JP2001310050A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001310050A
JP2001310050A JP2000131119A JP2000131119A JP2001310050A JP 2001310050 A JP2001310050 A JP 2001310050A JP 2000131119 A JP2000131119 A JP 2000131119A JP 2000131119 A JP2000131119 A JP 2000131119A JP 2001310050 A JP2001310050 A JP 2001310050A
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高明 市原
Masamitsu Maeda
政光 前田
Naoyuki Okumura
尚之 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準線を通じて侵入しようとするノイズを阻
止して当該基板上に形成した回路の動作を安定させる。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、第1グラ
ンドG1に電気的に接続した第1回路1aを有する第1
基板1と、第2グランドG2に電気的に接続した第2回
路2aを有する第2基板2と、第1グランドG1および
第2グランドG2に基準電位を与えるべく第1基板1と
第2基板2との間を電気的に接続した基準線3とを備え
る。そして、第1グランドG1および第2グランドG2
のうち少なくとも一方と基準線3との間に、ノイズNの
侵入を阻止するノイズ阻止手段1b,2bを介在させ
る。当該ノイズ阻止手段1b,2bを介在させることに
よって、基準線3を通じて基板(第1基板1,第2基板
2)に侵入しようとするノイズNを阻止できる。したが
って、各基板上に形成した第1回路1aや第2回路2a
の動作を安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、基準
線を通じて侵入しようとするノイズを阻止する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】遊技場に設置した遊技機(例えばパチン
コ機)は、各装置に電力を配電する電源基板や、遊技機
全体の制御を総括するメイン制御基板、図柄等の表示を
制御する表示制御基板等のように複数の基板を備えるの
が通常である。各基板は、アースに電気的に接続可能な
アース線を備える。ここで、一般の遊技場ではノイズが
氾濫しており、当該ノイズ(特に高周波ノイズ)が上記
アース線を通じて基板に侵入すると当該基板が誤動作す
る可能性がある。すなわちノイズは基板上の配線間の浮
遊容量や素子自体の浮遊容量等を通じて伝搬してゆき、
例えばメモリ内容を変化させたりバスラインの信号を変
化させる等によって当該基板を誤動作させる。このよう
な誤動作を防止するための技術が特開平7−51457
号公報に開示されている。当該技術によれば、アース線
と基板内のグランドとの間にインダクタンスを介在させ
ることによってノイズの侵入を阻止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板間では
信号を伝達して作動させるために基準電位(例えば0ボ
ルト)を与える必要があり、基板間を電気的に接続した
基準線を備える。そのためアース線を通じて基板に侵入
するノイズを阻止できたとしても、ノイズが基準線を通
じて基板に侵入すると当該基板上に形成した回路が誤動
作する可能性がある。また、基準線やアース線等を問わ
ず基板にノイズが侵入した場合には、回路の動作を安定
させるために当該回路を保護する必要がある。本発明は
このような点に鑑みてなしたものであり、基板上の回路
をノイズから保護し、当該回路の動作を安定させ得る遊
技機を提供するのが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「第1回路」および「第2回路」は基板上に形成
可能な任意の回路を意味し、少なくとも一つの素子によ
って構成する。例えば、CPU回路,リセット回路,発
振回路,インタフェース回路等が該当する。 (2)「第1基板」および「第2基板」は、いずれも電
源基板,メイン制御基板,表示制御基板,音制御基板,
枠制御基板,中継基板等のように遊技機内に設置可能な
全ての基板が該当する。 (3)「ノイズ阻止手段」はノイズの侵入を阻止可能な
全ての素子や回路を意味し、例えばコイル,抵抗器等が
該当する。
【0005】当該手段1によれば図1に模式的に示すよ
うに、第1グランドG1に電気的に接続した第1回路1
aを有する第1基板1と、第2グランドG2に電気的に
接続した第2回路2aを有する第2基板2と、第1グラ
ンドG1および第2グランドG2に基準電位を与えるべ
く第1基板1と第2基板2との間を電気的に接続した基
準線3とを備える。そして、第1グランドG1および第
2グランドG2のうち少なくとも一方と基準線3との間
に、ノイズNの侵入を阻止するノイズ阻止手段1b,2
bを介在させる。当該ノイズ阻止手段1b,2bを介在
させることによって、基準線3を通じて基板(第1基板
1,第2基板2)に侵入しようとするノイズNを阻止で
