JP2001309644A - 電源装置とそれを用いた電子機器 - Google Patents

電源装置とそれを用いた電子機器

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JP2001309644A
JP2001309644A JP2000118990A JP2000118990A JP2001309644A JP 2001309644 A JP2001309644 A JP 2001309644A JP 2000118990 A JP2000118990 A JP 2000118990A JP 2000118990 A JP2000118990 A JP 2000118990A JP 2001309644 A JP2001309644 A JP 2001309644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、突入電流を抑制することのできる電
源装置とそれを用いた電子機器を提供する。 【解決手段】 入力端子13,16と、この入力端子1
3,16にスイッチ14を介して接続した第1のコンデ
ンサ18と、この第1のコンデンサ18に接続したコン
バータ部20と、このコンバータ部20に接続した出力
端子15,17とを備え、前記第1のコンデンサ18と
入力端子16間に、放熱機構を有するFET19を介在
させ、このFET19の制御端子には、前記第1のコン
デンサ18の充電電圧、またはこの第1のコンデンサ1
8の充電電圧によって変動する電圧を検出し、この検出
電圧によって前記制御端子に印加する電圧を可変する制
御回路を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置とそれを
用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の車においては、12Vの
バッテリーから各種負荷に電流を供給するような構成と
なっている。ここで問題なのは、バッテリー電圧が12
Vと非常に電圧が低いので、負荷を駆動するためには、
このバッテリーから非常に大きな電流を流さなければな
らないということであった。
【0003】すなわち、例えば車の中においては、バッ
テリーから負荷までの配線は非常に長く、その間を非常
に大きな電流を流すようにすると、この配線部分で大き
な電力消費が生じてしまい、省エネルギー化に反するこ
とになるものであった。そこで近年このような不用意な
消費電力を抑えるために、バッテリー電圧を12Vから
36Vに高めることによって負荷に流す電流を小さくす
ることが考えられている。
【0004】その場合に問題なのは、負荷は12Vで動
作するものであるので、この36Vのバッテリーと負荷
の間にはコンバータを介在させ、それによって36Vを
12Vに変換することになる。この場合、コンバータは
負荷に近い部分に設置すれば、このコンバータから負荷
までの間で不用意な電力消費が抑えられることになるの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
コンバータの動作を安定化させるためには、このバッテ
リーとコンバータの間に、コンデンサを設けることにな
る。すなわち、バッテリーからこのコンデンサに一旦充
電させ、そのエネルギーでコンバータを動作させるよう
にすることで、コンバータへ印加される電圧の変動が、
小さくなるようにするものである。
【0006】しかしながら、このようにコンデンサを用
いてコンバータの動作を安定化させようとした場合に問
題となることがある。それは、コンデンサに充電がされ
ていない場合において、充電が完了するまでの間には、
極めて大きな電流がコンデンサに向けて流れることにな
る。この電流は、例えば200A以上にも及ぶことにな
る。このように、極めて大きな電流が流れることになる
と、バッテリーからコンデンサへの充電経路において、
不都合が発生することがある。そこで考えられるのが、
このコンデンサの充電経路に、抵抗と半導体スイッチン
グ素子の並列体を介在させ、充電初期においては半導体
スイッチング素子をオフ状態にする。
【0007】すなわち、このようにすれば充電初期にお
いては、抵抗を介してコンデンサへの充電が行われるこ
とになるので、大きな突入電流は生じる事がなく、そし
てある程度の充電が進んだ状態においては、半導体スイ
