JP2001309706A - 野菜移植機 - Google Patents

野菜移植機

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JP2001309706A
JP2001309706A JP2000133168A JP2000133168A JP2001309706A JP 2001309706 A JP2001309706 A JP 2001309706A JP 2000133168 A JP2000133168 A JP 2000133168A JP 2000133168 A JP2000133168 A JP 2000133168A JP 2001309706 A JP2001309706 A JP 2001309706A
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Tomohiro Takeyama
智洋 竹山
Toshiro Wada
俊郎 和田
Yozo Ogaki
洋三 大垣
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの苗植付爪を単一のロータリケー
スに取付けてロータリケースの回転中に干渉させること
なく植付動作を行わせて、作業能率良好な高速植付けを
可能とさせる。 【解決手段】 同一軌跡上で180度位相を異ならせ
る2つの苗植付爪(25)を1組として1条分の苗植付
けを行う苗植付装置(18)を備えると共に、中央の駆
動軸(49)を中心として回転するロータリケース(4
8)と、該ロータリケース(48)両端側の出力軸(6
0)(61)に苗植付爪(25)を開閉自在に連結支持
させる2つのクランクアーム(62)(63)とを備
え、ロータリケース(48)回転中における2つの苗植
付爪(25)の最大近接時にこれら苗植付爪(25)間
の干渉を防止する隙間(D)を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は苗トレイから1株分
の玉ネギ、葉ネギ、白ネギなどの野菜苗を取出して圃場
に植付けるようにした野菜移植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、苗載台の苗トレ
イから1つの苗取出爪によって取出した苗を1つの苗植
付爪に受継いで1条分の苗植付けを行っているが、これ
ら爪の作業速度には限界があって速くできないため、玉
ネギなどのような植付株間(8〜10cm)の短い作物
の場合、車速を遅くして(例えば0.2m/s前後)植
付株間の短い作物に対応させるなどしていたが、作業能
率が極めて悪いという不都合があった。
【0003】このため、同一軌跡上で180度位相を異
ならせる2つの苗植付爪を設け、これら2つの苗植付爪
を1組として従来1つの爪で苗を1株植付けるのに対
し、同一時間内に苗を2株植付けるようにした手段があ
るが、2つの苗植付爪をそれぞれ動作させる2つの爪駆
動機構を必要とするなど構造が極めて複雑なものとなる
不都合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、同
一軌跡上で180度位相を異ならせる2つの開孔型苗植
付爪を1組として1条分の苗植付けを行う苗植付装置を
備えると共に、中央の駆動軸を中心として回転するロー
タリケースと、該ロータリケース両端側の出力軸に苗植
付爪を開閉自在に連結支持させる2つのクランクアーム
とを備え、ロータリケース回転中における2つの苗植付
爪の最大近接時にこれら苗植付爪間の干渉を防止する隙
間を形成させて、単一のロータリケースに2つの苗植付
爪を取付ける構成コンパクトな手段で植付速度を高速と
させた作業能率良好な植付作業を可能とさせるもので、
ロータリケースの回転中苗植付爪やクランクアームなど
各部品が干渉するのを防止し良好な高速植付けを行っ
て、苗植付爪などの耐久性向上、作業能率の向上を図る
ものである。
【0005】また、ロータリケースにおける中央駆動軸
と両端側2つの出力軸間中央までのロータリケース軸間
距離を、2つの出力軸間距離の半分とクランクアームの
アーム長さの和より大に設けて、ロータリケースの1回
転中にあってロータリケースが水平姿勢で駆動軸を中心
とした水平ライン上に出力軸やクランクが一列状態に並
ぶときにも、2つの苗植付爪間やクランクアーム間の干
渉など防止して、これら植付爪による良好な高速植付け
を可能とさせるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は移植機の全体側面図、図2は同全
