JP2001308980A - 携帯端末装置および携帯端末装置用のアダプタ - Google Patents

携帯端末装置および携帯端末装置用のアダプタ

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JP2001308980A
JP2001308980A JP2000124140A JP2000124140A JP2001308980A JP 2001308980 A JP2001308980 A JP 2001308980A JP 2000124140 A JP2000124140 A JP 2000124140A JP 2000124140 A JP2000124140 A JP 2000124140A JP 2001308980 A JP2001308980 A JP 2001308980A
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adapter
terminal device
portable terminal
unit
terminal
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JP2000124140A
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English (en)
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Takeshi Ikeda
毅 池田
Hiroshi Miyagi
弘 宮城
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NSC Co Ltd
Original Assignee
Nigata Semitsu Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話装置やオーディオ機器などを含む複
数の電子機器の携帯性を向上させることができるように
するとともに、携帯電話以外の追加機能の動作によらず
携帯電話装置をより長い時間使用できるようにする。 【解決手段】 圧縮音楽データの復号再生部40を携帯
電話装置1に内蔵させるとともに、外部電源としてのバ
ッテリ51を内蔵したアダプタ10を携帯電話装置1に
接続し、復号再生を行うときはアダプタ10内の外部電
源を利用するようにすることにより、携帯電話とオーデ
ィオプレーヤとを別々に持たなくても良いようにして携
帯性を向上させるとともに、音楽の再生によって携帯電
話装置1の内部のバッテリ38が消耗してしまう不都合
を防止できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末装置および
携帯端末装置用のアダプタに関し、例えば、着信待ち中
に携帯電話以外の他の機能を実行できるようにした携帯
電話装置およびこれに装着可能なアダプタに用いて好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、屋内・屋外のどこにいても通話や
メールのやり取りなどを自由に行うことができる便利さ
などから、携帯電話が広く普及し、多くの人がこれを使
用するようになっている。そして、携帯電話装置の携帯
性を良くするために小型・軽量化のための研究が従来か
ら盛んに行われており、現に最近の携帯電話装置は従来
と比べて小型および軽量になってきている。
【0003】また、最近では、ラジオ受信機、コンパク
トディスク(CD)プレーヤ、ミニディスク(MD)プ
レーヤなどのオーディオ機器についても小型・軽量化が
進み、これらのオーディオ機器を常時携帯して音楽など
を聴取するユーザがますます増えている。また、このよ
うなオーディオ機器に限らず、電子機器は全般的に小型
化されてきており、その電子機器を常時携帯していつで
も自由に利用できるスタイルが定着してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、オーディオ機器を始めとする様々な電子機器を携帯
電話装置と共に携帯するケースが非常に多くなってきて
いる。しかし、個々の電子機器が小型・軽量化されてき
ているとは言っても、複数の電子機器を同時に携帯する
ことは非常に面倒である。また、操作部や表示部などの
資源が複数の電子機器で重複して用いられており、無駄
が多かった。
【0005】このような不便さや無駄を解消するための
方法として、携帯電話装置とオーディオ機器などの他の
電子機器とを一体化して構成することが考えられる。し
かしながら、このように携帯電話装置とオーディオ機器
などの他の電子機器とを一体化して構成すると、他の電
子機器の機能を使用することによって電池が消耗されて
しまい、通話可能時間が短くなってしまうという問題が
生じる。最悪の場合は、電話機能以外の使用によって電
池を使い切ってしまい、肝心の通話を行うことができな
くなってしまうことも考えられる。
【0006】なお、ここでは代表例として携帯電話装置
と他の電子機器との組合わせについて説明しているが、
以上のことは、携帯電話装置以外の複数の携帯端末装置
を一体化させる場合においても同様に言えることであ
る。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、携帯電話装置やオーディオ機器などを含
む複数の電子機器の携帯性を向上させることができるよ
うにするとともに、追加機能の動作によって携帯端末装
置内の電池を消耗してしまい、携帯端末装置を本来の目
的で使用可能な時間が短くなってしまう不都合を防止す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯端末装
置は、外部電源としての電池部を備えたアダプタと電気
的に接続するための第1のインタフェース手段と、追加
の機能を実行する追加機能実行手段とを備え、上記第1
のインタフェース手段を介して上記アダプタが接続され
たときに、上記アダプタ内の電池部から上記追加機能実
行手段の動作電源を供給可能なように構成したことを特
徴とする。
【0009】本発明の他の態様では、上記第1のインタ
フェース手段は、上記アダプタ内の電池部から供給され
る電源を上記携帯端末装置内の充電回路に供給するため
の端子を有することを特徴とする。
【0010】本発明のその他の態様では、上記追加機能
実行手段から出力される情報とそれ以外の情報との何れ
かを選択する選択手段を備えたことを特徴とする。例え
ば、上記携帯端末装置は携帯電話装置であり、上記選択
手段は、上記携帯電話装置が着信待ち中か、着信時ある
いは通話中であるかに応じて選択動作を行う。
【0011】本発明のその他の態様では、上記追加機能
実行手段の出力の利用の有無を切り替える切替手段を備
えたことを特徴とする。例えば、上記携帯端末装置は携
帯電話装置であり、上記切替手段は、上記携帯電話装置
が着信待ち中か、着信時あるいは通話中であるかに応じ
て切替動作を行う。
【0012】本発明のその他の態様では、上記追加機能
実行手段は、上記携帯端末装置で受信した圧縮音声デー
タを復号して再生する音声復号再生手段、ラジオ放送を
受信してその音声を出力するラジオ受信手段、音声入出
力手段から供給される音声と内部の電話機能実行手段か
ら供給される音声とを記録媒体に記録するとともに、上
記記録媒体に記録された音声を再生する記録再生手段、
またはFM文字放送を受信してその文字情報を出力する
文字放送受信手段であることを特徴とする。
【0013】本発明のその他の態様では、上記第1のイ
ンタフェース手段は、上記携帯端末装置と上記アダプタ
との着脱を検出するための端子を有し、上記携帯端末装
置と上記アダプタとが装着状態にないときには、上記追
加機能実行手段に対する操作を無効とするよう制御する
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の携帯端末装置用のアダプタ
は、携帯端末装置と電気的に接続するための第2のイン
タフェース手段と、上記携帯端末装置に対して外部電源
として機能する電池部とを備え、上記第2のインタフェ
ース手段を介して上記携帯端末装置と電気的に接続し、
上記電池部から上記携帯端末装置へと上記携帯端末装置
内の追加機能実行手段の動作電源を供給するようにした
ことを特徴とする。
【0015】本発明の他の態様では、上記第2のインタ
フェース手段を介して上記携帯端末装置と電気的に接続
し、上記電池部を用いて上記携帯端末装置内の2次電池
を充電するようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明のその他の態様では、着脱可能な音
声入出力手段と電気的に接続するための第3のインタフ
ェース手段、あるいは音声入出力手段を備えたことを特
徴とする。
【0017】本発明は上記技術手段より成るので、携帯
端末装置内に追加機能実行手段を内蔵させることで、携
帯端末装置と追加機能を実行する電子機器とを別々に持
ち歩く必要がなくなるとともに、複数の機能で同じ資源
を共有して使うことが可能となる。また、携帯端末装置
にアダプタを接続することで、携帯端末装置に内蔵され
た追加機能実行手段をアダプタ内の外部電源を利用して
動作させることができるようになる。よって、追加機能
を実行するときに携帯端末装置内の電池を消費すること
がなく、追加機能の実行によらず携帯端末装置を長い時
間使用することが可能となる。
【0018】また、本発明の他の特徴によれば、アダプ
タ内の電池部から第1のインタフェース手段を介して携
帯端末装置に電源が供給され、当該携帯端末装置内の電
池部が充電されることとなるので、携帯端末装置で電池
残量が不足した場合などに充電を行って、携帯端末装置
をできるだけ長い時間使用することが可能となる。
【0019】また、本発明のその他の特徴によれば、携
帯端末装置にアダプタが装着されていないときには、追
加機能実行手段に対して行われた指示は無効とされ、外
部電源が接続されていないときに内部電源を利用して追
加機能が実行されてしまうことを確実に防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、第1の実施形態による携帯
端末装置用のアダプタおよびこれを適用した携帯電話装
置の構成例を示す図である。
【0021】図1において、1は携帯電話装置であり、
音声や画像、データなどの情報通信を無線で行うための
アンテナ2と、情報を表示する液晶ディスプレイ(LC
D)3と、様々な操作を行うためのキーパッド4と、音
