JP2001308913A - インターネット電話システムにおける通話品質保証方法 - Google Patents

インターネット電話システムにおける通話品質保証方法

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JP2001308913A JP2000117046A JP2000117046A JP2001308913A JP 2001308913 A JP2001308913 A JP 2001308913A JP 2000117046 A JP2000117046 A JP 2000117046A JP 2000117046 A JP2000117046 A JP 2000117046A JP 2001308913 A JP2001308913 A JP 2001308913A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、予め登録された特定ユーザに対し
てインターネット電話の通信品質レベルを保証すること
ができるインターネット電話システムにおける通信品質
保証方法を提供することにある。 【解決手段】 通信開始時に、発呼側インターネット電
話端末A15からユーザ情報の通知を呼制御サーバ17
に対し行い、呼制御サーバ17が予め設定された通信品
質レベルに応じた音声データ通信用ポート番号の通知を
行い、発呼側インターネット電話端末A15が呼制御サ
ーバ17に通知された音声データ通信用ポート番号を用
いてリアルタイム音声データの受信を行うことで、予め
登録された特定のユーザに対してのみ受信するインター
ネット電話の通信品質レベルを保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
に用いられるIP(Internet Protocol )パケット網を
介して双方向のリアルタイム音声通信を行うインターネ
ット電話システムにおける通信品質保証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のIPパケット
網上において、双方向で画像や音声をパケットデータと
してリアルタイムに送受信するインターネット電話が普
及し始めている。
【0003】インターネット電話用プロトコルとして
は、音声画像通信方式を規定したITU−T勧告H.3
23方式などが知られており、特に、H.323方式に
おけるインターネット電話システムでは、図11に示す
ように、端末となるインターネット電話1001,10
03と、ゲートキーパー(呼制御サーバ)1005とに
コンポーネントとして大別できる。
【0004】詳しくは、端末1001,1003は、イ
ンターネット電話としての通信機能を有するため、入力
されたアナログ音声をA/D変換によりディジタル化
し、これをG.729などの音声圧縮アルゴリズムによ
り圧縮した後に、IPパケット化してIPパケット網に
送出する。また、IPパケット化された音声データを受
信した後に、これをパケット組立して圧縮音声とし、こ
れを伸張してディジタル音声とした後に、D/A変換し
てアナログ音声を再生する。
【0005】一方、ゲートキーパー1005は、主とし
て端末の管理や通信開始時のアドレス解決を行う。これ
は、インターネット電話においては、端末の識別はIP
アドレスで行われるが、通常はIPアドレスを隠蔽し、
各端末が予めゲートキーパー1005に登録したニック
ネームや電話番号的な数字であるエリアスアドレスを用
いて通信を行うためである。
【0006】次に、図12を参照して、H.323方式
における通信時のシーケンス例を説明する。
【0007】発呼側端末となるインターネット電話10
01は、まず、ゲートキーパーに対し着呼側端末(イン
ターネット電話1003)のエリアスアドレスを含む参
加要求メッセージ(1)を送信する。なお、端末とゲー
トキーパー間のメッセージは、H.225.0において
RASメッセージとして規定されており、このRASメ
ッセージ用ポート番号は、H.225.0においてはデ
フォルト値が規定されている。
【0008】この参加要求メッセージを受信したゲート
キーパー1005は、着呼側端末のエリアスアドレスに
基づいて、予め登録されている着呼側端末のIPアドレ
スを検索し、通信を許可する場合には、着呼側端末のI
Pアドレスを含む参加確認メッセージ(2)を発呼側端
末1001に返送する。
【0009】次に、発呼側端末1001は、この参加確
認メッセージの中のIPアドレスの着呼側端末1003
に直接に呼設定メッセージ(3)を送信する。
【0010】ここで、着呼側端末1003が呼を受け入
れる場合は、やはりゲートキーパー1005に参加要求
メッセージ(4)を送り、ゲートキーパー1005から
参加確認メッセージ(5)を受信した後に、接続メッセ
ージ(6)を発呼側端末1001に返送する。なお、こ
の呼設定メッセージや接続メッセージ用ポート番号も、
H.245.0においてはデフォルト値が規定されてい
る。
【0011】その後、双方の端末は、H.245手順を
用いて双方の端末能力を交換し、マスター/スレーブの
決定を行い、リアルタイムデータ受信用ポート番号の通
知を行う。
【0012】ここで、H.245に用いられるメッセー
ジ交換用ポート番号は、自端末が受信用に使うポート番
号を、前記呼設定メッセージ及び接続メッセージに入れ
て互いに交換する。その後、双方の端末は、交換された
リアルタイムデータ受信用ポート番号に対し、音声など
リアルタイムデータパケットを送信し合うことで、イン
ターネット電話の通話が成立する。
【0013】しかしながら、インターネット電話用ネッ
トワークであるIPパケット網はベストエフォート型ネ
ットワークであり、大量のデータが同時にネットワーク
に流れた場合に、データの遅配・欠損などが生じ、イン
ターネット電話の音声の通信品質が著しく低下してしま
うといった問題があった。
【0014】この解決手法として、ネットワークレベル