きる。したがって第1基板1上に形成した第1回路1a
や第2基板2上に形成した第2回路2aの動作を安定さ
せることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、第1回路1aから受けた信号に基づいて第2
回路2aを作動させるように構成したときは、第1グラ
ンドG1と基準線3との間にノイズ阻止手段1bを介在
させた。この場合の第1回路1aは第2回路2aの動作
を制御する機能を果たすために、第2回路2aよりも誤
動作を防止する必要がある。一方、第2回路2aは第1
回路1aから受けた信号に基づいて作動するためにノイ
ズNによって一時的に誤動作しても、その後に第1回路
1aから受けた信号によって元通り正常に動作する。よ
って第1回路1aに侵入しようとするノイズNをノイズ
阻止手段1bが阻止するので、第1回路1aおよび第2
回路2aの双方について動作を安定させることができ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、第1基板1側のインピーダンスおよび第2基
板2側のインピーダンスのうち低いほうと基準線3との
間にノイズ阻止手段1b,2bを介在させた。基準線3
を通じて侵入しようとするノイズNは電流となってイン
ピーダンスの低いほうの基板に流れる。インピーダンス
が低い基板ではノイズNの影響を受け得るが、ノイズ阻
止手段1b,2bを介在させることによって基板上に形
成した回路への侵入を阻止できる。したがって、第1回
路1aや第2回路2aの動作を安定させることができ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。ここで、請
求項4に記載した用語の「インピーダンスマッチング手
段」は抵抗器,コイル,コンデンサ等の素子や、これら
の素子を適切に組み合わせて構成した回路を意味する。
当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明について
も同様である。
【0009】当該手段4によれば、第1グランドG1お
よび第2グランドG2のうち少なくとも一方と基準線3
との間に、第1基板1側のインピーダンスと第2基板2
側のインピーダンスとをマッチングさせるインピーダン
スマッチング手段をノイズ阻止手段1b,2bとして介
在させた。基準線3を通じて侵入しようとするノイズN
は電流となってインピーダンスの低いほうの基板に流れ
るが、インピーダンスマッチング手段を介在させると両
基板に侵入し得るノイズN(電流)の大きさをほぼ半減
させることができる。よって、従来よりは誤動作の発生
を抑えて基板上に形成した第1回路1aや第2回路2a
の動作を安定させることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば図2に模式的に示すように、グランドG3と回
路4aとを有する基板4と、グランドG3に基準電位を
与えるべく電気的に接続した基準線3とを備える。そし
て、グランドG3と回路4aとの間に、ノイズの侵入を
阻止するノイズ阻止手段4bを介在させる。図2の例に
おける基準線3はアースG4に電気的に接続可能になっ
ている。当該ノイズ阻止手段4bを介在させることによ
って、基準線3を通じてグランドG3に入ったノイズN
であっても回路4aに侵入しようとするのを阻止でき
る。したがって、基板4上に形成した回路4aの動作を
安定させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1は遊技機の一つであるパ
チンコ機に本発明を適用したものであって、基板間を接
続した基準線から侵入しようとするノイズを阻止する例
である。本実施の形態1は図3,図4を参照しながら説
明する。なお、パチンコ機の正面側(遊技者が遊技する
側)は本発明の要旨と直接は関係しないので図示および
説明を省略する。また、単に「接続」という場合には、
電気的な接続を意味する。さらに、単に「基板」という
場合には、パチンコ機に備えた少なくとも一つの基板を
意味する。そして、基準電位は例えば0ボルトとする
が、任意の電位であってもよい。
【0012】背面側におけるパチンコ機10の概略構成
について、図3を参照しながら説明する。ベース枠の背
面側に組み付けた支持枠体14は、遊技盤を取付可能に
構成する。当該遊技盤を支持枠体14に取り付けた状態
で当該遊技盤の背面側から裏セット部材19を装着し、
裏セット部材19を複数個の締付具12で締め付けて遊
技盤を固定する。当該裏セット部材19はベース枠に対
して開閉可能に構成し、裏カバー17,球タンク42,
誘導樋40,発射制御装置25等を備える。よって、遊
技盤は裏セット部材19を開閉することで着脱や交換等
ができる。
【0013】裏カバー17は、羽根,回転体,キャラク
タ等の可動体を備えた役物装置(センター役物)や、液
晶表示器等に図柄等の表示を制御する表示制御基板15
等を背面側からカバーする。さらに裏カバー17の背面
側には、パチンコ機10のほぼ全体を制御するメイン制
御基板18や、装飾用ランプ等の点灯・点滅を制御する
ランプ制御基板16、スピーカから出す音を制御する音
制御基板30等を備える。配送されてきたパチンコ球は
球タンク42に一時的に貯留した後、誘導樋40を経て
払出装置28に送り出す。当該払出装置28は上記メイ
ン制御基板18から伝達された払出指令を受けて、所要