体平面図、図3は移植部の側面説明図、図4は移植部の
平面説明図であり、図中(1)はエンジン(2)を搭載
する移動機体、(3)は前後スライドフレーム(4)
(5)に機体(1)を左右スライド自在に支持する固定
フレーム、(6)はスライドアーム(7)を介して機体
(1)をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、
(8)はミッションケース(9)からの駆動横軸(1
0)に左右伝動ケース(11)を介し上下揺動自在に支
持する左右の後車輪、(12)は前記固定フレーム
(3)の前端側にアクスルフレーム(13)を介し上下
揺動自在に支持する左右の前車輪、(14)は固定フレ
ーム(3)後端側のスイング軸(15)を介し前後車輪
(12)(8)を上下揺動させる油圧式スイングシリン
ダ、(16)は機体(1)の後方にシャーシフレーム
(17)を介し装設する苗供給装置、(18)は左右の
後車輪(8)間に装設してミッションケース(9)に植
付駆動ケース(19)を介して連結させる苗植付装置、
(20)は畝面(M)を鎮圧する左右1対の鎮圧ローラ
であり、前記苗供給装置(16)の左右往復移動する苗
載台(21)上の苗トレイ(22)より1株分のポット
苗(N)を箸形苗取出爪(23)でもって取出し、この
取出されたポット苗(N)を前記苗植付装置(18)の
マルチカッタ(24)と連動して上下動するホッパ開孔
形苗植付爪(25)に放出供給して、操向ハンドル(2
6)操作による機体(1)の走行中畝面(M)に一定間
隔毎のポット苗(N)の植付け(移植)を行うように構
成すると共に、機体(1)の左右スライド調節によって
植付条位置の変更などを行うように構成している。
【0007】また、(27)は前記スイングシリンダ
(14)を動作させて機体(1)を昇降操作する昇降レ
バー、(28)は植付クラッチの入切を行う植付クラッ
チレバー、(29)は走行速度を変速する主変速レバ
ー、(30)は機体(1)を左右方向に位置調節するス
ライド調節レバー、(31)は左右後車輪(8)の駆動
を停止させて機体(1)を旋回操作する左右サイドクラ
ッチレバーである。
【0008】前記苗取出爪(23)及び苗植付爪(2
5)は、1つの苗載台(21)の苗トレイ(22)に対
し一定の間隔を有して左右に並設させ、同位相駆動して
1つの苗トレイ(22)から2条分の苗取りと同時2条
の苗植付けを行うと共に、各苗取出爪(23)及び苗植
付爪(25)における各1条分の同一爪運動軌跡(A)
(B)上で180度位相を異ならせて、2回の苗取り及
び苗植付けを行うように設けて、苗取速度及び苗植付速
度を略2倍に増速させて高速苗取作業及び植付作業を行
うように構成している。
【0009】前記苗取出爪(23)は、前記シャーシフ
レーム(17)側の固定ブラケットに位相調節板(3
2)を固定させ、一方向に等速回転させるロータリケー
ス(33)を取出爪駆動軸(34)を介して調節板(3
2)に支持させ、駆動軸(34)を中心としたロータリ
ケース(33)の180度対称位置に2つの爪ケース
(35)の基端爪ケース軸(36)を取付け、これら爪
ケース(35)の先端に苗取出爪(23)をそれぞれ取
付けて、ロータリケース(33)の等速1回転中に同一
爪運動軌跡(A)で180度位相を異ならせて、交互に
苗トレイ(22)より2株分の苗(N)の取出しを行う
ように構成している。
【0010】また、前記取出爪駆動軸(34)は、ミッ
ションケース(9)に連動連結する植付クラッチケース
からの伝動チェン(37)に連結させて、植付クラッチ
のオン時に左右2組(2条分)の苗取出爪(23)を同
位相で駆動して、1つの苗トレイ(22)より2条分の
ポット苗(N)の同時取出しを行うと共に、苗植付爪
(25)に同時受継ぎを行うように構成している。
【0011】さらに前記苗載台(21)は、シャーシフ
レーム(17)に固設する左右サイドフレーム(38)
間のガイドレール(39)と横送り駆動軸(40)に左
右往復動自在に支持させると共に、苗載台(21)に縦
送り駆動軸(41)を介し支持する駆動スプロケット
(42)と、遊転軸(43)を介し支持する遊転スプロ
ケット(44)間に張架する縦送りチェン(45)の所
定間隔毎の縦送りピンを苗トレイ(22)のポット底部
間に掛合させて、苗載台(21)が左右移動終端に到達
したとき縦送り軸(46)の縦送りカム(47)を介し
て苗トレイ(22)を1ピッチ分縦送りするように構成
している。
【0012】図5乃至図12に示す如く、前記ミッショ