で通信品質レベルを保証する手法が提案されている。例
えば、RFC2205で規定されるRSVP方式におい
ては、通信時に特定の通信データフローに対し、ネット
ワークリソースを予約することで、通信時の使用帯域を
保証することができる。
【0015】詳しくは、図13を参照して、RSVP方
式によるリソース予約の状況を説明する。
【0016】このRSVP方式では、予約する通信デー
タフローをフィルタで指定することができる。この機能
を使い、特定のIPアドレスをフィルタ指定することで
特定端末間の通信を保証することや、特定のポート番号
をフィルタ指定することで特定アプリケーション(例え
ば、インターネット電話)のみの通信を保証することな
どができる。
【0017】例えば、図13に示すように、ポート番号
(1000)を予約帯域として設定しておき、インター
ネット電話となる端末ではそのポートを用いて保証され
た帯域での通信を行うが、他のアプリケーションでは、
他のポート番号を用いるため、空いた帯域での通信を行
うことが可能になる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなネットワークレベルの通信品質保証方法は、インタ
ーネットアプリケーションとは別に独立したシステムの
構築が必要である。
【0019】このため、インターネット電話の通信にお
いて、独立したシステムを構築しなくとも、特定ユーザ
のインターネット電話通信に対して通信品質レベルを保
証しすることが望まれている。
【0020】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、予め登録された特定ユーザに対して
インターネット電話の通信品質レベルを保証することが
できるインターネット電話システムにおける通信品質保
証方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、呼制御サーバによりIPパケ
ット網を介してインターネット電話端末同士を接続し、
双方向の音声通信を行うインターネット電話システムで
あって、前記呼制御サーバは、特定ユーザのユーザ情報
を登録し、登録ユーザに対して保証すべきインターネッ
ト電話の通信品質レベルを設定し、インターネット電話
の通信品質レベルに対応したIPパケット網上のポート
番号を設定し、通信開始時に、発呼側のインターネット
電話端末から通知されたユーザ情報に基づいて、発呼側
ユーザが登録ユーザかどうかを照合し、発呼側ユーザが
登録ユーザである場合には予め設定されたインターネッ
ト電話の通信品質レベルに対応したポート番号を発呼側
インターネット電話端末に通知し、発呼側ユーザが登録
ユーザではない場合には他のポート番号を発呼側インタ
ーネット電話端末に通知することを要旨とする。
【0022】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、呼制御サーバによりIPパケット網を介してイ
ンターネット電話端末同士を接続し、双方向の音声通信
を行うインターネット電話システムであって、前記呼制
御サーバは、特定ユーザのユーザ情報を登録し、登録ユ
ーザに対して保証すべきインターネット電話の通信品質
レベルを設定し、インターネット電話の通信品質レベル
に対応したIPパケット網上のポート番号を設定し、通
信開始時に、発呼側のインターネット電話端末から通知
されたユーザ情報に基づいて、発呼側ユーザが登録ユー
ザかどうかを照合し、発呼側ユーザが登録ユーザである
場合には予め設定されたインターネット電話の通信品質
レベルに対応したポート番号を発呼側インターネット電
話端末に通知し、発呼側ユーザが登録ユーザではない場
合には他のポート番号を発呼側インターネット電話端末
に通知し、前記インターネット電話端末は、通信開始時
に、ユーザ情報を前記呼制御サーバに通知し、前記呼制
御サーバから通知されたポート番号を自端末の受信に用
いるポート番号として相手端末に通知することを要旨と
する。
【0023】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記インターネット電話端末は、通信開始時に
は、自端末に登録されたユーザ情報を呼制御サーバに通
知することを要旨とする。
【0024】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、アナログ交換網と前記IPパケット網との間で
相互接続を行うゲートウェイを備え、前記ゲートウェイ
は、前記インターネット電話端末の少なくとも一方がア
ナログ交換網に接続されている場合には、通信開始時
に、呼制御サーバに登録しておいたユーザ情報の入力を
このインターネット電話端末に要求し、入力されたユー
ザ情報を呼制御サーバに通知することを要旨とする。
【0025】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記呼制御サーバは、発呼側のインターネット
電話端末が予め登録されている登録ユーザであった場合
には、発呼側の相手先インターネット電話端末のアドレ
ス情報を一時的に記憶し、相手先インターネット電話端
末から接続許可要求があった場合に、相手先インターネ
ット電話端末のアドレス情報が一時的に記憶したアドレ
ス情報と一致したときに、設定されたポート番号を相手
先インターネット電話端末に送信することを要旨とす
る。
【0026】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記呼制御サーバは、相手先インターネット電
話端末が非登録ユーザであったときにも、設定されたポ
ート番号を相手先インターネット電話端末に送信するこ
とを要旨とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るインターネット電話システムにお
ける通信品質保証方法が適応可能なシステムの構成を示
す図である。
