JP3821738B2 - 野菜移植機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、苗トレイから苗植付爪によって取出した1株分の玉ネギ、葉ネギ、白ネギなどの野菜苗をそのまま直接的に圃場に植付けるようにした野菜移植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、苗載台の苗トレイから1つの苗取出爪によって取出した苗を下方のもう1つの苗植付爪に受継いで1条分の苗植付けを行う1組の苗取出爪と苗植付爪とによる受継方式の野菜移植機があるが、この受継方式の場合苗取出爪と苗植付爪それぞれの駆動を必要とするばかりでなく、同期させる必要があるため構造が極めて複雑化すると共に、苗取出爪より苗植付爪に苗受継時には苗姿勢に乱れを起生させ、特に植付速度が高速となる程乱れを顕著なものとさせて、苗植付精度を低下させるなどの不都合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を設け、回転駆動する第1ロータリケース30に第2ロータリケース31を介して苗植付爪23を支持させ、該苗植付爪23の支持部である第2ロータリケース31の出力軸50を、略3角形状の植付基本軌跡Kで移動させると共に、出力軸50により支持した揺動支点軸56を中心として苗植付爪23を首振りさせて苗植付爪先端を苗植付軌跡Aで移動させるように設けたものである。
【0004】
請求項2においては、第1ロータリケース30の出力軸44に、第2ロータリケース31の中央を連結させると共に、第2ロータリケース31の両端出力軸50・50に、2つの苗植付爪23・23を支持させたものである。
【0005】
請求項3においては、2つの苗植付爪23・23を略3角形状の植付基本軌跡K上で略180度位相を異ならせて運動させたものである。
【0006】
請求項4においては、第2ロータリケース31の出力軸50の回転を常に0とさせて、出力軸50に支持する苗植付爪23の取付ベース姿勢を一定方向に保つように設けたものである。
【0007】
請求項5においては、第1ロータリケース30は中心ギヤ軸36に、中間ギヤ軸46を介し、該中間ギヤ軸46に出力ギヤ軸44を連結させると共に、第2ロータリケース31は第1ロータリケース30の出力ギヤ軸44に中心を固定させ、中心ギヤ軸48に中間ギヤ軸52を介し出力ギヤ軸50を連結させ、第1ロータリケース30の中心ギヤ軸36と出力ギヤ軸44の回転比を2:3、第2ロータリケース31の中心ギヤ軸48と出力ギヤ軸50の回転比を3:1に形成したものである。
【0008】
請求項6においては、苗植付爪23を構成する左右1組の爪体33・34を開閉する開閉カム35を、第2ロータリケース31の側面に設けると共に、第2ロータリケース31の出力軸50に固設した揺動支点軸56に、苗植付爪23を首振り自在に支持し、開閉カム35に接触する苗植付爪23の開閉接触点である摺動子70と、首振りの中心点である揺動支点軸56とを一致させたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1は移植機の全体側面図、図2は同全体平面図、図3は移植部の駆動説明図、図4は移植部の側面説明図であり、図中1はエンジン2を搭載する移動機体、3は前後スライドフレーム4・5に機体1を左右スライド自在に支持する固定フレーム、6はスライドアーム7を介して機体1をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、8はミッションケース9からの駆動横軸10に左右伝動ケース11を介し上下揺動自在に支持する左右の後車輪、12は前記固定フレーム3の前端側にアクスルフレーム13を介し上下揺動自在に支持する左右の前車輪、14は固定フレーム3後端側のスイング軸15を介し前後車輪12・8を上下揺動させる油圧式スイングシリンダ、16は機体1の後方にシャーシフレーム17を介し装設する苗供給装置、18は左右の後車輪8間に装設してミッションケース9に植付クラッチケース19を介して連結させる苗植付装置、20は苗供給装置16の下方に配設する左右1対の覆土輪であり、前記苗供給装置16の左右往復移動する苗載台21上の苗トレイ22より1株分のポット苗Nをヘラ形苗植付爪23でもって取出し圃場の畝面Mに直接的に植付けて、操向ハンドル24操作による機体1の走行中に畝面Mに一定間隔毎のポット苗Nの移植を行うように構成している。
