6bの加工面(外周面)の両側の角の面取
り形状が同時に再生される。
す際の、研磨工具6bと面取り加工用の砥石41、42
の位置関係を示す。面取り加工を施す際には、制御装置
10からの指令に基づいて、先ず、研磨工具6bをウエ
ーハ1の表面から離し、次いで、研磨工具6bを往復運
動の際のストロークエンドよりも更に外側まで移動し、
砥石41、42及び工具受け56の上方で停止させる。
次いで、研磨工具6bを回転させた状態で、エアシリン
ダ16(図16)を用いて研磨工具6bを砥石41、4
2及び工具受け56に対して押し付ける。これによっ
て、研磨工具6bの加工面(外周面)の両側の角の面取
り形状が同時に再生される。
【0056】なお、面取り加工を施す際には、吸引ノズ
ル52を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
ル52を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
【0057】(例10)次に、先に示した傾斜円筒型の
研磨工具6c(図8)を使用する場合の、面取り加工用
の砥石41、42(図19)の使用方法について説明す
る。
研磨工具6c(図8)を使用する場合の、面取り加工用
の砥石41、42(図19)の使用方法について説明す
る。
【0058】図21に、研磨工具6cに面取り加工を施
す際の、研磨工具6cと面取り加工用の砥石41、42
の位置関係を示す。面取り加工を施す際には、制御装置
10からの指令に基づいて、先ず、研磨工具6cをウエ
ーハ1の表面から離し、次いで、研磨工具6cを往復運
動の際のストロークエンドよりも更に外側まで移動し、
砥石41、42及び工具受け56の上方で停止させる。
次いで、研磨工具6cを回転させた状態で、エアシリン
ダ16(図16)を用いて研磨工具6cを砥石41、4
2及び工具受け56に対して押し付ける。これによっ
て、研磨工具6cの加工面(部分円錐面)の両側の角の
面取り形状が同時に再生される。
す際の、研磨工具6cと面取り加工用の砥石41、42
の位置関係を示す。面取り加工を施す際には、制御装置
10からの指令に基づいて、先ず、研磨工具6cをウエ
ーハ1の表面から離し、次いで、研磨工具6cを往復運
動の際のストロークエンドよりも更に外側まで移動し、
砥石41、42及び工具受け56の上方で停止させる。
次いで、研磨工具6cを回転させた状態で、エアシリン
ダ16(図16)を用いて研磨工具6cを砥石41、4
2及び工具受け56に対して押し付ける。これによっ
て、研磨工具6cの加工面(部分円錐面)の両側の角の
面取り形状が同時に再生される。
【0059】なお、面取り加工を施す際には、吸引ノズ
ル52を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
ル52を介して真空ポンプ37を用いて排気を行い、面
取り加工によって生じた粉塵39を、速やかに加工面の
周囲から取り除く。
【0060】
【発明の効果】本発明の平面研磨装置によれば、被研磨
材と比べて小さい径の研磨工具が使用される平面研磨装
置において、ターンテーブルの外周に隣接して面取り用
工具が配置されているので、被研磨材の研磨工程の途中
で、随時、研磨工具の加工面の角に面取り加工を施すこ
とができる。これによって、研磨工具の交換までのイン
ターバルを延ばし、装置の実稼動率を上げることができ
る。
材と比べて小さい径の研磨工具が使用される平面研磨装
置において、ターンテーブルの外周に隣接して面取り用
工具が配置されているので、被研磨材の研磨工程の途中
で、随時、研磨工具の加工面の角に面取り加工を施すこ
とができる。これによって、研磨工具の交換までのイン
ターバルを延ばし、装置の実稼動率を上げることができ
る。
【0061】また、研磨工具の面取り形状が長期間に渡
って維持されるので、研磨加工後の被加工材表面の平坦
度を良好な状態で維持することができる。
って維持されるので、研磨加工後の被加工材表面の平坦
度を良好な状態で維持することができる。
【0062】また、本発明の平面研磨装置において、面
取り用工具に隣接して、面取り加工の際に発生する粉塵
を吸引する吸引装置を設けることよって、粉塵が被研磨
材の表面に飛来することを防止し、粉塵によってウエー
ハの表面が傷付けられあるいは汚染されることを防止す
ることができる。
取り用工具に隣接して、面取り加工の際に発生する粉塵
を吸引する吸引装置を設けることよって、粉塵が被研磨
材の表面に飛来することを防止し、粉塵によってウエー
ハの表面が傷付けられあるいは汚染されることを防止す
ることができる。
【0063】更に、本発明の平面研磨装置において、研
磨工具と面取り用工具との接触位置を、被研磨材の表面
の高さよりも下側に配置すれば、面取り加工によって発
生した粉塵が被研磨材の表面に飛来することを、より効
果的に防止することができる。
磨工具と面取り用工具との接触位置を、被研磨材の表面
の高さよりも下側に配置すれば、面取り加工によって発
生した粉塵が被研磨材の表面に飛来することを、より効
果的に防止することができる。
【図1】ウエーハと比べて小さい径の研磨工具が使用さ
れる本発明に基づくCMP装置の概略構成を示す図。
れる本発明に基づくCMP装置の概略構成を示す図。
【図2】本発明に基づくCMP装置で使用される円盤型
の研磨工具の面取り加工用の砥石及びその周囲の平面
図。
の研磨工具の面取り加工用の砥石及びその周囲の平面
図。
【図3】研磨面の摩耗が進む前の円盤型の研磨工具の状
態について説明する図。
態について説明する図。
【図4】研磨面の摩耗が進んだ後の円盤型の研磨工具の
状態について説明する図。
状態について説明する図。
【図5】円盤型の研磨工具の面取り加工用の砥石の使用
方法について説明する図。
方法について説明する図。
【図6】円盤型の研磨工具の面取り加工用の砥石の使用
方法について説明する図。
方法について説明する図。
【図7】本発明に基づくCMP装置において使用される
縦円筒型の研磨工具の形状を示す図。
縦円筒型の研磨工具の形状を示す図。
【図8】本発明に基づくCMP装置において使用される
傾斜円筒型の研磨工具の形状を示す図。
傾斜円筒型の研磨工具の形状を示す図。
【図9】本発明に基づくCMP装置で使用される研磨工
具の面取り加工用の砥石の他の例を示す平面図。
具の面取り加工用の砥石の他の例を示す平面図。
【図10】縦円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石の
使用方法について説明する図。
使用方法について説明する図。
【図11】縦円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石の
使用方法について説明する図。
使用方法について説明する図。
【図12】縦円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石の
使用方法について説明する図。
使用方法について説明する図。
【図13】傾斜円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石