【0029】図1に示すように、IPパケット網11
は、ルータA13とルータB19を有しており、一方の
ルータA13を介して発呼側端末となるインターネット
電話端末A15と呼制御サーバ17が接続され、他方の
ルータB19を介して着呼側端末となるインターネット
電話端末B21が接続されている。なお、図1に示すI
Pパケット網11は、本実施の形態の特徴を説明するた
めの代表的な概念図の一つである。
【0030】IPパケット網11を構成するルータA1
3とルータB19は、ポート番号1000のパケットデ
ータフローに対しては帯域を保証し、それ以外のポート
番号のパケットデータフローに対しては保証しないとい
う設定がなされている。
【0031】図2は、登録ユーザとなるインターネット
電話端末A15に接続されているIPパケット網インタ
ーフェース装置23のブロック図を示す図である。
【0032】IPパケット網インターフェース装置23
は、インターネット電話プログラムがインストールされ
たパーソナルコンピュータや、それと同等の機能を有す
る専用端末などに接続可能であり、プロバイダなどにダ
イアルアップPPP接続する機能を含む例えばモデムで
ある。
【0033】ネットワークインターフェース部25は、
IPパケット網11とネットワークインターフェース層
において接続され、ビットパターンの交換を行う。
【0034】通信制御部27は、ネットワークインター
フェース層が提供するビット列に対して、音声データや
通信を制御するためのメッセージなどをパケット化/パ
ケット組立を行う。すなわち、通信制御部27は、音声
処理部29からの圧縮音声をIPパケット化してネット
ワークインターフェース部25を介してIPパケット網
11に送出する一方、ネットワークインターフェース部
25からのIPパケット化された音声データをパケット
組立して圧縮音声とし音声出力処理部39へ出力する。
【0035】音声入力処理部29は、マイク31で収集
したユーザのアナログ音声を入力する音声入力部33
と、このアナログ音声をA/D変換してディジタルデー
タ化するA/D変換部35と、このディジタルデータを
G.729などの音声圧縮アルゴリズムにより圧縮する
音声符号化部37とから構成されている。
【0036】音声出力処理部39は、通信制御部27で
受信された圧縮音声を伸張してディジタル音声に復号化
する音声復号化部41と、ディジタル音声をアナログ音
声にD/A変換するD/A変換部43と、このアナログ
音声を電力増幅してスピーカ47で再生する音声出力部
45とから構成されている。
【0037】IP電話機能制御部49は、ユーザ情報設
定部51、ユーザ情報記録部53、受信用ポート番号設
定部55から構成されている。ユーザ情報設定部51
は、使用ユーザの情報としてユーザIDとパスワードを
予め設定する。ユーザ情報記録部53は、ユーザ情報設
定部51からのユーザ情報を記録する。受信用ポート番
号設定部55は、呼制御サーバ17から通知された音声
データ通信用ポート番号を認識し、自端末の音声データ
パケット受信用ポート番号として、呼制御サーバ17よ
り通知されたこの音声データ通信用ポート番号を相手端
末に通知する。なお、IP電話機能制御部49は、通信
開始時に、ユーザIDやパスワードなどのユーザ情報を
呼制御サーバに通知する機能を有する。
【0038】装置制御部61は、IPパケット網インタ
ーフェース装置23を構成する各部の動作を制御する。
【0039】図3は、呼制御サーバ17のブロック図を
示す図である。
【0040】ネットワークインターフェース部71は、
IPパケット網11とネットワークインターフェース層
において接続され、ビットパターンの交換を行う。通信
制御部73は、ネットワークインターフェース層が提供
するビット列に対して、呼を確立するための制御メッセ
ージなどの通信を制御する。
【0041】ユーザ登録部75は、特定のユーザのユー
ザIDやパスワードを登録ユーザとして設定情報記録部
81に登録させる。保証通信レベル設定部77は、登録
ユーザに対し保証するインターネット電話の通信品質レ
ベルを設定する。
【0042】通信用ポート番号設定部79は、保証する
インターネット電話の通信品質レベルに対応した音声デ
ータ通信用ポート番号を設定する。すなわち、通信用ポ
ート番号設定部79は、通信品質レベルを保証する受信
側のユーザ用通信ポート番号を例えば1000と設定
し、通信品質レベルを保証しない受信側のユーザ用通信
ポート番号を例えば1500と設定して設定情報記録部
81に記録する。設定情報記録部81は、上述した各種
設定情報を記録する。
【0043】また、呼制御サーバ17に設けられたコマ
ンド制御部83は、通信開始時に、発呼側のインターネ
ット電話端末15から通知されたユーザIDなどのユー
ザ情報を認識し、発呼側ユーザが予め設定情報記録部8
1に登録されたユーザかどうかの照合を行う機能と、照
合したユーザ情報が登録ユーザである場合には設定され
たインターネット電話通信の通信品質レベルに対応した
受信側の音声データ通信用ポート番号を発呼側インター
ネット電話端末に通知し、登録ユーザではない場合には
それ以外の音声データ通信用ポート番号を発呼側インタ
ーネット電話端末に通知する機能を有する。
【0044】端末・GW検索部85は、後述する端末・
GW管理テーブル87から予め登録されているIPアド
レスやエリアスアドレスを検索する。端末・GW管理テ
ーブル87は、インターネット電話端末を管理するた
め、インターネット電話端末をIPアドレスや、IPア
ドレスを隠蔽して各端末が予め登録したニックネームや
電話番号的な数字であるエリアスアドレスを記録するテ
ーブルである。装置制御部89は、呼制御サーバ17を
構成する各部の動作を制御する。
【0045】次に、図4に示す伝送制御手順を参照し
て、インターネット電話システムにおける通信品質保証
方法を説明する。
【0046】第1の実施の形態では、インターネット電
話端末15としてインターネット電話機能を有するソフ