【0010】
また、25は前記スイングシリンダ14を動作させて機体1を昇降操作する昇降レバー、26は主クラッチレバー、26aは植付クラッチレバー、27は走行速度を変速する主変速レバー、28は機体1を左右方向に位置調節するスライド調節レバー、29は左右後車輪8の駆動を停止させて機体1を旋回操作する左右サイドクラッチレバーである。
【0011】
図4に示す如く、前記苗植付爪23は、1つの苗トレイ22に対し2つの苗植付爪23により苗Nの取出し及び植付けを行うもので、同一植付軌跡A上で180度位相を異ならせて、1つの植付軌跡A中で2回の苗取り及び苗植付けを行って2株の苗Nを植付けて、苗植付速度を略2倍に増速させて高速植付作業を行うように構成している。
【0012】
図5乃至図14に示す如く、前記苗植付装置18は、苗植付爪23を駆動する第1ロータリケース30及び第2ロータリケース31と、苗植付爪23を首振り動作させる首振りカム32と、苗植付爪23の左右爪体33・34を開閉する開閉カム35とを備えるもので、シャーシフレーム17の固定ブラケットなどに駆動受軸36の取付板37を固定させ、植付クラッチケース19の出力軸38にスプロケット39・40及びチェン41を介し連結する植付入力軸42を前記受軸36に支持させ、第1ロータリケース30内の受軸36にサンギヤ43を固定させ、出力軸44のプラネタリギヤ45に中間軸46のアイドルギヤ47を介してサンギヤ43を連結させ、プラネタリギヤ45とアイドルギヤ47とを同一歯数に、サンギヤ43とこれらギヤ45・47のギヤ比を3:2に形成して、第1ロータリケース30が一方向に1回転するとき出力軸44を逆方向に1/2回転させるように構成している。
【0013】
また、第1ロータリケース30の右側に第2ロータリケース31を配置させ、第2ロータリケース31の中央を前記出力軸44に固定させ、出力軸44を回転自在に支持する外軸48の一端を第1ロータリケース30に固定させると共に、外軸48の他端を第2ロータリケース30内に臨ませてサンギヤ49を外軸48に固定させ、第2ロータリケース31両端の出力軸50のプラネタリギヤ51に中間軸52のアイドルギヤ53・54を介し前記サンギヤ49を連結させるもので、外軸48と中間軸52とをギヤ比2:3のサンギヤ49とアイドルギヤ53で、中間軸52と出力軸50とをギヤ比1:2のアイドルギヤ54とプラネタリギヤ51で連結させて、外軸48に出力軸50をギヤ比1:3で連結させている。
【0014】
そして、図5にあって、入力軸42を中心とした第1ロータリケース30の時計方向(実線矢印方向)の1回転に対し、出力軸44を中心として第2ロータリケース31を反時計方向(破線矢印方向)に1/2回転させる回転駆動中も第2ロータリケース31の出力軸50は回転を0に保って静止させると共に、第2ロータリケース31の1回転によって出力軸50に図19に示す如き略3角形状の植付基本軌跡Kの運動を行わせるように構成している。
【0015】
さらに、第2ロータリケース31の右外側に突出させる出力軸50の先端側にベース板55を固定させ、該ベース板55に揺動支点軸56を介し爪アーム57の中間を揺動自在に支持させると共に、爪アーム57一端の内方折曲板部57aに固設する左右受筒58に左右爪ロッド59・60を介し左右爪体33・34を開閉自在に支持させている。
【0016】
また、第2ロータリケース31の出力軸50には内軸61を回動自在に内挿させ、内軸61の左端をロータリケース31に固定させると共に、内軸61の右端に首振りカム32を固定させ、前記爪アーム57他端側の軸62に取付ける首振りローラ63を首振りカム32の外周カム面32aに接触させて、第2ロータリケース31の回転に連動して首振りカム32の作用で苗植付爪23に上向き及び下向きの首振り動作を行わせるように構成している。
【0017】