ッチング素子をオン状態にすることによって残りの充電
を行わせると共に、以後の充電を、この半導体スイッチ
ング素子を介して行うことで、充電のスピーディー化、
すなわちコンバータへの入力電圧の安定化につながるも
のである。
【0008】しかしながら、このようにした場合に問題
となってくるのは、この電源装置が大型化してしまうこ
とである。すなわち、上述したごとくコンデンサの充電
経路に抵抗を介在させれば、充電初期の突入電流を減少
させることはできるのであるが、そのように抵抗を介在
させたとしても、この抵抗に流れる電流は1Aあるいは
それ以上のまだ大きな電流であって、このような1Aも
の大きな電流が継続的に流れることに耐えうる抵抗とし
ては非常に大きなものとなり、一例ではあるがこの部分
の抵抗だけで、現在用いられているカセットテープレコ
ーダのケースと同等の大きさになってしまう。これが電
源装置としての大型化につながってしまうものであっ
た。そこで、本発明はこの電源装置の小型化を図ること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、入力端子と、この入力端子にスイッチを介
して接続した第1のコンデンサと、この第1のコンデン
サに接続したコンバータと、このコンバータに接続した
出力端子とを備え、前記第1のコンデンサと入力端子間
に、放熱機構を有する半導体スイッチング素子を介在さ
せ、この半導体スイッチング素子の制御端子には、前記
第1のコンデンサの充電電圧、またはこの第1のコンデ
ンサの充電電圧によって変動する電圧を検出し、この検
出電圧によって前記制御端子に印加する電圧を可変する
制御回路を接続したものである。
【0010】すなわち第1のコンデンサの充電経路に介
在することになった第1の半導体スイッチング素子は、
第1のコンデンサへの充電が所定値に達するまでの間
は、この第1の半導体スイッチング素子の制御端子に加
える印加電圧を低くすることで、その抵抗を大きくし、
これによって第1のコンデンサへの突入電流を抑制する
ことができるようになるのである。
【0011】また、この第1のコンデンサへの充電が所
定値よりも高くなった場合には、第1の半導体スイッチ
ング素子の制御端子に加える電圧を、それまでよりは高
くすることによって、この第1の半導体スイッチング素
子の抵抗値を小さくし、それによって以降の、第1のコ
ンデンサへの充電を短時間でスムーズに行わせることが
できるものである。
【0012】また、半導体スイッチング素子は放熱機構
を有するものであるので、従来の抵抗と同じように初期
に1A程度の電流が流れることによって発熱が生じたと
しても、それを積極的に外部に放熱させることができる
ので、この第1の半導体スイッチング素子自体として、
大きな放熱機構を設ける必要がなくなり、これによって
電源装置としての小型化が達成できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力端子と、この入力端子にスイッチを介して接続
した第1のコンデンサと、この第1のコンデンサに接続
したコンバータと、このコンバータに接続した出力端子
とを備え、前記第1のコンデンサと入力端子間に、放熱
機構を有する第1の半導体スイッチング素子を介在さ
せ、この第1の半導体スイッチング素子の制御端子に
は、前記第1のコンデンサの充電電圧、またはこの第1
のコンデンサの充電電圧によって変動する電圧を検出
し、この検出電圧によって前記制御端子に印加する印加
電圧を可変する制御回路を接続したものである。
【0014】すなわち第1のコンデンサの充電経路に介
在することになった第1の半導体スイッチング素子は、
コンデンサへの充電が所定値に達するまでの間は、この
第1の半導体スイッチング素子の制御端子に加える印加
電圧を低くすることで、その抵抗を大きくし、これによ
って第1のコンデンサへの突入電流を抑制することがで
きるようになるのである。
【0015】また、この第1のコンデンサへの充電が所
定値よりも高くなった場合には、第1の半導体スイッチ
ング素子の制御端子に加える電圧を、それまでよりは高
くすることによって、この第1の半導体スイッチング素
子の抵抗値を小さくし、それによって以降の、第1のコ
ンデンサへの充放電を短時間でスムーズに行わせること
ができるものである。
【0016】また、第1の半導体スイッチング素子は放
熱機構を有するものであるので、従来の抵抗と同じよう