の使用方法について説明する図。
の使用方法について説明する図。
【図14】傾斜円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石
の使用方法について説明する図。
の使用方法について説明する図。
【図15】傾斜円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石
の使用方法について説明する図。
の使用方法について説明する図。
【図16】ウエーハと比べて小さい径の研磨工具が使用
される本発明に基づくCMP装置の他の例の概略構成を
示す図。
される本発明に基づくCMP装置の他の例の概略構成を
示す図。
【図17】本発明に基づくCMP装置で使用される円盤
型の研磨工具の面取り加工用の砥石の他の例を示す平面
図。
型の研磨工具の面取り加工用の砥石の他の例を示す平面
図。
【図18】円盤型の研磨工具の面取り加工用の砥石の使
用方法について説明する図。
用方法について説明する図。
【図19】本発明に基づくCMP装置で使用される研磨
工具の面取り加工用の砥石の他の例を示す平面図。
工具の面取り加工用の砥石の他の例を示す平面図。
【図20】縦円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石の
使用方法について説明する図。
使用方法について説明する図。
【図21】傾斜円筒型の研磨工具の面取り加工用の砥石
の使用方法について説明する図。
の使用方法について説明する図。
1・・・ウエーハ(被研磨材)、 2・・・ターンテーブル、 3・・・ガイドリング、 6・・・(円盤型の)研磨工具、 6b・・・(縦円筒型の)研磨工具、 6c・・・(傾斜円筒型の)研磨工具、 7・・・研磨ヘッド、 8・・・駆動軸、 9・・・研磨剤供給ノズル、 10・・・制御装置、 11・・・門型フレーム(水平移動機構)、 12・・・梁部(水平移動機構)、 14・・・移動架台(水平移動機構)、 15・・・モータ、 16・・・エアシリンダ、 17・・・直動機構、 18・・・直動機構(水平移動機構)、 20、21、22・・・面取り加工用の砥石(面取り用
工具)、 31、32、33・・・吸引ノズル(吸引装置)、 36・・・気液分離箱(吸引装置)、 37・・・真空ポンプ(吸引装置)、 38・・・フィルタ(吸引装置)、 39・・・粉塵、 40、41、42・・・面取り加工用の砥石(面取り用
工具)、 51、52・・・吸引ノズル、 55、56・・・工具受け。
工具)、 31、32、33・・・吸引ノズル(吸引装置)、 36・・・気液分離箱(吸引装置)、 37・・・真空ポンプ(吸引装置)、 38・・・フィルタ(吸引装置)、 39・・・粉塵、 40、41、42・・・面取り加工用の砥石(面取り用
工具)、 51、52・・・吸引ノズル、 55、56・・・工具受け。
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に円板状の被研磨材が保持されるタ
ーンテーブルと、 ターンテーブルに対向してターンテーブルの上方に配置
され、下面に被研磨材と比べて小さい径の研磨工具が装
着される研磨ヘッドと、 研磨ヘッドを被研磨材の表面に対して平行な平面内で往
復方向に移動させる水平移動機構と、 を備えた平面研磨装置において、 前記ターンテーブルの外周に隣接して、前記研磨工具の
面取り加工を行う面取り用工具を設けたことを特徴とす
る平面研磨装置。 - 【請求項2】 前記面取り用工具に隣接して、面取り加
工の際に発生する粉塵を吸引する吸引装置を設けたこと
を特徴とする請求項1に記載の平面研磨装置。 - 【請求項3】 前記研磨工具と前記面取り用工具との接
触位置を、前記被研磨材の表面の高さよりも下側に配置
したことを特徴とする請求項1または2に記載の平面研
磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125987A JP2001310254A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 平面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125987A JP2001310254A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 平面研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001310254A true JP2001310254A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=18635845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125987A Pending JP2001310254A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 平面研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001310254A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103659604A (zh) * | 2012-09-20 | 2014-03-26 | 苏州赫瑞特电子专用设备科技有限公司 | 一种研磨盘平面度修正装置 |
KR20160024797A (ko) | 2014-08-26 | 2016-03-07 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 버프 처리 장치 및 기판 처리 장치 |
KR20160115378A (ko) * | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 주식회사 케이씨텍 | 화학 기계적 연마 장치 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125987A patent/JP2001310254A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10183374B2 (en) | 2014-08-26 | 2019-01-22 | Ebara Corporation | Buffing apparatus, and substrate processing apparatus |
KR20160115378A (ko) * | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 주식회사 케이씨텍 | 화학 기계적 연마 장치 |
KR101913702B1 (ko) * | 2015-03-27 | 2018-11-01 | 주식회사 케이씨텍 | 화학 기계적 연마 장치 |
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