JP2001309287A - 情報機器システム - Google Patents

情報機器システム

Info

Publication number
JP2001309287A
JP2001309287A JP2000124127A JP2000124127A JP2001309287A JP 2001309287 A JP2001309287 A JP 2001309287A JP 2000124127 A JP2000124127 A JP 2000124127A JP 2000124127 A JP2000124127 A JP 2000124127A JP 2001309287 A JP2001309287 A JP 2001309287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
time
person
image
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000124127A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Sawai
靖昌 澤井
Hideki Osada
英喜 長田
Akira Kawabata
明 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2000124127A priority Critical patent/JP2001309287A/ja
Publication of JP2001309287A publication Critical patent/JP2001309287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に記録され、自動的に再生される映像
機器システムを提供する。 【解決手段】 映像機器システム1は撮像カメラ2と映
像再生装置3を備える。映像再生装置3は特定の日時を
入力するキーボード7と、現在の日時を計時する時計6
と、キーボード7によって入力された日時に対応した第
1の時間帯に撮像カメラ2が作動され、該撮像カメラ2
により取り込まれた映像を記録するメモリ部5と、メモ
リ部5に記録された映像を前記入力された日時に対応し
た第2の時間帯に再生表示するモニタ4と、撮像カメラ
2による撮影領域内の人の検知を行う撮影用人検知セン
サ9と、モニタ4前方の人の検知を行う再生用人検知セ
ンサ10と、これらを統括制御する制御部8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像や音声等を自
動的に記録・再生が可能な情報機器システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像を撮影する機器としてビデオ
カメラがあり、ビデオカメラで撮影された映像をビデオ
テープやメモリ等に記録し、必要に応じてビデオカメラ
に付属のモニタやテレビ等で再生することによって記録
された映像を観賞していた。
【0003】また、監視カメラ等のように、予め設定さ
れた時間帯に自動的に作動して映像を取り込み、必要に
応じてその撮影された映像を再生することにより、不慮
に発生した事態の確認等を行う方式のものもある。
【0004】さらに、案内表示装置等のように、予め必
要な案内表示情報等が記録されており、その表示装置の
前に人が来たことを検知して、自動的に記録されている
案内表示情報を再生して表示する方式の表示装置もあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ビ
デオカメラの使用方法によれば、使用者がビデオカメラ
を操作して撮影する必要があり、撮影後は使用者が操作
して再生する必要があるため、面倒であった。
【0006】また、前記監視カメラ等のような使用方法
によれば、自動的に映像が取り込まれるが、再生時には
使用者が操作する必要があり、前記案内表示装置等のよ
うな使用方法によれば、自動的に再生される利点がある
が、予め管理者等が案内表示等をメモリ等に記録してお
く必要があり、依然として、面倒な部分が残されてい
た。
【0007】その一方で、誕生日等のような特定日時等
にその映像等を忘れずに記録し、後日、過去を懐かしん
で特定日時等にその記録された映像等を忘れずに観賞し
たいというニーズがある。
【0008】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、自動的に記録され、自動的に再生
される情報機器システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、日時を入力する日時入力
手段と、現在の日時を計時する計時手段と、情報を取り
込む情報入力手段と、前記入力された日時に対応した第
1の時間帯に前記情報入力手段が作動され、該情報入力
手段により取り込まれた情報を記録する情報記録手段
と、前記情報記録手段に記録された情報を前記入力され
た日時に対応した第2の時間帯に再生する情報再生手段