トウェアをインストールした汎用パーソナルコンピュー
タを用い、この端末に接続されているIPパケット網イ
ンターフェース装置23に予め設定された発呼側端末ユ
ーザ情報に基づいて、IPパケット網11の通信品質レ
ベル及びポート番号の決定を行う場合について説明する
こととする。
【0047】まず、ステップS110では、インターネ
ット電話端末A15が、相手先インターネット電話端末
B21への発呼操作を行う。このインターネット電話端
末A15は、発呼時に、ユーザ情報設定部51において
設定されたユーザIDやパスワード等のユーザ情報を参
加要求メッセージ中に付加して呼制御サーバ17へ送信
する。
【0048】そして、インターネット電話端末A15か
らの参加要求メッセージを受信した呼制御サーバ17
は、この参加要求メッセージ中から発呼ユーザのユーザ
情報を取得する。この取得した発呼ユーザのユーザ情報
に基づいて設定情報記録部81から検索を行い、インタ
ーネット電話要求A15のユーザが登録ユーザであると
認識した場合、予め設定されたこのユーザの通信品質レ
ベルを設定情報記録部81から検索し、該当する通信品
質レベルの受信側の通信用ポート番号(1000)を取
得する。そして、ステップS120では、コマンド制御
部83が取得した受信側の通信用ポート番号(100
0)を参加確認メッセージに付加してインターネット電
話端末A15に返送する。
【0049】次に、ステップS130では、インターネ
ット電話端末A15では、受信用ポート番号設定部55
にて、呼制御サーバ17から受信した参加確認メッセー
ジ中のポート番号(1000)を自端末の受信用ポート
番号として設定し、インターネット電話端末B21への
発呼メッセージを送信する。この結果、インターネット
電話端末B21は、インターネット電話端末A15の受
信用ポート番号(1000)を確認することができる。
【0050】次に、ステップS140では、インターネ
ット電話端末A15からの発呼メッセージを受信したイ
ンターネット端末B21は、自端末に設定されたユーザ
情報を付加した参加要求メッセージを呼制御サーバ17
に送信する。
【0051】次に、呼制御サーバ17は、インターネッ
ト端末B21のユーザ情報を設定情報記録部81から検
索するが、インターネット電話端末B21のユーザが登
録されていないため、ステップS150では、通信品質
を保証しないユーザ用通信ポート番号(1500)を参
加確認メッセージに付加してインターネット電話端末B
21に返送する。
【0052】次に、ステップS160では、インターネ
ット電話端末B21は、この参加確認メッセージ中に付
加されたポート番号(1500)を自端末の受信用ポー
ト番号として接続メッセージ内に設定し、発呼側である
インターネット電話端末A15に送信する。
【0053】この結果、ステップS170では、登録ユ
ーザであるインターネット電話端末A15の音声パケッ
トは通信品質の保証されないポート番号(1500)で
非登録ユーザであるインターネット電話端末B21に送
信され、一方、非登録ユーザであるインターネット電話
端末B21の音声パケットは通信品質の保証されたポー
ト番号(1000)を用いて登録ユーザであるインター
ネット電話端末A15に送信される音声通信が可能とな
る。
【0054】従って、登録ユーザの聞く音声は音質が保
証されるが、非登録ユーザが聞く音声の通信品質は保証
されないことになる。
【0055】このように、通信開始時に、発呼側インタ
ーネット電話端末A15からユーザ情報の通知を呼制御
サーバ17に対し行い、呼制御サーバ17が予め設定さ
れた通信品質レベルに応じた音声データ通信用ポート番
号の通知を行い、発呼側インターネット電話端末A15
が呼制御サーバ17に通知された音声データ通信用ポー
ト番号を用いてリアルタイム音声データの受信を行うこ
とで、予め登録された特定のユーザに対してのみ受信す
るインターネット電話の通信品質レベルを保証し、非登
録ユーザに対しては保証しない、といったインターネッ
ト電話におけるユーザ別の通話品質保証サービスを提供
することが実現可能になる。
【0056】また、インターネット電話端末A15が、
通信開始時に、自端末に登録されたユーザ情報を呼制御
サーバ17に通知することで、このインターネット電話
端末A15に対して、インターネット電話の通信品質レ
ベルを保証させることができる。
【0057】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係るインターネット電話システムにお
ける通信品質保証方法が適応可能なシステムの構成を示
す図である。なお、第2の実施の形態は、図1に示す第
1の実施の形態に対応するシステムと同様の基本的構成
を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、
その説明を省略することとする。
【0058】図5に示すように、IPパケット網11に
は、ルータA13を介して呼制御サーバ17とゲートウ
ェイ91が接続されており、このゲートウェイ91を介
してアナログ交換網93が接続されている。さらに、ア
ナログ交換網93を介して登録ユーザの電話端末95が
接続されている。
【0059】次に、図6は、ゲートウェイ91の構成を
示すブロック図である。なお、ゲートウェイ91は、図
2に示すIPパケット網インターフェース装置23と同
様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一
の符号を付し、その説明を省略することとする。
【0060】ゲートウェイ91は、異なる通信プロトコ
ルのシステムや通信網を相互接続するための装置であ
り、図6に示すように、アナログ交換網とIPパケット
網の間で相互接続を行う。
【0061】ネットワークインターフェース部101
は、アナログ交換網93と物理層において接続され、ア
ナログ音声信号の交換を行う。
【0062】通信制御部103は、物理層が提供するア