声を出力するスピーカ5と、音声を入力するマイク6
と、イヤホンマイク等を接続可能なイヤホンマイク端子
7とを備えて構成される。上記イヤホンマイク端子7
は、携帯電話装置1の側面に設けられている。このイヤ
ホンマイク端子7によって本発明の第1のインタフェー
ス手段が構成される。
【0022】また、10は本実施形態による携帯端末装
置用のアダプタであり、後述するように、内部回路とし
て電話部、電池部、携帯電話以外の追加機能実行部を備
えている。このアダプタ10は、上記携帯電話装置1に
アダプタ10を接続するためのプラグ11と、当該プラ
グ11とアダプタ10の内部回路との間を電気的に接続
する接続コード12と、イヤホンマイク等を接続可能な
イヤホンマイク端子13とを備えている。上記プラグ1
1および接続コード12によって本発明の第2のインタ
フェース手段が構成され、イヤホンマイク端子13によ
って本発明の第3のインタフェース手段が構成される。
【0023】また、20は携帯電話装置1を直接持たな
くても通話することができるように構成されたイヤホン
マイク(本発明の音声入出力手段)であり、イヤホン2
1と、マイク22と、上記携帯電話装置1あるいはアダ
プタ10にイヤホンマイク20を接続するためのプラグ
23と、当該プラグ23とイヤホン21やマイク22と
の間を電気的に接続する接続コード24とを備えてい
る。
【0024】図1の例では、アダプタ10のプラグ11
を携帯電話装置1のイヤホンマイク端子7に挿入接続す
るとともに、イヤホンマイク20のプラグ23をアダプ
タ10のイヤホンマイク端子13に挿入接続した状態を
示している。なお、イヤホンマイク20のプラグ23を
携帯電話装置1のイヤホンマイク端子7に直接挿入接続
することも可能である。
【0025】図2は、上記携帯電話装置1およびアダプ
タ10の内部構成の例を示す図である。図2に示すよう
に、携帯電話装置1は、制御部31(本発明の制御手
段)、電話部32、送受信部33、操作部34、表示部
35、音声入出力部36、充電部37、バッテリ38、
メモリ39、復号再生部40およびレギュレータ41を
備えている。また、スイッチSW1,SW2も備えてい
る。
【0026】上記制御部31は、バッテリ38から供給
される電源電圧をもとに動作し、図示しないROMなど
のメモリに格納された制御プログラムに基づいて携帯電
話装置1内の全ての処理を制御する。
【0027】例えば、送受信部33により相手局との間
で送受信される音声信号を電話部32との間でやり取り
し、通話に関する処理を制御する。電話部32は、通話
を行うための一切の処理を行う機能ブロックであり、バ
ッテリ38から供給される電源電圧をもとに動作する。
この電話部32としては公知のものを使用することが可
能なので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0028】電話部32を用いた通話の際に、自己の音
声は、例えば図1のマイク6から音声入出力部36を介
して入力され、送受信部33により相手局に送信され
る。また、送受信部33により受信される相手局の音声
は、音声入出力部36から図1のスピーカ5に出力され
る。なお、携帯電話装置1のイヤホンマイク端子7を介
してイヤホンマイク20が接続されている場合には、こ
のイヤホンマイク20が持つマイク22およびイヤホン
21によって音声の入出力がなされる。
【0029】また、制御部31は、操作部34(図1の
キーパッド4を含む)の操作状態を検出し、検出した操
作情報に基づいて携帯電話装置1の種々の状態を設定し
たり、通話やメール送受信、インターネットへのアクセ
スなどに関する種々の処理を制御する。このとき、状態
を設定するために必要な情報、あるいはメール送受信や
インターネットへのアクセス等により得られた情報など
は、表示部35によって図1のLCD3に表示される。
【0030】また、制御部31は、アンテナ2を用いて
インターネットに無線で接続し、所望の音楽配信サイト
から圧縮された音楽データをダウンロードしてメモリ3
9に蓄積する処理を制御する。また、制御部31は、操
作部34による再生指示に従って、メモリ39に蓄積さ
れている圧縮音楽データを読み出し、復号再生部40に
よってこれを復号して再生する処理も制御する。
【0031】ここで、音楽データの圧縮方式としては、
MP3(MPEG-Audio Layer3)、AAC(Advanced Audi
o Coding)、AC-3(Dolby Digital)、ATRAC3
(Adaptive Transform Acoustic Coding)、TwinVQ、
WMA(Windows Media Audio)などを用いることが可
能である。上記復号再生部40は、これらのMP3、A
AC、AC-3、ATRAC3、TwinVQ、WMAなど
の何れかの圧縮方式に対応した復号機能を有している。
【0032】上記バッテリ38は、リチウム電池などの
充電可能な2次電池である。通常は、携帯電話装置1を
専用の充電器に装着することにより、充電部37によっ
てバッテリ38の充電が行われる。本実施形態では更
に、アダプタ10を携帯電話装置1に装着し、操作部3
4によって充電の指示を行うことにより、アダプタ10
が備えるバッテリ51の電源電圧を利用して携帯電話装
置1のバッテリ38を充電することもできるようにして
いる。
【0033】アダプタ10が備えるバッテリ51は、携
帯電話装置1のバッテリ38と同様に充電式の2次電池
であっても良いし、マンガン乾電池、アルカリマンガン
乾電池などの1次電池であっても良い。2次電池を使用
する場合は、携帯電話装置1と同様にアダプタ10内に
も充電回路が更に設けられる。
【0034】携帯電話装置1のイヤホンマイク端子7
は、イヤホン出力端子7aと、マイク入力端子7bと、
グランド端子7cと、電源端子7dとを備えている。イ
ヤホン出力端子7aは、第1のスイッチSW1を介して
電話部32および復号再生部40に接続されている。ま
た、マイク入力端子7bは電話部32に接続され、グラ
ンド端子7cは接地されている。さらに、電源端子7d
は、第2のスイッチSW2およびレギュレータ41を介
して充電部37に接続されるとともに、復号再生部40
にも接続されている。上記第2のスイッチSW2も、制
御部31の制御に基づきオン/オフが切り替えられる。
【0035】上記イヤホンマイク端子7が備える4つの
端子7a,7b,7c,7dのうち、イヤホン出力端子
7aからは、上記電話部32で処理された通話中の相手
音声、あるいは復号再生部40で復号・再生された音楽
などが外部へと出力される。このイヤホン出力端子7a
が接続される第1のスイッチSW1は、その共通端子c
が当該イヤホン出力端子7aに接続され、一方の切替端
子aが復号再生部40に接続され、他方の切替端子bが
電話部32に接続されている。
【0036】この第1のスイッチSW1は、本発明の選
択手段を構成するものであり、制御部31の制御に基づ
き切り替えられる。そして、一方の切替端子a側に切り
替えられたときには、復号再生部40で復号された音楽
が、イヤホン出力端子7aを介して外部へと出力され
る。また、他方の切替端子b側に切り替えられたときに
は、電話部32で処理された通話中の相手音声が、イヤ
ホン出力端子7aを介して外部へと出力される。
【0037】本実施形態において、制御部31は、着信
待ち中のときは第1のスイッチSW1を一方の切替端子
a側に切り替え、着信時および通話中のときは第1のス
イッチSW1を他方の切替端子b側に切り替えるように
する。このようにすることにより、着信待ち中のときに
は復号再生部40から出力された音楽をイヤホン21で
聞き、着信時および通話中のときには電話部32からの
音声をイヤホン21で聞くことが可能となる。
【0038】また、マイク入力端子7bからは、通話中
などにイヤホンマイク20のマイク22から入力された
自己の音声が電話部32に入力される。このようにイヤ
ホンマイク端子7のイヤホン出力端子7aとマイク入力
端子7bとが電話部32と接続されているので、イヤホ
ンマイク20をイヤホンマイク端子7に直接、あるいは
アダプタ10を介して間接的に接続することにより、ユ
ーザが携帯電話装置1を直接持たなくてもイヤホンマイ
ク20を用いて通話することができるようになってい
る。
【0039】さらに、電源端子7dからは、アダプタ1
0内のバッテリ51からの電源電圧が復号再生部40に
供給されるとともに、第2のスイッチSW2およびレギ
ュレータ41を介して充電部37に供給される。これに
より、復号再生部40は、携帯電話装置1内のバッテリ
38ではなく、アダプタ10内のバッテリ51から電源
の供給を受けて動作する。また、上述したように、アダ
プタ10が備えるバッテリ51の電源電圧を利用して携
帯電話装置1のバッテリ38を充電することもできるよ
うになっている。
【0040】上記レギュレータ41は、アダプタ10内
のバッテリ51から供給される電源電圧を所定レベル以
下に抑えて出力するものである。アダプタ10を携帯電
話装置1に装着し、第2のスイッチSW2を閉じると、
バッテリ51の電源電圧が携帯電話装置1の充電部37
に供給されてバッテリ38の充電が行われる。このとき
バッテリ38に許容された規定電圧値を超えて充電が行
われると、バッテリ38の破損を招く恐れがある。
【0041】通常、携帯電話装置1のバッテリ38とし
て用いられるリチウム電池は、4.2V±50mVの範
囲内で充電すべきことが規定されている。ところが、ア
ダプタ10内のバッテリ51の種類として、リチウム電
池とは種類の異なる電池を使用した場合には、アダプタ
10内のバッテリ51の電源電圧が携帯電話装置1内の
バッテリ38の規定電圧値を超えてしまうことがある。
そのため、本実施形態では、アダプタ10にレギュレー
タ41を設け、当該アダプタ10から携帯電話装置1に
供給する電源電圧を所定レベルで一定となるようにして
いる。
【0042】また、このレギュレータ41は、携帯電話
装置1のバッテリ38からアダプタ10の方に電流が逆
流してくるのを防止する機能も有している。すなわち、
アダプタ10が備えるバッテリ51自体の残量が元々少
ない場合や、充電が進んでバッテリ51の残量が少なく
なってきた場合には、アダプタ10内のバッテリ51の
電源電圧より携帯電話装置1内のバッテリ38の電圧値
の方が高くなり、電流供給の流れが逆転しまうことにな
る。本実施形態のレギュレータ41は、このような携帯
電話装置1からの逆流を防止する。
【0043】なお、携帯電話装置1内のバッテリ38と
アダプタ10内のバッテリ51とで同じ種類の電池を用
