JP2001310154A - コンクリート吹付機の基準位置及び方向の設定装置 - Google Patents

コンクリート吹付機の基準位置及び方向の設定装置

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JP2001310154A
JP2001310154A JP2000131085A JP2000131085A JP2001310154A JP 2001310154 A JP2001310154 A JP 2001310154A JP 2000131085 A JP2000131085 A JP 2000131085A JP 2000131085 A JP2000131085 A JP 2000131085A JP 2001310154 A JP2001310154 A JP 2001310154A
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concrete
spraying machine
boom
concrete spraying
deviation
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Kazuyuki Ota
和行 太田
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Furukawa Co Ltd
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/005Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00 mounted on vehicles or designed to apply a liquid on a very large surface, e.g. on the road, on the surface of large containers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
    • E21D11/04Lining with building materials
    • E21D11/10Lining with building materials with concrete cast in situ; Shuttering also lost shutterings, e.g. made of blocks, of metal plates or other equipment adapted therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート吹付機の基準点の位置及びトン
ネル計画線に対するコンクリート吹付機の基準方向のず
れのデータの演算制御装置への設定操作を容易にする。 【解決手段】 吹付ノズル3と、吹付ノズル3を支持す
るブーム装置2と、ブーム装置2の可動部分の作動量を
検出するための検出器と、吹付作業時に検出器からの検
出データに基づいて吹付ノズル3の自動位置決めを行う
演算制御装置50とを備えたコンクリート吹付機1にお
いて、3個の位置検出用のプリズムPと、3個のプリズ
ムP1 、P2 、P3 を順次自動追尾し位置を測定する自
動追尾式測量機40と、自動追尾式測量機40の測定デ
ータに基づいて、トンネル覆工面に対するコンクリート
吹付機1の基準点Jの位置及びトンネル計画線に対する
コンクリート吹付機1の基準方向のずれを演算する演算
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹付ノズルを支持
するブーム装置の各関節部やスライド部等の可動部分の
作動量を検出し、その検出データに基づいて自動位置決
めや位置表示を行うコンクリート吹付機の基準位置及び
方向の設定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削工事では、トンネル覆工の
ためのコンクリート吹付作業が行われる。コンクリート
吹付作業には、台車上にブーム装置を搭載し、このブー
ム装置で吹付ノズルを支持するコンクリート吹付機が用
いられている。ブーム装置は関節部やスライド部等の可
動部分を備えており、これらの可動部分を作動させるこ
とにより吹付ノズルを移動させてトンネル覆工面にコン
クリートを吹付ける。