個数のパチンコ球を正面側に備えた上皿や下皿に払い出
す。発射制御装置25が発射モータ22の作動を制御し
て発射部材20を往復運動させることにより、上皿から
供給されたパチンコ球を遊技盤の遊技領域内に打ち出
す。発射部材20によってパチンコ球を発射する強度
は、強度調整機構24によって調整可能である。発射モ
ータ22,発射部材20,強度調整機構24はベース枠
に備える。発射モータ22には例えばサーボモータを用
いるが、パルスモータ等のような他種のモータを用いて
もよい。払出装置28の正面側(図3では図面裏側)に
は、メイン制御基板18から伝達された信号を受けて払
出装置28等の作動を制御する枠制御基板27を備え
る。その他、電源コード32から供給された電力を各装
置に分配するべく配電盤36内に備えた電源基板34
と、ランプ制御基板16と音制御基板30との間に備え
た接続基板38と、払出装置28の下方に備えた接続基
板26とを有する。
【0014】上述のように構成したパチンコ機10にお
いて、三つの基板(例えばメイン制御基板18,表示制
御基板15,音制御基板30)と一つの装置(例えば発
射モータ22)を図4に模式的に示すように接続する。
メイン制御基板18と表示制御基板15との間では、図
柄等の表示を制御する表示制御信号をメイン制御基板1
8から表示制御基板15に伝達するための信号線70
と、当該メイン制御基板18と表示制御基板15とに基
準電位を与えるグランド線72とをコネクタ54,90
を用いて接続する。信号線70とグランド線72はノイ
ズNが信号線70に入るのを防止するため、信号線70
をグランド線72でシールドするシールド構造になって
いる。メイン制御基板18と音制御基板30との間で
は、スピーカから出す音を制御する音制御信号をメイン
制御基板18から音制御基板30に伝達するための信号
線74と、当該メイン制御基板18と音制御基板30と
に基準電位を与えるグランド線76とをコネクタ60,
100を用いて接続する。信号線74およびグランド線
76は上述した信号線70およびグランド線72と同様
にシールド構造になっている。メイン制御基板18と発
射モータ22との間では、モータの回転を制御する回転
制御信号をメイン制御基板18から発射モータ22に伝
達するための信号線78と、当該メイン制御基板18と
発射モータ22とに基準電位を与えるグランド線80と
をコネクタ66を用いて接続する。信号線78およびグ
ランド線80は上述した信号線70およびグランド線7
2と同様にシールド構造になっている。
【0015】メイン制御基板18では、CPUを中心に
構成したCPU回路50と、CPUをリセットするため
のリセット信号を生成するリセット回路56と、CPU
等を作動させるための基本クロックを生成する発振回路
62とを共通するグランドG10にそれぞれ接続する。
CPU回路50は、並列に接続したインタフェース回路
52,58,64(図4では「I/F回路」と図示す
る。)を介してそれぞれ表示制御基板15,音制御基板
30,発射モータ22に所要の信号を伝達する。インタ
フェース回路52はグランドG12に接続するととも
に、当該グランドG12とグランド線72との間にはコ
イルL2(インダクタンス)を介在させて接続する。イ
ンタフェース回路58はグランドG14に接続するとと
もに、当該グランドG14とグランド線76との間には
コイルL4を介在させて接続する。インタフェース回路
64はグランドG16に接続するとともに、当該グラン
ドG16とグランド線80との間にはコイルL6を介在
させて接続する。グランドG10,G12,G14,G
16は二つ以上を任意に組み合わせて共通のグランドと
してもよく、個別のグランドとしてもよい。
【0016】表示制御基板15では、メイン制御基板1
8が信号線70を通じて伝達する表示制御信号を受ける
インタフェース回路92と、当該表示制御信号に基づい
て液晶表示器等に図柄等の表示制御を行うCPU回路9
4とをグランドG20にそれぞれ接続する。音制御基板
30では、メイン制御基板18が信号線70を通じて伝
達する音制御信号を受けるインタフェース回路102
と、当該音制御信号に基づいてスピーカへの出力制御を
行うCPU回路104とをグランドG30にそれぞれ接
続する。こうして基板間で基準電位を確保できるので、
当該基準電位から相対的な電位(例えば5ボルト)で信
号をメイン制御基板18から信号線70,74,78を
介してそれぞれ表示制御基板15,音制御基板30,発
射モータ22に伝達することができる。
【0017】上述した接続形態によれば、メイン制御基
板18(第1基板1)ではインタフェース回路52(第
1回路1a)を接続したグランドG12(第1グランド
G1)とグランド線72(基準線3)との間に、コイル
L2(ノイズ阻止手段1b)を介在させた。当該コイル
L2は通過する信号の周波数が高くなるにつれてインピ
ーダンスが高くなる性質があるため、ローパスフィルタ
として作用する。よってグランド線72を通じてメイン
制御基板18に侵入しようとするノイズN(特に高周波
成分)をコイルL2によって阻止することができるの
で、メイン制御基板18上に形成したインタフェース回
路52等の動作を安定させることができる。またコイル
L2に含まれる抵抗成分によってノイズN(電流)の大
きさを低減させるので、インタフェース回路52等の動