いる場合は、レギュレータ41の代わりにダイオードを
設ければ良い。
【0044】アダプタ10のプラグ11は、イヤホン出
力端子11aと、マイク入力端子11bと、グランド端
子11cと、電源端子11dとを備えている。これらの
各端子11a,11b,11c、11dは、それぞれ接
続コード12のイヤホン出力線12a、マイク入力線1
2b、グランド線12c、電源線12dに接続されてい
る。そして、グランド線12cと電源線12dには、バ
ッテリ51が接続されている。
【0045】上記プラグ11のイヤホン出力端子11
a、マイク入力端子11b、グランド端子11c、電源
端子11dは、当該プラグ11が携帯電話装置1のイヤ
ホンマイク端子7に挿入されたときに、それぞれイヤホ
ンマイク端子7のイヤホン出力端子7a、マイク入力端
子7b、グランド端子7c、電源端子7dと電気的に接
続されるようになっている。
【0046】また、アダプタ10のイヤホンマイク端子
13は、イヤホン出力端子13aと、マイク入力端子1
3bと、グランド端子13cとを備えている。そして、
これらのイヤホン出力端子13a、マイク入力端子13
b、グランド端子13cは、それぞれ上記接続コード1
2のイヤホン出力線12a、マイク入力線12b、グラ
ンド線12cに接続されている。
【0047】上記イヤホンマイク端子13のイヤホン出
力端子13a、マイク入力端子13b、グランド端子1
3cは、イヤホンマイク20のプラグ23がアダプタ1
0のイヤホンマイク端子13に挿入されたときに、それ
ぞれ上記プラグ23が備えるイヤホン出力端子23a、
マイク入力端子23b、グランド端子23cと電気的に
接続されるようになっている。
【0048】また、これらのイヤホン出力端子23a、
マイク入力端子23b、グランド端子23cは、それぞ
れ接続コード24のイヤホン出力線24a、マイク入力
線24b、グランド線24cに接続されている。そし
て、イヤホン出力線24aはイヤホン21のプラス端子
に接続され、マイク入力線24bはマイク22のプラス
端子に接続され、グランド線24cはイヤホン21およ
びマイク22のグランド端子に共通に接続されている。
【0049】次に、上記のように構成した本実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の動作を説明す
る。本実施形態の携帯電話装置1は、上述したように無
線でインターネットに接続し、圧縮された音楽データを
ダウンロードする機能を持っている。すなわち、携帯電
話装置1の操作部34(キーパッド4)を操作すること
により、所望の音楽データをダウンロードしてメモリ3
9に蓄積することが可能である。
【0050】ここでは、携帯電話装置1のメモリ39に
所望の音楽データが既に蓄積されているものとする。そ
して、本実施形態のアダプタ10を携帯電話装置1に装
着し、更にアダプタ10にイヤホンマイク20を装着し
た状態で、通話を行わない着信待ち中のときは、アダプ
タ10内の第1のスイッチSW1は一方の切替端子a
側、第2のスイッチSW2はオフとなっている。
【0051】このような状態で、携帯電話装置1の操作
部34(キーパッド4)を用いて、メモリ39に蓄積さ
れた音楽を聞くために再生指示の操作を行うと、その操
作情報が制御部31で検知される。これに応じて制御部
31は、再生指示信号を復号再生部40に与える。復号
再生部40は、電源端子7dを介してアダプタ10内の
バッテリ51から供給される電源の下で、メモリ39か
ら蓄積されている圧縮音楽データを読み出し、それを復
号・再生して出力する。
【0052】このとき復号再生部40により復号・再生
された音楽データは、イヤホンマイク端子7のイヤホン
出力端子7aからアダプタ10へと出力される。さら
に、アダプタ10に出力された音楽データは、イヤホン
マイク端子13のイヤホン出力端子13aからイヤホン
マイク20へと出力される。これにより、携帯電話装置
1を用いて所望のサイトからダウンロードした音楽をイ
ヤホン21で聞くことができる。
【0053】メモリ39に蓄積された圧縮音楽データを
再生している途中で、キーパッド4に割り当てられた一
時停止、停止、早送り、巻戻しなどのボタンを操作する
と、その操作情報が携帯電話装置1の制御部31で検知
される。これに応じて制御部31は復号再生部40を制
御し、圧縮音楽データの復号処理の一時停止、停止、早
送り、巻戻しなどの処理を行う。
【0054】このように音楽を再生して聞いているとき
に携帯電話装置1で着信があると、そのことが制御部3
1で検知され、音声入出力部36を介してスピーカ5か
ら着信音が出力される。また、このとき制御部31は、
第1のスイッチSW1を他方の切替端子b側に切り替え
る。
【0055】第1のスイッチSW1が他方の切替端子b
側に切り替えられることにより、それまで復号再生部4
0から外部のイヤホン21に再生出力されていた音楽が
遮断され、電話部32から出力される着信音が、イヤホ
ンマイク端子7のイヤホン出力端子7aに送られる。そ
して、この着信音がアダプタ10を経由してイヤホンマ
イク20のイヤホン21に送られ、着信音をイヤホン2
1で聞くことができる。
【0056】以上のように、イヤホン21から音楽を聞
いているときでも、着信があれば着信音がイヤホン21
から出力される。これに応じてユーザが携帯電話装置1
に設けられた図示しない通話ボタンを押すと、通話を行
うことができるようになる。
【0057】通話中は、相手側の携帯電話装置(図示せ
ず)から送受信部33を介して送られてきた相手の音声
データが電話部32で処理され、イヤホンマイク端子7
のイヤホン出力端子7aを介してアダプタ10に送られ
る。そして、アダプタ10から更にイヤホンマイク20
のイヤホン21に出力される。これにより、通話時にお
ける相手の音声をイヤホン21から聞くことができる。
【0058】また、イヤホンマイク20のマイク22か
ら入力された自己の音声データは、アダプタ10を経由
して携帯電話装置1に送られ、イヤホンマイク端子7の
マイク入力端子7bから電話部32に供給される。そし
て、電話部32で処理された音声データが送受信部33
を介して相手側の携帯電話装置(図示せず)に送信され
る。
【0059】この通話中の状態においては、図1のマイ
ク6から音声入出力部36に入力された音声を電話部3
2で処理し、これを送受信部33を介して相手側の携帯
電話装置(図示せず)に送るとともに、相手側の携帯電
話装置(図示せず)から送受信部33を介して電話部3
2に入力された相手音声を音声入出力部36に供給し、
図1のスピーカ5から出力する処理も行われている。
【0060】その後、通話を終了してユーザが携帯電話
装置1の図示しない終了ボタンを押すと、そのことが制
御部31で検知される。これに応じて制御部31は、第
1のスイッチSW1を再び一方の切替端子a側に切り替
える。これにより、復号再生部40から再生された音楽
データが再びイヤホンマイク端子7から出力され、アダ
プタ10を介してイヤホンマイク20に送られる。よっ
て、イヤホン21で音楽を再び聴くことができるように
なる。
【0061】なお、以上の構成において、制御部31
は、着信があって第1のスイッチSW1を他方の切替端
子b側に切り替えたときに、その時点で復号処理を一時
中断するようにしても良い。このようにすれば、通信が
終わって再び第1のスイッチSW1を他方の切替端子b
側に切り替えたときに、着信によって中断されたところ
から続けて音楽を聴くことができる。
【0062】アダプタ10を携帯電話装置1に装着した
状態で、操作部34によって充電の指示を行うと、その
ことが制御部31で検知される。これに応じて制御部3
1は、第2のスイッチSW2をオンに切り替え、アダプ
タ10内のバッテリ51から携帯電話装置1のバッテリ
38に対して充電を実行する。
【0063】その後、操作部34によって充電終了の指
示が行われると、第2のスイッチSW2が再びオフに切
り替えられ、充電が停止される。なお、第2のスイッチ
SW2をオンに切り替えてから一定時間の経過後に自動
的にオフに戻すようにしても良い。
【0064】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、携帯電話装置1に標準で装備されているイヤホ
ンマイク端子7にアダプタ10を挿入接続し、更にイヤ
ホンマイク20を接続するだけで、電話の着信待ち中に
ダウンロードした音楽をイヤホン21で聴取しつつ、着
信があったときにはそのままの状態で通話を行うことが
できるようになる。
【0065】本実施形態では、携帯電話装置1が備えて
いるインターネットへの接続機能を利用して圧縮音楽デ
ータのダウンロードを行い、その復号再生処理も携帯電
話装置1内で行うようにしている。したがって、携帯電
話装置1と圧縮音楽データを再生するメモリオーディオ
プレーヤとを両方持ち歩く必要がなく、携帯性を格段に
向上させることができる。
【0066】また、本実施形態のアダプタ10は、バッ
テリ51などの必要最小限の回路を備えるだけなので大
きくはならず、携帯にも便利であるし、これが挿入接続
された状態でも携帯電話装置1の操作性を損なうことが
ない。これにより、携帯電話の操作性を損なうことな
く、携帯電話と圧縮音楽データの復号再生機とを含む複
数の電子機器の携帯性を向上させ、希望に応じて電話を
したり音楽を聞いたりすることが容易にできるようにな
る。
【0067】また、本実施形態では、携帯電話装置1内
の復号再生部40に対する各種の操作を携帯電話装置1
のキーパッド4から行うことができるので、携帯電話装
置1が元々備えるキーパッド4という資源を、電話機能
以外にも有効に活用することができる。また、音楽の再
生状態などを携帯電話装置1が備えるLCD3に表示す
ることにより、携帯電話装置1が元々備えるLCD3と
いう資源も有効に活用することができる。
【0068】さらに、本実施形態では、アダプタ10に
もイヤホンマイク端子13を設け、これにイヤホンマイ
ク20を着脱可能なように構成したので、既存のイヤホ
ンマイク20を有効に利用することができる。すなわ
ち、既にイヤホンマイク20を持ち合わせているユーザ
が後からアダプタ10を入手する場合にも、イヤホンマ
イク20が無駄になることがなく、資源重複の無駄を少
なくすることができる。
【0069】また、本実施形態では、アダプタ10内に
バッテリ51を設け、携帯電話装置1内の復号再生部4
0の動作はこのバッテリ51からの電源を用いて制御す
るようにしているので、音楽を聴取するときに携帯電話