【0003】このコンクリート吹付作業の省力化、省人
化を図るためには、ブーム装置を自動制御して、吹付ノ
ズルの位置決めや位置表示を行うことが望ましい。この
ようなブーム装置の自動制御は、ブーム装置の各関節部
やスライド部等の可動部分の作動量を検出し、その検出
データに基づいてコンピュータを用いた演算制御装置が
吹付ノズルの目標位置までの所要移動量を演算し、各可
動部分のアクチュエータの作動を制御するように構成す
れば可能である。
【0004】例えば、図5に示すコンクリート吹付機1
では、台車11上のブーム台12に、ブーム装置2の基
部ロータリボデイ13が基部ロータリアクチュエータ1
4によって回転可能に支持され、この基部ロータリボデ
イ13には屈折ブーム15の基端が起伏軸16によって
枢着されている。屈折ブーム15は基端ブーム17と先
端ブーム18とからなり、先端ブーム18が基端ブーム
17に屈折軸19で枢着されている。基部ロータリボデ
イ13と基端ブーム17との間には起伏用油圧シリンダ
20が設けられ、基端ブーム17と先端ブーム18との
間には屈折用油圧シリンダ21が設けられており、これ
によって屈折ブーム15は、基端ブーム17が起伏する
と共に、先端ブーム18が基端ブーム17に対して屈折
可能になっている。
【0005】屈折ブーム15の先端部には、スライドア
ーム22がスライドアーム軸23によって枢着されてい
る。スライドアーム22は、屈折ブーム15が起伏、屈
折したとき、屈折ブーム15との間に設けられたリンク
24によってスライドアーム軸23周りで回動して、常
に水平に保持されるように構成されており、内蔵された
伸縮用油圧シリンダによって前後に伸縮可能になってい
る。
【0006】スライドアーム22の先端にはアームロー
タリボデイ25がアームロータリアクチュエータ26に
よって回転可能に支持され、アームロータリボデイ25
にはチルトアーム27の基端がチルト軸28によって枢
着されている。アームロータリボデイ25とチルトアー
ム27との間にはチルト用油圧シリンダ29が設けられ
ており、これによってチルトアーム27は、アームロー
タリボデイ25に対してチルト可能になっている。
【0007】チルトアーム27の先端部には、吹付ノズ
ル3を支持するためのノズルホルダ30が枢着されてい
る。このノズルホルダ30はアームロータリボデイ25
との間に設けられたリンク31によって常に水平に保持
されるように構成されている。このコンクリート吹付機
1のブーム装置2の基部ロータリボデイ13、屈折ブー
ム15の起伏軸16、屈折軸19、スライドアーム軸2
3、アームロータリボデイ25、チルト軸28、及びス
ライドアーム22の各可動部分に、その作動量を検出す
るための検出器として、基部ロータリ角センサ32、起
伏角センサ33、屈折角サンサ34、アーム回動角セン
サ35、アームロータリ角センサ36、チルト角センサ
37、スライド長センサ38がそれぞれ設置されてお
り、基部ロータリ角θ1 、起伏角θ2 、屈折角θ3 、ア
ーム回動角θ4 、アームロータリ角θ5 、チルト角
θ6 、アームスライド長L1 が検出できる。
【0008】このコンクリート吹付機1において、ブー
ム装置2の基部ロータリボデイ13のロータリ中心線上
にある基準点Jに対する吹付ノズル3の先端の位置は、
前記各検出値(θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 ,L1
の関数として、また、コンクリート吹付機1の基準方向
に対する吹付ノズル3の方向は検出値(θ1 ,θ2 ,θ
3 ,θ4 ,θ5 )の関数としてコンピュータで演算し求
めることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、コンクリ
ート吹付機1の基準点Jに対する吹付ノズル3の先端の
位置、及びコンクリート吹付機1の基準方向に対する吹
付ノズル3の方向は求めることができる。しかし、コン
クリート吹付機1は、トンネル掘削工事の進行に伴って
常に移動しているので、トンネル内におけるコンクリー
ト吹付機1の現在位置と方向を検出し演算制御装置にそ
のデータを予め設定しておかないと、施工対象のトンネ
ル覆工面の位置、方向をコンクリート吹付機1側からは
正しく認識できず、吹付ノズル3をトンネル覆工面に対
し自動的に位置決めしてコンクリート吹付を行うことは
できない。
【0010】従来、このようなトンネル内におけるコン