図10乃至図13にも示す如く、左右爪ロッド59・60には凹部カム64及び凸部カム65を係合させる左右開閉板66・67を固定させ、第2ロータリケース31の出力軸50位置の右側面に開閉カム板68を固設させ、内軸61を中心としたカム板68の外側面円周上に円弧状凸部の開閉カム35を一体的に設け、左開閉板66の下方折曲部66a先端に取付ける摺動子70を前記開閉カム35に摺接させる一方、受筒58外側の爪アーム折曲板57aと右開閉板67間に閉用捩りコイルバネ71を介設して、第2ロータリケース31の回転に連動して開閉カム35の作用で左右爪体33・34の開閉動作を行わせるように構成している。前記摺動子70は揺動支点軸56の延長線上に設けて、苗植付爪23の首振り中心と摺動子70の接触点を側面視で一致させて、苗植付爪23の首振りの影響を受けることのない正確な爪開閉を行うように構成している。
【0018】
また、前記ベース板55と爪アーム57間には爪上向き用の捩りコイル式の首振りバネ72を介設して、前記首振りカム32のカム面32aに常時首振りローラ63を摺接させるように構成している。
【0019】
さらに、前記左右爪体33・34は内方に向けくの字形に折曲形成すると共に、左右爪体33・34間に苗押出ロッド73を介しU字形の苗押出板74を配設させるもので、前記爪アーム57の折曲板部57aに固設するロッド受け75にロッド73の基端側を摺動自在に支持させると共に、ロッド73の固定バネ座76とロッド受け75間に圧縮バネ77を介設して、苗取出し時に苗トレイ22に進入する苗取出爪23の進入力を利用してバネ77を圧縮し、左右爪体33・34の開放時にはバネ77力で押出板74を押動して爪体33・34に保持する苗Nの放出を助長させるように構成している。
【0020】
また、前記苗植付装置18の後部下方に左右覆土輪20を配置させるもので、シャーシフレーム17側に連結するブラケット78に調節板79及び調節ボルト80を介し上下位置調節自在に覆土輪20を支持させて、植付直後の苗Nに覆土輪20で覆土を行うように構成している。
【0021】
そして、ガイドローラ81などを介し左右方向にスライド自在に支持する苗載台21を進行方向に対し機体後部に配設させ、取出位置付近で苗トレイ22は略垂直姿勢に保持して苗トレイ22の開口取出側を前方に臨ませ、苗載台21前方に配置させる苗植付装置18の苗植付爪23を前方より略水平に苗トレイ22のポット内に突入させて苗Nの取出しを行うもので、図5、図15乃至図18に示す如く、第1ロータリケース30が入力軸42を中心として時計方向(実線矢印方向)に1回転するとき、第2ロータリケース31を出力軸44を中心として反時計方向(破線矢印方向)に1/2回転させて、また第1及び第2ロータリケース30・31の回転中にあっても第2ロータリケース31の出力軸50の回転は停止維持させて、軸44を中心としたケース31の回転中は出力軸50を図19に示す如き略3角形の基本軌跡で運動させ、この運動中ケース31に一体の首振りカム32と出力軸50に連結支持する首振りローラ63の相対変化でもって苗植付爪23に首振り動作を行わせて、植付軌跡Aで苗植付爪23を上下連動させ、苗トレイ22から苗Nを取出してから圃場の畝面Mに植付けるまでの一連の植付作業を単一の苗植付爪23で行うものである。
【0022】
また、前記植付軌跡Aは上部の苗取出位置及び下部の苗植付位置で後方及び下方に突出させ、苗取出位置から苗植付位置中間までの間では前方に緩やかな下り傾斜に、中間位置より苗取出位置までの間では略垂直に、苗植付位置より苗取出位置までの間では後上り傾斜に形成して、略垂直の苗トレイ22に対し苗トレイ22の下側より苗植付爪23が近づいて、爪23で苗を傷つけることなく苗Nを後方に抜出し、抜出した苗Nは爪23の下側前方への移動によって苗トレイ22上方の苗Nを乱すことなくスムーズに苗トレイ22より離れて、苗Nの植付付近では苗姿勢を略垂直とさせた良好な苗Nの植付けを行うように構成している。
【0023】