ナログ音声信号を音声入力処理部29に出力するととも
に、音声出力処理部39からのアナログ音声信号を物理
層に出力する。また、通信制御部103は、アナログ交
換網93の伝送制御手順に従って伝送制御信号を生成/
判別して通信を制御するとともに、アナログ交換網93
からのPB信号をIP電話機能制御部105に引き渡
す。
【0063】IP電話機能制御部105には、本実施の
形態の特徴として、ユーザ情報確認部107、ユーザ情
報設定部109、受信用ポート信号設定部111が設け
られている。
【0064】ユーザ情報確認部107は、発呼の着信に
応じてユーザ情報であるユーザIDとパスワードの入力
を電話端末95に要求する。ユーザ情報設定部109
は、電話端末95から入力されたユーザ情報を参加要求
メッセージに付加して呼制御サーバ17へ送信する。受
信用ポート番号設定部111は、呼制御サーバ17から
受信した参加確認メッセージ中のポート番号を電話端末
95の受信用ポート番号として設定する。
【0065】装置制御部113は、ゲートウェイ91を
構成する各部の動作を制御する。
【0066】次に、図7に示す伝送制御手順を参照し
て、インターネット電話システムにおける通信品質保証
方法を説明する。
【0067】第2の実施の形態では、発呼側クライアン
トとしてゲートウェイ91にアナログ交換網93を介し
て接続した電話端末95を用い、発呼側ユーザによりそ
の時点で入力されたユーザ情報に基づいて、通信品質レ
ベル及びポート番号の決定を行う場合について説明する
こととする。
【0068】まず、ステップS210では、電話端末9
5が操作され、アナログ交換網93を介してゲートウェ
イ91に電話がかけられる。
【0069】次に、ステップS220では、この発呼を
着信したゲートウェイ91では、ユーザ情報確認部10
7がユーザ情報となるユーザIDとパスワードの入力を
電話端末95に要求する。
【0070】次に、ステップS230では、電話端末9
5に設けられたプッシュボタンが押され、PB信号によ
りユーザ情報が入力されゲートウェイ91に送信され
る。
【0071】そして、ゲートウェイ91は、このPB信
号を受信解析する。そして、ステップS240では、入
力された電話端末95のユーザ情報をユーザ情報設定部
109において参加要求メッセージに付加して呼制御サ
ーバ17へ送信する。
【0072】次に、ゲートウェイ91から参加要求メッ
セージを受信した呼制御サーバ17は、受信した参加要
求メッセージ中から発呼ユーザのユーザ情報を取得す
る。この取得した発呼ユーザ情報に基づいて設定情報記
録部81から検索を行い、電話端末95のユーザが登録
ユーザであると認識した場合、予め設定されたユーザの
通信品質レベルをさらに設定情報記録部81から検索
し、通信品質レベルの通信ポート番号(1000)を取
得する。そして、ステップS250では、取得した通信
用ポート番号(1000)を参加確認メッセージに付加
してゲートウェイ91に返送する。
【0073】次に、ゲートウェイ91は、受信用ポート
番号設定部111において呼制御サーバ17から受信し
た参加確認メッセージ中のポート番号(1000)を自
端末の受信用ポート番号として設定する。そして、ステ
ップS260では、インターネット電話端末21へ発呼
メッセージを送信する。
【0074】次に、ステップS270では、ゲートウェ
イ91からの発呼メッセージを受信したインターネット
電話端末21は、自端末に設定されたユーザ情報を付加
した参加要求メッセージを呼制御サーバ17に送信す
る。
【0075】呼制御サーバ17は、インターネット電話
端末21のユーザ情報を設定情報記録部81から検索す
る。しかし、呼制御サーバ17にはインターネット電話
端末21のユーザが登録されていないため、ステップS
280では、通信品質レベルを保証しないユーザ用通信
ポート番号(1500)を参加確認メッセージに付加し
てインターネット電話端末21に返送する。
【0076】次に、ステップS290では、インターネ
ット電話端末21は、この参加確認メッセージ中に付加
されたポート番号(1500)を自端末の受信用ポート
番号として接続メッセージ内に設定し、発呼側であるゲ
ートウェイ91に送信する。
【0077】この結果、ステップS300では、登録ユ
ーザである電話端末95の音声は、ゲートウェイで音声
パケット化され、通信品質レベルの保証されないポート
番号(1500)を介して非登録ユーザであるインター
ネット電話端末21に送信される。一方、非登録ユーザ
であるインターネット電話端末21の音声は、通信品質
レベルが保証されたポート番号(1000)を介してゲ
ートウェイ91へ送信され、アナログ信号に変換され、
登録ユーザである電話端末95へ送信される。
【0078】従って、登録ユーザである電話端末95の
聞く音声は通信品質レベルが保証されるが、非登録ユー
ザであるインターネット電話端末21が聞く音声は通信
品質レベルが保証されないこととなる。
【0079】このように、アナログ交換網93とIPパ
ケット網11との間で相互接続を行うゲートウェイ91
を備え、ゲートウェイ91が、電話端末95の少なくと
も一方がアナログ交換網93に接続されている場合に
は、通信開始時に、呼制御サーバ17に登録しておいた
ユーザ情報の入力をこの電話端末95に要求し、入力さ
れたユーザ情報を呼制御サーバ17に通知することで、
この電話端末95に対して、インターネット電話の通信
品質レベルを保証させることができる。
【0080】(第3の実施の形態)図8は、本発明の第
3の実施の形態に係るインターネット電話システムにお
ける通信品質保証方法が適応可能なシステムの構成を示
す図である。なお、第3の実施の形態は、図1に示す第
1の実施の形態に対応するシステムと同様の基本的構成
を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、
その説明を省略することとする。