クリート吹付機1の位置と方向の予設定を行う場合に
は、測量機を用い、人力によってコンクリート吹付機1
の位置と方向を測量しなければならなかったので、時間
と手間がかかり、現場での実用は困難であった。本発明
は、トンネル内におけるコンクリート吹付機の現在位置
とトンネル計画線に対するコンクリート吹付機の基準方
向のずれを容易に求めることができ、基準点の位置及び
基準方向のずれのデータを演算制御装置に予め設定する
ための吹付の準備作業の時間を短縮して、作業能率を向
上させることのできるコンクリート吹付機の基準位置及
び方向の設定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート吹
付機の基準位置及び方向の設定装置は、吹付ノズルと、
吹付ノズルを支持するブーム装置と、ブーム装置の可動
部分の作動量を検出するための検出器と、吹付作業時に
前記検出器からの検出データに基づいて吹付ノズルの自
動位置決め又は位置表示を行う演算制御装置とを備えた
コンクリート吹付機において、トンネル覆工面に対する
コンクリート吹付機の基準点の位置と、トンネル計画線
に対するコンクリート吹付機の基準方向のずれとを求
め、基準点の位置及び基準方向のずれのデータを演算制
御装置に設定するコンクリート吹付機の基準位置及び方
向の設定装置であって、3個の位置検出用のプリズム
と、3個のプリズムを順次自動追尾し位置を測定する自
動追尾式測量機と、自動追尾式測量機の測定データに基
づいて、トンネル覆工面に対するコンクリート吹付機の
基準点の位置及びトンネル計画線に対するコンクリート
吹付機の基準方向のずれを演算する演算手段とを備えて
いる。
【0012】吹付作業を行う場合には、コンクリート吹
付機の台車をトンネル覆工面付近に設置した後、自動追
尾式測量機で3個のプリズムを順次自動追尾し各プリズ
ムの位置を測定する。3個のプリズムの位置が測定され
ると、その測定データに基づいて、演算手段がトンネル
に対するコンクリート吹付機の基準点の位置と、トンネ
ルの計画線に対するコンクリート吹付機の基準方向のず
れとを求め、基準点の位置及び基準方向のずれのデータ
を演算制御装置に設定する。
【0013】この設定された基準点の位置及び基準方向
のずれのデータに基づいて、施工対象のトンネル覆工面
の位置のデータは、演算制御装置により、トンネル計画
線を基準とするデータからコンクリート吹付機を基準と
するデータに変換されるので、吹付ノズルの位置と方向
が正しく制御できるようになる。上記のコンクリート吹
付機の基準点の位置と基準方向のずれを求めるための操
作は、自動追尾式測量機で3個のプリズムの位置を測定
させるだけなので極めて容易であり、吹付の準備作業の
時間を短縮して、作業能率を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る基準位置及び方向の設定装置を備えたコンクリート吹
付機の側面図、図2は位置検出用のプリズムの配置の説
明図、図3はプリズムの作動の説明図である。ここで、
コンクリート吹付機の基本的構成は、図5に示す従来の
コンクリート吹付機1と同様であるので、図5を参照し
同一部品には同一符号を付して説明する。
【0015】コンクリート吹付機1は、台車11上のブ
ーム台12に、ブーム装置2の基部ロータリボデイ13
が基部ロータリアクチュエータ14によって回転可能に
支持され、この基部ロータリボデイ13には屈折ブーム
15の基端が起伏軸16によって枢着されている。屈折
ブーム15は基端ブーム17と先端ブーム18とからな
り、先端ブーム18が基端ブーム17に屈折軸19で枢
着されている。基部ロータリボデイ13と基端ブーム1
7との間には起伏用油圧シリンダ20が設けられ、基端
ブーム17と先端ブーム18との間には屈折用油圧シリ
ンダ21が設けられており、これによって屈折ブーム1
5は、基端ブーム17が起伏すると共に、先端ブーム1
8が基端ブーム17に対して屈折可能になっている。
【0016】屈折ブーム15の先端部には、スライドア
ーム22がスライドアーム軸23によって枢着されてい
る。スライドアーム22は、屈折ブーム15が起伏、屈
折したとき、屈折ブーム15との間に設けられたリンク
24によってスライドアーム軸23周りで回動して、常
に水平に保持されるように構成されており、内蔵された
伸縮用油圧シリンダによって前後に伸縮可能になってい
る。
【0017】スライドアーム22の先端にはアームロー