と、を備えた点にある。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報機器システムにおいて、前記第1の時間帯におけ
る前記情報入力手段の作動開始条件として予め設定され
た記録開始トリガー情報を検出するトリガー検出手段を
有する点にある。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の情報機器システムにおいて、前記記録開始トリガー情
報は音情報である点にある。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の情報機器システムにおいて、前記情報は画像であり、
前記情報入力手段は画像を撮影する撮像カメラを有する
点にある。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の情報機器システムにおいて、前記撮像カメラによる撮
影領域内の人の検知を行う撮影用人検知センサをさらに
備え、該撮影用人検知センサからの検知信号により前記
第1の時間帯に前記撮影領域内に人が不在の際には、前
記情報記録手段によって画像の記録が行われない点にあ
る。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の情報機器システムにおいて、前記情報再生手段は画像
を再生表示する画像再生手段からなり、該画像再生手段
前方の人の検知を行う再生用人検知センサをさらに備
え、該再生用人検知センサからの検知信号により前記第
2の時間帯に前記画像再生手段前方に人が不在の際に
は、前記情報再生手段によって画像の再生表示が行われ
ない点にある。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項4または
請求項6に記載の情報機器システムにおいて、前記情報
記録手段は画像を記録する画像記録手段を有し、該画像
記録手段によって記録された画像を編集する編集手段を
さらに備えた点にある。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項4に記載
の情報機器システムにおいて、前記撮像カメラが異なる
場所に複数台設置されると共に、その異なる場所にそれ
ぞれ対応して各撮像カメラによる撮影領域内の人の検知
を行う撮影用人検知センサが備えられた点にある。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の情報機器システムにおいて、前記各撮影用人検知セン
サにより人の存在が検知された場所に設置された前記撮
像カメラのみが作動される点にある。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項6に記
載の情報機器システムにおいて、前記画像再生手段が異
なる場所に複数台設置されると共に、その異なる場所に
それぞれ対応して前記再生用人検知センサが備えられ、
各再生用人検知センサにより人の存在が検知された場所
に設置された画像再生手段のみで画像の再生表示が行わ
れる点にある。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項4、請
求項6ないし請求項10のいずれかに記載の情報機器シ
ステムにおいて、前記日時入力手段は前記第1の時間帯
および前記第2の時間帯を個別に入力を受け付ける点に
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1および図2は本実施形態に係
る情報機器システムの一例としての映像機器システム1
の概略説明図および構成ブロック図を示し、映像機器シ
ステム1は、情報入力手段としての撮像カメラ2と映像
再生装置3により主構成されている。
【0021】そして、撮像カメラ2は撮影レンズとイメ
ージセンサを備えたカメラユニットを有するビデオカメ
ラ等から構成されており、情報の一例としての動画像で
ある映像を撮影し、映像再生装置3は撮像カメラ2で撮
影された映像を記録すると共に再生表示する。なお、撮
像カメラ2には音声取り込み用のマイクが適宜備えられ
ている。
【0022】映像再生装置3は、撮像カメラ2で撮影さ
れた映像を再生表示するCRTやLCD等からなる情報
再生手段としてのモニタ4と、撮像カメラ2で撮影され
て順次送られてくる映像を取り込んで記録する情報記録
手段としての読み書き自在なメモリ部5と、現在の日時
を計時する計時手段としての時計6と、各種情報入力用
のキーボード7(日時入力手段)と、映像機器システム
1全体を統括制御するマイクロコンピュータ等からなる
制御部8とを備えている。
【0023】そして、メモリ部5は、記録媒体の一例と
しての半導体メモリ5aと、半導体メモリ5aに映像を
記録する記録装置5bを有している。
【0024】また、映像再生装置3には、その前面部
に、撮像カメラ2による撮影領域内に人が居るかどうか
の検知を行う赤外線センサ等からなる撮影用人検知セン
サ9および、モニタ4の前方に人が居るかどうかの検知
を行う赤外線センサ等からなる再生用人検知センサ10
が備えられている。
【0025】そして、キーボード7によって特定の日時
が入力されると、入力された日時に対応して撮像カメラ