ンケース(9)左右両側の植付駆動ケース(19)内側
にそれぞれ取付ける単一のロータリケース(48)の両
端側に2つの苗植付爪(25)を設けるもので、前記駆
動ケース(19)の植付駆動軸(49)に一体的にロー
タリケース(48)を取付け、ミッションケース(9)
からの出力を駆動ケース(19)内の駆動チェン(19
a)を介し植付駆動軸(49)に伝達してロータリケー
ス(48)を回転させると共に、該ケース(48)内の
駆動軸(49)にサンギヤ(50)を遊嵌させ、サンギ
ヤ(50)を位相調節板(51)を介し位相調節自在に
植付駆動ケース(19)に固定させ、サンギヤ(50)
に小径のアイドルギヤ(52)を介しプラネタリギヤで
ある遊星ギヤ(53)を常噛させ、ロータリケース(4
8)にアイドルギヤ(52)のギヤ軸(54)を、また
ロータリケース(48)の固定ケース軸(55)に遊星
ギヤ(53)をそれぞれ回転自在に支持させ、前記サン
ギヤ(50)と遊星ギヤ(53)を同一歯数の伝達比が
1のギヤ構成に設けて、ロータリケース(48)の回転
時にも遊星ギヤ(53)を定常姿勢に保つように構成し
ている。
【0013】また、前記ケース軸(55)に小径の固定
ギヤ(56)を一体的に取付け、該ギヤ(56)と同一
歯数でギヤ(56)を中心とした180度対向位置でギ
ヤ(56)に常噛させる2つの出力ギヤ(57)(5
8)と、前記ケース軸(55)を中心としてロータリケ
ース(48)に回転自在に支持するギヤケース(59)
とを設け、遊星ギヤ(53)とギヤケース(59)との
間に単一の固定ギヤ(56)と2つの出力ギヤ(57)
(58)とを一列状に配設させ、2つの出力ギヤ(5
7)(58)の出力軸であるギヤ軸(60)(61)を
遊星ギヤ(53)とギヤケース(59)に回転自在に支
持させて、ロータリケース(48)の1回転中に2つの
出力ギヤ(57)(58)のギヤ軸(60)(61)を
ロータリケース(48)の回転方向と逆方向に1回転さ
せるように構成している。
【0014】そして、前記ギヤ軸(60)(61)に基
端を固着するクランクアーム(62)(63)先端に前
後アーム軸(64)(65)を固設し、前後アーム軸
(64)(65)の基端を単一の連結板(66)の両端
に遊嵌して、該連結板(66)によって前後アーム軸
(64)(65)を一体的に連結させると共に、前記苗
植付爪(25)の前後爪体(25a)(25b)を開閉
する開閉筒軸(67)(68)をアーム軸(64)(6
5)先端側に回動自在に支持させ、前記ギヤ軸(60)
(61)を中心としたクランクアーム(62)(63)
の回転中も開閉筒軸(67)(68)を水平姿勢に保っ
て、苗植付爪(25)を常に略垂直姿勢で上下動させる
ように構成している。
【0015】また、前記筒軸(67)(68)外周に前
後開閉アーム(69)(70)の中間部を固設させ、後
開閉アーム(70)に突設する半円形突出部(71)
と、前開閉アーム(69)に形成する半円形陥没部(7
2)とを係合連結させ、前後開閉アーム(69)(7
0)の上端側に形成する突出バネ座部(73)(74)
間に圧縮バネ(75)を介設して、前後爪体(25a)
(25b)に閉方向のバネ力を付勢すると共に、後開閉
アーム(70)の下端側に固設する結合部材(76)に
突出長さ調節自在にストッパボルト(77)を取付け、
前開閉アーム(69)の下端下方に延設する開閉部材
(78)に前記バネ(75)力でストッパボルト(7
7)を当接させるとき前後爪体(25a)(25b)の
先端側を下向きとした定常姿勢で閉保持するように構成
している。
【0016】さらに、前記後アーム軸(65)に爪開閉
カム(79)を固設させると共に、前記開閉部材(7
8)に突出長さ調節自在に開閉ネジ部材(80)を取付
け、苗植付爪(25)の下動に連動して爪開閉カム(7
9)の外周カム面(79a)の凸部をネジ部材(80)
先端に摺接させてネジ部材(80)を押し下げるときに
は、図11矢印に示す如くアーム軸(64)(65)を
中心として開閉アーム(69)(70)を回動させ爪体
(25a)(25b)を開放状態とさせて、爪体(25
a)(25b)内に保持する苗(N)を畝面(M)に放
出するように構成している。
【0017】このように、ロータリケース(48)の1
回転中に該ケース(48)の両端側に取付ける2つの苗
植付爪(25)を縦長の同一楕円植付軌跡(B)上で1
80度位相を異ならせて上下運動させるもので、図8に
示す如くロータリケース(48)が横長姿勢となると
き、先端側を内方向に各クランクアーム(62)(6