に初期に1A程度の電流が流れることによって発熱が生
じたとしても、それを積極的に外部に放熱させることが
でき、この第1の半導体スイッチング素子自体として、
大きな放熱機構を設ける必要がなくなり、これによって
電源装置としての小型化が達成できるものである。
【0017】次に本発明の請求項2に記載の発明は、直
流電源の正極側に接続される一方の入力端子に第1のコ
ンデンサを接続し、直流電源の負極側に接続される他方
の入力端子と前記第1のコンデンサの間に第1の半導体
スイッチング素子を接続した請求項1に記載の電源装置
であって、直流電源の負極側を共通筐体に接続する構成
においても前記第1のコンデンサへの突入電流を抑制で
きるものである。
【0018】次に本発明の請求項3に記載の発明は、制
御回路は、第1のコンデンサと半導体スイッチング素子
間の電圧を検出する構成とした請求項2に記載の電源装
置であって、前記第1のコンデンサへの充電が十分に行
われた状態において、第1の半導体スイッチング素子は
オン状態であり、前記第1のコンデンサと第1の半導体
スイッチング素子間と前記直流電源の負極側との間の電
圧は十分小さい値であり、制御回路へ流入する電流を小
さく抑えることができ、制御回路での消費電力を小さく
することができるものである。
【0019】次に本発明の請求項4に記載の発明は、制
御回路には、検出電圧が所定値またはこの所定値よりも
高いときには、第1の半導体スイッチング素子の制御端
子に印加する印加電圧を第1の電圧に実質的に保ち、前
記検出電圧が所定値よりも低いときには、第1の半導体
スイッチング素子の制御端子に印加する印加電圧を前記
第1の電圧よりも高い第2の電圧とする請求項3に記載
の電源装置であって、第1のコンデンサへの充電が所定
値に達するまでの間は、この第1の半導体スイッチング
素子の制御端子に加える印加電圧を低くすることで、そ
の抵抗を大きくし、これによって第1のコンデンサへの
突入電流を抑制することができるようになるのである。
【0020】また、この第1のコンデンサへの充電が所
定値よりも高くなった場合には、第1の半導体スイッチ
ング素子の制御端子に加える電圧を、それまでよりは高
くすることによって、この第1の半導体スイッチング素
子の抵抗値を小さくし、それによって以降の、第1のコ
ンデンサへの充電を短時間でスムーズに行わせることが
できるものである。
【0021】このように、第1の半導体スイッチング素
子の制御端子に加える電圧を可変することで、第1の半
導体スイッチング素子の制御電極と他方の入力端子間に
接続した第2のコンデンサの容量を小さくすることがで
きるものである。
【0022】次に本発明の請求項5に記載の発明は、第
1の半導体スイッチング素子の制御端子と他方の入力端
子間に第2のコンデンサを接続し、第1のコンデンサと
第1の半導体スイッチング素子の間と他方の入力端子と
の間に、第1の抵抗と第1の定電圧素子の直列体を接続
し、第1の抵抗と第1の定電圧素子の接続点を、第2の
抵抗を介して、半導体スイッチング素子の制御端子に接
続した請求項4に記載の電源装置であって、第1のコン
デンサの充電によって、第1のコンデンサと第1の半導
体スイッチング素子の間と他方の入力端子間にかかる電
圧が、第1の定電圧素子の電圧に達するまで、第1の半
導体スイッチング素子の制御電極にかかる電圧を、第1
の定電圧素子の電圧に実質的に保ち、第1の半導体スイ
ッチング素子の抵抗を大きくし、第1のコンデンサへの
突入電流を抑制することができるものである。
【0023】次に本発明の請求項6に記載の発明は、第
2のコンデンサと他方の入力端子間に第3の抵抗を介在
させた請求項5に記載の電源装置であって、第1の半導
体スイッチング素子の制御電極に加える電圧を、電源投
入初期状態において、第1の定電圧素子の電圧を前記第
2の抵抗と第3の抵抗で分割される分だけ印加させ、第
1のコンデンサへ充電完了するまでの時間を速めること
ができるものである。
【0024】次に本発明の請求項7に記載の発明は、第
1のダイオードを、カソードが第2のコンデンサ側とな
るように、第2の抵抗と並列に接続した請求項6に記載
の電源装置であって、前記第2のコンデンサの電荷を放
電する際、その時間を速めることができるものである。
【0025】次に本発明の請求項8に記載の発明は、入
力端子側がアノード側となる第2のダイオードのカソー