2による撮影が開始されてその撮影された映像がメモリ
部5に記録される第1の時間帯や、入力された日時に対
応してメモリ部5に記録された映像をモニタ4で再生表
示する第2の時間帯が設定されるように制御されてい
る。
【0026】また、本実施形態にあっては、キーボード
7による前記特定の日時の入力によって、映像記録の開
始を報知する第3の時間帯および記録された映像再生の
開始を報知する第4の時間帯も設定されるように制御さ
れている。
【0027】次に、この映像機器システム1の使用時に
おける動作を図3のフローチャートに基づき説明する。
【0028】即ち、映像機器システム1の使用に際して
は、例えば、リビングのコーナー部の適宜高さ位置に映
像再生装置3を設置すると共に、その上方の天井近くに
撮像カメラ2を設置し、キーボード7により特定の日時
の一例として例えば誕生日(例えば12月7日)を入力
する(ステップS1)。
【0029】このキーボード7からの日時の入力によ
り、制御部8に予め設定された制御プログラムによっ
て、撮像カメラ2で撮影された映像をメモリ部5に記録
する第1の時間帯である映像記録日時T2(例えば毎年
12月7日8時0分〜8時30分)やメモリ部5に記録
された映像を再生する第2の時間帯である映像再生開始
日時T4(例えば毎年12月7日19時)が設定される
と共に、映像記録の開始を報知する第3の時間帯である
映像記録開始報知日時T1(例えば記録開始1分前)や
記録された映像再生の開始を報知する第4の時間帯であ
る映像再生開始報知日時T3(例えば再生開始1分前)
が設定される(ステップS2)。
【0030】その後、ステップS3に移行して、現在日
時が映像記録開始報知日時T1かどうかが判断される。
そして、現在日時が映像記録開始報知日時T1でなけれ
ば、ステップS4に移行し、現在日時が映像再生開始報
知日時T3かどうかが判断され、現在日時が映像再生開
始報知日時T3でもなければ、ステップS3に戻る。
【0031】そして、ステップS3において、現在日時
が映像記録開始報知日時T1になるとステップS5に移
行して、まもなく映像の記録が開始されることを報知す
る報知画面がモニタ4に表示される。
【0032】その後、ステップS6に移行して、現在日
時が映像記録日時T2かどうかが判断され、映像記録日
時T2でなければステップS5に戻り、その後、映像記
録日時T2になるとステップS7に移行して、撮影用人
検知センサ9が作動し、撮像カメラ2による撮影領域内
に人が居るかどうかの検知を行う。
【0033】そして、撮影用人検知センサ9からの検知
信号により人が居るかどうかの判断がなされ(ステップ
S8)、人が不在の場合には、ステップS9に移行し
て、現在日時が映像記録日時T2かどうかが判断され、
映像記録日時T2であればステップS7に戻って撮影用
人検知センサ9による人の検知が継続される。また、ス
テップS9において、現在日時が映像記録日時T2でな
ければ、ステップS3に戻る。
【0034】また、ステップS8において人の存在が検
知されるとステップS10に移行して、撮像カメラ2が
作動し、撮像カメラ2によって撮影された映像がメモリ
部5に記録される。
【0035】その後、現在日時と映像記録日時T2とが
比較され(ステップS11)、現在日時が映像記録日時
T2かどうかが判断される(ステップS12)。そし
て、現在日時が映像記録日時T2であれば、ステップS
7に戻り、人の存在が継続している間、撮像カメラ2に
よる撮影が継続され、メモリ部5に記録される。また、
この間に人が不在になれば、撮像カメラ2による撮影が
一時中断されて、メモリ部5への記録も一時中断され
る。
【0036】その後、時間の経過により、現在日時が映
像記録日時T2を経過すれば、ステップS13に移行し
て、撮像カメラ2による撮影およびメモリ部5による記
録が終了し、ステップS3に戻る。
【0037】また、ステップS4において、現在日時が
映像再生開始報知日時T3であれば、ステップS14移
行して、まもなく記録された映像が再生されることを報
知する報知画面がモニタ4に表示される。
【0038】その後、ステップS15に移行して、現在
日時が映像再生開始日時T4かどうかが判断され、映像
再生開始日時T4でなければステップS14に戻り、そ
の後、映像再生開始日時T4になるとステップS16に
移行して、再生用人検知センサ10が作動し、モニタ4
の前方に人が居るかどうかの検知を行う。
【0039】そして、再生用人検知センサ10からの検
知信号により人が居るかどうかの判断がなされ(ステッ
プS17)、人が不在の場合には、ステップS18に移
行して、現在日時が映像再生開始日時T4かどうかが判
断され、映像再生開始日時T4であればステップS16
に戻って再生用人検知センサ10による人の検知が継続
される。また、ステップS18において、現在日時が映
像再生開始日時T4でなければ、ステップS3に戻る。
【0040】また、ステップS17において人の存在が
検知されるとステップS19に移行して、メモリ部5に
記録されている該当する映像がモニタ4に再生表示さ
れ、メモリ部5に記録された映像が全て再生されると再
生が終了し(ステップS20)、ステップS3に戻る。