作をより安定させることができる。この効果は、インタ
フェース回路58(第1回路1a)を接続したグランド
G14(第1グランドG1)とグランド線76(基準線
3)との間に介在させたコイルL4(ノイズ阻止手段1
b)や、インタフェース回路64(第1回路1a)を接
続したグランドG16(第1グランドG1)とグランド
線80(基準線3)との間に介在させたコイルL6(ノ
イズ阻止手段1b)についても同様である。特にコイル
L6は発射モータ22で発生してグランド線80を通じ
て侵入しようとするノイズも阻止することができる。
【0018】一方、CPU回路94(第2回路2a)は
CPU回路50からインタフェース回路52,信号線7
0,インタフェース回路92を通じて受けた表示制御信
号に基づいて動作し、しかも当該表示制御信号は所要の
周期(例えば4ミリ秒ごと)に受ける。グランドG20
とグランド線72とをコイルなしで接続した表示制御基
板15はグランド線72を通じて侵入したノイズNによ
って誤動作し得るが、この場合でもCPU回路50から
次の信号を受けると正常に動作するようになる。このよ
うにメイン制御基板18にのみコイルL2を備えた場合
であっても、メイン制御基板18および表示制御基板1
5の双方に形成した各回路を保護して動作を安定させる
ことができる。この効果は、同様に構成したメイン制御
基板18と音制御基板30との間やメイン制御基板18
と発射モータ22との間等のように、任意の基板間につ
いても同様に得ることができる。なお、コイルや抵抗器
等の素子や回路をノイズ阻止手段1b,2bとして用い
た場合にはノイズNの阻止効果とともに、突入(ピー
ク)時の電流値を低く抑えることもできる。また、抵抗
器には巻線型の抵抗器を用いるのがよく、さらに巻線の
ギャップを封止したタイプの抵抗器を用いるのが望まし
い。巻線型の抵抗器等を用いると、突入時などで当該抵
抗器から放電するのを防止できる。
【0019】また、以下に示すような応用(変形)を行
うこともできる。 (1)メイン制御基板18側のインピーダンスが表示制
御基板15側のインピーダンスよりも低い場合には、グ
ランド線72を通じて侵入しようとするノイズNは電流
となってインピーダンスの低いほうのメイン制御基板1
8に流れようとする。この場合にはグランド線72とグ
ランドG12との間にのみコイルL2を介在させると、
ノイズNの侵入を阻止することができる。したがって、
メイン制御基板18上に形成したインタフェース回路5
2等の動作を安定させることができる。このことは、グ
ランド線76とグランドG14との間や、グランド線8
0とグランドG16との間についても同様である。 (2)コイルに代えて、抵抗器等のようにノイズNの侵
入を阻止可能な他の素子や回路(望ましくは低周波ノイ
ズも阻止可能なもの)を適用してもよい。またグランド
線72,76,80はそれぞれ信号線70,74,78
をシールドする構造でなくても適用できる。これらの場
合でも、各基板上に形成した各回路の動作を安定させる
ことができる。 (3)メイン制御基板18と表示制御基板15との間,
メイン制御基板18と音制御基板30との間,メイン制
御基板18と発射モータ22との間に限らず、二つ以上
の任意数で基準線3を用いて接続可能な任意の基板(基
板以外では端子板や装置等であってもよい)相互間につ
いても同様に適用することができる。例えばランプ制御
基板16,発射制御装置25,枠制御基板27,払出装
置28,接続基板26,38や中継基板、パチンコ機1
0に備えた他の装置などが該当する。この場合であって
も、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。
【0020】〔実施の形態2〕実施の形態2は実施の形
態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用したもので
あって、基板間を接続した基準線から侵入しようとする
ノイズを低減させる例である。本実施の形態2は図5を
参照しながら説明する。なお、パチンコ機10の構成等
は実施の形態1と同様であるので、図示および説明を簡
単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる
点について説明する。よって図5において実施の形態1
に示す要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を
省略する。
【0021】図5に示す接続形態が図4に示す接続形態
と異なるのは、次の点である。すなわちメイン制御基板
18では、インタフェース回路52に接続したグランド
G12とグランド線72との間にインピーダンスZ2を
介在させて接続し、インタフェース回路58に接続した
グランドG14とグランド線76との間にインピーダン
スZ4を介在させて接続し、インタフェース回路64に
接続したグランドG16とグランド線80との間にイン
ピーダンスZ6を介在させて接続する。また、表示制御
基板15ではインタフェース回路92やCPU回路94
に接続したグランドG20とグランド線72との間にイ
ンピーダンスZ8を介在させて接続し、音制御基板30
ではインタフェース回路102やCPU回路104に接
続したグランドG30とグランド線76との間にインピ
ーダンスZ10を介在させて接続する。インピーダンス
Z2,Z8はメイン制御基板18側のインピーダンスと