この結果、第1ロータリケース30が時計方向に2回転、第2ロータリケース31が反時計方向に1回転するとき各苗植付爪23は植付軌跡Aの1つのループを形成させ、180度位相を異ならせる苗植付爪23によって2回の植付けが行われるもので、図15の苗植付爪23位置を植付軌跡Aの0゜及び180゜状態とし、これより第1ロータリケース30を時計方向に90゜、第2ロータリケース31を反時計方向に45゜回転させるとき図16に示す如く、苗植付爪23は軌跡A上を反時計回りに移動し、0゜及び180゜位置より45゜及び225゜位置に変化し、さらに第1ロータリケース30を180゜或いは270゜、第2ロータリケース31を90゜或いは135゜まで回転させるときには図1717、図18に示す如く、苗植付爪23は90゜・270゜或いは135゜・315゜位置まで変化し、第1ロータリケース30を1回転、第2ロータリケース31を1/2回転させるとき図15の状態に戻り、第1ロータリケース30の2回転、第2ロータリケース31の1回転によって1つの苗植付爪23が1つの植付軌跡Aのループを完了するものである。
【0024】
図15に示す如く、斯る苗植付爪23の軌跡Aに沿う運動中、苗植付爪23が最下動する植付位置225゜或いは植付直後位置255゜のとき、前記摺動子70に開閉カム35の開き始め位置b或いは開き終り位置cを摺接させ、苗植付爪23の最上動直前位置330゜或いは最上動の苗取位置0゜のとき、開閉カム35の閉じ初め位置d或いは閉じ終り位置eを摺動子70に摺接させて、植付軌跡Aに正確に同期した苗植付爪23の開閉を行って苗Nの取出し及び植付精度を向上させるものである。
【0025】
上記からも明らかなように、苗載台21の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を設け、回転駆動する第1ロータリケース30に第2ロータリケース31を介して苗植付爪23を支持させて、苗植付爪23の支点部である軸61を略3角形状の軌跡Kで移動させると共に、支点部である支点軸56を中心として苗植付爪23を首振りさせて苗植付爪23先端を苗植付軌跡Aで移動させたことによって、第1及び第2ロータリケース30・31の組合せで形成する簡単な爪駆動機構82で苗取出しから苗植付までに必要とする植付軌跡Aを容易に形成させ、高速植付作業を可能とさせて作業能率の向上化を図ることができる。
【0026】
また、第1ロータリケース30の出力軸44に第2ロータリケース31の中央を連結固定させると共に、第2ロータリケース31の両端出力軸50に2つの苗取出爪23を支持させたことによって、第2ロータリケース31の1回転時に2つの苗取出爪23で2回の苗植付けを行って、スムーズな高速植付作業を容易に可能とさせることができると共に、2つの苗植付爪23を略3角形状の植付基本軌跡K上で略180度位相を異ならせて運動させたことによって、1つの苗植付爪23の植付動作間にもう1つの苗植付爪23で一定間隔を正確に保った苗の植付けを行って、高速植付作業の効率向上と精度向上を図ることができる。
【0027】
さらに、第2ロータリケース31の出力軸50の回転を常に0とさせて、出力軸50に固定する苗植付爪23の取付ベース姿勢を一定方向に保ったことによって、回転する第1及び第2ロータリケース30・31と回転を停止維持させる出力軸50との組合せで植付けに必要とする苗植付爪23の植付軌跡Aを容易に形成して、高速植付性能を向上させることができる。
【0028】
また、第1ロータリケース30は中心ギヤ軸である受軸36に中間ギヤ軸である中間軸46を介し出力ギヤ軸である出力軸44を連結させると共に、第2ロータリケース31は第1ロータリケース30の出力軸44に中心を固定させ中心ギヤ軸である外軸48に中間ギヤ軸である中間軸52を介し出力ギヤ軸である出力軸50を連結させ、第1ロータリケース30の受軸36と出力軸44の回転比を2:3、第2ロータリケース31の外軸48と出力軸50の回転比を3:1に形成したことによって、第1ロータリケース30を一方向に1回転させるとき第2ロータリケース31を逆方向に1/2回転させ、第2ロータリケース31の逆方向の1回転によって2回の苗植付けを行って高速植付けを容易に可能とさせることができる。
【0029】