装置1内の電池を消費することがなく、音楽を聴いてい
るがために通話時間が短くなってしまう不都合を防止す
ることができる。
【0070】さらに、本実施形態では、着信待ち中に音
楽をイヤホン21で聴くことができるだけでなく、携帯
電話装置1内のバッテリ38の残量が少なくなってきた
ときには、アダプタ10内のバッテリ51から携帯電話
装置1内のバッテリ38に対して充電を行うことができ
る。これにより、外出先などで携帯電話装置1の電池切
れが発生した場合にも即座に対応することができる。
【0071】なお、上記実施形態では、復号再生部40
により復号された音楽データを、イヤホンマイク端子7
を介して外部へと出力するようにしているが、音声入出
力部36に供給して図1のスピーカ5から出力するよう
にしても良い。このようにすれば、携帯電話装置1を用
いて所望のサイトからダウンロードした音楽を携帯電話
装置1のスピーカ5からも聞くことができる。
【0072】また、上記実施形態では、圧縮音楽データ
のダウンロードまでは制御部31で行うようにしている
が、このダウンロードの機能を制御部31とは別に設
け、ダウンロード自体もアダプタ10内のバッテリ51
の電源を利用して行うようにしても良い。また、電話部
32についても、携帯電話装置1内のバッテリ38、ま
たはアダプタ10内のバッテリ51の何れかを選択的に
利用して動作させるようにしても良い。このようにすれ
ば、外部電源を活用してできるだけ長い時間携帯電話装
置1を使用することが可能となる。
【0073】また、上記実施形態では、アダプタ10と
イヤホンマイク20とを別体とし、これらを着脱可能に
構成したが、これらを一体として構成するようにしても
良い。また、上記実施形態では、レギュレータ41を携
帯電話装置1内に設けたが、アダプタ10内に設けても
良い。
【0074】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の内部構成例を
示す図である。なお、図3において、図2に示した符号
と同一の符号を付したものは同一の機能を有するもので
あるので、これについての詳細な説明は省略する。ま
た、携帯電話装置1およびアダプタ10の外観は、図1
と同様に構成される。
【0075】本実施形態による携帯電話装置1は、図2
に示したメモリ39および復号再生部40の代わりに、
ラジオ部60が設けられる。このラジオ部60は、制御
部31からの指示に応じてラジオ放送の選局を行った
り、選局されたラジオ放送を受信してその音声を出力す
るなど、ラジオに関する一切の処理を行う機能ブロック
である。その他の構成および接続関係は、図2と同じで
良い。
【0076】次に、上記のように構成した本実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の動作を説明す
る。本実施形態のアダプタ10を携帯電話装置1に装着
し、更にアダプタ10にイヤホンマイク20を装着した
状態で、通話を行わない着信待ち中のときは、アダプタ
10内の第1のスイッチSW1は一方の切替端子a側、
第2のスイッチSW2はオフとなっている。
【0077】このような状態で、携帯電話装置1の操作
部34(キーパッド4)を用いて、ラジオ音声を聞くた
めの操作を行うと、制御部31の制御に基づきラジオ部
60により受信されたラジオ音声が、イヤホンマイク端
子7のイヤホン出力端子7aからアダプタ10へと出力
される。さらに、アダプタ10に出力されたラジオ音声
は、イヤホンマイク端子13のイヤホン出力端子13a
からイヤホンマイク20に出力される。これにより、ラ
ジオ音声をイヤホン21で聞くことができる。
【0078】このようにラジオを聞いているときに携帯
電話装置1で着信があると、そのことが制御部31で検
知され、音声入出力部36を介してスピーカ5から着信
音が出力される。また、このとき制御部31は、第1の
スイッチSW1を他方の切替端子b側に切り替える。こ
れにより、それまでイヤホン21に聞こえていたラジオ
音声が遮断され、電話部32から出力される着信音がイ
ヤホン21に出力されるようになる。
【0079】これに応じてユーザが携帯電話装置1に設
けられた図示しない通話ボタンを押すと、通話を行うこ
とができるようになる。通話中は、相手側の携帯電話装
置(図示せず)から送受信部33を介して送られてきた
相手の音声データが電話部32で処理され、イヤホンマ
イク端子7のイヤホン出力端子7aを介してアダプタ1
0に送られる。そして、アダプタ10から更にイヤホン
マイク20のイヤホン21に出力される。これにより、
通話時における相手の音声をイヤホン21から聞くこと
ができる。
【0080】また、イヤホンマイク20のマイク22か
ら入力された自己の音声データは、アダプタ10を経由
して携帯電話装置1に送られ、イヤホンマイク端子7の
マイク入力端子7bから電話部32に供給される。そし
て、電話部32で処理された音声データが送受信部33
を介して相手側の携帯電話装置(図示せず)に送信され
る。
【0081】この通話中の状態においては、図1のマイ
ク6から音声入出力部36に入力された音声を電話部3
2で処理し、これを送受信部33を介して相手側の携帯
電話装置(図示せず)に送るとともに、相手側の携帯電
話装置(図示せず)から送受信部33を介して電話部3
2に入力された相手音声を音声入出力部36に供給し、
図1のスピーカ5から出力する処理も行われている。
【0082】その後、通話を終了してユーザが携帯電話
装置1の図示しない終了ボタンを押すと、そのことが制
御部31で検知される。これに応じて制御部31は、第
1のスイッチSW1を再び一方の切替端子a側に切り替
える。これにより、ラジオ部60から出力されたラジオ
音声が再びイヤホンマイク端子7から出力され、アダプ
タ10を介してイヤホンマイク20に送られる。よっ
て、イヤホン21でラジオ音声を再び聞くことができる
ようになる。
【0083】以上のように、第2の実施形態によれば、
携帯電話装置1に標準で装備されているイヤホンマイク
端子7にアダプタ10を挿入接続し、更にイヤホンマイ
ク20を接続するだけで、電話の着信待ち中にラジオ音
声をイヤホン21から聴取しつつ、着信があったときに
はそのままの状態で通話を行うことができるようにな
る。
【0084】このとき、携帯電話装置1内のラジオ部6
0は、アダプタ10のバッテリ51から供給される電源
電圧によって動作するので、ラジオの聴取によって携帯
電話装置1内のバッテリ38を消費せず、携帯電話装置
1をできるだけ長時間使用することができる。また、ア
ダプタ10内のバッテリ51から携帯電話装置1内のバ
ッテリ38に対して充電を行うこともできる。その他、
第1の実施形態と同様の効果を本実施形態でも得ること
ができる。
【0085】なお、上記実施形態では、ラジオ部60よ
り出力されたラジオ音声を、イヤホンマイク端子7を介
して外部へと出力するようにしているが、音声入出力部
36に供給して図1のスピーカ5から出力するようにし
ても良い。このようにすれば、携帯電話装置1を用いて
受信したラジオ音声を携帯電話装置1のスピーカ5から
も聞くことができる。
【0086】また、上記実施形態では、アダプタ10と
イヤホンマイク20とを別体とし、これらを着脱可能に
構成したが、これらを一体として構成するようにしても
良い。また、上記実施形態では、レギュレータ41を携
帯電話装置1内に設けたが、アダプタ10内に設けても
良い。
【0087】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。図4は、第3の実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の内部構成例を
示す図である。なお、図4において、図2に示した符号
と同一の符号を付したものは同一の機能を有するもので
あるので、これについての詳細な説明は省略する。ま
た、携帯電話装置1およびアダプタ10の外観は、図1
と同様に構成される。
【0088】図4に示すように、第3の実施形態による
携帯電話装置1は、図1に示したメモリ39および復号
再生部40の代わりに、FM文字放送対応ラジオ部(見
えるラジオ部)61が設けられている。見えるラジオ部
61は、操作部34からの指示に応じてFM文字放送の
選局を行ったり、選局されたラジオ放送を受信してその
文字情報を出力したりするなど、見えるラジオに関する
一切の処理を行う機能ブロックである。
【0089】この見えるラジオ部61には、イヤホンマ
イク端子7の電源端子7dが接続されている。これによ
って本実施形態の見えるラジオ部61も、アダプタ10
内のバッテリ51から電源の供給を受けて動作するよう
になっている。
【0090】本実施形態の場合、図2に示した第1のス
イッチSW1はなく、イヤホンマイク端子7のイヤホン
出力端子7aと電話部32とが直接接続されている。ま
た、見えるラジオ部61と制御部31との間をつなぐ配
線のうち、見えるラジオ部61で受信したFM文字放送
データを制御部31に送る部分の配線上には、第3のス
イッチSW3が設けられている。
【0091】上記第3のスイッチSW3は、制御部31
の制御に基づいてオン/オフが切り替えられる。このと
き制御部31は、携帯電話装置1で通話を行っていない
着信待ち中の状態では第3のスイッチSW3を閉じ、着
信時および通話中の状態では3のスイッチSW3を開い
た状態に切り替える。上記第3のスイッチSW3がオン
となったときは、見えるラジオ部61より出力されるF
M文字放送データが制御部31に供給される。これを受
けた制御部31は、表示部35を制御してその文字情報
をLCD3に表示する。
【0092】次に、上記のように構成した本実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の動作を説明す
る。本実施形態では、イヤホンマイク端子7のイヤホン
出力端子7a、マイク入力端子7bは、電話部32に直
接接続されている。よって、アダプタ10を携帯電話装
置1に装着し、更にイヤホンマイク20をアダプタ10
に装着しておけば、常に、電話部32から送られてくる
音声をイヤホン21で聞き、マイク22から入力される
音声を電話部32に出力することが可能である。
【0093】このような状態で、着信待ち中で上記第3
のスイッチSW3がオンとなっているときに、携帯電話
装置1の操作部34(キーパッド4)を用いて、見える
ラジオの文字放送を見るための操作を行うと、その操作
情報が制御部31で検知される。これに応じて制御部3
1は、見えるラジオ部61を制御し、選局されたFM文