表示制御基板15側のインピーダンスとをマッチングさ
せるためのものである。インピーダンスZ4,Z10は
メイン制御基板18側のインピーダンスと音制御基板3
0側のインピーダンスとをマッチングさせるためのもの
である。インピーダンスZ6はメイン制御基板18側の
インピーダンスと発射モータ22側のインピーダンスと
をマッチングさせるためのものである。これらのインピ
ーダンスZ2,Z4,Z6,Z8,Z10は、各基板や
各装置側のインピーダンスの大きさによっては少なくと
も一つが不要となる場合もある。
【0022】上述した接続形態によれば、グランド線7
2,76,80(基準線3)を通じて侵入しようとする
ノイズNは、電流となってインピーダンスの低いほうの
基板に流れようとする。ところが、インピーダンスZ
2,Z4,Z6,Z8,Z10(インピーダンスマッチ
ング手段としてのノイズ阻止手段1b,2b)によって
基板間のインピーダンスがほぼ平衡になるため、両基板
に侵入しようとするノイズN(電流)の大きさがほぼ半
減する。各基板上に形成した回路が従来では誤動作し得
たノイズNの大きさであってもほぼ半減すると誤作動し
なくなる場合があるので、当該回路の動作を従来よりも
安定させることができる。
【0023】〔実施の形態3〕実施の形態3もまた実施
の形態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用したも
のであって、基板間を接続した基準線から侵入しようと
するノイズを阻止する例である。本実施の形態3は図6
を参照しながら説明する。なお、パチンコ機10の構成
等は実施の形態1と同様であるので、図示および説明を
簡単にするために実施の形態3では実施の形態1と異な
る点について説明する。よって図6において実施の形態
1に示す要素と同一の要素には同一の符号を付して説明
を省略する。また、図示を簡単にして理解を容易にする
ため、図6では図4等に示す音制御基板30,発射モー
タ22および各基板上に形成する回路については図示を
省略してグランド線のみの接続状態を示す。
【0024】図6に示す接続形態が図4に示す接続形態
と異なるのは、電源基板34が加わる点である。すなわ
ちメイン制御基板18および表示制御基板15は電源基
板34から供給される電力を受けて動作するが、これら
の基板に基準電位を与えるグランド線114をコネクタ
110,112,116を用いて接続する。電源基板3
4内ではグランドG40とグランド線114とをコネク
タ110を介して直接に接続する。グランド線114は
バス形式で接続し、分岐点T2からコネクタ112を介
してメイン制御基板18内のグランドG12に接続し、
分岐点T4からコネクタ116を介して表示制御基板1
5内のグランドG20に接続する。なお、バス形式に代
えてスター形式やリング形式等によってグランド線11
4を各基板内のグランドに接続してもよい。
【0025】上述した接続形態によれば、グランド線7
2,114(基準線3)に入ったノイズNは、図示する
矢印D(図6では右回り;グランド線114→表示制御
基板15内のグランドG20→グランド線72→メイン
制御基板18内のグランドG12→グランド線114)
のようにループを巡回し得るか、あるいは当該矢印Dと
は逆方向(左回り)にループを巡回し得る。当該ループ
をノイズNが巡回する間には他のノイズNがさらに入る
こともあり、この場合にはループを巡回するノイズNが
増幅する可能性がある。もしノイズNが増幅してゆくと
ループ途中の基板(本例ではメイン制御基板18と表示
制御基板15)上に形成した各回路が誤動作する可能性
が高まる。しかしグランド線72とグランドG12との
間にコイルL2を介在させて接続したので、ノイズNは
メイン制御基板18に侵入できず、当該ノイズNがルー
プを巡回することを防止できる。よって、基板(本例で
はメイン制御基板18と表示制御基板15)間で接続す
るグランド線72以外のグランド線114等から入った
ノイズNによって基板上に形成した回路が誤動作するの
を防止することができる。よって三つ以上の基板の動作
をより安定させることができる。なおグランド線114
等から入ったノイズNの侵入をより確実に防止するに
は、メイン制御基板18ではグランド線114(コネク
タ112)とグランドG12との間にコイルLaを介在
させたり、表示制御基板15ではグランド線114(コ
ネクタ116)とグランドG20との間にコイルLbを
介在させるのが望ましい。このことは電源基板34,メ
イン制御基板18,表示制御基板15の組み合わせに限
らず、ループを形成し得る接続形態が可能な全ての基板
や装置等の組み合わせについても同様に適用することが
でき、同様を効果を得ることができる。
【0026】〔実施の形態4〕実施の形態4は実施の形
態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用したもので
あって、基板上に形成した回路侵入しようとするノイズ
を阻止する例である。本実施の形態4は図7を参照しな
がら説明する。なお、パチンコ機10の構成等は実施の
形態1と同様であるので、図示および説明を簡単にする
ために実施の形態4では実施の形態1と異なる点につい
て説明する。よって図7において実施の形態1に示す要