ドを第1の半導体スイッチング素子の制御端子に接続
し、この第2のダイオードのアノードと他方の入力端子
間に第3のコンデンサを接続した請求項7に記載の電源
装置であって、第1のコンデンサへの充電がある所定値
に達した後、第1の半導体スイッチング素子の制御電極
へ加える電圧をそれまでの第1の電圧よりも十分高い、
第2の電圧に切り替える際、第1のコンデンサへの充電
電流が急峻にならないように、時定数を設け第1の半導
体スイッチング素子の制御端子に第2の電圧を加えるこ
とができるものである。
【0026】次に本発明の請求項9に記載の発明は、ス
イッチの開放により第2、第3のコンデンサに充電され
た電荷を放電させる放電回路に第2の半導体スイッチン
グ素子を介在させた請求項8に記載の電源装置であっ
て、スイッチの開閉により第2、第3のコンデンサの電
荷を放電し、次のスイッチ投入に備えることができるよ
うにするものである。
【0027】次に本発明の請求項10に記載の発明は、
第2のダイオードと第3のコンデンサの接続点と一方の
入力端子間に、第3の半導体スイッチング素子を接続
し、この第3の半導体スイッチング素子には、コンバー
タ内に設けた第4の半導体スイッチング素子を開閉させ
る制御部を接続した請求項9に記載の電源装置であっ
て、第1の半導体スイッチング素子の制御電極に第3の
半導体スイッチ素子を介して、前記第2の電圧が加えら
れた後に、後段のコンバータ内に設けた第4の半導体ス
イッチング素子を開閉させる制御部を駆動させることが
できるようにし、コンバータ動作の安定化を図ることが
できるものである。
【0028】次に本発明の請求項11に記載の発明は、
基板上に設けた放熱体に、第1の半導体スイッチング素
子を熱的に結合した請求項1〜10のいずれか一つに記
載の電源装置であって、第1の半導体スイッチング素子
で発生する熱を積極的に放熱することができるものであ
る。
【0029】次に本発明の請求項12に記載の発明は、
請求項1〜11のいずれか一つの電源装置の一方の入力
端子と他方の入力端子の間にバッテリーを接続し、一方
と他方の出力端子間に負荷を接続した電子機器を提供す
るものである。
【0030】次に本発明の請求項13に記載の発明は、
バッテリーの定格を36Vとし、一方と他方の出力端子
間には定格で12Vの出力を発生させる請求項12に記
載の電子機器を提供するものである。
【0031】以下本発明の一実施の形態を添付図面に従
って説明する。図1において1は車の本体を示し、この
車の本体1のエンジンルーム2内には、エンジン3、発
電機4、36Vバッテリー5、36Vスターター6、電
動パワーステアリング7、電動エアコン8、12Vバッ
テリー9、ヘッドライト10などが設けられている。
【0032】また、トランクルーム11内にはDC/D
Cコンバータ12が設けられている。それらの電気的接
続状態は、図2に示すようになっており、エンジン3で
発電機4を駆動し、発電機4で36Vの直流電圧を出力
するようになっており、これには36Vスターター6、
36Vバッテリー5、電動パワーステアリング7、電動
エアコン8などが接続されており、さらに入力端子1
3、スイッチ14を介してDC/DCコンバータ12が
設けられている。
【0033】そしてDC/DCコンバータ12の出力端
子15には、12Vバッテリー9と、ヘッドライト10
が接続されている。すなわち、36Vバッテリー5で3
6Vスターター6を駆動し、エンジン3を始動させる。
次にエンジン3で発電機4を駆動させ、定格36Vを出
力して、36Vバッテリー5に電力を供給するようにな
っている。さらに、36Vバッテリー5を介して、36
V負荷の一例として用いた電動パワーステアリング7、
電動エアコン8に電力を供給するようになっており、そ
れと共に36V電圧が、入力端子13、スイッチ14を
介してDC/DCコンバータ12に加えられ、DC/D
Cコンバータ12から出た12V出力が、出力端子15
を介して、12Vバッテリー9に供給され、この12V
バッテリー9を介して、12V負荷の一例として用いた
ヘッドライト10に供給されるようになっている。
【0034】本実施の形態において最も特徴的な所は、
DC/DCコンバータ12の部分であって、この部分の
電気回路は図3に示すような構成となっている。36V
バッテリー5には入力端子13,16が接続され、入力
端子13にはスイッチ14を介して、コンデンサ18