【0041】そして、以上の動作が繰り返されることに
より、毎年、同じ日に記録、再生が行われる。
【0042】本実施形態は以上のように構成されてお
り、キーボード7によって特定の日時として例えば誕生
日を入力しておけば、毎年、第1の時間帯になれば自動
的に誕生日の映像が記録され、また毎年、第2に時間帯
になれば自動的に記録された映像が再生されるため、忘
れずに記録できると共に忘れずに観賞でき、使い勝手に
優れる。そして、撮影対象が子供の場合にあってはその
成長過程の記録として残すこともできる。
【0043】しかも、本実施形態にあっては、映像記録
の開始を報知する第3の時間帯および記録された映像再
生の開始を報知する第4の時間帯が設定されるため、予
め、映像の記録開始や記録された映像の再生開始が認識
でき、心の準備ができるという利点もある。
【0044】また、撮影用人検知センサ9によって人の
存在を検知した場合に、撮像カメラ2で撮影された映像
を記録する方式であり、何の変化もない無人の室内を撮
影するという無駄が有効に防止できる。
【0045】さらに、再生用人検知センサ10によって
人の存在を検知した場合に、モニタ4で記録された映像
を再生する方式であり、無人の室内で再生されるという
無駄も有効に防止できる。
【0046】なお、映像記録の開始や記録された映像の
再生の開始を報知する第3の時間帯や第4の時間帯を設
定しない方式とすれば、自動的に記録されるため、カメ
ラを意識することなく自然の生活状況を記録でき、ま
た、自動的に再生されるため、思いも寄らずに再生され
て、過去を懐かしむことができるという効果もある。
【0047】また、本実施形態において、撮影用人検知
センサ9と再生用人検知センサ10をそれぞれ備えた構
造を示しているが、単一の人検知センサにより撮影用人
検知センサ9と再生用人検知センサ10を兼用する構造
であってもよい。さらには、撮像カメラ2側に撮影用人
検知センサ9を備え、モニタ4側に再生用人検知センサ
10を備えた構造としてもよく、この場合には、撮像カ
メラ2とモニタ4の相互の配置位置が制限を受けず、汎
用性が向上できる。
【0048】次に、映像再生装置3をリビングに設置す
ると共に、撮像カメラ2をドレッサーの前を撮影すべく
設置し、キーボード7により入力される日時を「平日」
と入力すれば、制御部8に設定された制御プログラムに
よって、撮像カメラ2で撮影された映像をメモリ部5に
記録する第1の時間帯である映像記録日時T2(例えば
平日の7時〜8時)やメモリ部5に記録された映像を再
生する第2の時間帯である映像再生開始日時T4(例え
ば毎月第1日曜日の20時)が設定される制御プログラ
ムを備えた構成であってもよい。
【0049】なお、このように配置する場合には、撮影
用人検知センサ9を撮像カメラ2の撮影領域内の人が検
知できる位置に配置すればよい。
【0050】このような場合には、毎朝出勤前に、映像
記録日時T2にドレッサーの前で身だしなみを整えるこ
とにより、そのときの映像が記録され、月に一度、1か
月分の出勤時の服装が見てとれるため、その後の出勤時
の服装の参考に利用でき、至便である。
【0051】また、キーボード7により入力される日時
を「夜間」と入力すれば、制御部8に設定された制御プ
ログラムによって、撮像カメラ2で撮影された映像をメ
モリ部5に記録する第1の時間帯である映像記録日時T
2(例えば毎日の0時〜6時)やメモリ部5に記録され
た映像を再生する第2の時間帯である映像再生開始日時
T4(例えば毎日の8時)が設定される制御プログラム
を備えた構成であってもよく、この場合、監視装置とし
ての機能も発揮できる。
【0052】さらに、キーボード7により入力される日
時として葬儀日を入力すれば、制御部8に設定された制
御プログラムによって、撮像カメラ2で撮影された映像
をメモリ部5に記録する第1の時間帯として葬儀日に設
定され、メモリ部5に記録された映像を再生する第2の
時間帯として命日が設定される制御プログラムを備えた
構成であってもよく、この場合、命日を忘れることな
く、故人を懐かしむことができる。
【0053】また、メモリ部5に記録された映像を定期
的に自動編集する編集機能(編集手段)を制御部8に備
える構成としてもよい。自動編集の方式としては、例え
ば動きのない部分や動きの少ない部分の記録映像のカッ
トや人の写っていない部分のカット等、従来の録画テー
プ等で自動編集が行われているのと同様の自動編集機能
を適宜採用すればよい。
【0054】このような編集機能を採用することによっ
て、メモリ部5による記録量を削減でき、より多くの回
数の映像が記録でき、効率的である。
【0055】また、一回分の記録量と常に同じ記録量に
編集する方式とすれば、例えば3回分等の複数回分の記
録であっても常に一回分と同じ時間で短縮して再生で
き、効率的であると共に、メモリ部5の使用容量を増や
す必要がなく、ランニングコスト削減も図れる。
【0056】さらに、複数回の記録からダイジェストを
それぞれ作成し、再生の都度、任意の組合せによりそれ
らを所定時間内に再生する編集方式であってもよい。こ
の場合、再生の都度、違った映像が観賞できる利点があ
る。