さらに、左右1組の苗植付爪23を開閉する開閉カム35を第2ロータリケース31の側面に設けると共に、第2ロータリケース31の出力軸50に苗植付爪23を首振り自在に設け、開閉カム35に接触する苗植付爪23の開閉接触点である摺動子70と苗植付爪23の首振り中心点である支点軸56とを一致させたことによって、構成簡単にして剛性も良好な開閉カム35の設置を行うと共に、苗植付爪23の首振りの悪影響を受けることなく苗植付爪23の植付動作に正確に同期した爪23の開閉を行って植付精度を向上させることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を設け、回転駆動する第1ロータリケース30に第2ロータリケース31を介して苗植付爪23を支持させ、該苗植付爪23の支持部である第2ロータリケース31の出力軸50を、略3角形状の植付基本軌跡Kで移動させると共に、出力軸50により支持した揺動支点軸56を中心として苗植付爪23を首振りさせて苗植付爪先端を苗植付軌跡Aで移動させるように設けたものであるから、第1及び第2ロータリ部材30・31の組合せで形成する簡単な爪駆動機構82で苗取出しから苗植付までに必要とする植付軌跡Aを容易に形成させ、高速植付作業を可能とさせて作業能率の向上化を図ることができるものである。
【0031】
また、第1ロータリケース30の出力軸44に、第2ロータリケース31の中央を連結させると共に、第2ロータリケース31の両端出力軸50・50に、2つの苗植付爪23・23を支持させたものであるから、第2ロータリ部材31の1回転時に2つの苗取出爪23で2回の苗植付けを行って、スムーズな高速植付作業を容易に可能とさせることができるものである。
【0032】
さらに、2つの苗植付爪23・23を略3角形状の植付基本軌跡K上で略180度位相を異ならせて運動させたものであるから、1つの苗植付爪23の植付動作間にもう1つの苗植付爪23で一定間隔を正確に保った苗の植付けを行って、高速植付作業の効率向上と精度向上を図ることができるものである。
【0033】
また、第2ロータリケース31の出力軸50の回転を常に0とさせて、出力軸50に支持する苗植付爪23の取付ベース姿勢を一定方向に保つように設けたものであるから、回転する第1及び第2ロータリケース30・31と回転を停止維持させる出力軸50との組合せで植付けに必要とする苗植付爪23の植付軌跡Aを容易に形成して、高速植付性能を向上させることができるものである。
【0034】
さらに、第1ロータリケース30は中心ギヤ軸36に、中間ギヤ軸46を介し、該中間ギヤ軸46に出力ギヤ軸44を連結させると共に、第2ロータリケース31は第1ロータリケース30の出力ギヤ軸44に中心を固定させ、中心ギヤ軸48に中間ギヤ軸52を介し出力ギヤ軸50を連結させ、第1ロータリケース30の中心ギヤ軸36と出力ギヤ軸44の回転比を2:3、第2ロータリケース31の中心ギヤ軸48と出力ギヤ軸50の回転比を3:1に形成したものであるから、第1ロータリケース30を一方向に1回転させるとき第2ロータリケース31を逆方向に1/2回転させ、第2ロータリケース31の逆方向の1回転によって2回の苗植付けを行って高速植付けを容易に可能とさせることができるものである。
【0035】
また、苗植付爪23を構成する左右1組の爪体33・34を開閉する開閉カム35を、第2ロータリケース31の側面に設けると共に、第2ロータリケース31の出力軸50に固設した揺動支点軸56に、苗植付爪23を首振り自在に支持し、開閉カム35に接触する苗植付爪23の開閉接触点である摺動子70と、首振りの中心点である揺動支点軸56とを一致させたものであるから、構成簡単にして剛性も良好な開閉カム35の設置を行うと共に、苗植付爪23の首振りの悪影響を受けることなく苗植付爪23の植付動作に正確に同期した爪23の開閉を行って植付精度を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体側面図。
【図2】 全体平面図。
【図3】 移植部の駆動説明図。
【図4】 移植部の側面説明図。
【図5】 ロータリケース部の側面説明図。
【図6】 ロータリケース部の断面図。
【図7】 ロータリケース部の断面図。
【図8】 苗植付爪の駆動説明図。
【図9】 第1ロータリケース部の側面説明図。