字放送の受信を行う。
【0094】このとき見えるラジオ部61より出力され
た文字情報は、制御部31へと送られる。この文字情報
を受けた制御部31は、表示部35を制御してその文字
情報をLCD3に表示する。これにより、見えるラジオ
部61で受信したFM文字放送を携帯電話装置1のLC
D3で見ることができる。
【0095】このように見えるラジオの文字情報をLC
D3に表示しているときに携帯電話装置1で着信がある
と、そのことが制御部31で検知され、電話部32から
出力された着信音が音声入出力部36を介してスピーカ
5から出力される。また、電話部32から出力された着
信音は、イヤホンマイク端子7を介して出力され、アダ
プタ10を経由してイヤホンマイク20のイヤホン21
からも出力される。このとき制御部31は、第3のスイ
ッチSW3をオフに切り替える。
【0096】これにより、それまでLCD3に表示され
ていたFM文字放送が遮断され、携帯電話装置1の電話
部32により処理された文字情報、例えば発信元の電話
番号や氏名などが表示部35によりLCD3に表示され
る。これに応じてユーザが携帯電話装置1に設けられた
図示しない通話ボタンを押すと、通話を行うことができ
るようになる。
【0097】通話中は、相手側の携帯電話装置(図示せ
ず)から送受信部33を介して送られてきた相手の音声
データが電話部32で処理され、イヤホンマイク端子7
のイヤホン出力端子7aを介してアダプタ10に送られ
る。そして、アダプタ10から更にイヤホンマイク20
のイヤホン21に出力される。これにより、通話時にお
ける相手の音声をイヤホン21から聞くことができる。
【0098】また、イヤホンマイク20のマイク22か
ら入力された自己の音声データは、アダプタ10を経由
して携帯電話装置1に送られ、イヤホンマイク端子7の
マイク入力端子7bから電話部32に供給される。そし
て、電話部32で処理された音声データが送受信部33
を介して相手側の携帯電話装置(図示せず)に送信され
る。
【0099】この通話中の状態においては、図1のマイ
ク6から音声入出力部36に入力された音声を電話部3
2で処理し、これを送受信部33を介して相手側の携帯
電話装置(図示せず)に送るとともに、相手側の携帯電
話装置(図示せず)から送受信部33を介して電話部3
2に入力された相手音声を音声入出力部36に供給し、
図1のスピーカ5から出力する処理も行われている。
【0100】その後、通話を終了してユーザが携帯電話
装置1の図示しない終了ボタンを押すと、そのことが制
御部31で検知される。これに応じて制御部31は、第
3のスイッチSW3を再びオンに切り替える。これによ
り、見えるラジオ部61から出力された文字情報が再び
表示部35に送られ、LCD3でその文字情報を見るこ
とができるようになる。
【0101】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、携帯電話装置1に標準で装備されているイヤホ
ンマイク端子7に対してアダプタ10を挿入接続し、更
にイヤホンマイク20を接続するだけで、電話の着信待
ち中に見えるラジオの文字情報を携帯電話装置1のLC
D3に表示しつつ、着信があったときにはその着信情報
をLCD3に切り替えて表示することができるようにな
る。
【0102】このとき、携帯電話装置1内の見えるラジ
オ部61は、アダプタ10のバッテリ51から供給され
る電源電圧によって動作するので、見えるラジオの表示
によって携帯電話装置1内のバッテリ38を消費せず、
携帯電話装置1をできるだけ長時間使用することができ
る。また、アダプタ10内のバッテリ51から携帯電話
装置1内のバッテリ38に対して充電を行うこともでき
る。その他、第1の実施形態と同様の効果を本実施形態
でも得ることができる。
【0103】なお、上記実施形態では、アダプタ10と
イヤホンマイク20とを別体とし、これらを着脱可能に
構成したが、これらを一体として構成するようにしても
良い。また、上記実施形態では、レギュレータ41を携
帯電話装置1内に設けたが、アダプタ10内に設けても
良い。
【0104】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。図5は、第4の実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の内部構成例を
示す図である。なお、図5において、図2に示した符号
と同一の符号を付したものは同一の機能を有するもので
あるので、これについての詳細な説明は省略する。ま
た、携帯電話装置1およびアダプタ10の外観は、図1
と同様に構成される。
【0105】図5に示すように、第4の実施形態による
携帯電話装置1は、図2に示したメモリ39および復号
再生部40の代わりに、記録部62、再生部62および
メモリ63を備えている。また、図2に示した第1のス
イッチSW1の代わりに、第4のスイッチSW4が設け
られている。
【0106】上記記録部62は、イヤホンマイク端子7
の電源端子7dに接続されている。また、この記録部6
2には、電話部32より出力される音声が供給されると
ともに、イヤホンマイク端子7のマイク入力端子7bよ
り入力される音声が供給されるようになっている。そし
て、この記録部62は、制御部31の制御に従って、電
話部32から出力される通話時の相手の音声データ、お
よびイヤホンマイク20のマイク22から入力される通
話時の自己の音声データをメモリ64に記録する処理を
行う。
【0107】また、再生部63は、イヤホンマイク端子
7の電源端子7dに接続されるとともに、第4のスイッ
チSW4を介してイヤホンマイク端子7のイヤホン出力
端子7aに接続されている。この再生部63は、制御部
31の制御に従って、メモリ64に記録されている音声
データを再生し、それをイヤホンマイク端子7を介して
アダプタ10に出力する処理を行う。
【0108】メモリ64は、例えばスタティックRAM
(SRAM)やフラッシュメモリなどの半導体メモリを
用いることが可能である。また、ハードディスクやミニ
ディスク、コンパクトディスクなどのディスク状記憶装
置、あるいは磁気テープなどのテープ状記憶装置を用い
ても良い。また、このメモリ64をメモリカード等で構
成し、携帯電話装置1に対して着脱可能に構成しても良
い。
【0109】上記第4のスイッチSW4は、その共通端
子cがイヤホンマイク端子7のイヤホン出力端子7aに
接続され、一方の切替端子aが再生部63に接続され、
他方の切替端子bが電話部32に接続されている。この
第4のスイッチSW4も、制御部31の制御に基づいて
切り替えられる。このとき制御部31は、携帯電話装置
1で通話を行っていない着信待ち中の状態では一方の切
替端子a側に切り替え、着信時および通話中は他方の切
替端子b側に切り替える。
【0110】上記第4のスイッチSW4が一方の切替端
子a側に切り替えられたときは、再生部63によりメモ
リ64から再生された音声が、イヤホンマイク端子7の
イヤホン出力端子7aを介してアダプタ10に送られ
る。一方、第4のスイッチSW4が他方の切替端子b側
に切り替えられたときは、電話部32で処理された音声
(通話時における相手の音声など)が、イヤホンマイク
端子7のイヤホン出力端子7aを介してアダプタ10に
送られる。
【0111】次に、上記のように構成した本実施形態に
よる携帯電話装置1およびアダプタ10の動作を説明す
る。本実施形態のアダプタ10を携帯電話装置1に装着
し、更にアダプタ10にイヤホンマイク20を装着した
状態で、通話を行っているときは、第4のスイッチSW
4は他方の切替端子b側に接続されている。
【0112】これにより、電話部32で処理された相手
の音声データなどが第4のスイッチSW4を通過し、イ
ヤホンマイク端子7を介してアダプタ10に出力され
る。さらに、アダプタ10に出力された音声データは、
イヤホンマイク20のイヤホン21に送られる。また、
イヤホンマイク20のマイク22から入力される自己の
音声などがアダプタ10を介して携帯電話装置1に送ら
れる。そして、この自己の音声データは、マイク入力端
子7bを介して電話部32に送られ、送受信部33によ
って相手の携帯電話装置(図示せず)に送信される。
【0113】このような通話状態のとき、送受信部33
で受信され電話部32で処理された相手の音声データ、
およびマイク22より入力された自己の音声データは、
記録部62に供給されている。このとき、例えば携帯電
話装置1の操作部34を操作して記録を指示すると、そ
のことが制御部31で検知され、記録部62の動作が制
御される。これにより、通話中の会話を記録部62によ
ってメモリ64に記録することができる。
【0114】一方、通話を行わない着信待ち中のとき
は、第4のスイッチSW4は、一方の切替端子a側に接
続されている。このとき、操作部34を操作して再生を
指示すると、そのことが制御部31で検知され、再生部
63の動作が制御される。これにより、メモリ64に記
録されている会話の音声データが再生部63によって再
生される。再生された音声データは、第4のスイッチS
W4を介してイヤホン出力端子7aからアダプタ10へ
と出力され、更にイヤホンマイク20へと出力される。
これにより、メモリ64に記録された会話をイヤホン2
1で聞くことができる。
【0115】このように過去の会話を聞いているときに
着信があると、第4のスイッチSW4が再び他方の切替
端子b側に切り替えられる。これにより、それまでイヤ
ホン21に聞こえていた過去の会話の音声が遮断され、
電話部32から送られてくる着信音がスピーカ5やイヤ
ホン21から出力される。これに応じてユーザが携帯電
話装置1に設けられた図示しない通話ボタンを押すと、
通話を行うことができるようになる。
【0116】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、携帯電話装置1に標準で装備されているイヤホ
ンマイク端子7にアダプタ10を挿入接続し、更にイヤ
ホンマイク20を接続するだけで、通話中の会話をメモ
リ64に記録し、電話の着信待ち中にその記録した会話
を再生して聞くことができる。このメモリ64を通話用
のメモリとは別に設けることにより、より長い時間会話
を録音することができるようになる。また、実際の会話
だけでなく、留守番電話により相手のメッセージを記録
するためのメモリとしても利用することが可能である。
【0117】このとき、携帯電話装置1内の記録部62
および再生部63は、アダプタ10のバッテリ51から
供給される電源電圧によって動作するので、音声の記録