【0057】映像機器システム1のその他の設置例とし
て、撮像カメラ2が異なる場所、例えば複数の部屋にそ
れぞれ設置されると共に、その異なる場所にそれぞれ対
応して撮影用人検知センサ9が備えられ、各撮影用人検
知センサ9により人の存在が検知された場所に設置され
た撮像カメラ2のみが作動されて映像が記録され、その
後それらの映像を編集する方式としてもよい。
【0058】また、映像機器システム1のその他の設置
例として、映像再生装置3が異なる場所、例えば複数の
部屋にそれぞれ設置されると共に、その異なる場所にそ
れぞれ対応して再生用人検知センサ10が備えられ、各
再生用人検知センサ10により人の存在が検知された場
所に設置された映像再生装置3のモニタ4のみで画像の
再生表示が行われる方式としてもよい。
【0059】例えば、図4に示される二階建ての間取り
図のように、複数の部屋にそれぞれ撮像カメラ2等を設
置する構成としてもよい。即ち、ダイニングに設置され
るダイニングテレビTV1、リビングに設置されるリビ
ングテレビTV2、洋室に設置される部屋テレビTV3
やデスクに設置されるデスクテレビTV4として、図1
に示されるような映像機器システム1の構造を備えたテ
レビを設置すればよい。
【0060】また、キッチンに設置されるキッチンテレ
ビTV5としては、図5に示されるような冷蔵庫12に
撮像カメラ2やモニタ4を備えた構造とすればよく、玄
関に設置される玄関テレビTV6としては、図6に示さ
れるような玄関ドア13の室内側に撮像カメラ2やモニ
タ4を備えた構造とすればよい。
【0061】さらに、洗面所に設置される洗面所テレビ
TV7としては、図7に示されるような洗面台14に撮
像カメラ2やモニタ4を備えた構造とすればよく、寝室
に設置されるドレッサーテレビTV8としては、図8に
示されるようなドレッサー15に撮像カメラ2やモニタ
4を備えた構造とすればよい。
【0062】そして、それぞれの場所に対応して撮影用
人検知センサ9が備えられ、各撮影用人検知センサ9に
より人の存在が検知された場所に設置された撮像カメラ
2のみが作動されて映像が記録され、その後それらの映
像を編集する方式とすればよい。また、それぞれの場所
に対応して再生用人検知センサ10が備えられ、各再生
用人検知センサ10により人の存在が検知された場所に
設置された映像再生装置3のモニタ4のみで画像の再生
表示が行われる方式とすればよい。
【0063】この場合、撮影対象である人が相互の部屋
間を移動した場合に、各撮像カメラ2でそれらの移動状
況に追従して順次撮影でき、より現実の生活状況に近い
記録を残せる利点がある。なお、撮影対象が複数人であ
った場合には、撮像カメラ2毎に編集時における優先順
位を適宜設定しておき、その優先順位に従って編集する
方式としてもよい。
【0064】また、映像再生開始日時T4に人が特定の
部屋に居る必要がなく、自然に生活している中で記録さ
れた映像をより確実に観賞できる利点があり、無人の室
内で再生されるという無駄も有効に防止できる。
【0065】さらに、撮像カメラ2に人の移動に追従し
て自動的に回動操作される回動操作機構が備えられた構
造とすれば、撮影対象がいつも画面の中央に位置するよ
うに制御して撮影することができる。なお、この人の移
動に追従する方式としては、撮影される映像の画像処理
により人の移動を検出して追従させる方式等を採用すれ
ばよい。
【0066】また、この画像処理による動体の識別を利
用して撮影用人検知センサに利用する方式としてもよ
い。この場合、前述のような撮影用人検知センサ9が不
要となる利点がある。
【0067】さらに、前記実施形態において、撮影用人
検知センサ9や再生用人検知センサ10による人の検知
を条件に、撮像カメラ2で撮影された映像をメモリ部5
に記録し、メモリ部5に記録された映像をモニタ4に再
生表示する方式とされているが、これらセンサ9、10
を省略または、動作させないようにして、単に、映像記
録日時T2になれば、撮像カメラ2で撮影された映像を
メモリ部5に記録し、映像再生開始日時T4になれば、
メモリ部5に記録された映像をモニタ4に再生表示する
方式としてもよい。
【0068】また、記録や再生に際しても、映像だけに
限らず、マイクを利用して音声も同時に記録し、再生す
る方式としてもよく、さらには、動画像に限らず、静止
画像のみや音声のみを記録、再生する方式であってもよ
い。
【0069】さらに、映像記録日時T2における記録の
作動開始条件や映像再生開始日時T4における再生の作
動開始条件として、人の検知を例示しているが、このよ
うな記録開始トリガー情報や再生開始トリガー情報とし
て、人が特定の場所に来た場合、予め記録された特定人
の音声が入力された場合、「お誕生日おめでとう」等の
特定の言葉が検出された場合や特定の動作が行われた場
合等、必要に応じて、適宜設定すればよく、このような
記録開始トリガー情報等の音情報等が、マイク等からな
るトリガー検出手段による検出により、記録や再生が開
始される方式としてもよい。
【0070】また、キーボード7から特定の日時を入力
することによって、映像記録日時T2や映像再生開始日
時T4等が自動的に設定される実施形態を示している