と、半導体スイッチング素子の一例として用いたFET
19の直列体が接続されている。このコンデンサ18と
FET19の直列体の両端には、コンバータ部20が接
続され、その出力端子15,17にはヘッドライト10
などの負荷21が接続されている。
【0035】前記FET19のドレインとソース間に
は、抵抗22と、ソース端子にアノードを接続した定電
圧素子23の直列体が接続され、その抵抗22と定電圧
素子23の接続点から抵抗24を介して、前記FET1
9のゲートに接続されている。前記FET19のゲート
とソース間には、コンデンサ25と抵抗26の直列体が
接続されており、前記抵抗26と並列にダイオード27
がアノードを前記FET19のソース側になるように接
続されている。さらに、前記FET19のドレインとソ
ース間には、ドレイン端子にカソードを接続した定電圧
素子28と抵抗29の直列体が接続されており、その定
電圧素子28と抵抗29の接続点は、抵抗30を介して
トランジスタ31のベースに接続されている。
【0036】そのトランジスタ31のエミッタは、前記
FET19のソースに接続されており、トランジスタ3
1のコレクタは、トランジスタ32のベースに接続され
ている。さらにトランジスタ31のコレクタは、抵抗3
3を介して、前記コンデンサ18の正極側にも接続され
ている。前記トランジスタ32のコレクタも同じく、前
記コンデンサ18の正極側にも接続され、そのトランジ
スタ32のエミッタは、抵抗34を介して、ダイオード
35のアノードに接続され、そのダイオード35のカソ
ードは、前記FET19のゲートに接続されている。
【0037】前記抵抗34とダイオード35の接続点
と、前記FET19のソースとの間には、コンデンサ3
6が接続されている。さらに、前記トランジスタ32の
エミッタは、前記コンバータ部20のリモートON/O
FF回路37にも接続されている。前記コンデンサ18
の正極側は、抵抗38と抵抗39の直列体を介して、前
記FET19のソースに接続されており、その抵抗38
と抵抗39の接続点には、トランジスタ40のベースが
接続されている。そのトランジスタ40のコレクタは、
抵抗41を介して、前記FET19のソースに接続され
ており、トランジスタ40のエミッタは、前記FET1
9のゲートに接続されている。
【0038】図3において、コンデンサ18に電荷が全
く供給されていない状態において、スイッチ14が閉成
すると、図6の(A)に示すような電圧が、コンデンサ
18とFET19の直列体に印加され、コンデンサ18
に向けて急速に充電が始まろうとする。そのとき、FE
T19のドレイン−ソース間の抵抗は非常に大きくなっ
ている。すなわち、図6の(C)に示すようにコンデン
サ18へ充電が始まった状態においては、FET19の
ドレイン−ソース間には、36Vバッテリー5の電圧が
ほぼそのまま印加されることになる。
【0039】このFET19のドレイン−ソース間の電
圧は、抵抗22を介して、定電圧素子23の両端に、定
電圧素子23によって決まる電圧を発生させ、その定電
圧素子23両端に発生する電圧は抵抗24、コンデンサ
25、抵抗26により分圧され、充電初期状態において
はコンデンサ25の両端に電圧がほとんどかからないの
で、抵抗26両端にかかる電圧がFET19のゲート−
ソース間に印加されることになる。
【0040】このように図6の(B)に示すように、抵
抗26を接続することで、充電初期状態においてFET
19のゲート−ソース間にかかる電圧を抵抗26にかか
る電圧分をかさ上げすることでFET19が導通するま
での時間の短縮を図っている。さらに充電初期状態にお
いて、FET19のゲートに印加される電圧を、FET
19がオン状態となるしきい値程度の電圧または、しき
い値よりも小さな電圧に設定し、FET19が急峻にオ
ンしてコンデンサ18に向けて大きな突入電流が流れな
いようにしている。
【0041】その後、抵抗22、抵抗24を介して、コ
ンデンサ25に電流が流れ、コンデンサ25の両端の電
圧が徐々に上昇し、図6の(B)に示すように、FET
19のゲート−ソース間にかかる電圧が上昇して、しき
い値に達するとFET19のドレイン−ソース間に電流
が流れ出す。このときFET19のドレイン−ソース間
の抵抗はまだ大きいので、図6の(D)に示すように、
電流は徐々にしか流れない。
【0042】このようにFET19のドレイン−ソース
