JP2001309245A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2001309245A
JP2001309245A JP2000122574A JP2000122574A JP2001309245A JP 2001309245 A JP2001309245 A JP 2001309245A JP 2000122574 A JP2000122574 A JP 2000122574A JP 2000122574 A JP2000122574 A JP 2000122574A JP 2001309245 A JP2001309245 A JP 2001309245A
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JP
Japan
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solid
state imaging
imaging device
conductive layer
chip
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Withdrawn
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JP2000122574A
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Yoshihiko Konno
吉彦 今野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置がコンパクトで、十分な耐ゴースト、フ
レア性が得られる固体撮像装置を提供する。 【解決手段】 このため、固体撮像装置を、受光面と同
一面側に電気的配線用のランド部を持つ固体撮像素子チ
ップと、少なくとも2層の導電層を有するフレキシブル
プリント配線板とにより構成され、前記固体撮像素子チ
ップのランド部と電気的に接続されるリード部を有する
第1の導電層を有し、ベースフィルムを挟んだ反対側に
前記固体撮像素子チップの受光部への不要光の入射を防
止するように、少なくとも前記第1の導電層を覆うよう
に設けられた第2の導電層を有するTABテープと、前
記固体撮像素子チップと対向するように配置されたカバ
ーガラスとにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に、
また特にCCD(電荷結合デバイス)やCMOS(相補
型金属酸化膜半導体)等の固体撮像素子のパッケージ構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像素子のパッケージを小型
化するために“TABパッケージ”や“COGパッケー
ジ”等の技術が知られている。
【0003】また、固体撮像素子を使用する場合、画角
外光線によるゴーストやフレアの発生を防止することが
望まれる。
【0004】特開平10−050969号公報による固
体撮像装置では、TABパッケージのベースフィルムを
用いて、有害光をカットする技術が開示されており、ま
た、特許第2697571号による固体撮像装置におい
ては、COGパッケージの接続リードパターンで有害光
をカットする技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下のような理由で有害光の遮光が十分に行え
ない欠点があった。すなわち、前記特開平10−050
969号公報による固体撮像装置では、ベースフィルム
による遮光を行っているため、遮光能力がベースフィル
ムの光透過度に依存しており、強烈な太陽光等を十分に
遮光することが難しい。
【0006】また、前記特許第2697571号の固体
撮像装置では、配線用パターンの延長により遮光を行っ
ているため、パターン間からの有害光透過を防止するこ
とができない。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、コンパクトで有害光の遮光能力に優れ
た固体撮像装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、以下の各項(1)〜(3)のいずれかに示す固体
撮像装置を提供することにより、前記目的を達成しよう
とするものである。
【0009】(1)受光面と同一面側に電気的配線用の
ランド部を持つ固体撮像素子チップと、少なくとも2層
の導電層を有するフレキシブルプリント配線板とにより
構成され、前記固体撮像素子チップのランド部と電気的
に接続されるリード部を有する第1の導電層を有し、ベ
ースフィルムを挟んだ反対側に前記固体撮像素子チップ
の受光部への不要光の入射を防止するように、少なくと
も前記第1の導電層を覆うように設けられた第2の導電
層を有するTABテープと、前記固体撮像素子チップと
対向するように配置されたカバーガラスとにより構成さ
れたことを特徴とする固体撮像装置。
【0010】(2)前記第1、第2の導電層が銅箔であ
ることを特徴とする前項(1)記載の固体撮像装置。
【0011】(3)前記第2の導電層の受光部に隣接す
る領域に黒化処理が施されていることを特徴とする前項
(2)記載の固体撮像装置。
【0012】
【作用】以上のような本発明構成により、この種の固体
撮像装置のコンパクト化と同時に、十分な耐ゴースト、
フレア性が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1,2に、本発明を適用した固
体撮像装置の一実施例のそれぞれ断面図(図1)及び分
解斜視図(図2)を示す。
【0014】図1において、1は固体撮像素子チップ、
2は、固体撮像素子チップ1上に設けられたマイクロレ
ンズである。
【0015】3はTABテープで、このTABテープ3
は両面フレキシブルプリント配線板で構成されている。
TABテープ3は、ベースフィルム4、第1の銅箔層
5、第2の銅箔層6、第1のカバーレイ7、第2のカバ
ーレイ8により構成されている。9はカバーガラスであ