【0081】図8に示すように、IPパケット網11に
は、一方のルータA13を介して発呼側端末となるイン
ターネット電話端末A15と呼制御サーバ121が接続
されている。
【0082】図9は、呼制御サーバ121の構成を示す
ブロック図である。なお、呼制御サーバ121は、図3
に示す呼制御サーバ17と同様の基本的構成を有してお
り、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を
省略することとする。呼制御サーバ121の特徴は、相
手先アドレスを一時的に記憶する相手先ユーザ記憶部1
23を設けたことにある。
【0083】次に、図10に示す伝送制御手順を参照し
て、インターネット電話システムにおける通信品質保証
方法を説明する。
【0084】第3の実施の形態では、インターネット電
話端末15としてインターネット電話機能を有するソフ
トウェアをインストールした汎用パーソナルコンピュー
タを用い、発呼側ユーザが登録ユーザだった場合に、送
受信の双方向での音声の通信品質レベルを保証する場合
について説明することとする。
【0085】まず、ステップS410では、インターネ
ット電話端末A15が相手先インターネット電話端末B
21へ発呼操作を行なう。インターネット電話端末A1
5は、発呼時に、ユーザ情報設定部903において設定
されたユーザIDとパスワードなどのユーザ情報を参加
要求メッセージの中に付加して呼制御サーバ121へ送
信する。また、この参加要求メッセージ中には、相手先
であるインターネット電話端末B21のアドレス情報が
付加されている。
【0086】そして、インターネット電話端末A15か
らの参加要求メッセージを受信した呼制御サーバ121
は、受信した参加要求メッセージ中に付加されたユーザ
情報から発呼ユーザのユーザ情報を取得する。そして、
取得した発呼ユーザ情報に基づいて設定情報記録部81
から検索を行い、インターネット電話端末A15のユー
ザが登録ユーザであると認識した場合、予め設定された
通信品質レベルをさらに設定情報記録部81から検索
し、「送受信とも保証する」レベルであると認識する。
【0087】そして、呼制御サーバ121は、登録ユー
ザがこの通信品質レベルの場合には、参加要求メッセー
ジ中から相手先アドレスを取得し、相手先ユーザ記憶部
123に一時的に記憶する。そして、ステップS420
では、通信品質レベルを保証する場合の通信用ポート番
号(1000)を参加確認メッセージに付加してインタ
ーネット電話端末A15に返送する。
【0088】次に、発呼側インターネット電話端末A1
5は、呼制御サーバ121から受信した参加確認メッセ
ージ中のポート番号(1000)を自端末の受信用ポー
ト番号として設定し、ステップS430では、インター
ネット電話端末B21へ発呼メッセージを送信する。
【0089】次に、ステップS440では、インターネ
ット電話端末A15からの発呼メッセージを受信したイ
ンターネット電話端末B21は、自端末に設定されたユ
ーザ情報と共にアドレス情報を参加要求メッセージに付
加して呼制御サーバ121へ送信する。
【0090】ここで、呼制御サーバ121は、インター
ネット電話端末B21のユーザ情報を設定情報記録部8
1から検索し、インターネット電話端末B21のユーザ
が登録ユーザではないことが分かる。そして、呼制御サ
ーバ121は、インターネット電話端末B21のアドレ
ス情報に基づいて相手先ユーザ記憶部908を検索し、
インターネット電話端末B21のユーザが、登録ユーザ
であるインターネット電話端末A15のユーザが現在通
信を希望している相手先であることを認識する。
【0091】そこで、呼制御サーバ121は、ステップ
S450では、インターネット電話端末B21へ返送す
る参加確認メッセージ中に付加する通信用ポート番号と
して、通信品質レベルを保証する通信用ポート番号(1
000)を入れてインターネット電話端末B21へ返送
する。そして、呼制御サーバ121は、インターネット
電話端末B21に参加確認メッセージを送信した時点
で、相手先ユーザ記憶部123に一時的に記憶した相手
先端末のアドレス情報を削除する。
【0092】次に、ステップS460では、参加確認メ
ッセージを受信したインターネット電話端末B21で
は、参加確認メッセージ中のポート番号(1000)を
自端末の受信用ポート番号として接続メッセージに付加
し、インターネット電話端末A15へ送信する。
【0093】この結果、ステップS470では、登録ユ
ーザであるインターネット電話端末A15の音声パケッ
トは通信品質レベルの保証されたポート番号(100
0)で送信され、非登録ユーザであるインターネット電
話端末B21の音声パケットも通信品質レベルの保証さ
れたポート番号(1000)で送信される音声通信が可
能となる。
【0094】従って、発呼側であるインターネット電話
端末A15のユーザが登録ユーザであった場合には、相
手側のユーザが非登録であった場合でも、送受信の双方
向の音声の通信品質レベルが保証されることとなる。
【0095】このように、呼制御サーバ121が、発呼
側のインターネット電話端末15が予め登録されている
登録ユーザであった場合には、発呼側の相手先インター
ネット電話端末21のアドレス情報を一時的に相手先ユ
ーザ記憶部123に記憶し、相手先インターネット電話
端末21から接続許可要求があった場合に、相手先イン
ターネット電話端末21のアドレス情報が一時的に記憶
したアドレス情報と一致したときに、設定されたポート
番号を相手先インターネット電話端末21に送信するこ
とで、発呼側であるインターネット電話端末15のユー
ザが登録ユーザであった場合には、送受信の双方向の音
声の通信品質レベルを保証することができる。
【0096】また、呼制御サーバ121は、相手先イン
ターネット電話端末21が非登録ユーザであったときに
も、設定されたポート番号を相手先インターネット電話
端末21に送信することで、相手側のユーザが非登録で