素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0027】図7に示す接続形態が図4に示す接続形態
と異なるのは、メイン制御基板18内の接続である。す
なわち、まずCPU回路50とグランドG10との間に
コイルL8を介在させて接続し、リセット回路56とグ
ランドG10との間にコイルL10を介在させて接続
し、発振回路62とグランドG10との間にコイルL1
2を介在させて接続する。また、グランド線72と接続
したグランドG12とインタフェース回路52との間に
コイルL14を介在させて接続し、グランド線76と接
続したグランドG14とインタフェース回路58との間
にコイルL16を介在させて接続し、グランド線80と
接続したグランドG16とインタフェース回路64との
間にコイルL18を介在させて接続する。
【0028】上述した接続形態によれば、メイン制御基
板18(基板4)ではグランド線72(基準線3)を接
続したグランドG12(グランドG3)とインタフェー
ス回路52(回路4a)との間に、コイルL14(ノイ
ズ阻止手段4b)を介在させた。グランド線72を通じ
てメイン制御基板18に侵入したノイズNであってもコ
イルL14によってインタフェース回路52に侵入する
のを阻止することができる。したがって、インタフェー
ス回路52の動作を安定させることができる。この効果
は、グランド線76(基準線3)を接続したグランドG
14(グランドG3)とインタフェース回路58(回路
4a)との間に介在させたコイルL16(ノイズ阻止手
段4b)や、グランド線80(基準線3)を接続したグ
ランドG16(グランドG3)とインタフェース回路6
4(回路4a)との間に介在させたコイルL18(ノイ
ズ阻止手段4b)についても同様である。またグランド
G12,G14,G16の少なくとも一つとグランドG
10とを接続した場合には、グランドG12,G14,
G16からグランドG10に入ったノイズNがCPU回
路50,リセット回路56,発振回路62に侵入するの
をそれぞれコイルL8,L10,L12(ノイズ阻止手
段4b)に侵入するのを阻止することができる。したが
って、各回路の動作を安定させることができる。なお、
図示しないがグランド線72,76,80をアースに接
続した場合でも上述した効果を得ることができる。
【0029】さらに例えばメイン制御基板18(第1基
板5)と表示制御基板15(第2基板6)との間につい
ては、グランドG12(第1グランドG5)とインタフ
ェース回路52(第1回路5a)との間に、コイルL1
4(ノイズ阻止手段5b)を介在させた。そのため、グ
ランド線72(基準線3)を通じてグランドG12に入
ったノイズNであっても、コイルL14によってインタ
フェース回路52に侵入しようとするのを阻止できる。
したがって、インタフェース回路52の動作を安定させ
ることができる。このことは、メイン制御基板18と音
制御基板30との間やメイン制御基板18と発射モータ
22との間等のように、任意の基板や装置の相互間につ
いても同様である。
【0030】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,配置および動作条件等については、上記実施
の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明
を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の
遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀
球遊技機,テレビゲーム機等)であって第1基板1,第
2基板2および基準線3を備えたものにも同様に本発明
を適用することができる。当該他の遊技機であっても基
準線3を通じて侵入しようとするノイズNをノイズ阻止
手段が阻止するので、各基板上に形成した第1回路1a
や第2回路2aの動作を安定させることができる。
【0031】(2)上記各実施の形態では、メイン制御
基板18(第1基板1)にのみノイズ阻止手段1bを備
えた{図4等を参照}。この形態に代えて(あるいは加
えて)、必要に応じて表示制御基板15等(第2基板
2)にノイズ阻止手段2bを備えてもよい。例えば図8
に示すように、表示制御基板15内のグランドG20
(第2グランドG2)とグランド線72との間にコイル
L20を介在させて接続する。こうすればグランド線7
2を通じて侵入しようとするノイズNをコイルL20に
よって阻止できるので、表示制御基板15上に形成した
インタフェース回路92やCPU回路94等の動作を安
定させることができる。このことは音制御基板30等に
ついても同様に構成すれば、同様の効果が得られる。ま
た図8に示すように、グランド線76と接続したグラン
ドG30と、インタフェース回路102やCPU回路1
04等の各回路で共通に接続する共通接続線106との
間にコイルL30を介在させて接続してもよい。こうす
ればグランドG30に入ったノイズNであっても各回路
に侵入しようとするノイズNを阻止することができるの
で、当該各回路の動作を安定させることができる。この
ことは表示制御基板15等についても同様に構成すれ
ば、同様の効果が得られる。なおコイルL20(ノイズ
阻止手段2b)を介在させても、メイン制御基板18側
のインピーダンスが表示制御基板15側のインピーダン
スよりも高い場合には、ノイズNの阻止効果とともに、