間に電流が流れ出すと、コンデンサ18には徐々に電圧
が発生し、図6の(C)に示すように、FET19のド
レイン−ソースにかかる電圧が徐々に下がってくる。そ
してコンデンサ18の充電が進み、FET19のドレイ
ン−ソース間の電圧が、定電圧素子28を導通できなく
なるまで下がると、それまで導通していたトランジスタ
31のコレクタ−エミッタ間が導通しなくなる。その結
果、トランジスタ32のベース−エミッタ間、コレクタ
−エミッタ間がそれぞれ導通するようになり、36Vバ
ッテリー5の電圧が、トランジスタ32を介し、抵抗3
4とコンデンサ36で構成される時定数回路を介し、ダ
イオード35を介して図6の(B)に示すように、FE
T19のゲートに印加される。
【0043】このとき、FET19のゲートに印加され
る電圧は、FET19を十分にオンできる電圧になるよ
うに設定する。このとき、抵抗34とコンデンサ36で
構成される時定数回路を設けることで、FET19が急
峻にオンしてコンデンサ18に向けて大きな突入電流が
流れないようにしている。また、図6の(B)に示すよ
うに、FET19のゲートに印加する電圧を可変するこ
とで、FET19が急峻にオンして、コンデンサ18に
向けて大きな突入電流が流れないようにする時定数回路
のコンデンサ25、および36の容量を小さくすること
ができる。
【0044】さらに、前記トランジスタ32のコレクタ
−エミッタ間が導通すると、FET19のゲートに十分
な電圧を印加するのと同時に、コンバータ部20のリモ
ートON/OFF回路37にも電圧が印加されるように
し、その電圧を検出してコンバータ部20の動作を、F
ET19のドレイン−ソース間の抵抗が十分小さくなっ
てから開始させ、コンバータ部20の動作の安定度を向
上している。以上のような、スイッチ14の閉成から、
コンバータ部20の動作開始までの一連の動作を、一例
ではあるが300ms程度で実現することができる。
【0045】これは、12V負荷21は、DC/DCコ
ンバータ12が動作するまでは12Vバッテリー9から
供給される電力で動作することができるため、DC/D
Cコンバータ12に急峻な応答性を必要とせず、妥当な
時間である。この時間を縮めようとすると、FET19
にかかる熱的ストレスが増し、放熱機構のさらなる強化
が必要になり、機器の大型化や素子の信頼性低下などに
つながり好ましいものではない。またスイッチ14の開
閉や、36Vバッテリー5の脱着などによる、断続的な
電源の投入や切断に備え、前記抵抗38と抵抗39、ト
ランジスタ40、及び抵抗41でリセット回路を構成
し、スイッチ14を開放したり、36Vバッテリー5を
取り外すと、抵抗38と抵抗39の直列体の両端に電圧
が低下することで、トランジスタ40のエミッタ−ベー
ス間に電流が流れ始め、それに伴ってトランジスタ40
のエミッタ−コレクタ間にも電流が流れ始めるので、コ
ンデンサ25、及びコンデンサ36に蓄積されている電
荷を、放電させることができる構成となっている。
【0046】コンデンサ25の電荷を放電する際、抵抗
26と並列にダイオード27を接続することで、放電速
度を速くすることができる。上述のごとく、図6の
(A)に示すようにスイッチ14が開放になると、図6
の(B),(C)に示すように、充電初期状態に戻すこ
とで、電源の断続的な投入や切断に対しても、正常な動
作を行うことができるのである。
【0047】さて図4、図5は、図3に示した回路の実
装状態を示した図面である。図4に示すように、基板4
2の上に中空の天井面43を設けて、この天井面43に
形状が大きな前記コンデンサ18が実装されている。こ
の天井面43と、コンデンサ18を取り除いたものが図
5であり、前記FET19の構成としては、その最下部
に放熱板があり、その放熱板の上面側に素子が実装され
ている。この図に示すように最も特徴的なところは、そ
の素子の下面側に設けられている放熱板を、基板42上
に設けられたコンデンサ18実装のための、大きな端子
板44の上に半田付けをして実装していることである。
この端子板44は図4からも明らかなように、このよう
な大きなコンデンサ18を支えるもので、基板42上で
接続しなければならないということから、大きくして、
しかも基板42の外にまで引き出している。
【0048】このような端子板44上に、前記FET1
9の下面側の放熱板を半田で接続している。このよう