る。
【0016】固体撮像素子チップ1には、図2に示され
ているように、受光面10と同一面側に複数のランド1
1が形成されている。受光面10は、複数のフォトダイ
オードが配列されており、これらのフォトダイオード上
に、前述のマイクロレンズ2が配置されている。
【0017】第1の銅箔層5は、図2の破線で示されて
いるように、前記複数のランド11と対応するように、
リード部5aが一体的に形成されている。
【0018】なお、図1,2において、12はバンプ
で、ランド11とリード部5aを電気的に接合する。
【0019】13は第1の接着剤で、バンプ12により
ランド11とリード部5aを接続後に固体撮像素子チッ
プ1とTABテープ3とを接着固定する。14は第2の
接着剤で、カバーガラス9とTABテープ3とを接着固
定する。
【0020】第1の接着剤13と第2の接着剤14とに
より、固体撮像素子チップ1の受光面10側の空間15
は密閉される。
【0021】本実施例では、マイクロレンズ2の集光効
果を減じないために、空間15は中空構造としている
が、マイクロレンズ2がない場合や、集光効果の必要性
が低い時等には、接着剤により空間15を満たしても良
い。
【0022】第2の銅箔層6は、図2に示されているよ
うに、べたパターンとなっている。受光面10、第2の
銅箔層6、第1の銅箔層5は、それぞれ開口幅が 受光面10 :l1 第1の銅箔層5:l3 第2の銅箔層6:l2 であり、相互の大小の関係はl1 <l2 <l3 に設定さ
れている。
【0023】また、第2の銅箔層6のカバーガラス9面
側には、BCR処理(ブラッククロムメッキ処理、黒化
処理)が施されており、不要光の反射を低減している。
【0024】第2の銅箔層6は、内側の開口幅はl2
あるが、外側の大きさは、本実施例では撮像素子チップ
1のサイズより大きく形成されている。
【0025】以上のような本実施例構成によれば、不要
光を第2の銅箔層6で完全にカットすることが可能とな
り、フレアの発生を低減させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による固体
撮像装置は、受光面と同一面側に電気的配線用のランド
部を持つ固体撮像素子チップと、少なくとも2層の導電
層を有するフレキシブルプリント配線板とにより構成さ
れ、前記固体撮像素子チップのランド部と電気的に接続
されるリード部を有する第1の導電層を有し、ベースフ
ィルムを挟んだ反対側に前記固体撮像素子チップの受光
部への不要光の入射を防止するように、少なくとも前記
第1の導電層を覆うように設けられた第2の導電層を有
するTABテープと、前記固体撮像素子チップと対向す
るように配置されたカバーガラスとにより構成されてい
る。
【0027】上記構成により、装置のコンパクト化と同
時に、十分な耐ゴースト、フレア性が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例固体撮像装置の断面図
【図2】 実施例固体撮像装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 固体撮像素子チップ 2 マイクロレンズ 3 TAB(Tape automated bond
ing)テープ 4 ベースフィルム 5 第1の銅箔層(導電層) 5a リード部 6 第2の銅箔層(導電層) 7 第1のカバーレイ 8 第2のカバーレイ 9 カバーガラス 10 受光面(受光部) 11 ランド 12 バンプ 13 第1の接着剤 14 第2の接着剤 15 空間
フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA05 AB01 BA06 CA02 GD04 GD07 HA05 HA24 HA27 HA31 5C024 CX01 CY47 EX00 EX21 EX23 EX43 GY01 GY31 5F088 BA05 BA10 BA15 BB03 EA20 HA01 HA10 JA01 JA05 JA11 JA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面と同一面側に電気的配線用のラン
    ド部を持つ固体撮像素子チップと、 少なくとも2層の導電層を有するフレキシブルプリント
    配線板とにより構成され、 前記固体撮像素子チップのランド部と電気的に接続され
    るリード部を有する第1の導電層を有し、 ベースフィルムを挟んだ反対側に前記固体撮像素子チッ
    プの受光部への不要光の入射を防止するように、少なく
    とも前記第1の導電層を覆うように設けられた第2の導
    電層を有するTABテープと、 前記固体撮像素子チップと対向するように配置されたカ
    バーガラスとにより構成されたことを特徴とする固体撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の導電層が銅箔であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の導電層の受光部に隣接する領
    域に黒化処理が施されていることを特徴とする請求項2
    記載の固体撮像装置。
JP2000122574A 2000-04-24 2000-04-24 固体撮像装置 Withdrawn JP2001309245A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1478174A2 (en) * 2003-05-09 2004-11-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Imaging apparatus
JP2007536728A (ja) * 2004-05-06 2007-12-13 オプトパック、インコーポレイテッド 基板の背面上にパターニングされた層を有する電子パッケージ及びその製造方法

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