突入時の電流値を低く抑えることもできる。
【0032】(3)上記各実施の形態では、複数の基板
間を接続する基準線3(グランド線72等)を通じて侵
入しようとするノイズNをノイズ阻止手段1b,2b
(コイルL2等)で阻止した{図4等を参照}。この形
態に加えて、基準線3等から入ったノイズNをアースに
積極的に逃がす構成としてもよい。例えば図8に示すよ
うに、グランド線72をアースG22に接続する。グラ
ンド線72から入ってコイルL2,L20によって行き
場を失ったノイズN(電流)は、グランド線72からア
ースG22に逃げ得る。よって、基板(本例ではメイン
制御基板18と表示制御基板15)上に形成した各回路
の動作をより安定させることができる。なお、アースG
22に逃がす態様に代えて(あるいは加えて)、電流を
放電可能な放電部材によってノイズNを放電させる構成
としても同様の効果が得られる。
【0033】(4)上記各実施の形態では、二つの基板
を接続する態様について本発明を適用した{図4等を参
照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、三つ以上
の基板を直列的に接続する態様についても同様に本発明
を適用することができる。例えば図9はメイン制御基板
18,枠制御基板27,払出装置28を順に直列的に接
続した例である。図9の例では、メイン制御基板18と
枠制御基板27との間は信号線130およびグランド線
132をコネクタ120,122を用いて接続し、枠制
御基板27と払出装置28との間は信号線136および
グランド線138をコネクタ124,126を用いて接
続する。メイン制御基板18内では、グランド線132
とグランドG40との間にコイルL40を介在させて接
続する。枠制御基板27内では、グランド線132とグ
ランド線138とを連結線134で接続し、さらに当該
連結線134をグランドG18に接続する。払出装置2
8内では、グランド線138をグランドG60に接続す
る。この接続形態によれば、グランド線132,138
から入ったノイズNや払出装置28内で発生したノイズ
がグランド線138,連結線134,グランド線132
を通じてメイン制御基板18に侵入しようとしてもコイ
ルL40によって阻止できる。一方、枠制御基板27お
よび払出装置28はノイズNによって誤動作し得るが、
所要の周期でメイン制御基板18から信号線130,1
36を通じて受ける信号によってすぐに正常に動作す
る。よってメイン制御基板18,枠制御基板27および
払出装置28に形成したそれぞれの回路について動作を
安定させることができる。なお、連結線134はノイズ
Nの通り道になるので、誤動作をより確実に防止するた
めに当該連結線134の近傍には回路や素子を配置しな
いのが望ましい。
【0034】(5)上記各実施の形態では、基板間を接
続するグランド線72,76,80を基準線3として適
用した{図4等を参照}。この形態に代えて(あるいは
加えて)、信号伝達を行うための信号線70,74,7
8やノイズNが入り得る部材(例えばネジやビス、基板
や装置等をシールドするシールド部材等)を基準線3と
して適用できる。この場合でも信号線等を通じて入った
ノイズNを阻止することができるので、基板上に形成し
た回路の動作を安定させることができる。
【0035】(6)上記各実施の形態では、メイン制御
基板18に接続する装置として発射モータ22を適用し
た{図4等を参照}。この形態に代えて(あるいは加え
て)、メイン制御基板18等のような任意の基板に接続
可能であって、所定領域(例えばゲート,入賞口,入賞
装置,役物装置等)に入ったり通過するパチンコ球を振
り分ける振分部材を作動させるための駆動手段(例えば
モータやソレノイド等)についても同様に適用すること
ができる。この場合であっても、当該任意の基板上に形
成した各回路の動作を安定させることができる。
【0036】
【他の発明の態様】以上、本発明の実施の形態について
説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載
した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するもの
である。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必
要に応じて関連説明を行う。 〔態様1〕 請求項1から5のいずれか一項に記載した
遊技機において、基準線をアースに電気的に接続した遊
技機。 〔態様1の関連説明〕 本態様によれば、図8で示す例
においてグランド線72(基準線3)を通じて侵入した
ノイズNをアースG22に逃がすことができるので、基
板上に形成した回路の動作を安定させることができる。
【0037】〔態様2〕 第1グランドと第1回路とを
有する第1基板と、第2グランドと第2回路とを有する
第2基板と、前記第1グランドおよび前記第2グランド
に基準電位を与えるべく前記第1基板と前記第2基板と
の間を電気的に接続した基準線とを備えた遊技機におい
て、前記第1グランドと前記第1回路との間および前記
第2グランドと前記第2回路との間のうち少なくとも一
方に、ノイズの侵入を阻止するノイズ阻止手段を介在さ
せた遊技機。 〔態様2の関連説明〕 本態様によれば図10に模式的
に示すように、第1グランドG5と第1回路5aとの間