あった場合でも、送受信の双方向の音声の通信品質レベ
ルを保証することができる。
【0097】
【発明の効果】請求項1又は2記載の本発明によれば、
呼制御サーバが、特定ユーザのユーザ情報を登録し、登
録ユーザに対して保証すべきインターネット電話の通信
品質レベルを設定し、インターネット電話の通信品質レ
ベルに対応したIPパケット網上のポート番号を設定
し、通信開始時に、発呼側のインターネット電話端末か
ら通知されたユーザ情報に基づいて、発呼側ユーザが登
録ユーザかどうかを照合し、発呼側ユーザが登録ユーザ
である場合には予め設定されたインターネット電話の通
信品質レベルに対応したポート番号を発呼側インターネ
ット電話端末に通知し、発呼側ユーザが登録ユーザでは
ない場合には他のポート番号を発呼側インターネット電
話端末に通知する一方、インターネット電話端末が、通
信開始時に、ユーザ情報を呼制御サーバに通知し、呼制
御サーバから通知されたポート番号を自端末の受信に用
いるポート番号として相手端末に通知することで、予め
登録された特定のユーザに対してのみ受信するインター
ネット電話の通信品質レベルを保証し、非登録ユーザに
対しては保証しない、といったインターネット電話にお
けるユーザ別の通話品質保証サービスを提供することが
できる。
【0098】また、請求項3記載の本発明によれば、イ
ンターネット電話端末が、通信開始時に、自端末に登録
されたユーザ情報を呼制御サーバに通知することで、こ
のインターネット電話端末に対して、インターネット電
話の通信品質レベルを保証させることができる。
【0099】また、請求項4記載の本発明によれば、ア
ナログ交換網とIPパケット網との間で相互接続を行う
ゲートウェイを備え、ゲートウェイが、インターネット
電話端末の少なくとも一方がアナログ交換網に接続され
ている場合には、通信開始時に、呼制御サーバに登録し
ておいたユーザ情報の入力をこのインターネット電話端
末に要求し、入力されたユーザ情報を呼制御サーバに通
知することで、このインターネット電話端末に対して、
インターネット電話の通信品質レベルを保証させること
ができる。
【0100】また、請求項5記載の本発明によれば、呼
制御サーバが、発呼側のインターネット電話端末が予め
登録されている登録ユーザであった場合には、発呼側の
相手先インターネット電話端末のアドレス情報を一時的
に記憶し、相手先インターネット電話端末から接続許可
要求があった場合に、相手先インターネット電話端末の
アドレス情報が一時的に記憶したアドレス情報と一致し
たときに、設定されたポート番号を相手先インターネッ
ト電話端末に送信することで、発呼側であるインターネ
ット電話端末のユーザが登録ユーザであった場合には、
送受信の双方向の音声の通信品質レベルを保証すること
ができる。
【0101】また、請求項6記載の本発明によれば、呼
制御サーバは、相手先インターネット電話端末が非登録
ユーザであったときにも、設定されたポート番号を相手
先インターネット電話端末に送信することで、相手側の
ユーザが非登録であった場合でも、送受信の双方向の音
声の通信品質レベルを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインターネッ
ト電話システムにおける通信品質保証方法が適応可能な
システムの構成を示す図である。
【図2】登録ユーザとなるインターネット電話端末A1
5に接続されているIPパケット網インターフェース装
置23のブロック図を示す図である。
【図3】呼制御サーバ17のブロック図を示す図であ
る。
【図4】第1の実施の形態に係わるインターネット電話
システムにおける通信品質保証方法を説明するための伝
送制御手順を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るインターネッ
ト電話システムにおける通信品質保証方法に適応可能な
システムの構成を示す図である。
【図6】ゲートウェイ91の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】第2の実施の形態に係わるインターネット電話
システムにおける通信品質保証方法を説明するための伝
送制御手順を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るインターネッ
ト電話システムにおける通信品質保証方法が適応可能な
システムの構成を示す図である。
【図9】呼制御サーバ121の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】第3の実施の形態に係わるインターネット電
話システムにおける通信品質保証方法を説明するための
伝送制御手順を示す図である。
【図11】従来の技術として、2つのインターネット電
話端末がIPパケット網を介して相互にインターネット
電話通信を行うシステムを示す図である。
【図12】従来のH.323方式における通信時のシー
ケンス例を示す図である。
【図13】従来のRSVP方式によるリソース予約の状
況を示す図である。
【符号の説明】
11 IPパケット網 13 ルータA 15 インターネット電話端末A 17121 呼制御サーバ 19 ルータB 21 インターネット電話端末B 23 IPパケット網インターフェース装置23 25 ネットワークインターフェース部 27,73,103 通信制御部 29 音声処理部 39 音声出力処理部 49,105 IP電話機能制御部 51 ユーザ情報設定部 53 ユーザ情報記録部 55 受信用ポート番号設定部 61,89,113 装置制御部 71 ネットワークインターフェース部 75 ユーザ登録部 79 通信用ポート番号設定部 81 設定情報記録部 83 コマンド制御部 85 端末・GW検索部 87 端末・GW管理テーブル 91 ゲートウェイ 93 アナログ交換網 101 ネットワークインターフェース部 107 ユーザ情報確認部 109 ユーザ情報設定部 111 受信用ポート信号設定部 