が、日時入力手段は、映像記録日時T2や映像再生開始
日時T4等の日時を個別に入力して受け付ける構成とし
てもよい。この場合、各種の状況に対処でき、より汎用
性が向上する。
【0071】さらに、映像記録日時T2や映像再生開始
日時T4として、特定日の前後に所定期間、例えば前後
2〜3日を設定し、記録開始トリガー情報や再生開始ト
リガー情報の検出により、所定時間映像等を記録し、再
生する方式としてもよい。この場合、旅行等で2〜3日
家を留守にしていた場合等でも、帰宅した際に、前記所
定期間内であれば、有効に映像の記録や再生が実行でき
る。また、留守宅に不法侵入者があった場合には、自動
的に記録できる利点もある。
【0072】なお、撮像カメラ2から映像再生装置3側
へのデータの取り込みは有線に限らず、無線通信による
データの取り込み方式であってもよい。
【0073】また、情報記録手段として半導体メモリ5
aにより記録するメモリ部5を例示しているが、ハード
ディスク、DVD等のディスク等のその他の記録媒体で
あってもよい。
【0074】さらに、映像機器システム1が撮像カメラ
2と映像再生装置3とから主構成される構造を例示して
いるが、図9に示される如く、カメラ部2aと装置制御
部8aとモニタ部4aに三分割する構造や、さらには図
10に示される如く、装置制御部8aからメモリ部5が
独立した四分割構造であってもよい。
【0075】また、図11に示される如く、撮像カメラ
2、メモリ部5、制御部8等を備えた映像機器システム
本体部1aと既存のモニタ4により映像機器システム1
を構成する構造としてもよい。この際、撮影用人検知セ
ンサ9と再生用人検知センサ10を前述のように単一の
人検知センサで兼用する構造としてもよい。さらには図
12に示される如く、映像機器システム本体部1aから
メモリ部5が独立した構造であってもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、日時を入力する日時入力手段と、現在の
日時を計時する計時手段と、情報を取り込む情報入力手
段と、前記入力された日時に対応した第1の時間帯に前
記情報入力手段が作動され、該情報入力手段により取り
込まれた情報を記録する情報記録手段と、前記情報記録
手段に記録された情報を前記入力された日時に対応した
第2の時間帯に再生する情報再生手段とを備えたもので
あり、第1の時間帯になれば自動的に情報が記録され、
また第2に時間帯になれば自動的に記録された情報が再
生されるため、忘れずに記録できると共に忘れずに観賞
でき、使い勝手に優れる。
【0077】請求項2および請求項3に記載の発明によ
れば、第1の時間帯における情報入力手段の作動開始条
件として記録開始トリガー情報を検出するトリガー検出
手段を有するものであり、不用意な記録が有効に防止で
きる。
【0078】請求項4および請求項5に記載の発明によ
れば、情報は画像であり、情報入力手段は画像を撮影す
る撮像カメラを有し、該撮像カメラによる撮影領域内の
人の検知を行う撮影用人検知センサをさらに備え、該撮
影用人検知センサからの検知信号により第1の時間帯に
撮影領域内に人が不在の際には、情報記録手段によって
画像の記録が行われないものであり、無駄な記録が有効
に防止できる。
【0079】請求項6に記載の発明によれば、情報再生
手段は画像を再生表示する画像再生手段からなり、該画
像再生手段前方の人の検知を行う再生用人検知センサを
さらに備え、該再生用人検知センサからの検知信号によ
り第2の時間帯に画像再生手段前方に人が不在の際に
は、画像再生手段によって画像の再生表示が行われない
ものであり、無駄な記録の再生が有効に防止できる。
【0080】請求項7に記載の発明によれば、情報記録
手段は画像を記録する画像記録手段を有し、該画像記録
手段に記録された画像を編集する編集手段をさらに備え
たものであり、編集手段による編集によって効率のよい
再生が行われる。
【0081】請求項8および請求項9に記載の発明によ
れば、撮像カメラが異なる場所に複数台設置されると共
に、その異なる場所にそれぞれ対応して撮影用人検知セ
ンサが備えられ、各撮影用人検知センサにより人の存在
が検知された場所に設置された撮像カメラのみが作動さ
れるものであり、撮影の無駄が有効に防止できる。
【0082】請求項10に記載の発明によれば、画像再
生手段が異なる場所に複数台設置されると共に、その異
なる場所にそれぞれ対応して再生用人検知センサが備え
られ、各再生用人検知センサにより人の存在が検知され
た場所に設置された画像再生手段のみで画像の再生表示
が行われるものであり、再生の無駄が有効に防止でき
る。
【0083】請求項11に記載の発明によれば、日時入
力手段は第1の時間帯および第2の時間帯を個別に入力
を受け付けるものであり、各種の状況に対処でき、より
汎用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における情報機器システムを
示す概略説明図である。
【図2】同構成を示すブロック図である。
【図3】同動作を示すフローチャートである。
【図4】設置例を示す間取り図である。
【図5】キッチンテレビの斜視図である。