および第2グランドG6と第2回路6aとの間のうち少
なくとも一方にノイズ阻止手段5b,6bを介在させ
る。こうすれば基準線3を通じて第1グランドG5や第
2グランドG6に入ったノイズNであっても、ノイズ阻
止手段5b,6bによってそれぞれ第1回路5a,第2
回路6aに侵入しようとするのを阻止できる。したがっ
て、第1回路5aや第2回路6aの動作を安定させるこ
とができる。
【0038】〔その他の態様〕 上記態様2について、
請求項2,3,4に記載した構成と同様の構成をする。 〔その他の態様の関連説明〕 本態様によれば、課題を
解決するための手段2,3,4に記載したと同様の作用
効果を得ることができる。すなわち第1回路5a,第2
回路6aに侵入しようとするノイズNをノイズ阻止手段
5b,6bが阻止するので、第1回路5aや第2回路6
aの動作を安定させることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、基準線を通じて侵入し
ようとするノイズをノイズ阻止手段が阻止するので、基
板上の回路をノイズから保護し、当該回路の動作を安定
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1概念を示す模式図である。
【図2】本発明の第2概念を示す模式図である。
【図3】パチンコ機の外観を示す背面図である。
【図4】ノイズの侵入を阻止可能な第1の接続例を示す
図である。
【図5】ノイズの侵入を阻止可能な第2の接続例を示す
図である。
【図6】ノイズの侵入を阻止可能な第3の接続例を示す
図である。
【図7】ノイズの侵入を阻止可能な第4の接続例を示す
図である。
【図8】ノイズの侵入を阻止可能な第5の接続例を示す
図である。
【図9】ノイズの侵入を阻止可能な第6の接続例を示す
図である。
【図10】本発明の第3概念を示す模式図である。
【符号の説明】
1,5 第1基板 1a,5a 第1回路 1b,2b,4b,5b,6b ノイズ阻止手段 2,6 第2基板 2a,6a 第2回路 3 基準線 4 基板 4a 回路 G1 第1グランド G2 第2グランド G3 グランド G4 アース N ノイズ 10 パチンコ機(遊技機) 15 表示制御基板(基板) 16 ランプ制御基板(基板) 18 メイン制御基板(基板) 25 発射制御装置(基板) 26 接続基板(基板) 27 枠制御基板(基板) 28 払出装置(基板) 30 音制御基板(基板) 34 電源基板(基板) 36 配電盤(基板) 38 接続基板(基板) 50 CPU回路(第1回路) 94,104 CPU回路(第2回路) 56 リセット回路(第1回路) 62 発振回路(第1回路) 52,58,64 インタフェース回路(第1回路) 92,102 インタフェース回路(第2回路) 70,74,78 信号線 72,76,80 グランド線(基準線) G10,G12,G14,G16,G18,G20 グ
ランド G22 アース L2,L4,L6,L8,L10,L12,L14,L
16,L18,L20,L30,L40 コイル(ノイ
ズ阻止手段) Z2,Z4,Z6,Z8,Z10 インピーダンス(ノ
イズ阻止手段)
フロントページの続き (72)発明者 奥村 尚之 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 EA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1グランドに電気的に接続した第1回
    路を有する第1基板と、第2グランドに電気的に接続し
    た第2回路を有する第2基板と、前記第1グランドおよ
    び前記第2グランドに基準電位を与えるべく前記第1基
    板と前記第2基板との間を電気的に接続した基準線とを
    備えた遊技機において、 前記第1グランドおよび前記第2グランドのうち少なく
    とも一方と前記基準線との間に、ノイズの侵入を阻止す
    るノイズ阻止手段を介在させた遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 第1回路から受けた信号に基づいて第2回路を作動させ
    るように構成したときは、第1グランドと基準線との間
    にノイズ阻止手段を介在させた遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 第1基板側のインピーダンスおよび第2基板側のインピ
    ーダンスのうち低いほうと基準線との間にノイズ阻止手
    段を介在させた遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 第1グランドおよび第2グランドのうち少なくとも一方
    と基準線との間に、第1基板側のインピーダンスと第2
    基板側のインピーダンスとをマッチングさせるインピー
    ダンスマッチング手段をノイズ阻止手段として介在させ
    た遊技機。
  5. 【請求項5】 グランドと回路とを有する基板と、前記
    グランドに基準電位を与えるべく電気的に接続した基準
    線とを備えた遊技機において、 前記グランドと前記回路との間に、ノイズの侵入を阻止
    するノイズ阻止手段を介在させた遊技機。
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