に、FET19からの熱を端子板44や放熱性のよい基
板42に積極的に放熱させることで、FET19が損失
による熱に対する耐熱性を増すことにつながっている。
これは従来の一例ではあるが、現在用いられているカセ
ットテープレコーダーのケースと同等の大きさの抵抗が
必要であったものが、わずかこのようなFET19のみ
に置き換えることができることにもつながっている。な
お、この放熱の方法としては、さまざまな方法が考えら
れる。例えば放熱フィンを利用して、それに熱的に結合
させることなどであるが、いずれにせよFET19には
このような十分な放熱対策を施さなければ本発明の実現
は困難である。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明は、入力端子と、こ
の入力端子にスイッチを介して接続した第1のコンデン
サと、この第1のコンデンサに接続したコンバータと、
このコンバータに接続した出力端子とを備え、前記第1
のコンデンサと入力端子間に、放熱機構を有する半導体
スイッチング素子を介在させ、この半導体スイッチング
素子の制御端子には、前記第1のコンデンサの充電電
圧、またはこの第1のコンデンサの充電電圧によって変
動する電圧を検出し、この検出電圧によって前記制御端
子に印加する印加電圧を可変する制御回路を接続したも
のである。
【0050】すなわち第1のコンデンサの充電経路に介
在することになった第1の半導体スイッチング素子は、
第1のコンデンサへの充電が所定値に達するまでの間
は、この第1の半導体スイッチング素子の制御端子に加
える印加電圧を低くすることで、その抵抗を大きくし、
これによって第1のコンデンサへの突入電流を抑制する
ことができるようになるのである。
【0051】また、この第1のコンデンサへの充電が所
定値よりも高くなった場合には、第1の半導体スイッチ
ング素子の制御端子に加える電圧を、それまでよりは高
くすることによって、この第1の半導体スイッチング素
子の抵抗値を小さくし、それによって以降の、第1のコ
ンデンサへの充電を短時間でスムーズに行わせることが
できるものである。
【0052】また、半導体スイッチング素子は放熱機構
を有するものであるので、従来の抵抗と同じように初期
に1A程度の電流が流れることによって発熱が生じたと
しても、それを積極的に外部に放熱させることができる
ので、この第1の半導体スイッチング素子自体として、
大きな放熱機構を設ける必要がなくなり、これによって
電源装置としての小型化が達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を採用した車の模式図
【図2】本発明の一実施の形態を採用した車の回路ブロ
ック図
【図3】図2におけるDC/DCコンバータ部分の詳細
な回路図
【図4】図2におけるDC/DCコンバータの特にコン
デンサとFETの部分を中心に示した実装状態を示す斜
視図
【図5】図2におけるDC/DCコンバータの特にコン
デンサとFETの部分を中心に示した実装状態を示す平
面図
【図6】図2におけるDC/DCコンバータの各部の動
作を説明するための波形図
【符号の説明】
1 車の本体 2 エンジンルーム 3 エンジン 4 発電機 5 36Vバッテリー 6 36Vスターター 7 電動パワーステアリング 8 電動エアコン 9 12Vバッテリー 10 ヘッドライト 11 トランクルーム 12 DC/DCコンバータ 13 入力端子 14 スイッチ 15 出力端子 16 入力端子 17 出力端子 18 コンデンサ 19 FET 20 コンバータ部 21 負荷 22 抵抗 23 定電圧素子 24 抵抗 25 コンデンサ 26 抵抗 27 ダイオード 28 定電圧素子 29 抵抗 30 抵抗 31 トランジスタ 32 トランジスタ 33 抵抗 34 抵抗 35 ダイオード 36 コンデンサ 37 リモートON/OFF回路 38 抵抗 39 抵抗 40 トランジスタ 41 抵抗 42 基板 43 天井面 44 端子板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、この入力端子にスイッチを
    介して接続した第1のコンデンサと、この第1のコンデ
    ンサに接続したコンバータと、このコンバータに接続し
    た出力端子とを備え、前記第1のコンデンサと入力端子
    間に、放熱機構を有する第1の半導体スイッチング素子