【図10】 苗植付爪部の開閉説明図。
【図11】 苗植付爪部の側面説明図。
【図12】 首振りカム部の説明図。
【図13】 開閉カム部の説明図。
【図14】 苗取出板部の説明図。
【図15】 苗植付爪の0゜、180゜位置の説明図。
【図16】 苗植付爪の45゜、225゜位置の説明図。
【図17】 苗植付爪の90゜、270゜位置の説明図。
【図18】 苗植付爪の135゜、315゜位置の説明図。
【図19】 苗植付爪の基本軌跡の説明図。
【符号の説明】
21 苗載台
23 苗植付爪
30 第1ロータリケース
31 第2ロータリケース
32 首振りカム
35 開閉カム
36 受軸
40 連結軸
44 出力軸
46 中間軸
48 外軸
50 出力軸
52 中間軸
56 揺動支点軸
70 開閉接触点である摺動子
A 植付軌跡
K 基本軌跡
Claims (6)
- 苗載台21上の苗トレイ22の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪23を設け、回転駆動する第1ロータリケース30に第2ロータリケース31を介して苗植付爪23を支持させ、該苗植付爪23の支持部である第2ロータリケース31の出力軸50を、略3角形状の植付基本軌跡Kで移動させると共に、出力軸50により支持した揺動支点軸56を中心として苗植付爪23を首振りさせて苗植付爪先端を苗植付軌跡Aで移動させるように設けたことを特徴とする野菜移植機。
- 第1ロータリケース30の出力軸44に、第2ロータリケース31の中央を連結させると共に、第2ロータリケース31の両端出力軸50・50に、2つの苗植付爪23・23を支持させたことを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。
- 2つの苗植付爪23・23を略3角形状の植付基本軌跡K上で略180度位相を異ならせて運動させたことを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。
- 第2ロータリケース31の出力軸50の回転を常に0とさせて、出力軸50に支持する苗植付爪23の取付ベース姿勢を一定方向に保つように設けたことを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。
- 第1ロータリケース30は中心ギヤ軸36に、中間ギヤ軸46を介し、該中間ギヤ軸46に出力ギヤ軸44を連結させると共に、第2ロータリケース31は第1ロータリケース30の出力ギヤ軸44に中心を固定させ、中心ギヤ軸48に中間ギヤ軸52を介し出力ギヤ軸50を連結させ、第1ロータリケース30の中心ギヤ軸36と出力ギヤ軸44の回転比を2:3、第2ロータリケース31の中心ギヤ軸48と出力ギヤ軸50の回転比を3:1に形成したことを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。
- 苗植付爪23を構成する左右1組の爪体33・34を開閉する開閉カム35を、第2ロータリケース31の側面に設けると共に、第2ロータリケース31の出力軸50に固設した揺動支点軸56に、苗植付爪23を首振り自在に支持し、開閉カム35に接触する苗植付爪23の開閉接触点である摺動子70と、首振りの中心点である揺動支点軸56とを一致させたことを特徴とする請求項1記載の野菜移植機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002078569A JP3821738B2 (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 野菜移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002078569A JP3821738B2 (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 野菜移植機 |
Publications (2)
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