【図6】玄関テレビの斜視図である。
【図7】洗面所テレビの斜視図である。
【図8】ドレッサーテレビの斜視図である。
【図9】他の情報機器システムの構成を示すブロック図
である。
【図10】他の情報機器システムの構成を示すブロック
図である。
【図11】他の情報機器システムの構成を示すブロック
図である。
【図12】他の情報機器システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 映像機器システム 2 撮像カメラ 3 映像再生装置 4 モニタ 5 メモリ部 6 時計 7 キーボード 8 制御部 9 撮影用人検知センサ 10 再生用人検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 明 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AB04 AC10 CC20 DD04 5C054 AA01 CA04 CC02 CE16 CG07 CH04 EA01 EA05 EA07 FE02 FE26 GB05 GD03 HA19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日時を入力する日時入力手段と、 現在の日時を計時する計時手段と、 情報を取り込む情報入力手段と、 前記入力された日時に対応した第1の時間帯に前記情報
    入力手段が作動され、 該情報入力手段により取り込まれた情報を記録する情報
    記録手段と、 前記情報記録手段に記録された情報を前記入力された日
    時に対応した第2の時間帯に再生する情報再生手段と、
    を備えたことを特徴とする情報機器システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記第1の時間帯における前記情報入力手段の作動開始
    条件として予め設定された記録開始トリガー情報を検出
    するトリガー検出手段を有することを特徴とする情報機
    器システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記記録開始トリガー情報は音情報であることを特徴と
    する情報機器システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記情報は画像であり、前記情報入力手段は画像を撮影
    する撮像カメラを有することを特徴とする情報機器シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記撮像カメラによる撮影領域内の人の検知を行う撮影
    用人検知センサをさらに備え、該撮影用人検知センサか
    らの検知信号により前記第1の時間帯に前記撮影領域内
    に人が不在の際には、前記情報記録手段によって画像の
    記録が行われないことを特徴とする情報機器システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記情報再生手段は画像を再生表示する画像再生手段か
    らなり、該画像再生手段前方の人の検知を行う再生用人
    検知センサをさらに備え、該再生用人検知センサからの
    検知信号により前記第2の時間帯に前記画像再生手段前
    方に人が不在の際には、前記情報再生手段によって画像
    の再生表示が行われないことを特徴とする情報機器シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項6に記載の情報機
    器システムにおいて、 前記情報記録手段は画像を記録する画像記録手段を有
    し、該画像記録手段によって記録された画像を編集する
    編集手段をさらに備えたことを特徴とする情報機器シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記撮像カメラが異なる場所に複数台設置されると共
    に、その異なる場所にそれぞれ対応して各撮像カメラに
    よる撮影領域内の人の検知を行う撮影用人検知センサが
    備えられたことを特徴とする情報機器システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の情報機器システムにお
    いて、 前記各撮影用人検知センサにより人の存在が検知された
    場所に設置された前記撮像カメラのみが作動されること
    を特徴とする情報機器システム。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の情報機器システムに
    おいて、 前記画像再生手段が異なる場所に複数台設置されると共
    に、その異なる場所にそれぞれ対応して前記再生用人検
    知センサが備えられ、各再生用人検知センサにより人の
    存在が検知された場所に設置された画像再生手段のみで
    画像の再生表示が行われることを特徴とする情報機器シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項4、請求項6ないし請求項10