3)を水平とさせて、2つの苗植付爪(25)をケース
(48)中心部の略同一高さ位置で近接させ、図7に示
す如くロータリケース(48)が縦長姿勢となるとき、
先端側を外方向に各クランクアーム(62)(63)を
起立させて、2つの苗植付爪(25)の一方を植付軌跡
(B)の最上動位置に位置させて苗取出爪(23)から
の苗(N)の受継ぎを行う一方、他方の苗植付爪(2
5)を植付軌跡(B)の最下動位置に位置させて受継ぎ
苗(N)の放出を行って、1条分の苗(N)の植付けを
行うように構成している。
【0018】またこの場合、ロータリケース(48)の
植付駆動軸(49)とケース軸(55)との間のロータ
リケース軸間距離をA、出力ギヤ(57)(58)のギ
ヤ軸(60)(61)間の出力軸間距離であるクランク
軸間距離をB、クランクアーム(62)(63)のギヤ
軸(60)(61)及びアーム軸(64)(65)間の
クランクアーム長さをCとするとき、A>C+B/2の
関係を成立させるように設けて、図8に示す如きロータ
リケース(48)の水平時にはクランクアーム(62)
(63)及び連結板(66)をロータリケース(48)
の駆動軸(49)を中心とした水平中心ライン上に位置
させて、前後の植付爪(25)が最大近接するときに
も、前後植付爪(25)間には干渉を防止するのに必要
な一定以上の隙間(D)(D=2A−2C−B)を形成
させて、単一のロータリケース(48)にクランクアー
ム(62)(63)を介し2つの苗植付爪(25)を取
付けて同一軌跡上で180度位相を異ならせて苗植付動
作を行うコンパクトな苗植付構造においても、2つの苗
植付爪(25)やクランクアーム(62)(63)など
が相互に干渉することのない良好な植付けを可能とさせ
るように構成している。
【0019】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、単一のロータリケース(48)の両側に2つの苗植
付爪(25)を取付け、該ロータリケース(48)の1
回転中に2つの苗植付爪(25)によって、同一植付軌
跡(B)上で180度位相を異ならせて苗植付動作を行
うように設けて、コンパクトな苗植付構造のもので従来
より略2倍に植付速度を増速させた高速植付けを可能と
させるもので、ロータリケース(48)の1回転中に2
つの苗植付爪(25)が相互に近接する状態のときに
も、苗植付爪(25)やクランクアーム(62)(6
3)など干渉することなくスムーズな植付けを行うもの
である。
【0020】また、ロータリケース(48)の回転に連
動して前後爪体(25a)(25b)を開閉する開閉ア
ーム(69)(70)及び開閉カムなど開閉機構(8
1)も、苗植付爪(25)とクランクアーム(62)
(63)間で苗植付爪(25)の略前後中間に軽量且つ
コンパクトに配置させて、前後の苗植付爪(25)が相
互に近接するときにも開閉機構(81)同志の干渉を防
止し、また苗植付爪(25)が地面に突入するときも開
閉機構(81)は地面との隙間を確保して苗植付爪(2
5)の開閉精度を向上させることができる。
【0021】また前記苗植付爪(25)は左右爪体(2
5a)(25b)の姿勢が常に略同一を維持させるよう
に閉時にはストッパボルト(77)と開閉部材(78)
によって定常閉姿勢を保つと共に、開時には開閉アーム
(69)(70)によって前後爪体(25a)(25
b)を略同一量開いて、この苗植付爪(25)による苗
植付精度を向上させることができる。
【0022】さらに、前記アーム軸(64)(65)間
を連結する連結板(66)を開閉アーム(69)(7
0)と開閉カム(79)との間に配設することによっ
て、前後のアーム軸(64)(65)を一定に保ってこ
の支持剛性も向上させると共に、ストッパボルト(7
7)と開閉部材(78)間及び開閉アーム(69)(7
0)間相互の位置関係も精度を保って苗植付爪(25)
の開閉を高精度なものとさせることができる。
【0023】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、同一軌跡上で180度位相を異ならせる2つの苗植
付爪(25)を1組として1条分の苗植付けを行う苗植
付装置(18)を備えると共に、中央の駆動軸(49)
を中心として回転するロータリケース(48)と、該ロ
ータリケース(48)両端側の出力軸(60)(61)
に苗植付爪(25)を開閉自在に連結支持させる2つの
クランクアーム(62)(63)とを備え、ロータリケ
ース(48)回転中における2つの苗植付爪(25)の