タリボデイ25がアームロータリアクチュエータ26に
よって回転可能に支持され、アームロータリボデイ25
にはチルトアーム27の基端がチルト軸28によって枢
着されている。アームロータリボデイ25とチルトアー
ム27との間にはチルト用油圧シリンダ29が設けられ
ており、これによってチルトアーム27は、アームロー
タリボデイ25に対してチルト可能になっている。
【0018】チルトアーム27の先端部には、吹付ノズ
ル3を支持するためのノズルホルダ30が枢着されてい
る。このノズルホルダ30はアームロータリボデイ25
との間に設けられたリンク31によって常に水平に保持
されるように構成されている。このコンクリート吹付機
1のブーム装置2の基部ロータリボデイ13、屈折ブー
ム15の起伏軸16、屈折軸19、スライドアーム軸2
3、アームロータリボデイ25、チルト軸28、及びス
ライドアーム22の各可動部分に、その作動量を検出す
るための検出器として、基部ロータリ角センサ32、起
伏角センサ33、屈折角サンサ34、アーム回動角セン
サ35、アームロータリ角センサ36、チルト角センサ
37、スライド長センサ38がそれぞれ設置されてお
り、基部ロータリ角θ1 、起伏角θ2 、屈折角θ3 、ア
ーム回動角θ4 、アームロータリ角θ5 、チルト角
θ6 、アームスライド長L1 が検出できる。
【0019】このコンクリート吹付機1において、ブー
ム装置2の基部ロータリボデイ13のロータリ中心線上
にある基準点Jに対する吹付ノズル3の先端の位置は、
前記各検出値(θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 ,L1
の関数として、また、コンクリート吹付機1の基準方向
に対する吹付ノズル3の方向は検出値(θ1 ,θ2 ,θ
3 ,θ4 ,θ5 )の関数としてコンピュータで演算し求
めることができる。
【0020】図1及び図2に示すように、台車11に
は、互いに所定距離を隔てて、3個の位置検出用のプリ
ズムP(P1 、P2 、P3 )が配置されている。プリズ
ムPには、図3に示すように、開閉シリンダ44によっ
て開閉されるシャッタ−45が付設されている。コンク
リート吹付機1の台車11の後方には、自動追尾式測量
機40が設置される。この自動追尾式測量機40は、望
遠鏡41と本体42がそれぞれ鉛直方向と水平方向に回
転可能で、赤外線IRを利用した追尾機能を備えてお
り、3個の位置検出用のプリズムP1 、P2 、P3 のシ
ャッター45を順次開閉することにより、開となったプ
リズムPを自動的に追尾して正確に視準し、距離測定と
三次元座標測定とを行うことができる。
【0021】自動追尾式測量機40によって測定された
データは、送信機43から台車11上の受信機51に送
信され、受信機51から演算制御装置50に入力され
る。送信機43と受信機51には、無線、有線のいずれ
を用いてもよい。台車11上に互いに所定距離を隔てて
配置された3個の位置検出用のプリズムP1 、P2 、P
3 の各三次元座標(x1 ,y1 ,z1 )、(x2
2 ,z2 )、(x3 ,y3 ,z3 )が測定されると、
その測定データから台車11の位置と姿勢が特定され、
トンネル内のコンクリート吹付機1の基準点Jの位置及
びトンネル計画線に対するコンクリート吹付機1の基準
方向のずれを演算することが可能である。
【0022】この演算を行うための演算手段して、演算
制御装置50に用いられるコンピュータに基準演算用プ
ログラムが常駐している。吹付作業を行う場合には、コ
ンクリート吹付機1の台車11を施工対象となるトンネ
ル覆工面付近に設置した後、自動追尾式測量機40で3
個のプリズムP1、P2 、P3 を順次自動追尾し各プリ
ズムP1 、P2 、P3 の位置を測定する。3個のプリズ
ムP1 、P2 、P3 の位置が測定されると、その測定デ
ータに基づいて、基準演算用プログラムがトンネル覆工
面に対するコンクリート吹付機1の基準点Jの位置と、
トンネル計画線に対するコンクリート吹付機1の基準方
向のずれとを求め、得られた基準点Jの位置及び基準方
向のずれのデータは演算制御装置50の吹付制御プログ
ラムに初期値として設定される。
【0023】吹付作業を開始すると、演算制御装置50
により、作業前に計測されたトンネル断面データ中の施
工対象区域のデータが、予め設定された基準点Jの位置
及び基準方向のずれのデータに基づいてコンクリート吹
付機1を基準とするトンネル覆工面のデータに変換され