    を介在させ、この第1の半導体スイッチング素子の制御
    端子には、前記第1のコンデンサの充電電圧、またはこ
    の第1のコンデンサの充電電圧によって変動する電圧を
    検出し、この検出電圧によって前記制御端子に印加する
    印加電圧を可変する制御回路を接続した電源装置。
  2. 【請求項2】 直流電源の正極側に接続される一方の入
    力端子に第1のコンデンサを接続し、直流電源の負極側
    に接続される他方の入力端子と前記第1のコンデンサの
    間に第1の半導体スイッチング素子を接続した請求項1
    に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 制御回路は、第1のコンデンサと第1の
    半導体スイッチング素子間の電圧を検出する構成とした
    請求項2に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 制御回路には、検出電圧が所定値または
    この所定値よりも高いときには、第1の半導体スイッチ
    ング素子の制御端子に印加する印加電圧を第1の電圧に
    実質的に保ち、前記検出電圧が所定値よりも低いときに
    は、第1の半導体スイッチング素子の制御端子に印加す
    る印加電圧を前記第1の電圧よりも高い第2の電圧とす
    る請求項3に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 第1の半導体スイッチング素子の制御端
    子と他方の入力端子間に第2のコンデンサを接続し、第
    1のコンデンサと第1の半導体スイッチング素子の間と
    他方の入力端子との間に、第1の抵抗と第1の定電圧素
    子の直列体を接続し、第1の抵抗と第1の定電圧素子の
    接続点を、第2の抵抗を介して、半導体スイッチング素
    子の制御端子に接続した請求項4に記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 第2のコンデンサと他方の入力端子間に
    第3の抵抗を介在させた請求項5に記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 第3の抵抗に、第2のコンデンサ側がカ
    ソードとなるように第1のダイオードを並列接続した請
    求項6に記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 入力端子側がアノード側となる第2のダ
    イオードのカソードを第1の半導体スイッチング素子の
    制御端子に接続し、この第2のダイオードのアノードと
    他方の入力端子間に第3のコンデンサを接続した請求項
    7に記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 スイッチの開放により第2、第3のコン
    デンサに充電された電荷を放電させる放電回路に第2の
    半導体スイッチング素子を介在させた請求項8に記載の
    電源装置。
  10. 【請求項10】 第2のダイオードと第3のコンデンサ
    の接続点と一方の入力端子間に、第3の半導体スイッチ
    ング素子を接続し、この第3の半導体スイッチング素子
    には、コンバータ内に設けた第4の半導体スイッチング
    素子を開閉させる制御部を接続した請求項9に記載の電
    源装置。
  11. 【請求項11】 基板上に設けた放熱体に、第1の半導
    体スイッチング素子を熱的に結合した請求項1〜10の
    いずれか一つに記載の電源装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一つの電源
    装置の一方の入力端子と他方の入力端子の間にバッテリ
    ーを接続し、一方と他方の出力端子間に負荷を接続した
    電子機器。
  13. 【請求項13】 バッテリーの定格を36Vとし、一方
    と他方の出力端子間には定格で12Vの出力を発生させ
    る請求項12に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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