    のいずれかに記載の情報機器システムにおいて、 前記日時入力手段は前記第1の時間帯および前記第2の
    時間帯を個別に入力を受け付けることを特徴とする情報
    機器システム。
JP2000124127A 2000-04-25 2000-04-25 情報機器システム Pending JP2001309287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000124127A JP2001309287A (ja) 2000-04-25 2000-04-25 情報機器システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000124127A JP2001309287A (ja) 2000-04-25 2000-04-25 情報機器システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001309287A true JP2001309287A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18634305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000124127A Pending JP2001309287A (ja) 2000-04-25 2000-04-25 情報機器システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001309287A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173984A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Nikon Corp 画像再生装置および画像再生システム
US8634696B2 (en) 2004-12-15 2014-01-21 Nikon Corporation Image reproduction system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173984A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Nikon Corp 画像再生装置および画像再生システム
US8634696B2 (en) 2004-12-15 2014-01-21 Nikon Corporation Image reproduction system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1024662B1 (en) Television receiver
WO1989007317A1 (en) Public video recording system
JP2007318431A (ja) 表示制御システムおよび表示制御方法
JP3657132B2 (ja) 住宅の侵入監視装置
JP2001309287A (ja) 情報機器システム
JP2001346194A (ja) 侵入者管理装置
CA2383363C (en) Method for recording, reproducing or projecting digital or analogue, sampled or continuous audio and/or video records
US10121516B2 (en) Data monitoring and management device and event data monitoring method
JP3177412B2 (ja) 監視用画像記録再生装置
JPS59127489A (ja) 住宅来訪者監視装置
KR101285855B1 (ko) 디지털 비디오 레코더에서의 원 채널 멀티 검색 방법
JP3016534U (ja) メッセージ記録用ビデオテープレコーダー装置
JP4315617B2 (ja) 再生装置および記録再生装置
JP3566859B2 (ja) 監視カメラ映像録画コントロールシステム
WO2019198185A1 (ja) データ監視及び管理装置、イベントデータ監視方法
JPH01146471A (ja) 電子カメラ
JP3785293B2 (ja) 記録装置
JP3012788B2 (ja) 報知装置
JP2000023144A (ja) 監視カメラ留守録コントローラ
JPS63142789A (ja) テレビインタ−ホン装置
JPH11341483A (ja) 画像記憶装置
JPH0565185U (ja) 動画像録画装置
JPH0259996A (ja) 自動記録装置
JP2005286364A (ja) 監視システム
JPH06253205A (ja) ビデオムービー

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050613

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20051213