再生動作によって携帯電話装置1内のバッテリ38を消
費せず、携帯電話装置1をできるだけ長時間使用するこ
とができる。また、アダプタ10内のバッテリ51から
携帯電話装置1内のバッテリ38に対して充電を行うこ
ともできる。その他、第1の実施形態と同様の効果を本
実施形態でも得ることができる。
【0118】なお、記録動作の開始や停止の指示をユー
ザが行うのではなく、制御部31が着信があったことを
検知したときに記録部62で自動的に記録動作を開始
し、通話が終了したことを検知したときに自動的に記録
動作を停止するようにしても良い。
【0119】また、上記実施形態では、再生部63によ
り再生された音声を、イヤホンマイク端子7を介して外
部へと出力するようにしているが、音声入出力部36に
供給して図1のスピーカ5から出力するようにしても良
い。このようにすれば、携帯電話装置1を用いて録音し
た会話の音声を携帯電話装置1のスピーカ5からも聞く
ことができる。
【0120】また、上記実施形態では、アダプタ10と
イヤホンマイク20とを別体とし、これらを着脱可能に
構成したが、これらを一体として構成するようにしても
良い。また、上記実施形態では、レギュレータ41を携
帯電話装置1内に設けたが、アダプタ10内に設けても
良い。
【0121】(第5の実施形態)図6は、第5の実施形
態による携帯端末装置用のアダプタおよびこれを適用し
た携帯電話装置の構成例を示す図である。図6に示す携
帯電話装置100は、外部機器と接続するためのインタ
フェースコネクタ8を備えている。携帯電話装置100
のその他の構成は、図1に示した携帯電話装置1と同じ
である。このインタフェースコネクタ8によって本発明
の第1のインタフェース手段が構成される。
【0122】また、70は本実施形態による携帯端末装
置用のアダプタである。このアダプタ70は、上記携帯
電話装置100にアダプタ70を接続するためのインタ
フェースコネクタ71と、イヤホンマイク等を接続可能
なイヤホンマイク端子72とを備えている。上記インタ
フェースコネクタ71によって本発明の第2のインタフ
ェース手段が構成され、イヤホンマイク端子72によっ
て本発明の第3のインタフェース手段が構成される。
【0123】図6の例では、アダプタ70のインタフェ
ースコネクタ71を携帯電話装置100のインタフェー
スコネクタ8に挿入接続するとともに、イヤホンマイク
20のプラグ23をアダプタ70のイヤホンマイク端子
72に挿入接続した状態を示している。なお、イヤホン
マイク20のプラグ23を携帯電話装置100のイヤホ
ンマイク端子7に直接挿入接続することも可能である。
【0124】図7は、上記携帯電話装置100およびア
ダプタ70の内部構成の例を示す図である。図7におい
て、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一
の機能を有するものであるので、これについての詳細な
説明は省略する。
【0125】図7と図2とを比較すれば明らかなよう
に、本実施形態による携帯電話装置100およびアダプ
タ70の機能構成は、図2に示した携帯電話装置1およ
びアダプタ10の機能構成とほぼ同じである。違いは、
携帯電話装置100とアダプタ70とを接続するインタ
フェース部分のみである。すなわち、図2の例では、携
帯電話装置1とアダプタ10とを、イヤホンマイク端子
7とプラグ11によって接続するようにしていたが、図
7の例では、インタフェースコネクタ8,71によって
接続するようにしている。
【0126】図7に示すように、アダプタ70が備える
インタフェースコネクタ71は、携帯電話装置100が
備えている規格化されたインタフェースコネクタ8と接
続するために必要な複数の端子を有している。本実施形
態のアダプタ70は、このインタフェースコネクタ71
を介して携帯電話装置100と着脱可能に構成されてい
る。
【0127】インタフェースコネクタ71が備える複数
の端子には、グランド端子GND、電源端子VCC、外
部音声出力端子AFO、外部音声入力端子AFI、セン
サ端子SARが含まれる。このインタフェースコネクタ
71の外形は、携帯電話装置100が標準で備えるイン
タフェースコネクタ8と略同じ形状に形成されており、
装着状態でちょうど勘合するようになっている。
【0128】そして、アダプタ70が携帯電話装置10
0に装着された状態において、アダプタ70が持つイン
タフェースコネクタ71のグランド端子GND、電源端
子VCC、外部音声出力端子AFO、外部音声入力端子
AFIおよびセンサ端子SARと、携帯電話装置100
が持つインタフェースコネクタ8のグランド端子GN
D、電源端子VCC、外部音声入力端子AFI、外部音
声出力端子AFOおよびセンサ端子SARとがそれぞれ
電気的に接続される。
【0129】携帯電話装置100内において、グランド
端子GNDは充電部37に接続され、電源端子VCCは
復号再生部40に接続されるとともに、第2のスイッチ
SW2を介してレギュレータ41に接続されている。外
部音声入力端子AFIは電話部32に接続され、外部音
声出力端子AFOは第1のスイッチSW1を介して電話
部32および復号再生部40に接続されている。また、
センサ端子SARは制御部31に接続されている。
【0130】また、アダプタ70内において、グランド
端子GNDは接地され、電源端子VCCはバッテリ51
に接続されている。外部音声出力端子AFOはイヤホン
マイク端子13のマイク入力端子13bに接続され、外
部音声入力端子AFIはイヤホンマイク端子13のイヤ
ホン出力端子13aに接続されている。また、センサ端
子SARはバッテリ51に接続されている。
【0131】上述のセンサ端子SARは、例えば、アダ
プタ70が携帯電話装置100に装着されているか否か
を検出するために用いられる。すなわち、アダプタ70
が携帯電話装置100に装着されると、バッテリ51の
電源がセンサ端子SARを介して制御部31に与えられ
る。したがって、センサ端子SARから供給される電源
の有無を見ることにより、アダプタ70が携帯電話装置
100に装着されているか否かを検出することができ
る。
【0132】本実施形態において、制御部31は、アダ
プタ70が携帯電話装置100に装着されていないとき
には、復号再生部40に対する操作部34の操作を無効
とするように制御する。このようにすることにより、外
部電源としてのバッテリ51を備えたアダプタ70が装
着されていないときに復号・再生処理が指示されても、
その指示は無視することができ、電話部32の機能以外
に内部のバッテリ38が消費されてしまうことを確実に
防止することができる。
【0133】次に、上記のように構成した本実施形態に
よる携帯電話装置100およびアダプタ70の動作を説
明する。本実施形態の携帯電話装置100は、無線でイ
ンターネットに接続し、圧縮された音楽データをダウン
ロードする機能を持っている。すなわち、携帯電話装置
100の操作部34(キーパッド4)を操作することに
より、所望の音楽データをダウンロードしてメモリ39
に蓄積することが可能である。
【0134】ここでは、携帯電話装置100のメモリ3
9に所望の音楽データが既に蓄積されているものとす
る。そして、本実施形態のアダプタ70を携帯電話装置
100に装着し、更にアダプタ70にイヤホンマイク2
0を装着した状態で、通話を行わない着信待ち中のとき
は、携帯電話装置100内の第1のスイッチSW1は一
方の切替端子a側、第2のスイッチSW2はオフとなっ
ている。
【0135】このような状態で、携帯電話装置100の
操作部34(キーパッド4)を用いて、メモリ39に蓄
積された音楽を聞くために再生指示の操作を行うと、そ
の操作情報が制御部31で検知される。これに応じて制
御部31は、再生指示信号を復号再生部40に与える。
復号再生部40は、電源端子VCCを介してアダプタ7
0内のバッテリ51から供給される電源の下で、メモリ
39から蓄積されている圧縮音楽データを読み出し、そ
れを復号・再生して出力する。
【0136】このとき復号再生部40により復号・再生
された音楽データは、インタフェースコネクタ8の外部
音声出力端子AFOからアダプタ70へと出力される。
さらに、アダプタ70に出力された音楽データは、イン
タフェースコネクタ71の外部音声入力端子AFIから
イヤホンマイク端子13のイヤホン出力端子13aを介
してイヤホンマイク20へと出力される。これにより、
携帯電話装置100を用いて所望のサイトからダウンロ
ードした音楽をイヤホン21で聞くことができる。
【0137】メモリ39に蓄積された圧縮音楽データを
再生している途中で、キーパッド4に割り当てられた一
時停止、停止、早送り、巻戻しなどのボタンを操作する
と、その操作情報が携帯電話装置100の制御部31で
検知される。これに応じて制御部31は、復号再生部4
0を制御し、圧縮音楽データの復号処理の一時停止、停
止、早送り、巻戻しなどの処理を行う。
【0138】このように音楽を再生して聞いているとき
に携帯電話装置100で着信があると、そのことが制御
部31で検知され、音声入出力部36を介してスピーカ
5から着信音が出力される。また、このとき制御部31
は、第1のスイッチSW1を他方の切替端子b側に切り
替える。
【0139】第1のスイッチSW1が他方の切替端子b
側に切り替えられることにより、それまで復号再生部4
0から外部のイヤホン21に再生出力されていた音楽が
遮断され、電話部32から出力される着信音が、インタ
フェースコネクタ8の外部音声出力端子AFOに送られ
る。そして、この着信音がアダプタ70を経由してイヤ
ホンマイク20のイヤホン21に送られる。これによ
り、着信音をイヤホン21で聞くことができる。
【0140】以上のように、イヤホン21から音楽を聞
いているときでも、着信があれば着信音がイヤホン21
から出力される。これに応じてユーザが携帯電話装置1
00に設けられた図示しない通話ボタンを押すと、通話
を行うことができるようになる。
【0141】通話中は、相手側の携帯電話装置(図示せ
ず)から送受信部33を介して送られてきた相手の音声
データが電話部32で処理され、インタフェースコネク
タ8の外部音声出力端子AFOを介してアダプタ70に
送られる。そして、アダプタ70から更にイヤホンマイ
ク端子13を介してイヤホンマイク20のイヤホン21
に出力される。これにより、通話時における相手の音声
をイヤホン21から聞くことができる。
【0142】また、イヤホンマイク20のマイク22か
ら入力された自己の音声データは、イヤホンマイク端子
13のマイク入力端子13bを介してアダプタ70に入