最大近接時にこれら苗植付爪(25)間の干渉を防止す
る隙間(D)を形成させたものであるから、単一のロー
タリケース(48)に2つの苗植付爪(25)を取付け
る構成コンパクトな手段で植付速度を高速とさせた作業
能率良好な植付作業を可能とさせることができるもの
で、ロータリケース(48)の回転中苗植付爪(25)
やクランクアーム(62)(63)など各部品が干渉す
るのを防止し良好な高速植付けを行って、苗植付爪(2
5)などの耐久性向上と作業能率の向上を図ることがで
きるものである。
【0024】また、ロータリケース(48)における中
央駆動軸(49)と両端側2つの出力軸(60)(6
1)間中央までのロータリケース軸間距離(A)を、2
つの出力軸間距離(B)の半分とクランクアーム(6
2)(63)のアーム長さ(C)の和(B/2+C)よ
り大に設けたものであるから、ロータリケース(48)
の1回転中にあってロータリケース(48)が水平姿勢
で駆動軸(49)を中心とした水平ライン上に出力軸
(61)(61)やクランクアーム(62)(63)が
一列状態に並ぶときにも、2つの苗植付爪(25)間や
クランクアーム(62)(63)間の干渉など防止し
て、これら苗植付爪(25)による良好な高速植付けを
可能とさせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機の全体側面図。
【図2】移植機の全体平面図。
【図3】移植部の側面図。
【図4】移植部の平面説明図。
【図5】苗植付爪のロータリケースの断面説明図。
【図6】苗植付爪の駆動ギヤ部の説明図。
【図7】ロータリケース回転中の垂直姿勢時の説明図。
【図8】ロータリケース回転中の水平姿勢時の説明図。
【図9】ロータリケース回転中の傾斜姿勢時の説明図。
【図10】苗植付爪部の平面説明図。
【図11】爪開閉機構の説明図。
【図12】苗植付爪の駆動系の説明図。
【符号の説明】
(18) 苗植付操作 (25) 苗植付爪 (48) ロータリケース (49) 駆動軸 (60)(61) ギヤ軸(出力軸) (62)(63) クランクアーム (A) ロータリケース軸間距離 (B) クランク軸間距離(出力軸間距離) (C) アーム長さ (D) 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 俊郎 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 大垣 洋三 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株式 会社神崎高級工機製作所内 Fターム(参考) 2B060 AA03 AC02 AD07 AE01 BA03 BA09 BB05 CA04 CB06 CB09 CB17 CC05 2B065 AA01 AB07 AC06 AC07 BB16 BB21 BB23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軌跡上で180度位相を異ならせる
    2つの開孔型苗植付爪を1組として1条分の苗植付けを
    行う苗植付装置を備えると共に、中央の駆動軸を中心と
    して回転するロータリケースと、該ロータリケース両端
    側の出力軸に苗植付爪を開閉自在に連結支持させる2つ
    のクランクアームとを備え、ロータリケース回転中にお
    ける2つの苗植付爪の最大近接時にこれら苗植付爪間の
    干渉を防止する隙間を形成させたことを特徴とする野菜
    移植機。
  2. 【請求項2】 ロータリケースにおける中央駆動軸と両
    端側2つの出力軸間中央までのロータリケース軸間距離
    を、2つの出力軸間距離の半分とクランクアームのアー
    ム長さの和より大に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の野菜移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100349504C (zh) * 2003-03-20 2007-11-21 洋马农机株式会社 蔬菜移植机
CN101804915A (zh) * 2010-03-10 2010-08-18 郑楫 一种料斗装置
KR101982339B1 (ko) * 2018-07-18 2019-05-24 (주) 우진공업 모종 이식기용 호퍼구동장치

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