123 相手先ユーザ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 大 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 永嶋 美雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 青木 仁志 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 八木 秀俊 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA14 HA08 HB01 HC01 HD03 HD05 JT01 KA04 LA08 LB02 MB04 5K051 AA02 BB01 CC01 JJ13 9A001 BB03 BB04 CC03 DD10 EE02 EE05 FF03 HH18 JJ18 JJ25 JJ27 KK56 LL02 LL03 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼制御サーバによりIPパケット網を介
    してインターネット電話端末同士を接続し、双方向の音
    声通信を行うインターネット電話システムであって、 前記呼制御サーバは、 特定ユーザのユーザ情報を登録し、 登録ユーザに対して保証すべきインターネット電話の通
    信品質レベルを設定し、 インターネット電話の通信品質レベルに対応したIPパ
    ケット網上のポート番号を設定し、 通信開始時に、発呼側のインターネット電話端末から通
    知されたユーザ情報に基づいて、発呼側ユーザが登録ユ
    ーザかどうかを照合し、 発呼側ユーザが登録ユーザである場合には予め設定され
    たインターネット電話の通信品質レベルに対応したポー
    ト番号を発呼側インターネット電話端末に通知し、 発呼側ユーザが登録ユーザではない場合には他のポート
    番号を発呼側インターネット電話端末に通知することを
    特徴とするインターネット電話システムにおける通信品
    質保証方法。
  2. 【請求項2】 呼制御サーバによりIPパケット網を介
    してインターネット電話端末同士を接続し、双方向の音
    声通信を行うインターネット電話システムであって、 前記呼制御サーバは、 特定ユーザのユーザ情報を登録し、 登録ユーザに対して保証すべきインターネット電話の通
    信品質レベルを設定し、 インターネット電話の通信品質レベルに対応したIPパ
    ケット網上のポート番号を設定し、 通信開始時に、発呼側のインターネット電話端末から通
    知されたユーザ情報に基づいて、発呼側ユーザが登録ユ
    ーザかどうかを照合し、 発呼側ユーザが登録ユーザである場合には予め設定され
    たインターネット電話の通信品質レベルに対応したポー
    ト番号を発呼側インターネット電話端末に通知し、 発呼側ユーザが登録ユーザではない場合には他のポート
    番号を発呼側インターネット電話端末に通知し、 前記インターネット電話端末は、 通信開始時に、ユーザ情報を前記呼制御サーバに通知
    し、 前記呼制御サーバから通知されたポート番号を自端末の
    受信に用いるポート番号として相手端末に通知すること
    を特徴とするインターネット電話システムにおける通信
    品質保証方法。
  3. 【請求項3】 前記インターネット電話端末は、 通信開始時には、自端末に登録されたユーザ情報を呼制
    御サーバに通知することを特徴とする請求項1又は2記
    載のインターネット電話システムにおける通信品質保証
    方法。
  4. 【請求項4】 アナログ交換網と前記IPパケット網と
    の間で相互接続を行うゲートウェイを備え、 前記ゲートウェイは、 前記インターネット電話端末の少なくとも一方がアナロ
    グ交換網に接続されている場合には、通信開始時に、呼
    制御サーバに登録しておいたユーザ情報の入力をこのイ
    ンターネット電話端末に要求し、 入力されたユーザ情報を呼制御サーバに通知することを
    特徴とする請求項1又は2記載のインターネット電話シ
    ステムにおける通話品質保証方法。
  5. 【請求項5】 前記呼制御サーバは、 発呼側のインターネット電話端末が予め登録されている
    登録ユーザであった場合には、発呼側の相手先インター
    ネット電話端末のアドレス情報を一時的に記憶し、 相手先インターネット電話端末から接続許可要求があっ
    た場合に、相手先インターネット電話端末のアドレス情
    報が一時的に記憶したアドレス情報と一致したときに、
    設定されたポート番号を相手先インターネット電話端末
    に送信することを特徴とする請求項1又は2記載のイン
    ターネット電話システムにおける通話品質保証方法。
  6. 【請求項6】 前記呼制御サーバは、 相手先インターネット電話端末が非登録ユーザであった
    ときにも、設定されたポート番号を相手先インターネッ
    ト電話端末に送信することを特徴とする請求項5記載の
    インターネット電話システムにおける通話品質保証方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475186B1 (ko) * 2002-12-02 2005-03-10 삼성전자주식회사 접속 설정 프로토콜을 이용한 단말 장치의 등록 방법

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KR100475186B1 (ko) * 2002-12-02 2005-03-10 삼성전자주식회사 접속 설정 프로토콜을 이용한 단말 장치의 등록 방법

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