力される。さらに、インタフェースコネクタ71の外部
音声出力端子AFOを介して携帯電話装置100に送ら
れ、インタフェースコネクタ8の外部音声入力端子AF
Iから電話部32に供給される。そして、電話部32で
処理された音声データが送受信部33を介して相手側の
携帯電話装置(図示せず)に送信される。
【0143】この通話中の状態においては、図6のマイ
ク6から音声入出力部36に入力された音声を電話部3
2で処理し、これを送受信部33を介して相手側の携帯
電話装置(図示せず)に送るとともに、相手側の携帯電
話装置(図示せず)から送受信部33を介して電話部3
2に入力された相手音声を音声入出力部36に供給し、
図6のスピーカ5から出力する処理も行われている。
【0144】その後、通話を終了してユーザが携帯電話
装置100の図示しない終了ボタンを押すと、そのこと
が制御部31で検知される。これに応じて制御部31
は、第1のスイッチSW1を再び一方の切替端子a側に
切り替える。これにより、復号再生部40から再生され
た音楽データが再びインタフェースコネクタ8から出力
され、アダプタ70を介してイヤホンマイク20に送ら
れる。よって、イヤホン21で音楽を再び聴くことがで
きるようになる。
【0145】また、アダプタ70を携帯電話装置100
に装着した状態で、操作部34によって充電の指示を行
うと、そのことが制御部31で検知される。これに応じ
て制御部31は、第2のスイッチSW2をオンに切り替
え、アダプタ70内のバッテリ51から携帯電話装置1
00のバッテリ38に対して充電を実行する。
【0146】その後、操作部34によって充電終了の指
示が行われると、第2のスイッチSW2が再びオフに切
り替えられ、充電が停止される。なお、第2のスイッチ
SW2をオンに切り替えてから一定時間の経過後に自動
にオフに戻すようにしても良い。
【0147】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、携帯電話装置100に標準で装備されているイ
ンタフェースコネクタ8にアダプタ70を挿入接続し、
更にイヤホンマイク20を接続するだけで、電話の着信
待ち中にダウンロードした音楽をイヤホン21で聴取し
つつ、着信があったときにはそのままの状態で通話を行
うことができるようになる。
【0148】本実施形態では、携帯電話装置100が備
えているインターネットへの接続機能を利用して圧縮音
楽データのダウンロードを行い、その復号再生処理も携
帯電話装置100内で行うようにしている。したがっ
て、携帯電話装置100と圧縮音楽データを再生するメ
モリオーディオプレーヤとを両方持ち歩く必要がなく、
携帯性を格段に向上させることができる。
【0149】また、本実施形態のアダプタ70は、バッ
テリ51などの必要最小限の回路を備えるだけなので大
きくはならず、携帯にも便利であるし、これが挿入接続
された状態でも携帯電話装置100の操作性を損なうこ
とがない。これにより、携帯電話の操作性を損なうこと
なく、携帯電話と圧縮音楽データの復号再生機とを含む
複数の電子機器の携帯性を向上させ、希望に応じて電話
をしたり音楽を聞いたりすることが容易にできるように
なる。
【0150】また、本実施形態では、携帯電話装置10
0内の復号再生部40に対する各種の操作を携帯電話装
置100のキーパッド4から行うことができるので、携
帯電話装置100が元々備えるキーパッド4という資源
を、電話機能以外にも有効に活用することができる。ま
た、音楽の再生状態などを携帯電話装置100が備える
LCD3に表示することにより、携帯電話装置100が
元々備えるLCD3という資源も有効に活用することが
できる。
【0151】さらに、本実施形態では、アダプタ70に
もイヤホンマイク端子13を設け、これにイヤホンマイ
ク20を着脱可能なように構成したので、既存のイヤホ
ンマイク20を有効に利用することができる。すなわ
ち、既にイヤホンマイク20を持ち合わせているユーザ
が後からアダプタ70を入手する場合にも、イヤホンマ
イク20が無駄になることがなく、資源重複の無駄を少
なくすることができる。
【0152】また、本実施形態では、アダプタ70内に
バッテリ51を設け、携帯電話装置100内の復号再生
部40の動作はこのバッテリ51からの電源を用いて制
御するようにしているので、音楽を聴取するときに携帯
電話装置100内の電池を消費することがなく、音楽を
聴いているがために通話時間が短くなってしまう不都合
を防止することができる。
【0153】さらに、本実施形態では、着信待ち中に音
楽をイヤホン21で聴くことができるだけでなく、携帯
電話装置100内のバッテリ38の残量が少なくなって
きたときには、アダプタ70内のバッテリ51から携帯
電話装置100内のバッテリ38に対して充電を行うこ
とができる。これにより、外出先などで携帯電話装置1
00の電池切れが発生した場合にも即座に対応すること
ができる。
【0154】なお、上記実施形態では、復号再生部40
により復号された音楽データを、インタフェースコネク
タ8を介して外部へと出力するようにしているが、音声
入出力部36に供給して図6のスピーカ5から出力する
ようにしても良い。このようにすれば、携帯電話装置1
00を用いて所望のサイトからダウンロードした音楽を
携帯電話装置100のスピーカ5からも聞くことができ
る。
【0155】また、上記実施形態では、圧縮音楽データ
のダウンロードまでは制御部31で行うようにしている
が、このダウンロードの機能を制御部31とは別に設
け、ダウンロード自体もアダプタ70内のバッテリ51
の電源を利用して行うようにしても良い。また、電話部
32についても、携帯電話装置100内のバッテリ3
8、またはアダプタ70内のバッテリ51の何れかを選
択的に利用して動作させるようにしても良い。このよう
にすれば、外部電源を活用してできるだけ長い時間携帯
電話装置100を使用することが可能となる。
【0156】また、上記実施形態では、アダプタ70と
イヤホンマイク20とを別体とし、これらを着脱可能に
構成したが、これらを一体として構成するようにしても
良い。また、上記実施形態では、レギュレータ41を携
帯電話装置100内に設けたが、アダプタ70内に設け
ても良い。
【0157】また、上記実施形態では、携帯電話装置1
00が電話部32以外に持つ追加機能として、圧縮音楽
データの復号再生機能を例に挙げたが、上述した第2〜
第4の実施形態と同様に、ラジオ受信機能、見えるラジ
オの受信機能、音声の記録再生機能にも適用することが
可能である。その場合の携帯電話装置100およびアダ
プタ70の内部の機能構成は、図3〜図5に示したもの
と同様である。すなわち、図3〜図5においてイヤホン
マイク端子7に接続していたインタフェースを、図7と
同様にインタフェースコネクタ8に接続するインタフェ
ースに変更するだけで良い。よって、ここでは、図面を
あげての詳細な説明は省略する。
【0158】また、上記実施形態では、アダプタ70の
本体とインタフェースコネクタ71とを一体的に形成し
た例を示したが、これに限定されない。例えば、図8に
示すように、アダプタ80の本体とインタフェースコネ
クタ81との間をケーブル82によって繋ぐようにして
も良い。この場合において、アダプタ80の本体とケー
ブル82は一体的に形成しても良いし、これらを着脱可
能に構成しても良い。
【0159】さらに、このようにアダプタ80の本体と
インタフェースコネクタ81との間をケーブル82によ
って繋いた場合において、図9に示すように携帯電話装
置100の裏側(バッテリ38を収納する開閉扉84が
ある面)にアダプタ80の収納ケース83を設け、アダ
プタ80をこの収納ケース83の中に収納できるように
しても良い。
【0160】このようにすれば、ケーブル82を介して
アダプタ80を携帯電話装置100に装着した状態で、
両者を一体的に持ち運ぶことができ、便利である。な
お、収納ケース83の形状は、図9に示したようなもの
には限定されない。また、アダプタ80がある程度の大
きさを持つ場合には、アダプタ80の外面に収納ケース
を設け、この中に携帯電話装置100を収納できるよう
にしても良い。
【0161】また、図10に示すように、携帯電話装置
100の裏面の一部あるいは全部と、アダプタ80の何
れかの面の一部あるいは全部とにそれぞれマジックテー
プ(登録商標)などを貼り付けておき、互いのマジック
テープを貼り合わせることによって、アダプタ80と携
帯電話装置100とを一体的に持ち運ぶことができるよ
うにすることも可能である。アダプタ80または携帯電
話装置100の何れか一方に両面テープを貼り付けるよ
うにしても良い。また、マジックテープや両面テープを
貼り付ける位置は、携帯電話装置100の側面であって
も良い。
【0162】また、図11に示すように、AC電源を用
いる一般的な充電器と同様に据置型の形状にアダプタ9
0を構成し、当該アダプタ90の上部に設けた開口部9
1に携帯電話装置100を立てるように入れることで両
者を接続するようにしても良い。この場合、アダプタ9
0のインタフェースコネクタは、上記開口部91の底の
部分に設けられ、携帯電話装置100を入れたときにア
ダプタ90と携帯電話装置100のコネクタどうしが電
気的に接続できるように構成される。
【0163】以上の各実施形態においては、アダプタが
備える追加機能として、ラジオ受信機能、見えるラジオ
の受信機能、圧縮音声の復号再生機能、音声録再機能な
どをそれぞれ単独で備える例について説明した。これに
対して、これらの機能を任意に組み合わせて携帯電話装
置内に組み込むことも可能である。この場合は、上述の
各実施形態で説明した各機能部と各スイッチとを適当に
設け、これを制御部31により制御することによって所
望の機能動作を選択的に実行させることができる。
【0164】また、上記各実施形態では、アダプタが備
える追加機能として、ラジオ受信機能、充電機能、見え
るラジオの受信機能、圧縮音声の復号再生機能、音声録
再機能などを例に挙げたが、これらに限定されるもので
はない。例えば、携帯電話装置に対する拡張メモリ機
能、ページャ機能、携帯電話装置でダウンロードしたゲ
ームソフトの実行機能、非接触ICカードとのデータ通
信機能などを適用することも可能である。
【0165】また、上記実施形態では音声情報や文字情
報を処理する機能について特に説明しているが、静止画
や動画を含む画像情報を処理する追加機能をアダプタに
よって実現することも可能である。例えば、インターネ
ットにアクセスしてダウンロードした静止画や動画をア