ると共に、トンネル断面データから各吹付位置での最適
吹付量が求められて、吹付け作業が制御される。
【0024】上記のコンクリート吹付機1の基準点Jの
位置と基準方向のずれを求めるための操作は、自動追尾
式測量機で3個のプリズムP1 、P2 、P3 の位置を測
定させるだけなので極めて容易であり、吹付けの準備作
業の時間を短縮して、作業能率を向上させることができ
る。図4には、図2の場合とは逆に、コンクリート吹付
機1の台車11側に自動追尾式測量機40を設置し、台
車11の後方に所定距離を隔てた3箇所の基準点にプリ
ズムP1 、P2 、P3 を配置したものを示している。こ
のように配置した場合も自動追尾式測量機40で3個の
プリズムP1 、P2 、P3 の各三次元座標(x1
1 ,z1 )、(x2 ,y2 ,z2 )、(x3 ,y3
3 )が測定されると、その測定データから台車11の
位置と姿勢が特定され、トンネル覆工面にに対するコン
クリート吹付機1の基準点Jの位置及びトンネル計画線
に対するコンクリート吹付機1の基準方向のずれを演算
し、基準点の位置及び基準方向のずれのデータを演算制
御装置50に設定することができる。
【0025】台車11の位置と姿勢を特定するには、位
置検出用のプリズムが3個以上必要であるが、台車11
に傾斜計を設ければプリズムは2個とすることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート吹付機の基準位置及び方向の設定装置によれば、コ
ンクリート吹付機の基準点の位置と基準方向のずれを求
めるための操作は、自動追尾式測量機で3個のプリズム
の位置を測定させるだけなので極めて容易であり、吹付
けの準備作業として基準点の位置及び基準方向のずれの
データを演算制御装置に設定する時間を短縮でき、作業
能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である基準位置及び方向
の設定装置を備えたコンクリート吹付機の側面図であ
る。
【図2】位置検出用のプリズムの配置の説明図である。
【図3】プリズムの作動の説明図である。
【図4】コンクリート吹付機の台車側に自動追尾式測量
機を設置した場合の位置検出用のプリズムの配置の説明
図である。
【図5】コンクリート吹付機の構成の説明図である。
【符号の説明】
1 コンクリート吹付機 2 ブーム装置 3 吹付ノズル 11 台車 13 基部ロータリアクチュエータ 15 屈折ブーム 16 起伏軸 19 屈折軸 22 スライドアーム 23 スライドアーム軸 25 アームロータリボデイ 27 チルトアーム 28 チルト軸 30 ノズルホルダ 32 基部ロータリ角センサ 33 起伏角センサ 34 屈折角センサ 35 アーム回動角センサ 36 アームロータリ角センサ 37 チルト角センサ 38 スライド長センサ 40 自動追尾式測量機 41 望遠鏡 42 本体 43 送信機 44 開閉シリンダ 45 シャッター 50 演算制御装置 51 受信機 IR 赤外線 J 基準点 P(P1 、P2 、P3 ) プリズム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹付ノズルと、吹付ノズルを支持するブ
    ーム装置と、ブーム装置の可動部分の作動量を検出する
    ための検出器と、吹付作業時に前記検出器からの検出デ
    ータに基づいて吹付ノズルの自動位置決め又は位置表示
    を行う演算制御装置とを備えたコンクリート吹付機にお
    いて、トンネル覆工面に対するコンクリート吹付機の基
    準点の位置と、トンネル計画線に対するコンクリート吹
    付機の基準方向のずれとを求め、基準点の位置及び基準
    方向のずれのデータを演算制御装置に設定するコンクリ
    ート吹付機の基準位置及び方向の設定装置であって、 3個の位置検出用のプリズムと、3個のプリズムを順次
    自動追尾し位置を測定する自動追尾式測量機と、自動追
    尾式測量機の測定データに基づいて、トンネル覆工面に
    対するコンクリート吹付機の基準点の位置及びトンネル
    計画線に対するコンクリート吹付機の基準方向のずれを
    演算する演算手段とを備えたことを特徴とするコンクリ
    ート吹付機の基準位置及び方向の設定装置。
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