ダプタ内の拡張メモリに取り込み、アダプタ内で再生で
きるようにすることも考えられる。
【0166】また、上記実施形態では、アダプタを携帯
電話装置に適用する場合を例にとって説明したが、PD
A(Personal Digital Assistants)などの他の携帯用
電子機器に適用することも可能である。
【0167】その他、上記に示した各実施形態は、何れ
も本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示した
ものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限
定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本
発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱するこ
となく、様々な形で実施することができる。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯端末装置内に追加機能実行手段を内蔵させたので、
携帯端末装置と追加機能を実行する電子機器とを別々に
持ち歩く必要がなくなり、携帯端末装置の操作性を損な
うことなく、複数の機能を実行する電子機器の携帯性を
向上させ、希望に応じて各機能を使い分けることが容易
にできるようになる。
【0169】また、携帯端末装置に標準で装備されてい
るインタフェースにアダプタを接続することで、携帯端
末装置に内蔵された追加機能実行手段をアダプタ内の外
部電源を利用して動作させることができるようになる。
これにより、追加機能を実行するときに携帯端末装置内
の電池を消費することがなくなり、追加機能の実行によ
らず携帯端末装置をより長い時間使用することができる
ようになる。
【0170】また、本発明の他の特徴によれば、アダプ
タ内の電池部から供給される電源を携帯端末装置内の充
電回路に供給するための端子を第1のインタフェース手
段に持たせたので、携帯端末装置の電池残量が不足した
場合などには充電を行って、携帯端末装置の使用可能時
間を長くすることができる。
【0171】また、本発明のその他の特徴によれば、携
帯端末装置にアダプタが装着されていないときには、追
加機能実行手段に対する操作を無効とするようにしたの
で、外部電源が接続されていないときに内部電源を利用
して追加機能が実行されてしまうことを確実に防止でき
る。これにより、追加機能の実行による内部電源の消耗
を確実に防止し、携帯端末装置をできるだけ長い時間使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による携帯端末装置用のアダプ
タおよびこれを適用した携帯電話装置の外観構成例を示
す図である。
【図2】第1の実施形態による携帯電話装置およびアダ
プタの内部構成例を示す図である。
【図3】第2の実施形態による携帯電話装置およびアダ
プタの内部構成例を示す図である。
【図4】第3の実施形態による携帯電話装置およびアダ
プタの内部構成例を示す図である。
【図5】第4の実施形態による携帯電話装置およびアダ
プタの内部構成例を示す図である。
【図6】第5の実施形態による携帯端末装置用のアダプ
タおよびこれを適用した携帯電話装置の外観構成例を示
す図である。
【図7】第5の実施形態による携帯電話装置およびアダ
プタの内部構成例を示す図である。
【図8】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図9】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図10】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図11】アダプタの他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話装置 2 アンテナ 3 LCD 4 キーパッド 5 スピーカ 6 マイク 7 イヤホンマイク端子 8 インタフェースコネクタ 10 携帯端末装置用のアダプタ 11 プラグ 12 接続コード 13 イヤホンマイク端子 20 イヤホンマイク 21 イヤホン 22 マイク 23 プラグ 24 接続コード 31 制御部 32 電話部 33 送受信部 34 操作部 35 表示部 36 音声入出力部 37 充電部 38 バッテリ 39 メモリ 40 復号再生部 41 レギュレータ 51 バッテリ 60 ラジオ部 61 見えるラジオ部 62 記録部 63 再生部 64 メモリ 70 携帯端末装置用のアダプタ 71 インタフェースコネクタ 100 携帯端末装置用のアダプタ SW1〜SW4 スイッチ GND グランド端子 ACC 電源端子 AFI 外部音声入力端子 AFO 外部音声出力端子 SAR センサ端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 FF03 FF25 GG03 HH01 HH29 KK07 5K067 AA34 AA42 AA43 BB04 DD27 DD54 FF13 FF15 FF19 FF23 FF26 FF27 FF40 GG11 HH01 HH23 KK05 KK06 KK15 KK17 5K101 KK18 LL12 MM06 NN07 NN36 NN37

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源としての電池部を備えたアダプ
    タと電気的に接続するための第1のインタフェース手段
    と、 追加の機能を実行する追加機能実行手段とを備え、 上記第1のインタフェース手段を介して上記アダプタが
    接続されたときに、上記アダプタ内の電池部から上記追
    加機能実行手段の動作電源を供給可能なように構成した
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のインタフェース手段は、上記
    アダプタ内の電池部から供給される電源を上記携帯端末
    装置内の充電回路に供給するための端子を有することを
    特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 上記追加機能実行手段から出力される情
    報とそれ以外の情報との何れかを選択する選択手段を備
    えたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端
    末装置。
  4. 【請求項4】 上記携帯端末装置は携帯電話装置であ
    り、上記選択手段は、上記携帯電話装置が着信待ち中
    か、着信時あるいは通話中であるかに応じて選択動作を
    行うことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 上記追加機能実行手段は、上記携帯端末
    装置で受信した圧縮音声データを復号して再生する音声
    復号再生手段であることを特徴とする請求項1〜4の何
    れか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 上記追加機能実行手段は、ラジオ放送を
    受信してその音声を出力するラジオ受信手段であること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の携帯端
    末装置。
  7. 【請求項7】 上記追加機能実行手段は、音声入出力手
    段から供給される音声と内部の電話機能実行手段から供
    給される音声とを記録媒体に記録するとともに、上記記
    録媒体に記録された音声を再生する記録再生手段である
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の携
    帯端末装置。
  8. 【請求項8】 上記追加機能実行手段の出力の利用の有
    無を切り替える切替手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の携帯端末装置。
  9. 【請求項9】 上記携帯端末装置は携帯電話装置であ
    り、上記切替手段は、上記携帯電話装置が着信待ち中
    か、着信時あるいは通話中であるかに応じて切替動作を
    行うことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末装置。
  10. 【請求項10】 上記追加機能実行手段は、FM文字放
    送を受信してその文字情報を出力する文字放送受信手段
    であることを特徴とする請求項1、2、8または9に記
    載の携帯端末装置用のアダプタ。
  11. 【請求項11】 上記第1のインタフェース手段は、上
    記携帯端末装置と上記アダプタとの着脱を検出するため
    の端子を有し、 上記携帯端末装置と上記アダプタとが装着状態にないと
    きには、上記追加機能実行手段に対する操作を無効とす
    るよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜10の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  12. 【請求項12】 携帯端末装置と電気的に接続するため
    の第2のインタフェース手段と、 上記携帯端末装置に対して外部電源として機能する電池
    部とを備え、 上記第2のインタフェース手段を介して上記携帯端末装
    置と電気的に接続し、上記電池部から上記携帯端末装置
    へと上記携帯端末装置内の追加機能実行手段の動作電源
    を供給するようにしたことを特徴とする携帯端末装置用
    のアダプタ。
  13. 【請求項13】 上記第2のインタフェース手段を介し
    て上記携帯端末装置と電気的に接続し、上記電池部を用
    いて上記携帯端末装置内の2次電池を充電するようにし
    たことを特徴とする請求項12に記載の携帯端末装置用
    のアダプタ。
  14. 【請求項14】 着脱可能な音声入出力手段と電気的に
    接続するための第3のインタフェース手段、あるいは音
    声入出力手段を備えたことを特徴とする請求項12また
    は13に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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